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超絶人気の名曲喫茶ネルケンのマダム _ クラシック・ファンが本当に求めているのは…
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/252.html
投稿者 中川隆 日時 2012 年 5 月 13 日 22:04:15: 3bF/xW6Ehzs4I
 


【名曲喫茶 ネルケン】
http://blogs.yahoo.co.jp/koukinkikaku/64529124.html

東京都杉並区高円寺南3-56-7
03-3311-2637
11:00〜23:00(閉店)

地図
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlmap/


171 :会員NO3:02/04/30 22:57

絶世の美女ですか。

年齢と共にお肌は衰えていきます。

女性は年を取ってから気品があるかないかで価値が現れると思います。

何故ならば、美しいとか醜いとかの基準になっているものは、あくまでも男性の主観以上のものではないからです。知人の女性でもそうですが、美人談義になると怒り出す人います。 
http://mimizun.com/log/2ch/psy/1019960786/


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    /⌒X ,.二、ヽ爻ハ  /  / (_二二 _/ ̄_     ヽ
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,.二、{弋ソ,.二弋辷ンノノ-‐〈 /  {    ヽ     i  |      ハ
{ 仄 }} 八 仄} `辷ン八うY } :|  八  、   \ ヽ.!   レ-、ヽヽ ∧
_‐<>< 辷ン 仄ィ介=≦ミ、N   \ \   }_  |:i  |'^ヽ|i :! :!:!∧
、Y/ ,.二、`Y_ノ-=彡'´`ー'´^ミ!、  i :ト、\x<_\ |:| i :!} } !| | :|:レ'
ノ( { 仄 }}八 《《 _,. -=≠  ,.ィ=ミ茫N  `´ィ芹rt刈:! | !'´ 爪 !ハト!
⌒ヽ 辷ン{ } }}}´_,.ィ伝ミヾ {以刈ゞヽ   `¨´ | | | 「´i | N:|
Y 二 ヽ 人ノノノハ ゞ┴'   、` }   }         ! ! !八 |从八
{ 仄} }} ノミ辷彡'}      ,. '  从 ヽ'_       !:/:/レ人< ヽ
弋辷ン乂}{ミ辷彡'}    _,. - /辷`ヽ  `    //://  ̄`ヽ
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辷彡'辷彡{ミ辷彡'}j  ≧=- '辷彡} _____} _,. /           '.   /
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八  `ヽ.  /{辷彡}    ヽ j辷彡} 、 /    /             |
ヘ      `V {辷彡}_  /  )ノ´  ヽ_, /            / ;
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昭和30(1955)年オープン。音の響きを計算し尽くした欧風建築の名曲喫茶。
さりげなく置かれた彫刻や壁の絵は、ここではもうひとつの主役。
http://rp.gnavi.co.jp/3119872/


優しい物腰の女主人が迎えてくれました。女性の品の良さと店内の不思議な空間が独特の個性を感じるお店です。私の他にはキリッとお洒落な老紳士が珈琲を飲んでいる姿はなんとも絵になる風景でした。
http://kagetsurou.sub.jp/31nelken.html


プレイヤーはソニー製でスピーカーはダイヤトーン(三菱電機製)だそうです。
http://blogs.yahoo.co.jp/teinenikiiki/59937930.html

オーディオシステムは、トイレに行く途中にチラリと見ることができます。
SONYのプレーヤーやアンプや・・・・スピーカーはなんでしょうね? 
ただ妙に音がよいのですよ。ハイエンド的なそれではなく、喫茶店として最上級という音です。
http://plaza.rakuten.co.jp/afublog/diary/200808190000/


高円寺ネルケンに行ってきました。商店街からちょっと入った静かな一角。
夕方のせいかお客さんは私だけ。
お気に入りのブランデー珈琲を一杯頂きました

ここは欧州建築をベースとしながら理想の音響を求めて作られた建物とか。
昭和30年創業で品のいいオーナーの奥様にお会いするといつも

「このように歳を重ねたい」

と思ってしまいます。
http://murrayhopper.xsrv.jp/wp/neruken/%E9%AB%98%E5%86%86%E5%AF%BA%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%B3/255/


「ネルケンとは、ドイツ語で”たくさんのカーネーション”という意味です。皆さまに可愛がっていただけたら、という願いをこめました」

1955年のオープン以来、高円寺で52年にわたってお店を続けている名曲喫茶ネルケンのマダム、鈴木冨美子さんはたおやかな口ぶりでおっしゃいました。

都内にわずかに残っている昔ながらの名曲喫茶といえば、雰囲気はすばらしいけれど、コーヒーそのものお味は今ひとつ……というお店が少なくないのですが、ネルケンではオーナーが自ら選んでブレンドした焙煎豆を、きちんとネルでドリップしています。そのネルも、生地をひと巻き購入して自分で作るというこだわりぶり。

「秋冬の空気がしっとりした季節には、コーヒーが格別においしく感じられますね」

そう微笑する鈴木さんは、10代の頃からコーヒーとクラシック音楽を愛してきました。バッハにもモーツァルトにも、透明で、すっと心をただしてくれるようなイタリアの宗教音楽にも、シューベルトの歌曲にも惹かれるといいます。はじめてクラシック音楽を聴いて感動したのは小学生の頃。

「母がいつもラジオで、クラシック音楽の番組を聴いていたのです」
かつてラジオが、音楽を聴くシーンの主役だった時代があったのですね。

鈴木さんは休まず毎日お店に立っていますが、音楽とコーヒーに決して飽きることがないといいます。3千枚のLPレコードと千枚のCDは、お客さまの雰囲気にあわせて選んでいるそう。

「リクエストは受けておりませんが、レコードをお持ちになって、これをかけてくださいとおっしゃるお客さまのご希望にはお応えしています。ご自宅で聴くのと、このお店で聴くのはまるで違うとおっしゃいますので」

土日はわざわざ遠くから訪ねてくるお客さまで満席になることも多いそうですが、平日の午後のネルケンは、時間がひっそりと夕方にむかって流れていくのが見えるような空間。ふたり連れのお客さまも、ひとりで来ているお客さまも、ほとんど言葉を発することなく、音と香りに身をゆだねています。

薔薇の花が飾られたテーブルの上に、吉井勇の詩が刻まれたプレートをみつけました。

  珈琲の濃きむらさきの一椀を
  啜りてわれら静こころなし

最後に私はたいへんまぬけな質問をしてしまいました。
「ネルが『たくさんの』で、ケンが『カーネーション』?」
鈴木さんは品よく微笑して、ネルケンはカーネーションの複数形です、と教えてくださいました。

Nelken:Nelkeの複数形
Nelke:(女性名詞)ナデシコ;(カーネーションなどの)ナデシコ属の植物
http://diary.qingxiang.jp/archives/2006/11/post_390.html


•コーヒー 450円
•コロンビア 620円
•モカ 620円
•ブラジル 620円
•キリマンジャロ 620円
•ブランディーコーヒー 450円
•カフェ・オレ 500円
•ココア 500円
•紅茶 450円
•マリアージュ紅茶 450円
•ロシヤティ 500円
•ロイヤルミルクティ 550円

トースト270円
フランス製のクッキー 280円
http://高円寺.net/1462/

都内でももはや数少ない名曲喫茶。
創業から既に50年以上も経つ名店中の名店です。

ツタのからまる外観、少し高目の天井、時代を感じさせるモルタルの壁、真紅のビロードの椅子、小さなテーブル、そしていつも格調高く店内に響き渡るクラッシック。

私の父などの若い頃はネルケンでコーヒーを飲みながらクラシックを聞くこと自体がものすごくステイタスのあることだったそうです。とても品の良いおばあちゃまがお一人で切り盛りされていますが、どうか一日でも長くこのお店が残っていてくれることを願わずにはいられません。

このお店に足を運ぶ度に、カフェ、喫茶店というものの空間は「時間」というものも大きく影響するものなんだなと思わされます。

ネルケンさんのコーヒーは単にコーヒーの味わいだけで言えば、あまり美味しいというものではないかもしれません。今時、単に美味しいコーヒーなら他にいくらでもあります。でもネルケンさんで飲むコーヒーほど癒されるコーヒーを私はあまり知りません。

また、単に素敵な空間を作り出している今時のカフェもいくらでもあります。
でも、ネルケンさんの空間ほど癒されるカフェを私はあまり知りません。

ネルケンさんの小さく仕切られた座席に座り、静かにクラッシックに耳を傾けながらコーヒーをすすっていると、なんというか、何十年にも渡ってこのお店を愛し、通ってこられた人達の喧騒というか、熱気というか、そんな不思議な空気を感じる気がするのです。

これはネルケンさんが積み重ねてきた「時間」が生み出しているものなんじゃないかと思うのですが、この空気感はなかなかよそでは味わえません。

同じクラシックの曲もこのお店で聞くと、とても新鮮に聞こえてしまいます。
単に古いものへの憧憬というのではない強いものを感じさせてくれるお店だと思います。

七つ森さん以上に採点とかするようなお店ではありませんが、最高の敬意を表して5.0の満点です。
http://makinetta.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_2ba3.html


大学生の頃、高円寺や吉祥寺や中野という町に強く憧れていた。福岡に住んでいたのであまり東京に出ることはなかったのだが、雑誌や映画などでたまに見かけるその中央線沿線のその町は、なんだか湿っていてちょっと侘びしくてごちゃごちゃしててサブカルでとても魅力的だった。もし私が東京に出て来たらここに住む!といった空想妄想ではいつもやはり中央線沿線だった。

そんな高円寺にある円盤というお店は今も私の大好きなお店。今日は円盤でのライブ。 サウンドチェクが終わったくらいにパルコのK氏が差し入れを持って遊びにきてくれたのでこれ幸いと思い、行きたかった「ネルケン」に付き合ってもらった。

高円寺の町をぶらぶら探していたら思いもよらないところにいきなり出現。アーケードのごちゃごちゃした雰囲気とは対照的に息を潜めて建っていた。すごく近いのに。

店内はクラシックが流れ外の空気とは明らかに時代が違った。

赤いベルベットの居心地の良さそうなシートに、絶妙な形のテーブル、席を隔てるための黒いオブジェのような木の棒。自然に背筋がのびる。でも嫌な感じは全くしない。

広いわけでもない店内には一人のママさんがおりとてもとても上品だ。こういう方を「品がある」というのだろう。お店の中の風景としてママもいた。
絵画やオブジェも嫌みでない数だけそこにある。

注文してから15分くらいしてから出て来たコーヒー。450円。
苦くなく薄くなく風味もほどほどアクもなくいい味。

アイスコーヒー。500円。
多分注文をきいてからきっちりと煎れているとおもわれる味。それって普通じゃん、と思うかもしれないけど案外作り置きですませているところの多いこと。そういうアイスコーヒーは風味が落ちる愛情がない味。ネルケンのはまたもや上品な味がしました。

明るくない店内で落ち着いて飲むこの時間は本当に贅沢。カウンターに座ってママを独り占めしたいと思ってしまう。
http://jyunkissa.jugem.jp/?eid=17


hackerさん(623)2007/06/25投稿
hackerさん(達人)のクチコミ

創業1955年だそうです。実は、先日初めて伺いました。「きっとXXさん(私のことです)は気に入りますよ」ということで、高円寺在住の後輩に連れて行ってもらったのですが、確かにその通りでした。

普通の住居の一部をお店にされたようなのですが、まず、蔦に覆われた、お店の前面からして良いですね。趣のある古い入口のドアを開けると、薄暗い店内には、コンクリートの床に、赤いソファと木のテーブル、かかっているのはクラッシック、という昔なつかしい、典型的な名曲喫茶です。

ただし、音楽を聴くことが目的のマニアのためのそれというよりは、ゆったりと一人で読書や勉学をしたり、親しい友人と静かに会話を楽しんだりするのに、丁度良いような雰囲気です。

念のためですが、パソコンは使用禁止です。ペンが走る音は良いですが、キーを叩く音は駄目というのは、こういうお店では理解できます。

珈琲(ストレートもあります)や紅茶も種類が豊富で、美味です。お店を取り仕切っていらっしゃるのは、見るからに上品な老婦人の方がお一人だけのようですが、彼女の話されているのは、最近では滅多に耳にしない、何とも響きのきれいな、東京の山の手言葉です。そう言えば、荻窪のトマトの女将さんもそうですね。私の子供時代には、珍しくなかったのですが...。時の流れを感じます。

21世紀の現在となっては、本当に貴重なお店だと思います。いつまでも、この雰囲気を維持して下さい。
http://gourmet.livedoor.com/restaurant/318253/evaluation/detail/172231/117372/


その喫茶店は、高円寺の、にぎわっている商店街を1本、横にそれたところにあって、入口からいつも妖艶な雰囲気がするので、入る前に、1度襟を正してしまう。

緑に囲まれたその入口の中は、音楽がかかっているのになぜかひっそりとしている。

赤いベロアの椅子たちに、店内に飾られた彫刻、絵。

ここは、昔ながらの名曲喫茶だ。

席は、少しずつ、区切られていて、周りを気にせず、自分の空間の中で、一休みできるのが気にいって、高円寺に来ると、まずはここを目指してしまう。

次は、どこへ行こう、
欲しかったあのノートの色はどちらにしよう、
そんな小さな幸せのことを考える。

珈琲は、酸味が強く、個人的には好みではないが、なんといっても、マダムが、美人。それでいて、物腰柔らかで、笑顔が花のようだ。

いつも帰り際にそれと見るとき、素敵な人は、いくつ年をとっても素敵なのだ、と思い知らされる。

赤いカーテンの向こうに、夜を感じる頃、私はいつも店を出る。

そして忘れた頃、またふらふらと恋しくなる、いつまでもあってほしい、そんな喫茶店。
http://blogs.yahoo.co.jp/rinamotk/35512930.html

ここの喫茶店へ行くときは、少し緊張する。あまりにも完全な空間で、それを乱すような気分のときは、軽々しく行ってはいけない、そんな気がするのである。

植物の鬱蒼と茂った、緑色の灯りに照らされた入口。

少し重たい扉を、ギギギと開けると、そこには、扉のこちら側とあちら側を分断する時間が存在する。

店内は、赤いビロードの椅子が並び、それぞれの席から、他の席への視界を遮るように、柵で囲まれている。

それゆえに、自分だけの、一時的な現実ではないような世界への逃避が出来るのである。

流れているのは、もちろんクラシック。

ここでは、あまり会話をすることはなく、それぞれがひっそりとした時間を過ごすのが、きっと合っている。

そして、なんといっても、特筆すべきは、マダムの美しさ。

高齢であろうと思われるが、その美しさには、何度拝見しても息をのむ。
洋服のセンスも、とても好きな感じで、いつもお洒落だ。

ピンと背筋を張っている中にも、安らぎを感じる喫茶店。
http://retrocoffee.blog15.fc2.com/blog-entry-199.html

 只今日本に帰国中です。1955年にオープンしたという高円寺の名曲喫茶「ネルケン」に念願かなって行くことができました。 ほんのり柔らかい光しかない店内はインテリアもシック。流れているクラシックで外の音は殆ど聞こえません。

そしてこのお店の年配のマダムはまさに「貴婦人」という言葉がピッタリな雰囲気の方で、今ではあまり聞くことのないような美しい日本語を話されます。

まるでここだけ時が止まっているような、異次元の世界に迷い込んだような、不思議な空間でした。
 メニューはコーヒーと紅茶が主ですが、どちらも種類が豊富でした。私は迷わず昔懐かしい「ロシアンティー」を注文。子供のときに大好きなレストランでの食後によく飲んだものでした。ゆっくり飲みながら、本を読んだりポジャギのデザインを考えようと思っていたのですが、一口飲んだとたんに一気にタイムスリップ。甘さとほろ苦さがほどよく混ざった味を感じると共に、昔のいろんなことが頭に蘇ってきて思考停止状態でした。
 音楽もドビュッシーのピアノ曲からハイドンのピアノコンチェルト、そしてモーツァルトの弦楽四重奏曲へと変わり、その度にお店の雰囲気もちょっとずつ変化していきました。この帰国中にもう一度行きたい場所となりました。
http://luzyviento.exblog.jp/8236032/

高円寺には「ネルケン」と「ルネッサンス」の2軒の名曲喫茶がある。
まず「ネルケン」に行った。時刻は3時を過ぎていた。お昼と夕方の営業の間なのか、入口に「準備中」という札がかかっていた。

順序を替えて、先に「ルネッサンス」に行った。「ネルケン」からは遠くない。ここは開店が11月23日で、出来たばかりの店である。地下に降りてドアをあけると、中はずいぶん暗い。しかも壁には古い掛け時計やランプ、楽器がたくさん飾ってある。これが開店早々の店かと思うほど古いものがずらりと置いてある。まるで店全体が古くからある名曲喫茶に見える。「ヴィオロン」と同じように真ん中がボックス席のようになっていて、周りが高くなっていた。

お客は一人もいない。感じの良い若い女性が一人で応対してくれた。AAFCの名刺を出して、その女性に聞いてみたが、スピーカーはタンノイと言うだけで、型名はわからないそうだ。アンプは手作りの真空管アンプを使っていて、すべてLPレコードを利用しているという。

ここでしばらく、音楽に聞き入った。最初はスカルラッティのチェンバロソナタをユゲット・ドレフュスの演奏で聴いた。音の響きはとても良く、チェンバロ独特のバロック的単調さがなくて、根戸小学校で聴くよりはるかに良い音であった。バロック音楽を聴くには良い喫茶店であると思う。席は30名程度が入れそうだ。

バロック中心かと聞いたら、そうではないようだ。次にブラームスの交響曲第4番をワルター、コロムビア響の演奏で聴いた。パチパチ音が目立ったが、音響的には良いと思った。お店の中は私一人で、若い女性は横にある明かりの灯った部屋で本でも読んでいるのであろう。あまり長居してる雰囲気でもないが、40分ほどもいたと思う。

4時を過ぎて、もう夕方の営業が始まっているだろうと思って「ネルケン」に行った。「営業中」の札が掛かっていた。中に入るとすでに数人のお客が入っていた。室内は明るく、本を見ながら勉強している女性もいた。壁はたくさんの絵が画廊のように飾ってある。

ややお歳を召した品のあるご婦人が一人で営業している。スピーカーは天井に近い高い台の上に横にして置いてある。ダイヤトーンだということだ。タンノイほど大きくはなく、重厚さもないが、音の響きは良かった。壁や店の構造にも音響を良くする工夫がなされているのだろう。

入ったときはデジュー・ラーンキ演奏のモーツァルト、ピアノソナタが鳴っていたが、次にシゲティ演奏でトビッシーの「月の光」などが入ったヴァイオリン曲集を聴かせてくれた。
「ルネッサンス」に比べると気楽に音楽を聴きながら会話もできそうな雰囲気である。椅子やテーブルもきれいで居心地も良い。クッキーを食べながらコーヒーをいただいた。

高円寺の2軒の店は、どちらも駅から近くて便利だ。じっくり音楽を聴くなら「ルネッサンス」、気楽に本でも読みながらゆっくりするなら「ネルケン」という感じだろう。
http://seshie.wordpress.com/tag/%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%B3/

素敵なマダムと素敵な空間  '09/05 訪問

ネルケン = カーネーション らしいです。

凛とした佇まいの素敵なマダムと、ロマンティックで素敵な空間、

耳を傾ければ時間を忘れてしまう素敵な音楽。

素敵ですの一言に尽きます。

かわいいネーミングが気になり、クリームソーダの後に追加注文した  ロシャティー ″

ジャムの入った紅茶で、いわゆる ロシアティー の事でした。

まさに隠れ家という言葉がぴったりで、ゆったりとした時間の過ごす事が出来ました。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlrvwlst/

マダムの高貴さ半端なし。大好きな喫茶店です。'11/08 訪問

高円寺の商店街から一本奥にはいったところ、隠れ家のような扉を開けば、いつでもすぐにネルケンの世界に没入できます。大学の頃から10年通っていますが、大好きな喫茶店のトップ3から落ちたことはありません。

名曲喫茶ならではの、暗く荘厳な雰囲気や内装はさることながら、何より特筆すべきはマダムの上品さ!

