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スペイン債は一斉売りに直面も,ジャンク目前−S&P格下げ後 ギリシャ失業率25.1%過去最悪 チャンス逸した日本
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/888.html
投稿者 MR 日時 2012 年 10 月 11 日 22:38:17: cT5Wxjlo3Xe3.
 

スペイン債は一斉売りに直面も,ジャンク目前−S&P格下げ後

  10月11日(ブルームバーグ):スペイン国債は、投資不適格(ジャンク)級への格下げを懸念する投資家から一斉売りを浴びる恐れがある。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が同国の格付けをジャンク級すれすれの水準に引き下げたことで、懸念が高まっている。
スペインの2年債は11日、4日続落。S&Pは10日、スペインの格付けを2段階引き下げ「BBB−」とした。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、スペインの格付け「Baa3」を引き下げ方向で見直している。Baa3も投資適格の最低。フィッチ・レーティングスの格付けはジャンク級から2つ上の「BBB」。
ソシエテ・ジェネラルの欧州金利戦略責任者キアラン・オヘガン氏(パリ在勤)はS&Pの格下げ発表後のリポートで、「投資家は今や、スペインの格付けが今後2、3カ月の間に平均して投資適格に満たなくなると受け止めなければならない」とし、「2大格付け会社がスペインをジャンク級にするという見通しだけでも、今後1カ月に幅広い売りをもたらすのに十分だ」と指摘した。
ロンドン時間午前8時55分現在、スペイン2年債利回りは前日比10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.37%。10年債は9bp上昇の5.89%。
スペイン国債は今のところ、3つの格付け会社から投資適格の格付けを得ているため、バークレイズ・ユーロ・トレジャリー指数やマークイットiBoxxユーロ圏ベンチマーク指数、シティグループの欧州国債指数および世界国債指数の構成銘柄として適格。ファンドマネジャーらは指数を目安に投資配分を決める。指数から除外された銘柄は売ることが義務付けられている場合もある。
原題:Spanish Bonds Risk Forced Selling as Debt RatingApproaches Junk(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ロンドン Emma Charlton echarlton1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Paul Dobson pdobson2@bloomberg.net
更新日時: 2012/10/11 18:48 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBQ0R76KLVRX01.html


ギリシャ失業率:7月は25.1%に上昇、過去最悪−国家統計局

  10月11日(ブルームバーグ):ギリシャの7月の失業率は上昇し、過去最悪を更新した。労働人口の4分の1以上が失業状態にあることが示された。5年に及ぶリセッション(景気後退)は深刻化している。
ギリシャ国家統計局が電子メールで配布した発表によると、7月の失業率は25.1%と、6月の24.8%(改定)を上回った。これは、月次統計の公表が2004年に始まって以来最も高い。
ユーロバンク・エルガシアスの金融市場調査部門責任者、プラトン・モノクルソス氏は「失業率は国内経済活動の遅行指標だ」と指摘し、「景気低迷が続く限り、失業率はさらに上昇するだろう」と付け加えた。
原題:Greece’s Unemployment Reaches More Than Quarter ofWorkforce (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:アテネ Marcus Bensasson mbensasson@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Craig Stirling cstirling1@bloomberg.net
更新日時: 2012/10/11 21:35 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MBQ8DC6JTSFT01.html


IMF総会で千載一遇のチャンス逸したホスト国日本
2012年 10月 11日 18:48
コラム:中国のIMF総会ボイコットは「間違った選択」
コラム:「タブレット戦国時代」生き抜くキンドルの進化
コラム:ロムニー氏の危うい介入主義外交
コラム:10億人抱えるフェイスブックの綱渡り

田巻 一彦

[東京 11日 ロイター] 48年ぶりに東京で開催されている国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会は、ホスト国・日本の存在感が薄いという印象を払しょくできない。

20年間も低迷してきた日本経済の経験をもとに、世界経済危機の回避に向けた「日本からのメッセージ」がないからではないか。"場所貸し"に甘んじ、日本独自の主張を展開する機会をみすみす逸しようとしているのは残念だ。

もし、時計の針を年次総会開催前に戻せるなら、政策手段が残り少なくなってきたマクロ経済政策に依存せず、「民間のイノベーション」を起点に成長性を高めていく政策手法の可能性について、広く議論を展開していくという提案ができたはずだ、と考える。

<指摘された米欧経済の問題点>

今回の年次総会では、関連した複数のセミナーにラガルドIMF専務理事やイエレン米連邦準備理事会(FRB)副議長らが出席し、欧州や米国はじめ世界経済が直面している問題点について、率直な意見が交換された。世界が直面している欧州債務危機や「財政の崖」が迫る米国経済の動向など、世界経済が直面している問題点が整理され、危機が深刻化しないための政策手段や選択すべき政策の方向性について、多様な見解が表明された。

