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アフリカ 受難の大陸
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投稿者 あやみ 日時 2013 年 1 月 20 日 16:30:26: oZZpvrAh64sJM
 

「アラブの春」という言葉、一般に認識されている解釈は、民衆がソーシャルメディアを武器として前時代的かつ非民主的な独裁政権を倒し国政を民主化する、といったところであろうか。なべて見ればアラブの春は世論から賞賛を受けていると言える。しかし地中海地域を中心としたこの動きを春=民主化と歓迎してしまうのは勘違いというものであり、ましてや日本での反原発・脱原発の運動をこれになぞらえて鼓舞するなどあってはならないことである。

日本には縁のない話のようだがそうでもない。これは世界を取り巻くエネルギー問題の根に巣食う妖怪物語である。アルジェリアの石油関連施設(ガス田)がテロ攻撃を受け邦人の技術者たちを含む多くの人質が拉致され救出作戦において双方に死傷者が出た事件、これも同根の問題である。

一部を除くアラブ・アフリカ諸国が貧困にあえいでいることは事実である。その理由は教育がないから、政治が立ち遅れているから、雨が降らないからと我々の思考は何故かそこで停止する。たしかにそこは渇いた砂漠であり教育も政治も遅れているが、その原因や解決には無関心、対岸の火事でしかない。

大航海時代以来、欧州人はアフリカ大陸に住む者を労働力つまり奴隷として売買していた。しかし大陸の沿岸部に総督府がおかれる程度であり欧州の支配が内陸まで及ぶのは産業革命を待つことになる。工業化にともなう燃料の需要がアフリカに対する態度を変えた。アフリカには豊かな地下資源があった。

欧州の列強諸国がアフリカ大陸の鉱物をどう嗅ぎつけたかはよくわからないが、おそらくは内陸では昔から現地人たちが生活必需品の「塩」の確保のために掘削を行っていて、そのついでに金や石炭がざくざくと出てきたのではないか、それらが海産物との交換のために沿岸部に運ばれて欧州人の目に留まり知られるところとなったと考えられる。とにかく近代を迎えて欧州は本格的な地質調査を行い、侵攻そしてアフリカ分割を重ねる。第二次大戦後までにはアフリカ大陸がきれいに塗り分けられることになる。その後植民地政策は終わりを告げ独立国となったとはいえ、アフリカ諸国はいまも欧州列強の都合で引かれた境界線を国境としている。

地中海・紅海沿岸とその周辺に位置するイスラム教国はどうだったか。
一部はかつてのオスマントルコ帝国の領土であったが第一次大戦に帝国が敗戦するとその版図は欧州列強に割譲されその植民地と化した。そして石油の発見が相次ぎ宗主国を潤すが現地民の生活などは誰にも顧みられることはなく、やがて激しい独立戦線の火がつく。そして市民は独立を手にするが、後には旧宗主国の息のかかった傀儡政権がもれなく残された。
アラビア半島の砂漠に位置する数カ国はオスマン帝国の勢力圏外にいたため植民地化は逃れたが、次々と油田が発見されると甘い汁を見逃さないアメリカはすかさず傀儡政権を置き、あふれる石油がもたらす巨万の富は市民に還元されたが国政を牛耳るのはやはりアメリカである。


一羽の鷲が中空を飛び 大きな声でこう言うのを聞いた
「ああ、わざわいだ、わざわいだ、地に住む人々は、わざわいだ。」   ―ヨハネ黙示録より

この国々にとって、地下資源はわざわいでしかなかった。


アルジェリアは地中海に面する北アフリカの国である。去る十六日この国にある石油関連施設をイスラム武装勢力が襲撃し外国人を含む作業員数十名が人質にとられた。この施設は英国のブリティッシュ・ペトロール、ノルウェーのスタトイル、そして現地企業の提携で運営されていたため西洋人の技術者が多く派遣されており、中には施設建設に携わる邦人も十数名含まれていた。
人質の国籍国政府からは慎重な行動が求められていたにも関わらず翌日はアルジェリア軍によるテロ撃退攻撃がはじまり、犯人側と人質側双方に多数の死傷者をもたらしたと伝えられている。
イスラム武装勢力側はこれはフランスのマリ侵攻への報復行動であったと声明を出した。

