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クリントン長官:アルジェリアのテロリストはリビヤから武器を手に入れた・・ロシア外相 NATO暗躍示唆!
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/298.html
投稿者 墨染 日時 2013 年 1 月 25 日 10:25:25: EVQc6rJP..8E.
 

http://rockway.blog.shinobi.jp/

 このROCKWAY EXPRESSで再三指摘してきたことを、アメリカのクリントン国務長官が認めたようだ。彼女は「アルジェリアのテロリストがリビヤから武器を手に入れたことについては何の疑いもない」と語ったのだ。

 そしてロシアのラブロフ外相は、「マリでフランスとアフリカ人が戦っている相手はカダフィ政権を転覆させた人々と同じ人々である。その彼らに欧米諸国は武装させカダフィ政権を転覆させたのである」と指摘した、まさにその通りである。いかに欧米・NATOが矛盾しているかが分かる。

 このブログでは更に強調していることは、シリアの反政府武装勢力の多くもこのリビヤから流入したイスラム主義者のテロリストたちである、ということだ。だから、シリアの紛争が始まった2011年3月以来、ずっと彼ら武装勢力をテロリストと指摘してきたのである。

 クリントン長官の発言の真意は、アメリカは徐々に今までの姿勢を改めて、イスラム過激派を利用しながら、己の利権を拡大するような陰謀は今後控えるようにする、というものではないだろうか。オバマ政権が二期目で目指そうとしているのは、今までのネオコン的武断主義的戦争屋のアメリカから、真っ当な国家へ変貌していこうということではないだろうか。

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●クリントン長官:アルジェリアのテロリストはリビヤから武器を手に入れた
http://rt.com/usa/news/clinton-benghazi-testify-congress-598/
【1月23日 Russia Today】

 アメリカのクリントン国務長官は、アルジェリアのガスプラントを襲撃したイスラム主義者らはリビヤから武器を手に入れた、と語った。彼女はまた2012年9月ベンガジで起きた事件について言及しながら、、北アフリカの「アラブの春」による治安面での真空化を非難した。

 「アルジェリアのテロリストらがリビヤから武器を手に入れたことについては何の疑いもない。マリのAQIM(イスラム的マグレブのアルカイダ)はリビヤから武器を手に入れた」と2012年のリビヤのベンガジにおける襲撃事件に関する上院外交委員会の公聴会で語った。

 クリントンは、アルジェリアの人質事件に関係したテロリストの一部がベンガジ襲撃事件で何らかの役割を果たしていたという報告についてはそれを裏付けることは出来なかった、と語った。

 イスラム主義者戦士らはイナメナスのガスプラントを掌握し、数百人の人質を取り、アルジェリアの特殊部隊が突入するまで4日間かかった。

 アルジェリア首相はこの作戦で37人の人質と29人の戦士らが殺害された、と語った。この攻撃で3人のアメリカ人が殺害されたと報じられた。イスラム主義者の「ムラサミーン旅団」がこの人質事件の首謀者であると主張し、欧米勢力がマリのイスラム教徒への攻撃を終了するまで似たような攻撃を継続するだろう、と警告した。

 クリントンは更に2010年から2011年に起きた「アラブの春」が、2012年のベンガジの襲撃事件の環境を作ったと強調した。このベンガジの襲撃事件でアメリカ大使のクリストファー・スティーブンスその他3人のアメリカ人が死亡した。

 彼女はリビヤとフランスの介入を惹き起こした現在進行中のマリの紛争には違いがあるとして一線を画した。
 「ベンガジの事件は力の真空状態で惹き起こされたものではない」と彼女は語った。「アラブ革命は複雑な勢力の絡み合った動きがありこの地域一帯の治安部隊を粉砕してきた。そしてマリの不安定性はテロリストにとっての安全地帯を作り出してきたが、彼らは自分たちの影響力の更なる拡大を図っていて、今回アルジェリアで先週起きたような襲撃事件を起こそうとしている」

 クリントン長官はフランスがマリのイスラム主義者を叩く動きをアメリカは支援し続けるべきであると主張したが、アメリカ政府の支援は今のところ兵站面での支援に限られている。

 国連安保理でマリへの介入を支持したロシアは、2011年のカダフィ政権を崩壊させたNATOの動きには断固反対し、アメリカと同盟諸国が西アフリカで起きている現在の危機をもたらしたと非難している。

 「マリでフランスとアフリカ人が戦っている相手はカダフィ政権を転覆させた人々と同じ人々である。その彼らに欧米諸国は武装させカダフィ政権を転覆させたのである」と23日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は記者団に語った。
この地域では、テロ攻撃は日常的に起きていると述べつつ、「マリの状況は、リビヤで起きたことの結果のようである。アルジェリアでの人質事件は覚醒を促す出来事だった」と彼は語った。

◆1月24日
 このROCKWAY EXPRESSで再三指摘してきたことを、アメリカのクリントン国務長官が認めたようだ。彼女は「アルジェリアのテロリストがリビヤから武器を手に入れたことについては何の疑いもない」と語ったのだ。

 そしてロシアのラブロフ外相は、「マリでフランスとアフリカ人が戦っている相手はカダフィ政権を転覆させた人々と同じ人々である。その彼らに欧米諸国は武装させカダフィ政権を転覆させたのである」と指摘した、まさにその通りである。いかに欧米・NATOが矛盾しているかが分かる。

 このブログでは更に強調していることは、シリアの反政府武装勢力の多くもこのリビヤから流入したイスラム主義者のテロリストたちである、ということだ。だから、シリアの紛争が始まった2011年3月以来、ずっと彼ら武装勢力をテロリストと指摘してきたのである。

 クリントン長官の発言の真意は、アメリカは徐々に今までの姿勢を改めて、イスラム過激派を利用しながら、己の利権を拡大するような陰謀は今後控えるようにする、というものではないだろうか。オバマ政権が二期目で目指そうとしているのは、今までのネオコン的武断主義的戦争屋のアメリカから、真っ当な国家へ変貌していこうということではないだろうか。

 

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コメント
 
01. shige 2013年1月25日 23:48:57 : jWD4XLQfLRLiM : w9lCcGRyC2
もし日本で外資企業が日本系のテロリストに襲われ、日本人と外国人従業者が人質になったとして、人質に外国人だけが残ったのを幸いに、日本政府は強硬な武力解決を図るだろうか。

日本では実感として、いわば客人である外国人従業者をないがしろにするはずはない。

否、アルジェリアでも世界中共通に一般国民の感情は180度違うはずはない。

今回のテロとその収拾は合点の行かぬところが多い。

勘ぐりたくないが、どこかの時点で(テロの前ではひどすぎるが)、この事件をテロ集団を一挙に殲滅する絶好の機会と考え、これを目標としてすべてを遂行したのではとの疑いが消えない。

日本政府はもちろん、仏、米、英の指導部は当然、マスコミだってこの可能性に気づかぬはずがないのに。

そんな納得の仕方の方が恐ろしい。どこの政府、マスコミも事実の妥当性の評価に進まず、アリバイと感傷作りに必死に見えるのだが。


02. 2013年1月26日 08:41:51 : txKoq6KBVw
ツイッター
正造 ‏@etosha0824
10年前アルジェリアからサハラ沙漠に入ったことがある。広漠たる沙漠、その土地で生まれ育ったガイド(兼ガード)達は地平線かなたまでお見通しだった。”アラビアのロレンス”の井戸水を盗んだシーンのように。テロリストが沙漠を通り抜けて襲撃できたのはおかしいぞ。


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