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軍事予算が削減されると、なぜかテロ事件が起きる奇妙な世界
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/394.html
投稿者 墨染 日時 2013 年 4 月 20 日 08:56:23: EVQc6rJP..8E.
 

http://www.bllackz.com/2013/04/blog-post_19.html?utm_source=BP_recent

軍需産業が追い詰められているのは、「平和」だからである。とすれば、軍需産業が復活するには「戦争」が起きればいい。

紛争でも、テロでも構わない。何か起きて攻撃する敵が生まれれば、軍需産業はたちまちフル回転する。

だから、軍需産業が追い込まれれば、なぜかテロの噂がどこからともなく流れてきたり、実際にテロが起きたりする。

たとえば、ロッキードが人員削減しなければならないという苦境が「リーク」された2012年7月19日に、アメリカ国務省は「テロに関する警戒情報を新たに発出し、各国に滞在する米国民に注意を呼びかけ」ている。

2013年3月1日からアメリカで歳出強制削減で軍事費が大幅削減されることに決定すると、4月15日にはボストンでテロ事件が起きて多くの市民が死傷している。

アメリカ人は無意識にこう思うかも知れない。
「テロが起きたのに、軍需予算の削減だと? 何を考えているのだ。削減は反対だ!」

■武力を重視した国
1990年に冷戦が終結してソビエトへの封じ込め政策がひとまず終わると、アメリカの軍需産業は新しい戦略の構築を迫られた。その10年後に起きたのは「テロとの戦争」だった。

9.11事件でそれは加速して、アフガン・イラク攻撃へとつながっていくのだが、テロの戦争は軍隊と軍隊のぶつかり合いではない。相手は少人数で、攻めるときが来るまで姿さえ見えない。

それが「非対称戦争」である。2000年の戦争はまさにその「非対称」が軍事の問題点になった(された)。

冷戦が終わると「テロとの戦争」が持ち出されたことからも分かるとおり、それは軍が予算を獲得するために無理やり持ち出された予算獲得の策略ではないかとも言われている。

アメリカは国の成り立ちからして武力を重視した国であり、西部開拓から南北戦争まで武力がなければ前に進めなかった。

まず東部に拠点を作り、西へ西へとネイティブ・アメリカンを大虐殺しながら突き進み、それから太平洋戦争で日本を、朝鮮戦争で北朝鮮を、そして冷戦ではロシアを、代理戦争ではベトナムを相手にして常に戦い続けてきた。

どの歴史を見ても、アメリカには「軍」がそこにあって、軍そのものがアメリカを支えてきたことが分かる。

アメリカが世界をコントロールできたのは、アメリカ文化が優れていたからではなく、アメリカの軍が世界最強だったからである。

動物の世界でも人間の世界でも、闘争・暴力・戦争がもっともうまい種族が生き残ってきたことを肌で実感している国が世界を制する。

それはとても原始的な話だが、真実だからしかたがない。

ローマ帝国が強大だったのはその武力が優れていたからで文化や宗教の問題ではない。オスマントルコに影響力があったのも武力が優れていたからだ。

チンギスハーンが広大な国土を支配できたのも武力が優れていたからで、産業革命以後の大英帝国が7つの海を支配できたのも当時最強の武力があったからである。

アメリカが最強の国家であるのは政治力が優れているからではない。文化でも思想でもない。武力である。アメリカ自身がそれを疑わず、そして軍事力を手放さない。
軍事力こそが世界を支配する道具とアメリカは信じている。

■突如としてソ連という強大な帝国
問題なのは、軍事力の重要性を認識している国は軍事費をどんどん積み上げ、やがて多くの人々が軍事産業に関わるようになり、それを維持するためには軍事費の削減ができなくなってしまうことだ。

