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経済学者なら、まず株価を含めた色々なデータを見て欲しい・・広瀬隆雄氏が、池田信夫氏の暗愚さを揶揄!!
http://www.asyura2.com/12/hasan78/msg/758.html
投稿者 墨染 日時 2012 年 12 月 19 日 10:25:02: EVQc6rJP..8E.
 

http://markethack.net/archives/51854672.html

Market Hackはデータ・ドリブンなサイトです。
いまさらそんな事、言うまでも無いですよね? だってMHの読者は本サイトに収録された何百枚ものグラフ類を毎日、見ているわけだから。

ここで皆さんが眺めているグラフ類には、セントルイスFRBのウェブサイトのような、データ・ダウンロードをさせてくれるサイトから取得したものもあるけれど、大半は僕が一次ソースから手作業でエクセルのスプレッドシートに拾った数値です。

毎週、毎月、それらのグラフを眺めながら(うーん、今月は、こうだったな)とかアレコレ馬鹿な頭でつまらない考えをこねくり回すわけです。これは僕にとってエッチのときの前戯みたいな行為です。

まずデータをナデナデする……すると吐息がだんだん「スーハー」とヘビーになってきて(こらあ、行くしかないな)という結論に達する……。トレードするのは、それからです。

日頃、データを舐めるように眺めている奴は、他のヲタク的なウォッチャーが、何を、どう見ているかも「あ、うん」の呼吸でわかるわけです。それは喩えて言えばAVの蒐集家が「これは○○ちゃんのお宝映像だよね」という風に入手困難な素材が何であるか、打てば響くようにわかるのと同じです。

経済指標に萌える有名な例は、FRB議長になる前の、若かりし頃のアラン・グリーンスパンでしょう。彼の場合、米国の鉄鋼産業の経済コンサルタントをしていたので、その辺りのウンチクには傾聴に値するものがあります。

ウォーレン・バフェットだってデータ・ヲタクです。バフェットの場合、データに対する偏愛が昂じて、物流データの宝庫である鉄道会社を買収、非公開化するところまで行ってしまった(笑)。

データ・ドリブンとは、経済指標や株価などの数値によって律せられるということです。つまり自分の主張と数値的証拠が乖離し始めたら、なぜそうなってしまったのか考え直すということです。

そう言うとカッコいいですが、有り体に言えば、間違えば…マーケットからビンタを張られるということです。

もちろんMarket Hackは間違いまくっていますから、考え方の軌道修正を強いられることは多いです。そんなときは:
「Only a fool doesn’t change his mind.」
という格言を思い出して傷を舐めるわけです(笑)。

★★ さて、高名な経済学者(池田信夫氏)が「暗愚の保守主義」とか何とかほざいてリフレ派をdisっていますが、全くデータに裏付けされていない精神論で滑りまくった挙句、(宗教かよ?)と思わせるオーラを出しています。

★★ 僕は特にリフレ派というわけではありません。いや、あらゆるドグマに囚われたくないと思うのです。ドグマではなく「十分な根拠をデータの上で確かめた上、自分の意見に自信を持つ」という意味ではMarket Hackはオブジェクティビズム(客観主義)の信奉者です。

AVヲタクがAV女優を絶対神聖視する如く、incoming dataを厳粛に受け止める姿勢を堅持したいと思う訳です。(広瀬隆雄)

◆暗愚の保守主義−池田信夫
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51832307.html

安倍総裁が、日銀の白川総裁にインフレ目標を2%にする政策協定の締結を申し入れたという。まだ安倍氏は首相ではないのだが、彼の頭は大丈夫なのだろうか。第2次安倍内閣では麻生太郎氏が副総理兼財務相で入閣するといわれているが、彼も自民党政権の末期に大型補正を連発して何の役にも立たず、財政赤字を積み上げた。この暗愚の3代目コンビにまた財政をまかせるのは、泥棒に金庫の鍵を渡すようなものだ。

安倍氏は「保守主義」を自称しているが、日銀にインフレ目標を強要し、財政政策を拡大しようとしている。海外では、こういう介入政策を主張するのはクルーグマンのようなケインジアンで、保守派はFRBの過激な緩和政策に反対している。安倍氏が内閣府参与に迎えるといわれる浜田宏一氏のようなオールド・リベラリストがケインズ的な介入主義を主張するのはわかるが、安倍氏が大きな政府を主張するのは、保守主義を根本的に取り違えているからだ。