ひれ伏したくなるほど高貴なので、彼女の顔を見るだけで幸せな気持ちになります…。

中野のクラシック、新宿のスカラ座、京都のクンパルシータ…
思い出深く雰囲気のある喫茶店が次々と閉店する中、このお店が存続されていることが奇跡のようです。一年でも、一日でもあの場所から消えませんように。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlrvwlst/

わたしのクラシック音楽愛好歴は結構長いです。きっかけは、子供の頃、 ヴァイオリンとピアノのおけいこを始めたことでしょうか。 いえ、それとも、この世に誕生する前から。。。

母のお腹のなかでも聴いていたのかもしれません。 母親によって、わたしは生涯の趣味を持つことができたのだから、昔も今も、 心から感謝しています。

知人が薦めてくださった 高円寺の『名曲喫茶 ネルケン』 に初めて行ってまいりました。

植木の緑に囲まれた雰囲気の良い建物のドアを開けると、そこには、ムーディーな薄暗い別世界が広がっておりオペラが響き渡っていました。

美しい旋律に囲まれて、 古いビロードの椅子に腰を沈ませると 今いるここが21世紀の東京であることを忘れどこか異次元の。。。昔の空間にタイムスリップしたかのような錯覚に、心地よく陥ることができます。

初老のマダムが、お一人でお店を守っていらっしゃるのですが、物腰優雅でとても気品の感じられる女性で、ネルケンとともに美しくお歳を重ねられたのだろうなぁ。。という感じ。

絵や石像のオブジェがたくさん飾られているこちらは「画廊喫茶」とも言うことができるでしょう。

続いて、ハイドンのピアノ・コンチェルト1番、2番が流れます。 イタリア人ピアニスト・ミケランジェリ(Arturo Benedetti Michelangeli,1920-1995) による演奏で、 やわらなか宝石を編みこんだようなピアコンを堪能しました。

輝きを放つ美しい音楽のシャワーだけで幸せなのですがマダムが丁寧にいれてくださる飲み物もまた素敵で美味しいのです。

「ブランディー・コーヒー」を頂きました。

小匙一杯程のブランディーと香り豊かなコーヒーがまるで調和の取れた和音となって、口のなかで奏でてくれるよう・・♪

しばしの間、読書をしたり、瞑想に耽ったり、長居をさせていただきました。

このような洗練された空間に身を置くと、内面的にどこか成長できるような気がして 自分のなかのエネルギーが増幅されていくのです。

すごく新鮮で楽しかったです。 至福の夕暮れのひとときを過ごすことができました。

みなさまも是非一度、足を運ばれてみてはいかがですか?
(尚、店内は分煙になっていませんので、予めご留意ください。)
http://plaza.rakuten.co.jp/sabiha/diary/200703280000/

2009/4

この日で三度目、高円寺にある有名な名曲喫茶「ネルケン」にお茶をしに行きました。場所はJR高円寺駅南口から徒歩5分位、パル商店街から少し外れたところ。

店名の「ネルケン」はドイツ語で”たくさんのカーネーション”という意味だそうです。1955年にオープンしたそうで、かれこれ約50年も営業されてるんですね。名曲喫茶を営業しているお店がほとんど無い中で、歴史を感じる事のできる貴重なお店の一つ。

年配の女性のオーナーさんは話し方に気品があって、とても素敵な方でした。

店内は昼間からとても薄暗く、お店のドアを開けた途端、流れている音楽が耳に入ります。木のついたてがテーブルそれぞれに設置されて、アンティーク調のシャンデリア、石膏、絵画などがたくさん。こちらのお店はレコードコレクションが3000枚以上も収集されてるんだとか。

店内の曲はお客さんの雰囲気に合わせて流しているそうで、リクエストは受け付けていないそうです。

メニューはドリンク、アルコール、その他にトーストもあったり。

この日はブランディコーヒー450円を注文。
ブランディーの香りが心地良いですね、濃い口のコーヒーととても合う。

回りのお客さんも家族連れ(小さい子供)〜年配の方までと年齢層がとても広そうで、地域密着型のお店みたい。最初お店に入る時はドキドキしたりしましたが、今では全然平気。クラシックはあまり詳しく無いですが、目をつぶって聞き入ると本当落ち着く。
http://andocafe.com/?p=14156

雰囲気ありすぎ。最初入口がわからなかった。 '09/04 訪問

長い歴史を持つ喫茶店です。カフェではない。ここは喫茶店である。

高円寺の西友から線路方面に進むと、古着屋のなかにやたら緑の生い茂った場所が。寄ってみるとそこがネルケンの入口だった。店内は静かにクラシックが流れていて、穏やかだけど少し緊張した空気がある。全体的に暗く、小さな窓の外を見ても自分が今高円寺にいるのかどうかわからなくなる。どこか遠くに来てしまったような気さえしてくる。

店の奥に膨大なレコードがあり、流している曲が終わると店主が入れ替えている。そのレコードを買える「間」もまたいい。

ここへはおしゃべりをしに行くよりも、一人の静かな時間を楽しみに行くべき。本を一冊持って、贅沢な時間を過ごそう。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlrvwlst/

#3. いがちゃん — 2008/03/09@22:13:01

1976年 高円寺南に住んでいました。
下宿の隣に若い書家が暮らしており、ネルケンで展示会をひらきました。
当時のネルケンは個展の開催料金は無料で、作品をひとつネルケンにプレゼントするというしきたりだったようです。
昨年末その書家と31年ぶりに会い、ネルケンに行きました。ネルケンは当時と全く変わっておらず、僕たちも当時とあまり変わってないねと、しばしお茶を飲んで話しました。


Imagine-Master 2008/03/10@05:42:36
いがちゃん さん>
ここだけ、時間がとまっているような感じですね。
http://www.cafe-imagine.jp/blog/index.php?UID=1205018737

まだありました  '00/04 訪問


30年ほど前に阿佐ヶ谷に住んでいた頃に高円寺までぶらぶらと歩いていったときにときどきお邪魔し、コーヒー一杯で何時間も本を読ませていただきました。

おそらく今も昔のままなのでしょうね。「名曲ネルケン」という看板がなければ大久保辺りのホテルを思わせるような外観。音楽はそれほど大音響ではなく、窓際の席は明るく、読書にもってこいだったと記憶しています。高円寺に行ったときにはまたお邪魔します。

私にとって名曲喫茶は最先端のジャズに疲れたときの中和剤でした。ジャズを聴かせることを唯一の目的とする私語厳禁の店はなくなり、おしゃれな空間を演出するために軽めのジャズを流す店ばかりになりましたが、名曲喫茶は今もいくつか残っており、阿佐ヶ谷の「ヴィオロン」もまだ健在です。
中野の「クラシック」はなくなりましたが・・・
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlrvwlst/


何年もお世話になっています・・  '09/04 訪問

中野の“クラシック”が無くなり、このあたりでも濃密な音楽時間をすごす場所が減ってきました。でも、高円寺には“ネルケン”が健在!
20年以上前からお世話になっています。

初めて訪れたのは、音楽仲間の先輩に連れられてレコード屋めぐりをした時でした。

神保町の李白で驚き、
ミロンガでワクワク、
中野のクラシックで感動、
高円寺の七つ森で我に返り、
そして最後にココ、ネルケンに到着しました。

両手に重い(嬉しい)レコ−ド袋を下ろし席に座った時の沈静感は今でも鮮やかに思い出します。ドビッシーの「沈める寺」がこの店の印象になっています。

その後も、ゆるくお茶で過ごす時は七つ森
チープな気分でGSならグリーン・アップル
朝までRockクルージングな時は、高円寺北口のドッグベリー
レゲエでハイに黒糖酒の時は、同じ高円寺北口のTege-Tege/てげてげ
ディープジャンルで静かに酔いたいときは、チョッと足を延ばして東高円寺のドギーブギー
スクランブルしたい時は同じ東高円寺のアンダーグランド・クラブグラスルーツ
と、日々楽しく濃密な音楽時間を過ごせています。

でも、やっぱり自己回帰したい時はネルケンですね。
お店の様子は他の方々のコメントの通りで、素晴らしいお店ですよ。
自分一人の時間が必要な人には、かけがえの無い場所になると思います。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlrvwlst/


高円寺と言ったら、僕が愛してやまない素敵なお店があります。
名曲喫茶の「ネルケン」です。

東京の喫茶文化を語る上で、欠かせないこのお店の気品漂うマダムに突撃取材してみようと思い立ちました。今まで、頑なに取材拒否のスタイルを貫いてきたこのお店とマダムのジャンク派ならではの貴重な記事です!

僕は、学生の頃から喫茶店マニアで、当時、雑誌『東京人』なんかで沼田元氣さん(ヌマおじさん)がよく連載されてたような東京中のレトロでモダーンでハイカラで渋い喫茶店をくまなく訪ねて回っていました。このネルケンのような名曲のレコードをかけてくれるいわゆる「名曲喫茶」と呼ばれるジャンルの名店で、

新宿 歌舞伎町 『スカラ座』
中野 『クラシック』
吉祥寺 『ボア』(洋菓子店)
国立 『邪宗門』(シャンソン喫茶)

などの足しげく通った愛すべき空間が今では姿を消してしまってことは、ほんとうに残念なことです。しかし、まだまだ健在の名曲喫茶も残っており、今思いつく限りのオススメの店名を挙げておきます。

渋谷 道玄坂 『ライオン』
新宿 南口 『らんぶる』
阿佐ヶ谷 『ヴィオロン』
荻窪 『ミニオン』
荻窪 『邪宗門』
吉祥寺 『バロック』
国分寺 『田園』
本郷三丁目 『麦』
銀座 『ウエスト』
八王子 『はり猫』(名曲喫茶というよりジャズ喫茶かな)
神田神保町 『ミロンガ』(タンゴ喫茶)
などなど…


ここにこうして店名を紹介したのは、東京の喫茶文化の火をぜひ灯し続けてほしいと願っているからです。ご興味を持ってもってくださった方は、実際に行ってみて、その至福の空間をじっくりと味わっていただきたいなぁと思ってます。
わぁ、凄い…っていう文化とも言うべき独特の雰囲気が体験できますよ。


はい、それでは高円寺の『ネルケン』への取材です。

この、いつまでも変わらぬ佇まい。美智子皇后様のような上品な老婦人が、今ではお一人でお店を守り続けておられます。

このお店は、いろんな雑誌やテレビやネットなどのメディアで、熱心な取材の申し込みがたくさんあったらしいのですが、それらをこれまですべて断ってこられたとのこと。

古くからのなじみということ、そして、芸術に造詣の深いマダムが昔から僕の書く詩をたいへん評価して下さってたこともあり、今回、特別に取材を引き受けてくださいました。

基本的には音楽の鑑賞がメインでおしゃべりは控えなくてはならない名曲喫茶ですから、僕も、マダムにじっくりお話しを聞かせてもらったのはこれが初めての経験になります。

―――明けましておめでとうございます。いつまでも変わらぬマダムのお姿とこのお店には、いつ来てもホッとさせられます。

マダム「明けましておめでとうございます。とんでもないです。あなた様こそ、当時からまったくお変わりないですよ。益々、ご活躍なさっておられるのでしょうね」

―――いえ、そんなことありません。新年早々、厚かましく取材を申し込んでしまってすみません。

マダム「ほんとに、私などでよろしいのでございましょうか……
 何もたいしたことは申し上げれませんし、恐縮してしまいます」


―――とんでもないです。よろしくお願いします。
まず、このお店についてなんですが、営業して何年くらい経つのでしょうか?

マダム「はい。去年の11月で、57年目に入りました」

―――57年ですか! それはすごい歴史ですね。それだけの長い年月、変わらずにお店を守り続けてこられたご苦労は相当でしょうね?

マダム「ただただ、ぼーっと続けてきただけのことで、 苦労なんてことはまったくないんです。私がいろいろと抜けてるものですから、足りないところをお客様に支えていただいて、そのお陰様でやってこれたと思っております」

―――多くの著名な作家の方が、このお店について書かれてますね。
印象深い交流などはあるのでしょうか?

マダム「芥川賞作家の方や、有名な画家の方など、おいでくださってるらしいのですが、こういう音楽を聴く場所ですから、特にお話しをしたりとか、そのような交流はまったくないのです。
 黙って、お店で原稿をずっと書かれてたりとか、そういうことはよくあります。もの書きの方でお話ししたのは、あなた様くらいです。

―――僕だけ、掟破りの不心得ものですね。けど、そのような無言の交流を守ることで、作家の方には心地よい居場所を提供されていたのでしょうね。

作家の方以外でも、mixiなんかで、お店のファンのみなさんが、ネルケンのページを作られてますよ。いっぱいファンがいらっしゃるのですね。

マダム「私、インターネットとか、そのようなことは、まったくわからないのですよ。 けど、遠い県の方がわざわざみえたり、ずっと長年に渡り通い続けてくださってるファンの方がおられて、ほんとうに有難く思っております。


―――お店の魅力ですね! それでは、本題なのですが、
「2012年をどんな年にしたいですか?」
という質問で、いろいろな方からご発言をいただいてるのですが、ぜひ、マダムからもお話しを聞かせていただけないでしょうか?

マダム「私がそのようなことを語るのは、ほんとうに差し出がましいのですが……
 去年は、やはりあの震災でたくさんの方がとっても辛いご経験をなさったでしょう……
 それには、ほんとに心を痛めております。それで、私はもうこんな年寄りで被災地にボランティアに行くとか、そのようなことは出来ませんので、何かしらほんの少しでもお役に立てないかと考えて、知り合いの福島の方が、東京に月に2回ほど、野菜を売りにいらっしゃるのですが、私は、これから先、自分が食べる野菜はすべてその福島のものを使うことに決めました。

 放射能のこととかあって現地の農家の方は、ほんとに悲嘆にくれてると思うのです。 こうやって、他の県に出すには、地元で厳重な検査をして基準値よりもずいぶん低いものを出荷されてるんです。なのに、それを避けたり、風評被害があるのは悲しいことです。現地の方は、そんなこと言ってられなくてそれを食べなくてはならない状況なのに。

何のお役にも立っておりませんが、そういうことを考えてます」


―――いえ、素晴らしい心がけだと思います。
被災者の方のことを、ずっと思っていらっしゃるのですね。

マダム「被災された方の生活が、もとに戻るには、これはたいへんな時間がかかることでしょうが、まだまだもと通りとは言わないまでも、ホッとするような時間が日常の生活であればと、毎日、祈っております」

―――マダムの個人的な、今年したいことなどないですか?

マダム「そうですね。今年というか、この近年で気にかかっているのは、気候などの変動です。温暖化とか、いろんなことがございますでしょ……
 これまで、遠くの出来事と思っていたような自然災害がとっても身近にも感じ取れるようになりました。
 
 ですから、個人的な心がけとして、せめてムダをしないように。

 私たちの年代では、もったいないというのが染み付いてしまっています。それは、全然苦になるようなことじゃないんです。むしろ、使い捨てが美徳なんて価値観がもっての外。日本人が本来持っていたような美徳が、見つめ直されたのが今じゃないでしょうか」

―――確かに、節電しなきゃって時なんか、みんなで節電を心がけるようになって、これは、日本人の凄いところだなっていうのをとっても感じました。

マダム「ええ。日本人の忘れてはならない日常のなかの美意識。
 生活や習慣を、見つめ直さなくてはいけないと思います。
 ちょっとの楽を選ぶより、体を動かしたり頭を使って工夫したり、そういうことって、心の浄化にもなるし、アイディアが生まれる喜びにもつながっていくんです」

―――マダム、たいへんいいお話しを聞かせていただきました。
今日はどうもありがとうございました。また、寄らせていただきます。

※ マダムのお写真は、ご本人のご希望で掲載は控えさせていただきました。
ぜひ、直接お店で、気品あるマダムにお会いになってみてください。
http://junk-ha-project.sblo.jp/article/53010158.html

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   ん、ヽ.     |          }     )


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2. いつ迄もあると思うな名曲喫茶


名曲喫茶は、かつてレコードも高価で、日本のオケのレベルも低く、名門オケの来日公演など滅多にない、まだ日本の貧しかった時代に手軽に安くクラシック音楽を聴ける場所として存在していた。らしい。

何軒かの名曲喫茶に行ったことがある。古色蒼然というか、椅子のすすけぶりなど、とても快適とはいいがたい店もあった。なんだか妙な緊張感がただよっていて、一言口を聞くのも憚られるような店もあった。で、それほど音響がよいと思えない店も多かった。これなら家でCDを聴いた方がよい。今やかつての名演奏CDが1000円以下で手に入る時代である。なるほど、名曲喫茶が滅び行くのは必然という納得感があった。
都内でもほとんど見かけなくなった名曲喫茶。ほとんど絶滅危惧種といってもよい。
http://d.hatena.ne.jp/falken1880/20110731


892 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/05/02(月) 00:42:18.46 ID:QItgTiG7

名曲喫茶が誕生した時代はレコードが恐ろしく高価だったらしい
自分はLP時代をかすかに知っているが2800円ぐらいだったよ
電車が30円のころだから今の価値は10000円ぐらい


190 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/06(日) 23:57:33 ID:iY8N1KHf

戦後、日本がアメリカ合衆国やイギリスと戦争をして負けたあとだけど、 (笑
レコード1枚がものすごく高かったんだよ。
名曲喫茶やジャズ喫茶が隆盛したのは、そのせい。
再生装置なんか清水の舞台飛び降りる覚悟さえあれば手に入るけれど、レコードはそうは行かない。

当時からハードとソフトの問題があったわけだ。 名曲喫茶やジャズ喫茶が日本全国にいっぱいできて繁昌したのは、そのせいなの。


185 :名無しの笛の踊り:2009/09/06(日) 17:55:41 ID:49n4U02w

東京は学生や集団就職の若者がたくさんいるから下宿ではオーディオもレコードもなければ大きい音も出せない
コーヒー一杯で思う存分音楽が聴ける名曲喫茶やジャズ喫茶は天国だろう

京都も学生が多いのと京都の家屋はオーディオを聴くには適していない

大阪や名古屋にはそういう事情がないから名曲喫茶は流行らないのであろう

769 :名無しの笛の踊り:2011/01/24(月) 22:54:22 ID:XmWXBiDd

コーヒー嫌いだけど名曲喫茶に行きたい。
紅茶とケーキの美味しい名曲喫茶ってありますかね?


770 :名無しの笛の踊り:2011/01/25(火) 01:04:27 ID:la0OtFP8

名曲喫茶ってのはたいてい

古くてボロくて、
ゴテゴテした悪趣味の内装で、
トイレはアンモニア臭くて
木製のテーブルで床が傾いていたり、
入り口ですぐにオーダーしなきゃいけない前払い方式だったり
ミルクがマヨネーズのフタで出てきたり、
飲み物と同時に曲をリクエストすると、曲はかかるけど1時間しても飲み物が出てこなかったり、
デートに疲れた若者カップルがドアを開けるものの、異質な空間に顔を見合わせ苦笑いして入らずに帰ったり、
鍋にコーヒーの粉をドバッと入れて泡だて器でかき混ぜて、オーダーが入るとお玉ですくってネルドリップするようなまずいコーヒーと、今時パチパチノイズだらけのレコードをドヤ顔で流す店だよ

紅茶とケーキとかオシャレな雰囲気とは無縁


771 :名無しの笛の踊り:2011/01/25(火) 01:10:14 ID:la0OtFP8

あと、ランプシェードを買う金がなくて洗面器を半分に切った貧乏臭い照明とか
今の人のカフェ感覚や昭和の喫茶店よりももっと昔の終戦直後から高度成長あたりで時間が止まってる空間かな


926 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/05/10(火) 20:40:34.66 ID:WhbV40wM

名曲喫茶って時間が昭和で止まったような店が多いね
膝がぶつかる低くて天板の小さいテーブルにビニールレザーの椅子
トイレた紐を引っ張る天然記念物でその上狭い
開店当時は白かったはずの壁がタバコの脂で黄ばんでいる
ステンレスのプレスの灰皿とラーメン屋にあるようなコップに少なめの香りのないコーヒー
客も昭和時代学生だった中年男女


874 :名無しの笛の踊り:2011/04/17(日) 04:57:02.74 ID:xvCDcS3k

東京に引っ越した当初は珍しくて名曲喫茶めぐりしてたけど、
単にアンティークってよりも「貧乏臭い」「ゴテゴテしてて悪趣味」って感じの内装が落ち着かなかったなぁ
肝心の音楽だって決して音質のいいものじゃないし・・・


862 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/04/09(土) 17:33:46.42 ID:SjvatDnx

飲み物や食べ物は他の店がレベルアップしたが名曲喫茶はいつまでも昭和のまま

479 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/16(金) 09:47:12 ID:G14aJ9IK

お金が貯まったら会社を辞めて名曲喫茶トスカニーニを開く。
家族経営で、18歳下の妻がウエイター、賞味期限が迫ったころに娘を投入できるといいが。中継ぎでバイトを雇ってもいいし。


480 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/16(金) 14:40:44 ID:13spw9kH
>>479
場所はどこ?
稚内とかじゃないよなwwwwww


481 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/16(金) 15:14:01 ID:yFw6BsHW

名曲喫茶オープンするなら5億円くらい貯めてから会社やめた方がいいぞ


482 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/16(金) 15:28:36 ID:Bbe4Sn04
>>481
いやしくも名曲喫茶をやろうと思うようなクラヲタなら、ソフトは、はじめから腐るほど持ってるだろう。オーディオもそんなにバカ高いものを会ぞろえるまでもない。
てか、すでに持ってるだろうし、中古でもそこそこ揃えられる。

名曲喫茶は基本は喫茶なので、コックを雇う必要もない。材料費も知れている。
渋谷のライオンなどコーヒーは決して美味いとは思わないw 家族経営で十分。
店舗も賃貸で十分。良い物件があれば居抜きで入居すれば良い。

などと、つらつら考えて、5億の資金が必要とはとても思えないんだが。
まあ、オレも30年後、会社やめたらやろうと思ってるんだけどね。
どうせ暇だろうし、再就職もないかもしんないし。

490 :名無しの笛の踊り:2010/04/17(土) 11:13:09 ID:i04XtW5B
>>482
適当にCDかけてコーヒー出せば客が来ると思ってるなら相当おめでたい御仁ですな

483 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/16(金) 16:40:49 ID:hW7laodu
>>482
珈琲一杯5000円で出すんですか?


491 :名無しの笛の踊り:2010/04/18(日) 02:25:00 ID:r4jlV/x5

一杯500円として、5万売ろうすれば100杯だからな。
モーニングとかで回転のいい時間帯を作り出せないときついね。


493 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/18(日) 09:57:06 ID:Otetujhn
>>491
コーヒー一杯でCD一枚分、1時間以上居座られたらとてもじゃないが採算とれないね


485 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/16(金) 18:43:15 ID:H25H7W/W
>>482 >店舗も賃貸で十分

甘いな。 続いているのは全部持ち店舗だし。土地もね。
テナント料なんて払えないのよ。
むしろ他のテナント料収入で赤字の穴埋めしてるくらいで。


494 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/04/18(日) 10:19:52 ID:Mmt0a0am

嫁が2時間で3〜4万稼ぐだろ
娘も小学校高学年になれば投入できるし
http://unkar.org/r/classical/1241706537


7 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/06/23(木) 11:15:32.52 ID:EeSGj2Qm

今は名曲喫茶が少ないのはやっていけないからだというのはわかるが、それでは昭和の時代はどうして名曲喫茶でやっていけたのだろう。


8 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/06/23(木) 11:37:17.41 ID:aka5dehh

レコード買えないような貧乏学生が、音楽を聴きにきてたからだよ。
あとは、むかしは地価もテナント料も安かった。
いまどき、繁華街の月額何十万も家賃を払わなきゃならんような場所で
コーヒー一杯500円で何時間も客にねばられるような商売はぜったい成り立たない。


10 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/06/23(木) 15:02:22.18 ID:nKjWzY5f

地価というより固定資産税が安かったから
テナント料も安く抑えられた
http://unkar.org/r/classical/1308308570/

最強のクラッシック喫茶は???!!


2 :名無しの笛の踊り:02/04/06 15:48 ID:JxQHZlxc

都内最強なら渋谷の百軒店の「ライオン」だろうねぇ。
ただし、まわりは風俗とラブホテルばっかり(W

6 :名無しの笛の踊り:02/04/06 15:57 ID:JxQHZlxc

と言いつつ、
阿佐ヶ谷北2丁目の「ヴィオロン」は
都内のSP盤あつかってるとこでは最強だね。
だれか、他にSP盤演奏会情報ある?


