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中国の夢とアメリカン・ドリームは通じ合うことができる:日中韓が揃って米国に擦り寄るという奇妙でおぞましい世界
http://www.asyura2.com/12/kokusai7/msg/799.html
投稿者 あっしら 日時 2013 年 12 月 11 日 14:51:11: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: 「旧ソ連のような共通の敵が不在、米中対立は激化する」 学術会議「中国の国家戦略」:対立と新型大国関係は両立 投稿者 あっしら 日時 2013 年 12 月 11 日 14:42:15)


中国の夢とアメリカン・ドリームは通じ合うことができる

 中国と米国は、一方は最大の発展途上国、一方は最大の先進国だ。両国は基本的国情、社会制度、発展水準、成功の道筋、思考方式、価値観、信仰、生活習慣のいずれにおいても多くの違いがある。世界は本来多彩だ。太平洋両岸の両大国は歌を歌うにも、それぞれの調がある。物事を行うにも、それぞれの手法がある。夢を見るにも、もちろんそれぞれの夢がある。(文:葉小文・人民日報海外版特約論説員、中央社会主義学院党組書記。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 中国人は中国の夢について好んで語る。中華民族にとって近代以降最も偉大な夢が、中華民族の偉大な復興の実現だ。この夢は数世代の中国人の宿願が凝集されており、中華民族と中国国民の全体的利益を体現しており、一人一人の中華民族が共通して待ち望んでいるものだ。中国の夢は民族の夢であり、一人一人の中国人の夢でもある。夢があり、機会があり、奮闘すれば、全ての素晴らしいものは創造可能だ。

 米国人もアメリカン・ドリームについて好んで語る。2005年に私は米国のシュラー氏の招待でロサンゼルスのクリスタル大聖堂で講演した。シュラー氏は私に「夢を紡ぎなさい。夢があなたを完成させる」と語った。一文無しでカリフォルニア州にガラスでクリスタル大聖堂を建造することを志した時、シュラー氏は自らの夢を紡いでいたのだ。私はオバマ米大統領のミシェル夫人が昨年の選挙応援演説で、アメリカン・ドリームに言及した時の素晴らしい様子も思い起こす。ミシェル夫人は「私たちの直面する試練は克服が極めて困難なようです。でも忘れないでください。不可能な奇跡を創造してきたことこそが、私たちの国の歴史なのです。米国人はそうなのであり、私たちの国はそうして築かれたのです」と語った。

 中国の夢とアメリカン・ドリームは通じ合うことができる。

 それは共に民族感情の強い共鳴があるからだ。中国人と米国人は共に偉大な、唯一無二の国民だ。共に強い、誇りの民族心理を持つ。その心の奥深くには、共に国を家として愛する語り尽くせぬ思いがある。共に「不可能な奇跡を創造し」、偉大な国家を築き、その国家において素晴らしい機会を共に享受することを望んでいる。

それは時勢をよく推し量る理性的思考をより備えているからだ。中華民族はこの百年余りの間に苦難を何度も経験し、今日にいたって歴史上のいかなる時期にも増して中華民族の偉大な復興という目標に近づいた。この勢いを抑え込むことはできない。一方米国は、世界のリーダーとしての地位を維持することを望んでいる。この願望は強烈で、その決意も挑戦を許さない。21世紀に入り、中米のパワーバランスには確実に変化が生じており、国際関係の歴史において繰り返し出現した大国同士が戦略競争から戦略対立へと向かうという法則的命題が再浮上している。時勢をよく推し量ると、今日の中国は新興大国として過去の古い道に沿った「新興」はすでにできない。今日の米国も守成大国としてリーダーシップを維持するにあたり、過去のやり方での「守成」はできない。

 バイデン米副大統領は12月4日に北京を訪問した際「米中関係の推進に向けて習近平主席が示した戦略的先見性と実務的姿勢を米側は称賛する。中国側と共に、相互尊重、相互信頼、対等性を基礎に、米中の新型の大国間関係を構築することに積極的に尽力する」と表明した。こうした関係は希望とチャンスに満ちており、守成大国と新興大国間の衝突という歴史的法則の再演を回避できる。

 中米が両国の利益の共通点、合流点を揺るぎないものにするには、引き続き互恵・ウィンウィン協力を推進する以外にない。先日発表された「中米の経済関係の強化に関する共同状況説明」に人々は実務の進展を見た。互いに相手国の重大な関心を尊重し、溝をしっかりと管理・コントロールすれば、共通利益が溝を上回ることが可能になる。両国間の文明、文化面の相互学習・参考を推進し、国民の友情を強化して、新型の大国間関係の構築を支える社会の土台を突き固める必要もある。

 中国の夢とアメリカン・ドリームは、もし相克し、ゼロサムの争いをすれば、両者共に傷つくだけだ。もし通じ合えば、双方相まってますます良い成果を上げ、各自の優れた文化伝統を発揚し、互いに学び合い、多彩で多元的な世界を創造することができる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2013年12月11日

http://j.people.com.cn/94474/8480906.html

 

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