そして、こんなにも早く犯人の一人が殺害されたということは、事件を起こす前から誰を犯人にしていつ頃ビデオを公開しといったシナリオができていたということだろう。

背景にあるのは、多分、圧力をかける相手が少数だという意味のはずだ。大勢いれば、物理的に話が広まるだけで時間がかかる。更に、どれだけの効果があったかを確認するのも時間がかかる。効果が思ったほどでなければ、基本的には事件を引っ張って、次の脅しを起こさなければならないはずだからだ。

こういった意味でも、今回の事件はキャロライン・ケネディ氏の駐日アメリカ大使就任に絡んで起こされたと思う。

ともかく、自分は今回の事件は違う展開をたどるだろうと思っていた。

オバマ大統領はかなりリベラルな政策を掲げられている。しかも民主党だ。つまり、今のアメリカの権力構造の深層とはある程度離れている存在だ。またケネディ家はさんざんそういった勢力から攻撃を受けてきた。だから、こういった攻撃がされると却って反発が起きて、事件が長引くと考えていた。

事件が長引くとは、ビデオ公開された犯人が見つかり、しかし犯行は否定し、目撃者もいて裁判が長引くこと。そして、別のテロ事件や国会議員のスキャンダルが噴き出したりといった展開だ。オバマ大統領や家族が何らかの形で直接攻撃されるということは考えにくい。なぜなら、次の政権は共和党がどうしても取りたいはずだからだ。オバマ大統領時代に日本にＴＰＰに加盟させ、その果実を共和党政権がぶんどるというものであり、クリントン大統領時代にインターネットを普及させて、ブッシュ大統領時代にその果実をむさぼったのと同じ構図だ。

ただ、今回、事件が早期に終結する可能性があるからと言ってオバマ大統領やキャロライン・ケネディ氏が脅しに屈したという意味ではない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%B3

＞拳銃型以外にも暴徒対策用として表面に多数のワイヤー針発射機構を備えた「バリケード型のスタンガン」も存在する。
＞発射体に電源部を内蔵してワイヤーを不要とし、通常の銃器のように使用できるモデル「TASER XREP」も開発している。これは武装した暴徒対策にアメリカの警察で広く使用されている散弾銃の12番径実包と同一形状のもので、射程距離は約30m（100フィート）である。

自分が分からないのは、既に事件が発生して1日以上が経過したのだから、監視カメラ、それもワイヤレスで常時映像が警察本部のようなところへ送られるものが方々へ設置されたはずなのに、なぜ、犯人が強奪した車で逃走しようとしていたものを銃撃戦に持ち込むことなく逮捕できなかったのかと言うことだ。

一度姿を見つければその後の追跡は問題なくできるはずであり、いくら車を強奪しても逃げ切れるものではない。派手な銃撃戦などしなくとも、今ではいくらでも犯人を追いつめるための仕掛けはある。

アメリカの支配構造は多分かなり複雑で、そういった複雑さが警察機構にも反映され、単純な正義感では警察組織の一員として生きていけないという状況になっているのではないだろうか。

自分は９１１の時に、ニューヨークの消防団員がかなり犠牲になり、しかし、ほとんど事故の詳細について発言がなかったことに注目していた。単なる上の方からの圧力だけでなく、いろいろなところからの圧力があって自分たちの仲間が犠牲になったことの証言ができなくなっていたのだと思う。

つまり、今の世の中は非常に広範囲に人々が自分の普通の良心で物事が判断できなくなってしまっているのだと思う。つまり、いろいろな形でリモコン装置が縦横無尽に張り巡らされていて、いくらでも物事のでっち上げができるのだ。

しかし、これには大きな問題点がある。つまり、普通に努力して物事を成し遂げるということができなくなるからだ。そして、これこそが本来人間社会のもっとも強力な推進力であり、社会をいいものにする原動力であったはず。それが失われてしまうのだから、こういった社会が持続するとはとても思えない。

そもそも、チェチェンの人びとの対立相手はロシアのプーチン政権であり、ロシアの秘密警察だ。

こうやってテロの実行犯であるとしてチェチェン人が挙げられていくことで、世間一般の人々にそういったイメージが植えつけられるばかりではなく、若いチェチェンの人びとにそういった自己イメージが植えつけられる。なんらかの不満などがあるとき、あのとき同じチェチェンの青年がテロをやったじゃないかという気持ちが起こるはずだからだ。こうして、わざわざ一部の人びとがテロリストとして育てられていく。まるで、アフリカで行われていた相手部族の幼児を連れ去って兵士に育て上げるのと同じ手法だ。つまり、アメリカ、または西欧の支配層のやり方だ。

