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時事寸評 「ねじれ国会」というNHK解説委員  武田邦彦 
http://www.asyura2.com/12/hihyo13/msg/365.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 9 月 08 日 08:54:54: igsppGRN/E9PQ
 

時事寸評 「ねじれ国会」というNHK解説委員
http://takedanet.com/2012/09/post_fc07.html
平成24年9月7日 武田邦彦(中部大学)


【440】 時事寸評 : 「ねじれ国会」というNHK解説委員 / 武田 邦彦


NHKの解説委員は、衆議院と参議院の与野党が逆転している現状を「ねじれ国会」という表現を使い、盛んに批判している。他局でも見られないことはないが、あまりにも不見識なのでブログで取り上げなければならない。

日本の政治制度は、衆議院と参議院があって、それぞれ別の時期に投票される。まれには「同時選挙」もあるけれど、任期も違い、解散のある衆議院と任期が決まっている参議院だから選挙の時期が違うのは当然のことだ。

だから、自民党の勢力が強かった時代、衆議院と参議院が同じで「参議院はそえもの」などと言われたよりも「正常」な状態だ。それを「ねじれ」とあたかも「異常」なように解説するNHKというのはあまりにもレベルが低い。

アメリカでも大統領は民主党、議会は共和党とか、議会でも上院と下院の勢力が違うなどは普通のことで、他の先進国も珍しいことではない。それなのに、なぜ日本の衆議院と参議院の勢力が違うだけで「ねじれ」という表現を使い、なんとなく「悪いこと」のように表現する「文化人」が多いのか不思議だ。

もともと「ねじれ」が悪いのではなく、党議拘束が強く、議員が単なる投票機械にほかならない。憲法の精神から言えば、衆議院と参議院の考えが違っても良いし、それは議員一人一人が国民の代表として正しく行動することが大切なのである。

もしNHKの解説委員が批判するとしたら、まず「ねじれ」という「異常事態」と思われる用語を使わないように呼び掛け、その上で「せっかく、日本も衆議院と参議院が別々の考えを持てるようになり、二院制の意義がでてきたのだから、議員一人一人が党議に拘束されることなく議論をするべきだ」と言って欲しいものである。

そのぐらいの判断力に基づいてNHKが言わないと、なんで強制的にお金を取る放送局があるのか、その意義を認めることはできない。


 

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コメント
 
01. 2012年9月08日 16:07:25 : MEgeolNnl6
法案ごとに、代議員一人一人がその考えに従って投票すべき。その投票行動を
選挙で選挙民の負託にふさわしいか決めていく。
党議拘束をかけることは、前世紀の遺物。

比例区であっても同じ。国会での投票マシンを選んだのではなく、政策を議論できる
人を選んだのだから。

あとは死に票を最小にする選挙制度が重要。


02. 2012年9月08日 18:19:58 : GLb9oEg01M
>01氏に基本的には賛同する。

不信任や問責以外に党議拘束は必要ない。

何でもかんでも党議拘束をかけているから議員一人一人の行動が良く判らなくなっている。有権者は党内議論の場まで見るほどの暇はないし、政党が党内議論を全部公開しているわけでもない。

今の国会では「ねじれ」はむしろ政権与党を暴走させない為にきわめて有効に働いている。
「決められない」ことが問題ではなく「合意を得る」仕組みや努力の欠如が問題。

とはいうものの、「政権与党の期限付き独裁」と言うような輩ばかりだからなぁ。


03. 2012年9月22日 00:56:51 : elwSVQpWdQ
俺も「ねじれ国会」という言葉を聞くと頭にくる。
善と悪が論争を展開しているのに、そんなバカみたいな言葉で一括りにするな。

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