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「就活なんか、するな。卒業するまでは大学生として大学での活動に全力を尽くし、卒業してからその先のことは考えなさい」内田樹
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/334.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 1 月 13 日 13:02:02: GZSz.C7aK2zXo
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu279.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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「就活なんか、するな。卒業するまでは大学生として大学での活動に
全力を尽くし、卒業してから、その先のことは考えなさい」 内田 樹

2013年1月13日 日曜日

◆就活についてのインタビュー 1月12日 内田樹
http://blog.tatsuru.com/

朝日新聞デジタルというところからインタビューを受けた。
お題は「就活」。
「就活なんか、するな。卒業するまでは大学生として大学での活動に全力を尽くし、卒業してから、その先のことは考えなさい」というのが私の年来の主張である。
今していることをおざなりにして「ここではない場所で、あなたではない他の人たちとする仕事」に前のめりになっているような人間をあなたは重用する気になるか。
私はならない。
そんな人間はどこにいっても使い物にならないということを経験的に知っているからである。
でも、同意してくれる人はきわめて少ない。
マスメディア上では「ゼロ」である。
珍しく朝日新聞(ただしWEB版)からこの件でお座敷がかかった。
でも、それは「息子が内田樹の書いたものを読んで『就活をやめる』と言い出したので、ちょっと腹を立てた母親」がインタビュアーという、ちょっと不思議な趣向のものであった。
インタビュアーの渡部さんは最初のうち、「警戒心」と「好奇心」の中間くらいのところで質問をしてきたが、そのうちだんだん深くうなずきだした。
母親の直観は「いまの就活には何か人間の生きる力を損なうものが含まれている」ということを理解しているのだと思う。
そのインタビューの一部を採録する。

実は、筆者の次男は大学3年生。1ヵ月半前のこと、彼は突然、夫と私に言いました。「僕は就活しない。休学する」と。えっ、どうして!? 「もっと本も読みたいし」。何を? 「内田樹」――。息子の心の変化に迫り、あわよくば休学阻止をねらって、息子が私淑する武道家で思想家の内田樹さんにインタビューを敢行。さて、その結果は?

――息子の休学宣言には困惑しましたが、取材を進めていくと、いま、就活をしない学生が少しずつ増えていることが分かってきました

もう10年くらい前からの傾向です。何十社、何百社にエントリーし、勝ち抜いた者が成功者で、負けた者は二十歳少し過ぎたところで人生の敗残者、というような競争にさらされてきた先行世代を見て、揺り戻しが来ている。そんな競争に勝ち残ってもたいして明るい未来が開けるわけでもない。こんなやり方がいつまでも続くはずがないと直感しているんです。
就活をしない若者たちは、概して無欲です。車やバイクも洋服もいらない。海外旅行もしない。ミシュランの星つきフレンチで高いワインを飲みたいとも別に思わない。
いま、センスのいい若者で、バリバリ上昇志向っていう人はほとんど見かけませんね。大学院に行ったり、仲間と起業したり、ボランティア活動に携わったり、農業をやったり。昔のようにイデオロギーや宗教に凝り固まるわけでもなく、ナチュラルに、でも、堅実に生きているように見えます。

――でも、大多数は就活に必死で取り組み、親も社会もそれを後押ししています

だから、ますます若者が苦しい立場になっていくんです。
いまの就活は、とにかく狭い市場に学生を押し込もうとする。当然、買い手市場になり、採用する企業はわずかなポストに群がる求職者たちの中から、能力が高く賃金の安い労働者をよりどりみどりで選べる。『キミの代わりはいくらでもいる』という言葉を採用する側が言える。
これが一番効くんです。
でも、本当は、若者の手助けを求めている職場はいくらでもあるんです。中小企業もうそうですし、農業林業漁業のような第一次産業、武道でも能楽でも伝統文化も継承者を求めている。
でも、そういう無数の就職機会があることを就職情報産業は開示しない。そして従業員1000人以上の一部上場企業に就職しないと敗残者であるかのような幻想をふりまいている。
大学を卒業したら、スーツを着て毎日満員電車で出勤して、朝から晩まで働く以外に仕事はないと教え込んでいる。

