http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/32439-

(転載開始)

2012/10/15(月曜) 19:33
英で、資本主義に抗議するデモ実施

イギリスでの反資本主義運動開始１周年に際し、この運動の支持者が同国の首都ロンドンで抗議デモを行ないました。

フランス通信によりますと、１４日日曜、占拠運動を支持する人々が、ロンドンにあるセントポール大聖堂前に集結し、資本主義体制に反対するスローガンを叫びました。

デモ参加者は、セントポール大聖堂の関係者が資本主義を支持しているとししました。

また、１３日土曜にも、占拠運動の支持者たち数百人が、セントポール大聖堂の前にテントを設置しました。

２０１１年１０月１５日、ロンド株式市場前での資本主義や社会的な不平等に反対するデモ実施が阻止されたことを受け、抗議者数百人がセントポール大聖堂の前にテントを設置しましたが、この措置により、大聖堂の司祭などの関係者は苦しい立場に追い込まれました。

セントポール大聖堂の首席司祭と、もう一人の上級司祭は、これについて発生した問題により、辞任しました。

当時、ロンドンの裁判所が、テントでの抗議者の座り込みの継続に反対したため、警察は抗議者のテントを撤去しました。

(転載終了)

●これらの動きがEU全域に拡大するか分かりませんが、イラン経済制裁で石油価格が高騰し自動車用燃料や暖房用燃料が買いにくくなれば暴動まで行くのではないかと。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/32468-

(転載開始)

2012/10/16(火曜) 20:43
ポルトガルで、警察とデモ隊が衝突

ポルトガルで、警察とデモ参加者が衝突しました。

プレスＴＶによりますと、デモ参加者は、賃金の削減と増税につながっている政府の緊縮財政に抗議しています。

数千人の怒れるデモ参加者は、15日月曜、ポルトガルの首都リスボンにある国会の建物の前に集まりましたが、警察は警棒を用いて彼らを解散させました。

この警察の措置に対して、デモ参加者もまた瓶を投げるなどしました。

抗議者は、反政府のスローガンを掲げ、緊縮財政の終結を求めました。

その数時間前には、政府が、公共サービスと公務員給与の一部を打ち切る2013年度の予算案を可決していました。

統計によれば、2013年、ポルトガルは3年目の景気後退を経験し、失業率も16％に達するだろうとされています。

ポルトガルの経済は今年、3％縮小されると予想されています。

これは1970年以来、最も深刻な景気後退となっています。

13日土曜、数千人のポルトガル市民が首都をはじめとする都市の街頭で、緊縮財政の実施に抗議するデモを行いました。

ポルトガルの労働組合により実施されたデモの中で、数千人が国会に向かって行進しました。

さらに一部の労働組合は、労働者と職員に対し、11月14日、労働をボイコットし、ストライキを行うよう要請しました。

(転載終了)

●ポルトガルとスペインは1980年代、人件費の安さから仏独のメーカーが進出したが、中国やら台湾やら東南アジアに敗れて工場閉鎖が相次ぎ、国民は再び貧しくなりました。EU全域に広がるかは分かりませんが、イランのIRIBやプレスTVは欧州の反資本主義デモを詳しく報道しています。