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アルジェリア人質事件の不思議
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/278.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 1 月 17 日 23:01:38: 9XFNe/BiX575U
 

どうもおかしいと思う。

1.キヤマさん以外の人質の話は出てきていないのか。もしキヤマさんだけなら、今回の事件が日本政府を対象にしたものだということになる。
2.人質の内訳がはっきりしない。自分はテロ集団が都市の中に入り込んだと思っていて、人質も分散化し、交渉が複雑化していると思っていたが、そうではない。つまり、テロ集団は、石油かガスの採掘施設に閉じ込められていて、アルジェリア軍に包囲され孤立化している。そうなら、人質の内訳は早急に明らかにし公開されなければおかしい。
3.アルジェリア軍の攻撃が早すぎる。テロ集団は孤立化できるはずだ。電話網の遮断など通信の遮断ができるはずで、テロ集団の孤立化をまずやらなければいけない。
4.そもそも、キヤマさんのインタビューなど、どういった経路でやっているのか。通信網がどこからきているのか、大いに疑問だ。通信社の通信経路がどうなっているのか疑問だ。今の時代、通信網はすべてアメリカが握っている。すべては陽動作戦である可能性がある。人質が解放されたとか、軍が攻撃を始めたとか、通信社はいったいどこから情報を得ているのか。そもそも、各国政府はそれぞれのメディアにどういった情報統制をかけているのか?もし、テログループと交渉をしているのなら、情報統制をかけるはずだが。  

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コメント
 
01. taked4700 2013年1月17日 23:06:27 : 9XFNe/BiX575U : qOlMhWUYXM
そもそも、なぜアメリカ人が人質にいるならアメリカ人にテロ手段はインタビューをさせなかったのか。アメリカがもっとも目の敵になっているはずで、アメリカが資本主義国の最も上にいる連中だということをテロ集団も知っているはずだ。更に、あの地域はもともとフランスやイタリアが宗主国であり、そういった国の人質を前面に押し出すのが本来テロ集団の交渉術のはず。どうもおかしい。

02. 2013年1月18日 00:07:11 : kDGKrhnmKs
明らかにアルジェリア軍の攻撃は早すぎる。
これだけ人質がいて武力攻撃に出れば死人は必ず出る。
報道内容が正しいのならほとんどの人質が殺されただろう。
ご冥福を祈ります。

03. taked4700 2013年1月18日 00:32:09 : 9XFNe/BiX575U : qOlMhWUYXM
軍の攻撃が早いことについて、メディアでは次のように解説がされているようです。

1.プラント施設へのテログループによる破壊を防ぐため、早急にテログループへ攻撃をかけた。

2.アルジェリア人がプラント運営管理などで150人以上プラント施設内にいたはずで、彼らの救出を優先した。

3.自国民へのアッピールのために強硬姿勢、妥協しない姿勢を見せた。1980年代から90年代のころから、テロ勢力に強硬に対処してきた歴史がある。

確かにそれなりに理由づけにはなっているのですが、どうもピンときません。自分がアルジェリアのことについて無知であるからかもしれませんが、なんと言っても、アルジェリアは一応民主化されたはずで、結果的にアメリカのグリップは新政府へより強力に効いているはずです。もし、アメリカ人の人質がいるのなら、こんなに早い政府軍による攻撃をやらせるはずがないと感じています。


04. taked4700 2013年1月18日 00:51:58 : 9XFNe/BiX575U : qOlMhWUYXM
今回の事件はどうも国際的にかなりの国の政府が協力してでっち上げているというか作っている印象がありますね。

やはり、自国の高レベル核廃棄物の処分に各国とも行き詰っているということが背景にある様子。安倍政権と言うよりも日本国全体でこれに当たらないといけないと思います。


05. taked4700 2013年1月18日 18:00:17 : 9XFNe/BiX575U : fZA73z2tG2
アルジェリア軍のヘリからの空爆などの強襲から既に10時間は経過しているはずだ。それなのに、未だに日揮社員の十数名の安否が不明だという。未だに、テロリストグループがプラント構内で立てこもりをしているという意味しかありえないはずだが、そんなことがあり得るのだろうか。砂漠の中にあるプラントなので、そこから逃走がされた可能性はない。そもそも、強行突入した場合は、一気にやるものだ。こんな時間が経っても未だに安否情報が出てこないのは、他の交渉が行われているという意味だ。その交渉はほぼ確実に原発政策にかかわるものだと思う。

どちらにしろ、高レベル核廃棄物は乾式キャスクで地上保管するしかない。とても深地層処分は無理だ。それは地震国日本でも当然無理だし、ユーラシア大陸、北アメリカ大陸などすべての大陸部分でも無理だ。IAEAが世界統一の高レベル核廃棄物処分についての計画立案を担当するのが多分一番自然のはず。福島県に放射線研究所ができるそうなので、そういったところで研究を担当するのもいいのかもしれません。


06. taked4700 2013年1月18日 18:08:55 : 9XFNe/BiX575U : fZA73z2tG2
プラントには現地雇用のアルジェリア人が500人から600人がいて、閉じ込めらていたという。空爆の時にこの人たちがプラント外へ脱出したという。この時に、テロリストが混じって逃げ出した可能性がないとは言えないが、昼間で、軍が包囲している状態だ。日本人は外見で分かるし、人質の人々はまずアルジェリア軍の元へ集まるはず。なぜ、未だに日本人14人の安否が確認されないのか。
更に、アメリカ人やイギリス人などの他の外国人人質についてはどうなっているのか?

07. taked4700 2013年1月18日 18:58:25 : 9XFNe/BiX575U : fZA73z2tG2
http://www.nytimes.com/2013/01/19/world/africa/algeria-militants-hostages.html?pagewanted=2&_r=0&hp

Well into the night, officials warned that hostages were still being held inside the compound and that the crisis remained unresolved.

“It’s a painful situation. It’s not over,” said a senior Algerian official. “I can’t tell you how many are left in there. No numbers. None at all. Nothing is certain.”

ということなので、未だにプラント内にテロリストと人質の方たちがとどまっているということのようです。現地は今朝のはずで、これから次の展開が始まるということなのでしょう。
しかし、アルジェリア軍の空襲は昼間行われたはずで、未だに、人質の数が不明と言うのはおかしなことです。

なお、プラント上空にはアメリカ軍の無人偵察機がいるということです。

更に、既に事態はこう着状態にあるので、各国は自国人が何人いるのかを明らかにするべきです。これが明らかにならないのはおかしなことであり、全体のあらすじがこういった国の政府の了承のもと作られた可能性を示すと思います。


08. taked4700 2013年1月18日 21:19:48 : 9XFNe/BiX575U : fZA73z2tG2
未だにテロリストグループが何人居るのかが明らかになっていないのはおかしい。アルジェリア軍の情報統制があるにしても、あまりにも事件全体がはっきりしない。

BPのサイトであり、そのサイトの地図は
http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-21071378
の下の方に載っていますが、縮尺がないので広さがはっきりしません。どちらにしても、テロリストの人数次第では、かなり簡単に制圧できるはずですが、どうなのでしょうか。

更に、どうしても不思議なのは、プラントと居住区のどちらもテロリストに乗っ取られた様子であることです。もともと、人質を連れ去る手はずだったはずで、人質連れ去りにだけ戦力を投入したはずです。警備をする人たちがそれなりに武装していたはずで、プラントと居住区の両方がテロリストに占領されるのはどうもおかしいと思います。

居住区から出てきたところを襲撃され、プラントに逃げ込んだ。または、その逆と言うこともあり得るかもしれませんが、どちらにしてもおかしいと思います。

既に解放された人がいるのですから、テロリストの概数は少なくとも出てこなければおかしいと思います。

事件発生からかなり時間がたってからキジマさんのインタビューが報道されたのですから、その頃まで携帯電話などが仕えたはずです。つまり、事故発生直後は通信網が生きていたわけで、その段階でテロリストの人数などが分かっていなければいけません。

事件発生から具体的な場面を想像してみましょう。襲撃された人がまずどんな行動をとるか。プラントや居住区全体ではどんな行動をとるか。何か、どうもおかしいと思います。


09. taked4700 2013年1月18日 21:49:21 : 9XFNe/BiX575U : fZA73z2tG2
アルジェリア軍はいつごろ到着したのか、報道はあるのでしょうか。そもそも、テロリストが襲撃をしたという事実はいつ外部へ分かったのでしょうか。

いったいどんな経路でテロリスト襲撃がアルジェリア政府や軍に伝わったのか、そして、事件発生からどのぐらいの時間で現場に軍が到着したのか、その間、なぜ、テロリストグループは現場から人質を連れて逃げ出さなかったのか、どうもよく分かりません。何か矛盾しているような感じがします。


10. taked4700 2013年1月19日 12:17:16 : 9XFNe/BiX575U : MNRo6SIb2M
未だにモーリタニヤかどこかの国からテロリスト側の主張が流されている様子ですが、情報統制はなぜされないのか、現場での取材は制限して、離れた場所からテロリスト側の情報だけが出てくるというのは、明らかに今回の事件がアメリカ主導で作られているという意味です。

更に、アルジェリアには各国の大使館や領事館があるのですから、各国何名の自国人が行方不明なのか、または解放されたのか、それをはっきりとすることができるはずですし、既にやられていなければいけません。しかし、どうもこれさえもやられていない様子です。これらはどう考えてもやはり不合理です。

それから、そもそもBPのサイトの警備がどうなっていたのか、そういった警備担当者はどうなったのか、これも報道がない様子です。まさか、警備担当者が単に拳銃を撃っただけでどこかへ退散したということもないはずで、警備担当者の人数と彼らがテロリストとどう向き合ったのかも情報が抜けています。

こういったインチキしかできなくなったアメリカ当局というか、イギリスを含めたアングロサクソンは遂に脳みそが放射能汚染されて論理思考ができなくなったと思えてしまいます。このまま行けば彼らはとんでもないことをしでかして世界を終末へ導いてしまうかもしれません。


