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金価格1万ドルへ・・WSJが[金利上昇−FRB破綻−ドル体制崩壊]を懸念し金=1万ドルを再び報じる!
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/663.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 9 月 19 日 20:35:38: EVQc6rJP..8E.
 

http://www.eagle-hit.com/

◆金価格が1万ドルに? カギはFRBのインフレ判断力
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/node_513947

アセットマネジャーの度胸が試されるときがきた。世界経済は、地震多発地帯のど真ん中にあるぐらぐらと揺れる鉢置き台の上に置かれたもろい陶磁器の花びんのような状態だ。中東は戦争の前震の様相を呈している。南シナ海は煙がくすぶるカルデラのような緊張状態にある。欧州連合(EU)の社会不安は津波のように波及しかねない状況だ。さらに金融紙は中国がリセッション(景気後退)に向かっているとあおりたてている。

 一方、米国では、経済が金融危機というクレーターから息絶え絶えにはい上がり始めているものの、議会の判断ミスによって再び奈落の底に突き落とされかねない危険な状況だ。 万が一景気が上向いた場合や、奇跡的な回復が達成された場合に訪れる可能性のあるチャンスを無駄にすることなく、最も悲観的なケースに備えてリスクをヘッジするのは、ゴルディオスの結び目を解くくらい困難になっているようだ。アレキサンダー大王は複雑に絡んだ結び目を解くという知的難問を自らの剣で結び目を切断するという方法で解決したが、グッゲンハイム・パートナーズの最高投資責任者(CIO)、スコット・マイナード氏が提示するヘッジの難問に対する解決策は、より理論的で、かつ同じくらいにシンプルだ。その策とは金投資だ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ判断を誤るといった極端な状況が発生した場合、金は1トロイオンス=1万ドル(約78万6000円)に達する可能性があるとマイナード氏は断言する。FRBが13日に新たな金融刺激策を発表したあと、金は約2%上昇し1トロイオンス=1768ドルとなった。

 米国に関して大半のエコノミストはリセッション(景気後退)もインフレも予想していない。また、オバマ大統領が再選を果たし雇用成長よりも所得の再分配に引き続き注力した場合、国内景気が突如加速し、より旺盛な景気回復が促される可能性もありそうにない。

 米商工会議所のチーフエコノミスト、マーティン・リゲイリア氏は、米労働統計局の直近の雇用リポートからも分かるとおり、現在のパターンから判断して、雇用市場の完全回復にはあと5年ほどかかる可能性があると指摘する。3%未満の国内総生産(GDP)成長率では、労働市場に新たに加わった人たちを吸収できるほどの雇用しか創出できず、2007〜08年の信用市場危機で失職した人に雇用は行き渡らないという。そうした人たちは約700万人いる。

 得の伸び悩みも景気の足かせとなっている。左図が示すとおり、米国民は債務を大幅に減らせるほど十分な所得を得ていない。FRBの金融政策によって金利は低下しているものの、それは債務の利払いに貢献しているにすぎない。消費者主導の回復もせいぜいここまでだ。

 リゲイリア氏は、16兆ドルの連邦債務への対応や「財政の崖」の回避をめぐって議会が紛糾し、判断を誤れば、慎重な外国人投資家は、ほぼゼロに近い金利で米国に資金を貸すことをためらい始めることになりかねないと懸念する。厳しい金融引き締めでも行わない限り、債務返済の過程で恐らくインフレが進むだろう。そのような状況によって金利が1%ポイント上がれば、財政赤字は1000億ドル増えることになる。平常時であれば、外国人投資家は少なくとも3%の金利を要求するだろう、とリゲイリア氏は話す。

 一方、マイナード氏は、金利が突然上昇した場合、FRBが2兆9000億ドルにまで膨れ上がったバランスシートを縮小できなくなる可能性を懸念している。資産の残存期間は比較的長いため、時価が即時に急落する可能性があるためだ。金利が1%ポイント上昇すれば、FRBの資本は1500億ドルの欠損となり、そうなればドルに悪影響が及ぶ可能性があると同氏は主張する。

 同氏によると、超富裕層は資産を金や不動産、芸術品などの有形資産に移し始めているという。どのポートフォリオもそのような資産を一部含めるべきだとマイナード氏は断言する。読者のポートフォリオはそうなっているだろうか。

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おわかりのように、ドルを基軸通貨とする通貨システムは崩れ去ろうとしている。
再三指摘している通り、ペーパーマネーの時代が終わるのだが、現物の王であり、真の通貨である金(ゴールド)の全盛の時代がやってくるのだ。
インフレ換算値では、まだ80年の高値を超えておらず、現在でも3000ドルの価額になっていてもおかしくはない。
従って、更なるインフレが加速し、通貨体制が崩壊すれば、1オンス1万ドルは決して大仰ではないのだ。

"金利上昇"――これが、FRB破綻=ドル体制の崩壊をもたらし、金価格が青天井に吊り上げっていくキーである。

 

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