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30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率 静岡は89.7% (NEWS ポストセブン) 
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/675.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 1 月 16 日 16:11:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130116-00000020-pseven-life
NEWS ポストセブン 1月16日(水)16時6分配信


 政府の地震調査研究推進本部が昨年12月21日、「全国地震動予測地図」(以下、「地図」)を公表した。2011年版は東日本大震災の影響で見送られたが、2009年、2010年にも発表されていた。そして今回の予測地図は、「3・11」を機に大幅に見直されたものだという。

 30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率が全国で最も高かったのは静岡で89.7%。次いで津の87.4%と、「いつ発生してもおかしくない」状態なのだ。これら3つの地震は、静岡県沖から四国・九州にかけて延びる海溝(トラフ)で発生する巨大地震で、「南海トラフ地震」とも総称される。

「どれかひとつでも発生してしまうと、連動してほかの震源域でも地震が起きる可能性があり、最も被害が大きいともいわれています」

 というのは武蔵野学院大学特任教授(地震学)の島村英紀さん。

 昨年8月に内閣府の有識者会議で発表された南海トラフ地震の被害想定は、死亡者数が最大で東日本大震災の死者・行方不明者の17倍にあたる32万3000人。沿岸部が小さな湾になっている場所では、東日本大震災をゆうにしのぐ高さ25m以上の津波がわずか1分足らずで押し寄せることもあるという。

 また、前出・島村さんは、「予測地図の数値だけで判断してはいけない」と警鐘を鳴らす。

「現段階では、これから起こる地震について正確な予測をすることは不可能です。数字の高い順に地震が起きると考えるのは間違いですし、数字が低いからといって決して安心できるわけではありません」

 事実、東日本大震災で震度6強を観測した仙台市は、2010年版の「地図」では震度6弱以上の地震が発生する確率が4.0%とされていた。

※女性セブン2013年1月24日号


 

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コメント
 
01. 2013年1月16日 20:31:26 : Pj82T22SRI

>30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率 静岡は89.7%
>沿岸部が小さな湾になっている場所では、東日本大震災をゆうにしのぐ高さ25m以上の津波がわずか1分足らずで押し寄せる

これで安く伊豆半島あたりの海辺の別荘が売りに出ることを期待したい


02. 2013年1月16日 23:09:55 : Fcj6YmtWQg
東日本大震災をゆうにしのぐ高さ25m以上の津波がわずか1分足らずで押し寄せ多くの人的被害が出たとしても、浜岡原発さえ無事ならば波にさらわれた沿岸部は早期に整理され、あとには広い公園と地震に強い高層建築が建てられるのではないか。東北大震災後の復興がここまで遅れているのはすべては原発事故のせいで、原発周辺にはいまだに近寄れず、本来は被災地の復興にまわるべき金が原発事故対応に流れている。

03. taked4700 2013年1月17日 09:34:11 : 9XFNe/BiX575U : b7pRgUBxSg
>全国で最も高かったのは静岡で89.7%。次いで津の87.4%と、「いつ発生してもおかしくない」状態なのだ。これら3つの地震は

「これら3つの地震」と言っていますが、静岡と津の二つしか言及していません。あと一つはどこ?


04. 2013年1月17日 11:37:30 : vfLZZUKUiI
30年以内に89.7%って確率計算ができるなら、100はないにしてもなんで○年以内に99.9%って出さないんだろう。

誰か数学に強い人がいたら計算してほしいな。
89.7に対して30なら、99.9に対してとんでもない数字になると思えないんだが。

微妙に90を割る数字は30年たっても地震が起きないときの保険をかけてるとしか思えない。

もし予測が当たっても30年以内って明日かもしれないし、静岡の人はどうすれば良いのだろう。


05. taked4700 2013年1月17日 12:04:55 : 9XFNe/BiX575U : KZRkr0Aw4s
>>04

>30年以内に89.7%って確率計算ができるなら、100はないにしてもなんで○年以内に99.9%って出さないんだろう。

あまり確証がある話ではないのですが、どこかで読んだ記憶があるのでそのことを書いてみます。

30年と言う期間を使っているのは30年は人間の長期の生活で一つの期間として考えやすいからだということです。つまり、ある仕事につき働き始めて退職するまでを30年とすると比較的あてはめやすい、つまり、一定の地域に住み続ける場合の期間になるということです。確かに20年では短いでしょうし、40年では長いという感じです。

次に89.7%という確率ですが、普通の確率の考え方ですと、例えば一回サイコロを振って1の目が出るのは6分の1、二回サイコロを振ってともかく一回でも6の目が出るのは3分の1となって、振る回数が多くなれば当然6の目が出る確率は限りなく100%に近づくわけです。