11. 2013年1月19日 14:36:20 : RATpiZ8w7A
いや60人くらいいただろ人質w
いつまでもロイターネタ元の時事の改変コピペに騙され続ける人たち

12. なぎ 2013年1月19日 17:49:26 : TeJp/gp.uQ8K2 : QXhpXtO6Xg
いくら報道に規制をかけているとしても、これだけ大きな事件で現地での現状の雰囲気のわかる画像のひとつが、メディアでも、個人でも、出てこないって言うのが不思議。やはり何かから意識を逸らしたい事柄の、裏工作のための時間稼ぎ等々なら、ストーリーの雑さに合点がいく事件。
みんなで、しっかりと目を光らせて、他でも何が起こっているか注意を怠らないようにしていくことで、彼らの暴走を防ぐ手立てになるといいです。

13. 2013年1月19日 21:14:30 : WLxNps94HA
プラントが無傷っておかしすぎる
かなりのダメージを与えられるのに

オランド政権に傷をつけたがっている奴がいるようだ
税制に対する報復みたいなものだろう


14. taked4700 2013年1月20日 10:23:59 : 9XFNe/BiX575U : Axbq16xitU
どうやら、アルジェリア軍の強攻により事態は終結した様子だが、未だに現場のマスメディアによる取材は行われていない様子だ。
なぜ未だにプラントの破壊ということが行われていないのだろう。そもそも、警備はプラントが破壊されない状態でどうやって撤退したのか。少なくとも警備の人たちが戦闘で死亡したという話は一切出てきていない。

こういったことはあのイラク戦争でやはりイラク国内の石油プラントが無傷で残されたことと似ている。

今回の事件はやはりどう見ても世界的に日本をはめるための事件だったはずだ。中心にいたのはアメリカとフランス、イギリスだろう。それぞれの国どこも高レベル核廃棄物の処分に行き詰っている。

だから、日本としては原発や原爆による高レベル核廃棄物のどうしようもなさをもっと主張するべきだと思う。地球環境を究極的に悪化させるものが高レベル核廃棄物であり、それから地熱への切り替えを主張するべきなのだ。


15. taked4700 2013年1月20日 12:02:51 : 9XFNe/BiX575U : vPuNlL1gdc
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/765.html?c4#c4

16. taked4700 2013年1月20日 12:28:19 : 9XFNe/BiX575U : vPuNlL1gdc
何か頓珍漢な解説がされている。テロリストがまず居住区に行き、そこで人質を取り、その人質を使ってプラントの明け渡しをさせたというものだ。

しかし、考えてほしい。もともと、居住区もプラントも砂漠の中だ。当然、周辺には監視カメラとかまたは水平方向のレーダーが付いていて、少なくとも数キロにわたって不審者が近づくとそれがすぐに分かるような体制が取られていないとおかしい。

ともかく、居住区にしても、プラントにしてもなぜテロリストに占拠されたのか、たんなる銃撃戦と言う説明ではとても信用はできない。この点の説明がされないまま、単に、人質の胴体に爆薬がまかれていたというような話だけが出てくるのは安易な世論操作でしかない。



17. taked4700 2013年1月20日 12:33:13 : 9XFNe/BiX575U : vPuNlL1gdc
基本的にプラントを占拠されたら、テロリストの要求を聞くか、またはプラント破壊をしてもテロリストを殺害するかしかない。だから、プラントの警備を担当している人たちは基本的にどんな脅しにも屈せずにプラントを守るはずだ。

今回、プラント乗っ取りにあたって戦闘が行われた様子がない。つまり、アルジェリア軍そのものが今回のテロに一枚かんでいたということだ。アルジェリア政府自体が絡んでいた可能性も強い。


18. taked4700 2013年1月20日 18:44:56 : 9XFNe/BiX575U : i8SLUeL5qw
それにしても日揮の社長がアルジェリアの治安当局に引き回されている様子なのが気になりますね。多分、今回の事件は警備やアルジェリア軍、アルジェリア政府などかなり多くの関係者が示し合わせて起こしたでっち上げのテロ事案のはず。そのため、現地では、つまり、プラントではいろいろとおかしな点が発生してしまっているはずで、そういったことについて黙っていろと言う交渉をしている可能性が高い。そしてそのために未だに日本人スタッフの安否が判明しないのだ。どう対応するかは、多分今後のことにかなり影響を与えるはず。

19. taked4700 2013年1月20日 18:54:16 : 9XFNe/BiX575U : i8SLUeL5qw
プラントがかなり破壊されているはずと言う解説をする専門家の方がいますが、その専門家の方自身がそんなことを信じていないはずです。

プラントが破壊されたらそれを世界に公開して、テロ勢力が悪なのだという世論を作るはずであり、まして、公開されている爆発映像が単なる煙しか映っていない様子なのですから、現実にはプラントはほとんど破壊されていないはず。

そもそもガスプラントは破壊されたら相当ひどい状況になります。天然ガスをある程度貯蔵するところとかいろいろあるので、大変です。アメリカの無人偵察機が上空で見ているので、すぐにそういった事態、つまり、爆発などがあればアメリカがそうコメントするはずです。

繰り返しますが、アルジェリアやマリ政府はテロリスト対策に苦労しているわけで、もしプラントが破壊されたのなら、その破壊状況を世界に公開してテロリストは悪だという世論作りをし、テロリスト対策への共同の取り組みを求めるはずです。現場が公開されていないのは、単にプラント破壊がされていないか、されていても非常にちゃちな破壊で終わっているからです。でもこうして書くとなにかわざわざプラント破壊をやる可能性も本当にわずかですがないわけではないと思います。


20. taked4700 2013年1月20日 20:21:42 : 9XFNe/BiX575U : i8SLUeL5qw
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130120-OYT1T00203.htm?from=main2
「死を覚悟」脱出の邦人男性…目の前で2人射殺

 イスラム武装勢力による人質事件で、大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市西区)の日本人男性が、人質になってから脱出するまでの様子を関係者に証言した内容がわかった。


 現地時間の16日午前5時半頃、前方を走っていたバスが武装勢力に襲撃された。複数のバスには日本人や外国人が分乗し、宿舎から約3キロ離れたプラントに向けて出発したところだった。男性の乗ったバスの運転手はバックで宿舎に戻ろうとしたが脱輪し、男性らは走って逃げ帰った。

 夜明け前で外は暗かった。男性は自室のカギをかけて電気を消したが、武装勢力にドアを銃撃されて連れ出された。手錠をかけられ、照明のある場所に移動すると、そこに外国人スタッフらも集められた。武装勢力が数人のアルジェリア人スタッフとアラビア語で会話した直後だった。突然、目の前でそのスタッフのうち2人が射殺された。この時、男性は「死を覚悟した」と証言しているという。

(2013年1月20日14時51分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130120-OYT1T00290.htm?from=popin
外国人スタッフ41人の生存を確認…日揮


記者会見で厳しい表情を浮かべる日揮の遠藤毅・広報・IR部長(20日午前、横浜市の日揮本社で)=関口寛人撮影
 アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設でのイスラム武装勢力による人質事件で、関係者が人質になった大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)は20日、安否が確認できていなかった58人のうち、新たに外国人スタッフ41人の生存を確認したと発表した。

 日本人17人のうち、10人の安否は依然として確認されていない。

 同社のスタッフ78人のうち、これまでに日本人を含むスタッフ計61人の生存が確認されている。

(2013年1月20日10時31分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130120-OYT1T00249.htm?from=popin
銃撃戦、トラックの下で息潜める…脱出邦人証言

 銃撃されて転がり込んだトラックの下で息を潜めた――。アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設を襲撃したイスラム武装勢力による人質事件で、大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市西区)の日本人男性の証言内容は生々しく、命がけで脱出した様子が浮かび上がった。


 人質となった宿舎で、アルジェリア人スタッフが目の前で銃殺され、死を覚悟したこの男性は、その後、フィリピン人スタッフと一緒に車に乗せられた。武装勢力の男が運転し、後部座席にも、もう1人の武装勢力の男が座った。

 車に乗せられた時、男性は銃殺されたとみられる外国人スタッフが屋外に横たわっているのを見た。車はプラントへと走り出し、その途中、前方から銃撃を受け、アルジェリア軍だと思った。ただ、警察や警備員の可能性もある。

 銃弾はフロントガラスを撃ち抜き、車体のあちこちにも命中した。男性は頭だけは撃たれたくないと、上半身をかがめた。フィリピン人スタッフは震えていた。しばらくすると、武装勢力は車を捨てて男性らを置いて逃げ、男性は近くのトラックの下に潜り込んだ。

 銃撃戦はやまず、トラックの下でじっとしたまま数時間たった頃だろうか。多くの人質を乗せたバスが移動していくのが見えた。その中には日揮の制服を着た人も見えたが、そのバスも銃撃を受けたという。

 男性は夜になるのを待ち、わざと遠回りして砂漠を1時間ほど歩き、アルジェリア軍に合流した。

(2013年1月20日09時43分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130119-OYT1T00579.htm?from=popin
懸命の情報収集、日揮社員に疲労の色…人質事件


パリ経由でアルジェリアに向かう日揮の川名社長(19日午前1時20分、羽田空港で)
 イスラム武装勢力によるアルジェリアの人質事件で、社員らが人質になった大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)では19日、いまだに安否の分からない日本人10人と外国人スタッフの救出のため、休日返上で社員が情報収集にあたった。

 同社の川名浩一社長は同日未明、現地に向けて羽田空港を出発。同日中に首都アルジェに入り、救出の陣頭指揮を執る。

 事件発生から初めての週末となった19日も、日揮本社には朝から社員らが硬い表情で次々に出社。飲み物や食べ物を買い込んだ袋を提げ、記者の問いかけに対しては「すみません」などと伏し目がちに語り、足早に社内に入った。

 日揮によると、武装勢力による襲撃時に、関連会社も含めて17人の日本人が働いていたが、18日までに無事だとの知らせがあったのは7人。他の10人は、携帯電話などに電話をかけているがつながらない状態だ。

