ネットで調べられることが全てではないし、どんな国でも観光で行くのと暮らすのとでは全然違う。

規制がなくてスーパーでも簡単に銃が買えて、南米の中でも貧しく極端な二極化が進んでいる国。命の値段なんてスラムに行けばタダ同然。マフィアはあまり見かけないけど、軍や公務員がその代りをしてて、物事をスムーズに進むのはワイロの額次第。

貧しい国では、放射能対策で大金持ってやってくる日本人は、現地でお金を落としてくれるから、そういう意味では歓迎される。放射能汚染もそれなりに同情もされてる。

でも、スラムに行けば、放射能なんかなくても、死と隣り合わせの生活をしている人達がたくさんいる。大人になるまで生きてるかわからない子供や赤ちゃんもたくさんいる。

軍に力があって、政治家も公務員も腐敗してて、銃が簡単に買えて、今日本でこんな国なってしまうと言われてるような二極化な社会やグローバリゼーションの餌食になってるいる国で、金持ちの日本人として住みたいかどうか。

そういうことを受け入れて逞しく生きていくことができれば、南米でもどこでも暮らせていけるのではないかと思う。楽しいことも、哀しいことも味わって受け入れて。

まず、なぜ3000万円ぐらいあれば悠々の生活が送れるかを考えてみるといいのでは？
このままだとそのうち日本も、そういう社会になるのでは？

放射能のことを考えると移住の選択もいいとは思っています。

でも、タダの金持ちの日本人として移住するならともかく、日本人受け入れを考えているならば、貧しい国に住むってどういうことか、よく知った方がいいと思う。

そういう国の既にある多くの日本人コミュニティは大企業などの駐在の人達や移住者にしても既に経済的に成功した人たちの集まりで、その国ではハイクラスになる。

最初は放射能のことで同情されたりもするだろうけど、現地の感覚ではハイクラスな経済状態の人達を、それ以下のクラスの人達がどう思うか。特に日本人は色々な意味で細かくて、待てなくて、清潔な暮らしが当たり前で。文句が多いって、話を聞いてる。

放射能を避けてきた人達は、汚染に敏感になっていて、日本の感覚ではそれは当然だけど、現地ではそんなこと言っていられない暮らしをしている人達がたくさんいる。モンサント食品が普通に出回っているけど、お金持ちはオーガニックな暮らしができる。そういう意味では金次第な社会。

政府や役所に異議を唱えても日本では簡単に殺されたりはしないけど、デモも命がけな社会。社会に異議を唱えている人だってワイロ渡すこともある。そして明日会えるかわからないとお互い思いながら仲間と石を投げる。日本で何かを抗議するのとは危険度がぜんぜん違う。

ハイクラスとして、お金を持った日本人を呼んで新たな日本人コミュニティ作ろうと生きるのであれば、落とし穴に落ちない限り安泰な暮らしが送れるとは思う。

そうでないなら、明日生きているかわからないけど、生きているって実感はできる、そういう生活をしたいか、できるか、現地でしばらく暮らしてみて考えることをお勧めします。

海外移住者や移住受入をしている人達を多少知っているので、コメントしました。