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多くの目に見える事象は
それを「期待する」者をして維持されていると云う事は
大体理解出来ている事と思う
そこから離れれば良い
要約して話を進める
肉体に感じる痛みというものは
神経細胞の中を流れる電流が抵抗を感じるためだ
電気抵抗が起きるのは外的な要因としては雷雨時があげられる
「雨が降ると古傷が痛む」というのはそういうことだ
突発的な事故や外傷でさえあなたの意図的な働きが生み出した結果だが
それをここでとりあげても理解するまでには十分な流れを要する
今回は既に抱えている痛みに対処する為の方法論を提示するに留める
さて
痛みを感じるのは
「あなたの願望」に対立する観念を
あなたが手放せずに居る事で生じる"葛藤"が原因である
葛藤を生むのはあなたが自身に望んでいる事を
自ら抱いている常識と云った考え方に準じて否定しようとしている時である
それが違和感としての「痛み」というものをつくり出している
所謂「抵抗」である
あらゆる違和感や痛みはエネルギーの澱みとして感じられるものである
それは力強さではない
単に望まない現実を生み出すにも
エネルギーとして使われるのは感情である
痛みあるいは違和感を放置していれば
つまりあなたがその痛みや違和感と捉えて逃さない様にして
そこに「反応」だけを繰り返していれば
それはより大きなものとして広がっていくだけである
もしあなたがとてつもなく大きな事故を経験して
生死を分けた運命的な出来事が必要であったと云うなら
それはあなた自身が惰性的なままに過ごすあなたに対して望んだ事である
そこでのあなたは
「そうでもしなければ自身を変えられないのだ」という状況に
自身で押し込めてしまう事があるからである
しかしどうしたこともあなたが選択することによって生まれる
どんな経験を利用するのも自由だがここではそうした事を奨励しない
やがて物質的な身体に疾患となる患部を生み出す事態とならないようにと
またそうなってからでも治す事は出来るという事をここに伝えたいのである
それには以前取り上げた方法論が役に立つ
以前とりあげたとするのは
「(望みと対立する感情を生み出す)思考(観念)を追い立てる」際の
「心の眼」の活用法である
自分の身体に違和感を感じる所があれば
それを意識的な(心)眼で消え去っていくまで「追っていく」と云う方法だったが
これは痛みを見つけたら
それを痛みとして捉え続けると云う事では無いと云う事を
あらためて書いておこうと思う
その間のあなたは意識的に胸に集中して深呼吸しつづける事が重要でもある
これは身体の"あらゆる"痛みに対しても"応用"が利く
あなたの中に苦しいと感じている場所があれば
その無意識とする自己の中にも観念の力が働いているのである
あなたが自分の身体の中に悪い所があると感じ
その原因となる過去を引っ張り出してはそれが証拠だとして自分に突きつけたり
治る為には大層な治療技術が必要だなどと信じ続けていれば
あとはあなた自身の力を否定して
そうした信頼する治療法などに頼らざるを得なくなる
その状況は自らの観念が生み出した結果である
すべてあなたが受け容れている観念(常識と云った信念や思い込み)に
遵っている事が起因している
それをまずは理解出来れば次に「手放す」と云う事になってくる
これは意識の力を利用するはじめの一歩になるのだ
言葉を変えれば「力みを抜く」若しくは「解放する」
小窓や扉を開けるイメージでもいい
観念を変えない限り手放してもすぐにまた戻ってくるだろうが
意識の力が理解出来てくると自然と出来る事が増えてくる
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武術でもあらゆる二等辺三角形を身体に視る
座した姿を真横から見て
頭頂 膝 つま先に二等辺三角形の三点を当てはめその姿勢を身体に染み込ませる
真上から見た両肩の位置と頭頂
後ろから見た腰の両脇の位置と頭頂など
偏りのない精神体を想い描いて
意識的なズレのイメージを矯正していく方法は使える
これは観念を段階的に変えていく方法でもある
肉体を形づくる細胞へのメッセージを変えると云う事でもある
健康体も疾患も
それを維持するのはあなたの意識の声だけであるのだから
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単にあなたの受け容れている観念を変えさえすればいいのだが
それには新たにあなた自身
それまでの惰性的とは違った「信念となりえる願望」と
