http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/243.html
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目出度い事に昨日５日に４２年ぶりに全基が停止したとの事である。
４２年で死にましたか？
いや、洒落を言っている場合ではなく、３・１１の原発破裂により多くの人が実は亡くなっています。
そして、これからも亡くなります。
殺されたんです。
殺されてゆくのです。
ところで、大飯原発再稼動を巡って再稼動阻止を目指して奮闘が為されています。
その結果、全基の停止を招く事が出来たのではありますが、
一方、米国に巣食う原子力マフィアをはじめとする核エネルギーによる人類支配を追及している勢力は、
日本に対し、
原発再稼動を強要する事無く、”隠然と”原発を廃棄させてゆく可能性がある事、
勿論の事ですが、それは一つの選択肢として、
一方では、再稼動させて再び破裂の追い込み、西日本の経済社会を破壊させるとの選択肢も残している可能性があると考えられるのです。
では、再稼動させず、廃棄へと誘導してゆく理由とは何でしょうか？
これについては田中宇氏が既に深く突っ込んで考えて発表されているようであり、ここ阿修羅においても紹介されていたようですが、田中氏は有料会員版で書かれているので詳細は判りません。
私もこのテーマについては考えてきていたのですが、田中氏の意見と同じであるか否かは彼の意見の詳細が不明なので判りませんが、彼の思考法と私のそれとはかなり異なっているので恐らく重なってはいないであろうと考えます。
http://www.tanakanews.com/
◆日本の原発は再稼働しない
【2012年4月5日】 オバマ政権が日本の原発を潰したい理由は、原発産業が米国で強い政治力を持つ軍産複合体の傘下にあるからだ。日本は１９７０年代以来、軍産複合体のために挺身的な貢献をし続けてきた世界で唯一の国だ。日本が複合体を支える構図は、オバマが複合体の力を弱めようとするのを阻害している。米政府は、日本政府が出す在日米軍への贈賄的な支払いを振り切って、沖縄の海兵隊をグアム島などに移転する話を進めている。それと同様の動きとして、米政府は、福島原発事故直後、事故の評価を世界最悪の「７」まで引き上げるよう日本政府に圧力をかけたり、その後の原発の全停止、再稼働の事実上の禁止などの圧力をかけている。日本の原発は再稼働しにくい。
（転載以上）
私は、日本の原発再稼動阻止による原発廃棄への誘導の理由を四つほど考えています。
（勿論、弁証法的対立の反対物としての、再稼動→再破裂による西日本と日本そのものの壊滅作戦も存在するでしょう。）
１として、米国におけるシェールガス開発をはじめとしての積極的な天然ガス資源の開発とその利用についての積極姿勢とさらに天然ガス資源の輸出意欲の存在です。
驚くべき事に、イスラエルも地中海で天然ガスの採掘を目指し、さらに輸出すら考えているのです。日本にも買って欲しいと言ってくるかもしれません。
ロシアも米国もイスラエルも日本に売りたいとしたら…どうしますか皆さん。
買い叩いてあげましようよ。買い手市場じゃあないですか。
それでは日本が自発的にチャイナと尖閣諸島で共同してガス田開発をして採掘してくれるよりも対立してくれたほうが売り手としては商売上は有利でしょうね。
しかし、日本側としては尖閣でチャイナと不要な対立をすることなく天然ガスも手に入れて諸外国からも安く手に入れれば「お得」という事になります。
馬鹿は高値で売りつけられて「馬鹿を見る」のです。
大切な事は、むしろ日本には原発を廃棄させて新エネルギーとしての天然ガスを発電用燃料として売ったほうが電力需要の大きな日本は大市場として大きな儲けが期待できる事なのです。
２として、１と関連しつつその背景としての存在するところの核エネルギーへの「見限り」であります。
これは確実に存在しているであろうと私は考えております。
オバマ政権を押し上げている勢力は実はかなり前から”核エネルギーを見限っている”。
しかし絶対にそれを世界に「口外しない」のです。
何故ならば核エネルギーは核兵器としては人類支配の最強の強制的物理力すなわち暴力であり、その意味では手放さずもち続けて行きたいからなのです。