――何だか、わが子が大きな罠に絡め取られていくようです


就活は、能力が高くて安い賃金で働く若年労働者を大量に備給して欲しい経済界の要請により、経済産業省や文部科学省と就職情報産業が共謀して作り出した仕組みです。
大量の学生たちを希少な就職機会に押し込むから、倍率ははね上がる。何十社も採用試験に落ち続けた学生たちは自尊感情を損なわれ、自己評価が下がり、最後は『どんな条件でも働きます』と採用側にすがりつくようになる。
文科省と経産省が仕掛けている『グローバル人材育成戦略』を読むと、気分が滅入ってきます。グローバル人材というのは、要するに英語ができて、タフなネゴシエーションができて、辞令1本で翌日から海外に赴任できるような人間のことだと言われています。
でも、辞令1本で翌日から海外勤務ができる人間って、要するに『その人がいなくなると困る』という人が周りにひとりもいない人間のことですよね。その人を頼りにしている家族も友人もいない、地域社会でも誰からも当てにされていない。I cannot live without you と言ってくれる人がひとりもいない人間になるために努力をしろというのが『グローバル人材育成戦略』なんです。

――いいえ、子どもには、社会から必要とされる人間になれと言ってきました

そうでしょう。それが親として当然のことです。
でも、政府も企業も若者たちの市民的成熟や個人的な幸福には何の関心もない。
彼らが求めているのはいくらでも替えの効く、使い捨て可能の『人材』なんです。
政治家もビジネスマンもメディアも『国際競争力を高めなければ日本は生き残れない』と盛んに言い立てますけれど、彼らが言っている『国際競争』というのは平たく言えばコストカットのことなんです。
中国や韓国やインドとの競争というのは要するにコスト削減競争のことなんです。同じ品質の製品をどれだけ安く製造できるかを競っている。その競争での最大の障害になっているのが日本の人件費の高さです。これを切り下げないと世界市場では戦えない。そういう話になっている。
今、大学生が多すぎる、大学数を減らせという話が出ていますが、低学歴・低学力の若者たちを作り出していったいどうするのかと言うと、低賃金の労働力がほしいからです。
たしかに国内の人件費を中国やインドネシアなみにまで切り下げられれば企業は海外に生産拠点を移す必要がなくなる。国際競争に勝つためには日本の労働者の賃金を下げるというのがいちばん簡単なんです。すでに低賃金化は深刻になっています。
先日ゼミの卒業生が僕のところに相談に来たんですが、ある生命保険会社の正社員なのに、手取りが10万円台半ば。営業用のDMの切手代もバレンタインのチョコ代も自分持ち。それどころかデスクのパソコンのリース料2万5千円も月給から天引きされていました。営業成績は同期でトップなのに、二年目の夏のボーナスが7万円。あまりに気の毒なので、転職を勧めました。

――ああ、あまりにも若者が気の毒で、これからどうしたらいいですか?

だから、僕は若者に、不安に駆られて、やみくもに就活に走り回るのは止めなさいと言っています。
就活する人が少なくなれば、雇用する側はそれなりの処遇を約束しなければならない。就活する学生が多いほど雇用条件は下がり、減れば雇用条件は上がる。
言っておかなければならないのは、学生の不安をあおっている元凶のひとつが保護者だということです。
とくに母親。
母親は自分の子どもが『弱い』生き物だと思っている。これは懐妊し、出産し、育児してきたことの実感ですから、否定しようがない。
母親は子どもが『他の子どもと同じようなものであること』ことを本能的に願う。子どもが悪目立ちすることを恐れる。だから、他の学生たちが就活していれば、自分の子どもにも就活して欲しいと思う。みんなが大企業狙いなら、自分の子どもにも『お願いだから、大企業に就職して』とすがりつく。
たしかに多くの場合に『群れと行動を共にする』というのは安全な生存戦略です。
でも、ときには群れそのものがリスクの高いふるまいをするということもある。群れから離れた方が生き延びる確率が高いということもある。
いまの就活という集団行動はあきらかに集団の成員たちひとりひとりの生命力を損なっています。浮き足立って自分を見失っている。
あなたの息子さんが、休学して少し考えたいというのは、危険から身を守ろうとする生物としてごく自然な感覚だと思います。
21歳や22歳で人生を決める必要はありません。焦るな、不安がるな、自分を安売りするな、そうお伝えください。

