なぜ、戦前のように、今もって思うようにならないからといって、強制的に従わせようとするのか。
それは、従わせたい側に「エゴ」があること、従わせたい側に「選民思想」があること、従わせたい側に「無理解」があること。
選民思想を持つものが、無理解なのでどうしようもないんですけど。
まあ、順を追って説明。
この世は、必要なものはすんなり手に入りますが、そうでないものは「苦労しないと」手に入りません。
従わせたい側の「エゴ」ってのは欲であって、「必要不可欠なものではない」のです。
ですから、思うようにならないため、強制的に従わせようとするのです。（その結果……思うようになりません：一切皆苦）
本当に必要なことなら、説明するだけで国民は理解できます。
必要ないことなので、必死こいて説明して、それでも理解されないので強制し、結果悪業を積んで、時に地獄へ向かうのです。
（靖国はその結果なので、地獄に行ったのも一緒くたに祀られています。バカバカしいったらありゃしません。）
で、選民思想というのは、今の役付官僚が持っているものですが、これはそのまま字を変えて「賎民思想」と言っていいです。
人間ってのは、一種類しかいないとお釈迦様も説明しています。
どんな立場に生まれようと、「女親」の「股」から「オギャア」と産まれ、「女親」の「乳」を吸って大きくなり（今は代用乳の子もいるね）、
一瞬一瞬と死に向かって「成長＝老化」し、飯を食って糞を垂れ（そういえば飯を食わない人の話もあったなぁ）、
長くても120歳頃には「必ず死ぬ」のです。
大金持ちの息子だろうと、政治家の娘だろうと、貧しい生まれの赤子だろうと、この流れが同じなのは否定できないでしょ。
（もし100歳を大きく越えて生きられるようになったとしても、それは「悟りのチャンスを失う」ので不幸です。神々は長生きなのでほとんど悟りません。苦しみを理解できないからです。人間って結構幸せな生まれなんですよ。地獄に堕ちる神も結構いるらしいですよ。）
死なない者はいないし、まわりの人々に助けられること無く生きつづけるのは「不可能」です。
ですから、選民思想などというものを持つ者は、「賎民」なのです。
当然、この世の人々より優れていると思い込んで、多くの人に支えられて今の「生」があることに気づくはずありません。
だから、他人に「酷い仕打ち」をしてしまうのです。
（こういう考えを持つ人々【シオニストとか東大官僚とか】は、小学校からやり直した方が良いかもしれません。ただその能力に応じた役割をそれぞれが果たしているだけで、誰かが特別優れているなんてことは全くに無いのですが気づかないのです。）
最後の「無理解」は今まで書いた中にありますが、結局、そんな苦しい思いをして色々やっても、この世の全ての物を手放すんです。
死ぬときに「とてつもない喪失感」を味わうことになるのです。
そんな死に方では、執着・妄執・渇愛を防ぐことはできないでしょう。
すると、生存中の「業」とともに「渇愛」が「あの世＝この世」への生を用意するのです。（渇愛は「生」の原因）
その行き先は、他の人々を苦しめることが多ければ、当然のごとく低いところ（畜生・餓鬼・地獄）となるでしょう。
（仏教徒は「生＝死に執着することをやめ」「生や死を超越した境地である解脱」に向かうのです。あの世を期待しているのは仏教徒ではありません。）
あなたが苦しすぎないようにあなたを支えてくれる人々を、あなたが苦しませるのなら、あなたは苦しい状態になるでしょう。
「目には目を」とは少し違い、他の人々を苦しめることは自分自身を苦しめることと同一であるということを、説明しています。（諸法無我）
他者あっての自分、それに気づかないから「無理解」というのです。
（ここで言う「人」を「一切生命」に置き換えられる人は、より良い状態になるでしょう。季節が近いクリスマスケーキの苺はミツバチ無しには実りません。最近はミツバチが「ネオニコチノイド系農薬が原因と言われている謎の集団死」で全滅することがあり、他のハチを利用するパターンもあるようです。）

逆に「自分」のことを「他の人々と同じ」と考えて仕事している人たちは、素晴らしい仕事をするでしょう。

私は「情報」を人が読まなくても「インターネット」に通せば勝ちだと思っているので。
（だって「機械（エシュロン）」は読んでいるんだもん♪）