基本的に日本もニュージーランドも地震国なのでしょっちゅう地震が起こっています。しかし、マグニチュード８以上のものは100年に一度程度です。そして、それらを比べてみると、結構相関性があるのです。これは何もニュージーランドだけと相関性があるというわけではなく、そのほかの地域と見てもそういった相関性が見つかるはずです。

以下、歴史地震と言われるものを比較しました。
資料は次の二つです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Earthquakes_in_New_Zealand

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)

（１）
1096年12月11日（12月17日）（嘉保3年11月24日） 永長地震（東海・東南海地震） - M 8〜8.5、死者1万人以上と推定。東大寺の鐘が落下、伊勢・駿河で津波による大きな被害など。
1099年2月16日（2月22日）（承徳3年1月24日） 康和地震（南海地震） - M 8〜8.5、死者は不明。地殻変動により土佐で田畑海没。津波被害は不明。興福寺、天王寺も被害。

1100 Alpine Fault South Island 7.6 - 8.3
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（２）

東北地方太平洋側の巨大地震 [編集]

三陸沖から茨城県沖に掛けて、東北地方の太平洋側は869年貞観地震、および2011年東北地方太平洋沖地震など、広大な激震域と強大な津波をもたらした巨大地震や、1896年明治三陸地震など津波地震が知られているが、1611年慶長三陸地震までの742年間に巨大地震の確かな記録が知られていなかった[6]。
一方で産業技術総合研究所による調査で、石巻市で1320-1670年頃、仙台平野の山元町で1450-1650年頃の津波堆積物が見出されている[7]。何れも炭素14-年代測定の精度では慶長三陸地震津波との区別は困難であるが、大槌町や陸前高田市では慶長津波以前の室町時代と推定される堆積物も見出されている[8]。この室町時代と考えられる津波堆積物が1454年の地震・津波記録と符合するとの見方もある[9]。

＊上の1454年が問題。

1460 Wellington Region Wellington 8.0

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（３）
1605年2月3日（慶長9年12月16日）慶長地震（東海・東南海・南海連動型地震） - M 7.9〜8、関東から九州までの太平洋岸に津波、紀伊・阿波・土佐などで大きな被害。八丈島でも津波による死者数十人。死者1万〜2万人と推定されるが、津波以外の被害はほとんどなかった。

1610-20 Alpine Fault South Island 7.6 - 8.3

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（４）

1707年10月28日（宝永4年10月4日） 宝永地震（東海・東南海・南海連動型地震） - M 8.4〜8.7、死者2,800〜2万人以上、倒潰・流出家屋6万〜8万軒。関東から九州までの太平洋岸に津波、伊豆・伊勢・紀伊・阿波・土佐などで大きな被害。地震から49日後に富士山の宝永大噴火。道後温泉の湧出が数ヶ月間止まる。震度分布からM9クラスの可能性が指摘されている[50]。

1717 Alpine Fault South Island 8.1
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以上の例では、日本の地震のほうが5年から10年程度先行しています。つまり、３１１の地震があって、その次に今回の南太平洋上の地震が起こったと見ることができます。

しかし、問題は、三連動型の地震が日本では繰り返し起こっていて、それがニュージーランドとほぼ同期していることです。

どちらにしても、日本がかなりの大きさの地震が頻発する時期に入っていることは確実です。

素晴らしい説得力ですね。私も現在の状況判断ではそのとおりと考えます。
特に房総沖・茨城沖大地震が危険であると考えます。
今後ともレポートをお願いします。

　　　　　　平成２５年２月６日　　　　　　　　　千葉私立地震研究所　所長

＞スマトラ、ジャワ、今度のソロモンと、ここ十数年南側で大規模地震があっても違和感のない状況だ。無理に日本と結びつける根拠は薄い。

どうも０３さんの言われていることに違和感を感じます。既に311の地震が起こったのです。そして、スマトラ島沖の2004年の地震を見ても分かるようにその後はマグニチュード7以上の地震が同じ震源域周辺で既に5回程度起こっています。

「ここ十数年南側で大規模地震があっても違和感のない状況」では片づけることのできない状況であると思いますが、どうでしょうか。つまり、地球規模で地震活動期に入っていると言っていいのではと言うことです。

背景には、極地での氷の減少があると思います。陸地の氷が解けることで、地球全体のバランスが狂い、地軸のずれが起こりつつあるのではないでしょうか。
もちろん、地軸のずれはそう簡単には起こらないでしょうが、それ以前にプレートにかかる遠心力などが変化し、それが大規模な地殻変動を招いている可能性があります。

３１１の地震の後、青いドット、つまり、深層地震が半年ほど全く見られなくなった。大きな地震の時は深層地震の起こり方が変化することがあると思う。

ともかく用心が必要だと思う。

新潟県荒川観測点で波形が7日の正午ぐらいからかなり荒れています。5000nm/sの目盛でこんなに荒れているのは大変珍しいです。近隣の観測点では荒れがあまり見えないので工事などの可能性もあります。
一応注意が必要だと思います。

新潟県 聖籠 (せいろう) 観測点というのがあり、これは荒川観測点の比較的近くですが、目盛が25000nm/sです。つまり、揺れがそれだけ見えにくい、相当大きな揺れでないと表現されないほどの目盛の大きさなのですが、ある程度荒れが出ているので、荒川観測点と同じ程度の揺れがあるように思います。または荒川観測点よりも大きい揺れかも知れません。柏崎刈羽が危ないかも知れません。

なお、柏崎刈羽原発のそばには連続波形画像の観測点がないのですね。これも疑問です。
http://www.hinet.bosai.go.jp/strace/?LANG=ja