 同社では事件発生後、管理部門や海外プロジェクト部門などの担当者約20人を集めて対策本部を発足させた。交代で休みながら24時間態勢で同社のアルジェ事務所や日本政府などと連絡をとりあっている。情報収集が難航する中、社員の表情には疲労の色がにじむ。社員の一人は、「疲れはあるが、人命がかかっているのでそうも言っていられない。引き続き頑張っていくしかない」と語った。

(2013年1月19日15時13分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130119-OYT1T00587.htm?from=popin
アルジェリア人質、なお多数か…邦人含む情報も

 アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設でのイスラム武装勢力による人質事件で、同国営通信は18日夜(日本時間19日午前)、同国軍による17日の軍事作戦で外国人を含む人質少なくとも12人が死亡したと報じた。

 同国軍は19日も作戦を続行しているとみられる。日本人を含む多数の外国人がなお人質になっているとの情報もあり、日本政府が確認を急いでいる。

 一方、米政府がイナメナスの空港に輸送機を派遣するなど、救出された人質の帰国に向けた関係国の動きも本格化してきた。

 フランス外務省は、軍事作戦で自国の人質1人が死亡、3人が解放されたと発表した。米国務省も声明で、米国人の人質1人が死亡したと明らかにした。

 アルジェリア国営通信が同国治安関係者の話として報じたところによると、人質12人に加え、武装勢力のメンバー18人の死亡も確認された。死亡した人質の国籍は「明らかでない」としている。政府筋は同通信に、17日の救出作戦で「さらなる人的被害が出る惨劇を防いだ」と強調した。

 事件当時、施設には大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)の日本人17人がいたが、無事が確認されたのは7人で、なお10人の安否が不明となっている。

 一方、隣国モーリタニアのANI通信は、武装勢力からの情報として、「日本人1人、ベルギー人3人、米国人2人」が依然拘束されていると報じた。ただ、ベルギー政府は人質の存在を否定しており、情報の信ぴょう性は不明。

(2013年1月19日13時53分 読売新聞)
(*上の記事によると、日揮本体や関連会社社員は合計で78名いるという。内訳は、日本人が17名でうち7名が生存確認。外人は61名でうち10名の生存を確認)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130119-OYT1T01219.htm?from=popin
軍が「最後の攻撃」、武装勢力が人質7人殺害か

 アルジェリア国営通信は軍の特殊部隊が19日、「最後の攻撃」を行い、人質7人、武装勢力11人が死亡したと伝えた。


 死亡した人質に日本人が含まれているとの情報もある。

 アルジェリア国営通信は、人質7人を殺害したのは武装勢力で、ガスプラントの一部も炎上させたとしている。

 国営通信は、殺害された人質の国籍を報じていないが、同国のナフラTVは「日本人1人、ベルギー人3人、米国人2人、英国人1人」と伝えた。ベルギー政府は、人質の存在を否定している。隣国モーリタニアのアフバル通信社は作戦前に、人質の国籍を日本人と米国人、英国人、ノルウェー人と報じていた。

 一方、アルジェリアの情報筋は、「外国人人質7人が救出され、武装勢力のうち6人を逮捕した」と語った。人質7人が殺害された特殊部隊による攻撃との関連は不明。武装集団は30人からなり、チュニジア人11人、エジプト人7人など多くの外国人が含まれていたという。現場付近では19日午後、軍などが武装勢力により仕掛けられた爆発物の撤去作業に入ったという。

(2013年1月20日01時57分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130119-OYT1T00005.htm?from=popin

犯行グループ、米同時テロ犯の身柄解放を要求か

 【カイロ=末続哲也】アルジェリアでの天然ガス関連施設襲撃事件で、隣国モーリタニアのANI通信は18日、犯行グループの指導者とされるモフタル・ベルモフタル容疑者が、米国で収監中のイスラム主義指導者オマル・アブデルラハマン師の身柄と引き換えに米国人人質を解放するとの条件を提示したビデオメッセージを用意したと伝えた。


 ビデオは近くメディアに届けられるという。

 同容疑者はフランスとアルジェリアに対しては、フランスのマリでの軍事作戦停止を条件に同事件解決に向け取引する考えを示したという。同容疑者は事件の現場にはいないとみられている。米、仏、アルジェリアとも「テロリストとは交渉しない」との立場を明言している。

 アブデルラハマン師は1993年にニューヨークで起きた世界貿易センタービル爆破テロ事件に関与したとして終身刑を受け服役中。

(2013年1月19日00時17分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130119-OYT1T00994.htm?from=popin
アルジェリア、英の特殊部隊派遣断る…BBC

 【ロンドン=林路郎】英メディアによると、キャメロン英首相は18日、アルジェリアのセラル首相と2度にわたって電話協議を行い、人質解放作戦を支援するための英軍特殊部隊の派遣を提案した。


 だが、BBCテレビによるとアルジェリア側はこれを断ったという。

(2013年1月19日22時25分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130118-OYT1T01105.htm?from=popin
「この事件で、マリ介入が正当化された」仏首相

 【ワシントン=白川義和、ロンドン=林路郎】アルジェリアの人質事件で、米英両国はアルジェリア当局が関係国と事前に協議せずに救出作戦を強行したとして、同政府へのいらだちを強めている。


 米CNNによると、米政府は「人質の安全が第一」として慎重な対応を求めていたが、アルジェリア政府は米側に事前通告しないまま、軍事作戦を行った。

 米国人人質の安否情報も混乱している。パネッタ国防長官はABCテレビに対し、「何人拘束されているか、今は本当にわからない」と語った。米メディアが伝える米国人人質の数も「少なくとも3人」から「7、8人」まで幅がある。

 米政府高官はCNNに対し、アルジェリア当局の情報は信頼できないとの見方を示した。ロイター通信は、米国が情報収集のため、無人偵察機をアルジェリアに派遣したと報じている。

 キャメロン英首相も17日、アルジェリアのセラル首相に電話し、「事前に知らせてほしかった」と不快感を表明。その一方で、首相は議会で「責任はテロリストにある。我々はテロとの戦いでアルジェリアに寄り添う」と述べ、軍事作戦を直接批判することは避けた。

 【パリ=三井美奈】エロー仏首相は18日の演説で、「アルジェリアの人質事件はテロの脅威を示した。この事件で、フランスによる西アフリカ・マリ介入の決断が正当化された」と述べた。

 マリでの仏軍の空爆続行にはアルジェリア政府の協力が不可欠なため、仏政府はアルジェリア軍による軍事作戦を容認する立場だ。首相の発言に先立ち、マニュエル・バルス仏内相は18日、「テロとの戦いのさなか、批判は慎むべきだ」と述べた。

 アルジェリア政府は仏軍が今月11日にマリ空爆を開始した後、戦闘機の領空通過を認めた上、イスラム過激派の武装勢力の移動を阻むためマリ国境を閉鎖した。

(2013年1月19日00時26分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130119-OYT1T00430.htm?from=popin
人質に最大限の注意を…アルジェ首相に米長官

 【ワシントン=白川義和】クリントン米国務長官は18日、アルジェリアのセラル首相と電話会談し、イスラム武装勢力に拘束されている人質の保護に「最大限の注意」を払うよう要請した。


 日米外相会談後の共同記者会見で明らかにした。

 長官の発言は、アルジェリア軍が武装勢力に対する軍事作戦を関係国との事前協議なしに行ったことを受け、米政府が残る人質の安全に懸念を強めていることを示したものだ。セラル首相はクリントン長官に、人質救出作戦は進行中だとした上で、事態は流動的で、多くの人質が危険な状況にあると述べたという。

 クリントン長官は会見で、「状況は、極めて困難かつ危険だ」と語り、アルジェリア政府や日本など関係国と事態収拾に向けて緊密に協議を続けていると強調した。また、事件は「テロ行為」と改めて指摘し、テロ対策で国際的な協調と支援が必要だと述べた。

(2013年1月19日11時27分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130119-OYT1T00075.htm
解放人質の初の映像、アジア系も…現地TV報道

 【カイロ=貞広貴志】アルジェリアのテレビ局「アルジャザイリヤ3」は18日、東部イナメナスの天然ガス関連施設から解放された外国人とアルジェリア人の人質の映像を初めて報じた。


 約1分の映像は、そろいのジャンパーを着た作業員たちが屋外で抱き合って喜ぶ光景や、外国人が病院とみられる場所で治療を受けている模様を伝えた。

 フランス企業勤務のトルコ人男性は、「私たちは生きていられて幸運だ」と話した。頭部などを負傷した、アジア人とみられる人質も映っており、映像を紹介した中東の衛星テレビ「アル・アラビーヤ」はフィリピン人だと説明している。

(2013年1月19日01時04分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130118-OYT1T00496.htm?from=popin
人質死亡情報、米報道官「深く懸念」…説明要求

 【ワシントン=白川義和】カーニー米大統領報道官は17日の記者会見で、アルジェリア軍によるイスラム武装勢力への攻撃で人質が死亡したとの情報について、「深く懸念している」と述べ、アルジェリア政府に詳しい説明を求めていることを明らかにした。


 報道官は、アルジェリア政府が人質救出作戦に関し、米国と事前に協議していたかについて、「こうした質問に応じるのは時期尚早だ」とし、「我々の最優先課題は今、米国人の安否を把握し、何が起きたのかを完全に理解することだ」と述べるにとどめた。

 これに関連し、AP通信は、米政府当局者が「米国は人質救出作戦を事前に知らされていなかった」と述べたと報じた。同通信によると、米軍は16日、人質救出チームの派遣を提案したが、アルジェリア側が拒否したという。

(2013年1月18日11時50分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130118-OYT1T00197.htm?from=popin
全員無事でいて…日揮、3人確認にも表情険しく


