★阿修羅♪ > 自然災害18 > 833.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
地震は予測可能か? 日本の地震警報システムに注目
http://www.asyura2.com/12/jisin18/msg/833.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 4 月 24 日 18:23:41: Mo7ApAlflbQ6s
 


地震は予測可能か? 日本の地震警報システムに注目

 地震を予測することは可能だろうか。先週末に四川省蘆山県で発生したM7.0の地震により、深刻な被害が生じている。積極的に救助活動を展開すると同時に、多くの中国人は地震が予測可能か否かに関する議論を始めている。実際には中国だけでなく、世界でもこの問題に関する議論が続けられており、各国の地震研究も幾多の浮沈と曲折を経ている。国際科学会の関連研究によると、米国や日本のトップクラスの地震専門家を含む各国の権威ある学者はこの20年間にわたる研究の結果、地震は予測不可能であり、地震予報の研究は希望のない作業だとしている。広州日報が伝えた。

 ■日本 揺れ到達の十数秒前に警報

 日本の鉄道技術研究所は1989年に、世界初の実用的な地震警報システムを開発した。1996年の阪神淡路大震災の後には、高感度の地震観測ネットワークが構築された。2004年には全国的な地震警報システムが試運転を開始し、2006年に正式に運転を開始した。東京大学の地震専門家の目黒公郎教授は東海大地震をシミュレートし、地震の警報が100%普及した場合、死者を80%減少できるとした。
しかし地震の警報は、地震の予報と異なる概念だ。地震の予報は地震発生前に、発生の可能性がある地震について事前通知を出すことだ。地震の警報は地震発生後に、振動波が地表に到達し損失をもたらす前に出す警報のことだ。日本が現在取り組んでいるのは、地震発生後の数秒内の迅速な警報であり、地震発生前の予報ではない。

 地震の実体波には揺れの弱いP波(縦波)と揺れの強いS波(横波)がある。前者は岩盤中で5.5−7キロメートル/秒、後者は3.2−4キロメートル/秒の速さで伝わるが、電波の速度は30万キロメートル/秒だ。日本が開発した地震警報システムは、電波の速度が地震波を上回る特徴を利用し、この時間差で警報を出す仕組みだ。

 地中深くに設置された地震計はP波を観測すると、直ちにコンピュータにデータを送る。コンピュータは震源、マグニチュード、地震波が各地に到達する時間と震度を分析し、そのデータを気象庁に送る。地表に達するS波の揺れが一定の程度に達すると予想される場合、テレビ・ラジオ・衛星などのデータ伝送システムを通じ緊急地震警報を出す。電源がオフにされていても、テレビと携帯電話は警報を直ちに受信できる。農村部では、現地政府が住民にラジオを配布し、すぐに避難情報を得られるようにしている。(編集YF)

 「人民網日本語版」2013年4月24日


http://j.people.com.cn/95952/8220588.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年4月24日 18:58:46 : e9xeV93vFQ

>揺れ到達の十数秒前に警報

警報は予測ではないよ


02. 2013年4月24日 19:28:25 : Ah86SHK9Qg
これまで一度の予知をしたことはない。無駄なことは止めようよ。学者、官僚に税金を支出するのはもったいない。せめて1週間くらい前に予知してこそ意義がある。
地震予知に関連する学者、公務員はすべて追放し、人件費その他の費用を消滅させなさい。
地震予知はすべて民間に任せなさい。もちろん民間会社に税金を使って予知を依頼するのも禁止にするべきでしょう。

03. 2013年4月24日 21:20:59 : trY2KTQMKc
 著しい地域性と不規則な活断層、これらを物理的に結びつけて、地震に至らしむるのが「歪」(「ゆがみ」とも読みますが「ひずみ」と専門家は読む)です。2011年の東北太平洋巨大地震が、日本列島ばかりでなく、地球内部全体の「歪」状態を変化させたことは間違いありません。現今の地震多発がそれの所為であることは間違いないと思います。これは専門家達がこれまで語ってきた「地震活動期」とは違います。
 2004年末のスマトラ巨大地震直後のおよそ一時間半後、米国西海岸に沿った断層帯で突然地震活動が発生したとの報告があります(地震規模は小さかった)。この活性化については、「表面波」と呼ばれる地震波がスマトラの歪を米国西海岸に伝えたと理解されていますが(伝播速度4km/sec程度)、一般に地震活動の転移が議論される場合は、其の伝播速度はその10万分の一程度(cm/sec)と極めて遅いため、二つの地震間で歪の伝達があったか否かといった関連性の判断には多くの議論があります。

 東北太平洋巨大地震も2004年12月のスマトラ地震が地球内部の物理状態を変化させたため起きたと考える研究者もいます。巨大地震が開放し地球内部に放出した歪が、地域の違いに対応しつつ、多様な断層、プレート境界へ、どのように伝播し、そこで蓄積されていた歪の開放をどのように引き起こすのか?其のメカニズムは全く解明されていません。

 多様性・不規則性を数学的に扱うには、対象をランダムと仮定するのが早道です。それによって統計的に処理する手立てを講ずることができます。しかし、そこからは、因果律に拘束される物理的連関は導かれません。東大のゲラ教授が指摘するところです。

 かくして、学者さんと素人さんの語るセリフは同一となってしまうのです。違いがあるとすれば、学者さんは、国費で展開した稠密な地震観測施設が生み出すデータを大掛かりな計算システムで解析し、其の地震の物理性状を明るみにすることができます。しかし、そこには一秒後、十日後の性状変化予測は含まれないのです。依然として、現今の「地震学」は、地球内部物理学の一分野、つまり「静的」地球の解剖に留まり、日々変化する地震環境は捉え切れません。

以上ブログ
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/51842287.html
より


04. 2013年4月25日 08:23:57 : RZg3uY30MQ
一番早いのはロシア宇宙船の銀色の雲の24時間監視で映像を貰うだけだ。

地磁気も電磁波も地震雲も地震学会?以外から選んで欲しい。

地震保険を等級制と上限の減額復元だ。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 自然災害18掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

アマゾンカンパ 楽天カンパ      ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 自然災害18掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