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尖閣購入 ｶﾈ集めの危うさ この一文が｢詐欺まがい｣の動かぬ証拠!?
(日刊ゲンダイ2012/7/11)
◆"第2のAIJ"になりかねないぞ
｢乱暴というか拙速というか､粗雑だよな｡民主党も支離滅裂｡多分､人気稼ぎなんだろうね｣
東京都の石原慎太郎知事(79)が仏頂ﾂﾞﾗだ｡尖閣諸島の国有化に音無しの構えだった野田内閣が一転､｢買う｣と言い出したことに猛反発｡自分の頭越しに地権者側と交渉を進めたことにも｢野田は黙って見ていろ｣とｶﾝｶﾝだった｡
石原にすれば“ｵﾚの手柄を横取りしようとするな”という気持ちだろうが､｢手柄｣を奪われると､厄介な問題も生じかねない｡
都が尖閣購入のために募っている寄付金の存在だ｡都は石原の肝いりで4月末に｢尖閣諸島寄付金口座｣を開設｡すでに9万819件､総額13億4146万円(9日現在)もの莫大なｶﾈが寄せられている｡
今のところ地権者側は国への売却に難色を示しているが､万が一､都に先駆けて国が尖閣を購入すると､巨額の寄付金が宙に浮いてしまう｡返金しようにも､｢都の口座に現金を直接､振り込まれるｹｰｽも多く､寄付した全員の捕捉は困難｣(知事本局･尖閣諸島寄付担当課長)というから､どうしようもない｡
担当課長は｢知事との信頼に基づいて集めたお金です｡あくまで購入に活用することしか考えていません｡今後の経緯を見守って下さい｣と“最悪の事態”を想定していないかのように振る舞うが､都の寄付金募集ｻｲﾄにはｽﾞﾙｲ一文が盛り込まれている｡
〈この寄付金は｢負担付きの寄付｣として受けるものではありません〉――一体どんな意味を持つ文言なのか｡地方行政に詳しい立正大教授の金子勝氏はこう言った｡
｢『負担付き寄付』とは､自治体が税金以外のお金を住民から集める場合､特定の目的に使うことを前提に認めたﾙｰﾙです｡寄付金を担保するため､地方議会の議決を要する､と地方自治法は定めています｡目的を失えば寄付は無効で返還の義務がありますが､逆に『負担付き寄付』でなければお構いなし｡寄付金を別の目的に流用しても､法的にはとがめられません｡今回の寄付は“ｵﾚが集めたｶﾈをどう使おうがｵﾚの勝手だ”と､石原知事に解釈されてしまう恐れがあるのです｣
今から流用の布石を打っているなんて､まるで｢ｻｷﾞまがい｣だ｡
尖閣購入が果たせなかった場合､石原は寄付金をどうする気なのか｡AIJの浅川社長のように｢だますつもりはなかった｣と開き直るのか｡
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地方政治 |
2012.07.11 ( Wed ) 23:55:08 | コメント ( 0 ) | トラックバック(0)
（新世紀人コメント）
この問題ねえ。痴ンタローは何故持ち出したかなんだが前にも書いたが米国右派から煽動されたのが元なんだが彼自身にも動機は二つあった筈なんだ。
一つは五輪招致問題では人気が保てない。招致そのものが難しいし都の放射能汚染がさらに招致を難しくしている。
だから新しい都民の関心を退き付ける話題が必要になったんだ。
もう一つは、との放射能汚染の実態が深刻でありこの事を彼は覆い隠したいんだ。是非とも覆い隠したい。
何故ならば原発廃棄に至る事を核武装論者である彼は是非とも避けたい。
そして東電を存続させたいのだ。これが本音だ。
猪瀬が東電を批判しているがしかしそれは東電存続を前提しての事なのだ。
何故ならば東京都は東電の大株主なんだ。
従って東京都には東電が起こした福島第一原発事故について責任問題が発生している筈なんだ。
この事も覆い隠さなければならない。従って東電国有化の存続が彼の本音だ。
しかし元々チンタ朗は意気地なしでハッタリだ。
で、どうかと言うと…本音では話題だけ提供して「本当に尖閣が都の所有となるとか国の所有となるとかの現実化となると実は困る」と思っていた筈なんだ。
だから「国が乗り出してくれればそれでいいんだ」と前に語っていた。
ところがどうだ。
野田が国の所有に乗り出すと発言したら、大いに感激して「バトンタッチするぜ」とはしゃぐ筈ではないのか。
ところが野田にケチをつけてる。
これは困るからなんだ。
つまり、日本とチャイナの本格的なこじれる外交問題が発生すると困るんだよ彼は。
石原が問題の発端となると困るんだ。気が小さい事に加えて「本気じゃあない」カラだ。
人気維持と放射能汚染誤魔化しの為の話題提供が目的だからだ。
だから最初から「逃げ道」を準備してきてるんだ。
実現しない事を想定して寄付金の逃げ道を準備してたんだ。
実現しなかったら五輪招致に使おうとでも考えていたんじゃないのか。
都内の放射能汚染の除去に使えよな。
追い詰められた野田と背景の宗主はチャイナを挑発する為に敢えて国有化に乗り出すかもしれないし、
尖閣で海上保安庁によってでっち上げられたチャイナ漁船の衝突事件、これは当て逃げしたのは実は海上保安庁巡視船の「みずき」の側であった筈なのだが、この時にチャイナとヒラリーの頭ごなしの談合によりチャイナ船長は釈放されて事件はジ・エンドとなった。
尖閣国有化もチャイナとヒラリーの談合によって日本を蚊帳の外においてジ・エンドとなるのかも。
そうなれば、痴ンタローも胸をなでおろして老犬の遠吠えとなるかもな。
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