バークは「天から与えられた人権」にもとづいて合理的な人間が社会秩序を設計するというフランス革命の思想を徹底的に批判した。社会は複雑であり、それを特定の目標に単純化してそれだけを実現しようとすることは、全体のバランスを見誤る結果になる。
複雑な体制は、いくつものこみいった目標を満たすように構築されており、したがって個々の目標を達成する度合いにおいては劣る。だが社会が複雑なものである以上、「多くの目標が不完全に、かつ途切れ途切れに達成される」ほうが、「いくつかの目標は完璧に達成されたが、そのせいで残りの目標は放りっぱなしになったか、むしろ前より後退した」というよりましなのである。(p.97)
2%のインフレを実現するだけなら簡単だ。インフレ目標なんて面倒なことをしなくても、日銀がヘリコプターから無限に金をばらまけば、インフレは必ず起こる。あるいは麻生氏の好きな公共事業を無限に発注すれば、必ずインフレになる。

しかし、それが2%で止まって長期にわたって持続する保証はない。安倍氏の期待するように2%でコントロールできるかもしれないし、できないかもしれない。できなかったら国債も円も暴落して、日本経済は崩壊する。これは土居丈朗氏も含めて多くの専門家が警告しているが、安倍氏はそういうリスクには無頓着に「無制限の金融緩和」を主張している。

要するに安倍氏の主張しているのは保守主義ではなく、国家が最高の正義であり万能の司令塔だと考える国家主義なのだ。これは彼の祖父が北一輝から学んだ国家社会主義であり、日本には本来の意味での自由主義も保守主義も存在しない。1月からのアゴラ読書塾では、バークなどの古典に学んで真の自由主義とは何かを考えたい。( 池田信夫)

 

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コメント
 
01. 2012年12月19日 12:03:42 : IOzibbQO0w

>Market Hackはデータ・ドリブン

笑える

>安倍氏の期待するように2%でコントロールできるかもしれないし、できないかもしれない

英国で言えば、実際、できていない

リフレ派も、データ・ドリブンでない点では似たようなもの

ま、どっちにしても、金融緩和強化と旧来の財政支出拡大といったアベノミクスだけでは一時的な名目成長や雇用増はできても長期的な、成長産業の育成や雇用増は無理

そして少子高齢化と福祉の維持のためには社会保障改革が必要であり、10%の消費税程度では到底足りないことも確実だが、それに関しても現状では明確な答えはない


02. 2012年12月19日 13:04:42 : IOzibbQO0w

まあ、安倍が意図してかどうかは不明だが、国内預金者や労働者の実質購買力を犠牲にし、日本売りを進めて海外からマネーを呼び込む戦略だ

メリットとして輸出産業は儲かり、名目成長は実現できるし政府債務も縮む

米英欧を含め、中銀詐欺は、どこの国でもやってることだから政策としては特別に悪いわけではないが

いつまで国民が、それに納得できるかだな

イングランド銀行はインフレターゲット違反の常習者 デフレの国・日本とインフレの国・英国の違い

木村 正人 | 在英ジャーナリスト

2012年12月1日 21時31分
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デフレの国とインフレの国
デフレの国・日本からインフレの国・英国にやってくると、難しくてなかなか理解できない経済が生活の中で実感できる。そして日本が抱える問題点もはっきり見えてくる。

日本にいた2000年代前半、3000万円以上残っていた住宅ローンの返済で生活が次第に苦しくなった。マンションの時価はどんどん下がって来る。大阪から東京への転勤でマンションを賃貸に出さざるを得なくなったが、賃貸収入も住宅市場の下落で思ったほど入ってこなかった。「資産デフレ」のワナから逃れるには、とにかくローンの総額を減らすしか道がなかった。