意識的な集中力が必要だ
だから慣れる迄はあれこれと試行錯誤を繰り返す方が身の為になる
ここであなた方の多くが誤解している「催眠術」の影響力の事をとりあげる
意識的にリラックスしただけでは暗示効果は生まれない
洗脳とはあくまで被術者が意識的に術者の観念に遵っている状態である
捉え違いをしている方々をとても多く見受けるのだが
高度ですぐれた意識の「集中力」だけがそれを為すのだ
リラックスしているから無防備に洗脳とは起きるものだと考えやすいが
それはあなた方の眼から見た外観の捉え方であり
内面では非常に意識的な集中力を発揮した状態にあると云う事を理解すること
つまり同意して術者の観念に遵う立場が居て
洗脳もしくは催眠術とは成功するのである
さてそこで
あなたが実際に自分に意識的に呼びかけ暗示を強化する事は有益となる
これは自己催眠術である
あなたの内面をすべて分け隔てなくあなた自身を肯定していく
先程の方法論を駆使して
つまり葛藤を生じさせない事が大事なのである
あなたにとって新たな観念を自身に取り込んだ状態へと誘導する事が大事なのである
集中力を高めていく為のテクニックがあるということである
それは肯定し続けると云う事であり
逆を言えば否定しないと云う事である
あなたの中に在るすべての問題の様に見えるものは実は問題ではないのであり
あなたの中にあるものすべてに感謝しろとは言わないが
言葉になどせずとも感覚的にその心の眼で見渡す事があなたの為になるのである
そうすれば意識的に振る舞っているときのあなたが
何故こうも出鱈目に身体を動かそうとしているか
何故こうも望まない事に身体をよじらせ埋没してしまっているのかが見えてくる
さて
長く続けて効果が出る類いのものはないので無理をしないこと
暗示の効果とは(言い換えれば洗脳とは)あなた方によって毎日行われている
それは繰り返すが常識やルールと云った類いの情報への遵守によって
現実を生み出すにもっとも効果的なのは勿論「行動」である事は明白だが
それでは何処まで行ってもコントロールの必要性を感じてしまう事になり
支配的な考え方からいつまでも脱却出来ない
ただ"堕"性的に世の流れを変えられないままでいること
利用出来るものに振り回されている事事態馬鹿げていると感じる
私はそれを愚かしいとすら感じる
だがそのような事は今敢えて言葉にはしたが
一瞬脳裏に言葉としてよぎるまも与えられず消えているのが現状だ
意識の使い方の鍵を一言で表すと「解放」である
何処迄も意識のエネルギーが流入して来るのをただ赦すだけでいい
繰り返せば感覚的に掴めるようになる
感覚を大事にして欲しい
それが本来の文字にならぬ言語であり言葉だ
さて
あなたの長年抱き続けて来た観念の力は強化され
現実的にあなたの意識の一部として外観に表出されている
その緊張状態を解きほぐす事が患部を緩和していくきっかけとなる
あなたが頑なに持ち続けている物事への考え方を
あなた自身が改めるきっかけとなれば倖いだ
あなたが信じている物事は現実化する
つまりあなたの感じる違和感とは
あなたの葛藤の状態が現実化したものなのだから
なんにせよ
違和感を感じると云う事は
あなたがいつまでも何かを認められないでいるということだ
違和感を感じる場所があればまず意識の眼でそれを探り
ただ追跡していく
その間意識的に呼吸をするようにする
これは身体を動かしながらでも
椅子に座って瞑想していてもできる
布団に寝ていては難しい
そこが瞑想する場所だと云う観念がない限りは
慣れてくるとあなたはすぐれた武術家の身体の動きが自ずと理解出来る様になる
細胞はあなたの観念に遵う
すべての細胞は常にあなたと会話している
意識在るものはすべて
つまり物質的なもの全てはあなたの観念に遵う
これはあなたの身体を飛び越えた状況に迄発展する方法である
意識間には常にテレパシーでの同意を求める会話が行われている事をお忘れなく
現実の創造とは行動以前に生まれていると云う事である
ここではその事をまず知る事から始めればいい
常識やルールというものに縛られ
あなたがそこに抑圧を感じている時
あなた自身はなんとかその場をやり過ごしているようでも
落ち着きのないあなたから見えないというだけの場所をつくり出し
そこに累々と蓄積されているのである
それをせずに物事を見つめるということが
世をありのままに見つめるということ
そして願わくば自在に住み良く変えていく事も出来る
という話なのである
メリークリスマス
ホーホーホー
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