報道陣に状況を説明する日揮の遠藤広報・IR部長(18日午前7時51分、横浜市の日揮本社で)=片岡航希撮影
  アルジェリアで日本人などがイスラム武装勢力の人質になった事件で、同国軍の攻撃開始から一夜明けた18日、大手プラントメーカーの「日揮」(本社・横浜市)は、日本人3人の無事を確認したと発表した。

 ただ、攻撃に関する情報は錯綜
さくそう
し、依然として日本人14人の安否は分からないまま。同社幹部は「全員無事であってほしい」としながら、「激しい軍事行動が展開されたのではないか」と焦燥感を募らせた。

 日揮の遠藤毅広報・IR部長は18日朝、報道陣に対し、日本人3人とフィリピン国籍の1人の計4人から連絡があったと公表。「無事を確認できたことはうれしく思っている」とする一方、「まだ多くの人たちの安否確認ができていない状況。安否確認に全力を挙げたい」と険しい表情を浮かべた。

(2013年1月18日16時13分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130118-OYT1T01158.htm?from=popin
日揮社員「部屋に隠れていて助かった」

 アルジェリアで日本人などがイスラム武装勢力の人質になった事件で、無事が確認された大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)の日本人男性社員が18日、読売新聞の電話取材に応じ、「部屋に隠れていて助かった」などと語った。


 同社はこの日夜、この社員を含む日本人3人のほかに、新たに4人の無事が確認されたと発表した。ただ、残る日本人10人と外国人51人の安否は依然不明で、同社の川名浩一社長ら幹部は19日に現地入りして情報収集に全力を挙げる。

 「私は拘束されませんでした。(居住区域の)自分の部屋にずっと隠れていました。今はアルジェの病院にいて、無事です」。携帯電話での取材に応じた男性社員は、疲れた様子で話した。

 最初に安全が確認されたほかの2人とは別行動だったが、2人が無事であることは脱出後に「聞いた」という。ただ、その他の社員らについては「私は部屋にずっと籠もっていたので、ほかの人についてはわからないんですよね」と、不安そうに語った。

 武装勢力に襲撃された時や脱出した時の様子などについては、同社も明らかにしていないことから、「私からはお話しできない」と述べるにとどめた。

 一方、日揮の遠藤毅広報・IR部長は18日午後9時15分頃、報道陣に対し、脱出した日本人技術者から「自分を含め日本人4人と、外国人7人の計11人が無事」という電話が日本時間午後8時過ぎに、首都アルジェの同社事務所に入ったと明らかにした。11人はまとまって現場近くの安全な場所にいる。大きなけがをしている人はいないという。

 18日午前中には日本人3人から「無事です」などと連絡が入っており、生存が確認された日本人はこれで計7人となったが、残る10人の安否はわかっていない。遠藤部長は「無事が確認されたことは良かった。安堵
あんど
という気持ちですが、まだ多くの人の安否がわかっていない」と険しい表情を崩さなかった。

 また、外国人の同社関係者は61人のうち10人の無事がこれまでに確認された。フィリピン人やルーマニア人らで、同社の海外グループ会社などを通じて連絡があった。残る51人の安否はまだ確認されていない。

 現地では戦闘が続いているとの報道もあり、安否確認は難航を極めている。遠藤部長はこれより前の会見で「普通の人間が現場に入って近づけない状況。(安否不明者との)連絡は極めて難しい」と語った。

 同社では、約20人が24時間態勢で情報収集に当たり、本社やアルジェ事務所スタッフが安否不明者の携帯電話に定期的に連絡を入れているが、応答はないという。日本政府から提供された情報や、独自の情報ルートも駆使して安否確認を進めている。

 川名社長や同社役員ら3人は、同日深夜から19日未明に現地へ出発。アルジェ事務所を拠点に、病院を訪ねるなどして、情報収集を進める予定だ。

(2013年1月18日23時55分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130118-OYT1T00460.htm?from=popin
3邦人無事、14人安否不明…軍が強行突入


 アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設で日本人などがイスラム武装勢力の人質となった事件で、同国のサイード通信相は17日夜、地元テレビに対し、アルジェリア軍の救出作戦で人質に死傷者が出ていることを明らかにした。

 武装勢力がまだ抵抗を続けている可能性がある。菅官房長官は日本時間18日朝、首相官邸で記者団に、プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)からの情報として、施設にいた日本人17人のうち、3人の安全が確認されたものの、残る14人の安否は不明と発表した。日本人2人が死亡したとの報道もあり、政府は確認を急いでいる。

 菅官房長官は、「アルジェリア国営放送は、軍事オペレーション(作戦)が終了したと発表した。人質の安否については、英米と連携を取っているが、情報が錯綜
さくそう
しており、確たる情報はない」と述べた。政府は18日午前、関係閣僚による「在アルジェリア邦人拘束事件対策本部」を開き、今後の対応などを協議した。

(2013年1月18日13時52分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130118-OYT1T00194.htm?from=popin
日揮の3人安全確認、14人は安否不明…菅長官

 アルジェリア東部イナメナスにある天然ガス関連施設で日本人などがイスラム武装勢力の人質となった事件で、菅官房長官は18日早朝、施設にいた大手プラントメーカー「日揮」(本社・横浜市)の関係者17人のうち、3人の安全が確認されたものの、残る14人の安否は不明と発表した。


 首相官邸で記者団に語った。

(2013年1月18日08時24分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130117-OYT1T01576.htm?from=popin
アルジェリア軍、人質解放へ攻撃開始…官房長官


邦人の人質に関する情報について、緊急の記者会見に臨む菅官房長官(17日午後10時34分、首相官邸で)=片岡航希撮影
 アルジェリア東部イナメナスにある天然ガス関連施設で、日本人などがイスラム武装勢力の人質となっている事件で、菅官房長官は17日午後10時半過ぎ、首相官邸で緊急記者会見し、駐アルジェリアの英国大使から日本政府に対し、人質解放のため、アルジェリア軍が攻撃を開始したとの情報提供があったことを明らかにした。

 日本人の人質の安否については「鋭意確認中」とした。アルジェリア軍が実力行使に動いたことで、事態は新たな局面を迎えた。人質の安否をめぐり、一部海外メディアは、犠牲者が出たと報じているが、情報は錯綜
さくそう
している。

 菅氏は会見で、英大使からの情報は日本時間午後9時10分、日本の在アルジェリア大使館の次席公使にあたる和田潔参事官に伝えられたことを明らかにした。

(2013年1月18日01時44分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130118-OYT1T00158.htm?from=popin

「なお情報錯綜」邦人解放、未確認…官房長官

 アルジェリアで日本人がイスラム武装勢力の人質となっている事件で、菅官房長官は18日未明、緊急記者会見を行い、現地の状況把握について、「これまでも、ありとあらゆる手段つくした。なお情報が錯綜している」と述べた。


 菅氏はまた、安倍首相がアルジェリアのセラル首相との緊急電話会談で、解放された人の中に邦人がいるか確認したところ、「現在まだ、オペレーションの段階にあるためなんともいえない」との説明があったことを明らかにした。

(2013年1月18日02時34分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130117-OYT1T01161.htm?from=popin
「脱出」「負傷」安否の情報交錯…アルジェリア

 アルジェリアの隣国モーリタニアのANI通信は17日、犯行グループの武装勢力メンバーの話として、アルジェリア軍機の空爆で、外国人の人質34人と武装勢力15人が死亡した、と報じた。


 武装勢力が一部の人質を車で移送しようとしたところに爆撃が加えられた、という。一方、ロイター通信は、地元関係者の話として、軍の攻撃で死亡した人質は6人で、武装勢力は8人だと伝えた。人質の安否を巡る情報は錯綜しており、在アルジェリア日本大使館などが確認を急いでいる。

 武装勢力メンバーはANI通信に対し、軍の攻撃後も拘束している外国人は日本人1人を含む計7人だと語った。アルジェリア軍は残る人質の救出に向け、空爆に続いて地上部隊も投入している。

 中東の衛星テレビ「アル・ジャジーラ」は武装勢力メンバーが「41人の人質を2か所で拘束している」と語っていたと報じたが、公式な確認はされていない。

 またロイター通信は、アルジェリア治安当局筋の情報として、日本人2人を含む外国人25人が施設を脱出したと報じている。

 アル・ジャジーラによると、「サトシ・キヤマ」と名乗る日本人人質が電話取材に応じ、「軍の発砲でけがをしたが具合は良くなっている」と語った。この人は武装勢力の監視下で電話に出ていた可能性がある。

(2013年1月18日01時47分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130117-OYT1T00745.htm?from=popin

人質に爆発物装着の報道…乏しい情報、募る焦り

 北アフリカのアルジェリアで起きたイスラム武装勢力による天然ガスプラント占拠事件で、関係者が拘束された大手プラントメーカー「日揮」は17日も情報収集を続けた。


 武装勢力とアルジェリア軍のにらみ合いが続くなか、拘束された3人のほか、日揮関係者10人の安否も不明のまま。情報の乏しさに焦りを募らせる同社は、現地に社員を派遣する検討を始めた。同国に事務所を置く他の日本企業には夜間外出を禁じる動きも出ている。

 「正直、正確な情報をつかみきれていない」。横浜市の日揮本社で17日午前9時から報道陣の取材に応じた遠藤毅広報・IR部長は、そう繰り返した。「アルジェリアの施設は軍が警護しており、襲撃は想定外だった」と話した。

 拘束された3人は男性だと明かしたものの、人質の状況や警備態勢に関する質問には「安全確保のため勘弁してほしい」と語り、約30分で対応を終えた。

 武装勢力がアルジェリア軍の突入を防ぐため、20人以上とされる人質の一部に、爆発物の付いたベルトを身に着けさせたとの仏メディアの報道もあり、社員らは一様に重苦しい表情を浮かべた。男性社員(65)は「犠牲者が出る可能性があるので、強行突入などの強引な手段はとらないでほしい。とにかく無事を祈るばかりだ」と話した。

(2013年1月17日14時39分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130118-OYT1T01105.htm
「この事件で、マリ介入が正当化された」仏首相