7 :名無しの笛の踊り:02/04/06 16:03 ID:JxQHZlxc

中野ブロードウェイ側「クラッシック」は
ある意味、「最強」だね、あの開き直りぶりは。


10 :名無しの笛の踊り:02/04/10 18:35 ID:bUxBRNM6

いまもあるのか知らないが、京都の出町柳の駅前のパチンコ屋&パン屋の2階の
「柳月堂」
東京の吉祥寺のキャバクラ&ピンサロ&ラブホ街に近いジャズ喫茶(2階)の隣の
「バロック」

この2店が最強と思われ。

43 :名無しの笛の踊り:02/04/18 12:23 ID:gSMBVon2

「現存する」店で正統派なのは

京都の「柳月堂」と東京の「バロック」の2店のみ。

おしゃべり自由なのは、名曲喫茶とは呼べない。 呼びたくない!
http://mimizun.com/log/2ch/classical/1018075481/

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3. ライオン


名曲喫茶 ライオン
東京都渋谷区道玄坂2-19-12
03-3461-6858
営業時間  11:00〜22:30(L.O 22:20)日曜営業
http://lion.main.jp/
http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001723/

地図
http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001723/dtlmap/

 昨夕、仕事の帰り、久しぶりに渋谷を通った。
 喫茶「ライオン」。学生時代のまま、時の止まった名曲喫茶があった。

 昔、私が学生のころには東京に名曲喫茶というものがまだけっこう生き残っていた。  今はほとんど皆無といおうか。本郷の「麦」などしか行っていないが、ここ渋谷の「ライオン」に来たのはほんとうに久しぶりだ。何年ぶりだろうか。
 いや、一体まだあるのだろうか、そんな気持ちを抱きながら、おそるおそるとでもいった感じで足を運んだのだが……

 道玄坂を登り、右手の百軒坂商店街の門をくぐって少しのところに、その店はそう、あたかも古代の遺物のように建っていた。
 ドアを開けると、そこには学生時代と寸分たがわぬ光景が広がっていて、レトロな気分に、いやタイムマシンにでも乗ったかのような錯覚に陥るのだ。

 古びた椅子が並ぶ中に、正面にそびえたっているスピーカーがこの館のあるじだと言えよう。木造で、大きくて、縦に長い。二メートルくらいもありそうな、年代物のステレオ・スピーカー。いや、立体音響装置の城壁。

 六月の案内をいただく。きっと毎月違うのだ、定時に演奏するメニューが。パンフレットは紫だった。私の好きな色。これも今月の色なのか、いつもそうなのか。
 「帝都随一の音響装置」といううたい文句。やはり時が止まっている場所だ。

 いつも私は、二階に上がっていた。今日もそうしよう。
 メニューを渡されるが、飲むものはコーヒーに決まっている。ホットで五百円。注文は二階に、と頼むとそのままきしむ木の階段を一段ずつ上がってゆく。

 二階はバルコニーになっている。そう、文字通りのバルコニー。
 正面にそびゆるスピーカーは、二階までぶちぬきになっていて、その周りを半円にとりか囲むようにバルコニー席の座席がある。まるでオペラ劇場のように。
 そう、ここの歌姫は、このスピーカーなのだ。

 バルコニー最前列の席に、深々と腰を沈める。
 届いた熱いコーヒーを、ひとくちすする。そして、静かに音楽にひたる。周りを、やさしい音符のハーモニーが包んでくれる。

 いきなり、滂沱の涙があふれる。 いや、コーヒーの届く前から、この席に座った時から、すでに涙腺はゆるみ放しだった。 今、心地よく、しかし、哀しい涙に、私は心をゆだねている。

 なぜ、こんなにも泣けるのか。

 それは、ここが、あの人と来た店だから。学生時代に。

 あの時と、少しも変わらないから。もうあの人はいないのだけど、いないはずなのだけど、こうしてここに座れば、あの人はいつも私の隣にいるのだから。

 リサ。
 私はまだ生きているよ。君に先にゆかれて、もう二十年以上がたってしまった。

 君のことを、君のことを書き残すために、私はこの世に生き残ったはずだったのに。
 光太郎が智恵子の造形を残すために生き残ったのだと言ったように。

 紫のラベンダーの薬がほしい。君とここで会った、あのころにもどりたい。


 ショパンのピアノが流れ出す。

 なつかしいLPレコードの針の音が、私の記憶をかきたてる。
 君の弾いてくれた、あの曲。そうか、今はリクエストタイムだったね。
 君はやはり、いるんだね。だいじょうぶ、忘れていないから。

 また、いつか君の思い出を書いてみよう。

 ああ、でも渋谷の街は、私にはつらい想い出が多すぎる。 ずっと足を運んでいなかったのに。でも、たまに哀しいことを思い出すのもいいね。
 君の好きだったクラシック、また聞きに来たいね。さようなら。もう帰るから。
http://angel.ap.teacup.com/taejeon/974.html


高さ3mはある巨大なスピーカーから奏でられるクラシックの調べ。ただ音楽を聞くという目的のためだけに通い、その音色にじっと耳を傾ける人々

――ここには、かつて60年代に全盛した名曲喫茶としての正しい姿が今もある。

 「立体的な音がしないとダメだとこだわって、レコードプレーヤーも特注。スピーカーは音の周波数までパイオニアの技師と相談して設計したものなんですよ。おかげで音のひずみも無く、コンサートホールみたいな音がするんです」
とは、石原圭子さん。昨年、2代目店長を勤めていたご主人が亡くなってからは、代わりに店を守り続けている。

 店名の「ライオン」は、ロンドンにあるライオンベーカリー直伝のネルドリップコーヒーに由来。濃厚な味わいと香りがくせになる客が多いというのも頷ける。

   荘厳な雰囲気が漂う店のデザインはすべて、初代店長の山寺弥之助氏がヨーロッパをイメージして手掛けたもの。黒光りする柱や椅子の一つに至るまで店が刻んできた歴史と昭和のエレガンスを感じる。

 創業は昭和元年。戦時中も「黒獅子」という名前で営業を続けたという。昭和20年の東京大空襲により全焼したものの、5年後にまったく同じデザインで再建されたのが現在の店舗である。

 「全盛期の昭和35、36年ごろは連日満員でね。ヨーロッパの最先端の音楽が聴けると、若者たちがたくさん集まってきました。東大生はここで出席をとったほうが早いと言われたぐらい(笑)。芸術論を戦わせる学生たちや、舞台俳優、画家、裏手に3軒あった映画館から流れてくるカップルなど、さまざまな人がいてね。

今の天皇陛下も高校生の頃にいらしたこともありましたよ。メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルトを1曲だけリクエストしてさっと帰られたけど、きっとお友達から店のことを聞いて来てみたかったんでしょうね」


壁を埋め尽くすレコードは5000枚以上。15時と19時からは「定時コンサート」と称して、店で選んだ曲をかけるが、それ以外はリクエストも可能。「指揮者が○○のもので」「○○の第3楽章から」というマニアックな指定や、自分で持参したレコードをかけてほしいというリクエストも少なくない。
パイプオルガンのような巨大なスピーカーから音が降り注いでくるような荘厳さは、さながら教会にいるようだ。祈りを捧げる、そんな気分で音楽を聞くと心も洗われるはずである。
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/shibuya/dining/dining04.php


若者たちの街、東京・渋谷。道玄坂を中ほどまで上り、路地を右手に進むと、石造り風の古い洋館が現れる。昭和元年創業の名曲喫茶「ライオン」。玄関につるされたパンフレットには、誇らしげに

「全館ステレオ音響完備」
「帝都随一を誇る」

とある。石原圭子さん(77)はその3代目店長だ。


 客席は旅客機の座席のように、一つの方向を向いている。お客が見つめる先は高さ2b、幅3bの巨大スピーカー。これが「帝都随一」のいわれだった。この音響装置の下の棚では、クラシックのレコード5000枚が今か今かと出番を待っている。

 先代の店長で夫の宗夫さんは4年前に亡くなった。石原さんは嫁いでから50年あまり。その半世紀はスピーカーから流れだす深く柔らかい音に、静かに身を委ねる客の姿を眺めて過ごした。

 「父さんと母さんはいつでもここでデートしていたよ」。

先日、北海道から訪れた中年夫妻が我が子に聞かせる光景を見た。

「まだやってたか!」。

店に入るなり、叫んだ客もいた。

 最近は2階席の床がぎしぎしと悲鳴をあげ、経営も楽ではない。だが、店を閉めようとは思わない。

「戻ってくるお客さんがいるから、やめるわけにいかないのよ」


 東京・渋谷の名曲喫茶「ライオン」の3代目店長、石原圭子さん(77)が店に来た50年前は、夫の義兄で創業者の山寺弥之助さんが店長。明治生まれを絵に描いたような頑固で厳しい人だった。

 日本橋で育ち、銀座でハイカラなものも多く見て育った石原さんは、巨大なスピーカーに驚くことはなかったし、レコードを扱ったこともあった。だが、店の看板である「帝都随一を誇る」音響設備は、やはり勝手が違った。

 初めて客のリクエスト曲をかけた日。針を持ち上げると、ウソのように軽い。それを、ぐるぐる回っているレコードに静かに載せるのは容易ではない。置き損ねてバチバチッと針が飛ぶと、すかさず「何やってんだ!傷つける気かっ」と怒声が飛んだ。

 レコードがとても高価な時代。石原さんは震え上がり、しゃれっ気から視力が悪いのにかけずにいた眼鏡を買いに走った。その後も、針を落とすのが難しい、レコードの途中に入っている曲のリクエストが来ないように祈った。

 怖くてあまり話せないまま、山寺さんは亡くなった。怒ったのは、一枚一枚のレコードを大切にする気持ちからだろう。指揮者によって同じ局が別のものに聞こえるくらい耳が肥えた今、心から思う。「もっといろいろ教わっておけばよかった」。

 半世紀も店にいると、いろいろな人に会う。東京・渋谷の名曲喫茶「ライオン」の店長、石原圭子さん(77)が客の奇抜な振る舞いに目を丸くしたのは一度や二度ではない。
 スピーカーの前で、髪を振り乱して指揮棒(タクト)を操る「マイタクト学生」、モーツアルトばかりリクエストして卓に突っ伏して聞き入り、隣の人が本をめくる音にも「うるさい」とどなる「モーツアルトおじさん」…。でも、そうした振る舞いも、音楽を愛するゆえと思えば、いとおしくなるから不思議だ。

 昔に比べると、最近のお客は随分おとなしいが、今でも「このスピーカーでなきゃ」と、わざわざ大阪からレコード持参で通ってくる変り種もいる。

 店のアルバイト森曠士郎さん(36)も、元々は客の一人だった。音大でピアノを学んだが手を痛めて中退、人生に絶望していた時、店で働き始めた。巨匠の音楽を聴く毎日は耳と心を鍛えた。鍵盤に触れずとも、間の取り方など演奏のイメージが次々浮かんだ。「また弾きたい」。強い気持ちがわいてきて、再び鍵盤に向かった。動かなかった手は緩やかに回復し、今ではピアノ教室で教えられるまでに戻った。「音楽には人を癒す力があるからね」。石原さんはにっこり笑う。

 東京・渋谷の老舗名曲喫茶「ライオン」は年中無休だった。大みそかは「第九」、正月は筝曲を流す。経営者の石原圭子さん(77)の夫で、先代店長の宗夫さんも「休まない」という創業者の意思を守り続けた。

 夫はとにかく、店のことになると一生懸命。「コーヒーを研究する」と言って、東京中の喫茶店を訪ねて歩いた。店をつかの間、人任せにして一緒に卓を挟んで座るひとときが好きだった。無口な人で、何を話すでもなかった。でも、しあわせな時間だった。
 お互いに年をとってきた頃、石原さんの意見で正月休みと夏休みだけはとるようにした。がんと分かったのは4年前。病床でも「店は大丈夫か」と何度も口にしたが、闘病は数か月で終わった。

 通夜も葬式も店で行った。ひつぎを大きなスピーカーの前に置き、一晩中、ありとあらゆる作曲家のレクイエム(鎮魂曲)をかけた。欧風のクラシックな内装と青白い証明。そこに幕を張り、ベートーベンやブラームスの肖像画に囲まれて線香がたかれ、お坊さんがお経を読む葬式は、何とも不思議な光景だった。その中で、息子や娘が父の思い出を語る姿を見つめた。たぶん、夫はこのお別れを気に入ってくれただろう。その日だけはコーヒーのにおいがしなかった。

 扉の前をうろうろしていた若者が遠ざかっていく。「あら、行っちゃった」。昭和元年創業の名曲喫茶「ライオン」(東京・渋谷)ではクラシック過ぎる外観のせいか、入店をためらう人をよく見かける。「怖くないのに」。そうつぶやくのも経営者の石原圭子さん(77)の日常だ。

 歩きながらでも、多様な音楽を聴けるようになった現代。7年ほど前には、「何かを変えるべきか」と夫と悩んだこともある。でも、行き着いた結論は、
「来てくれる人がいる限り、同じスタイルで店を続ける」。
音楽とお客さんのために、細々とだが働く道を選んだ。

 最近ちょっとうれしいのは、若い女性が増え始めたこと。村上春樹さんの作品に出てきた作曲家ヤナーチェクをリクエストする人も多い。人はきっかさえあれば、クラシックのすばらしさに気付いてくれるだろう。

「がちゃがちゃした音があふれる世の中でこそ、心にしみこむクラシックは脈々と生き続ける」。

そう信じている。投稿日 2011/01/29
http://sawasdee-terry.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/01/post_22c1.html
http://sawasdee-terry.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/01/post_7839.html


13 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/06/23(木) 23:47:39.51 ID:aka5dehh

ライオンは音は悪いよね。見た目だけのこけおどし。
よく観察すると、ミニコンポみたいなちゃちなCDプレーヤー使ってる。
あのスピーカーもちゃんと鳴ってるかどうかあやしい。

14 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/06/24(金) 06:13:50.10 ID:VIznd+p9

ライオンに音質は期待できないね。
じゃ、飲み物がおいしいかというと、そうでもなく、要するにレトロな雰囲気を楽しむところかと。


15 :名無しの笛の踊り:2011/06/24(金) 06:37:46.82 ID:LUdhhTOU

DECCA ffrsでもDIGITALでも、すべて蝋管やSPの音にしてしまう魔法の箱です。


129 :名無しの笛の踊り:2011/10/16(日) 23:51:16.95 ID:CjS+2OSa

ライオンのシステムって、やっぱりすごいな
この前行ったら、シュナーベルとポリーニのディスクの音質がほぼ同じに聴こえた


130 :名無しの笛の踊り:2011/10/17(月) 01:08:12.49 ID:CfJ2LXdo

ポリーニの再生がシュナーベル当時の音質になるのですねわかります


131 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/10/17(月) 06:01:12.95 ID:cUTDG+do
>>129
ある意味、時空を超えてるってことだね。凄いと思う。

132 :名無しの笛の踊り:2011/10/17(月) 06:49:23.60 ID:D19V4z2G
>>129
いい得て妙!


133 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/10/17(月) 11:32:16.45 ID:7GSieQyy

レンジの狭いスピーカー、ノイズの乗ったアンプで再生すればSACDもSPに聞こえるわな。 ライオンの装置はまさにこんなかんじ。
http://unkar.org/r/classical/1308308570/


208 :名無しの笛の踊り:2009/09/14(月) 00:09:02 ID:tCAlMT44

渋谷のライオンが好きなので、ちょくちょく行くが、やはり場所がよくないな。1人または男友達と行くならいいが、デートで使おうとすると、あの路地に入った瞬間逃げられてしまいそうだ。


209 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/15(火) 00:10:31 ID:d/ptMo7V
>>208
吉祥寺のバロックもそうだけど、なんで歓楽街にあるんだろうね?
京都にも木屋町の名曲喫茶があった気がする。
雰囲気が悪くなって嫌だよね。

768 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/01/24(月) 20:34:28 ID:qiWaqocv

今日の読売の夕刊にライオンの記事というかコラムがのってた
何年もたってからまたきてくれるお客さんがいるので
やめられないという内容。
(50年ぶりに来た客とかね)


172 :名無しの笛の踊り:2009/08/31(月) 19:58:44 ID:3cKRS/Zh

ライオン!いいなあ。
むかしはあの左右非対称スピーカーでヨッフムのブラームス全集を聴いてた。


174 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/01(火) 22:36:37 ID:a6TS94tC

高音が左から低音が右からでるから左右非対称って根本的に考え方変じゃない?

175 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/01(火) 23:48:07 ID:N5vch1jt

アレはまったくオーケストラ再生に特化した装置のわけよ
ストコフスキー配置ね
第2Vn.が右にある古典配置だとすでにおかしくなる


176 :名無しの笛の踊り[age]:2009/09/01(火) 23:58:53 ID:Z1fb/zmE
>>174
あれは、モノラルの音源を再生をしたときに疑似ステレオ効果が
出るように開発されたんだよ。 当時の東芝の技術の粋を集めた逸品。

177 :名無しの笛の踊り:2009/09/02(水) 07:26:50 ID:qxRvdIuc
172です。
そっかあのシステムはモノラル音源を注文すべきものなのね。
行きたくなってきた。
そばの道頓堀劇場は潰れたんだろうな。


711 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/11/11(木) 01:31:47 ID:WWK2sHct

半年くらいまえ10年ぶりにライオンいったら
村便の皮相がリクエストでかかっていたよ


712 :名無しの笛の踊り:2010/12/02(木) 00:45:57 ID:l1XC8pAY

ライオンってよく知らんが立派な装置使ってるんだろうに
どうしていつもしょぼくれたsp復刻盤ばかりかけてるの?

というか俺が行く時がたまたまなのかもしれんが。
旧中野クラシックみたいな店なら別にいいんだがクラシック喫茶って普段うちで大音量で聴けないから行くってのもあるんだから、最新盤とまではいわないがせめてステレオのhi-fi録音のやつを主体にしろよ

714 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/02(木) 05:38:03 ID:U5WQZL3p
>>712
あの装置はね、どんな最新録音をかけても音がSPみたいになっちゃうから
同じことなんですよ。 むかしヨッフム・LPOのブラ全を新譜時代にリクエストして唖然とした。


715 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/02(木) 07:16:58 ID:SLTH6sSa
>>714
>どんな最新録音をかけても音がSPみたいになっちゃう

それはそれで凄いのかもw


716 :名無しの笛の踊り:2010/12/02(木) 13:38:30 ID:MfZVIhZd

先日ライオンに行った時、定時コンサート直前にC.クライバー/VPOのベト7の終楽章が流れていたが、まるでオモチャの楽隊みたいな貧相な音だった。

そのくせ定時コンサート直後に流れた有名なホロヴィッツ/セルのチャイコンは
これがモノーラルか?!と疑うほど迫真の音が鳴り響いていた。
必ずしも「新しい録音=音が良い」とは限らないが、いかなライオンの装置でもレコードとの相性の良し悪しはあると思う。


719 :名無しの笛の踊り:2010/12/02(木) 15:54:45 ID:4Epn1lA7

スピーカーはほとんど変わってないからな・・・
入力部分だけを最新にしたって駄目

721 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/02(木) 18:30:20 ID:U5WQZL3p
>>717
あの装置って意図的に左右を非対称にしてモノラルでもステレオ感出るように工夫してるんじゃなかったでしたっけ?


722 :名無しの笛の踊り:2010/12/02(木) 18:58:30 ID:MfZVIhZd

確かにそのとおりなのですが、だからといって本物のステレオ録音のほうが音が悪く聴こえるのは解せないですよね。


723 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/02(木) 19:02:29 ID:axz5tnLA
>>722
どのくらい通って聴かれた結論ですかぁ?

>>まるでオモチャの楽隊みたいな貧相な音だった。

クライバーのベト7なら、元からそういう音づくりをしているんじゃ..

724 :名無しの笛の踊り:2010/12/02(木) 19:11:37 ID:MP3xR9zB

低音は右、ってのはモダン配置のオケや弦楽アンサンブルでは有効だが、それほど普遍的なものではない。 歴史的なオケ配置ではチェロとコントラバスは左なんだから。

727 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/02(木) 21:56:53 ID:SFKi6iP7

CDとスピーカーの相性が悪いんじゃないの?

728 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/02(木) 23:50:41 ID:l1XC8pAY

ライオンでLPかかった聴いたことあるが殺人的なノイズだった
客を馬鹿にしてんのかというくらいバチバチしてた


864 :名無しの笛の踊り:2011/04/10(日) 00:05:45.29 ID:CCE4oxz8   

初めて渋谷のライオンに行った。雰囲気もいいし、すごい大きさのSP。
  飲み物の値段も安く非常に良い。古いレコードもありなかなか好印象。

96 :名無しの笛の踊り[age]:2009/06/13(土) 12:55:07 ID:QaRomzCa

ライオンの珈琲、おいしくないじぇ
しかし名曲喫茶って長居するのがデフォなんだからおかわりサービスとか
してくれたらいいのにな。

167 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/08/31(月) 10:37:46 ID:BtXNga0e

ライオンは飲み物がまずいんだよなあ。
あそこで聴く音楽は至福なんだが。


546 :名無しの笛の踊り:2010/06/07(月) 23:27:08 ID:/7/YOMMZ

教育TV「珈琲学」の2回目は喫茶店だった。
名曲喫茶で渋谷の「ライオン」、ジャズ喫茶で白山の「映画館」が登場。
おいおいライオンのコーヒー飲みながらコーヒー語れないだろーー、
と心配したけれど、そこはやはり華麗にスルー。

まぁ仕方ないよね、あのコーヒーじゃwwwww


550 :名無しの笛の踊り:2010/06/08(火) 05:55:08 ID:KTD5ArQ8

ライオンなら、リキュールやブランデーをカバンに仕込んで、隙見て垂らすがよろし。


551 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/08(火) 21:34:36 ID:YUb9gLsZ

普段はブラックだけど・・
ライオンの珈琲に合う砂糖・ミルクの匙加減、よく覚えてる
http://unkar.org/r/classical/1241706537


139 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/10/18(火) 23:25:09.25 ID:m9wb04Ve

ライオンで一番おいしい飲み物はホットミルク

141 :名無しの笛の踊り:2011/10/19(水) 05:23:46.03 ID:bXXf6UF8
>>139
さらに砂糖を添加するのが通人。
http://unkar.org/r/classical/1308308570/


            ,、-'''`'´ ̄ `フー- 、
          ,. ‐             ヽ
         ,.‐´               \
        /      ,l       \     ヽ
       /       l|, 、  、 |iヽ, ヽ \.   ヽ
       /     l  i ! | i  | |l'、ト ヽ iヽ ヽ  ',
       !     |  / | |. i  |.|| i.|ヽ |、 | ',   i  i
      !      ! / |,ャ、メ |i ト十i‐トi、! l  .i|  i
      ! i   ,.|!,.+‐'"| | | |i}  ' ュノェ|i,`i  l.| i
      l i l   l |/;:=ニ|i  l |   /rj:ヽ\ i  l i l
      | | |   ノ '/ iニ)ヽ,ヽ |!.   ' {::::::;、! 〉iー | | |
      | |i. |  !; 〈 !:::::::c!     'ー''(つ }i | i.| |
      | ! | |  ;: (つ`''"    、  //// /;:i | | !. |
       | i,  i. 、////      '     /,ノi,   i. |
       ! .|  | i 、,ゝ、     、─,    /   i |  |. i
       .! |  i |. | lヽ、      ̄   /  l  | i  | !
       ! |  i |i |l l| |`''‐ 、   , イ  |i | |i | i  |. !
       | |  i |i |i .| ノ    ` ''"  ヽ/l| l__,.、-|l l  ! i、
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     |       l::        ゙゙"       |:          |
   @゙!         |::              !::        ノ


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4. ルネッサンス


名曲喫茶 中野クラシック
http://www.youtube.com/watch?v=m8rneAXp6mo&feature=results_video&playnext=1&list=PL3EBCD2A9800EE34F
http://pub.ne.jp/happyleaf/?entry_id=2728291
http://www38.tok2.com/home/intermezzo/cafe/cafe_classic.htm
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/violon.php

名曲喫茶 ルネッサンス
東京都杉並区高円寺南2-48-11 堀萬ビルB1F
03-3315-3310
営業時間 12:00〜23:00(LO)夜10時以降入店可、日曜営業
http://www.youtube.com/watch?v=V6ysp1CfrzU
http://www.youtube.com/watch?v=WyvQUX9JXZY
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050787/
地図
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050787/dtlmap/

昨日の夜、前から気になってた近所の新しくできた喫茶店へ行ってきました。私の住む高円寺には老舗名曲喫茶「ネルケン」があり、をたまに利用しますが、
私の住む町に二つも名曲喫茶があるなんて!今どき夢のようなお話です。

シンプルな黄色い看板地下に意気揚々と降りていくと、かすかにクラッシックの曲が聞こてきました。

重厚な扉の奥に吸い込まれるように入店。

入口のカウンターでオーダー&先払い。メニューは
コーヒー、紅茶、ジュースのみ!!全品が400円。 おかわりは200円。


『ん?.. あれ? えっ? このこのプラスチック板の食券...』

これは、2005年1月31日、1930年に創業して数十年の幕を下ろした中野の名物だった《名曲喫茶クラシック》とメニューがまるで同じじゃない...?。

わ〜っ!懐かしい。

食べ物の持込は自由って、まるで昔と同じじゃないか!!