マリはどこにあるのか、なぜフランスはマリにちょっかいを出すのか。

サハラ砂漠の西にあり、アルジェリアとは国境を接するこの国は豊かな地下資源に恵まれた。いや、呪われたというべきか。金の産出量はアフリカ第三位、ダイヤモンド・鉄・リンなど多種の鉱物が産出され今後も増産が見込まれている。燃料は石油の発掘が進められており欧州へのパイプライン構想が打ち立てられるほどの期待がかけられている。そしてウランが大量に埋蔵されている。フランスに限らず欧米の各国は以前からマリの主導権を得るべくそれぞれに好機を伺っていた。フランスはかつてマリの宗主国であり、前大統領が自ら手を汚し率先してリビアを攻撃したのも手伝い軍事行動ではフランスが存在感を見せ付けていたが、王手をかけるために国内紛争の解決と称し今年の初めからマリに侵攻していた。そのころ世界はシリアのあたりを向かされていた。


アルジェリアのガス田を襲った武装勢力は人質の命と引き換えにマリへの脱出を要求している。できるだろう。あるいは仲間と称する武装勢力がマリで同様のテロ活動を開始するだろう。それはフランスにマリ総攻撃の免罪符を授けるだろう。

そもそもこの事件の詳細はアルジェリア政府筋の発表を鵜呑みにするしかない。世界から隔絶された砂漠地帯で起きていることなど誰にもわからない。

だからどんな出鱈目でも「報道」できる。

シリア介入もリビアのそれも同様である。ニュース映像を見れば、銃を構えている男と血を流して倒れている男の二者がいて、そのどちらが政府軍でどちらが反乱軍側だということをいったい何を根拠に語っているのか、そしてなぜそれを丸ごと信じてしまうことが不思議でならない。流血惨事が存在するという事実以外は何一つ証明できないのにである。アラビア語が堪能な方なら分かるかもしれないが、被害者と加害者の双方とも叫んでいるのは「神は偉大なり」「神の加護を」のみである。それに好き勝手な字幕をつければいくらでも脚色できる。

そこに登場するのがソーシャルメディア、情報受信者でしかなかった誰もが発信者として活躍できるというかつてない構造が歓迎されている。流血現場の当事者たちがより事実に漸近した声を発信し、政府や軍の虚偽をくつがえすことも可能になった。なったのだが、「誰もが」発信者になれることが迷路の入り口でもあった。

「フェイスブックがネット上に生まれた翌年のに2005年に二つの暴動があった。イラン反政府デモとフランスの移民暴動事件、これらは暴動を扇動する道具にフェイスブックを試験的に駆使したものである。西欧では、イスラム教国の騒乱を見せつけ、移民の暴動を鎮圧することで現行政権の支持率があがる。(過去記事より)」


ソーシャルメディアを駆使する側を「善」、そして従来の報道を「悪」とする思い込みが明らかに浸透している。世の中がそれほど単純であれば素晴らしいが、メディアを使い我々をだまし続けた政府や軍が今度は一般人になりすまし更なる虚構を築くことなどは容易であり、このソーシャルメディアの存在理由も実はそこにある。

「アラブの春」とは資源権をめぐって欧米列強がかつての植民地に残した傀儡政権を一新し、あるいは不満分子を懐柔または粛清するための一連の暴力行為を指す。ソーシャルメディアは「暴力」を「正義」に塗り替える塗料である。だからして、もっと距離を置くべきである。


