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中国の自社への言論弾圧を”黙認”する朝日新聞 (生き生き箕面通信) 
http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/289.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 7 月 31 日 08:18:08: igsppGRN/E9PQ
 

中国の自社への言論弾圧を”黙認”する朝日新聞
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/cdee9097d515f42855b55df32c2e959d
2012-07-31 06:52:48 生き生き箕面通信


おはようございます。

生き生き箕面通信1330(120731)をお届けします。

・中国の自社への言論弾圧を”黙認”する朝日新聞

 朝日新聞の記者が取材中に警察官から暴行を受けたけれど、朝日新

聞社自体は異様に静かにしており、これでは中国の言論弾圧を黙認す

る姿勢とひはんされても仕方がありません。なぜ、ここまで中国べったり

でなければならないのか。朝日新聞の首脳部には「長いモノにはまかれ

ろ」主義がはびこってきているようです。この暴行事件は、ネットでは

「J・CASTニュース」が取り上げています。

 朝日の記者は、江蘇省南通市でのデモを取材していたところ、警官隊

15〜20人に取り囲まれ、カメラを取り上がられたばかりでなく、身分を

明かすために見せた記者証も取り上げられた「報道弾圧事件」です。

 朝日新聞社は、渡部勉・国際報道部長の名前で、「正当な取材活動

に対して加えられた極めて悪質な妨害であり、看過できません。中国

政府に対し、謝罪と、カメラと記者証の返還を求めています」というコメ

ントを出しました。

 暴行を加えられたのは、上海支局長の奥寺淳・記者。王子製紙工場

の排水用パイプラインの建設に反対するデモを取材していました。奥

寺支局長は昨年、浙江省の温州で起きた高速鉄道の衝突事故で、当

局が事故車両を重機で壊して埋める様子をスクープしたことで知られ

るとともに、当局から目をつけられていたようです。奥寺氏は、この報

道で、国際理解に貢献したジャーナリストに贈られる「ボーン・上田記

念国際記者賞」を受賞しました。

 この事故については、中国政府は今でも厳しい報道規制を敷き、事

件の風化を図っていることは先般伝えられたばかりです。そして、パイ

プライン建設反対のデモは、いつのまにか格差や政府の汚職批判に

すり替わって暴徒化し、王子製紙の現地事務所になだれ込んで放火

するなどに発展しました。

 暴徒化したデモの様子は、各紙ともそれなりに伝えましたが、肝心の

朝日は自社の記者が暴行を受けた事実についてはひっそりとしか扱わ

ず、その後もコラムなどでおざなりに取り上げただけでした。朝日の紙

面からは、中国政府に配慮し、事を穏便に済ませようとする意図があり

ありと見えました。これは、中国政府の言論弾圧を「穏便に黙認する」

態度です。

 これから、尖閣問題を中心に、対中国報道は緊迫する場面を伝えな

ければなりません。しかし、一方で、サンケイ新聞や読売新聞、さらに

週刊誌、月刊誌が「反中」を鮮明にしてきました。多くの人がその「反中」

に拍手を送るようになっています。そういう時期だからこそ、しっかりし

た軸を持つジャーナリズムが求められます。朝日新聞は、こんごどの

ような対中報道を行うでしょうか。おかしな報道姿勢には、きちんと批

判を浴びせる必要を感じます。

       ◇

朝日記者に中国で称賛の声 「暴行受けても真相に迫った」
http://www.j-cast.com/2012/07/29141032.html?p=all
2012/7/29 18:25  J-CASTニュース

中国江蘇省南通市啓東でデモを取材していた朝日新聞の奥寺淳・上海支局長(41)が現地の警察官から暴行を受けたが、中国のネット上では奥寺支局長を擁護する声が高まっている。

奥寺支局長は、2011年に浙江省の温州で起きた高速鉄道の衝突事故で、当局が事故車両を重機で壊して埋める様子をスクープしたことで知られる。この事故をめぐっては、現在でも報道規制が続いているとみられることもあって、中国のネット上では、奥寺支局長に同情的な声も聞かれる。

■ 警察官にカメラ奪われ、蹴られる

奥寺支局長が取材していたデモは、南通市当局が計画していた王子製紙工場の排水用パイプラインの建設に反対するもの。当初は、「排水が環境汚染を引き起こす」といった趣旨のデモだったが、いつのまにか格差や政府の汚職批判にすり替わって暴徒化。12年7月28日には、デモ隊が政府庁舎に流れ込み、窓ガラスを割るなどした。当初は警官隊は静観していたが、後に反撃に転じデモ隊に暴行するなどした。

その様子を取材していた奥寺支局長は、突然カメラを奪われ、取り囲んだ警官隊15〜20人に地面に押しつけられたという。記者だと名乗ったにもかかわらず、20秒間に渡って蹴られたり、体の上に飛び乗られるなどしたという。暴行後に見せた記者証も取り上げられた。

朝日新聞社は、渡辺勉・国際報道部長の名前で

「正当な取材活動に対して加えられた極めて悪質な妨害であり、看過できません。中国政府に抗議し、謝罪と、カメラと記者証の返還を求めています」

とするコメントを出している。

今回のデモをめぐっては、中国国営メディアでも短く報じたが、奥寺支局長に対する暴行については伝えていない。香港メディアがわずかに事実関係を報じている程度だ。

だが、中国版ツイッターにあたる「微博」では、暴行を伝える朝日新聞の電子版の画面をキャプチャーしたものが出回るなどして、中国のネット利用者にも、少しずつ事実関係が伝わっているようだ。

■ 高速鉄道の衝突事故取材では高い評価

中国のネット利用者の受け止め方は、もちろん様々だ。

「(奥寺支局長が)外国人だとは分からなかったのではないか」

と、警官隊の行動を擁護するものもあれば、

「犬みたいな日本人は打ち殺されてしまえ」

などと相変わらず日本人の罵倒を続けるものもある。

だが、奥寺支局長のこれまでの活動を評価する書き込みも相次いだ。例えば、ある書き込みでは、7月24日に掲載された奥寺支局長の記事「追悼行事なく主要メディアも沈黙 中国高速鉄道事故から1年」の見出しを紹介しながら、記者として「高い力量を持っている」と評価。別の書き込みでは、

「奥寺淳は、今年の日本で最も良い新聞報道をした人に贈られる賞を取っている」

とある。これは、奥寺支局長が高速鉄道事故関連の報道で、国際理解に貢献したジャーナリストに贈られるボーン・上田記念国際記者賞」(11年度)を受賞したことを指すとみられ、書き込みでは、

「彼の経歴は中国人にも役立つ。真相に迫る人に敬意を表したい」

と奥寺支局長を称賛している。


 

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コメント
 
01. 2012年7月31日 08:28:13 : bvaI0lv90E
朝日さんには国内でも同じ様に真実の報道に徹して欲しいなぁ。
官房機密費や記者クラブ制度で政府の提灯持ちやってるだけだろう。
中国からは機密費貰えてないなぁ。

02. 2012年8月09日 06:08:50 : rjpmaLs936
朝日は国内でも複数の記者が殺されてもだんまり。
エクストリーム自殺として処理されても反発すらできない。

統一教会に神戸でテロられてから、すっかり萎縮して、しょうもないメディアに成り下がってしまいました。


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