この新しいお店はたしか去年くらいから出現したはずですが調度品に見覚えのあるものばかり。全てが、ずっと昔から使い込まれたものばかり。

従業員の方にこの謎を聞いたら、やはり以前中野に《名曲喫茶クラシック》という有名な名曲喫茶があり、その従業員の方が、保存してあった備品、レコードを使用して高円寺に復活させたそうなのです。

◎参考年表:1930年代の日本の主な事件
1927 リンドバーグ、初の太平洋無着陸横断飛行
1929 世界大恐慌
1930 中野『クラシック』オープン
1931 満州事変
1932 5・15事件
1936 2・26事件
1937 日中戦争勃発


珈琲の味も律儀にむかしのままです(汗)

あまりに唐突なタイムスリップにビックリしました!!
老舗喫茶がバタバタ閉店する昨今、なんと嬉しい産声です。


ハウスダストアレルギーの方も安心。ホコリ臭くないカビ臭くない温故知新の名曲喫茶です。静かな一時を味わいたくって、私は再び帰り道に足を運ぶでしょう。

ちなみに店内にトイレはなく、階段の一番上の脇にトイレの扉があります。JR高円寺駅or東京メトロ丸の内線 新高円寺駅から徒歩10分同じぐらい。昔ながらの高円寺好きな方向けに解りやすく所在地を言うと昔あった螺旋階段の古着屋フリークアウトの付近にあるお店です。

http://yaplog.jp/komawari/archive/39


名曲喫茶「ルネッサンス」はJR高円寺駅南口を出た右手から伸びているパル商店街のショッピングモールを抜け、桃園川遊歩道を過ぎてすぐ左の路地の地下にあります。

 昨年(2007年)11月に開店したこの店は、かつて中野にあり2005年1月に閉店した伝説的な名曲喫茶「クラシック」の従業員だった二人の女性が、保存してあった「クラシック」の備品、LPを使用して復活させたのだそうです。残念ながら僕は「クラシック」へは行けませんでしたが「カフェー小品集」には当時の「クラシック」の様子が描かれています。


 そのカフェーは中野のサンモールというアーケードを歩き、暫く行った左手の路地にひっそりとありました。
 恐ろしく暗い店内には燭台やランプの小さな灯しかなく、壁には至る処に大きさがまちまちな油彩が額に収まって不揃いに掛けられていました。椅子やテーブルはどれも小さく、脚がそろっていないのかガタガタと揺れました。
 「カフェー小品集」/嶽本野ばら より 

 「ルネッサンス」の椅子やテーブルはちゃんと補修され、がたがたしていませんでした。念のため。

 正面に飾られている 女性像の油彩は「クラシック」のオーナーだった画家の美作七郎さんの代表作です。

 店内は30席余りの結構広いスペースで、メニューがコーヒー、紅茶、ジュースの3種類しかなく(どれも400円)、リクエストボードにチョークで聴きたい曲を書き込むのは「クラシック」と同じだそうです。食べ物の持込、店内での会話は自由です。

 薄暗い店内で、真空管アンプで再生されるスクラッチノイズの混じるLPを聴いていると、単なるレトロ感を超えた深いやすらぎを覚えるのは僕だけではないだろうなという気がします。
 この日、お店の方がかけてくれたグレツキの「悲歌シンフォニー」とリパッティの弾くバッハの曲集はいずれも僕の最愛の曲でした。末永く続いて欲しい店です。
http://blog.goo.ne.jp/tokizawa2004/e/d77b58c9a0df033c45df4ef56b04c235


黄色い看板を眺めながら階段を下りると、「グレゴリオ聖歌」が大音量で鳴り響いていた。擦り切れたレコードが奏でるノイズ混じりの旋律が、かえって心地よい。薄暗い店内に足を踏み入れ、年季の入った革張りのソファに腰を下ろす。埃をかぶったランプ、錆び付いた蓄音機、そしてバラバラの時刻を示している幾つもの古時計。使い込まれた調度品の数々からは、昭和の薫りが漂ってくる。

 『高円寺 ルネッサンス』は、2007年11月に誕生したばかりの名曲喫茶だ。オーナーは、かつて中野の名曲喫茶『クラシック』でスタッフとして働いていた、2人の女性。『クラシック』という店名に、ピンと来る人もいるだろう。2005年1月にひっそりと幕を引いた、伝説の名曲喫茶。戦後すぐに建てられたその店は、今にも崩れ落ちそうなほど古く、床も天井も傾いていたという。メニューはコーヒー、紅茶、ジュースの3品のみで、食べ物は持ち込み自由。風変わりな店だったがなぜか居心地がよく、多くの若者がクラシック音楽を学びながら青春を謳歌していた。

 ここには、『クラシック』で使われていた調度品が、昔のままの姿で息づいている。約3000枚に及ぶレコードコレクションも、もちろん健在。老朽化していたアンプは新調したものの、「“クラシック”の音を再現して欲しい」と職人に頼んで作らせたというこだわりようだ。メニューが3種類しかなく、食べ物の持ち込みが自由、という点も、『クラシック』の流儀を引き継いでいる。

 とはいえ、「あの『クラシック』が高円寺で復活したのか!」と、早とちりしてはいけない。2人の女性オーナーは口をそろえる。「私たちにとって、『クラシック』こそが最高の喫茶店。あの店を超える喫茶店は、後にも先にも存在しないと思っています。だから、復活させることなんて出来ないんです」。

 実は、『ルネッサンス』とは、『クラシック』の創業者である故・美作七朗氏が、戦前に初めて開いた名曲喫茶の名前。その店があった場所も、高円寺だったという。「名曲喫茶といっても、うちは会話OKだし敷居が低い。基本的にほったらかしなので、長居しやすいと思います」と2人のオーナー。伝説の名曲喫茶が刻んできた歴史を背負いつつ、これからどのような未来を開いていくのか。新たなストーリーはまだ、始まったばかりだ。


1.店内は吹き抜けで、階段をのぼると回廊式の席が設けられている。じっくりと音楽に向き合いたいなら、スピーカー前の席がおすすめ。

2.棚には、年季の入ったレコードが並ぶ。もちろん、リクエストもOK。手書きの曲目リストを見ながら、自分で黒板に書くシステムだ。

3.『クラシック』で使われていた真空管のアンプ。老朽化してしまった現在は、店の片隅にひっそりと飾られている。

4.店内に飾られている絵は、故・美作七郎氏によるもの。本業は画家であり、『クラシック』は美作氏のギャラリーも兼ねていた。

5.「コーヒー」400円は、昔ながらアメリカン。「ジュース」400円は、子供時代の記憶を喚起してくれる懐かしい味わいだ。どちらも、『クラシック』の味を再現している。
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/renaissance.php


8 :名無しの笛の踊り:2009/05/08(金) 01:10:57 ID:xXLgaBv5

中野クラシックは閉店したな


101 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/06/14(日) 00:28:06 ID:ig+K0Hp2

中野のクラシックってコーヒーは不味いし音は良くないし椅子もガタガタだったけど結構落ち着く空間だったなあ…


102 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/06/15(月) 14:13:33 ID:mA9AvhRl

マヨネーズのキャツプがミルク入れで、ワンカップの空き瓶がコップだったんだよな。


106 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/06/21(日) 19:25:03 ID:PwSE9ZEE

入ってすぐの小窓で金を払ってから貰うプラスチックのゲーム用のチップも忘れないでね。


107 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/06/21(日) 19:31:56 ID:lHfNXcVL

客が勝手に黒板にリクエスト書いとくんだよな。


307 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/11/30(月) 01:12:46 ID:4oDjUpPU

中野クラシックみたいな店どこかにないか?


2009/12/03(木) 20:33:08 ID:koU1jks8
>>307
高円寺ルネッサンス


866 :名無しの笛の踊り:2011/04/11(月) 00:21:55.10 ID:YyJYDU8X

 高円寺ルネッサンスは中野のクラシックに似ているというのは、少し壊れかけた床とか、埃をかぶったイメージとと思って良いでしょうか。
 新宿の「らんぶる」もうただの喫茶店でしたね。
 私の音響の好みでは(バロックはうるさすぎが難点)

 吉祥寺バロック>阿佐ヶ谷ヴィオロン>渋谷ライオン>荻窪ミニオン>>>ランブル


409 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/06(土) 20:09:05 ID:dauewgPq

高円寺にある「ルネッサンス」って、比較的最近出来た名曲喫茶は評判とかはどうなんでしょうか?
自分の地元である中野にあった名曲喫茶が、数年前に閉店してしまったので近場で良いお店を探してるんですが・・・・・


411 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/07(日) 00:52:19 ID:k//Rwc/J
>>409
中野クラシックを継承したのがルネッサンスだよ。
店内を見たら安心するよ。

412 :名無しの笛の踊り[age]:2010/03/07(日) 09:55:52 ID:wqu/z7or

それならペットボトルのキャップでミルクを出すのも継承すべきだな

413 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/07(日) 11:35:48 ID:Dm08EZ7m

マヨネーズだろ


867 :名無しの笛の踊り:2011/04/12(火) 07:18:56.95 ID:L7JZK0QG

>高円寺ルネッサンスは中野のクラシックに似ているというのは
少し壊れかけた床とか、埃をかぶったイメージ

そうです。あとなんといっても薄暗さ。昼間の明るい陽光の下から地下のお店に入った瞬間は驚くと思います。 目が慣れるまで足元に気をつけて手探りで店内の椅子を探す、という表現は決してオーバーではないと思います。

それといたるところに置かれた物は中野のクラシック時代から受け継いだものだとかで、それもイメージ的に同じように感じさせます。 クラシックの店主だった絵描きさんの絵もあります。

863 :名無しの笛の踊り:2011/04/09(土) 19:02:48.13 ID:4V36x0/C

高円寺のルネッサンス、気に入っています。 私は音響とか音楽を聴くというより、あの雰囲気が好き。もちろん昔の中野・クラシックにも行ったことがあります。 よくここまで似た雰囲気に再現したものだと感心します。唯一、煙たいのがちょっとですが・・


934 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/05/16(月) 14:04:02.70 ID:Q40xB5BH

高円寺のルネッサンスにいってきた。

スピーカーはタンノイの15インチユニットを、ユートピアのバックロードのエンクロージャ(ファミリーキング)にいれたもの。

アンプは管球。

音はあまりよくないけど、音質をどうこういう店じゃないな。
でも、レコードの手入れはもうちょっと丁寧にやっていいと思う。
さすがにノイズがきつすぎる。
まあでも良心的な店で雰囲気もいいよね。

831 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/03/10(木) 19:36:40.80 ID:pPNNO+Hw

吉祥寺のバロックは一度行ってもう行くまいと思った。

そんなところより阿佐ヶ谷のヴィオロンにまた行きたいが
高円寺のルネサンスに女性を連れて行ったら名曲喫茶はこりごりと言われてしまい阿佐ヶ谷に連れていくことが出来ない。

失敗した。(ちなみに新宿らんぶるは気に入ってくれた)


832 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/03/10(木) 19:53:47.44 ID:JYBNMS0V
>>831
ルネッサンス
店内が暗すぎる 本も読めない
レコードが古い ノイズバリバリ 録音状態が悪い
コーヒーの味は忘れた 禁煙じゃない
貴重なレコードを当時の雰囲気で鑑賞する店
おねえさんは素人っぽいのが欠点でもある


ヴィオロン
明るい 本が読める コーヒーが安い
客が多い 音響も良い おばさんは普通


ネルケン
おばさんが上品 華族の末裔かと思うほど


843 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/03/11(金) 18:21:59.06 ID:94LuXY8v

>>832 >>831 だが、まったくそのとおりの印象。
ルネッサンスのせいでネルケン(20年近く行ってない)にも連れていけないのだ。

バロックなんぞ私語厳禁だからはじめから埒外だからね。
http://unkar.org/r/classical/1241706537

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      | /: |     | ,xう芹ミ、  :|    /弐示 ヽ   ./: : | !
      レ': : :| i     《 ゞ‐┴  | :ト、 /.ゞ‐┴!  i   /!: : :j/\
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   く: : : : : :N:|∧  \|::::::::::::::::    r     八/j/  !: : :|: : : :/
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  /   ノ――-、/  ̄ ̄ ̄`ヽ八_/: : !: : : : `ヽ. _ `ー'´  `ヽ. ノ\   〉
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5.ミニヨン


名曲喫茶 ミニヨン
東京都杉並区荻窪4-31-3 マルイチビル2F
03-3398-1758
営業時間  [月〜土]11:00〜22:00   [日]11:00〜19:00
定休日  水曜日

 スピーカーシステム タンノイGRF
 プリメインアンプ ラックスマンL−570
 カートリッジ オルトフォンSPU Classic GE
 トーンアーム SME 3010R
 ターンテーブル トーレンス TD 321−2
http://members.jcom.home.ne.jp/stmera/mignon/
http://www.youtube.com/watch?v=MEp6kOXQr_Y
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13050785/

地図
http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131906/13050785/dtlmap/

 「名曲喫茶ミニヨン」が荻窪駅北口に誕生したのは、名曲喫茶が流行し始めた1961年のこと。現在の場所である南口のビルに移転したのは、1971年である。創業者の深澤千代子ママによると、店の名前はトマ作曲のオペラの主人公「ミニヨン」と、お店が小さいことを掛け合わせて名づけられたという。

 長く愛されてきた深澤ママが94歳で亡くなった後は、3人の女性スタッフと常連のお客さんたちが力を合わせて店を支えている。

「2代続いている名曲喫茶って、珍しいでしょ?」

と話すのは、深澤ママと30年以上にわたって苦楽をともにしてきた小林真理子ママ。名曲喫茶ブームが過ぎ去った現在も、昔ながらの文化を残すべく日々奮闘している。

「親子2代で通ってくださる常連の方もいらっしゃいます。店の中には、誰がどこから持ってきたか分からないものがあちこちにあるんですよ(笑)。歴史がある店というのは、本当に面白いですよね」

 レコードのコレクションは、5000枚以上。リクエストをする際は、カウンターに置かれた手書きのリストブックの中から聴きたい曲を選び、曲名と作曲者名をノートに書き込む仕組みだ。好きなレコードに熱中する往年の音楽ファンもいれば、ゆっくりと本を読みながら2人の時間を楽しむ若いカップルもいる。誰にも邪魔されずに過ごせる自由さが、さまざまな客層を惹き付けている。

 サロンでは、コンサートも開催。30年間にわたって毎月続いているカルテットのコンサートをはじめ、毎月1回、日曜日にはコーヒーを飲みながらクラシックを楽しめるイベントも開かれる。昔はマニアが静かに音楽を聴く場所だった喫茶室奥のスペースは、ギャラリーに変身。写真や絵画などを発表できる場として、広く提供されている。

 2001年には、開店40周年を記念してリニューアルオープンした。シンプルなインテリアでまとめられた店内には観葉植物が置かれ、昼間は明るい光が差し込む。

「ただ古びていくのと、古い雰囲気を残すことは違う。歴史ある店の雰囲気を残しつつも、女性らしい清潔感は大事にしたい」

と小林ママ。開店から46年が過ぎた今も、店は進化し続けている。
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/mignon.php

キーワードはアンティック、レトロということなのです。

ライオンのスピーカーは複雑怪奇です。音質より、伝統を聴くべきスピーカーでしょう。
ミニオンはスピーカーがタンノイですが、ずばりラジオの音質です。LPしか置いてないそうです。今風の装置とは目指す方向が根本的に違うと考えるべきです。

両者ともスピーカーは間違いなく老朽化していますし、プレーヤー・アンプ・ネットワーク・ケーブルの全てに難ありという気がします。スピーカーケーブルがたいへん長いのも大いに問題ありそうです。

しかしそういうのをあげつらってはいかんのです。レトロを楽しむのが名曲喫茶というものだからです。個人的にもごくたまにいくのは悪くないと思います。
http://audio.nomaki.jp/meikyoku/


534 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/05/23(日) 21:28:53 ID:gyKaeEto

俺は荻窪の「ミニヨン」がオヌヌメ。LPでかけてくれるし。
ザンデルリンクのブラ4リクエストしたけど全曲聴かせてもらえて得した気分だった。
シナモントーストおいしいです^^


847 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/03/13(日) 22:55:18.25 ID:zhYMnQ9r

荻窪「ミニヨン」も高田馬場「あらえびす」も私語禁止だったよ。
「ミニヨン」は今の店舗の隣が鑑賞専門スペースになっていた。
京都・出町柳「柳月堂」だって今も私語禁止だと思うが。
(あそこにも談話できるスペースがあったかな・・・)
最近どこも行ってないので、よく知らないけど。

JAZZ喫茶は新宿のド真ん中にもかつてはたくさんあって、
ロールキャベツで有名な「アカシア」の上には「DIG」というコアな店があった。
あそこの異様な雰囲気に比べたら、吉祥寺「バロック」の雰囲気なんて全然普通で、あったかいくらいだ。


849 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/03/14(月) 00:29:52.74 ID:eYUcuI9s

ミニヨンは行ったことあるけど普通に会話していたよ
オーディオ装置は良い
店は明るい
接客は普通で嫌なことはない

音楽に力を入れている喫茶店という雰囲気で名曲喫茶とは違うんじゃないの


851 :名無しの笛の踊り:2011/03/14(月) 01:10:48.74 ID:VAEMXKSP
>>849
今は会話おkだけど、昔は(特に鑑賞室は)違ったのよ。
荻窪ミニヨンには歴史があって、俺も全貌は知らない。
今も残っているのが奇跡的だ。


852 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/03/14(月) 15:30:02.67 ID:PpAXnOn/

荻窪のはまぎれもなく名曲喫茶。昔と今では違うこともある。今の姿だけですべてを語ることは出来ない。


858 :名無しの笛の踊り:2011/03/19(土) 02:10:23.43 ID:mNFdtHR/

ミニヨンのシステムよりバロックのシステムの方が音はいい感じです。
バロックのタンノイのレクタンは置いてあるだけのようでもっぱら、エレクトロボイス?だったか名機を使っていた。

ミニヨンはGRFの本家版(メモリーでない)の古いやつだった気がします。
おとなしく鳴らしてます。

今はわからないが、少し前の鳴り方はミニヨンは普通の喫茶店風、

 バロックは迫力の鳴りだった。好みの問題。


 ミニヨンは時々ライブコンサートがある(あった)。
 阿佐ヶ谷のヴィォロンもライブありましたね。


860 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/04/05(火) 23:14:30.06 ID:6Rhvw3XS

ミニヨン
アンプは昔っからラックスマン


234 :名無しの笛の踊り:2009/10/22(木) 21:09:29 ID:mY4B4oxA

ヴィオロン
バロック
自作アンプとスピーカー

ネルケン
入門機の低価格アンプ

ミニヨン
ラックスの管球式アンプ

ライオン

  
235 :名無しの笛の踊り:2009/10/22(木) 21:12:53 ID:NcJ29+Qe

ライオンは帝都壱のハイファイ装置だお

203 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/11(金) 20:30:27 ID:lbks5wLr

初の名曲喫茶で荻窪ミニヨンに行ってきました。
本当に時の流れが止まったような、不思議な異次元空間といった感じでした。
自分以外にはリクエストするお客さんもいなかったですし、普通に喫茶店として経営されている印象。

でも椅子が全部スピーカーに向いているのを見て感動しました。

R・シュトラウスがないのは残念でした。
「四つの最後の歌」をリクエストしたかったのに。
とはいえ満足したので、また時間がある時に行ってみたいですね。

221 :名無しの笛の踊り:2009/09/30(水) 20:39:14 ID:hcQgHO92
>>203
気性の荒いオバハンは元気?
カウンター席に座って会話すると面白いよ。


223 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/30(水) 23:13:57 ID:f8EKUoC2
>>221
気性の荒いオバハンwオーナーのような方かな?
わりと無愛想な感じの方だったけど、今度はカウンターに座ってみるよ。


225 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/10/01(木) 20:58:59 ID:zLc+83da
>>223
たぶん現オーナー 50前後 タバコをプカプカのヤニ中

もう10年近く前に行ったのが最後
あのころ70か80になる婆さんが居たが・・・
散歩、散策テーマの月刊誌で荻窪の時は必ず出ていた


229 :名無しの笛の踊り:2009/10/12(月) 13:33:42 ID:O6+DjI34 >>227

ミニヨンの今のママの本職は舞台女優

230 :名無しの笛の踊り[age]:2009/10/12(月) 15:39:36 ID:/XQV0qTy

想像したらこわい話

ママ「うふん、今日のスカートはミニよん(はあと)」


227 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/10/08(木) 23:20:38 ID:0sDai8NT

ミニヨンのオバサン感じ悪いから電車賃かけてまで行く気にはならん。
あんな他人に対して高圧的な人は周り見ても親戚どうしでも見当たらない。
荻窪の土地柄のような気がする。


231 :名無しの笛の踊り:2009/10/12(月) 17:21:47 ID:WffZQsY3

>>227 あの人、そうなっちまったかい。
しかたねぇな。

じゃ、高円寺のネルケンへ行ってごらん。
あそこのママさんは優しくて気品があるよ。

233 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/10/19(月) 21:48:48 ID:Hr/2nbsm
>>227
常連客に対し冗談半分・本気半分で

もう来るな!出てけ!
あんた出入り禁止なっ!