2007年からロンドンで暮らすようになった筆者は金融バブルの崩壊で英国にも、きっと日本のような「資産デフレ」が訪れると信じていた。2008年の世界金融危機後、5%だった英国の消費者物価指数はどんどん下がり2009年9月に1・1%を記録、デフレの一歩手前まで行ったが、英イングランド銀行(中央銀行)は政策金利を史上最低の0・5%に引き下げ、総額3750億ポンド(約49兆5000億円)の量的緩和策を発動、消費者物価指数の下落を反転させた。

おかげで消費者物価指数は昨年9月に5・2%まで上昇し、今では2・7%に落ち着いている。

イングランド銀行はインフレターゲット違反の常習犯
イングランド銀行のキング総裁はインフレターゲットの2%の上下1%を超えると財務相に公開書簡を出さなければいけない。書簡の回数は2007年4月以降、14回にのぼっている。もはやインフレターゲット違反の常習犯。インフレも怖いが、いまはデフレ回避を優先しているのは明らかだ。

消費税率20%
英国は税金が高い。年収3万4370ポンド(約453万円)を超えると所得税率は40%。日本の消費税に当たる付加価値税(VAT)の税率が20%。これに年千数百ポンドの地方税。

苦労して貯金したおカネはインフレに浸食される。インフレ率が5%なら貯金は年に5%ずつ目減りしていく計算だから、一般市民は住宅購入に走る。ロンドンには国内外の若者が集まってくる。ローンを組んで賃貸用に2軒目を買う人も少なくない。ローンの返済額より多い家賃収入が期待できるからだ。

英通貨ポンドは対円でピーク時、1ポンド250円もしたが、一時期、110円台まで下落。おかげで高根の花だったロンドンの不動産も外国人にとって値ごろ感が出ている。欧州単一通貨ユーロの危機もあって、ロンドンの不動産は「安全資産」とみなされ、中国人が買いあさっているという話もある。

住宅市場は活気を取り戻している。筆者が会った不動産会社のセールスマンはみんな目をパッチリ見開いて、エネルギーをみなぎらせていた。

地震がまったくと言っていいほどない英国では古い家ほど価値があり、景観保護のため厳しい建築規制がかけられている。これが乱開発とバブル発生のブレーキ役となり、中東やロシアの大富豪が住むような超高級住宅街を除いて、住宅は上がり下がりを繰り返しながらも緩やかに上昇している。

年々、インフレを少し上回る感じで住宅の価値が上がるので、住宅購入は貯金代わりになる。将来、売却すれば老後資金の心配もない。住宅を担保に老人ホームに入居する資金を用立ててくれる銀行もある。

老後が心配で巨額の現金をためこむ日本人は英国人の目には「奇人変人」に映っているのかもしれない。

住宅を買うより、おカネで持っていた方が得と考える人が多ければ、金利がゼロでもデフレになる。住宅価格が下がると考える人が多ければ、だれも住宅を買わないが、価格が上がると考えれば、貯金を崩して住宅を買う人が増える。

日銀の過ち
こうした意味では、次期首相とみられている自民党の安倍晋三総裁が唱えるリフレ(緩やかなインフレを起こす)政策は正しい。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁(当時)が2009年に、欧州の景気が完全に回復していないのに、政策金利を二度にわたって引き揚げ、ユーロ危機を悪化させたときはあきれてしまった。トリシェ総裁は、日銀が2000年にゼロ金利政策を解除して景気回復を腰折れさせ、翌2001年に量的緩和に踏み切ったのと同じ間違いを犯してしまった。

イングランド銀行もまだデフレのワナから完全に抜け出したわけではなく、今、景気の三番底の危機に瀕している。

オールド・レディーの挑戦
来年6月末で任期が切れるキング総裁の後任に、オズボーン英財務相は、カナダ銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁(47)を任命した。「オールド・レディー」と呼ばれるイングランド銀行は1694年の創設以来、318年の歴史を持つが、外国人が総裁に任命されるのは初めてのことだ。

カーニー氏は経済学を専攻、米ハーバード大学を卒業、英オックスフォード大学で博士号を取得。米大手金融ゴールドマン・サックスやカナダ財務省、カナダ銀行に勤務し、2008年にカナダ銀行総裁に就任。世界の金融システムを監視する金融安定理事会(FSB)の議長も務める。

