★阿修羅♪ > 国際7 > 398.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
ツァルナエフ兄弟はサウジの工作員だったのか (陽光堂主人の読書日記) 
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/398.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 21 日 11:55:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-952.html
2013-04-21  陽光堂主人の読書日記


 ボストン爆弾テロ事件は、逃走していたジョハル容疑者が逮捕されたことで一件落着の様相を呈していますが、謎は深まるばかりです。連邦捜査局(FBI)は19日、警官隊との銃撃戦で死亡した共犯の兄タメルラン容疑者について、一昨年の2011年にテロ活動への関与について取り調べていたと発表しました。

 米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」(19日)は、両容疑者の父親の話として、事情聴取の際、FBI捜査官がタメルラン容疑者に「どんなサイトを見て、どこに電話をかけているか、すべて知っているぞ」と警告したと伝えたそうです。それなら何故未然に犯行を防げなかったのでしょうか?

 19日付で本ブログに記したように、事件当日、現場付近では物々しい警戒がなされていました。それ故、「囮捜査だったのでは?」という疑惑が出されているのです。

 本日付の「櫻井ジャーナル」には更に詳しい情報が掲載されていますので、以下その一部を引用します。
(http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201304200000/)

   ボストンで爆破事件を引き起こした容疑者ひとりが射殺され、もうひとりは逮捕の際に重傷を負ったというが、ふたりは数年前からFBIの監視下にあり、両親は冤罪を主張

 …この爆破事件には奇妙なことがある。例えば、前にも書いたが、爆発の前、ゴール・ラインの近くに複数の爆発物探知犬がいるのを見て変だと思ったとモビール大学でクロス・カントリーのコーチをしているアリ・スティーブンソンは語っている。レースが始まる前から屋根には監視員が配置され、「訓練なので心配しないように」というアナウンスが流れていたともいう。

 バックパックを背負った州兵の一団がレースに参加していたことはともかく、ゴール近くに黒いバックパックを背負い、キャップを被った警備/傭兵会社に所属すると見られる人間が監視カメラに映っているのも奇妙な話。そのキャップにはアメリカ海軍の特殊部隊SEALのロゴ(髑髏の絵)と似たワッペンがついていた。

 アメリカでは特殊部隊の「元メンバー」を雇った「警備会社」が存在、傭兵の派遣もしているのだが、そうした会社はSEALのロゴを使いたがる傾向がある。イラクへの軍事侵攻/占領で問題になったブラックウォーター(後にXe、さらにアカデミへ名称変更)もそうした会社のひとつだ。

 こうした人びとの存在を捜査当局は無視しているが、何の目的で現場にいたのか:警備のためなのか、訓練のためなのか、あるいは別の目的があったのかを説明する義務が当局にはある。何しろ容疑者の特徴に合っている。

 ところで、最初に容疑者とされたのはサウジアラビア出身の学生。この時はAQAP(アラビアのアル・カイダ)が関与していると疑われたが、この学生は後に容疑者リストから外される。次はインド系のスニル・トリパシ、そしてツァルナエフ兄弟へたどり着いたわけだが、その両親は息子について、爆破事件を起こすような性格ではないと訴えている。

 母親によると、3年から5年の間、FBIは彼女の息子たちを監視下におき、母親にもしばしば接触、「過激派のウェブサイト」を息子が利用していると警告していた。兄のタメルランは「過激派のリーダー」だと話していたようだ。

 当初、FBIはタメルランを事情聴取したことを否定していたが、その後、2年前に話を聞いていたことを認めている。ただ、違法行為は発見されなかったという。「過激派のリーダー」になること自体は「違法行為」でないのかもしれないが、監視対象になるはず。

 この事情聴取は外国政府(ロシア?)の要請に基づくものだったという。2001年頃、ツァルナエフ一家は戦乱を避けてチェチェンからカザフスタンへ逃れ、そこからダゲスタンを経てアメリカへ移住しているようなので、チェチェンの反ロシア武装勢力との関係を疑われたのだろう。

 FBIの説明と容疑者の母親の主張には違いがあり、FBIの姿勢に不自然さを感じる人も少なくない。そうしたこともあり、ツァルナエフ兄弟はアメリカの情報機関に雇われていたのではないかという推測も出てくる。サウジアラビアの学生が容疑者になった直後、捜査当局が容疑者の写真を公表したが、ふたりはサウジアラビアの情報機関に雇われていたとする人もいる。ツァルナエフ兄弟はワッハーブ派の武装勢力につながっているとも言われているが、ワッハーブ派はサウジアラビアの国教である。

 チェチェンの反ロシア勢力をアメリカのネオコン(反イスラエル派)は支援してきた。ロシアを揺さぶるためだ。支援機関のひとつがACPC(チェチェンの平和のためのアメリカ委員会)で、委員にはリチャード・パールなどネオコンの大物が顔を揃えている。

 また、チェチェンからの亡命者にも支援のネットワークが存在する。その支援網には3月23日にロンドンで死亡したボリス・ベレゾフスキー(後にプラトン・エレーニンへ改名)、あるいはジョージ・ソロスのオープン・ソサエティ基金につながるNGOなどが含まれ、支援対象者にはモスクワなどで爆破事件を起こしている人物もいる。 (以下略。下線は引用者による)


 イラク戦争の頃から民間軍事会社の存在がクローズアップされていますが、正規軍ではないので活動内容が不明で、非常にたちの悪い集団です。非合法活動を政府から請け負っているようで、疑惑を追及されることは殆どありません。今回の事件についても鍵を握っているはずです。

 サウジアラビアは、中東で日本と同じような役割を果たしており、従米国家として知られています。ツァルナエフ兄弟がサウジアラビアの情報機関に雇われていたのなら、複雑な背景があると見られますから、事件の真相か明らかにされることはないでしょう。

 逮捕されたジョハル容疑者は重傷を負っているようですが、米司法当局は当面、憲法上の黙秘権を認めない方針です。合衆国憲法修正5条は「何人も自己の不利益な証人となることを強要されない」と黙秘権を定めていますが、連邦最高裁は判例で、テロなど「公共の安全」上の懸念がある場合は例外と定めているからです。

 と言うことは無理にでも自白させるということで、米国政府に都合のよい捜査内容となる公算が大です。これから出てくる本人の供述も、眉に唾をつけて判断する必要があります。

 オバマ大統領は事件後、「なぜ、ここで育ち、学んだ若者があのような暴力に訴えたのか」と述べていますが、これは危険なシグナルです。米国に住んでいる人たちに対する不信感が窺え、これから監視強化が進むことでしょう。こんな国に移住しても幸せに暮らすことはできません。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年4月21日 14:41:28 : uYyIFnNH4Q
>こんな国に移住しても幸せに暮らすことはできません。

日本もそう思われたいものですね


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 国際7掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

アマゾンカンパ 楽天カンパ      ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 国際7掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