そう言っても、言われても翌日以降に来て、何事も無かったように振る舞う。
それでもリアルに出入禁止を言い渡された常連客も居る。


236 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/10/23(金) 02:25:27 ID:4BwR58hx
>>233
俺が久しぶりに行った日、店内がすいてたので、ベルクのヴァイオリン協奏曲をリクエストした。鳴り出してから女店主が

「こういうのはねえ、あんまりねえ」って言うから、

「すみません、あぁ!いけなかったかなぁ」って返したら、

「いちいち気にしないで!」って叱り付けるような言い方をした。

そりゃあ確かに選曲はいけなかったかもしれない。
だけどひどい言い方するからこっちもちょっと卑屈になった。
それを覆い被せるように上から目線で言いやがって、ホントにイヤな女だよ。

90年代ミニコンサートの日なんかはけっこう楽しませてもらったが。(大婆も生きていた)


237 :名無しの笛の踊り:2009/10/23(金) 09:54:58 ID:d8aA6dF6
>>236
>ベルクのヴァイオリン協奏曲をリクエストした

『この行為そのもの』がアカンわ。考えられない行為だ。
あの店内の雰囲気でかける曲か?
『場の雰囲気に合わせた曲』をリクエストしろよ。

あと『(自分の行為が原因で)「女店主も不愉快だったんだろうな・・・」という視点』が見事に欠落してる。

『パイヤール指揮の「パッヘルベルのカノン」』でもリクエストすれば、
>>236も女店主も『お互い』が、こんな不愉快な想いは、決してしなかったはずだよ。


238 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/10/23(金) 15:08:02 ID:g9iDQp5P
>>237
お前バカだろ?
そんなに不似合いな曲(LP、CD)なら、そこに置くなよ!という視点が見事に欠落している。 こんな誰でも気がつく原則論が分からない奴がいるとはねw


239 :名無しの笛の踊り:2009/10/23(金) 15:42:22 ID:d8aA6dF6

全然違うって。

「場の空気を読まない&読めない奴」そして、その結果「他人の感情を害する奴」が『嫌な気持ちをする』のは、ある意味『自業自得』だと言ってるんだよ。
もう少し読解力を持ってほしいよ。

「置いてるCDなら何リクエストしてもいい」なんて考えのレベルじゃ>>236と同レベルじゃん。

(´・ω・`)・・オッちゃんら「さすがに伊達に年を食ってない」と思わすレスをしてくれ。 見ていて情けなくなってくるがな。


240 :名無しの笛の踊り:2009/10/23(金) 16:44:30 ID:7TC+GI9v

おばあちゃんが集めたレコード・CDを引き継いで処分せずに整理しないままなんでそ?
吉祥寺バロックなんかにも言える事だが・・・
現店主の好みとはズレが生じて当り前


243 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/10/23(金) 19:21:05 ID:48pgKtQt

昔の名曲喫茶は客からリクエストを受けてその曲のレコードが無いのは恥ずかしい事だった。だから網羅主義になった。リクエストに制限をもうけるのはもっぱら長大過ぎる場合のみ

吉祥寺バロックみたいに特色のある店が出現した頃と名曲喫茶衰退時期がちょうど重なって残骸のような状態のまま今日に至る

荻窪ミニヨンとか渋谷ライオンとかは網羅主義店の残骸だ


204 :名無しの笛の踊り:2009/09/11(金) 21:11:06 ID:iZLEjnXf

昔の荻窪ミニヨンは今の空間の隣が鑑賞専用室になっていた。
そこはおしゃべり禁止だった。


205 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/11(金) 22:32:42 ID:lbks5wLr
>>204
隣の部屋が鑑賞室だったんですね。
私が行った時は団体さんで使用されてました。
お喋りについては、ママさんがこまめに「お静かに」と注意してくださっていたので、ゆっくり音楽を聴くことはできました。
LPの品揃えもなかなか良かったです。
「おお!こんなものがある!」という感じではなかったですが。
http://unkar.org/r/classical/1241706537


                     -――――-
                、 /        ゙:.、 ..\        
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             {/  / /{   l! l    ! ヽ  ゙、゙、  ゙、 ト    
            /   ,イ i! l {  l ! ト、__}_}  マ  \ヽ ゞ    
           /  〃./ /斗-゙;゙、 l ゙、.l `メ/}: ̄} .ハ   ヾト、 \  
           l  i! /:ト{  l__,,,ゝ、_l シ符筍ミ,イ:}  ト:}  }.}ト \ ヽ
           弋 { :{ ゝl  代豸    "~/ ,イリノ / ノ //} )) ) リ
            )人ミ、.弋トミ、  、    / {ノ /〃/ノノイ / /
               jノ} ノ代_   、.. .-乂 弋 ( {! λ(__:( / /
            γ`=彡イ } ゙ト)ト.、_     ,.ィ`ヽヽYヽヽ_゙゙)ノ弋(_
              {(__ 弋(.ζ戈ζ)ノ` ーイ,.ィ" )ノ ノソ#:`゙ヾ__ )
                        >ー - /     'i:   ! 
                  / ィ:.T/|      j    |  
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                     i ,.-―ノ:. :.ハ     |    ..|
                 レ '{. /j/   !       !'  .  l    
                   | ,.'        |      | ..   i  
                  V       !      |    .i
                      /        |     |    .i 
                  {        |     |     |  
                     ‘.          ノ!     |   ` ヽi  
                    \._  _  /`|      ,'|      i
                     /  ̄ \    !    /       i
                      〈   / / \       /  'V    i
                 |\〈 i  / |\  /    './   .'
                   /  ハ | { ハ `´       ヽ  リ \'__
              /  /   | ! .ノ          、     \ \
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              |  /  /    {                   ヽ      V\
           __j/  {    \                '.      V{  ̄\
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____厂 ̄/      }        !                  !       ヒ_  \__
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___/    /| |    |       〉 { ` ‐- ..._    / ̄ ̄ヽ /    ,.'      `ーr_、
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6. バロック


名曲喫茶 バロック
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-31-3 みそのビル2F
0422-21-3001
営業時間12:00〜22:00
定休日 火曜日・水曜日

お隣はあの有名なジャズ喫茶メグです。
http://www.youtube.com/watch?v=0UB-MfzbK-E
http://www.youtube.com/watch?v=g8a25od4Mrs&feature=relmfu
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/

地図
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/dtlmap/

 今や“ジャズの街”というイメージが強い吉祥寺。しかしその昔は名曲喫茶が数多く立ち並び、また文化的な街としても知られていた。かつては大岡昇平の小説にちなみ「武蔵野夫人的街」とも称され、金子光晴などの文豪らも、この街で育った。

 クラシック音楽鑑賞店「バロック」は、そんな吉祥寺に、昭和49年に創業。以来、隣に店を構えるジャズ喫茶の雄「MEG」とともに親しまれてきた。しかし時代の流れに伴い、次第に街の様相は変化。吉祥寺は若者の街へと変わり、周辺のエリアも歓楽街へと変貌していった。名曲喫茶が次々と店を閉める中、「バロック」は「吉祥寺を守りたい」という強い信念のもと、往時と変わらぬスタイルで、この街の文化を守り続けているのだ。

 店の流儀は創業当初と変わらず。座席は、まるで教室のように、スピーカーに向かって同じ方向に並べられている。もちろん私語は厳禁。読書や書き物をしてもいいが、自分のリクエストがかかっている間は、それもご法度。ほかの街の名曲喫茶が、次々と私語解禁するなかにあって、あくまでも往時のスタイルを踏襲し続けている。偏屈な店と思う人もいるかもしれない。しかし“あの頃”となんら変わらない店の存在に、心癒される大人達は多いのだ。

 真空管のアンプは、先代のマスター中村数一氏が手作りしたもので、やわらかな音色が特徴だ。

店内にはイギリス製のスピーカーが2組あり、かける曲によって使い分けている。たとえばエルマン愛奏曲集のような、繊細でやさしい調べには、タンノイを使用。一方、オーケストラのレコードをかける際には、ヴァイダボックスを使い、迫力の重層的な音を楽しむ、という具合だ。

アナログレコード特有の温かみのある音色は、自宅の小さなステレオで聴くのとは比べものにならない。まるで空気が震えるような臨場感溢れる音で、演奏家の息遣いまで聞こえてくるかのよう。ここに来れば、至福の音楽に包まれ、ひとりになることができる。大人の秘密基地のような一軒。


1.それぞれの曲の特徴に合わせ、「タンノイ」と「ヴァイダボックス」を使い分けている。

2.劇場などで使われていた真空管を用い、先代マスター中村数一さんが手作りした真空管アンプ。

3.レコードは6000枚ほど所蔵。その時かけているレコードは、ホワイトボードで確認できる。持参したレコードをかけてくれることもあるが、レコード針を守るため、スプレーなどの薬剤を使用せず、ガーゼで手入れしたレコードのみの対応。

4.ブレンド800円。追加注文は半額で。創業以来変わらぬ豆を使っている。水はNASAでも使用しているという浄水器を通しており、やわらかくまろやかな味わいが魅力。

5.現在店を守るのは、先代マスターの奥様、中村幸子さん。彼女を慕って通うお客さんも多い。
http://e-days.cc/features/tokyo/spot/chuosen/dining/baroque.php


 「バロック」にひさしぶりに行って来ました。店内の雰囲気、暖かく包み込んでくれる音は以前と全く変わっていませんでした。 最近、テレビや雑誌で紹介されたりして、少しはお客さんが増えていればいいんだけど、どうなんだろう。

 マスターが亡くなってから、もう20年近く経ったんだな。以来、店を引き継いだ奥さんはとても元気な様子で安心しました(右の写真に写っています)。

 帰り際に奥さんから
「忘れないで寄っていただけるお客さんがいると、やっていてよかったと思うわ」

と言われました。ごめんなさい。これからはまたちょくちょく伺いますね。
(2005年1月8日投稿の記事)


 店内会話禁止の正統派クラシック喫茶の「バロック」には開店時('74年 12/24)から通っています。

 今や吉祥寺唯一のジャズ喫茶となった「MEG」とは、ご覧のように同じ雑居ビル2Fの隣り合わせになっていて、いまだかつて意志が強かったことのない僕は、店の前に立つと、今日は右の扉を開けようか、それとも左にしようかと悩むのでしたが、結局はMEGでビールを飲もうか、今日はバロックのすてきなウェイトレスさんの当番の日ではなかったかとかで決まるのでした。

 「バロック」の店主の故・中村さんは、筋金入りの頑固おやじでしたが、中村さんが病気で亡くなってからしばらく休業の後に奥さんが再開し、CD嫌いだった中村さんの遺志を継いで、今でもレコードを管球アンプで鳴らしています。オーディオ装置のコンディションは、ファンの方のサポートにより維持されているようです。

 店内は20席位で、いつでも新鮮な生け花が飾ってあって、とても収支は合わないような気がしますが、これからもがんばって欲しいです。

 「コーヒーは高いけど、2時間でも3時間でもゆっくりして、くつろいでいって下さい」とは、奥さんの言葉です。


コメント

懐かしいです (ごじゃ丸) 2009-10-04 16:41:38
ふとしたことから、昔よく行っていた、吉祥寺のバロックを思い出し、試しに「吉祥寺 バロック」で検索したら、最初にヒットしました。もうとっくに閉店した(失礼)かと思っていたら、存続しているのですね。ご主人はもう亡くなられたんですか。ご主人の道楽としか見えなかった喫茶店でした。

 家には良いステレオがなく、仕事の帰りがけなどにバロックで音楽を聴くのが楽しみでした。耳障りを良くするために、再生音を加工することを頑なに拒否し、忠実な再生を究極まで追求しているお店でした。

 一度、ステレオに凝っている友人を連れて行ったことがあるのですが、バロックの音にはついて行けなかったようです。コントロール回路を経ない音が、なじめなかったようです。

 名曲喫茶「バロック」 

 吉祥寺駅東口から線路沿いに西荻窪方面に戻る。ヨドバシカメラ裏手横丁の一角にこのお店はある。隣は存在しながらも既に伝説となっているジャズ喫茶「MEG(メグ)」。

 バロックは最近ラジオで「お客様に厳しいお店」という事で取り上げられた。その伝統は今も続く「会話禁止」。開店当初、先代店主・故中村数一さんは大人しく勉強をしていた学生を「音楽を聴かないのならお代は返すから帰ってくれ!」と言って追い出したという。

 だが頑固ばかりではない。当時人気だった指揮者カラヤンを嫌いと自称するお客のリクエスト。ベームだと嘘を言って、カラヤンのLPをかけてわかるかどうか試したり。ネジで動く旧型蓄音機がどうして音が出るのか聞かれた時に「中に電気装置が隠してあるんです」ととぼけたり。店を「バラック」と呼んでいての茶目っ気たっぷり!

 月に一回開くSP(CDでもLPでもない!)コンサートは厳しかった。ただ漫然と物理的に「聞く」のではなく、神経を集中して音楽を「聴け」が口癖。聴衆が集中していないと「もう今日は一曲もかけないから、帰れ!」と追い返されたり。

フルトヴェングラーの信奉者だったが「フルヴェン」ばかりを聴いても駄目だとも。そして評論家や雑誌の請け売りをもっとも嫌った。

「それは、ホントにアナタ自身が考え抜いた意見なのか? どこかの引用を自分の意見だとしているだけじゃないのか」

とよく追及されたのを思い出す。 魅力的な個性の持ち主にはこのような誰の真似でもない独自の自己表現スタイルがあるものだ。
 タンノイとヴァイタボックス・真空管スピーカーから大音量で聴くLPレコードの音色は格別。珈琲800円は高いと思われるかもしれないが出入り自由。昔は珈琲一杯で一日いた若者が少なくなかった。

「会話禁止」だが、2代目幸子さんは優しいので勉強や読書は大目に見てくれる。開店以来の「自由帳」は百冊近くに。小生も「フーテンの虎」名でたまに投稿中。
 何かに行き詰った時。名曲喫茶で巨匠の古典音楽を無心に聴いてみる。先程まであんなに拘っていた事が、大した問題ではなかったと気づく時がある。名曲喫茶は自分を見つめ直す道場かもしれない。
http://blog.goo.ne.jp/tokizawa2004/e/7acd94bb92cf458d5ab9646671118529


2007.11.18
マスターが亡くなってしばらくお店を閉めていました。

最近、再オープンしたと言う事で寄ってきました。吉祥寺から歩いて数分、お隣はあの有名なメグです。左右対称でないところが興味をそそります。

私語厳禁、掟をやぶると有無を言わさず外に出されてしまいます。緊張しながらお店に入ると、昔のままのオーディオ装置が見えましたが重圧な雰囲気はなくなり、意外や意外でした。

マスターの自作アンプ

現在、奥様と娘さんがお店を継いでおります。私語厳禁は柔らかくなり時々CDの再生もするとのこと。真空管アンプのメンテナンスは、有志の方にお願いしているそうです。昔、やっていた真空管アンプ品評会をまた復活して欲しいと言ってました。

僕に出来る事ってなんだろう?
昔に戻れる場所を見つけたような気がします。
http://w169.or.tv/modules/pico/index.php?content_id=17

素晴らしい音に出会える「喫茶バロック」 2010-10-29 17:46:00

場所は吉祥寺ヨドバシカメラの東側、通りを少し入ったビルの2階です。
「BAROQUE」さんと「MEG」さんがお隣同士です!

扉を開けるとそこは、異空間へのタイムトリップ。
変わりゆく吉祥寺のまち中で変わらない音と空間に出会えます。

35年前に始めたと言うお店には、ご主人自作の「真空管アンプ」が多数置かれ、今もなお円熟された音色を出しています。ご主人が亡くなられた後は奥様がその遺志を継ぎお店を営んでおられます。

Western Electric 300B、HE300B、274B…5R4WGY…などの真空管が使われたアンプがずらりと並び、それらに火が灯り、幻想的な雰囲気をつくりだしていました。

スピーカーは「TANNOY」と「VITAVOX」

最初に針を落としてくださったのは「ブラームス OP51 No2」

「マリアカラスのアリア」のソプラノの歌声の綺麗さ…
「音楽の源泉/グレゴリオ聖歌隊」/サンピエール・ド・ソレーム 修道院聖歌隊/指揮 ドン・ジョセフ・ガシャール

VITAVOXから出たこの鐘の音は、本当に教会の鐘の音、今その場所にいる臨場感。

世界的名機の魅惑の音色を体験することができました。素晴らしいです!!
音楽によりアンプとスピーカーと交換しているそうですが、体と耳で感じる音により使い分けをしているとのことでした。

VITAVOXは朗々と…
TANNOYはくっきりと…

ご主人が亡くなった今では、球やコードの交換は困難になってしまった、
またそれらを交換することで表現される音にも変化があるとのことなので、
そっと、長く使っていけるようにしているとのことでした。

ご主人様の大切な思い出とお客様のことを思い、それらを守っている奥様の優しさと凛としたお姿に心をうたれました。

静かにそっと入れてくださったコーヒーのお味はこの上なく美味しかったです。
しかし、この音や奥様の優しい雰囲気は私の未熟な表現力では表せません。
皆様も是非アナログな音色を体験してみてください。
http://ameblo.jp/musashino-kanko/entry-10690930009.html


61 :名無しの笛の踊り:02/05/02 18:20 ID:sEvVVnZI

吉祥寺バロック最高!!!

65 :名無しの笛の踊り:02/05/05 19:26 ID:.CvRdTj6

吉祥寺バロックの良さ

アナログ盤
手製の真空管アンプ
楽曲に合わせて、アンプを切り替え

たしかに新作を聴くことは出来ないが、
アナログ&真空管の温かみを味わってください


20 :名無しの笛の踊り:02/04/12 18:30 ID:n62FvQsk

吉祥寺のバロックは一度いったが、博物館みたいな店だね。
LPのみでCD置いてないから、1970年〜1980年くらいで演奏史が止まっちゃってる。クラヲタの店というよりは、オーディオヲタク、アナログヲタクの店だ。

少数派の中の更に少数派を相手にしてるわけだから、きびしいだろうな。
続いているのが不思議、とゆーか、奇跡的。


21 :名無しの笛の踊り:02/04/12 22:48 ID:ifbaVguQ
>>20
確かに「博物館」の評は否めない。 あそこは10年以上前にマスターが亡くなって、奥様が引き継いで、今日に至っているのです。
亡くなったマスターがCDに批判的で、初期のCDの音に対する評価が固まったままなんですね。 でもね、あそこでいろいろ聴いていると、CD時代になってから、演奏は進歩しているんだろうか、とつくづく考えさせられるよ。
それほどまでに、昔の演奏・録音は素晴らしい。

24 :名無しの笛の踊り:02/04/13 23:38 ID:oBkG8qVo

べつにCDは認めないという了見があってもいいんじゃないの?
逆にそういう了見が気に入らないなきゃ行かなければいいんだし
趣味の世界なんだから人に迷惑掛けない範囲で好き勝手やりゃいいんだよ

28 :名無しの笛の踊り:02/04/14 01:24 ID:???

バロックは社会奉仕みたいな信念でやってるんだわ。
趣味というか宗教にちかいかもね。
http://mimizun.com/log/2ch/classical/1018075481/

温かみの感じられるサービス '11/03 訪問

<音楽の聴ける喫茶店>
吉祥寺といえばかつてはJAZZ喫茶が盛んだった場所。
今回取り上げるバロックには並んで<Meg>という、これまた有名なJAZZ喫茶があり、もう何十年もここへ通っていた。オーディオが売り物だったが、ロクな音で鳴っていたことはなく、いつも帰りには入店したことを後悔していた。

ある時、入店前から以前の記憶が蘇り、ふらっとバロックの扉を開けたのは、割と最近の事。席に座ってびっくりした。

<ここいい音ですね>

わざわざ吉祥寺まで出向いて、うんざりしていた自分は何だったのか?

<会話はできません>は入り口に告知があり、当然かも。
おいしいミルクテイーと、極め細やかなサービスで、いつも暖かな気持ちで家路につけます。800円のドリンクは決して高いと感じさせません。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13050946/dtlrvwlst/

199 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/08(火) 23:26:05 ID:AIYWn/8d

用事で吉祥寺行ったついでに名物のジャズ喫茶「メグ」に行ったら雑居ビルの隣りの店が「バロック」なのでワロタわwww

197 :名無しの笛の踊り:2009/09/08(火) 21:32:48 ID:EO6vPwWu

バロック行ったけどねぇ・・・
曲と演奏者がLP時代で止まってるし、LPのコンディションも酷いよ。
どうせ行くなら、ミニヨンのほうが、ずっと雰囲気は良いよ。


750 :名無しの笛の踊り:2010/12/26(日) 21:25:41 ID:ilE5byCk

バロックは感じも良く、SPも良いので良い名曲喫茶と思っていますが、
私にとっては少し音量が大きいと感じておりました。
現在はどうでしょうか?


751 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/26(日) 23:07:21 ID:P9Q2E+fA

あの煩さは難聴の年寄り相手だから仕方がない

752 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/12/27(月) 01:17:52 ID:FR2MgLFD

中村数一店主が存命健在の頃は今よりも凄かった。
年末のフルヴェンの第9は、年に一度の耳の大掃除と呼ばれていたものじゃ。


202 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/09(水) 17:01:12 ID:QZD+NYT2

バロックはママがすごくいい人。

開業した御主人は亡くなってしまったから、再生装置もレコードも更新されていない。 そのまんま。 更新したくてもできないし、勝手にしたくもないというお気持。

だから、時間が止まったみたいになってしまった。
不思議な店なんだよ。

206 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/09/11(金) 22:51:06 ID:44MY/LpH >>202

> バロックはママがすごくいい人。

でもあの頑固さが常連以外の客を遠ざける原因なんだけどね。 
要するに、女王様と取り巻きだけの快感で成り立っている店だよ。


226 :名無しの笛の踊り:2009/10/03(土) 09:31:51 ID:bPx60gNa >>202
>>206
10年ちかく前、月に2−3回で1年近く行ってたわ。
それから5年くらいして行ったら、ママさん俺の事を覚えてくれていた。
その間で10`近く太ったのに、よく判ったなと思った。
ちょっと感激したね。

561 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/12(土) 23:41:29 ID:lTplX5FK

バロックのママさんって?70ぐらいのあの人のこと?

562 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/13(日) 02:01:31 ID:44LDZUs0

そう。 あのババアです。

2010/06/17(木) 09:04:54 ID:pwcLJcCv

バチ当たりなカキコやねれ、カス野郎どもが!!
新幹線で通ってはる樂興はんお薦めの姐さんもおるやんけ。

568 :名無しの笛の踊り[age]:2010/06/19(土) 08:26:56 ID:7CGqqxqi

聞き苦しい発言を繰り返す皆さん!
バロックのオーナが店の維持にどれだけご苦労されているか考えたことが
ありますか?
少しは感謝の念を持つべきです。


569 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/19(土) 10:58:32 ID:X9v7/+Ol

辞めたきゃ辞めればいいだけじゃん。
単なる自営業のババアだろ。誰も止めないよ。


570 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/19(土) 16:12:00 ID:om1poo2e

御主人(故人)がやってらした頃から知っているが、機器の更新ができなくなってしまったのが痛いな。 御主人はクラシック・ファンと言う以上に、オーディオの専門家だった。 東芝から脱サラしたような話を聞いた事がある。

映画館のPAをいくつも手掛けられたとか。
ヴァイタヴォックスに魅せられたのも、ずば抜けた能率の良さから。
電気食い虫みたいな低能率のスピーカーは、どんなに良い音がしたとしても軽蔑していらっしゃった。


571 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/20(日) 01:43:14 ID:6SrrdJWa
>>570
ご主人がいられた頃の音をぜひ聞きたかった・・
しなやかなLPの音を聴きたくて今年3月訪問したのですが。

574 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/26(土) 22:08:40 ID:kJiydDll
>>571
LP盤でしか聴けない秀逸な録音は認めるが、竹針で引っかいたような音は聴くに耐えない。

576 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/29(火) 15:19:17 ID:k60yAC7u

ババアと取り巻きには、最高の音に聞こえるらしい。

590 :名無しの笛の踊り:2010/07/04(日) 14:53:20 ID:xo9MiroT
>>576
>ババアと取り巻きには、最高の音に聞こえるらしい。

「バロック」体験のなかでも重要だと今でも評価していること一つが、
SP盤の針音の向こうの音楽が「美しい」と感じられたことだよ。

「音じゃない、音楽の精神を聴け」というのが親父さんの口癖だった。

LPの音の更新は止まってしまっているのだろうが、逆に録音音楽史の中でも最高級にドイツ音楽が表現意欲を持った時代の音楽が、収集されてそのまま維持されている事が重要なんだよ。

543 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/04(金) 21:23:18 ID:wMWJex3C

バロックって、本当にママさんとその取り巻きの女王蟻みたいな店なの?
このスレ読む限りはそんなイメージが漠然と伝わるけど…
具体的にどんな感じなん?

近いうち吉祥寺に行くから、ついでに行ってこようと思うんだが。
音楽より、客やママさんを観察しようかと。

544 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/06/04(金) 22:45:13 ID:vPqYEOOq
>>543
音楽より、客やママさんを観察しようかと。

大正解

545 :名無しの笛の踊り:2010/06/05(土) 01:48:36 ID:MgiI5mJg

ママさんいない時間も多いよ
ママさんにどうしても会いたかったらTELでアポ取った方がいい
たぶんすごく親切にしてくれる

416 :楽興の時[age]:2010/03/11(木) 15:41:21 ID:+pelnDej

吉祥寺の名曲喫茶バロックでLPを楽しみました。
いやいや素晴らしい音ですねビックリ仰天です。
フルトヴェングラの再生では東西最上でしょう。
ヴァイタヴォックスCN191、チューブ式プリ/メイン(直熱三極管PW)
ガラード、SPUで何れも最高のコンディションで鳴るのですから当然と云
えば当然です。

しかしこの音、この水準を維持する技術は大変なものです。素人では決して
出来ません。どなたがなさっているのでしょうねぇ?