フランス軍はマリの空爆に際してアルジェリアの空軍基地から戦闘機を送り出していた。これはアルジェリア政府がフランスのマリ介入に反対できない立場にあることを意味し、そのマリ介入の正当化の切り札なるであろう今回の事件にアルジェリアが関与していることをも意味する。西欧の多国籍企業のエネルギー施設などは最大限に警備されていなければならず、「警備に問題点があった」などという間抜けな指摘はありえない。あるのはテロの自作自演である。西洋からすれば「イスラム武装勢力」と名がつきさえすればそれだけで悪の象徴であり、西洋人(+日本人)の被害者が多く出ればそれだけ西欧の世論をマリ介入支持へと引き込むことができる。人質の命をまったく顧みない強行な作戦がとられたのも、「テロに屈するわけにはいかない」を無理に納得させようとする報道姿勢もそれを裏付ける。

自由と平等と友愛の生まれたフランス本土では、市民は不景気に苦しみ移民に対する悪感情を顕わにしている。こういう時節は国粋主義が台頭し、国政が右に傾きやすくなる。海外派兵も容認される。若者たちの職を奪う憎らしい移民たちの国を攻める兵士の姿に市民は胸を熱くする。景気対策をすることなく国民の不満を逸らした政府は支持率を上げることに成功する。

シリアの戦火が下火になりつつある。もう用が済んだのだろう、マリという火薬庫に着火が完了したからだ。

紛争地域の成り行きを「管理」するのは国連である。大戦争を回避しながら小競り合いを長期化させることでより多くの武器売買を促し、同時に先進国の覇権を拡大させる。カッダーフィーやアサドを糾弾し欧米の軍事介入を支持し、あるいは国連軍を派遣することがあっても、そこで生まれた難民にたいしては援助と呼べる活動はろくに行いはしない。地域の飢餓や貧困は国連には「あたりまえ」のことである。むしろ先進国の資源庫として、安い労働力の宝庫として今の貧しい状態を維持させることこそが国連の職務なのである。国連はフランスのマリ介入に続くかたちでマリでの紛争解決とテロ撃退を協議する委員会を立ち上げ、マリ周辺諸国の要請により英国軍・独軍の派兵を承認した。日本はまた何らかの支援を要求されるかもしれない。


日本政府はこういった問題には徹底的に無力である。国民がさらわれようと殺されようと「遺憾」としか言えない。政府ならともかく企業から海外に派遣された日本人の皆様は一日も早く帰国されてはどうか。

アフリカからは遠く離れてはいるものの、日本の日本人がすべきこと、少なくとも考えるべきことはあるはずだ。今の消費社会が貧しい国々を踏み台に成立していることに目を向けることである。使い捨てにしているポリ袋から自動車に至るまでその生産に必要な資源はどこでどう調達されているのか、足元を直視する必要がある。
大金を払って輸入したとしてもそれを生産する国に、いや国民に還元されているわけではない。むしろ消費経済社会の最下層に組み込むことで地獄の責めを与えている。石油やガスだけではない。最先端の情報端末機の部品も、日本で使用されている建築資材もそのほとんどが輸入品、ひどい条件のもとで低賃金で働く労働者の、時には未成年である彼らの生産品である。そしてわが国の国土は処分しきれない産業廃棄物で埋め尽くされようとしている。いったい何をしようとしているのか。

因果は必ず輪を描く。使い捨てを繰り返すことで経済を盛り立てることができると信じるならば、いつかは自らが使い捨てにされることを覚悟の上でそうするべきである。砂漠の国で犠牲になった技術者たちのように。
 

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コメント
 
01. あやみ 2013年1月20日 22:29:47 : oZZpvrAh64sJM : iJXyzck3uE
投稿者です。
リンク元の記載を忘れてました、すいません。