(私のコメント)


今の大学生は三年生くらいになると就活活動をし始めますが、一体何のために大学に行くのでしょうか? 確かに一流大学を出ないと一流企業に就職は出来ませんが、小学校の頃から一流大学を出て一流企業に就職できれば親御さんは安心するだろう。親同士に話でも、子供が一流大学出て一流企業に就職で切れば鼻が高い。

しかしそれは小学生時代から教師から洗脳されてしまった結果であり、現代社会では一流企業勤めても、パナソニックやシャープやソニーなどを眺めてもリストラに次ぐリストラで毎年数千名ものリストラをするそうです。少し前の銀行なども大リストラをしていた。証券会社などは今は見る影も無い。それくらい一流企業といわれたところでも将来はどうなるかわから無い。

にも拘らず、大学生達は名の知れた一流企業に就職したがります。おそらくは両親がそのような就職を希望するからでしょう。しかしそのような企業はブラック企業顔負けのところもあり、3年以内に三分の一が辞めてしまうようなところもあります。名の知れた一流企業は、幾らでも新卒者を採用できるから使い捨てが出来るから、新入社員を育てるよりも使い潰して行く。

確かに一流企業は給料は良いが、過酷な労働を強いられることが多いようだ。私も銀行に勤めたが年収は600万弱だった。年末の12月はボーナスと給料で100万円を超えた。それでも私は退職して独立起業しましたが、仕事が面白くなくてノルマばかりでストレスと過労で体がまいってしまったからだ。中には自殺した職員もいたくらいであり、鬱病でおかしくなった職員もいた。

最近では労働環境はもっと過酷になり、若い正社員が過労死したニュースもよくあります。ならば過労死する前になぜ退職しなかったのだろうか? いわゆるブラック企業と言われている有名一流企業は幾らでも代わりの新卒社員を採用できるからそのような使い方が出来る。トヨタなどの一流企業でも非正規社員化が進んで、秋葉原の無差別殺人事件の犯人もトヨタ系列の非正規社員だった。

内田氏が言っているように、「彼らが求めているのはいくらでも替えの効く、使い捨て可能の『人材』なんです。」と言うような企業に将来性は無いだろう。本当に優秀な人材ならばベンチャー企業や独立開業できる人物であり、学校教育ではそのような人材を育成してこなかったし、大学はサラリーマン養成所でしかなかった。アップルもマイクロソフトもフェイスブックの社長もみんな大学中退者であり、優秀な学生ほど就職せずに起業する。

就職シーズンになると、リクルートスーツに身を固めた黒服集団を見かけますが、彼らの多くが使い捨てのできるサラリーマン予備軍なのだろう。大卒者の就職内定率の低さがニュースになりますが、中小企業などは若い社員が不足して後継者不足に悩んでいる。いわゆる団塊の世代が退職年齢になっても後継者が居ない中小企業がある。

内田氏の記事にも、「先日ゼミの卒業生が僕のところに相談に来たんですが、ある生命保険会社の正社員なのに、手取りが10万円台半ば。営業用のDMの切手代もバレンタインのチョコ代も自分持ち。それどころかデスクのパソコンのリース料2万5千円も月給から天引きされていました。営業成績は同期でトップなのに、二年目の夏のボーナスが7万円。あまりに気の毒なので、転職を勧めました。」とありますが、一流企業でもこうなのだ。

私は銀行を退職できたのも、貯めた資金でアパートを建てたからで、その家賃で生活できたからだ。銀行は担保さえあればカネを貸してくれる時代だったから、何ヶ所かの土地を買ってアパートマンションで企業家になるつもりだった。バブルの最盛期だったから所謂ヤンエグ君がたくさん居た。しかし私は慎重だったから無理には手を広げなかったからバブルが崩壊しても何とか生き延びる事ができた。買っておいた土地も直ぐに売却して返済に充てた。