しかし、地震の場合は、いくら予測期間を長期にしても、あまり変わらないのだそうです。つまり、予測するその時その時の地盤条件を評価することになるので、2045年には99%地震が起こるというような予測はできないということです。つまり、その時その時にサイコロの面がいくつあるかを数えて確率計算をするというようなことらしいです。立方体なら常に6分の1ですが、それ以上の多面体の時はその時の面数に応じて確率は変わります。

と、以上、どこかで読んだことの記憶で書きました。間違っている部分があるかもしれません。どなたかより詳しい方がいらしたら訂正をお願いいたします。



06. 2013年1月17日 19:10:34 : 3nTXkp9TvA
>>05さんへ

なる程、解りやすいですね。
理屈上は確かにそうかも知れません。
解っちゃいます、解っちゃいるんだけれども…

去年も「30年以内に〜」
今年も「30年以内に〜」
そして今年、大地震が来なければ、
多分来年も「30年以内に〜」
……………………………………………
と、永遠に言い続けるのが
どうにも「なんだかな〜?」な、モヤモヤ気分が晴れないわけですよ、
毎度、聞く度に気を引き締め、緊張感を取り戻すにしても。

それって本当に地震予知(予測)なの?
社会の役にたってるの?
と、思ってしまうのです。


07. 2013年1月17日 19:57:18 : IOzibbQO0w
>>05,06 地震の場合は、いくら予測期間を長期にしても、あまり変わらない

いや、今回のモデルはポアソン過程ではなくBP分布に基づくから、長期間になるほど確率は高まる
対象が、過去の周期がわかっている東南海地震だから、基本周期からの乖離で確率分布を積分計算してもとめているからだ

pdfの図をみればわかるように、100年以内に起こる確率は、ほぼ100%と計算される

http://www.jishin.go.jp/main/chousa/10_yosokuchizu/k_keisan.pdf
主要活断層帯の地震や海溝型地震は繰り返し発生し、その活動間隔はBPT 分布(Brownian
Passage Time 分布)に従うと考えられている。BPT 分布は、次の模式図の例では左のような確
率密度関数となり、例えば過去の最新活動時期から2500 年後〜2530 年後に再び地震が発生す
る確率は水色部分の面積となる。仮に現在「最新活動から2500 年経過」していると、「今後30
年以内に地震が発生する確率」は「水色の面積÷(水色の面積+黄色の面積)」となる。最新
活動からの経過年数とその時点から30 年以内に再び地震が発生する確率は、次の模式図の例
では右のようになる。

http://www.jishin.go.jp/main/chousa/13jan_kakuritsu/index.htm
発生確率値の計算結果と評価としての表記
 今回の更新に当たり、時間の経過とともに確率値が増加するモデルを用いている全ての評価について、確率値を再計算しました。しかし、1年という経過時間に対して、主要活断層の平均活動間隔は数千年程度と長いため、確率値の変化が小さく、計算結果の丸め(四捨五入)によって、これまでの表記と変わらない場合が多くなっています。

※ 評価対象の地震の最新活動時期が不明な場合は、時間の経過にかかわらず、発生確率値は一定となるモデル(ポアソン過程)を用いて発生確率値を算定しています。これらの地震については、今回の再計算の対象にはなっていません。


08. 2013年1月17日 19:59:54 : IOzibbQO0w
訂正

>100年以内に起こる確率は、ほぼ100%

=> 東南海地震は周期が100~200年程度と短いから 100年以内に起こる確率は、ほぼ100%


09. 2013年1月17日 20:03:17 : IOzibbQO0w

日本近海の巨大地震、例えば東南海地震のようにプレートの動きがわかり易く、歪の蓄積が単純であれば、実際、過去に観測されたように、ある程度小さい誤差(数十年)で周期的に起こることが非常に高い確率で言えるだろう


10. 2013年1月17日 20:17:23 : IOzibbQO0w

ちなみに確率は下のポアソン分布やBPT分布の更新過程の式を使い、パラメタを入れればエクセルや関数電卓で計算ができる

kouzou.cc.kogakuin.ac.jp/Open/建築の振動6章/v3/付録B.doc
BPT(Brownian Passage Time)分布とはブラウン運動を表現する確率モデルであり、その確率密度関数
は次式である。

ここでμは平均値、αはBPT分布の相対的なばらつき(標準偏差/平均時間間隔)、標準偏差は である。図B4にμ=1、α=1の場合の確率密度関数を示す。図B1の対数正規分布に似ているが、裾野が短いのが特徴であり、震源を特定できる再現期間を考慮した地震発生の確率モデルとして用いられている。