組織は一度作られれば自ら死ぬことはない。それは生き延びるためにあらゆる手が尽くされるようになる。

まして、多くの人々がその重要性を認識しているのであれば、なおさら組織は拡張していき、決して自ら小さくなることはない。

必要な予算は増えることはあっても減ることはないということだ。国民がそれを負担に思うようになっても、個人よりも組織が優先されるようになる。

そして、組織は自らの存在意義を確認するために「活動」する。軍が活動するというのは、すなわち戦争するということだ。

かくして、アメリカは軍需産業が肥大化して、いつの時代でも戦争を求め続けることになる。

第二次世界大戦の際に、ドイツから亡命してきた科学者たちを雇って原子力爆弾を発明したのはアメリカ軍だったが、それによって戦争が終わると困ったことになった。

闘う相手がいなくなると、その瞬間に軍は「要らなくなる」のである。国民としては、もう戦いが終わったのに、なぜ軍事費をつける必要があるのか、ということになる。

そのとき、突如としてソ連という強大な帝国が現れ、突如としてアメリカと同じ核兵器を持ち、突如としてアメリカに対抗するようになり、突如として世界は二分されるようになった。
突如としてアメリカの前に立ちふさがった帝国ソビエト。

■経済的に疲弊したソビエト連邦が自壊
実は、ソ連の核兵器はアメリカの核技術が流出したものであると言われている。なぜこのような軍事機密が流出するのか。

それはアメリカの軍需産業が自らの存在が不必要だと思われないように敵を作る必要があったからだ。敵がいる限り、軍事産業は必要だと思われ、軍事費の削減もない。

かくして共産主義はアメリカの軍需産業が生き延びるための便利な存在になっていった。共産主義はアメリカの敵だったが、もっとも必要とされていたのも共産主義だったとも言える。

冷戦、ドミノ理論、スパイ合戦、核による脅威は、すべてアメリカの軍需産業が生き延びるためのアイデアだったとも言える。そしてそれは45年も機能してきた。

共産主義という敵を作り出し、その脅威を誇張したことが、アメリカの軍需産業の成長へとつながった。

ところが、1990年に入ると経済的に疲弊したソビエト連邦が自壊してしまい、アメリカ軍は突如として巨大な敵を失った。軍需産業は削減の対象となり、不景気に陥り、業界の再編にまで追い込まれていった。

このときの統合・再編で軍需産業を支える企業のほとんどが名前が変わったが、これほど激しい業界再編の動きは類を見ない出来事だったほどだ。

業界再編が起きているというのは、すなわち業界全体が危機に陥っているということである。軍需産業は生き延びるために新たな敵が必要だったのだが、2000年になってやっとアメリカはそれを見つけたのだ。

それが、影も形もないのに脅威だけは巨大な「テロリスト集団」であり、テロリストを匿う「ならずもの国家」であり、暴力を支える「イスラム教」だった。
強大な敵が育って欲しい

ウサマ・ビンラディンは新しい米国の敵の象徴になり、アフガンやイラクは攻めるべき対象となり、それを通してイスラム全体がアメリカの敵のような雰囲気が醸し出されるようになった。

「イスラムが敵なのではない」と言いながら、アメリカのやっていることはイスラム敵視であり、そうすることによってテロリストがイスラム国家のあちこちに生まれた。

なぜアメリカが稚拙な作戦を取ってイスラムの原理主義者やイスラムの敵対国家を作り出そうとしているのかというと、軍需産業が自分たちの存在意義を高めるためだとしか言いようがない。