つれづればな http://turezurebana2009.blog62.fc2.com/blog-entry-108.html


02. 2013年1月21日 01:37:34 : PqjmrbHmZ6
ヨーロッパ(日本人より色黒の地中海人を含む)
民主主義の皮を被ったモンゴル帝国

アフリカアラブかつての文明の中原の地
平和に暮らすものの多い元々は文明と農耕の発祥の地
本来なら独裁者のいない中国のような地


03. 2013年1月21日 13:25:13 : MrcM1xriHM
あやみ さま

安芸ガラスです。

>アフリカからは遠く離れてはいるものの、日本の日本人がすべきこと、少なくとも考えるべきことはあるはずだ。

同意します。

総選挙の結果は、自・公への政権交代です。
鳩山民主を中心とした3党への票の集中が分散しました。
打撃を受けたのは、野田民主・未来でした。(社共も)

その分、維新とみんなに票が流れました。
この票の特徴は、報復的方向です。

かって喧嘩をしても勝ち負けが明らかになると、そこで喧嘩は終わりでした。
ところが、負けた人に唾をかけるような言動が見えます。
「民主が惨敗してスカッートとした」などです。

この言動は、喧嘩には余分なことです。
その余分なことが維新とみんなの票の特長です。

今回の選挙結果は、日本でも強い奴が、弱い奴を攻撃する方向が顕在化してきましたことになります。

マスコミでは勧善懲悪のドラマを流しています。
公共交通機関を利用しても、「テロに注意」とテープを流しております。

憲法では「戦争は政府のわるさ」になっておりますが、本当は国民の圧縮エネルギーが報復主義に方向づけられるからです。

困った期間に突入しました。


04. あやみ 2013年1月21日 20:40:39 : oZZpvrAh64sJM : iJXyzck3uE
02さま コメントありがとうございます。

ヨーロッパ=キリストの教えを少しも理解できなかった頓珍漢の国
アラブ・アフリカ=砂漠という表皮をもつ資源国
日本=国土が狭いのにいろいろ輸入しすぎてますます狭くなった国(例;土砂まで輸入に頼る)
アメリカ=世界のエネルギーの45%、食料の30%を消費する無芸大食の国(しかも粗暴ときた始末の悪い国)

      


05. あやみ 2013年1月21日 21:53:13 : oZZpvrAh64sJM : iJXyzck3uE
安芸ガラスさま こんにちは、コメントありがとうございます。

私は日本の国民感情を進行形で感じることができない状況にありまして、それこそネットを通じて「なんとなく」把握しているに過ぎないのですが、選挙後ますます険悪になったのではないかと危惧していたところです。

「市民は不景気に苦しみ移民に対する悪感情を顕わにしている。こういう時節は国粋主義が台頭し、国政が右に傾きやすくなる。」

本稿にもフランス本土についてこう書きました。もちろん欧州全般や米国などもそうですが何より日本の今を示唆したつもりです。

今、あらゆる不安・不満を「不景気」という一言で片付るよう押し付けられています。その仮想敵たる「不景気」を撃退できる政治を求めると「原発」や「軍備」を唱える連中の人気が上がる。われわれが「経済」と名づけた代物は本来「戦争」とは切り離せないのです。日本ではいままで安保がその目隠しをしていましたが、これからは露骨にその牙を見せ付けられることになるでしょう。