 【ワシントン=白川義和、ロンドン=林路郎】アルジェリアの人質事件で、米英両国はアルジェリア当局が関係国と事前に協議せずに救出作戦を強行したとして、同政府へのいらだちを強めている。


 米CNNによると、米政府は「人質の安全が第一」として慎重な対応を求めていたが、アルジェリア政府は米側に事前通告しないまま、軍事作戦を行った。

 米国人人質の安否情報も混乱している。パネッタ国防長官はABCテレビに対し、「何人拘束されているか、今は本当にわからない」と語った。米メディアが伝える米国人人質の数も「少なくとも3人」から「7、8人」まで幅がある。

 米政府高官はCNNに対し、アルジェリア当局の情報は信頼できないとの見方を示した。ロイター通信は、米国が情報収集のため、無人偵察機をアルジェリアに派遣したと報じている。

 キャメロン英首相も17日、アルジェリアのセラル首相に電話し、「事前に知らせてほしかった」と不快感を表明。その一方で、首相は議会で「責任はテロリストにある。我々はテロとの戦いでアルジェリアに寄り添う」と述べ、軍事作戦を直接批判することは避けた。

 【パリ=三井美奈】エロー仏首相は18日の演説で、「アルジェリアの人質事件はテロの脅威を示した。この事件で、フランスによる西アフリカ・マリ介入の決断が正当化された」と述べた。

 マリでの仏軍の空爆続行にはアルジェリア政府の協力が不可欠なため、仏政府はアルジェリア軍による軍事作戦を容認する立場だ。首相の発言に先立ち、マニュエル・バルス仏内相は18日、「テロとの戦いのさなか、批判は慎むべきだ」と述べた。

 アルジェリア政府は仏軍が今月11日にマリ空爆を開始した後、戦闘機の領空通過を認めた上、イスラム過激派の武装勢力の移動を阻むためマリ国境を閉鎖した。

(2013年1月19日00時26分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130118-OYT1T00694.htm
武装勢力、国外に出ようとしたので攻撃…米紙

 【カイロ=末続哲也】ロイター通信によると、アルジェリア東部の天然ガス関連施設内で武装勢力に拘束され、17日に脱出した技師のアイルランド人男性は家族への電話で、武装勢力により車に乗せられ施設内を移動中、アルジェリア軍に攻撃されたと話した。


 男性によると、拘束された人質は口をテープで塞がれた上、首に爆発物を巻き付けられた。17日に武装勢力が、男性ら人質を5台の車に分乗させ施設内を移動中、アルジェリア軍の攻撃を受け、車4台が破壊された。男性が乗っていた車だけが破壊を免れ、衝突事故を起こし、その隙に逃げ出すことができた。男性は「他の車に乗っていた人たちは死亡したと思う」と話したという。

 米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、アルジェリアのサイード通信相は17日、当初は平和的な解決を模索したが、「(武装勢力が)人質を連れてアルジェリア国外に出ようとしていたため、攻撃を開始した」と述べた。

 武装勢力について、脱出したアルジェリア人男性(53)はロイター通信に対し、施設内の構造を熟知していた様子だったと指摘した。

(2013年1月18日18時40分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130118-OYT1T00536.htm
制圧は居住区域だけ?早々の強行策、攻撃8時間


アルジェリアの首都アルジェで17日、イスラム武装勢力によるイナメナスの天然ガス関連施設での人質事件の新聞報道を読む市民(AP)
 【カイロ=田尾茂樹】アルジェリア東部イナメナスの天然ガス関連施設で日本人などがイスラム武装勢力の人質となった事件で、アルジェリアのサイード通信相は17日夜、軍による人質救出作戦について、地元テレビで「数人が死亡し、負傷したことを悔やんでいる」と、人質に犠牲者が出たことを政府として初めて認め、遺憾の意を示した。

 だが、その一方で「多数の人質が救出され、多数のテロリストを排除した」と作戦の意義を強調した。

 アルジェリア軍は17日、ヘリコプターなどのほか、地上部隊も投入し、施設の武装勢力に対する攻撃を開始。ロイター通信によると、攻撃は約8時間続いたという。

 16日の発生からわずか1日余りで強行策に踏み切ったのは、1990年代にイスラム過激派の伸長に伴う内戦で約15万人が死亡した混乱の再燃を防ぐため、テロ組織に屈しないという姿勢を断固として示す狙いがあったとみられている。

 17日のアルジェリア国営通信は、政府当局者の話として、人質解放のためのアルジェリア軍による作戦が同日終了したと報じたが、一方で、軍が制圧したのは施設の居住区域だけとし、軍が引き続き、プラント区画を取り囲んでいると伝えた。

(2013年1月18日14時43分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130117-OYT1T00369.htm
米国人も人質に、国務省報道官認める

 【ワシントン=白川義和】米国務省のヌーランド報道官は16日の記者会見で、アルジェリア東部で日本人を含む外国人がイスラム武装勢力に拘束された事件に関し、米国人も人質になっていることを認めた。


 人質の安全を守るためとして、人数や身元は明らかにしなかった。

 報道官は事件を「最大限の表現で非難する」とし、クリントン国務長官らがアルジェリア当局と緊密に連絡を取っていると強調した。パネッタ国防長官も外遊先のローマで「米国は事態対処に必要なあらゆる適切な措置を取る」と述べた。

 米国は、拘束事件に関連しているとされる仏軍によるマリへの軍事介入を支持する立場で、現地のイスラム過激派やテロ組織に関する情報提供、物資輸送支援などを検討している。

(2013年1月17日10時35分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130117-OYT1T00256.htm

邦人拘束、仏のマリ空爆引き金か…過激派報復?

 アルジェリア南部や周辺のサヘル地域と呼ばれるサハラ砂漠一帯では、国際テロ組織「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織(AQIM)」など、複数のイスラム過激派武装勢力が活動している。


 反欧米思想に基づくテロ活動に加え、身代金目的の誘拐事件も相次いで起こしている。

 上智大の私市
きさいち
正年教授は、アルジェリアのテロ組織について、「テロ活動の資金を得るため、身代金目的の誘拐事件を起こすケースが多い」と指摘する。

 今回の事件の引き金として考えられるのは、アルジェリアの隣国マリで、仏軍が11日に開始した空爆だ。仏軍はマリ北部を支配するAQIMなど、イスラム過激派の掃討を目指している。

 仏軍を支援するため、アルジェリア政府は領空域の仏軍機通過を認めており、AQIMが報復行動に出た可能性がある。犯行声明を出した集団を率いるのは、AQIMの元司令官とみられている。日本エネルギー経済研究所中東研究センターの保坂修司氏は、「仏軍空爆の報復で、西側諸国の施設を狙ったのだろう」との見方を示している。

(2013年1月17日10時23分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130117-OYT1T00246.htm

アルジェリア、南部でテロリストによる誘拐頻発

 アルジェリアは、地中海に面したイスラム教国で、イスラム過激派の活動が活発なことで知られる。


 1990年代には、掃討作戦を進める同国軍と過激派組織の間で内戦状態に。2007年には国連施設や首相府を狙った爆弾テロが相次ぎ発生しており、外務省は、同国への渡航について、地域ごとに「退避勧告」や「渡航延期」などの渡航情報(危険情報)を発出している。

 一方で、同国は石油や天然ガスなどの資源が豊富で、日本からエネルギー関連やプラント関連の企業が進出している。産油国への技術協力などを行っている国際石油交流センター(東京)の関係者は、「現地のプラントは砂漠の真ん中にあり、軍隊や国家警察ががっちり守っているが、町中の方は治安が悪く危険と聞いている」と話した。

 3年前からアルジェリアに駐在している女性は「北部の治安はいいが、南部の砂漠地帯ではテロリストによる誘拐事件も度々起きている。仕事で南部に行くとしたら相当安全対策をしていくはずなのに、拘束されたとは」と、驚いていた。

(2013年1月17日09時26分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130117-OYT1T00172.htm
人質安全確保、仏軍事介入中止が条件…武装勢力

 【カイロ=田尾茂樹】アルジェリア東部イナメナスで日本人を含む複数の外国人が拘束された事件で、隣国モーリタニアのANI通信は16日、実行犯とみられる国際テロ組織アル・カーイダ系武装勢力が、人質の安全確保の条件として、仏軍によるマリへの軍事介入中止を要求している、と報じた。


(2013年1月17日04時08分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130116-OYT1T01719.htm
フランス軍事介入が邦人拘束と関連か…EU高官

 【ブリュッセル=工藤武人】欧州連合(EU)高官は16日、アルジェリア東部で日本人を含む外国人がイスラム武装勢力に連れ去られた事件に関し、フランスによる西アフリカ・マリへの軍事介入が関係している可能性があるとの見方を示した。


 記者団に語った。

 フランスによる軍事介入を受け、EUのアシュトン外交安保上級代表(EU外相)は15日、西アフリカで相次いでいるイスラム武装勢力による誘拐事件の被害者の多くは、欧州出身者が占めていると指摘し、「脅威はEU全体に拡大している」との認識を示し、加盟国に注意喚起していた。

(2013年1月16日23時56分 読売新聞)
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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130116-OYT1T01049.htm

アルジェリアで3邦人拘束…イスラム勢力が襲撃


 【カイロ=田尾茂樹】アルジェリア政府当局者などによると、同国東部イナメナスで16日早朝(日本時間同日午後)、天然ガス関連施設が武装勢力に襲撃され、日本人少なくとも3人を含む複数の外国人がイスラム武装勢力に拘束された。

 大手プラントメーカー「日揮」本社(横浜市)の担当者は16日夜、「現地で社員か関連会社もしくは協力企業の男性技術社員など複数の日本人が拘束されたことを確認した」と述べた。自民党幹部は「日本政府は拘束されたのは3人とみている」と語った。日本外務省や在アルジェリア日本大使館が情報の確認を急いでいる。