しかし、アメリカの社会保障カードと言うのだろうか、ＩＤカードには民族名を記入する欄があるのだろうか。それとも名前で推測しているのだろうか。

1972年にあさま山荘事件が起こりました。いわゆる内ゲバ、総括という名目でリンチをして仲間を殺していった事件です。しかし、自分はどうしもこの事件が自然的に起こったとは思えません。森恒夫が鍵であり、彼はもともと下っ端の活動家であったのです。それが上層部がどんどん逮捕されることで組織のトップになり、もう一つの組織のトップであった永田洋子と知り合うのです。そして、巧みに永田洋子を操り、主に彼女に総括の実行を押し付けていながら、自分自身が全体の指揮をずっととって行ったのです。そして、彼は牢屋で自殺をしたと言われているのですが、どうも信じられません。

つまり、森恒夫はもともと学生運動を人々の嫌悪の対象にしようという目的のために組織に入り込んだように思えるのです。

自分はこのやり方がもっとも典型的な権力側のやり方だと思っています。

そして、1970年代の後半に起こったポルポトによるカンボジア虐殺事件とか、ミャンマーの軍事政権も背後にはアメリカの影があるように思えるからです。アメリカのアジア勢力圏再分割（インドシナ半島の中国への譲渡）ということが1960年代末に行われ、その後、米軍のベトナム撤退がされるわけですが、見事に本来貧しくて共産主義が広まるはずの東南アジアにおいて、共産主義がブロックされたからです。中国とベトナムは互いに戦争をし、1940年代から広がって行った共産主義はこのアメリカのアジア勢力圏再分割（インドシナ半島の中国への譲渡）後、全く広がりをかけたものになってしまうのです。

特に、カンボジアの事件はどう考えてもおかしく、いくらイデオロギーが人々の心を狂わしたとしてもリーダー層にとってはこのままでは国が破壊されると考えるはずだからです。カンボジアでも10代の兵士が洗脳され、多くのごく普通の一般市民へのテロ行為をしていったのです。カンボジアの国営テレビ放送は1966年に始まったとされ、これによってサブリミナル効果での洗脳がされたのではないでしょうか。

ミャンマーがどういう経緯をたどったのかよく分かりませんが、1世代を超えて50年以上軍事政権が続くことはとても信じられません。特に海外の援助をほとんど受けないまま存続することはいくら軍事政権が強固であろうと信じられないことです。やはり、こちらも西欧諸国の支配層によるコントロールがあったのではと思えます。

そして、ここからが問題ですが、以前共産主義に対して加えられたこういった圧力は今後、実質的な共産主義がほとんど崩壊してしまった今となっては、中東、アジアやアフリカ、または中南米などのヒスパニックへ加えられていくことになるのではと思えるのです。今は多分、イスラム教徒が狙われていて、その次に、となって行くように思えてしまいます。

どちらしろ、インターネットと地デジ放送がこういった支配の中核を占める技術であることに変わりはありません。つまり、こういった技術に対してどう対峙するかが今後の日本をはじめとした世界の各国の力を決めていくのです。

更に、カンボジアを巡ってちゅごくとベトナムが戦争をするという事態になるわけで、共産主義はこの意味でも仲間割れをカンボジアによって誘導されたと言えます。

上のＵＲＬは、どうもよく分かりませんが、多分いろいろな狙いがあったらしいというコメントです。

もう一つ疑問は、あんな住宅街で銃撃戦をやったら、かなり多くの流れだまで人がけがをする可能性があるのではということ。多分、警察が使っているピストルはかなり強力で普通の住宅の壁は貫通するはず。

それから、テロリストとされている人は単に圧力鍋爆弾しかもっていなかったのでしょうか。これも何か疑問です。

多分、確実なのは、こうやっていろいろな人の意思が捻じ曲げられていくということなのでしょう。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92H03F20130318
グーグル会長がミャンマー訪問へ、政府高官らと会談予定
2013年 03月 18日 14:17 JST

［ヤンゴン　１５日　ロイター］　ネット検索大手の米グーグル(GOOG.O: 株価, 企業情報, レポート)のエリック・シュミット会長が、２２日からミャンマー10+ 件を訪問する。経済改革を進めるミャンマーを大手テクノロジー企業首脳が訪れるのは初めて。同会長は１月にも北朝鮮を訪れている。

シュミット会長は２２日にヤンゴンにある情報通信系の工業団地で講演した後、首都ネピドーで政府高官らと会談する予定。グーグルは今回の訪問10+ 件について、インターネット普及を目的としたアジア歴訪の一環だとしている。

アジア最後の市場とされる人口約６０００万人のミャンマー10+ 件には、通信などまだ手つかずの分野が複数ある。同国の携帯電話の普及率はわずか５─１０％とされている。