しかし経済社会に向けてのエネルギーとしては全く不向きであり危険性が極めて高いので出来る限り使わなくして行きたいと考えている筈なのです。
３として、３・１１の原発破裂により、特筆すべきは三号機が引き起こした核爆発が世界に与えた衝撃です。
これは３号機がプルトニュームを含んだモックス燃料を使っていたので引き起こされた事ですが、世界のまともな判断力を備えた国々はこれを見て恐れおののいたのです。
原発の燃料として米国とロシアは廃棄核弾頭の転用を考えていてウラニュームばかりでなくプルトニュームも大いに使って燃料として売り込もうと考えていた筈なのです。
しかし、三号機の核爆発によって広く東日本と首都圏に強い汚染地帯となってしまったのです。
日本から原発を導入する予定だったクゥエートはキャンセルしました。
また、イスラエルは原発建設予定を取り止めてしまいました。
それで、中東大動乱を予定して中東の石油産出国とイスラエル周辺国に何時でも破裂させる事が可能な核爆弾地雷としての原発の設置が少しばかり難しくなった事があります。
４として、日本にどうしても無理押ししてやらせなくても替わりにやってくれる忠実？な国を見つけるというよりも育てる事が出来た事があります。
それは韓国です。
この国の政治は日本と全く同じで国民から乖離して出鱈目に独走しています。
原発を二基も建設着工してアラブ首長国連邦へ原発を輸出しました。
この国はホルムズ海峡を挟んで対岸はイランであり、核武装を巡ってイランを挑発するという政治目的を帯びての原発導入でしょう。
即ちこの国が核武装を目指す可能性をちらつかせる事によってイランが核武装化に踏み込むように誘導するのです。
その役割を日本に替わって韓国が行うのです。
中東の他の国にも売り込むでしょう。日本が降りても韓国が国内で原発を増設して稼動させて技術を蓄積してゆけば中東大動乱用の核爆弾地雷としての原発を設置することには困らない訳です。
以下、参考記事や情報を出しておきます。
イスラエルの地中海でのガス田開発に関する情報は意外にも沢山あります。
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/2720622.html
イスラエルが天然ガス輸出国になる？
http://blog.goo.ne.jp/watapi_1968/e/ac2f9422d04f6d7f165bdaf394ff1130
◆ やはりキナ臭い？ 中東石油、天然ガス
http://hibikan.at.webry.info/201011/article_356.html
ロシア：Gazpromがイスラエル沖の天然ガス開発に参加
http://www.masrescue9.jp/index_images/gaza.pdf#search='イスラエル 天然ガス'
戦争と天然ガス：イスラエル侵略とガザ沖ガス田
http://www.geocities.jp/teru_teru_funi/110412.html
2011.4/12（火） 国際面 イスラエル、天然ガス開発加速
http://japanese.joins.com/article/823/145823.html
韓国の大宇造船、イスラエルで天然ガス鉱区開発へ
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/pdf/4/4538/1111_out_f-h_il-lb-sy-tr-cy_levantine_basin.pdf#search='イスラエル 天然ガス開発'
イスラエル・キプロスにおける大規模ガス発見と東地中海地域を取り巻く情勢
http://kimsoku.com/archives/7041881.html
2012年05月05日 08:16
カテゴリ
海外
【話題】 韓国が原発２基建設着工・・・李明博大統領 「原発は選択ではなく必須（のエネルギー供給手段）だ」
韓国の知識経済省は４日、同国東部蔚珍で商業用原子炉２基の建設着工式を行った。
昨年３月の東京電力福島第１原発事故後、韓国で新たな原子炉が着工されるのは初めて。
韓国では南部釜山の古里原発などで、重大事故が隠蔽（いんぺい）されたり、
稼働中の原子炉に偽造の部品が使われていることが発覚したりするなど原発をめぐる不祥事が頻発している。