 アルジェリア内務省の声明によると、3台の車に乗った武装勢力が天然ガス関連施設の居住区域に侵入した。同省によると武装勢力はこれに先立ち、施設から空港に向かっていたバス1台を襲撃し、外国人1人を殺害した。施設近くにいた英国人警備員2人が殺害されたとの情報もある。

 AP通信によると、英石油大手BPは声明で、施設は現在も武装勢力によって占拠されているもようだと明らかにした。武装勢力が、人質を車両に乗せてチュニジアに向かったとの情報もある。

 現場は、リビア国境に近い油田・ガス田地帯。イナメナスでは、日揮が、BPなどと天然ガス田の開発を進めている。

 菅官房長官は16日夜の記者会見で、「日揮関係者であることはその通りだ」と述べた。外務省は、自民、公明両党の幹部に対し、現地の日揮関係者17人のうち4人の無事を確認したと伝えた。この4人が「3人が拘束され、10人の安否は不明」と証言しているという。政府関係者は「拘束されたのは3人、5人という複数の情報がある」と語った。日揮本社は、拘束された日本人の氏名や社名について明らかにしていない。

 アルジェリアの隣国モーリタニアのANI通信社によると、国際テロ組織アル・カーイダ系の武装勢力が、同通信社の電話取材に対して犯行声明を出した。声明は、米国人7人を含む9または10か国の計41人を拘束したとしている。日本人については言及していない。

 アルジェリアでは、北アフリカを拠点とする国際テロ組織「イスラム・マグレブ諸国のアル・カーイダ組織(AQIM)」などによるテロや外国人を狙った誘拐事件などが相次いでいる。

 日本の外務省は、現場周辺地域に、日本人に対する渡航情報(危険情報)で4段階のうち、危険度が2番目に高い「渡航延期」を勧告している。

(2013年1月17日01時19分 読売新聞)
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21. 2013年1月20日 20:55:35 : d9ENDnJWTc
アルジェリアの奴、日本に戦争でも仕掛けてるのか?。テロリストなんか、どうでも良いから、アルジェリアごと吹き飛ばせよ。アルジェリア政府がどうとかじゃなくて、起きてる現象その物が狂ってるよ、もはや。

22. taked4700 2013年1月20日 21:30:55 : 9XFNe/BiX575U : i8SLUeL5qw

http://www3.nhk.or.jp/news/0117kousoku/
ニュース特設
イスラム武装勢力 邦人拘束事件

政府は、北アフリカのアルジェリアで日本人らが拘束された事件で、20日午前、対策本部を開き、安倍総理大臣は、情報の収集と安否の確認に全力を挙げるとともに、被害に遭った日本人と家族の支援に万全を期すよう指示しました。

身元や国籍確認の死者は7人(1月20日 19時47分)
アルジェリア軍 人質の捜索活動(1月20日 18時49分)
邦人10人連絡取れず 厳しい局面(1月20日 12時7分)
アルジェリア 強硬手段の正当性強調(1月20日 12時7分)
日揮 “日本人など17人連絡取れず”(1月20日 10時2分)
“人質23人死亡確認”アルジェリア政府(1月20日 6時39分)
日揮 社員らの安否確認急ぐ(1月20日 2時36分)
“外国人人質7人死亡”国営通信が伝える(1月20日 0時47分)
日揮社長 アルジェリアに到着(1月19日 23時54分)
国連安保理 最も強いことばで非難(1月19日 21時35分)
武装勢力と軍 緊迫の状況続く(1月19日 19時8分)
日揮 外国人3人の生存確認(1月19日 15時19分)
軍と武装勢力のにらみ合い続く(1月19日 12時7分)
政府の対応
外務省 アルジェリア東部などに退避勧告(1月20日 17時4分)
安倍首相 情報収集と安否確認を指示(1月20日 12時35分)
“安否確認に全力”政府が対策本部で確認へ(1月20日 10時2分)
安倍首相 “安否確認全力で取り組む”(1月20日 3時57分)
官房長官“死亡情報など提供も未確認”(1月20日 1時47分)
安倍首相“邦人安否で厳しい情報”(1月20日 1時17分)
首相 ノルウェーと協力で一致(1月19日 22時51分)
官房長官“軍事行動は継続 危険な状況”(1月19日 8時8分)
安倍首相“邦人の無事確認と救出に全力”(1月19日 7時22分)
日米外相会談 人質救出へ連携を確認(1月19日 6時15分)
安倍首相 日程切り上げ帰国の途へ(1月18日 22時7分)
安倍首相“帰国早め事件の指揮執る”(1月18日 16時45分)
首相 拘束事件で予定早め帰国へ(1月18日 14時49分)
官房長官 アルジェリアに安否確認要請へ(1月18日 12時9分)
各国の反応
ノルウェー首相 非難の意思を強調(1月20日 19時47分)
英首相“3人の死亡確認”(1月20日 18時33分)
オバマ大統領“最大限のことばで非難”(1月20日 8時46分)
ノルウェー企業 5人依然不明(1月20日 6時32分)
英首相 “テロ事件終結の連絡受けた”(1月20日 6時32分)
仏大統領“現地の対応は適切”(1月20日 3時57分)
英国防相 “人質拘束終わった”(1月20日 2時21分)
拘束のルーマニア人死亡 政府が公表(1月20日 0時47分)
英外相 “困難で危険な状況続く”(1月20日 0時28分)
日英首脳 緊密に連携で一致(1月19日 19時35分)
錯そうする情報
警備員 “日本人2人の死亡見た”(1月20日 4時28分)
アルジェリア軍“外国人約100人解放”(1月19日 4時22分)
日揮の現地警備員 事件当時の状況証言(1月19日 5時39分)
地元TV“軍が新たな作戦始める”(1月19日 0時16分)
地元紙記者“治安部隊が施設を包囲”(1月19日 10時34分)
アルジェリア 米国人1人死亡確認(1月19日 10時34分)
アルジェリア 仏人1人死亡・3人無事(1月19日 10時34分)
事件を起こした武装グループとは
首謀者は過去にも人質事件(1月17日 19時18分)
武装勢力“攻撃すれば人質全員殺害”(1月17日 17時11分)
犯行グループ 結成時に「声明」(1月17日 13時2分)
マリの反政府武装勢力とは(1月17日 13時2分)
マリ情勢 これまでの経緯は(1月17日 13時2分)
アルジェリア周辺 過去も事件(1月17日 13時2分)
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130120/k10014928421000.html

身元や国籍確認の死者は7人
1月20日 19時47分


今回の事件で、アルジェリア内務省は、イスラム武装勢力の襲撃と救出作戦の戦闘で人質23人が死亡したと発表しましたが、内務省や各国政府によってこれまでに身元や国籍が確認された死者の数は7人にとどまっています。

アルジェリア内務省が19日に発表した声明によりますと、アルジェリア軍が行った救出作戦を通して、外国人の人質107人とアルジェリア人685人が解放されたということです。
日本人もこれまでに7人の無事が確認されています。
一方、イスラム武装勢力の襲撃と救出作戦の戦闘の結果、これまでに人質23人の死亡が確認されたということです。
アルジェリア内務省と各国政府によりますと、死亡した人のうち、身元や国籍が確認されたのは7人で、イギリス人が3人、それにアメリカ人、フランス人、ルーマニア人、アルジェリア人がそれぞれ1人です。
このほかに、イギリスのキャメロン首相は、3人のイギリス人と、イギリス在住の外国人1人が死亡した可能性があるという見方を示しました。
アルジェリア政府の高官も、死者の数がさらに増える可能性があると懸念を示しています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014861061000.html
犯行グループ 結成時に「声明」
1月17日 13時2分

今回の事件で犯行声明を出したグループのリーダーハーリド・アブ・アッバス幹部は、先月5日、自ら新しい武装グループを立ち上げたことを表明するビデオ声明をインターネットに掲載していました。この中でアブ・アッバス幹部は、「我々はマリ北部で誕生したイスラムの国を守るために結成された」と述べ、去年3月ごろからアルジェリアの隣国、マリ北部を実効支配するイスラム過激派組織などと連携する考えを示しています。
そのうえで「このイスラムの国を破壊しようともくろむフランスなどの国々に対し、われわれは断固として戦っていく」と述べ、フランスなどによるマリ北部への軍事介入をけん制する発言をしていました。  
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014853551000.html
犯行声明グループ“政府軍は退却”
1月17日 7時30分

モーリタニアの「ヌアクショット通信」は16日、犯行声明を出したグループの複数のメンバーの話しとして、夜に入ってから政府軍の部隊が人質が拘束されている場所に近づこうとして犯行グループとの間で銃撃戦が起きたと伝えています。
それによりますと、犯行グループは、「政府軍の部隊はわれわれの激しい攻撃を受けて元の位置まで退却した」と話しているということです。
けが人が出ているかなどの情報は伝えられていません。
また、犯行グループは数十人で構成され、重火器や迫撃砲、それに携帯式の対空ミサイルなども持っていると主張しているということです。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014853071000.html
犯行グループ 人質は日米英仏
1月17日 4時52分

北アフリカのアルジェリアで天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃され、日本人、少なくとも3人を含む外国人などが拘束された事件について、犯行声明を出したグループは、モーリタニアの通信社「サハラ・メディア」に対して電話を通じて声明を出し、外国人41人を人質にとり、日本人のほかアメリカ人7人とイギリス人、それにフランス人などが含まれているとしています。