LPコレクタで有名な江夏さんとこの音と比しても勝るも決して劣ってはい
ません。なんせ奏者の気迫がストレートに伝わってくるんですから。
これはヴァイタボックスの中音域の密度が異常に濃いためで優れたアンプの
成せる技です。(江夏さーん、勉強になりますよーっ!!)

そうそうウェイトレスさんは若き上品な美しいお嬢さんです。
こんな喫茶店が未だ存在することが奇跡に思われてなりません。

417 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/12(金) 02:28:28 ID:AqGP65D/
>>416
ガラードとかSPUとかよくわかるね。
訊ねてみたの?

418 :楽興の時[age]:2010/03/12(金) 13:43:39 ID:VnWXSTWv
>>417 
いえいえAMP室はガラス張りで見れば誰にでも判りますヨ。
ちなみにSPはヴァイタヴォックスとタンノイ(レクタンヨーク)の2系統、ターンテーブルはガラード/SPUとテクニクス/エンパイアの二組、主としてLPのプレス時期や状態で使い分け、同様に5系統の真空管AMPもそれぞれの特徴を旨く使い分けてされています。

実は私、その昔これらを設計製作されたご主人(故人)に音楽再生の妙を手を取り足を取り教えて頂きました。例えば回路よりもコンストラクション、ワイアリングの重要性を教わったものです。

そんなことよりも本物の音楽は1920年代後半から30年代前半のシェラック盤にこそ残っていること。因みにブッシュSQ、エレナゲルハルトの歌曲に心底仰天したものです。
いやいや話が横道に反れました。
若き美しいお嬢さんが淹れてくれる名曲喫茶バロックのコーヒー、お奨めです。


419 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/03/12(金) 19:22:42 ID:dQL46EhM

コンストラクションと回路の違いがわからん

424 :楽興の時[age]:2010/03/13(土) 11:23:10 ID:4RxzJsBz
>>419 
回路とは当然アンプのそれを云います。中村氏はウェスタン系がお好みでした。水準を越えた回路であれば音決めの決定的要因の一つがアンプのコンストラクションです。即ちマテリアル選択も重要ですがシャーシ上の配置、取付手段で音がコロコロ変わります。回路図変更以上に例えばシャーシ内の配線引き回しで鳴ってくる音楽そのものが変わってしまいます。これをバロックのご主人様から教わりました。

名曲喫茶バロックのアンプ室で美しいお嬢さんが操作するアンプ群を外から眺めるだけでもその一端が窺えると思います。 どうぞバロックに足を運んで下さい。

433 :名無しの笛の踊り:2010/03/24(水) 10:46:37 ID:6NRg13vO
>>424
やいやい、ええかげんな情報カキコするんじゃねぇ、馬鹿野郎!!
若き美しいお嬢さんやと?
何処におるんじゃい、おるんは化粧キツメのおばんやんけ!!
しかし成る程、音はホンマにええで、たいしたもんや、

434 :楽興の時:2010/03/27(土) 11:11:29 ID:TsiE9Xrm
>>433
おやおや情報不足であったこと深くお詫びします。名曲喫茶バロックは複数人のスタッフで営業されて居ります。 オーナはじめスタッフの皆さん音楽好きでとてもクラシックに精通して居ます。

私が推した若き美しいお嬢さんは大学院で法律を学んでいる凛とした雰囲気を持ちしかも暖かいお人柄です。日曜日にカウンタに居られることが多く、私など大ファンは新幹線を使って通っている有様です。 美しいお嬢さんが淹れるコーヒを味わいつつのベートーヴェンの後期弦楽四重奏、特にお奨めしたいです。 どうぞ皆さん名曲喫茶バロックに足を運んで下さい。


628 :音楽ファン[age]:2010/08/13(金) 10:13:48 ID:0QXORWXQ

先の書き込みで気になっていた吉祥寺名曲喫茶バロックへ行ってきました。
成る程、成る程です。

驚きました、GRの復刻盤であるにも関わらず、今、目前で演奏している正に迫真サウンドです。 ハイエンドステレオが逆立ちしても出せない音楽性豊かな鳴りっぷりに英国製、真空管、オルトフォンの良さを再認識しました。

そうそう、何方か仰っていた美しいお嬢さん、素敵でした。
近在の方が羨ましいです。


962 :名無しの笛の踊り:2011/06/08(水) 10:02:45.36 ID:39dd+fg6

何だか最近吉祥寺名曲喫茶バロックの雰囲気が変わった。
日曜日にそれを感じる。どうしてなんだ??


963 :名無しの笛の踊り:2011/06/09(木) 17:42:01.24 ID:H4YXwEFj
>>962
お教えしましょう。それはこのスレの前のほうで樂興の時さん達が絶賛していた若く美しいお嬢さんが消えてしまったからなんですよ!!


964 :名無しの笛の踊り:2011/06/10(金) 17:43:00.53 ID:r+O8wFLP
>>963
えええ、大ショック!!どうして、どうして??
あの笑顔が楽しみだったのに!!
新幹線さんもさぞやガックリでしょうに・・・・


965 :名無しの笛の踊り:2011/06/11(土) 10:30:10.32 ID:A5PW8rO2

うーむ、消えたものは仕方ない。確かにショックではある。
それにしても美しい女性とオーナ婦人はそれぞれ鳴る音が違ったよなぁ、

美しいお嬢さんはオケものを上手く鳴らした。
ヴァイタ、ガラード、SPUでクレンペラ、ベト序曲集なんぞホールの鳴りそのもので仰天したものだ。

オーナ老婦人はタンノイ(多分ゴールド)でチェンバロが凄かった。
カークパトリック弾くバッハは情感が溢れ出ていた。

レコード再生でこれだけ音楽が楽しめるんだからバロックは偉大だ。
私も自分のオーディオに金をかけてみようと思う。


966 :名無しの笛の踊り:2011/06/11(土) 12:38:05.74 ID:L4VzvPXj
>>965
おいおまい、止めときや

バロックのあの音は金を掛ければ出るもんやない、故マスタの渾身の作である
アンプ群が醸す音なんや

姉ちゃんが居ようが居まいが関係おまへん
せっせとバロックへ通って音楽を聴くこっちゃ


902 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/05/04(水) 08:56:09.50 ID:JpruDs0+

先日ヴィオロンとバロックに行ってきました。
一杯目のコーヒー代が倍以上違いますがどちらも良いですね。
目的と気分とお財布の中身に合わせて楽しむことが可能。

他もほとんど行きましたが中央線沿線ではこの二店が気に入りました。
お店が何を提供したいのかが明確なことが重要ですね。

京都の某店にも行きましたがあそこは使い道が自分にはあまり考えられないお店でした。音響という点であれだけの環境を生かしきれていないのは残念です。そういう狙いなのかもしれませんが。


287 :名無しの笛の踊り:2009/11/26(木) 00:29:24 ID:PdSYFSB5

京都の柳月堂はそれなりに評価してるけれど、
東京の吉祥寺「バロック」こそが名曲喫茶の最後の砦だと思う


289 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/11/27(金) 17:06:50 ID:TkqTztQk >>287

> 東京の吉祥寺「バロック」こそが名曲喫茶の最後の砦だと思う。

あのババアと勘違い常連さえいなければね。
http://unkar.org/r/classical/1241706537


254 :名無しの笛の踊り[sage]:2011/11/29(火) 13:49:50.01 ID:wi0kerE6

今のバロックはバイトが接客してるから、
奥さんは出てこない日が多いし、信者?みたいな人も、もうほとんど居ないぞ。
http://unkar.org/r/classical/1308308570/

喫茶バロックは全国的に有名なクラシック音楽を聴かせる私語禁止の老舗の喫茶店ですが此処で使用されているスピーカーは私も愛用しているヴァイタボックスになります。ここのヴァイタボックスは191コーナーホーンになり同じヴァイタボックスの愛用者としての親近感もありどんな音で鳴っているのか私自身非常に興味がありました。

問題の音であるがあくまで私の主観ですが残念ながら本来のヴァイタボックスとは程遠い音になっていたのが残念だが音は別として店内の雰囲気感は音楽喫茶の老舗を感じる貴重なお店でこれからも長く続けてほしいものである。
http://www.kit-ya.jp/etc/club/audio/y-020.html


武蔵野市吉祥寺のバロックはジャズ喫茶メグの隣にあります。

奥に見えるのがVITAVOX CN191コーナーホーンSPです。個人的には昔日の憧れのSPでした。今聴いてみると高能率で音離れはいいが、歪っぽく感じます。

駆動系もネットワークも問題ありの感じがします。こちらもSPケーブルは長いです。ソースはLPオンリーの様子です。やっぱりレトロを売りにした音で、私がこのSPを所有したら全く違う鳴らし方をすると思います。SPの潜在能力はありそうです。
http://audio.nomaki.jp/meikyoku2/


[しびれますね、、]


今週の平日の夜 3軒に伺いました。

【阿佐ヶ谷 ヴィオロン】26日までオーディオ調整の為 あいにくお休み。 しかしお店を覗き込むと オーディオを分解しお手入れされている方の後ろ姿を拝見しました。 あーこういう方の愛情と努力で 今は貴重なレコードが聴けるのだと拝みたくなりましたよ。入店出来なかったけど貴重な体験でした。 絶対次伺いたいと思いました。


【渋谷 ライオン】 渋谷の街が苦手で苦手で、、しかしやはりここは行かなきゃでしょう、、、と勇気を持って伺いました。 中を拝見しこれだけのものを維持してきた先輩方には敬意を表したくなりましたしし、渋谷の街にまだ情緒があった素敵な時代は 全く違っただろうなあ、と想像しましたが、、、、、、
私の肌にはこのお店は合いませんでした。 (これで渋谷にこなくて良いと思うと内心ほっとしました)


【吉祥寺 バロック】 中に入るとレコードがかかっていて、、、、、、
あー私の求めていた世界。。。この音質。。。涙が出そうでした。
レコードの状態や音響との相性があるのでしょうから、必ずしも自分の好きな曲よりリクエストでかかっている曲に感動したりもしました。

CDが出たことでこの世はどれだけ素晴らしいものを損失してしまったかと思います。CDが2次元か3次元だとすると、レコードはものによっては4次元5次元の世界にいざなってくれるように思います。 
08/27 13:18 By:あじさい URL

渋谷のライオンは肌に合わなかったですか…。好みがありますからね。たしか、ここはレコードだけでなく、CDもかなり多いと聞きました。時代の流れですね。

吉祥寺のバロックは分かります。100%レコードです。他のお客さんのリクエストの方がハマるのはよくあります!分かります!

私は数えるほどしか行ってませんが、荻窪のミニヨンもレコードにこだわってると聞きました。ときおり店内コンサートなども行ってます。参考までに☆
08/28 11:08 By:エムケイ URL
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吉祥寺バロックで味わった音色が忘れられず、昔のおんぼろCDプレーヤーしかなかったのにレコードプレーヤーやアンプ、スピーカーを買っちゃいました。しかし狭い部屋ですし、安価なものなのでとてもバロックとは大違い。でも一番に買った中古レコードは吉祥寺バロックで聴いたものです。 
また素晴らしい曲との出会いを求めて吉祥寺バロックへ行きたいです!!

温かい包むような音色とコーヒー、そしてそれを提供してくださるお店の方、、、これらはチェーン店では決して醸し出すことの出来ない貴重な空間、文化、街を形作る情緒の貴重な一部だなあと、消えゆく今だからこそ痛感しております。
01/05 23:02 By:あじさい URL


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バロックは私のこれまで行った名曲喫茶の中でも音に関しては格段です。
ライオンの方が有名ですが、音に関してはバロックの方が上かも。

今更ですが、ミニヨンもかなり音は良いです。コーヒー代もバロックより安いので、もし機会があればこちらも寄られてはいかがでしょうか?
01/06 22:03 By:エムケイ URL

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昨年秋 高円寺ネルケンに行きました。マダムの素敵なこと、、、

今の日本では貴重な方ですね。たまたま私が一人だったので、結構お話しさせていただいたり、私に合うとマダムが選らんで下さった音楽に浸り 大変幸せなひとときでした。 

私は家でレコード聴けますが、やっぱりバロックとは全然違いますよ〜〜〜
エムケイさんがご紹介下さったような名曲喫茶、、どうかどうか日本に残ってほしいですね。。。。

そして一人でも多くの人に行ってお店の中で感じる 心温まる皮膚感を体験していただきたいです。 本当に!
01/06 22:47 By:あじさい URL
http://wakimichi2sorete.blog90.fc2.com/?m&no=102&m2=res


    |〃、 ii  川 ヾ  レ'/::::::::::〃爪::::::川::::::::||:::ヽ::::i::::::::::::i!\ \::::::::::
 ノ  ,/  |! i||  iiハ  | //::i:::::::::||:::| |i:|:::||!i::::::::::|i::::ヽ:::::|!:::::::::||:::\ \::::::
 / /ノi  | i!  |i川  | i::|:::|:::i::::::i!::| |ili:|:::||ヾヽ::::|i!:::::ヽ:::|!:::::::::||:::::\:::\:::
 //ノ i!│!| |!i |川ii  |i::!:::|:::|::::::|:::| i !ト!::| !ヾ゙i:::::|i!::::::ヽ:|!:::::::::|!::::::::\::::\
 //i! | | |_,,i,,L|ト!ilハ ||:|::::|:::|l::::||:i:| i ゙!゙ト、,i_ 'i,::!::|ii:::::::::i,:|i::::::::|!::::::::::::ヽ:::::
  /il i!| ‐''|´! | ハ!| | |i!::i:::|:::||::::|::::| !ヾ!:i`''‐i,,::::||!::::::::::||::::::::|::::::::::::::::ヽ::::
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/i/|ii!//|!/!i/´i/   .|i |/ノi\i!゙、:iヽ|:::|  ヽ 'i  ! ヾi |'!ヽ::::||::::::/:::::::::::::::::::::ヽ
i i 川i!ハ/" _!   | │川 ヾ:ii ゙'∨     |    ゙ヾiヽヽ;||:::::i':::::::::::::::::::::::::
ノ ノ/リ,,,,,,二三テ=''" ヽノル |ノノヽヾ ノ  、,,,ノ,、     iヽ:::||:::::i'::::::::::::::::::::::::::::
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 iiミ! ハ             i °  ゙、       //::::://::::/::::::/:::::/::::i::::ii::
 i!ヾ!i ゙、!         , '     |゙ヽ......,.,.,.,,,///://::://::::/::::://::::i::::リ::
 !ヽヾi  i゙、  ___,,,/      レWノ'レi/、//::/:://:/:::/::/:::ハ:i |::
、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、           "  ∨ノ / i/::///:/ .|:i i:::
! | i ヾ、゙、 ヽ、!i i|ヾ ゙、゙、゙、              /i  ,ニニ--..,,/ |! !ノ::
ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ              ,,!r''~      `~゙'''''ヽ、


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7. 名曲喫茶 柳月堂 (リュウゲツドウ)

京都府京都市左京区田中下柳町5-1 柳月堂ビル 2F
075-781-5162
営業時間 10:00〜21:00(L.O.20:30)  日曜営業
http://www.google.co.jp/search?q=%E6%9F%B3%E6%9C%88%E5%A0%82&hl=ja&prmd=imvns&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=zxCvT-jCGqqimQWXsPmbCQ&ved=0CJ4BELAE&biw=1050&bih=872
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260302/26000301/

京都出町柳駅の向い側にあるパン屋さん「柳月堂」

パンがとっても美味しいです♪

その2階に喫茶店があるんですが、一風変わっている。

まず階段を登って店に入るとレトロな(大正時代っぽい?)お姉さんがお迎えしてくれる。 とっても静かな声で「いらっしゃいませ〜」って。


で、談話できる方の喫茶室か、音楽を聞くだけの喫茶室かどちらに行くか聞かれます。

談話用喫茶室はこれまたレトロなバーって感じの雰囲気。

音楽喫茶の方は20畳くらいの広さの部屋に皮のソファーがいくつも置いてあって部屋の奥にある舞台の方を向いている。

舞台にはグランドピアノが置いてあって、その両脇には大きな木製のスピーカー
そこからはクラシックが流れてくるんですよ。

もちレコードです。レコードの上を針が走る音がいい感じです。

中では音を立ててはいけないので、コーヒーカップ置くのにもちょっと緊張w
本来は上着も脱ぐときは部屋入る前に脱ぐらしい。

下のパン屋さんで買って来たパンを食べるときは部屋に入る前においてある白いお皿に自分で移してから入ること。 パンを包んだビニールや紙袋の音を立ててはいけないから。

けっこう年配の方が多いけれど、勉強している学生もいました。

中は禁煙なので外へタバコを吸いにいってもいいし、 途中でご飯食べにいってもいい。何時間でもいていいし出入り自由。なのに料金後払いっていうのは、人を信頼しないとできない商売ですよね。

中は残念ながら携帯で写真撮る音もダメそうなので撮影できませんでしたが
ほんとゆったりした雰囲気でリラックスできました。忙しく分刻みに動いている今の時代。 そんな中で時の流れがちょっと違う異空間って感じでした。

出町柳にきたら、是非一度パンを食べつつ名曲聴いてみてはいかがでしょ?
http://myu-myu-2.blog.so-net.ne.jp/2011-03-22


誰も話してはならぬ

 前回、折田先生像のことを書いたが (結局今年は 「地デジカ」 だった)、ゲリラ的で猥雑でさえある遊び心が京大文化なら、静寂もまた京都にふさわしい。
 15年ほど前、私がまだ学生だった頃、京大映画部OBの大先輩と出町柳駅で待ち合わせた。京都の地理に詳しくない方のために説明すると、出町柳駅とは京阪電車の終着駅で、賀茂川と高野川の合流地点にある。京大の最寄り駅でもある。テレビ局の要職をつとめ、退職なさって子会社かなにかの取締役におさまった大先輩は、「ここでいいですか?」 とパン屋柳月堂の2階にある 「名曲喫茶 柳月堂」 に連れていってくれた。しばらく、手前の談話室で話した後、「ちょっと奥に行きますか?」 と二人で “奥の部屋” に入った。

 先輩は、
「僕ら学生時代は今みたいに家にいいスピーカーがなくてね、ここで音楽を聞いていたんですよ。今なら珍しくもなんともないと思いますがね」
とおっしゃったが、珍しいも何も、そこは他ではあり得ない喫茶店だった。

 奥の部屋に入ると、舞台のようなスペースに年代物のグランドピアノがあり、その両脇に置かれた大きな骨董品級のスピーカーからは味わい深い――確かそのときはパデレフスキの古いショパンの演奏が、時折ブチッ、ブチッとレコードのノイズをたてながら流れていた。棚には数千に及ぶレコードのコレクションがあり、薄暗い照明が歴史の染み付いた壁に陰影を作っていた。

 それだけならば、いまはほとんど見かけなくなった古き良き名曲喫茶であるが、柳月堂の最大の特徴は、「部屋のなかで喋ってはいけない」 というものすごいルールである。喋りたい人は、手前の小さな談話室で喋る。メインの部屋では、じっと音楽を聞くか、瞑想にふけるか、静かに本を読むしかないのだ。

静寂という実り

ソファと椅子はスピーカーに向かって配置され、中央のソファは音楽を聴くだけの人専用。右の椅子とテーブルでは本を読んだり原稿を書いたりできる。写真右に著者お気に入りの席も見える

 「音をたててはいけない」 という柳月堂のルールは徹底している。冬ならば、コートは部屋の外で脱いでおく。脱衣する音が音楽の邪魔をするからである。1階のパン屋で買ったパンは2階の喫茶で食べていいのだが、その際も包装紙などは部屋に入る前に開けておく。読書をするなら事前に鞄から本を出しておく。読書をしたい人は脇や後ろの席で、物書きは右の壁際のテーブルとランプのついた席で。真ん中のソファの特等席は、なにもせずに音楽を聞くだけの人のための特等席だ。

 古風な制服に身を包んだウェイトレスの皆さんは、雑誌 『Olive』 などでご活躍なさった元モデルの徳田妃美さんをはじめ、幻想文学のページから立ち現れたかのような文学少女のたたずまいで、音もなくコーヒーを持ってきてくれる。

 この徹底したルールのおかげで、完全な静寂が得られる。それだけではない。そこに、古いスピーカーからクラシック音楽が柔らかく響き、単なる静寂ではない、心の静寂を生み出してくれるのだ。「ものごとはゴーストを残す」 とは画家のフランシス・ベイコンの名言だが、静寂、音楽、そして色白の文学少女・・・ 柳月堂はこれらのゴーストだけで成り立っているような空間だ。

 それにしても、この 「心の静寂」 こそ、現代社会、とりわけ都会ではめったに体験できないものではないだろうか。現代人は、喫茶店で 「打ち合わせ」 をして、「次の企画」 を話し合って、人と会って 「人脈を広げ」 る。次の予定は何時、その次は何時・・・ 飛ぶように過ぎ去っていく時間のなか、大してなにも生むことのない営みに忙殺されることを仕事と思っているようだ。

 しかし、ここ柳月堂の静寂のなかでは、本当に実りのある時間が少しずつ積み重なっていく。じっくりと本を読み、疲れたら好きな曲をリクエストしよう。ここにしかない古い珍しいレコードでかつての名演に思いを馳せるのも良い。実のところ、私の原稿のほとんどは柳月堂のこの奥の部屋の、右の列の一番前のテーブルで生まれている。古き良き京都の大学文化の力をいただいて。


文化の交差点にて
 「古き良き京都の大学文化」 と書いたが、柳月堂は戦後間もない1954年に、台湾出身で京大理学部を卒業した陳芳福さんが開いた。クラシック好きの陳さんの趣味のお店は、京大や同志社、(当時は近くにあった) 立命館の学生に愛されたが、赤字続きで1981年に閉店する。だが、ファンの声に押される形で息子さんの陳壮一氏が引き継いで2年後に再オープンした。

 京都の学生文化を代表する店のルーツは台湾にあった・・・ しかし、考えてみれば、祇園祭の山鉾を彩る工芸品は海外から伝来したものも多いし、京を代表する花街・先斗町の 「ぽんとちょう」 という地名の語源もポルトガル語だと言われている。今も、純・京風と思われているものを外国人が担っていることが少なくない。

 戦後間もない頃に台湾出身の方が開いた店が、京都にしかない静寂の空間を開く。閉鎖的とも言われる京都文化は、実のところ、時代を経て、国境を越えてきた多種多様な文化の交差点なのだ。

 柳月堂のコーヒー、1杯1,050円 ―― なるほど、コーヒーとしては高いかもしれない。だが、かように豊かな心の静寂を、この地以外のどこで買えようか。
http://www.business-plus.net/business/1203/328914.shtml


まず最初に、ここは何処かというお話です。何度か通って得た私なりの回答は「オーケストラのいないコンサートホール」。

全ての席はピアノとスピーカーとベートーベンのデスマスクが置かれている
舞台へと向いています。「オーケストラがいない」ながらもコンサートホール
だと思えば、様々な音に対する制約もごく当然ものと納得できる訳です。
席の移動はダメ、筆記用具の使用もダメ(雑記帳OKなようですが)
グラスやカップを置くときの音などの注意書きもあります。

でも、音楽会に行けば大体席は指定席。飲食はご法度、何なら咳やくしゃみだって
非難の的になるわけですから、そこはやっぱり様々な制約あれど、気軽にクラシックを楽しんで欲しいという思いは感じる事が出来るのです。

