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やがて寂しき花火かな/独立不羈たる中央銀行・・金融の闇で蠢く花火師たち
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/425.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 8 月 27 日 07:05:08: EVQc6rJP..8E.
 

http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-411.html

私が仮寓する別宅は都市部の郊外に位置しているので、鄙(ひな)びた景色も散在するのです。 指呼の距離にある遊園地で8月中の毎週末に打ち上げられる花火の轟(とどろき)は、けたたましくも夏の風情を運ぶだけでなく、不測の事態にも動じぬ肝を練る効能があるのかもしれません。

****The Next One Will Be The Big One
****次のはデカいよ

◆どうして誰もが金融システムは安定していると言う事ができるのか、私には理解できない。 事実は、決して上手くバランスが取れて安定しているという訳では無い。 金融の断崖へと牽引する欧州と共に、西側世界は危機の中にある。 欧州の中の国を一つ取り上げてみて欲しい。 フランス、ギリシャ、スペイン又はイタリアの全てが、次の金融パニックを引き起こし得る。 このスパイラル状態の金融危機に関する報告の中で、私が一体どれ程多く「崩壊」という言葉を耳にした或いは目にしたのか判らない。 月曜日に、ドイツのメディア大手であるデル・シュピーゲルは、「投資家達がユーロの崩壊に備えている」という見出しを飾った。 「銀行、企業そして投資家達は、ユーロの崩壊に対して自ら備えつつある。 国境を越えた銀行融資は激減し、資産マネージャー達は欧州を避けており、マネーはドイツの不動産及び債券に流れ混んでいる。 アメリカも債務問題を抱えている為にユーロはドルに対して安定を保っている。 しかしユーロと異なり、ドルの構造は疑問視されていない。」という内容を記事が伝えている。(デル・シュピーゲルの記事全文はこちら) もしユーロが倒れたら、恐らく短期的な急上昇の後にドルも追随するだろう。 これは正に、金融システムの脆さに関する多くの最近の事例の一つである。

余りにも多くの債務があり、それを賄う為の税収或いは経済成長或は不十分である。 これは、この惑星上の殆ど何処でも同じである。 この問題を解決しようと、(各国の)政府はマネーを印刷している。 ($50億の運用資産を持つ)マッターホルン・アセット・マネージメントの創設者イーゴン・フォン・グライアーツが今週語った、「これが、欧州、米国、英国そして日本でマネーの印刷が保証されている理由なのです。 大きな財政赤字と増加する債務を抱えている国が長期的には決して富を創り出さないという事を、歴史が私達に教えてくれます。 富は決してマネーを印刷する事で創り出されず、これまでと同様に今回も、それは金融崩壊へと繋がるのです。 今回の金融崩壊は全世界的な規模となるでしょう。」(KWNとして知られる King World News が提供するインタビューの全編を読む/聞くには、ここをクリック)

歯に衣を着せぬ欧州議会メンバーのナイジェル・ファラージも、近づきつつある新たな災難を恐れている。 つい先週に彼は語った、「更に私を怯えさせるのはユーロではありません。 私を怯えさせるのは厳しい水準の債務額であり、もし政府が彼等を救済したいと思っても我々が直面するかもしれない深刻なトラブルを西側世界にある我々の銀行の多くが抱えているという事であり、その問題はもっと大きくなるのです。 ですから、ある時点で本当に劇的な銀行の崩壊があるという事を私は甘く見ないのです。」(KWNのインタビュー全編はここをクリック)

次の崩壊は、2008年のメルトダウンを浜辺での一日であるかの様にしてしまうだろう。 ウィリアム・ブラック教授によると、それは数学的な確実性を持っている。 ブラックは、貯蓄貸付スキャンダルを収拾させた元銀行監督責任者である。 彼は又、法律と経済両分野の教授であり、我々が「再発して激化する金融危機」を抱えている理由を研究している。 今週のインタビューにおいて彼は私に語ってくれた、「...何れの危機も震度の桁を大きくしているのです。 貯蓄貸付の混乱は概ね$1500億でした。 エンロンの時代の詐欺とハイテク・ブームの崩壊は6−7兆ドルでした。 (2007−2008年のメルトダウンにおいて)家計部門は11兆ドルを失いました。」(ブラック教授のインタビューの全編はここをクリック) もしTARPの$7千億、$8千億以上の刺激策、2014年までのゼロ金利、投資銀行に対するFDICの預金保険、納税者達による「大きすぎて潰せない」銀行への暗黙裡の保証及び世界を救済する為のFRBによる$16.1兆の注入を加えると‐とてつもない危機となる。 ブラック教授によると、銀行屋達は「損失を免れながらこれらの詐欺を行う」ので、次の災難は前回のものよりも「震度の桁」が大きくなるのだ。(嘘つき融資、これらの融資を束にした証券詐欺、格付け詐欺、そして差し押さえ詐欺やその他の捏造及び偽証を、ブラックは指し示している。)