カーニー氏の実力は折り紙つきで、英経済の建て直しだけでなく、イングランド銀行の意識改革、今後の金融規制のルール作りに手腕を発揮することが期待されている。オズボーン財務相は8年の総裁任期を例外的に5年に短縮、年収、年金の掛け金、妻と娘4人の住宅手当まとめて80万ポンド(約1億500万円)を提示してカーニー氏を口説き落とした。キング総裁の年収は30万5000ポンドだから、カーニー氏の厚遇ぶりがわかろうというものだ。

サッチャー英首相による1986年の「ビッグバン」で外国資本に市場を開放したロンドンは債券、為替で世界最大の金融センターに成長した。イングランド銀行の金融政策委員会(MPC)も米国人のアナリストに門戸を開いており、現場では少なくない外国人が働いている。

カーニー氏の総裁任命はサプライズではなく、イングランド銀行の開放路線の延長線上にある。

ウィ・アス・アウア
2009年から3年間、金融政策委員会のメンバーを務めた米国人のアダム・ポーゼン氏が英紙フィナンシャル・タイムズへ寄稿し、カーニー氏にアドバイスを送っている。

キーワードは「ウィ(私たちは)」「アス(私たちを)」「アウア(私たちの)」の三つという。外国人を中央銀行の総裁に任命した開放性は、金融街シティーの国際性や英政治システムの先進性だけに由来するのではなく、英国民の外国人や外国の文化、習俗に対する草の根の寛容さから来ているとポーゼン氏は説く。

トップダウンのリーダーシップではなく、金融政策委員会で徹底的に議論を尽くせとポーゼン氏はいう。財務特別委員会の下院議員やシティーのバンカー、労働組合の活動家の声に耳を傾け、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4地方に足を運び、地域の多様性、労働市場の慣行、国内金融の非効率さに目を配れ、とアドバイスする。

苦しんでいるのは「私たちの」経済なのだから、「私たちの」家計の状況を把握し、「私たちの」経済成長見通しを立てて、地域の経済格差を解消しなければ、英経済の不均衡は解消されないと説く。

英国人ではない米国人が、次の総裁となるカナダ人に、これだけ誠実で真摯な言葉を送るイングランド銀行の文化、英国民への愛情に深い感銘を覚え、目頭が熱くなった。

方や、日本の次期首相と目される政治指導者は、日銀の独立性を脅かす発言で円安が進むと、まるで自分の手柄のようにはしゃいで見せた。円が政治家の発言で上がり下がりして大喜びずるのは投機筋だけだろう。まして政治介入で中央銀行の独立性が脅かされれば、インフレターゲットの達成に大きな支障を来す。取り巻きのリフレ派も日銀攻撃をエスカレートさせている。

日銀総裁は日本人でなければならないか
日銀は特殊会社で、総裁が日本人でなければならないという明文規定はない。しかし、イングランド銀行のように外国人を総裁に任命するどころか、日銀出身でも財務省出身でもない外部の日本人を登用するだけでも相当な波紋が広がるだろう。

日銀の金融政策だけではデフレ脱却が困難で、政府との協力が不可欠なのは明らかだが、英国がどうしてインフレの国なのかを考えてみる必要がある。

英国では出生率が回復
英国は先進国の中ではフランスに次いで出生率が回復している。今でこそ門戸を閉ざしたものの、それまでの積極的な移民政策の恩恵で人口は緩やかに上昇している。女性の社会進出を支える政策も功を奏している。欧州大陸に比べて労働市場の流動性も高い。

ロンドンには若者の活気があふれている。青空市場では、アフリカ、アジア系の移民が声を上げて笑っている。

人が集まり、人が増えるところは、カネが集まり経済が活発になる。政治を信頼できず、人が減り、経済が衰え、みんなが銀行にカネをしまいこんでいる国で、お札を無制限に刷って、公共事業を大量に発注すれば、経済が活性化すると考えるのはあまりに安易すぎる。

すでに貨幣的現象ではなくなった日本のデフレを解消する第一歩は、私たちが、少子高齢化、女性の社会進出の遅れ、若者の雇用機会の喪失、既得権益を守る利益団体の横行、移民政策、時代遅れの企業ガバナンス、起業促進、財政健全化、公平な税負担など私たちが抱える問題点を直視することだ。