ミャンマーは通信インフラの近代化を計画しており、携帯電話の利用も今後増加すると予想されている。こうした流れがグーグルなどの進出につながるとみられている。

どうもよく分からない。木曜日なら既に顔写真が公開された後であり、当然携帯電話での通話は追跡されていたはずだ。そもそも、この電話がされた時点で容疑者兄弟がどの辺の地区に居たのかが確認されていたはずで、そこへ警官が集中配備されていなければいけない。

次に、なぜ、父親、または母親に電話をしなかったのか。何年も会っていないおじさんに電話をしたのか。

http://news.msn.com/crime-justice/the-stories-of-2-brothers-suspected-in-bombing

Another uncle, Alvi Tsarnaev, told news organizations that Tamerlan had called him Thursday night ― hours before his firefight with police ― and the two spoke for the first time in two or three years. He said the young man asked for forgiveness for a rift in the family.

"He said, 'I love you and forgive me,'" the uncle said.

２０のコメントと同じくどうも信じられないのが次の記事。

容疑者の兄の方が「アメリカの他国との戦争はみんな聖書に基づいていて、他国への侵略の言い訳に聖書が使われている。」、「聖書はコーランの安っぽいものまねだ。」と言ったというもの。

現在、アメリカのキリスト教徒でさえも聖書を持っていない人が多く居て、当然、読んでいない人も多い。また、イスラム教徒と言われる人もコーラン自体を全く手に取ったこともないという人は数多く居る。

アメリカ人で聖書を読んでいるのは、日曜学校に毎週通っているというか、そういった人たちであり、イスラム教徒も、やはりそういった何らかの環境のようなものがないとコーランを読むようにはならない。チェチェン共和国での環境がどんなものかは分かりませんが、アメリカでは何らかのイスラム教徒のコミュニティに居ないとコーランを読むとは思えない。容疑者兄はキリスト教徒と結婚していたということで、そういった環境にいたとは思えない。

http://www.nzherald.co.nz/world/news/article.cfm?c_id=2&objectid=10878658
Albrecht Ammon, 18, lived directly below the apartment of the two suspects. He said he recently saw Tamerlan in a pizzeria, where they argued about religion and US foreign policy. He quoted Tsarnaev as saying that many US wars are based on the Bible, which is used as "an excuse for invading other countries."
During the argument, Ammon said, Tsarnaev told him he had nothing against the American people, but he had something against the American government. "The Bible was a cheap copy of the Koran," Ammon quoted Tsarnaev as saying.

>ボストンマラソン爆破事件の容疑者はでっち上げ！真犯人は？
http://blog.goo.ne.jp/capitarup0123/e/f16f8a612085179d001bc80d888dbe60

ジム・ストーン氏のサイトの文を多少読んでみましたが、かなり疑問があります。警官が現場にいることは当然であり、本当に真犯人であればこんなに分かりやすい形で活動などしないと思います。

また、チェチェン出身の兄弟の自宅で全米ライフル協会（ＮＲＡ）の説明書が見つかったというようなことはほとんど意味がないと思います。何かの文書などが関係者の車などで見つかるということはいくらでも工作が可能であり、まして全米ライフル協会弾圧が目的と言うのはあまりにもあり得ない動機です。

また、ユダヤなんとかということもかなり疑問に思います。なぜなら、イスラエルと隣接した地域ではあまりテロが起こっていないからです。現在、イスラエルはごく普通に武力行使することで事態を乗り切れると考えているように見えます。まあ、あまり自分は中東のことに詳しくないのである種の思い込みかも知れませんが。

サンディー・フック小学校の事件については分かりません。ただ、全米ライフル協会については今回のボストンマラソンテロはやはり無関係だと考えざるを得ません。

まず、ボストンマラソンテロのような形で、過激派、それも無差別殺人テロを起こす過激派という形でテロを起こせば、多くの人が警察は社会の安全を保障しないから自分で武装したほうがやはりいいと考えるはずですから、かえって全米ライフル協会の主張を強化するからです。

普通の市民が何らかの怒りなどで正気を失い、銃器による無差別殺人を犯すというような場合は、一般市民が銃器をあまり持たないようにした方がいいという世論が起こりやすいはずで、多分、サンディー・フック小学校の事件はこういったものであったのでしょう。

なお、自分はこういった事件で犠牲者が出た場合、死傷者が本当に出たのかどうかをなるべく注意してみるようにしています。今回のボストンのテロの場合、やはり本当に死傷者が出た様子で、基本的には誰かへの脅しのために起こされた事件でしょう。
そして、こういった脅しを仕掛けるために、いつまでも銃規制ができない、またはしないのだと思います。

つまり、全米ライフル協会は単に自らの商業的な利益のためだけでなく、軍産複合体がテロを継続的に起こすことができるようにある意味利用されていて、そのため、銃規制ができないということでしょう。