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千年震災に備える〜地震学者の"温故知新"〜(MBS 映像'13)
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/660.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 12 月 29 日 10:27:24: KbIx4LOvH6Ccw
 


千年震災に備える〜地震学者の"温故知新"〜 投稿者 tvpickup


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http://www.mbs.jp/eizou/backno/121223.shtml


千年震災に備える〜地震学者の"温故知新"〜  12月23日(日) 放送



今年3月、東大地震研究所を退官した学者・都司嘉宣、65歳。日本でただ一人の「古文書が読める地震学者」として、退官後も活躍中だ。関西に生まれ育った都司は、近い将来起こるとされる「東南海トラフ巨大地震」での被害について、学会や講演会の場などで警告を続けている。東日本大震災の教訓をふまえ、地震学者としての責任を果たそうとする都司の姿から、災害列島・日本の現状と、大地震・大津波への備えについて考える。


<編集後記>


都司さんを知ったのは、YouTubeでご本人が講演している動画を見たからでした。
「1000年に一度の地震では、命と原発事故だけ気をつけて、他はあきらめる。
100年に一度の地震は、防災対策を怠りなくして、命も財産もしっかりと守る」。
明快な語り口と、ユニークなキャラクターに魅かれ、取材を申し込みました。
地震列島・日本の中で暮らしていかざるを得ない私たちにとって、地震・津波を正しく知ることが、今ほど求められているときはないでしょう。
都司さんは地震学者の使命感から、地震の「繰り返し性」を説き、備えを怠らないよう警告しています。
番組の取材を進めるうち、地震は一定の周期で繰り返し起きていて、過去にもたらされた被害は、将来にも再びもたらされるということが、確信できました。
都司さんの研究内容を分かりやすくまとめ、視聴者に伝えることが大切と思い、番組編集にのぞみました。
 

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コメント
 
01. 2012年12月29日 16:31:49 : tl2ahy2E8w
大変、すばらしい事と拝見させていただきました。
 小生も地震調査の会員です。
現在、不気味ま地震雲も現れているようです。
みなさま、お気をつけ下さい。
三陸、再現あるかもしれません。
S,H

02. taked4700 2012年12月29日 22:44:27 : 9XFNe/BiX575U : ucuFgxRfiI
南海地震はあと10年か20年は起こらない可能性が強い。しかし、既に地震活動期に入っていて、南海地震の震源域を空白域にしてその周辺でマグニチュード6から7程度の地震、つまり、海溝型の地震ではなく、陸域での直下型の地震が今後毎年と言っていいほどの頻度で起こる。そして、これが原発を直撃する可能性が高い。

更に言えば、次の南海地震が数年のうちに起こる可能性だってないわけではない。たかだか過去数回から10回程度の記録で完全な規則性を決めることはできないからだ。

南下地震の震源域の周辺とは、九州全域、四国全域、中国地方全域、近畿地方から北陸、中部地方ぐらいまでだ。

ビデオの中で、地面が5,6寸持ち上がったという記録があると言っているが、実際の記録では数メートル持ち上がったというものもある。なぜ、30cm程度のことしか取り上げないのか疑問。

いつもこういう地震学者の言っていることを聞いて疑問に思うのは、貞観地震のその前の地震の痕跡は見つかっていなかったのかと言うことだ。約千年前の貞観地震があったというのは既に分かっていたのだろうが、貞観地震規模の地震が何年に一度程度の割合で起こるのかは、貞観の前の地震の痕跡を探さないと推測できない。そして、それは、多分、貞観地震の痕跡が見つかった沼などの地層をより掘り下げることで見つけることができたはずだ。そのことについての反省とか後悔とかが多分されていない。311の地震が起こって、「千年に一度の地震が起こった」と言うのではあまり意味がない。そもそも、千年前に貞観地震が起こったというだけのことしか東電や政府に言わなかったから、東電や政府が無視をしたのだ。貞観地震の規模の地震が千年に一度の確率で起こっていて、そろそろ次が起こる時期だと警告をしていたら、無視をしなかった可能性が強い。

とここまで書いて、ウィキの「貞観地震」の記事を見たら次のような記述があった。

>2000年代になると、ボーリング調査等による仙台平野の津波の痕跡の研究が長足の進歩を遂げた。仙台平野の沿岸部では、貞観地震の歴史書が記述するとおり、1000年ほど前に津波が内陸深く溯上したことを示す痕跡が認められた。ところが研究が進むにつれ、この種の津波の痕跡には、貞観津波を示すと思われるもの以外にもいくつか存在することが明らかとなった。東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター等の研究では、仙台平野に過去3000年間に3回の津波が溯上した証拠が堆積物の年代調査から得られ、間隔は800年から1100年と推測されている。

ここまで分かっていて、当時の政府や東電が無視したのだとした、それは犯罪的だ。

そして、そのことをちゃんと世間に警告しなかった学者もよくない。ちなみに、共産党の吉井議員が2007年安倍政権に対して貞観津波のことについて質問をしていて、ほぼ無視されたということがある。

第1次安倍政権に対しては不自然なほど逆風が吹き、マスコミがこぞって大したことのないスキャンダルを騒ぎ立てることをやったが、その意味は貞観津波対策をやるなと言うことだったのかもしれない。もちろん直接そんなことは言わず、単に揺さぶって他のことにかかりきりにさせ、貞観津波の危険性を検討する時間を取れなくしたという可能性だ。そういう方向にマスコミを操っていた連中がいたはずだ。少なくとも、何らかの理由で第1次安倍政権は強力な逆風を受けていたことは事実で、その指揮を執ったやつがいたことも確実だ。

地震考古学、つまり、古文書を解析して地震の記録を探るのは、実を言うと、1988年に始まった学問だ。

ともかく、

>「1000年に一度の地震では、命と原発事故だけ気をつけて、他はあきらめる。100年に一度の地震は、防災対策を怠りなくして、命も財産もしっかりと守る」

というのは一見よさそうだが、現実には原発の脆弱さを分かっていない。100年に一度の地震でも直下で起これば十分に原発過酷事故になる。その意味で、この学者も原発の危険性を軽視する方向で動いていると見ることができると思う。



03. 2012年12月31日 16:47:59 : tl2ahy2E8w
02様、大変な卓見であると推察させていただき感服させていただきました。

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