総選挙だというのに、日本にはもう、そんなことを真剣に語る政治家も官僚も企業人も有権者もいなくなってしまったのだろうか。

(おわり)


木村 正人
在英ジャーナリスト
ロンドンを拠点に活動する国際ジャーナリスト(元産経新聞ロンドン支局長)。日本国憲法の改正問題(元慶応大学法科大学院非常勤講師=憲法)や日英両国の政治問題、国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部で大阪府警・司法キャップを務めるなど大阪で16年間、事件記者を務め、東京で政治部や外信部を経験。2002〜2003年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。2012年7月、独立してフリーに。

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03. 2012年12月19日 13:10:28 : IOzibbQO0w
日本がおかしくなったらIMFも救えない 英巨大ファンド日本人創業者が読む世界羅針盤 第5回 

木村 正人 | 在英ジャーナリスト

2012年12月19日 11時25分

浅井将雄さん
コメントを見る(0件)
国際的な資産運用会社「キャプラ・インベストメント・マネジメント」の共同創業者、浅井将雄さんに5回目は「日本売り」の可能性について尋ねた。キャプラは運用総額140億ドル(約1兆1700億円)、債券系ヘッジファンドではロンドン最大級、総預かり資産でもヘッジファンドとしてはロンドンのトップ5に肩を並べる。

・日本売りは始まるか
問い 世界中で最も成功しているファンドの一つとして有名な英オードリー・キャピタルに1年前、「日本売りファンド」ができたが

「自民党の安倍晋三総裁の発言で起きていることは決して日本売りではなくて、円安が進み、株価が少し高くなった。日本買いだ。日本にとってメリットのある政策だ。債券も株も為替も売られるトリプル安が日本売り。今、目指している政策は日本売りの政策ではなくて、インフレ目標を設定することによって長期金利は若干上がるかもしれないが、為替は円安になるかもしれない。株も上がるかもしれない。本当に実現したら、これは日本売りではなくて、日本にとって良いことだ。われわれは円安に行くんではないかと思っているし、それが日本売りにベットしているとはまったく思わない」

問い 日本国債の市場は様子見か

「市場は補正予算を待っているということだと思う。総選挙の直後に日銀の政策委員会・金融政策決定会合があって、年明けの通常国会で5兆〜15兆円の補正予算が出されると思っているので、今から仕掛ける人はかなり気の早い人だ。だれも短期金利が売られることにベットはしていない。本当の日本売りというのは短期金利すら日銀が制御できなくなるときだ。リーマン・ショックや欧州債務危機のようにファンディングに影響を及ぼすようなときだ。今、日本の金融機関にファンディングの心配はまったくないので、日本売りというのはなかなかないと思う」

問い 起こり得るシナリオは

「われわれが注目しなければならないのは2003年に日本で起きたようなVaR(バリュー・アット・リスク、市場リスクを統計的手法により測定した数値のこと)ショックだ。VaRショックでは、長期金利が史上最低の0・43%まで下げた後、2%近くまで急上昇した。短期間に長期金利が上昇して、金融機関が今持っている債券をいったん手仕舞わなければならないような状況が来る可能性の方が日本売りよりもずっと早い」

「それほど遠くない将来に長期金利が上昇する可能性はある。ただ、安倍さんが積極財政になってくるかどうかは、今回の選挙公約の中ではあまり見えない。国土強靭化計画という言葉はあるが、実際にどれぐらい予算に反映させてくるかということは、総選挙で自民党が勝って内閣の陣容を見て、どういう政策をしてくるのかというのを見極めてからの話だと思う。安倍さんは積極財政派というまでは転換できないと私は思っている。」

問い 日本から外国金融機関の撤退が相次いでいるが

「これは日本だけの問題ではない。米国の新たな金融規制ドッド・フランク法や新たな自己資本規制バーゼル3など各国で規制が進み、以前のようにグローバルにすべてのビジネスを展開していくことがかなり厳しくなってきた。投資銀行、不採算事業に対して縮小の動きが強まっている。アジアは成長地域なので収益を目指そうとする人がいる一方で、成熟マーケットの日本では採算が苦しい部門については縮小を余儀なくさせられている」