場所は出町柳駅前。ベーカリー柳月堂の二階です。コーヒー550円。味はごく普通です。スッキリと飲みやすい味わい。
チャージ料が500円かかりますがレシートを持って行けば次は無料です。ただし、チャージ料が無料になるレシートはチャージ料を支払った時にしかもらえません。つまり・・・
1回目チャージ料を払う ⇒ レシートをもらう ⇒ 二回目チャージ料なし ⇒ チャージ料が無料になるレシートは出ない。
⇒ 三回目チャージ料を払う⇒レシートをもらう⇒四回目チャージ料なし・・・のループです。

簡単なトーストやケーキ類、アルコール、コーヒーなどがお店にあるメニューです。一階のベーカリー柳月堂さんで買ったパンのみ持ち込めます。リスニングルームに持ち込む際は手前のスペースで全てお皿にパンを移す必要があります。ビニール袋や、銀紙のカサカサという
音を避けるためです。お手拭もありますが、やはり袋から出して持ち込みます。

お喋りもしたいのよ、という方は手前に談話室のようなスペースがあります。
そちらは写真もOKとの事でした。リスニングルーム入ってすぐの所にリクエスト者席があります。リクエストはそちらで選んで記入。ただし選曲にも柔らかいルールがありまして。

一番難しいのは「同じような曲は続けないで」という所でしょうか。曲を知らないとこれはなかなかに難しい。とはいえ、怒られる訳ではないので気軽に聞きたい曲を書いていいかと思います。

生まれてすぐ、いや、胎児の時からクラシックが傍にありました。聴かせるのではなく奏でて聞かせてくれました。嘘でもかっこつけてる訳でもなくクラシックは私にとって一番身近な音楽です。

チケットを買えば1万円だって珍しくない演奏会。最高の環境で音質で聞かせてくれるこちらのお店の存在は、私にはもの凄く有難くて貴重です。興味はあるけど難しそう&高そう、と思われる方は是非一度こちらで。
そして、「本物も聴きたいぞー」と思われたら、ご一緒しましょう☆
http://r.tabelog.com/kyoto/A2603/A260302/26000301/dtlrvwlst/3320211/

陳壮一さん

 ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番第1楽章が流れ始めた。「私語厳禁」と書かれた部屋に約40席のいすが並ぶ。部屋の中央には大型スピーカーやアンプがでんと置いてある。学生、教授、旅行者たちが、手紙や書類を書きながら、本を読みながら、あるいは何もせず、無言でレコードの音色に耳を傾けている。2代目のオーナー陳さんは目を閉じながら、一番後ろの席に座っていた。

 店内はアンティーク家具が並び、柔らかい光の照明がともされている。時間に練られた重厚な雰囲気が詰まっていて、雑居ビルの2階にあるとは思えない。レコードを純粋に楽しむ名曲喫茶。台湾出身でクラシック好きの父・芳福さん(78)が1954年、出町柳駅前に開いた。名前は、店の前に柳が植えられていたことから付けられた。


 場所柄、京都大、同志社大、立命館大などの学生や、大学教授らの利用が多い。開店当初はコーヒー1杯250円。いくらでも粘ることができた。常連客が多く、互いに顔みしりで、電話の取次ぎも店員が快くしてくれた。

「70年代のころ、柳月堂に来て下さる学生さんで、4年で卒業できたら、奇跡だと言われてました。退学したり、8年まで通ったり、そんな人が多かった。80年代半ばでようやく4年で卒業した人が出たんと違うかなぁ」。
青春のいろんな思いを抱える人たちが訪れた。コースターの裏に、マッチの燃えかすで、プロポーズの言葉を書き入れ、結婚したカップルもあった。

  京都市内にはかつて名曲喫茶が50軒近くあった。ジャンルは、シャンソン、中南米、ブルースなど幅広かった。だが、いずれも経営が難しくなったり、し好の変化で、店は減っていった。柳月堂も赤字続きで、1981年にいったん閉鎖した。店を手放すことも考えたが、

「母が続けたい、と言ったんです。ステレオいじりはもともと好きだし、自分のしたいことができない訳ではないから、父から店を引き継ぎました」。

 陳さんは自分自身を「番人」と言う。

「肩から力が抜けた状態というか、一人になる時間て、必要でしょ。でも一人やったら寂しい。同じ感覚の人がいるだけで違う。そういう気持ちで来られたお客さんが一人でもいはったら、鬼になってでも私が守らないとと思います。店ってお客さんが作ってくれはるもの。店を守るためには、いいお客さんを求めなくてはならないんですよね」。

今はコーヒー一杯1000円する。高額だが、それも店を守るため。回数を楽しみたい人には、格安のチケットや、レシートを金券がわりにするなどしている。音楽を楽しむ次世代を育てるために、妊婦さんは半額にするなどの取り組みも。人が本当に落ち着けるオアシスを思い描きながら、試行錯誤を重ねている。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/machinoibushi/machino05.html

538 :王将[sage]:2010/05/24(月) 18:19:18 ID:uQUBIO6k

今や絶滅寸前の名曲喫茶で旧いスタイルを残しているのは京都・柳月堂だけだろう。 服の脱着,ページめくり,何から何まで客に注文をつける。

コンサートホールのようなたたずまい。

LP中心の音楽。

何よりも粒ぞろいの知的美女を揃えたウエイトレス。

世界遺産に登録するのは倒産寸前の今だ。
http://unkar.org/r/classical/1241706537#l203


29 :名無しの笛の踊り:02/11/02 10:00 ID:???

リリークラウスのモーツァルトの協奏曲とか、かかってたな。
リクエスト魔が一人いて、自分の聴きたい曲かけてもらおうと思ったら2〜3時間は待たなきゃいけないって感じだった。
マーラーは長いので、朝いちばんのリクエストじゃないとかけてもらえません。

でも、居心地はいいよ。 椅子とか机も凝った物で、ちょっとアンティーク調だがすわり心地もいい。 ゆっくりマターリして、千円分楽しむつもりで行くなら、おすすめです。

あ、音質も良かった。


52 :名無しの笛の踊り:02/11/04 18:16 ID:vK3MJsW2

部屋のオーディオで聞くよりぜんぜんいい音してるね。
それがいい。


53 :名無しの笛の踊り:02/11/04 18:26 ID:???

ぶっちゃけ、渋谷のライオンよりは10倍良い音で聴ける。


32 :名無しの笛の踊り:02/11/02 10:23 ID:wG16FH4E

なつかしいね。15年前くらい良く通ってた。 ここで音楽聴いて時間つぶして、面子が揃うのを待って3Fの雀荘に行ってたよ。皆さんの報告通りオーディオも椅子も良くて居心地の良いとこだった。
http://mimizun.com/log/2ch/classical/1035791019/

京都市出町柳の柳月堂は私の知る限り一番音のいい名曲喫茶です。音だけでなく雰囲気も一番ゴージャスです。

SPは4ウェイのホーン・システムだが、ホーンやユニットはオンケン?ではないかと思います。しかしTWには結線していないため、ハイは伸びきらず、ナロウレンジです。が、これも音作りでしょう。SPの振動板はすべて位置が揃えてあり、ホンマもののリニアフェイズです。結構距離を取って聴くためこれで問題ないわけです。

ソースはLP主体だがCDの持ち込みも受け付けてくれます。スピーカーと駆動系の距離は30mくらいは楽にありそうです。中央に見えるのはグランドピアノです。
http://audio.nomaki.jp/meikyoku2/


最近は、京都でも名曲喫茶はめっきり減りました。柳月堂は、出町にあるクラシックのお店。店内は広く、交響曲を聴くとスケールの大きな音でなります。


パワーアンプ6台を使ったマルチです。

マランツ7でコントロール。

良い音です。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiroyoshi4119/52633256.html


2 :ジークフリート:2010/07/26(月) 22:16:44 HOST:wb56proxy09.ezweb.ne.jp

hiraraさん。ホーンスピーカーがお好きみたいですね。個人的には、ホーンスピーカーで聴く、トランペットやサックスをプッと吹いた時の初っ端の爆音とその後から来るホワッとした感じが大好きです。

それにしても、ホーンの部分も様々で、勝手ながら自分なりに分類してみますと、

@ウエスタン〜アルテック等従来からあるラッパそのもの?、
AJBL系のショートカットホーン+コースティックレンズ(音響レンズ)
B現代のコンスタントダイレクティビィティホーンの類

など色々ありますね。それからホーンドライバーも、精巧なコンプレッションドライバーあり、ただのドームスピーカーが入っているだけのものもあり、音触もそれぞれです。お好みのホーンを探されるのも一興かと存じます。

5 :前期高齢者:2010/07/27(火) 09:11:21 HOST:h219-110-201-168.catv02.itscom.jp
>>2
ホーンの音も仰るとおり千差万別ですね。
ホーンの音色が好きな方はアバンギャルドなんかいいかもしれませんね。
駆動するアンプが余程高級じゃないと真価を発揮できませんが。

6 :おじゃま虫:2010/07/27(火) 09:20:44 HOST:114-198-201-58.parkcity.ne.jp
ホーンタイプでしたらゴトーユニットも・・・

http://birzyy.at.webry.info/

吉祥寺です。

3 :フォルテ:2010/07/26(月) 22:51:28 HOST:baidcd020bd.bai.ne.jp

柳月堂という名曲喫茶を訪れたことがありますが、そこのホーンは凄いですよ。
入っていきなり15セルのどでかいホーンが目に飛び込んできて吃驚しました。
ホーンに関心がおありのようですから、近くにお住まいなら一度訪ねられたら良いと思います。

4 :ディラン:2010/07/27(火) 00:31:20 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

私、柳月堂には週2回位通ってます。実に大らかな音でクラシックをゆったり聴ける。オーディオを忘れる、ひたすら音楽を聴ける。
3WAYマルチ。機種を云々する愚に思い至る。

7 :フォルテ:2010/07/27(火) 17:47:58 HOST:baidcd020bd.bai.ne.jp
>>4
週に2回も通われる(或いは通える)というのは羨ましいですね。多分近くにお住まいだと思いますが、私の所からは最低1時間半はかかりますし、交通費がCDの新譜が1枚買える位かかりますので、何かのついででなければ行けないですね(-_-;)

8 :ディラン:2010/07/27(火) 21:09:51 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

フォルテさん、自転車で5−6分です。川端通りを上流に行った所に“むーら”と言うJAZZ喫茶が有ります。

ALTEC605Bを旨く鳴らしてます。
パワーマッキン240、プリ(WE球を使ったオーダー)、カートはステレオDL−103,
以前、プリはマランツ7だったんですが、WE球のオーダープリの方が良いと換えてしまわれました。私もそう感じました。

モノは確かバリレラをガラードとBL91で。
オリジナル盤も多く良い音です。唯ピンケーブルを銀線にしてから少々高域が?に為ったように思います。

柳月堂のついでに行かれては如何ですか、お薦めです。


11 :ジークフリート:2010/07/28(水) 22:14:45 HOST:wb56proxy05.ezweb.ne.jp
柳月堂の15セルホーンというのは、ディランさんが通われるくらいだから、やはりアルテックなのでしょうね?
アルテックのマルチセルラーホーンは、四角い口のホーンを職人が手作業でハンダ付けして、一つ一つ組み立てたものですから、今じゃ作れるところが無いんじゃないですかね〜。

ちなみにヴァイタボックス社も特注すればバスビンに15セル(標準仕様は10セル)が付いたみたいで、ヴァイタは砂入りホーンですから、あの巨体の上に乗っけるには大人3人がかりでやっとだったとか。(幸運にも数回聴いた事があります!)

ま、しかし、蜂の巣ホーン辺りが、メガホン臭くないし、クラシックにも使えるので、個人的には好きですね〜。


12 :フォルテ:2010/07/28(水) 22:54:06 HOST:baidcd020bd.bai.ne.jp

柳月堂のホーンは特注したものじゃないですか?
このタイプのホーンは30年位前にえらい流行りましたよね。音の良し悪しはともかく、なにか音が広がりをもって迫ってくるような視覚効果がありますね。

とにかくここのホーンはどでかいです。今までに見たことがないような大きさです。

13 :hirara:2010/07/29(木) 01:08:30 HOST:softbank220048092014.bbtec.net

柳月堂の巨大なホーン一度聞いてみたいものですね。ゴトーは写真くらい。
私が聞いたことのある最大のホーンは、喫茶店にあった、アルテックA7(これも古い)でしょうか。

私はジャズファンなので、ホーンの音の切れと鳴りは本当にいいなと思います。
ホーンの鳴り(ホーン臭さ?)がいいというとそうでない人もいるようですよね。
JBLはホーンが多いし、手ごろなところでしっかり聞いてみたいものです。
4425(最近4429)などもホーンですね。(CS-R70より現代的ですか。)


21 :ディラン:2010/08/07(土) 07:11:17 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

柳月堂のダブルウーファー(350Hz)、とドライバーはTADです。高域は音響。
たまに高域を使わない時もある。客は気が付かない(笑)
あの木製特注ホーンは素晴しい。
7月から禁煙になったのは残念だが外に喫煙場所が有って古いステレオ芸術、ステサンがある。


37 :P911:2010/11/02(火) 20:26:41 HOST:d61-11-200-208.cna.ne.jp
>>21
柳月堂のホーンについてメーカーはオンケンと思います。小生所有しております。
http://www.planet-inc.co.jp/ONKEN-HP/tab-a1.html
http://blogs.yahoo.co.jp/dcampmania/archive/2010/3/17
http://kochistudio.com/

金田式では定番のスピーカーです。尚ホーンを作る職人は亡くなったと聞いております。

38 :ディラン:2010/11/02(火) 22:34:48 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp P911様
そうでしたか。私の聞き間違いでしたね。兎に角、でかいですね。御所有という事ですが鳴らして居られるんですか?
あの木のホーンとペアなんですかね?
あれを鳴らすのは難しそうですね。


29 :フォルテ:2010/08/17(火) 22:51:42 HOST:baicbcadb90.bai.ne.jp

ほぼひと月ぶりに柳月堂に行ってきました。相変わらずあのどでかいホーンが鎮座ましましていましたので、さあ聴くぞって感じで耳に力が入りました。まずはアイスコーヒーなどを注文、そしてベルリオーズの幻想交響曲をリクエストしますので宜しくお願いしますと、やおら持参したCDを差し出しました。

さて、家で聴くこのCDの音は柳月堂のどでかいホーンシステムで再生されると果たしてどんな音に変身するのか?

期待は弥が上にも盛り上がりましたが・・

結果は何のことはない家で聴く音量を3倍ほどにした感じという以外に取り立ててコメントすべきところも見当たらず、まあこんなものかなと少しがっかりしたような、はたまたちょっと安心したような妙な気分でした。

しかし部屋に入った瞬間に鳴っていたピアノの音はとても素晴らしい音でしたね。あれはCDの再生音?それともピアノロールによるもの?

いずれにしろ針音が全く無かったですからLPでないのは間違いないですね。

今日は家を出るのがちょっと遅かったのと、京都市美術館に寄りたかったので、ディランさんお薦めのジャズ喫茶”む〜ら”に立ち寄ることはできませんでした。またの機会のお楽しみに置いときたいと思います


30 :ディラン:2010/08/17(火) 23:15:23 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp

フォルテさん、安心出来て良かったですね。
しかし、あの音の1/3の音の出るシステムとは羨ましい。

31 :フォルテ:2010/08/18(水) 11:58:08 HOST:203.202.219.180

音量3倍というのはあくまでも聴感上(音圧)のことでして、実際にはもっとあったかもしれませんね。拙宅ではスピーカーから4m弱離れた位置で聴いていますが、柳月堂では10mくらい離れた位置で聴いての感じですから、電力的には10倍近くになるかもです。

しかし正直言うともう少し音量を落として頂きたかったというのはあります。


41 :フォルテ:2010/11/06(土) 18:19:22 HOST:baidb6a9f7d.bai.ne.jp

そろそろ京都は紅葉のシーズンですね。また柳月堂にお邪魔しようかと考えているのですが、今度はどのCDを持っていこうかと思案しています。リストのP協のCDあたりが良さそうじゃないかなと思ってます。このCDのオケのスケール感は素晴らしいので柳月堂さんではひょっとして鳥肌もんじゃないかと期待が膨らみます。(^^)

ただ今月はコンサート通いがちょっと忙しいので柳月堂さんをお訪ねできるかどうかは微妙です。ちなみに予定しているCDはジャン=イヴ・ティボーデのピアノ、デュトア指揮モントリオール交響楽団によるリストのP協1&2番です。


40 :ディラン:2010/11/06(土) 08:29:10 HOST:FLH1Adl055.kyt.mesh.ad.jp
P911様
昨日、柳月堂行って来ました。
二年前京都に帰ってきた時の柳月堂のウーファーは片側が一本修理中でした。
中低音ホーンと言うのはロードホーンなんでしょうか?

ALTECのようなバスレフ+フロントロードホーンでは無いんでしょうかね。
普通低域はバスレフで超低域は4−50Hz以下の専用ウーファーですよね。
しかし、ホーンシステムの音はゴトーの4WAYを聴いた事ありますが良いもんですね。


42 :P911:2010/11/13(土) 01:57:06 HOST:d61-11-200-208.cna.ne.jp
ディラン様
中低音ホーンは、柳月堂では上についている15ホールのマルチセルラホーンに相当します。あのホーンの名称は200woodといいます。200Hz以上で使えるという意味です。実際には250Hzから800Hzぐらいで使用します。YLやゴトウ、エールにもこれに相当するホーンがあります
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/11602/1280072468/


【サイテイ】名曲喫茶 柳月堂【ボッタクリ】

1 :クラヲタ:02/10/28 16:43 ID:xymwo5ej

京都の出町柳にある柳月堂て名曲喫茶。

コーヒー、一杯1000円?フザケンナ〜。

挙句に店長は気にいらない客を追い出す始末。
名曲喫茶にしては高慢過ぎ。 まだまだ暴露〜。


3 :クラヲタ:02/10/28 18:03 ID:xymwo5ej

ココのウェートレスは全員美人。

噂によると店長の好みしか面接受からないらしー。

一時従業員の中から恋人探しをしてたとか。

しかも自分で築き上げたわけではなく、親からの棚ぼた。

低学歴を隠すので必死。。。

親はK大学の超エリートなのに。。。


7 :名無しの笛の踊り:02/10/30 00:01 ID:???

柳月堂は趣味でやってるんだろ?
千円じゃ客は来ない。 よって、赤字まる抱えと思われる。
下のパン屋は儲かっているのかな?

同じ千円なら、つだちくでCD1枚買ったほうがいいよね。
バッハばっかりあるけど。
けっこうよく行きます(w


9 :名無しの笛の踊り:02/10/30 00:11 ID:???

おまいらこれ読んで店主の気持ちを理解しる!
   ↓
『鬼になってでも私が店を守らないとと思います。店ってお客さんが作ってくれ
はるもの。店を守るためには、いいお客さんを求めなくてはならないんですよね』

今はコーヒー一杯1000円する。高額だが、それも店を守るため。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/machinoibushi/machino05.html


12 :名無しの笛の踊り:02/10/30 10:03 ID:pzbgx/9C

よい音楽に、美人のウェイトレス、
おまけに、変な客を追い出してくれるとってもよい喫茶店だと思う。
一度、行ってみたい。


14 :クラヲタ:02/10/30 19:08 ID:zFN+hP42

う〜ん・・・店長はただの馬鹿ですよ。
大体、お店の中に入らないとコーヒー千円ていうのがわからない設定。
まるでゴキブリホイホイ。
入ってきて体外の客は驚いて、払わないわけにはいかないからしょうがなく払う。

ウェートレスのアルバイト代は700円。
研修期間は650円。
そっからは店長の気分次第で上がったり下がったりする。
それで調理から掃除までこき使われる。
ただの素人にサンドイッチとか作らせていいのか???

柳月堂の経営者はちゃんとしてる。
でも店長の馬鹿さ加減がむかつくんだよね。

下のパン屋の方が儲かってるし、店長(息子)と経営者(父)との関係は最悪。
経営者(父親)が再婚したからって、マザコン店長は絶縁状態。
45才にもなってキモい。
猫なで声でお客と仲良くしようとするのもおかしい。

外国人で値段のことがよくわからないから説明を求めたら、即退場。
もう来なくていいから、と追い返す。

おばさんや学生が来たら、「長居するなら帰ってもらっていいから」とのお達し。
常連&京大の教授にしか愛想がない。

赤字経営もいつまで続くのやら・・・。
あの馬鹿店長の首を挿げ替えればどうにかなるのでは。。。


17 :名無しの笛の踊り:02/10/30 22:27 ID:???

外に値段が書いてないで1杯千円てのは新宿でもよくあるね。
普通の喫茶店だけど。表通りでそういう商売がまかり通るのは後進的だね。

名曲喫茶だの古書店だのというインテリに寄生した商売は、文化人が出入りすれば自分も文化人になったつもりの勘違い店主が多い。


20 :名無しの笛の踊り:02/10/30 23:22 ID:???

京都ってそんなのありの街なの?新宿と川原町じゃ比較にならんだろう。

2Fの喫茶にフリの客がそうそう入るとも思えないから、大半は固定客だろう?
もし店主の情報垂れ流しているのが1以外だとしたら、大方の客はそのボッタクリやDQNぶりを知っていて来ていることになるわけで...

こういうのを「芸風」として認めてしまう京都って街はやはり懐が深いと感心してしまう漏れであった。 いや、冗談ぬきで。

25 :名無しの笛の踊り:02/10/31 00:10 ID:???

いいじゃないか。誰も文句は言っていないよ。特に20の見解の深さには感心した。確かに京都の芸風だ罠。文句があるのは1だけ。


21 :名無しの笛の踊り:02/10/30 23:51 ID:???

1杯千円のコーヒーは珍しくない。今でも新宿の滝沢ではそんくらい取られるよ。
私語厳禁というのは名曲喫茶では普通だよな。赤字経営で店長が趣味でやってる
というのも、わりとよくある話ではあった。

あ、これ20年前ね(w

39 :名無しの笛の踊り:02/11/03 05:46 ID:???

珈琲一杯で千円は高いかだって?
好きなだけクラを聴けて4時間も5時間も粘れるんだぞ。
1時間あたりに換算すれば安いもんだよ。
私語厳禁もクラヲタにとっちゃ、願ったりかなったり。

22 :名無しの笛の踊り:02/10/30 23:52 ID:???

de,コーヒーの味はどうよ?  こだわってる?

23 :名無しの笛の踊り:02/10/31 00:05 ID:???

コーヒーは「まずくはない」
スピーカーを向いて教室みたいに机と椅子が並んでて、落ち着ける雰囲気です。
書き物したりしてる人もいるよ。 客は年配層が多いね。

ウェイトレスにもささやき声で「ホット」とか頼むの。
パンは下のパン屋で買ってきて、店の入り口でそっと袋をあけて皿に乗せる(w
カサカサ音をたてると怒られる。

柳月堂の名誉のため、補足すると
二日連続で行くと、たしかコーヒーは半額になったはず。


55 :クラヲタ:02/11/05 17:43 ID:qI5PIxPJ

・・・まぁどっちでもよくなってきた(笑
アルバイターに声かけて撃沈したのに通いつづけてるヤシもいる。。。
京大の職員だとか、学芸員とか言って学歴からアタックしてくるらしいけど。。。
でもみんな恋人がいるから手出ししても無理だと思われ。

コーヒー、前は二日連続で来たら400円だった。
でもある日を境に500円に。

経営難もわかるけど、「半額ですって言ったほうが安く聞こえる」という店長の理由には頭を抱える。

挙句に最近は豆をミルでひきだす始末。 理由は「手間ひまかかってるようにみえるでしょ」だとのこと。 アルバイターにとってはいい迷惑。
ちゃんと粉買って来いよー(T△T)

裁判沙汰なら店長も結構だよね。
店の横にあるチャリを積み上げて警察にしょちゅう注意されてるし。
何度か「てめぇ、刺すぞ」とか目血走った兄チャンに怒鳴られてるし。
素行の悪さは天下一品ダヨ。
家に帰るのが面倒くさくて、酔って店の中で寝てたりすんだよ。
客は知らずにそのソファーにすわんだよ?
それ考えると気持ち悪くて座れやしねー。

客にも「あのウロウロしてるひと誰?」とか冷ややかに言われてるし。
挙句に「店長がいないほうが落ち着けるよ」とのコメント。
結局邪魔なんだよなー。
前のオーナーが経営すりゃーいいのに。
次は携帯番号でも晒そかな。。。

64 :名無しの笛の踊り:02/11/06 05:55 ID:???