20代30代は体力気力もあり、多少の冒険も失敗も取り返しが付く。にも拘らず大企業や公務員への就活に勤しむ若い人が多いのは理解に苦しむ。それよりも自分の可能性を試してみるべきなのですが、このような事を書くとコメント欄には「止めとけ」と言った書き込みが相次ぐ。日本人は失敗を必要以上に恐れるような気がする。能力の無い人ならば冒険しろとは言わないが、能力のある人が大企業に埋没してしまうのは日本全体にとってもマイナスだろう。

内田氏は大学を卒業して10年間プータローだったそうですが、様々なアルバイト生活をしていたようだ。東大仏文科を出て翻訳業の会社を設立して翻訳会社「アーバン・トランスレーション」を経営して成功を収めた。いわば大卒ベンチャーの先駆けの様なものですが、この実績が認められて大学に迎えられて教授にまでなった。無難に大学院に行って助手などをしていたら能力が開花しただろうか?

一番の障害は両親の期待ですが内田氏も、「母親は子どもが『他の子どもと同じようなものであること』ことを本能的に願う。子どもが悪目立ちすることを恐れる。だから、他の学生たちが就活していれば、自分の子どもにも就活して欲しいと思う。みんなが大企業狙いなら、自分の子どもにも『お願いだから、大企業に就職して』とすがりつく。」と書くように、親の期待が子供の可能性を潰してしまう事もある。

人間の能力は、土壇場のピンチに立たないと育たない事があるようだ。確かに自分の履歴書に空白があれば大企業はもとより再就職すらままならなくなるかもしれない。ましてや家に引き篭もって歳をとるだけになってしまったら社会問題になる。だから両親は何が何でも就職させようと懸命になりますが、能力の無い子供なら無難に就職させるのがいいのだろう。

私も銀行を辞めた後は、3年ほど引き篭もりのような生活をしていましたが、一念発起して副都心にオフィスビルを建てた。もちろんアパート経営の実績があったから銀行も金を出してくれた。能力さえあれば仕事は向こうのほうからやってきます。内田氏も最後にこう書いています。「僕が無職で、頼まれ仕事だけで暮していた頃に気づいたことがあります。それは僕に仕事を頼んでくる人の方が僕の能力や適性について僕以上によくわかっているということ。向こうは僕にならそれができると思うから頼んでくるわけです。」という事です。

 

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コメント
 
01. 2013年1月13日 21:25:51 : yWJRFD9wyQ
内田さんの意見には賛成します。ただ内田さんほど才能はない人がほとんどだと思います。私なら学生には、自分の力を過信しないで、平凡な人生を探すことをすすめます。

02. 2013年1月14日 12:35:51 : uRClOJyw8U
もはや「平凡な人生」などあり得ないから 

内田樹は「就活」するなと 言ってるのです

つまり 覚悟を決めて 生きよと。

社畜も学畜も 存在そのものに問題があるのでしょう


03. 2013年1月14日 16:07:09 : G4GrVGvowk
若者は国畜にして国防人民軍にでもしなければ国として食わせてやれないか。大変な時代になってきているなあ。それでも二十万人も雇えないだろうね。地方自治体の予算でも半分位は人件費というところが多い。日本の田んぼもコメだけしか作ってないしね。100%の食糧自給率にするにはどうすればいいのだろう。政治家も学者も官僚もみんなを生かすマスタープランがあるのだろうか。

04. 2013年1月15日 03:54:20 : BnZEbGDBC6
団塊の屑が会社をおかしくしてきた結果だな。

おかげでその下っ端が腹いせに就活生を採用試験で弄ってポイ捨て

自分たちのガキが社会人になるときに方向転換して援助支援をより行えってきたら

それが誰に向くかは分かってやっているんだろうな?

板ばさみにされて歪む者が出てきてもおかしくはないが、

せめて狙うのは、肩書きだけ立派な屑に限定してくれ♪


05. 2014年6月19日 03:19:13 : zKYhuZR1cg
大学在学中に就職活動をする必要なし。
小学生の頃
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中学生の頃
淳姫と純愛と幸子に純伊の明花の白いパンツと和美と裕心と里美に鈴美と里美の寿恵と承実と淳恵のブルマを見て彼女たちとセックスしたくなった。
高校大学の頃
明実と正愛の白いパンツと聖愛と民雅のブルマを彼女たちとセックスしたくなった。

[32削除理由]:アラシ

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