・不可欠なイノベーション
問い 日本の成長戦略は

「1人当たりの国内総生産(GDP)で見ると、日本は屈指の大国で、中国が日本に追いつくには何十年もかかる。中国のGDPが日本の倍になっても1人当たりのGDPは日本にとても追いつけない。一方、日本は1人当たりのGDPが高い豊かな国なので、根本的な問題としてそれを増やしていくのは極めて難しい。1人当たりのGDPを維持しても人口が減っていくとGDP全体が減り、税収も減少する。しかし、高齢者は増えて社会保障費は膨張するのでGDP対比の債務はどんどん増える。どこまで持続可能なのかわからない。何とかGDPをキープしていくのが重要なキーだが、今の環境で、革新的な技術が出てこなければなかなか急成長はしない。日本の技術の中から世界に通じる技術が出て、日本で生産される画期的な製品が出てくれば、構造改革に成功して、成長戦略に乗ったということになる。ミニ産業革命があってGDPを飛躍的に増やすようなものが10年のうちに一つ作れればいい。日本にはグローバルなトップレベルで戦える力がある」

問い リフレ政策だけで十分なのか

「リフレだけでなく、規制緩和、構造改革、それプラスGDPを押し上げるイノベーションがないと日本はかなり厳しい状況になる。自動車、電気、医療は日本にとって苦しいとは言っても期待しなければいけないセクターだと思う。それとエネルギー。もし日本がメタンハイドレートの実用化に成功して、エネルギーを輸入しなくてもいい国になればかなりの構造変化になる。日本がおかしくなった時には誰も救えないから怖いんだと思う。だから、そんなことは起こしてはいけない。日本の公的債務は1千兆円ですから、国際通貨基金(IMF)にも救済する資金がない」

問い 最悪の場合のシナリオは

「日本の場合、公的債務の1千兆円は日本が持っているから徳政令に近いことが行われてしまう。インフレによる実質債務の軽減が行われる。100円が1万円になって、通貨の価値が100分の1になる。そういう危険なリスクが日本の場合はある。しかし、450兆円のGDPがある国ですから、日本売りのときが来ても、そんなに簡単に倒れることはない。年金を3分の1にカットし、医療費を5割負担にすれば社会保障費が50兆円削れる。財政収支を好転させるため国民に負担を求める政策が行われる可能性はある」

(おわり、次回の「世界羅針盤」は1カ月後を目途にお届けします)


04. 2012年12月19日 15:30:23 : lsBPqpLmSA
http://finance.yahoo.com/blogs/daily-ticker/obscene-stimulus-trigger-made-japan-crisis-2013-mauldin-141631108.html

 「2013年 日本危機」(日本語の説明)

 http://uskeizai.com/article/308408768.html


05. 2012年12月20日 00:38:34 : l9tyr3YnHk
池田信夫という男、気違いです。
現状をbetterと思っているのでしょうか?
現状は限りなくworstに近い状況です。
現状よりも何かいいかという所から思考を始めなければなりません。
さらに、同じことを主張するのに、浜田氏ならいいが安倍氏ではダメだと言っている。
安倍氏に対して「彼の頭は大丈夫なのだろうか」とすら言っている。
安倍氏は、2%までの無制限の金融緩和と言っているだけで、それ以上の金融緩和は言っていない。
自ずと上限は限られてきているであり、無頓着に「無制限の金融緩和」を言っているのではない。
こいつは気違いとしか言いようがない。

06. 2012年12月20日 04:11:40 : BnZEbGDBC6
ん?日本に経済学者なんていたの?♪


07. 2012年12月20日 08:00:35 : CYLLKxTPqU
>06
池田信夫はエコノミストではありません。

エコノミストは枝葉を揺らす風(市場関数)をウオッチしつつ
幹(市場動向)を視野するものである。

この男は自分のテリトリーにある幹だけに住みつく
お喋り啄木鳥のようです

学者エコノミスト気取りのようですが
啄木鳥のように軽佻な議論の嘴をたたいているイデオローグでしかありません。


08. 2012年12月20日 08:36:37 : rfcCuFHQZE
国債を日銀に無制限引き受けさせて日本国の1000兆円余の財政債務を帳消しにする。この麻薬のような甘いうまい誘惑に対外戦争しか頭にない安倍自民党や維新石原らタカ派政治家は陥ると見ています。「インフレ目標2%のはずが」手を付けられないほどの日本国債暴落という{想定外」の結果になる恐れがあります。