更新過程
前回生じた事象から現在(t0)まで事象が生じていない場合、事象が生じる確率は高まり、その確率密度関数は次式によって表せる。

これを更新過程という。図B5にBPTモデルを用い、μ=200(年)、α=0.24、t0=150, 200(年)の場合の確率密度関数を示す。前回の事象(地震)が発生した時点が原点であり、この時点での評価(オリジナル)では200年後の周辺で発生確率が最も高くなっているが、150年後、200年後と地震が生じないと徐々に地震発生の確率が高くなることが分かる。



11. 2013年1月17日 20:17:29 : IOzibbQO0w
>>03 「これら3つの地震」

これら3つの地震は、静岡県沖から四国・九州にかけて延びる海溝(トラフ)で発生する巨大地震
つまり
「東海地震、南海地震、東南海地震」
のことだな
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/12_yosokuchizu/h_2.pdf
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/12_yosokuchizu/index.htm
、「予測」の地図は、どの時点の地図であるかにより様子が大きく異なる(図3〜図6 の左
図)。これは、非定常な活動(時間の経過とともに発生確率が変化する)の地震による地震動ハザ
ードの影響である。例えば、南関東から四国にかけての太平洋側の地域での確率の違いは、カテ
ゴリーTの地震(海溝型地震のうち震源断層を特定できる地震)である関東地震や、東海地震、
南海地震、東南海地震といった南海トラフ沿いの地震の発生確率が、時間の経過に伴って変化す
るような確率分布を用いてモデル化されているためである。定常ポアソン過程でモデル化されている地震については、時間軸の起点に関係なく同じ発生確率となる


12. 2013年1月18日 00:40:55 : NrnWIa4XYo
神奈川県から西の海域で起きた地震にで発生する津波は東京湾にはあまり関係ない、とつい思えてしまえますが、実は津波の方向によっては結構大きなものが東京湾に来るのかどうか?というのも考えておかねばいけないと思います。
それは房総半島から見て南西方向から来る津波です。
これらの津波が房総半島に斜めに当たって、ちょうどV字谷効果で、波が集積して高くなるように大きく高くなるかどうかをシミュレーションして確かめる必要があります。
もし高くなるようなら東京湾内でどの程度のものが来るのかも考えておかねばなりません。大潮、満潮、高潮も同時に起きた場合も考えてです。

13. 2013年1月18日 14:00:10 : Pj82T22SRI
>>12

http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20120830.html
“南海トラフ”付近で起きる巨大地震。
首都圏にも影響が出るとみられています。
最悪の場合、関東地方でおよそ6000人が津波によって死亡するおそれがあるという新たな被害想定が、きのう公表されました。
伊豆諸島など島しょ部では、これまでの想定を大きく超えた20メートル以上の巨大津波を想定。


14. モンテカルロ・モナコ 2013年1月19日 21:34:58 : jxuoe3ac9bV5I : UZZkrvTd1c
>30年以内に震度6弱以上の地震が起きる確率が全国で最も高かったのは静岡で89.7%。次いで津の87.4%と

静岡県静岡市 と 三重県津市 ですか?

県庁所在地が評価の対象ですか?


15. 2013年1月20日 10:36:09 : E8rXl5REmw
4です
5さん、7さん、遅くなりましたが丁寧な説明ありごとうございました。
5さんの30年生活周期は現実的でわかりやすく、7さんの説明は文系の私には敷居が高いですが何とか理解できました。

そこで新な疑問が発生しました。
そうであるなら、本震としての巨大地震が発生すると直後の数年はその震源域で本震としての巨大地震が発生する確率は急減すると考えてよいのでしょうか。

もしよろしければ解説をお願いします。


16. 2013年1月20日 21:35:18 : mHY843J0vA

>本震としての巨大地震が発生すると直後の数年はその震源域で本震としての巨大地震が発生する確率は急減すると考えてよいのでしょうか

南海トラフ近傍を震源とするような、周期的に生じる海溝型巨大地震に関しては、BPT分布が当てはまるので、その通りです

ただし本震に近い巨大余震が起こる可能性もありますから、数年以内は注意が必要でしょう


17. taked4700 2013年1月22日 04:01:13 : 9XFNe/BiX575U : fdYdYJxkQ6
IOzibbQO0w 様、

確率について丁寧な説明ありがとうございました。確かに、ある程度長い期間を取れば確実に100%に近づきますよね。何か、勘違いをしていました。

また、「3つの地震」についても、確かにその通りですね。

お礼が遅れましたが、改めてありがとうございました。


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