横にある別室のことは誰も言わないの?
お喋りOKでコーヒーもちょい安め、
よく教授らしき人が女の人とだべってる。


65 :名無しの笛の踊り:02/11/08 03:58 ID:LfAmi4pV

別室は確かに話しできるしいいよね。
ケーキ食べながら彼女と話ししてたのが懐かしい。

36 :名無しの笛の踊り:02/11/02 13:44 ID:QCZqLH+H

昔よく通ってた。 チョコレート食べてたら注意されてそれはむかついたけど(一般的に駄目なのかな?)、けど雰囲気悪くないし落ち着けるよ。
1000円は仕方ないと思う。
長時間いるわけだし。 常連にはチケットがある。

バイトの娘はみんなかわいい。 半分それが目当てだった。
おまいらも見たら絶対気に入るぞ。
クラオタ好みのお嬢系清楚系ばっかりだ。

ナンパに成功した勇者はいないのかな?
俺も機会があればやろうやろうと思ってたのだけど。
けど内心クラオタを馬鹿にしてるんだろうな。
カラヤンのドイツマーチ集をリクエストして聞きながら自分で指揮しだしたDQNを見たときはさすがに背中が寒くなった。


37 :名無しの笛の踊り:02/11/02 17:17 ID:???

クラオタ好みのお嬢系清楚系ばっかりだ。
萌えるなあ!!


42 :名無しの笛の踊り:02/11/03 06:09 ID:???

え、なになに?
クラオタ好みのお嬢系清楚系ばっかのウェイトレス?

店内は私語厳禁で静寂のきわみ?
DQNな客は店長が追い出してくれる?
何時間いても文句言われない?

さ・い・こ・う・じゃんかよ!!


45 :名無しの笛の踊り:02/11/03 16:27 ID:???

最高だよ、○月堂。漏れも、京都に惨状の暁には万難を排して逝きまする。


46 :名無しの笛の踊り:02/11/03 21:54 ID:jNgnhmGR

あの店長って華僑だったのね。 初めて知った。
けど趣味のいい華僑もいるもんだ。 許光俊みたいなもんかな。
両方すこしDQN入ってるし。

でもバイトのねーちゃんはいい!!
http://mimizun.com/log/2ch/classical/1035791019/

384 :柳月堂[sage]:2010/01/31(日) 16:14:57 ID:SKvnwdKy

京都に行くなら清水寺行くより柳月行ったほうが面白い。
美人ウエイター見れるし


284 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/11/24(火) 23:13:54 ID:n344dcTr

一昨年東京からはるばる京都見物のついでに出町柳のさる「柳月○」に行ってきたぜ。 店名を「ゲーテ」と聞いていたから交番で出町柳の「ゲーテ」って知りませんか?って。何でも京大生と同志社の学生がたむろし、1階のパン屋でパン買ってクラシック聴きながらかじるそうで、と訊いてみた。

店名はどうか知らないがパンを食べられる名曲喫茶なら知ってる、と教えてくれたよ。 路面電車みたいな?の出町柳駅のすぐ近くにあった。2階上がっていって店の女の子と喋った。
まだ9時40分ぐらいだったのであともう少しで開店です。
ここは昔から「柳○堂」で「ゲーテ」という名前の店は知りません、と。

結局店に入らなかった。他に廻って写真を撮りたかったので。その女の子東京でいえばやっぱ中央線沿いの高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪界隈に出没しそうなインテリ好みの清楚系だった。

まあ高円寺とかの古着店廻りする女の子とは頭の中身は違ってそうだったけど。


301 :名無しの笛の踊り[age]:2009/11/29(日) 10:47:43 ID:fS+whPcO
>>284
なつかしいな。
ゲーテは銀閣寺の近くにあった別の名曲喫茶だよ。
10年以上前に店を締めちゃったけどね。
京大や同社社大学の学生がよく来てた。たまにゲーテコンサートとかいって常連が狭い店に楽器持ち込んでミニコンサートやったよ。


285 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/11/25(水) 11:19:39 ID:R3SPV2eX

パン屋でパン買ってパンを食べられる名曲喫茶、というといかにもリーズナブルに聞こえるけど、
コーヒー1杯がバカ高いんだよなーーwww
普通の大学生には行きたくても行けない喫茶店になってしまった。


257 :名無しの笛の踊り:2009/10/26(月) 19:12:15 ID:H8mkfMT5

柳月堂みんな行かないの?


258 :名無しの笛の踊り:2009/10/27(火) 00:27:31 ID:me7cxkRp

行きたくても高いから毎日は行けない
今、コーヒー1杯いくら?


259 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/10/27(火) 13:14:29 ID:u0jKHZok

柳月堂は1000円だっけな?高いよねえ・・・


288 :名無しの笛の踊り:2009/11/27(金) 17:01:46 ID:ZbOD/16y

柳月堂紅茶とかなら650円くらいであったよ
で、初回は+場所代?として500円取られるけど、二回目以降はレシート持っていけば取られない
私が見たウェイトレスは元モデルらしい?
高身長で黒髪、小顔、小雪みたいな雰囲気の超美人だった!


166 :名無しの笛の踊り:2009/08/31(月) 10:31:16 ID:W9SR5GDH

もう一つのスレにも書いたけど、柳月堂すごく気に入った!
値段にはびびったけど、なんだか異世界にいる気分に浸れました
ウェイトレスさん超美人でびびりました
小雪に少し似ていたような・・
最低限しか話さないところとか(ここの方針?)、所作、雰囲気、容姿が浮世離れしてますね

ここのウェイトレスは美人揃いらしいけど、他にはどんな方がいるのかなー
女だけど喫茶店のファンになりそう

168 :名無しの笛の踊り[sage]:2009/08/31(月) 12:18:10 ID:G2ZzWSdZ

>>166
良かった。 まだあったか・・・
あそこは1階にあるパン屋さんの経営なのよ。
だから続けられるんだろうな。
(あそこで買ったパンだったら持ち込みできる)

361 :名無しの笛の踊り:2009/12/15(火) 10:23:17 ID:XU1HS2IN

柳月堂の方 元オリーブのモデルなんだってね

374 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/01/12(火) 09:18:55 ID:8SJOhUVa

京都の柳月堂に美人のウェイトレスさんがいるっていうのは、土日だけ?
平日はいない?

2010/01/17(日) 00:15:57 ID:vbEWqJkv

元オリーブのモデルなら土曜午後行ったときに見たよ
常連でないからわからん


377 :名無しの笛の踊り:2010/01/19(火) 06:17:33 ID:M9MdMPH9

元オリーブだから、あんまり男受けはしない。行かず後家な佇まい。
プロコフィエフの曲が、リクエストがないと流れてくる。

378 :374[sage]:2010/01/24(日) 20:45:34 ID:4hbGu8Iw

柳月堂行ってきたよー。 あとでここのレス読み返したら、いろいろ納得した。
確かに異様と言うか、すごい空気だったわ。

最初はシステム分かんなかったけど閉店間際の人が少ない時だったから2回リクエスト受け付けてくれたし、噂よりずっと印象良い店だったよ。
ボロディン2番とハチャのガイーヌ聞かせてもらった。
レシートが割引になるらしいんで、あと1回行きます。

どうでもいいけど、オーナーは評判悪いみたいだね。


379 :名無しの笛の踊り[sage]:2010/01/28(木) 20:47:17 ID:if2A6mcx

柳月堂ってそんなに変か?
東京の名曲喫茶って違う感じなん?


278 :出町柳:2009/11/21(土) 08:30:09 ID:2ELpZj1R

40年前に隆盛を極めた名曲喫茶もいまやここだけ。
しばらく低調を極めたウエイトレスも最近過去の栄光を取り戻す高水準にもどりつつある。


335 :ロドルフォ:2009/12/06(日) 16:10:35 ID:r7q8Cqiu

柳月堂から冬枯れの北山を望むのはなかなか贅沢な光景だなあ。

断言するけど,ここのウエイトレスの平均水準は日本1!
この数年は外れが多いが(笑)


344 :名無しの笛の踊り:2009/12/09(水) 14:29:44 ID:TStsgtiL
>>335
自分一回しか行ったことないけど、ウェイトレス全員美女なの?

ハズレもいるって美人でない普通の人もいるってこと?
美人しか取らないと聞いたけどなぁ

345 :ヘルベルト:2009/12/09(水) 18:13:05 ID:4Slyxvos

ほぼ1人しかいない。
びっくりするほどきれい,異常な知的オーラのある子が多い。
この数年は失望される場合がある


280 :名無しの笛の踊り:2009/11/23(月) 16:50:01 ID:/0A0IkL2

柳○堂のバイトは確かに街でちょっと見かけないようなタイプが多い

よっぽど面接で選別してるんだろうか意外とここの経営者は商売上手かも

帰りのレジでささやき声でレシートの説明を聞いてるとまた来ようかと思ってしまう

一階のパン屋のバイトは普通の元気なお姉ちゃんだ
パンを買って二階で食うと言うと二階は高いですよ〜と言ってた


281 :出町柳:2009/11/23(月) 18:09:42 ID:9PJ/cO1C

ここは経営的には無理だろう。2桁の客を見たことがない。
どっか補助金を出してくれるところがないかな。
ウエイトレスは数年前には腰が抜けるほどきれいな子が続いたな

都内の名曲喫茶ももう少しこう、工夫してほしいというか
コーヒーは高いわりにおいしくないし、内装は古くさいし、
演奏者も新しい人を入れてくださいって感じ・・・

288 :名無しの笛の踊り:2009/11/27(金) 17:01:46 ID:ZbOD/16y

柳月堂紅茶とかなら650円くらいであったよ
で、初回は+場所代?として500円取られるけど、二回目以降はレシート持っていけば取られない

私が見たウェイトレスは元モデルらしい?
高身長で黒髪、小顔、小雪みたいな雰囲気の超美人だった!


>>280
ウェイトレスは歴代美女だらけらしいから選んでるね


465 :名曲喫茶:2010/04/11(日) 09:09:55 ID:bPKAVBUr

世界遺産,柳月堂は,ウルトラ美人ウエイターで有名だったが,この数年,
やや精彩を欠いている。現在の彼女たちは実に好感の持てる知的少女たち。
コンセプトはしっかり護られているが,かつての栄光は戻らない。
http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/classical/1241706537/

496 :名無しの笛の踊り:2012/03/10(土) 09:23:25.32 ID:AQ9Z/VFz

柳月堂の美人度が劇落
残念だ!
http://unkar.org/r/classical/1308308570/


                                           ,. -―._====>ミ'ヽ、
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                                  レ'/ Y :/ /イ:/´。``':ミテメミト/ /   u  ,.ィ
                                   /´/ノ:/, ' .l{   :::::::::::ヾ(゙///      ,.l /
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                    ,. -‐''"´  ``ヽ         /(ノ7            ,; :::::::::::..  / xく l!ノ
               ,. '"           \ ,.-‐=ァ==ァ':l/'.    __  、   ::::::::::o'´xェ;-‐''" l!/
            ,,. '"      _,.          Y  ./ ,.ィ/.とノ     ヾヽ.ヽ    ::::::::::ヾヾミメ,_,.ノl!_
           ,. '"    u  /         ヽ、(   {:l/ ./l      、 ヾ,、}    ::::::::::::.Yi芽.l-‐|
        ,. '"  _,.っ,,.__o゚ノ            ヽ`゙'ー--‐'".:::::l         ノ'       ::::::::ノ'"}lメ! ,レ
    ,. ,. -‐''"´ -::r=:、:.、  ``丶、      u     ヽ.   / .:::::::l、   ι´´   _     ::::U '゙’-ィ-/
 ,. ' イ    /::::::::::゙'':´::::::::..                ヽ./  ..:::::::::>:..、      ´u (( ̄``ヽ=ァニ二イ/,ィ
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            u                     ,. ィ''´               `丶、 `ヽ、Y :l l iヾ
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01. 中川隆 2013年3月10日 08:45:37 : 3bF/xW6Ehzs4I : W18zBTaIM6

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           : : : :/ .:. :/ .:.:.:.:', ''''            .′:/ ,.:.
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             li|:!   リ .′.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:/"´:.:.::∨′.:.:;イ:/
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                 ヾ  // /.:// /.:.:.:.:.:.:イ.:/ ´     ′
                  /´   /:.イ:{ /:.:.:.:/ ´       /  /

このドア、時空の壁のよう。
たった一枚なのに、空気が、世界が、時代が一瞬で変わる。

とても小さな細い声の、たおやかな表情のマダム。
上品とか、気品とか、そんな簡単な形容じゃあらわせない。
今の時代に彼女が存在することが奇跡のよう。
このお店が、彼女の世界そのもの。

コーヒーをいただくはずだったけれど、
「ロシヤティー」をメニューの中に見つけたの。
きっとこれは、ロシアンティー。

なんだか無性にそれが飲みたくなって、注文しました。

  ◆ロシヤティー
    白いカップにたっぷりと入ったロシヤティー。
    底にはジャムが沈んでいます。
    「お好みでお砂糖を」と持ってきてくださったけれど、これで十分。
    いちごジャムの甘酸っぱさと、つぶつぶがくすぐったい
    少女のような紅茶。

指先まで冷えていたので、熱いカップがうれしい。

バイオリンコンチェルトを聞きながら、本を読み始めたの。
テーブルはどれも、黒い木をたてて作った仕切りに囲まれるように並んでいて、
他のお客さんが気にならない。
1時間が経った頃、あまりに気持ちがよくてうとうとしかかったの(笑)

そこへ、クララ・ハスキルのモーツアルト。
ああ、やっぱり。
でも、それにしては、信じられないくらいのクリアな音。
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlrvwlst/4865568/


フランそあ根子の絵日記  ネルケンのおばあちゃま


最近、名曲喫茶(じめじめ系)にはまっているのですが、
高円寺「ネルケン」のマドモアゼル(推定70代)はステキです。

たおやかな物腰と、美しく上品な語り口。

紅茶に普通に「お」がつきます。
とても平民とは思えません(ちょっと美智子皇后入ってる)。

フアッションも、レトロなワンピースに足首丈ソックスにパンプスとか、
かわいすぎです。

老婆にこんなに萌えてていいんだろうか…。
http://cardamon27.blog33.fc2.com/blog-entry-19.html

先日 高円寺に行った際に 以前から再訪したいと思っていた‘’ネルケン‘’に行きました。

ここは学生時代になにかの雑誌の「名曲喫茶店特集」で見つけ

歩いても15分くらいのところだとわかったので

さっそく行って すっかり魅せられ その後よくお邪魔するようになった喫茶店です。

4年生のとき 店内に アルバイト募集の張り紙 があるのを見て 思いきって マダムにうかがってみました。

夜はたしか11時まで ということだったので その点だけ だいじょうぶなら やってみませんか ということで

少しの間でしたが 週2、3回ほど 夕方から閉店まで使っていただきました。

一見 暗い雰囲気ですが 窓からの光も入って 本も読めます


メニューは飲み物だけでしたが 
氷を割ってグラスに入れて レモネードやソーダを作って出すのは簡単ではなかったし

ロイヤルミルクティーを作るときも 良い加減で火を止める ことに神経を使いました。

でも ‘ベートーベンの英雄 ’ を 必ずリクエストされる常連のお客様がいたり

曲名は忘れましたが リクエストされたレコード2枚分をかけ 終わったときに

「長い曲なのに全部聴かせてもらえるなんて感激でした」

と言われた帰っていかれた ガタイのいい中年のオジサマもいました。

大学の同好会の後輩がきてくれて 大学をやめようかと思っていて・・・

と相談をされたときは驚きました。 

その後輩はいつも明るかったし 私とはそれほど仲良くしていたわけでもないので
 
そんな大事な話しを打ち明けてくれるとは思いもしませんでした。

たぶんこのお店の静かな雰囲気が影響したのかもしれません。

それに カウンターに座るとなんとなくお店の人に打ち明け話を聞いてもらいたくなる という気分は
 
わかる気がしました。

アドバイスなんかできませんでしたが やりたいことがある というその後輩は しばらくして大学を辞めました。

好きなことを続けていてくれていたらいいのですが・・・・

クラッシックが流れ 店内は絵画を展示できる貸し画廊にもなっています

もちろん珈琲 紅茶 冷たい飲み物も 美味しいです。 

現在は お菓子類も あるようです。

このプレーヤーに手を触れるときはいつも緊張しました


そのころ 確か新聞に釣りの記事を書いていらっしゃったご主人がいて お店の貴重なコレクションである

レコードのことを話してくれました。

そのお店と他には数枚しかないというバッハのレコード(たしかマタイ受難曲だったかと・・)をお持ちで
どのレコードをかけてもいいけれどそれだけはかけないで下さい、と言われましたが
一度だけご主人が 聴かせてくれました。

指揮者や演奏家のことはまったく覚えていませんし

それがどれほど貴重か理解することなどまったくできませんでしたが

そういう場所にいられたことを今でもありがたく思っています。

 

今はリクエストは受けつけていらっしゃらないそうですが

なにか聴きたい曲があったらおかけしますよ と言われたので

学生のころアパートでよく聴いた曲の1つ ベートーベンの 熱情   をお願いしました。

                 

帰りがけに マダムに 声をかけてアルバイトさせてもらっていたことを話すと

あ〜 やはりお見かけした方だと思いました。。。。

と 言ってくださったので安心しました 


ご主人はお亡くなりになったそうですが マダムは今も品が良く

素敵な装いも以前のままでした・・・・

自分のがさつな日常が少し正された気がしました。。。
http://jandw-rugby.at.webry.info/201205/article_5.html


コーヒーとモーツァルトとあなた。


賑やかで騒々しい南口 PAL商店街も、一歩路地に入るとまた別の趣があって、ぎょろりと目を剥く風神と雷神が長仙寺を護っていて、その門前には、お洒落な古着屋や、若者たちのたむろする飲食店が並びます。あなたはなにを探しているでしょう、誰に会いたがっているでしょう。


一本の樹が緑の葉を茂らせるその店の扉をそっと開けると、ほの暗い店内から、ピアノと弦楽器の奏でる音楽が、あなたを迎えてくれるでしょう。

山小屋ふうの空間、壁にはランプを模した明かり、床はコンクリ、店の隅に石油ストーブが置かれていて。

半ブースふうのしつらえが、それぞれの客に自分の時間を提供しています。
木のテーブルと、ドライフラワー、真紅のヴェルヴェットのクッションの椅子には、レースがかかっています。

壁には、印象派ふうの(いいえ、二科展ふうの)油絵が額装され、いくつも飾られてます。ユトリロに憧れる親父や、横丁のセザンヌを気取るベレー帽のアマチュア画家たちの絵。そしてブロンズの等身大の彫塑。


まるで千年を生きているかのような上品なおばあさんがしずしずと現れるでしょう、あなたの前に。彼女は空色のアンゴラのセーターに、清楚なネックレス、グレイのロングスカート、スウェードの室内履き。

あなたは、ブランデイ・コーヒー480円を注文するでしょう。


あなたの耳に届きます、ピアノと弦の軽妙な応酬が。
たぶんブラームスじゃないかしら、でも、もしかしたらフランスの作曲家かもしれない。

いいえ、この店があなたにおもいださせてくれるものは、むしろ、1960年代の東京が見た、巴里の夢です。

マロニエの樹、凜と冷えた冬の空気、石畳、そして男と女。
あるいは、モノクロ映画のなかで見た、女たらしの無名の俳優、純情なパントマイマー、泥棒、恋人たち。

あの頃の東京には巴里に憧れる人たちがたくさんいて、かれらは歌謡曲の詞を書いたり、若者たちを集めてアングラ劇団をやったり、小説を書いたりしていたもの、
もっともそれはあなた自身がじっさいに体験したわけじゃなく、どこかで読むか聞くかした無数の物語が溶け合っているのだけれど。


そしてふたたび上品なおばあさんがしずしずと現れ、白い皿に白いコーヒーカップ、脇にはちいさな銀器にブランディをテーブルに置くでしょう、あなたの前に。
あなたがコーヒーカップを口元に運ぶと、綺麗な香りが語りかけるでしょう、
そしてあなたはコーヒーを口にする、
柔らかな苦味のなかに優しい酸味が溶けています。
次にあなたは、ブランディを注ぐでしょう。


つかのまの沈黙。


やがてモーツァルトのピアノソナタが聴こえてきます、
くぐもった丸い、それでいて光沢のある音、いかにも典雅なテンポルバード、
背筋を正したピアニストの俊敏な指が、鍵盤深く沈む光景が見える、
パチパチ言うスクラッチノイズとともに届く音楽、
時の彼方から、いまという、この、時のなかに。


あなたはなにを探しているでしょう、誰に会いたがっているでしょう。
もしかすると、あなたが会いたがっているのは、いつか時の彼方に置き去りにした、かつてのあなた自身かもしれません。
http://tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13050786/dtlrvwlst/4755810/


名曲喫茶ネルケン
http://www.youtube.com/watch?v=27aOAjWL-eo
http://www.youtube.com/watch?v=W4Hyv5XGMWQ

名曲喫茶 ヴィオロン(阿佐ヶ谷)
http://www.youtube.com/watch?v=vGNXgg3j9WM
http://www.youtube.com/watch?v=TqHCXD62b5E

吉祥寺クラッシック喫茶『バロック』
http://www.youtube.com/watch?v=0UB-MfzbK-E&feature=relmfu
http://www.youtube.com/watch?v=g8a25od4Mrs

森開社40周年記念展開催中の名曲喫茶「ミニヨン」(東京・荻窪)
http://www.youtube.com/watch?v=MEp6kOXQr_Y

名曲喫茶 ルネッサンス(高円寺)
http://www.youtube.com/watch?v=V6ysp1CfrzU
http://www.youtube.com/watch?v=V6ysp1CfrzU&feature=related

名曲喫茶­ウィーン(札幌狸小路7丁目)
http://www.youtube.com/watch?v=IeDHAJx_Rmk
http://www.youtube.com/watch?v=B2LSaHANN20


2. 中川隆[-7141] koaQ7Jey 2017年7月17日 07:53:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-8523]

youtube で聴く世界の名曲


糾弾掲示板[1816] 楽しく糾弾しましょう(音楽)

youtube で聴く世界の名曲 : コメント No.426 以降
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1816
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1816&l=1-

糾弾掲示板[2725] 音楽を楽しもう

伝説のオーディオ名機で聴く名曲 : コメント No.1 以降
https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=2725
____


YouTube をパソコンにダウンロードする方法
http://www.dvdvideosoft.com/jp/products/dvd/Free-YouTube-Download.htm#.UraNBJ2Cimx
 


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