09. 2012年12月20日 11:30:01 : TQhglW8JjY
消費税の増税法案が可決しているため、いつでも施行できる。後、消費税増税法案5パーセント通していおいて欲しいね。10パーセント有れば、いつでも
景気の過熱感(インフレ)をさませることができる思います。

10. てつや 2012年12月20日 11:56:57 : /k06J5//AEvGc : mxGKZMrHzw

池田信夫が経済学者?悪い冗談はやめましょう。まともな経済学者が以下のようなことをつぶやくでしょうか。池田氏のツイッター上での発言(2011年5月10日〜11日の2日分)

1:仙谷氏もいうように、経済産業相がOKすれば再稼働はできる。「国民的合意」なんて法律のどこにも書いてない。なぜ「福島事故の検証」をしないと柏崎が運転再開できないのか、法的根拠を言ってみろ。嵩にかかって民間企業をいじめる知事の人気取りは醜い。

2:飛行機事故でも、事故調の結論が出るまですべての飛行機を止めるなどということはない。今回の事故の原因は明らかで、津波対策も終わったのだから、通常運転に戻るのが常識だ。「福島事故の検証」などという曖昧な根拠を出すのは、東電をいじめて人気取りするためだろう。

3:「核のゴミの最終処分ができないから原発はだめだ」という話は、かなりくわしい人も信じている都市伝説だが、その根本原因は、冷戦時代から変わらない(むしろ強化されてきた)線量基準。

4:「海洋投棄はけしからん」という感情論が多いが、1万mの日本海溝に沈める技術は確立しており、地層処分より安全。日本政府もロンドン条約は批准していなかったが、米国の圧力で批准した。ロンドン条約は半年前に通告すれば脱退できる。

彼がなんと言おうが無視するのがいちばんです。彼の取り巻きの発言をツイッターで読み、私は気分が悪くなりました。池田は、細野豪志が自分のブログのファンだと言っていましたが、さもありなんです。この男にとりあうのは時間の無駄です。


11. 2012年12月20日 22:21:34 : GQcUGhYYnF
折角低金利の国債を発行し銀行等が大量に所有してるのに実質2%のインフレは膨大な不良国債を持つことになる。この政策には無理があるが安倍の言ってる事の真の狙いは円安だろうね。円安はすでに価格競争で負け続けてる日本の企業にとってはイノベーションしたのと同じ効果が出る。隣に中国があるのでインフレは大きく起きえないが円安好景気とある円安ラインになると中国、韓国の不安定化が増し新たな外交問題が出るだろう。 

12. 2012年12月21日 10:57:51 : SCzti5pLb6
一般的な経済問題の素人としては
批判記事や分析記事よりも

これは絶対有効打だという
目が覚めるような記事を読みたいと思っている。
どなた過お聞かせ願いたい。


13. 693 2012年12月21日 23:22:36 : yWWpkbaAHH.lI : 1DSFIZM1wo
消費税を一度ゼロにして、
2年に1%、4年後に2%・・・・
20年後に10%まで上げていけば景気回復するんじゃないですかね。

14. 2012年12月22日 13:08:36 : 6kuobrWeYc
>>13
そりゃ典型的な需要の先喰い政策だよ。

15. 2012年12月23日 00:13:04 : FtAqUhrlFU
英国の消費税は複数税率であって、最高税率だけ振りかざして何が言いたいのか。
財務省の手先か。

16. 2012年12月23日 10:01:23 : hiVkKuYSLI
木村 正人?つか英国の銀行ごと、口座ごとの金利には触れずになにが年5%の目減りだよ?付加価値税が日本の消費税と同等ってのもおかしいだろ?税率と適用範囲をすべて示せよ?ガスや電気料金、インフラ料金は?
生活に根付いたものをすべて飛ばして上からドウノコウノの言っても、へそで茶を沸かす気にもならんわ。ばかへの持論の結論への誘導ジャン。

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