これは主として、全ての債務と爆発的な救済を許した腐敗政治家達を買収した強欲な銀行家達の失敗である。 政治家達は金融システムの安定化を最優先にすると貴方は考えるであろう。 結局のところ、それは権力を保持する為の礎石なのだ。 リビアのカダフィを見なさい。 貴方は彼が嫌いかもしれないが、彼が40年間権力の座に留まっていたのには理由がある。 安定した金融システムが無ければ、彼はそれを成しえなかったのだ。(彼は又、144トンのゴールドの上に坐していたのである。 それは、特にリビアの様な規模の国にとって大きな安全性となる。) 従って、貴方が独裁者であろうと民主主義者であろうと、崩壊の可能性がゼロである堅牢なシステムを望む事になるのだ。

ブラック教授は語る、「私達は災害を迎える為に毎日サイコロを転がしているのです。」 一言で表すと、次に来るのは大きなものであり、それは警告を伴うこと無く何時でも起こり得るのだ。

****************************
今年も各地で開催された花火大会に多くの馬鹿っプルの方々が繰り出したのでしょうね。 「ウフッ」「エヘヘ」等という意味不明な嘆声を発しながら、お馬鹿な若き男女は花火見物の後の行動を想像しつつ空を見上げるのでしょう。
(ヒュルルルルルルルル......)
「おぉ、今度はでかいぞ、尺玉だ!。」


■独立不羈たる中央銀行
http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-410.html

最近はチョット怪しい情報の分析に偏向していたと感じるので、少しマジメに「不真面目な方々」の問題も考察してみるのです。

Central Banks, The Veil Of Secrecy, A Hotbed of Corruption, And Now Another One Got Ensnared
中央銀行、秘密のベール、腐敗の温床、そして今度は別の者が陥れられた。

◆中央銀行は、「独立」すると共に、自らを秘密の中に覆い隠す様に設計されている。 しかし彼等は、マネーの事となると「無限」で強大な力を持ち、それを彼等の子分達である銀行の利益の為に統御するのだ。 そして彼等の秘密のベールの背後に隠しているのは殆ど表面に浸み出てこないペテンであるが、彼等が行動する時、それらは益々酷くなるのだ。 そして最新の行為は浅ましい贈収賄であり、これまで二つの子会社内に殆ど封じ込められていた事が明らかとなったオーストラリア中央銀行(RBA)のリベート・スキャンダルである。

RBAとイノーヴィア・フィルムが共同所有するセキュアレンシー・インターナショナルPty.Ltdは、27ヶ国で使用されているオーストラリアの銀行券(紙幣)技術としてポリマー材料を開発している。 RBAが全額出資するノート・プリント・オーストラリア(NPA)は、ポリマー製銀行紙幣を製造している。 2009年5月にAge新聞がスキャンダルを暴いた:銀行紙幣製造契約の競争に勝つ為、セキュアレンシーとNPAの8名の元幹部達は、マレーシアの武器取引業者を含む仲介人を通じて1999年から2004年の間にベトナム、マレーシア、そしてインドネシアの政府職員達への贈収賄及びリベートとして数百万ドルを支払った。 激しい騒動に対処する事を余儀なくされ、セキュアレンシーはオーストラリア連邦警察に捜査を依頼した。

遅々とした対応で2年を費やした後、そして何かを行わねばならないという国際的な圧力に応じて、最終的に連邦警察はセキュアレンシー及びNPAの6名の元幹部を2011年7月に逮捕したのだが‐これはオーストラリアで初の外国贈収賄法の下における起訴となる。

2012年8月19日、セキュアレンシーの元最高財務責任者デイビッド・エラリーは、虚偽会計に関する罪を認め‐彼はマレーシアの仲介人への$79502の支払いの隠蔽を認めた‐そして6ヶ月の執行猶予を与えられた。 見返りとして彼はハード・ディスクを差し出し、詳細な情報を提供し、そして検察側の証人となる事に同意した。 彼女の判決において、「職員達が海外の仲介人への支払いの使途、そして取り決めを詳細に精査する事を止めさせられ」、そして「不正行為に対する秘密及び責任の否定」を醸成した同社の「企業文化」に対して裁判官は厳しく非難した。