しかし、10日のコラム「世界経済危機に処方せんなし、IMFセミナーで判明した米欧のブリッジ政策」[ID:nTK0526373]でも指摘したように、今の危機から脱出するための「明快な答え」は提示されていない。欧州中銀(ECB)の債券買い入れプログラム(OMT)やFRBの量的緩和第3弾(QE3)は称賛されたが、それで直ちに危機の出口に導かれることはない、ということもはっきりした。

イタリア中銀のビスコ総裁は、ユーロ圏各国やECBの対応はブリッジ政策に過ぎないと述べたが、私の目からは、欧州だけでなくQE3を含めた米国の対応も、ブリッジ政策の色彩が濃いと映る。

<財政再建の源泉、民間のイノベーション>

すでに20年の長期経済低迷から抜け出せない日本は、"先行"して経験している様々な現象について体系的に説明し、米欧が遅れて実行しようとしている非伝統的な金融政策の効果が、なかなか出てきていない点について、大胆な「日本の仮説」を展開し、米欧はじめ世界の関係者に、その当否を問うことで活発な議論を誘導すべきだったと考える。

私は、1000兆円を超える公的債務を抱えた日本の現状は、スペインやイタリアだけでなく、欧州全体の財政の未来を考える上で、貴重な材料になると指摘したい。積み上がった債務を返済するには、原資が必要だ。それには新たな富の蓄積が不可欠であり、その源泉は民間におけるイノベーションではないか。この大元のパワーが枯渇したままでは、増税や歳出削減を継続しても、財政再建は達成が困難になるばかりだろう。

イノベーションを民間に起こすには、政府の大胆な規制緩和が不可欠の政策手段と言える。効果的な規制緩和手段は、どういう内容になるのかという「テーマ」を日本の主導で設定し、成長力を高める具体的なアプローチを検討する支えにすれば、もっと実りのある年次総会になったのではないか。

<聞きたかった「イノベーションとマクロ政策の複合」の議論>

実際、米国ではシェールガスやシェールオイルの掘削が本格的に開始され、将来は中東に依存せずに安価なエネルギー源を確保できる道が見えてきている。米国での「エネルギー革命」の展開は、米国内の成長力を高め、債務返済の能力を大幅に高めていくに違いない。

こうした民間のイノベーションの議論と、世界の中銀に先駆けて導入した日銀の非伝統的な金融政策の手段に関する考察、繰り返し実施された財政出動の効果の低さなどの経験に裏打ちされた見解がかみ合い、「イノベーションとマクロ政策の複合」のような議論が実際に展開されれば、かなり興味深いイベントになったと予想する。

<千載一遇のチャンスを逸した日本>

また、世界の先頭を切って直面している高齢化に対するため、社会保障制度を中心にした社会システムをどのように改革していくか、ということもアジェンダとして設定すれば、日本の貢献は相当に大きくなり、国際的な存在感を十二分に発揮できたと指摘したい。

だが、現実に戻ると、11日に行われた日米欧財務相・中央銀行総裁会議(G7)は、いつにもなく会議の時間が短縮され、世界経済の今後の方向性について、市場に強いメッセージを示すことはできなかった。

ホスト国の財務相は、直前に実施された野田佳彦首相の決断による内閣改造で交代し、各国の財務相とは初対面の挨拶から始まるということになった。エジプトから日本に変更されたホスト国の座を利用し、日本の主導権で世界経済の将来に一石を投じることが可能であったこうした情勢の下で、千載一遇のチャンスを日本政府は逸したと言っていいだろう。

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http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYE89A05P20121011?sp=true


財務相会談で日本は円高懸念表明、米「財政の崖」話題にならず
2012年 10月 11日 22:03 JST
[東京 11日 ロイター] 城島光力財務相は11日午後、ガイトナー米財務長官と会談し、円高による景気下振れリスクに懸念を表明した。世界経済のリスク要因として懸念される米「財政の崖」については全く話題にならなかった。会談は意見交換というより、双方が「一方的」に主張する初の顔合わせだったようだ。

会談は約15分程度。財務省幹部によると、世界経済と日本経済の先行きについて意見交換した。

世界経済の先行きに影を落とす米国の「財政の崖」については話題にもならなかった。民主・共和両党間で新たな合意がなければ、来年1月に各種の減税措置の失効や自動的な歳出削減が始まる。財政の引き締め額は米国内生産(GDP)の約4%に及び、米国経済の急失速を招きかねないと懸念されている。ラガルドIMF専務理事は、世界経済の「脅威」と述べ懸念を表明。また同専務理事は、政治的な争いが経済の不確実性を増し、先進国と新興国双方の成長を妨げているとも語り、米国に行動を求めている。