人質のうち5人は天然ガスプラントの施設内に、残る36人は施設の中にある居住区域に拘束しているということです。
声明では、今回の犯行について西アフリカのマリ北部を実効支配するイスラム過激派に対して、先週フランス軍が始めた軍事攻撃にアルジェリア政府が協力し、空爆を許したことへの報復だとしています。
またモーリタニアの別の通信社「ヌアクショット通信」は、施設を包囲しているアルジェリア軍に対して、犯行グループが「突入してくれば恐ろしい結末を見ることになる」と警告していると伝えています。
犯行グループはハーリド・アブ・アッバス、またはモクタール・ベルモクタールという別名で知られる人物に率いられているとみられています。
アブ・アッバス幹部はアルジェリア出身で、10代のころにアフガニスタンに渡ってイスラム過激派の活動に参加し、その後、アルジェリアで政府軍とイスラム勢力の内戦が始まったことを受け、アルジェリアに戻ったとされています。
その後、アブ・アッバス幹部はアルジェリアなど北アフリカを拠点とするイスラム過激派組織「イスラム教・マグレブ諸国のアルカイダ」のリーダーの一人と見なされるようになりました。
しかし、モーリタニアのメディアによりますと先月、突如、アルカイダからの離反を表明して新しいグループを立ち上げて、マリ北部を拠点とする別のイスラム過激派の活動に参加していたということです。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130118/k10014882001000.html
【人質拘束 事件の経緯】
1月18日 6時27分


事件は、北アフリカのアルジェリアの東部、イナメナスにある天然ガスの関連施設で起きました。

アルジェリア内務省の声明によりますと、現地時間の16日午前5時、武装勢力が3台の車に乗って従業員の拠点となっている施設に近づき、施設から出てきたバスを襲撃しました。
このバスには、外国人が乗っていてイナメナスの空港に向かっていたということで、同行していた警備員と武装勢力の間で銃撃戦になったとみられます。
日揮のアルジェリア事務所によりますと、午前6時ごろ、現場で働いている社員から電話があり、「遠くで激しい銃声が聞こえている」と伝えてきたということです。
アルジェリア内務省によりますと、バスへの襲撃で外国人1人が死亡し、外国人2人を含む6人がけがをしたということです。
この襲撃のあと、武装勢力は施設に押し入り、外国人を含む従業員を人質に取りました。
襲撃から数時間後、イスラム過激派組織とみられるグループは、メディアを通じて犯行声明を出し、日本人を含む外国人41人を人質にしたと明らかにしました。
日揮のパリ事務所は、現場にいた日本人17人のうち、少なくとも3人が拘束されたことを確認しています。
事件の翌日、日本人の人質とみられるキヤマ・サトシさんと名乗る男性が、中東の衛星テレビ局、アルジャジーラとの電話インタビューで、「きのうアルジェリア軍の発砲を受けてけがをしました。今、私の状態は悪くありません」と話しました。
武装勢力は犯行声明で、隣国のマリで始まったフランスの軍事作戦の停止を要求し、武装勢力のリーダーとされる男は、同じ電話インタビューの中で、「軍が攻撃をやめなければ、人質を殺害する」と警告していました。
アルジェリア軍は、早い段階から施設を包囲していましたが、日本時間の17日夜、人質を救出するための作戦に踏み切りました。
******************************
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130119/k10014910421000.html
日揮の現地警備員 事件当時の状況証言
1月19日 5時39分


アルジェリアの天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃された事件で、現地で日揮の警備員を務めていたアルジェリア人の男性がNHKの電話インタビューに応じ、事件当時の詳しい状況を明らかにしました。

NHKのインタビューに応じたのは、アルジェリア東部のイナメナスの天然ガスの関連施設で、日揮の警備員を務めていたアルジェリア人の男性です。
この男性によりますと、現地時間16日午前6時前に銃などで武装したグループが施設に押し入り、警報音が鳴り響いたということです。武装勢力が銃を乱射したため、警備員との間で銃撃戦になり、この男性は武装勢力によって外国人4人が撃たれたのを目撃したと話しています。
その後、武装勢力は外国人とアルジェリア人を1か所に集め、拘束された外国人はおよそ40人に上り、このうち10人余りが日本人だったということです。
武装勢力のメンバーは、この襲撃がフランスによるマリへの軍事介入に対する報復だと訴え、自分たちの標的は外国人だけだとして、外国人の体に爆発物を取りつけたのに対し、アルジェリア人を乱暴に扱うことはなかったということです。
武装勢力の中には、英語が流ちょうな者やエジプト特有のアラビア語を話す者もいて、さまざまな国の出身者が集まったグループだという印象を受けたということです。武装勢力はその後、アルジェリア人と外国人を別々に拘束したため、日本人を含む外国人がどうなったのか分からないとこの男性は話しています。
アルジェリア軍が救出作戦に乗り出すと、武装勢力はアルジェリア人の人質については速やかに拘束を解き、この男性も解放されたということです。
***********************************
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130120/k10014921371000.html
警備員 “日本人2人の死亡目撃”
1月20日 4時28分


日本人の死亡情報に関連して、現地で日揮の警備員を務めるアルジェリア人の男性は、NHKに対し、イスラム武装勢力が施設を襲撃し始めた直後に2人の日本人が銃撃で死亡したのを目撃したと話していました。

これはアルジェリア東部のイナメナスの天然ガスの関連施設で、日揮の警備員を務めていたアルジェリア人の男性がNHKの取材に明らかにしたものです。
現場に居合わせたこの男性によりますと、現地時間の16日の早朝、銃などで武装したグループが施設に押し入り銃を乱射したため、警備員との間で銃撃戦となり、日本人の男性2人が武装勢力側の銃撃を受けて死亡したのを目撃したということです。
近くにはこのほかに、イギリス人1人とフィリピン人1人がいて、合わせて4人の外国人がいずれも銃撃を受けて死亡したということです。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014849311000.html
“犯行声明” 人質は41人か
1月16日 22時57分

北アフリカのアルジェリアにある天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃された事件について、犯行声明を出したグループは、モーリタニアの「ヌアクショット通信社」に対し新たな声明を出し、およそ10か国から外国人合わせて41人を人質に取り、うち7人はアメリカ人だと明らかにしました。

今回の事件についてイスラム過激派組織「イスラム教・マグレブ諸国のアルカイダ」が頻繁に犯行声明を出すことで知られる「ヌアクショット通信社」は、実行部隊と見られるグループの犯行声明を掲載しました。
それによりますと、実行部隊はハーリド・アブル・アッバースという男に率いられており、石油施設の外国人用の宿泊施設を襲撃し、41人の外国人を人質に取ったとしています。
外国人の国籍の詳細は明らかにしていませんが、9か国から10か国に上り、うち7人はアメリカ人だとしています。
このグループの報道官を名乗る人物は、犯行の理由について、西アフリカのマリ北部を実効支配するイスラム過激派に対して、先週フランス軍が始めた軍事攻撃にアルジェリア政府が協力し、空爆を許したことへの報復だとしています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014853021000.html
日本人ら人質を救出へ施設を包囲
1月17日 4時29分


北アフリカのアルジェリアで天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃され、プラント建設大手「日揮」の関係者の日本人、少なくとも3人を含む外国人などが拘束され、地元の治安部隊は人質の救出を目指して施設を包囲しています。

アルジェリア内務省や現地の報道などによりますと、現地時間の16日早朝、東部イナメナスにある天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力に襲撃され、施設で働く外国人らが拘束されました。
現場で天然ガスの処理施設の建設などを手がける日本のプラント建設大手「日揮」によりますと、現場で働く日本人17人のうち少なくとも3人が拘束されたということです。
アルジェリア内務省は拘束されている人質の人数など詳しいことは明らかにしていませんが、武装勢力による襲撃でこれまでに外国人1人が死亡し、外国人2人を含む6人がけがをしたということです。
一方、イスラム過激派組織とみられるグループは犯行声明を出し、日本人をはじめアメリカ人、イギリス人、フランス人など41人の外国人を人質にとったとしています。
襲撃の理由について声明は、隣国のマリで始まったフランスの軍事介入に、アルジェリア政府が協力したことへの報復だとして、マリでのフランスの軍事作戦の停止を要求しています。
国営アルジェリア通信はアルジェリア人の従業員が解放されたと伝えていますが、現場では、地元の治安部隊が人質の救出に向けて施設を包囲しており、武装勢力側との間でにらみ合いが続いているということです。
この施設はアルジェリアで最大級のガス田プロジェクトで、イギリスの大手石油会社BPやノルウェーの石油会社などによる合弁企業が運営し、大勢の外国人がアルジェリア人とともに働いています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130120/k10014921391000.html
“人質23人死亡確認”アルジェリア政府
1月20日 6時39分


北アフリカのアルジェリアにある天然ガスの関連施設で、日本人を含む外国人などがイスラム武装勢力に拘束された事件は、アルジェリア軍が武装勢力を制圧して作戦を終了し、内務省は19日、声明を通じてこれまでに人質23人の死亡が確認されたと発表しました。

アルジェリア東部のイナメナスで今月16日、天然ガスの関連施設がイスラム武装勢力によって襲撃され、日本のプラント建設大手「日揮」の日本人関係者を含む外国人が拘束された事件で、アルジェリア軍は19日、武装勢力を制圧し、作戦を終了しました。
アルジェリア内務省は、19日午後7時半前(日本時間の20日午前3時半前)、国営通信を通じて声明を出し、これまでに外国人を含む人質23人が死亡したことを確認したと発表しました。
内務省は、死亡した人質の国籍についてはほとんど明らかにしていません。
また、声明は、この作戦で武装勢力のメンバー32人を殺害したほか、外国人の人質107人とアルジェリア人685人を解放したとしています。
さらに声明は、作戦によって武装勢力から機関銃や手投げ弾など大量の重火器を回収したとしています。
今回の作戦では少なくとも23人の人質が死亡し多くの犠牲を伴いましたが、アルジェリア政府は100人を超える人質と天然ガスの関連施設を守るために必要な作戦だったとして成果を強調しています。

作戦急いだ背景は
今回の作戦が急がれた背景には、アルジェリア政府を取り巻くいくつかの事情があると指摘されています。
まず、イスラム過激派の徹底した取締りを掲げるブーテフリカ政権としては、事態が長期化すれば国民に対し、弱さを見せることになるという懸念がありました。
また、ほかのイスラム過激派の活動も活発なことから、同じような事件が繰り返されることを防ぐため圧倒的な軍事力をもって短期間で制圧することで、力を誇示したい思惑もあったものとみられます。
さらに、事件が長期化して西側諸国が支援を申し出た場合、アルジェリア政府が主導権を維持することが難しくなると懸念したのではないかとも指摘されています。
こうしたなか、ドバイを拠点に中東の軍事問題を研究するリヤド・カハワジ氏は、NHKのインタビューで、武装グループが人質を連れて施設を離れようとしたことが作戦の引き金になったとの見方を示しました。
カハワジ氏は「アルジェリア政府にとっての『悪夢のシナリオ』は、人質がいくつかのグループに分けられて別々の場所に連れて行かれ、広大な砂漠地帯で戦力が分散してしまう事態だった。このため、武装グループが施設を離れようとした動きを見せたときには、作戦に踏み出すことを判断せざるをえなかったのではないか」と話しています。


23. taked4700 2013年1月20日 22:52:43 : hZSQK5oYmqF3U : i8SLUeL5qw
>>21

>アルジェリアの奴、日本に戦争でも仕掛けてるのか?