そう、正義は低いレベルの辺りを嫌々ながら爪先立って歩き回っているのだ。 RBAの高官達が汚職を知っていたという疑惑は、グレン・スティーブンス総裁によって払い除けられてしまった。 2011年に彼は議会の委員会の前で証言した:彼と他のRBAの者達はスキャンダルの事を新聞から知ったというのだ。 副総裁のリック・バッテリーノ‐2月に引退‐は、彼の隣に座っていた。

しかし、少なくともバッテリーノは2007年の6月から知っていたのだ!。 RBAの「情報源」から5ページのメモをABCが入手し、そして昨日公開された事実がそれを証明している。 その6月に、秘密の会合でNPAのブライアン・フードはバッテリーノへ汚職問題について話をしたのだ。 後に彼は、現在明らかになっている5ページのメモを作成してバッテリーノへ送り、ベトナム、マレーシア、インドネシアそしてネパールの政府職員と政治家へ金を手渡した海外の仲介者への数百万ドルの支払いについて詳細を知らせたのだ。 フードはNPA内部でこの問題を取り上げようと試みたものの、「下がっていろ」と言われたた事を彼は述べている。

バッテリーノは反応した。 連邦警察へ捜査を要請する代わりに、同社へ健全性のお墨付きを付与する監査を行わせるべく、RBAは法律事務所を雇ったのだ。 外国の仲介者及びNPAの経営者と共に、内部告発者のフードは2007年に解雇された。 勿論RBAは、メモの存在にも拘わらず、議会の委員会を「同銀行の総裁又は他の役員達が欺いた事への関与」を否定し続けている。

中央銀行は特別な生き物であり、彼等を調査するのは結局世界で最も困難な事になるのだ。 独立した調査への圧力が上昇してきたにも拘わらず、昨年に(米国の)議会は反対票を投じ、再び同じ行動をとるかもしれない。

しかしRBAだけでは無いのだ。 同様に浅ましい申し立てがオーストリア中央銀行の総裁でECB理事会のメンバーであるエワルド・ノヴォトニーを巻き込んだ[これを読んで欲しい...オーストリア中央銀行:賄賂、キックバック、資金洗浄]。 スイス国立銀行において、インサイダー取引のスキャンダルが会長のフィリップ・ヒルデブランドの辞任を引き起こした。 そして米国では、数兆ドルの救済騒ぎの中で誰が何十億ドルを受け取るかという事をニューヨーク連銀が決定した時、彼等の内部での目が眩むような仲間贔屓と利害の衝突に対して政府の会計検査院による連邦準備制度の監査が多少の光を当てた[これを読んで欲しい...GAO(会計検査院)によるFedの監査は明言しないが、それは「腐敗」でしかない]。

中央銀行を取り巻く秘密のベールに穴を開けるのは大変な事である。 ロン・ポール[彼の遺産、完全なるFedの監査?]や他の人々はFedの定期的な監査を長い間要求してきたが、GAOの監査を超えるものは殆ど実現していない。 Fedが監視を受けず秘密裡に何兆ドルもの金を受け渡していた事に比べて僅かな金を受け渡していただけなのだが、監査官のニール・バロフスキーは詐欺や不正を防ぐ為にTARPを監視していた。 これを読んで
欲しい...全てのクソ野郎共はCNBCで軽口を叩き、TARPは清められ、銀行救済は問題を覆い隠された。そしてFedは無傷で逃れる。

上記の元記事は Business Insider でも引用されていますが、中央銀行の皆さんも「怪しい」のですね。

怪しい当局の動きについて確認した先日の記事(「Is TruNews true ?」)を補足する様な情報(Mystery Surrounding 1.2 Billion Rounds of Ammo Solved)が再度 BEACON に掲載されていたので、念の為に Trunews の当該番組を聴いてみたのです。 しかし、今回は上記の問題を優先したので、怪しい当局の動きについては、別の機会に改めて分析してみましょうか。

 

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コメント
 
01. 2012年8月27日 12:26:25 : cqRnZH2CUM

>リビアのカダフィを見なさい。 貴方は彼が嫌いかもしれないが、彼が40年間権力の座に留まっていたのには理由がある。 安定した金融システムが無ければ、彼はそれを成しえなかった。(彼は又、144トンのゴールドの上に坐していたのである。 それは、特にリビアの様な規模の国にとって大きな安全性となる。) 


違うだろ

カダフィも最初は、ただの貧しい軍人だった

米国と戦っている間も、国民は彼を支持し続けた

しかし、その後、欧米と和解し、一族で数兆円の資産を国家からかすめ取り

国民の疲弊を無視して権力を世襲し続けようとしたため、

国民から見放され、最後は欧米の離反と外部攻撃でほろんだ

腐敗する権力は必ず内外からの圧力で自滅するということだ


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