欧州債務問題とならぶ世界経済のリスク要因であるにもかかわらず話題にならなかったのは、米大統領選を控え、政治色のあるテーマを避けたともみられる。

一方、城島財務相は、日本経済の先行きについて「欧州債務問題の深刻化や行き過ぎた円高、中国経済の減速の3つの下方リスクに直面している」とし、「ファンダメンタルズが強固でないにもかかわらず、円高が続いている。円高が震災からの復興を図る日本経済の大きな下振れリスクになると懸念している」と述べた。他国の発言については公表しないルールのため、米国が日本の円高への懸念表明をどのように受け止めたかは不透明なままだ。

(ロイターニュース 吉川 裕子)

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「財政の崖」問題、先送りすべきでない=米財務長官 2012年10月11日
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE89A00720121011


城島財務相がG7で円高に懸念表明、他国から異論出ず
2012年 10月 11日 19:13 JST
[東京 11日 ロイター] 城島光力財務相は11日、日米欧7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議において、円高が日本経済に悪影響を及ぼすことに懸念を表明し、過度な為替変動には適切に対応するとのこれまでのG7声明を引き続き共有することが重要と説明したことを明らかにした。終了後、記者団に対し語った。

財務相同行筋によると、日本の円高懸念表明に対して、他国から異論などはなかった、という。

城島財務相は、G7の席上、日本経済について「内需が全体として堅調に推移してきたが、ファンダメンタルズが強固でないにもかかわらず、円高が続いている」と説明し、「円高が日本経済に悪影響を及ぼすことに強い懸念を有している」と歴史的な高水準で推移している円高に対して懸念を表明した。その上で、昨年9月のG7会合で合意した為替に関する認識を引き続き共有することが重要と訴えた。その時のG7では、為替について「為替レートの過度な変動や、無秩序な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与える」との見解を共有し、「われわれは、為替市場における行動に関して緊密に協議し、適切に協力する」ことで合意している。

こうした日本の主張に対する各国の反応について城島財務相は「他国の発言内容は言えない」とコメントを控えたが、財務相同行筋によると同相の円高懸念に対して「(他国から)異論などはなかった」という。

(ロイターニュース 伊藤純夫 基太村真
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行き過ぎた円高には果断な対応=城島財務相 2012年10月3日
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE89A05Z20121011
 

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コメント
 
01. 2012年10月11日 23:34:46 : yy7D5jhcis
官僚も経営者も能力・学力・人物ぜんぶ30年前とは比較にならないほど落ち込んでいるが、要となる企業を10社くらい選んで、集中的にリソースをつぎ込んでダメな人材が出世するように工作したんだろね。グランドデザインのためにはそれくらいやる連中だ。トップが腐れば後はすぐに下も腐り始めるからね。トップ企業が腐れば中堅下請けも腐る。かくして経済全体が没落するように仕組まれたんだろう。
ソニーなんかは出井が決定的だった。あれでもう没落以外に道はなかった。多分とりわけ外国にお友達の多かった大賀当たりが裏から圧力を受けて抜擢せざるを得なかったんだろう。(そういえばカラヤンは大賀が自宅訪問している最中に”心臓発作”で死んだんだったねえ)キャノンの水洗トイレにしろ住化のうすらバカ経団連会長にしろ、30年前だったら次長くらいで終わっていた人材だ。政治家、官僚については何も言うまい。

02. 2012年10月12日 02:58:31 : VbWAbFllIA
IMF総会参加者は日本のフジヤマやキョウト見物が主で
ギオンで食事をするのが楽しみなのだろう。
最近和食だけはグローバルで人気抜群。
アジアの本命は今や香港やシンガポールだろう。
ビジネス会合はそちらで開催する時代だ。

03. 2012年10月12日 20:39:03 : YxpFguEt7k
木村正人氏
 貧しいアンダルシア自治州の町長が「道徳より生存権が優先する」と言ってスーパーの略奪を扇動している。

 豊かなカタルーニャ自治州(州都バルセロナ)では「どうして他の州の面倒を見なければいけないのか」と独立運動が一気に高まっている。

 このため米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がスペイン国債の長期信用格付けを2段階格下げした。

 ギリシャと違って、ユーロ圏経済第4位のスペインが落城すればユーロ圏は完全に崩壊する。
http://www.newsmag-jp.com/archives/17213

スペインが分裂するのか…
どうなるヨーロッパ。


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