アルジェリアの背後にいる連中がいるのです。アメリカ、フランス、イギリスと言った連中ですよ。彼らはどこも高レベル核廃棄物の処分に行き詰っtている。


24. taked4700 2013年1月21日 19:50:09 : 9XFNe/BiX575U : 6R1AMPgtyQ
日本政府は安否確認を慎重にやると言って、安否確認を引き延ばしているが、それがそのまま、生存者の帰還を遅らせている。なぜ、未だに日本人生存者のインタビューが出てこないのだ。電話で短時間、日揮本社と話したと出てきているだけで、未だにテレビでの報道がない。日本人ジャーナリストは入国を認められていないという。世界中のジャーナリストがアルジェリアへ入国できないのかどうかそれは不明だ。AFPなどはもともと現地に記者がいるのかもしれない。ともかく、そういった事情があるにしろ、日本大使館が動いて、動画の証言を日本へ送るぐらいのことはできるはずだ。
日揮の社長が現地へ行っていることが、日揮社員の口止め工作になっているようにしか見えない。

25. taked4700 2013年1月21日 20:01:40 : 9XFNe/BiX575U : 6R1AMPgtyQ
今回の事件で隠されていること。

1.襲撃の過程。主に、警備陣がどう対処したのか。そもそも、プラントの警備はほぼ軍が駐留しているようなものだったとされている。これはテロが頻発する状況から見て当然のことだ。ところが、そういった警備がどのようにテロリストの襲撃に対処したのか、全く出てきていない。単に「銃声が聞こえた」とか「煙が上がった」程度のことしか出てきていない。

2.プラントの名前や稼働状況。文字での情報ではないが、アルジェリアの天然ガス生産の1割程度を担うものだとか、一日で10億円程度の収入をもたらすプラントだという証言があった。このことは少なくともアルジェリア政府そのものやBPが発表しなければいけないことだ。

3.現地雇用のアルジェリア人を含めて、居住区やプラントに何人の人がいて、その国籍や雇用関係はどうだったのか。日本人は日揮関係者が17人と言われているようだが、アメリカ人がいたのかどうか、フランス人がいたのかどうか、それぞれの被害の状況はどうだったのか。少なくとも死者がいた場合はその氏名と年齢ぐらいは公表されないといけない。

4.プラントのや居住区の被害写真。現地の写真が出てきていない。破壊された車とか居住区で人が逃げるようなそぶりをする写真はあるが、そもそもテロリストの襲撃を受けたり、軍がテロリスト壊滅のために攻撃をした状態の写真は一切出てきていない。普通は攻撃が終結したら、すぐに同行のカメラマンに現場の写真を撮らせて、政府が状況説明をするものだし、マスコミはそれを求めるはずだ。今回被害を受けたフランスやアメリカ、イギリスなどの各国政府も日本政府も、アルジェリア政府に対して、状況説明をせよと要求しなければいけない。それがされていないとしたら、今回の事件の黒幕はそういった各国政府だったということだ。


26. taked4700 2013年1月21日 20:26:36 : 9XFNe/BiX575U : 6R1AMPgtyQ
The plant, which is responsible for more than a tenth of Algeria's overall gas output, is expected to resume production by Tuesday, Algeria's energy minister said.

( http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-21114512 より部分引用)

要するに現役のプラントで、アルジェリア全体の1割程度を産出していて、火曜日までには生産再開するという。つまり、被害を受けていないということだ。

安否情報が確定しないことの理由として、アルジェリア軍が地雷を探しているとかいう話があり、このこと自体がおかしなことだ。テロリストは自分たちが殺されるような攻撃を受けていながらプラントを破壊しなかったということであり、それなら、なぜわざわざ地雷を埋めたのだということになる。


27. taked4700 2013年1月22日 03:55:45 : 9XFNe/BiX575U : fdYdYJxkQ6
同様におかしなことに、テロリストがビデオの中で叫ぶセリフがある。

「我々の要求を聞き入れるか、またはプラントを爆破されるかだ」というのが本来の脅し文句のはずだが、
確か、つぎのような感じになっている。

「捕虜を釈放させるか、我々の命を失うかだ」

要するにこのビデオは、「我々テロリストは愛国者であり、たとえプラントでテロ行為をやっても決してプラント爆破は致しません、たとえ自分たちの命を失っても。」と言う意味だと思える。

本当にこんなことを言うテロリストはいるのだろうか。

そりゃいるのだろう。なんと言っても先進国である西側諸国が受け入れているのだから。


28. taked4700 2013年1月22日 11:54:51 : 9XFNe/BiX575U : T1HkVP4KGQ
03で「アルジェリアは一応民主化されたはずで、結果的にアメリカのグリップは新政府へより強力に効いているはずです。」と述べましたが、勘違いをしていました。チェニジアと勘違いをしていました。

29. taked4700 2013年1月24日 06:10:14 : 9XFNe/BiX575U : 6j5y2kMOOw
BPの副社長とか日揮の最高顧問とかがプラントかまたはその付属施設での会議に出席していたという話がありますが、とても信じられません。もし、そういった重要人物が出席する会議があるのならそれなりに警備がされるはずです。それは新たな警備人員の増加を意味し、それだけテロリストの乗っ取りはやりにくくなるはずです。

もし、そういった重要な会議を狙ってテロリストがプラント乗っ取りを狙ったとしたら、少なくとも次の2点が問題になります。

1.政府や軍内部のかなり高い位置にテロリストへの内通者または協力者がいたことになるが、そういった話が出てきていない。

2.アルジェリアの関係者でそれなりの高い位置にいた人が出席しているはずですが、そういった人についての話が出てきていない。単に普通の現地雇用の作業員に紛れていったということはほぼあり得ないはずであり、そういった重要人物を人質に使わなければおかしい。

ともかく、今回の人質事件はとても矛盾がいっぱいです。こんな事件がそのまま認められてしまうのであれば、今後どんな事件もそのまま通ってしまうでしょう。


30. taked4700 2013年1月25日 08:35:06 : 9XFNe/BiX575U : o2rpzBpjK2
日揮最高顧問の方の遺体確認は指輪でやった、つまり、顔では確認できないほど遺体の損傷が激しかったという意味ですが、どうも疑問です。事件発生当初、キヤマさんと言う方がインタビューをしていたわけで、少なくとも彼が最高顧問が誰かをテロリストに知らせていたはずです。今回のテロは重要人物の会合があるということを知っていてやったということなのですから、テロリストはむやみに人質を撃つことなく、重要人物を捉えて交渉材料にしようとしたはずです。もし人質を撃つのであれば、あまり地位の高くない方をまず撃ち、その重要人物に交渉をしろと迫るはずです。

今回、日本人をすぐに撃ったとかという証言がありますが、どうも不自然さが感じられて仕方ありません。

今回のテロで国別の死者数は日本が最も多いはずで、このこと自体がおかしなことです。事件発生当初キヤマさんのインタビューが出てきたことなどから、やはり今回の事件は日本政府を相手にして起こされたものだと考える方が筋が通ると思います。

日本政府はどう対応したのでしょうか。日本は毎年3万人の自殺者がでています。昨年は多少減ったようですが、やはりかなり自殺者が出ていることに変わりありません。また、311の原発事故の犠牲者は今後どんどん出てくるでしょう。アメリカでさえ推定で1万人以上の犠牲が出るとしているのですから。

ともかく高レベル核廃棄物は当面乾式キャスクで地上保管するしかありません。地層処分などできるわけがありません。海洋投棄を禁止しているのですから、日本のように地殻変動の激しい土地へ地層処分するという考え自体が矛盾しています。


31. taked4700 2013年1月25日 10:25:18 : 9XFNe/BiX575U : o2rpzBpjK2
日揮の最高顧問とBPの副社長が犠牲になったとされますが、この二人がプラントで、またはプラント付属の居住区で会議を持つ必要性があるのでしょうか。ほかのキーパーソンは出席されていなかったのでしょうか。

更に、こういったトップの会議には実務部隊が普通は随行しているものですが、そういった方がいたようには思えません。


32. taked4700 2013年1月25日 11:51:52 : 9XFNe/BiX575U : o2rpzBpjK2
ミリタリーゾーンという軍隊が警備する区域にプラントや居住区はあったと川名社長が明言されました。

これで、今回のテロがいかにおかしいものかはっきり分かるはずです。

プランとの生産再開は既にされているはずで、犠牲者数の大きさとプラント被害の無さはどう考えてもつりあいません。


33. taked4700 2013年1月25日 12:12:56 : 9XFNe/BiX575U : o2rpzBpjK2
日揮の川名社長はプラント内部にも居住区内部にも入っていず、外側から少し眺めただけと言うことです。

やはり、全体のテロが作り物であったようにしか思えません。

日揮としては被害者なのでしょうが、今後どういう展開になるのかかなり心配と言うか気がかりです。


34. 2013年1月29日 20:18:11 : tvYYk69fw6
なんか、大掛かりな暗殺みたく見えるね?。

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