軍需産業は敵がいないと自らが不必要だと思われるので、何としてでも強大な敵が育って欲しいと考えている。敵がいないと成り立たないのが軍事産業の皮肉なところである。

だから、わざと反米国家が生まれるような作戦を取るし、わざとテロを見逃すし、イラクもイランも、最近ではシリアも過大に悪者扱いされる。

政治家の言動も、メディアの報道も、そのような軍需産業の生き残りのアイデアに利用されていると言っていい。
ソ連崩壊のあとに、アメリカの敵となったアルカイダ。

■アメリカ政府に金がなくなった
ところで、その軍需産業の「唯一の顧客」はアメリカ政府だが、アメリカ政府が軍需産業に金を支払うためには国家予算がいる。

今、危機に瀕しているのはその「国家予算」である。アメリカ政府はブッシュ時代に莫大な累積債務を一気に膨らませたが、それに対応するために過剰にドルを印刷した。

あふれたドルは不動産に流れ込んで不動産バブルを産み出したのだが、2008年9月にはバブルが崩壊して未曾有の金融危機に陥った。

民間の大きすぎてつぶせない銀行を救うために、アメリカ政府は不良債権を全部引き受けたが、そのために今度はアメリカ政府そのものが危機に瀕するようになった。

債務上限の引き上げ問題で、世界中がアメリカの衰退を考えるようになった。

期限が来るたびに不履行を回避したとしても、依然として累積債務の問題は残っている。今後も、手を変え品を変えて、次々と政府を追い込んでいく。

これが意味するところは、今度、軍需産業がどんなに金が欲しくても、それを支払う政府そのものが衰弱して金を払えなくなっているということだ。

アメリカに金がなくなってしまって、もう軍事どころではなくなってしまっている。今、アメリカ政府と共に、軍需産業そのものも追いつめられている。

しかし、自らが生き延びるために何でもやる組織が追いつめられるほど怖いことはない。今回のボストン・テロ事件もそうだが、今、私たちの知らない裏側で何かが動いている可能性がある。
 

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コメント
 
01. 2013年4月21日 01:18:12 : rDsOih9r2I
失礼ながら投稿者 墨染さんにしてはまともな投稿ですね。
すると
環太平洋パートナーシップ(TPP)協定については,2010年3月にP4協定(環太平洋戦略的経済連携協定)参加の4カ国(シンガポール,ニュージーランド,チリ及びブルネイ)に加えて,米国,豪州,ペルー,ベトナムの8カ国で交渉が開始されました。その後,マレーシア,メキシコ及びカナダが交渉に参加し,現在は11カ国で,アジア太平洋地域において高い自由化を目標とし,非関税分野や新しい貿易課題を含む包括的な協定として交渉が行われています。
これも経済ではなく軍事的側面から考えないと駄目なようですね。
すると相手は北朝鮮か中国かソビエトになってしまいますね。
軍資金は官僚様御用達の外部団体が溜め込んでいる資金やいわゆる埋蔵金や農協や郵貯のお金などを全ておめしあげであればとりあえず資金量は十分で成程と納得出来そうです。
これならアメリカの財政を気にする必要が無く安心して戦争が出来ますね。
となればなぜマスコミ連中や官僚連中は賛成するのか全く分からない。
ご自身の足元が音を立てて崩れるのに関係はないよと楽天的に考えられるものだろうか。
とにかくなぜここまで焦るのかも良く分からない。

02. 2013年4月21日 12:11:02 : mvurMTJIK2
01さん
>となればなぜマスコミ連中や官僚連中は賛成するのか全く分からない。

●組織は一度作られるとその組織自体を維持するために手を尽くす。

投稿者の墨染さんはこう言っています。

−−−−−−−−(投稿引用)

組織は一度作られれば自ら死ぬことはない。それは生き延びるためにあらゆる手が尽くされるようになる。

まして、多くの人々がその重要性を認識しているのであれば、なおさら組織は拡張していき、決して自ら小さくなることはない。

必要な予算は増えることはあっても減ることはないということだ。国民がそれを負担に思うようになっても、個人よりも組織が優先されるようになる。

そして、組織は自らの存在意義を確認するために「活動」する。軍が活動するというのは、すなわち戦争するということだ。

かくして、アメリカは軍需産業が肥大化して、いつの時代でも戦争を求め続けることになる。

−−−−−−−−−−

官僚組織も同じではないでしょうか。

国や国民のためという社会的な大儀よりも宗主国の権力(産軍共同体=ネオコン)に付き従うことで自らの組織(官僚組織)を維持し、そしてその中に生きる官僚自ら生き延びることしか考えていない。

官僚達は宗主国のネオコンの意向に沿ってTPPに参加することだけが目的となっており、国や国民のために「交渉」する気は毛頭無いはずです。

いやむしろ参加が遅くなって面倒でタフな交渉などできない(交渉しなくていい)状況での参加こそ官僚達の望むところでしょう。

米国からつきつけられる「年次改革要望書」に従って官僚が政治及び行政を淡々とこなしているのが今の日本の姿でしょう。政治家は官僚下僕でしかない。

報道も同じ構造です。

国や国民を守ろうとすれば、国民が直接立ち上がるしかないのです。

●洗脳番組「幸せ盆ビーガール」(日本テレビ)