経済、いえ、カネこそすべてという呪縛を解くことができれば、いろいろ変わると思うのですが。


06. 2013年1月22日 09:08:02 : 3D4eDgrHgA
あやみ さま

安芸ガラスです。

>私は日本の国民感情を進行形で感じることができない状況にありまして、それこそネットを通じて「なんとなく」把握しているに過ぎないのですが、

私は総選挙の結果を思い込んでおりました。
16日の開票で、その思い込みが、判った次第です。

思い込みが、「国民感情を」を的確に判断することを妨げていたのです。


>経済、いえ、カネこそすべてという呪縛を解くことができれば、いろいろ変わると思うのですが。

日本が自由主義貿易体制への参加を決定したのは1854年です。
徳川公儀の堀田さまの時代です。

私たち住民に相談がありませんでした。
あれよあれよと感じている間に、160年ぐら経過しました。

この160年は、武士・公家衆の中華的日本からの、西洋・米国の世界大系への移行過程だからです。

胴元は西洋・米国、子は日本です。
そこで私たち住民はほんろうされ続けています。

ですから「開港」にあたっての当時の武士・公家衆の議論に立ちかえることが、必要と思います。


07. 2013年1月22日 21:53:33 : WcF794RFuM

いわゆる西側の「テロは悪 テロ許すまじ」の合い言葉。  真におぞましい。

08. あやみ 2013年1月23日 05:25:29 : oZZpvrAh64sJM : Tqsi7CFu5o
安芸ガラスさま

>あれよあれよと感じている間に、160年ぐら経過しました

ほんとうに、そういった感じですね。しかも歪みが広がるばかりです。倍の320年かけて解消できるかも危ない。

トルコが西洋に飲み込まれたのは第一次大戦後に帝国が壊された時です。その後に英国主導の傀儡政権が置かれますが、その初代大統領は「日本の明治天皇を尊敬している」として、新生トルコ共和国のモデル国家として日本を挙げていました。

トルコは十年前までEUに加入することに血道を上げていました。「踏みにじる側」にしがみついておこぼれを頂戴しようと西洋人の足まで舐める勢いでした。しかし政権がかわり方向転換、国としての自立を保つことに成功しました。ただし「EUはもうどうでもいい」と公言してしまうと蜂の巣にされかねないので「加盟交渉中」の看板は下ろしていません。

他民族国家でありながらトルコが再生に成功したのは、オスマン帝国の残した「イスラーム」がまだ生きていたからです。日本はこの方向転換が難しい。なぜなら国民の心を繋ぐ根の部分が西欧近代主義によってバラバラにされてしまっており、さらにその心が「経済構造」に羽交い絞めにされているからです。


09. あやみ 2013年1月23日 05:58:48 : oZZpvrAh64sJM : Tqsi7CFu5o
07さま コメントありがとうございます。

フランスのマリ侵攻のタテマエ、それは「マリおよび周辺諸国にイスラム主義を強制し平和を乱すイスラム武装勢力を排除し、地域の民主主義と自立を守る」ことだそうです。

地域で活動するテロリストを訓練し武器を供給しているのはフランスおよびアメリカです。

欧州はかつての植民地にいったいどれだけの学校を、病院を、工場を残したというのでしょう。金と石油は採取しても井戸ひとつ掘らず、飢えた人々に手を差し伸べず、たまに国連の輸送ヘリが虫の涌いた穀物を落としていくだけです。彼らの言う「民主主義と自立」とはこの程度のことなのです。資源国の市民が貧しく文盲であることを強制しているのです。

何年かに一度、有名人が「国連親善大使」としてアフリカを訪れ救済キャンペーンの模様を撮影して帰っていきます。トルコには15万人を超えるシリア難民が避難生活をしていますが国連の支援はほとんどありません。この間もWFP(国連食料計画)の調査団が難民キャンプに手ぶらで視察にやってきて何もしないで帰っていきました。

この腐れ外道どもが押し付けた主義主張などすっぱり忘れてしまうほか、ありません。


10. 2013年1月23日 08:15:00 : o8Z8YbtoYJ
あやみ さま

安芸ガラスです。

>ほんとうに、そういった感じですね。しかも歪みが広がるばかりです。倍の320年かけて解消できるかも危ない。

自由貿易体制が西洋に現れたのは15世紀。
たかが600年前です。

人間が長生きしても100年です。
地球の歴史は何十億年です。

この地球の歴史と自由貿易体制を比べると、ほんの瞬間です。
軽いものです。

私たちの代で解消できなければ、次の代です。
必ず解消できます。


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