＞なお，地域指定されていながら未だに上記条件に該当する地震が発生していないのは，東海地域および秋田県西部・山形県西北部地域の２地域である.

つまり、投稿記事のビデオで指摘されている東京湾北部は南関東として地域指定されていて、既に地震が起こっているとしているのだ。ビデオとリンク先にある文書では言っていることが違う。

＞地震予知連絡会は1978 年8 月21 日に地域指定の見直しを行っているが，その後25 年間に日本周辺で発生したM ≧ 6.7，深さ＜ 100 km の地震をプロットすると，第3 図のようになる。今回を含めると全体の地震数は25 個となり，平均すれば毎年1 個ずつM7 クラスの地震が発生してきたことになる。これらのうち，内陸付近で起きた地震は例外なく指定地域に入っており，日本海中部地震を「秋田県西部・山形県西北部」領域，根室半島東方の地震を「北海道東部」領域と見れば，これまでに発生がなかったのは「新潟県南西部・長野県北部」領域と「東海」領域だけだったことになる。発生時期に関する予測はなされていなかったものの，今回の地震は場所的に注目されていた領域の中で発生したといえる。

上のリンク先でも南関東、または、東京湾北部は出てこない。

自分のコメントは、近い将来東京湾北部地震が起きないと言っているわけではありません。それどころか、近い将来、つまり、数年のうちにかなりの大きさの首都直下型地震が起こるだろうと考えています。

その理由は以下の通りです。

１．東海地震や富士山の噴火が近いとされていて、歴史的に、そういった地震の前後に首都圏と同じ地域で直下型の地震が起こってきたこと。

２．３１１の地震の揺れ残りが房総沖であり、房総沖が揺れればその誘発として首都直下地震が起こりやすいこと。