小泉・竹中改革で「自分の収入で食えない若者が50%」の時代になった。

2年近くもネットカフェで暮らしていた女の子の夢が「足をのばして眠りたい」だという。

恐らく若者達のこのような状況が続けば間違いなく日本の人口の減少は加速されるであろう。

そこに更にTPPが締結されると、日本の若者達は外国人労働者に仕事を奪われ、更に薄給となり改悪される保険制度野本で医療さえ受けられなくなる。

こうして日本民族は急速に衰退してゆくのである。これが宗主国の狙いでもある。

若者達は自ら置かれた立場を理解し、立ち上がらなければならないのだが・・・・
マスゴミは若者達の不満のガス抜きや「貧乏」は普通のことと思わせる洗脳に忙しい。
    ↓
「幸せボンビーガール。貧乏だけど幸せな人大募集!」(日本テレビ)
http://www.ntv.co.jp/bonbi/

さすがCIAつながりの読売系列テレビだ、動きが早い。

というか、TPPなんかとセットでスケジュールされた番組なんだろうと思う。

●「産軍複合体(ネオコン)」と同じ米国の「銃産業」

「産軍複合体(ネオコン)」が世界を舞台に武器販売をしていると同じように、「銃産業」が米国内を舞台に組織維持に余念がない。
     ↓
『米上院が銃規制強化法案を否決 大統領「誰の代表か」』
http://www.cnn.co.jp/usa/35030996.html

−−−−−−(引用します)

大統領は世論調査で規制の強化案への支持が90%に上ることに触れ、「ワシントンにとって非常に恥ずべき日」だと述べるとともに、「いったい誰の代表として議会にいるのか」と議員たちに問いかけた。

−−−−−−

国民の90%の声を無視して事が進められる。組織が組織自体を維持するために国民を犠牲にする。

●「小学校の教室」でも「高校の教室」でも「大学の教室」でも映画館内でも銃乱射!年間一万人が犠牲!

『サンディフック小学校銃乱射事件』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%95%E3%83%83%E3%82%AF%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%8A%83%E4%B9%B1%E5%B0%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『コロンバイン高校銃乱射事件』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%B3%E9%AB%98%E6%A0%A1%E9%8A%83%E4%B9%B1%E5%B0%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『バージニア工科大学銃乱射事件』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%B7%A5%E7%A7%91%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%8A%83%E4%B9%B1%E5%B0%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『オーロラ銃乱射事件』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%A9%E9%8A%83%E4%B9%B1%E5%B0%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6

●それでも「全米ライフル協会」は銃規制に反対。「銃には銃を」で拡販運動!

『銃規制に揺れるアメリカ 〜銃乱射事件の衝撃〜』
http://www.nhk.or.jp/worldwave/marugoto/2012/12/1225.html
    ↓
「人口に匹敵する数の銃が出回っているとされるアメリカでは、銃による殺人事件の犠牲者が年間1万人に上ります。」

「アメリカで強い政治的影響力を持つ、NRA=全米ライフル協会。
先週、事件後初めての記者会見を開き、新たな銃規制にあくまで反対するとともに、すべての学校に銃を持った警察官を配置すべきだと主張しました。」

「銃を持った悪人を止めることができるのは、銃を持った善人だけだ。
すべての学校に武装警察官を今すぐ配置するよう議会に求める。」
(全米ライフル協会 ラピエール副会長)

●この病んだ国のルールがグローバルスタンダードとしてTPPとともにやってくる。

ヒロシマ・ナガサキ、ベトナム、イラク等々でそれぞれ100万人規模の虐殺を繰り返してきた病んだ国米国。

この国のルールがまもなく日本をこの国と同じような経済と文化(文化といえるレベルではない)に変えてゆく。


03. 2013年4月21日 22:40:37 : FfzzRIbxkp
いつも同じことばかりしているうちに、
ある日突然おきそうだよ。スプートニク・ショック。

太陽系の外からか、地球の中心からか、タイムトラベルか、はたまた。


04. 2013年4月21日 22:52:53 : VJJQdNZhoQ
面白い。
参考になる記事だ。

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