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前回の米企業決算発表では好決算と言えない状況でも量的緩和期待で株価が上がり続けた。
そんな中でVIX関連銘柄に投資した自分はバーナンキFRB議長のQE3サプライズで煮え湯を飲まされた。
現在、QE3中だが株価が冴えない。原油や金も冴えない。アメリカ企業の悪決算に意気消沈している。
これは、やっと「財政の崖」を織り込み始めたと言って良さそうだ。
アメリカ株式は「百年に一度の経済危機」からQE中は株価を上げ続けたが、今の状況を見ていると
「財政の崖」しだいではQE3の効果なく株式が年内に暴落する可能性を秘めていそうだ。
あのバフェットもマジで議会に警告しているが、どの程度回避できるかは不透明だ。
不透明こそ暴落を促すのであって金鉱株保有者も注意が必要になる。
「財政の崖」を完全に回避するのであれば米国債格下げは免れない。金にとってはうれしい出来事だ。
QE∞でも金鉱株で儲からない状況であるから大きなリスクが待っているに違いないと確信した。
ただし量的緩和中にVIX関連銘柄に早々と手を出すのは熟考を要しますねえ（ああ投資道）
■金トレーダー、３週間で最も強気−投資家の金保有は過去最高
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCH92G6KLVRU01.html
10月26日（ブルームバーグ）：金トレーダーは過去３週間で最も強気な姿勢を示している。各国の中央銀行が経済成長てこ入れのため追加刺激策を導入するとの観測が高まる中、投資家による金保有量は過去最高水準に達した。
ブルームバーグがアナリスト26人を対象に実施した調査では14人が来週の金相場は上昇するとの見通しを示し、弱気姿勢を示したのは９人、中立姿勢を示したのは３人だった。ブルームバーグが集計したデータによると、上場取引型金融商品（ＥＴＰ ）を通じた投資家の金保有量は24日に過去最高の2584.5トン、1424億ドル（約11兆4100億円）相当に達した。米商品先物取引委員会（ＣＦＴＣ）のデータによれば、ヘッジファンドによる相場上昇を見込む投資は約１年ぶりの高水準近辺となっている。
ドイツの貴金属取引・投資会社デグサ・ゴールドハンデルのチーフエコノミスト、トルステン・ポライト氏は「景気全般が改善よりは悪化するだろう」と指摘。「紙幣は既に価値の保存手段としての機能を失っており、状況は悪化している。貯蓄を貴金属に移行させる動きが加速している」との見方を示した。
■ＮＹ金：小幅反落、ドル高で代替需要後退−週間は３週連続安
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MCIMUJ6S972L01.html
10月26日（ブルームバーグ）：ニューヨーク金先物相場は小幅反落。ドルの上昇やインフレ懸念の後退を背景に、週間ベースでは過去１年１カ月で最長となる３週連続の下落となった。
ドルはこの日、主要通貨のバスケットに対して６週間ぶりの高値となり、代替投資先としての金の需要が後退。スペインに関する不安が高まるなか、ユーロは対ドルで８月以来最長の連続安となっている。24日には欧州中央銀行（ＥＣＢ）のドラギ総裁がデフレのリスクに言及していた。
アーチャー・フィナンシャル・サービシズのシニア市場ストラテジスト、アダム・クロフェンシュタイン氏（シカゴ在勤）は電話インタビューで、「ドルの上昇が金の重しになっている」と指摘。「全体的なトレンドは下向きだ」と述べた。
ニューヨーク商業取引所（ＮＹＭＥＸ）ＣＯＭＥＸ部門の金先物12月限は前日比0.1％安の１オンス＝1711.90ドルで終了した。週間では0.7％下落。
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