しかし、原発をエネルギー政策の基幹とする政府の推進政策に変化はなく、
着工式に参加した李明博大統領は「原発は選択ではなく必須（のエネルギー供給手段）だ」と強調した。
２基は新蔚珍原発１、２号機で、福島事故後の昨年１２月に建設が許可された。
いずれも出力１４０万キロワットの新型の加圧水型軽水炉で、韓国が独自開発したとしている。
２０１８年３月末までに完工する予定。福島事故後に新たに設けた安全基準をクリアしたとしている。
韓国では２１基の商業用原発があり、原発が供給する電力は発電量全体の３２％を占める。
原子炉を輸出の主力商品とも位置付け、今回着工したのと同じ型の炉をアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）へ輸出。
今年３月の同国での着工式には李大統領も参加した。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20120504-945405.html
（参考投稿）
米産ＬＮＧ輸入交渉、首脳会談で合意目指す（読売）…米国は日本に原発停止させて天然ガスを売りたい本音！
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/102.html
投稿者 新世紀人 日時 2012 年 2 月 22 日 12:25:21: uj2zhYZWUUp16
（前略）
（新世紀人コメント）
１．米国は日本の原発が全部停止しても良いから（廃炉に進んでも良いから）、自国の天然ガス資源を日本に売りたい。
そうする事（原発停止→火力発電の拡大）が輸出拡大への好条件となるからだ。
２．背景は米国の経済破綻と財政破綻にある。自国の経済を向上させないと国がもたない。既に工業製品の国際競争力は失われているので天然資源や農産物などの一次産品を輸出したい訳だ。特に天然資源は輸出に大きく期待できる。
３．その為もあって日本にイランからの石油輸入を止めさせたい訳だ。
４．米国自身も今後の自国のエネルギー戦略としては原発に頼る気はないのが本音だろう。
原発を増設するにしても大規模ではないであろうし、全く増設しない事も考え得るのではないのか。
今までも発電においてフランスのように原子力に大きく頼っては来ていない。
米国は石炭において顕著なように資源大国であり、頭打ちとなった核エネルギー需要に加えてこれ以上の需要を拡大させる必要はない。
５．核エネルギーを利用するのは帝国主義的支配力を世界に向けて覆い被せる為の暴力的強制力として使うのが主たる目的である。
その為の日本の原発建設能力を使役しての世界への原発拡散である。
これは原発という名の「原発核爆弾」の敷設なのである。
６．上の目的のために日本の原発メーカーを使役する為には日本に原発をある程度は再稼動させる事が本当は望ましいだろう。
しかし、全く総てを廃炉としても納入先の国に設置した原発の保守と維持を担当すれば技術の維持と開発が出来ない訳ではない。
従ってどうしても再稼動に踏み出す条件は後退しつつあると看做す事が出来る。
むしろ、大口電力需要国の日本に他の天然ガス輸出競争相手を抑えても米国は売りたがっていると考えられる。
７．この間、マダラ目がストレステストを巡って原発再稼動に消極的な発言を行い、売国奴経済産業相のピッグ枝野も同様であり、枝野と仙谷は東電に対し国有化を押し進めるかの発言を行って来ていて、さらに政治ゴロツキでしかなく自民党とつるんでいる上田埼玉知事や黒岩神奈川知事も東電批判をしているのは、枝野達米従政権の要請によるものと考えられる。
総ては米国の国内事情からする心変わりによる変化であろう。
８．従って読売の記事は全く逆から書いているのだ。
即ち、日本が米国から買わせて頂くのではなく、米国の方が日本に買って欲しいのだ。
その為には、日本の原発を停めてもいいのだ。
原発が大きく再稼動したら天然ガスを日本に輸出出来ないからだ。
日本は大口需要の上客なのだ。
９．沖縄普天間基地の海兵隊移転も同様である。
余計な財政出費を抑えて国内秩序の混乱化を押さえつけて行く必要がある。
その為にはアジアにおいても不必要な緊張拡大を避けるために大規模な軍事展開は行わない方針なのだろう。
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