★阿修羅♪ > 自然災害18 > 800.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
高まる“M9地震”誘発の恐怖 淡路で震度6弱、活断層への影響は… (ZAKZAK) 
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/800.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 13 日 18:00:00: igsppGRN/E9PQ
 

            鉄道など交通機関がマヒ状態に=13日午前、JR大阪駅


高まる“M9地震”誘発の恐怖 淡路で震度6弱、活断層への影響は…
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130413/dms1304131444010-n1.htm
2013.04.13 夕刊フジ


 13日午前5時33分ごろ、兵庫県の淡路島で震度6弱の地震があった。気象庁によると、震源地は淡路島付近で震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・0と推定される。関西一円で強い揺れを観測し、兵庫、大阪など5府県で15人以上が重軽傷を負った。交通機関が大きく乱れた。気象庁は今後の余震活動に注意を呼びかけているが、特に心配なのが活断層などへの影響。専門家は、東海地方や関東にも大きな被害をもたらすM9級の南海トラフ巨大地震を誘発する危険もあるとみている。

 兵庫県で震度6弱以上を観測したのは、1995年1月17日午前5時46分に発生した阪神・淡路大震災(M7・3、最大震度7)以降、初めて。あの日と同じ明け方の強烈な揺れで、18年前の悪夢がよみがえった。

 兵庫や大阪の各地の警察、消防などによると、物の落下や転倒、建物の倒壊などで複数のけが人が出たとの通報があった。堺市美原区の住宅で壁の額縁が落下し、寝ていた1歳の女児が顔面を打撲して搬送。大阪府摂津市では70代男性が自宅で階段から転落したと通報があった。兵庫県三田市の消防によると、午前6時ごろ、同市の宗教施設で煙が出ていると119番があった。

 JR西日本は、山陽新幹線が一部区間で運転を見合わせたほか、京阪神の各線も一時運休。私鉄各線も安全確認のため運転を見合わせた。大阪市営地下鉄や一部私鉄は徐行運転した。

 国土交通省関西空港事務所によると、地震発生後、関西空港の上空で旅客機と貨物機計4機が一時待機したが、いずれも無事に着陸した。

 震度5強の揺れに見舞われた兵庫県南あわじ市のコンビニエンスストア「ローソン三原町八木店」は地震発生時、客はいなかったが、棚が倒れ、陳列された商品が散乱。店員は清掃に追われた。店員の武田渉さん(37)は「阪神大震災が頭をよぎり、もう一度余震が来るかもしれないと身構えた」と緊張した様子で話した。

 気象庁は13日午前、緊急会見を開き、地震のメカニズムについて「東西方向の地殻圧縮による逆断層型」と解説。「揺れの強かった地域では家屋の倒壊、土砂災害の危険が高まっている。余震は一般的に最大でM5・0前後、震度5弱程度の強い揺れも考えられる。余震活動に注意してほしい」と呼びかけた。

 武蔵野学院大の島村英紀特任教授(地震学)は、「広い意味で18年前の大地震の余震と考えられる」と分析している。

 「今回の地震は阪神・淡路大震災を起こした野島断層のすぐ南側を震源として発生している。同じ震源域という点で余震の可能性がある。1891年にあった濃尾地震は100年以上経過した現在も余震を観測している。地球の活動からみれば18年はごく短い時間に過ぎない。発生から2年を経た東日本大震災も、余震活動に警戒しなければならない」

 直下型で発生した今回の地震が周辺の活断層などを刺激する危険はないのか。最も怖いのは、東海・東南海・南海の3連動で起きるM9級の南海トラフ巨大地震への影響。死者32万人、経済損失220兆円の被害が想定されているだけに心配だ。

 「エネルギーが蓄積され、すでに発生のリスクが高まっていれば、少しの刺激でも引き金になる危険がある。南海トラフに影響がおよぶこともあり得る」(島村氏)

 南海トラフの巨大地震が3連動で起きれば、最大30メートル級の大津波が発生し、首都圏や大阪市街地も津波の被害を受けると想定されている。

 「3・11」以降、日本近辺の地中は大変動期へ突入している。今回の地震は悪夢の前兆なのか。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年4月13日 22:43:12 : ZtIXBKxJrU
<淡路島地震>阪神、南海トラフとの関係は…
毎日新聞 4月13日(土)21時50分配信

 兵庫県淡路島付近を震源として13日発生したマグニチュード(M)6.3の地震は、震源が近かった1995年の阪神大震災(M7.3)とは異なるメカニズムで起きた。地震のエネルギーが縦方向に移動したため、規模の割には震度が大きく、震度の強い地域が集中したのが特徴だ。


【現地から写真複数】水道管の破損で水が吹き出す道路 瓦が落ちた淡路城 地震で液状化した駐車場など
http://mainichi.jp/graph/2013/04/13/20130413org00m040002000c/002.html


 今回の地震は、プレートに東西方向に圧力が加わったことにより、断層が上下にずれた「逆断層型」だった。逆断層型では、地震のエネルギーが縦方向に伝わるため、震源の上の地域で震度が大きくなる傾向にある。このため、地震のエネルギーはM6.3と比較的小さかったが、最大震度は6弱を観測。震度の大きい地域も震源付近に集中した。

 一方、阪神大震災は淡路島内を通る野島断層が水平方向に動いたことが原因。地震のエネルギーが水平方向に断層を通じて分散し、広範囲で強い震度の地震が相次いだと言われている。

 また、発生の可能性が指摘される東海、東南海、南海などでの南海トラフ巨大地震との関連を指摘する声もある。

 44年に東南海地震、2年後の46年に南海地震が発生した前後には内陸地震が相次いだ。日本列島に沿って太平洋側を走る海溝(南海トラフ)では海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込む。この影響で陸側のプレートがひずみ、陸側にある活断層がずれやすくなっているという。名古屋大の山岡耕春教授(地震学)は「日本列島はプレートに押されて圧縮されており、もともと地震が起きやすい。内陸で起きる地震もプレートにコントロールされている」と解説する。鳥取大の香川敬生教授(強震動地震学)は「今後も内陸性の地震が発生する可能性がある」とみる。

 一方で南海トラフ地震との関連は薄いとの見方もある。東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「阪神大震災によって発生地点のひずみの状況が変わったことに伴う地震だろう。ただし、南海トラフでの地震が近づくにつれ、内陸地震が増える傾向は歴史上知られている。これを機に防災への意識を高めておくことは大切だ」と話す。【渡辺諒、斎藤広子、池田知広】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130413-00000084-mai-soci


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 自然災害18掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

アマゾンカンパ 楽天カンパ      ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 自然災害18掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