何で人が人を虐殺出来るのか、私には理解できません。
でも人類にそういう人間が居ることも事実です。
たぶん優性思想が原因ではないかと思います。

ゲバラの国連演説を聴いてください。
誰かが頬を打たれたら、それを自分の痛みとして感じると。
今はそういう感受性が無くなって来ていますね。

欧米は国や民族が多く、奪う奪われるを繰り返して来た人々です。
何時しかそういうものが習性に成ってしまったのかも知れません。
その欧米の価値観に世界の人々が反発しています。

昔は国が遠かったのです。
他国、他民族、異教徒
みんな同じ人間としてみていない人が多かったのでしょう。
日本だって鬼畜米英でしょう。

でも今は国が近くなりました。
飛行機ですぐに行けるしネットも有ります。
いい加減に優性意識からは抜け出して欲しいものです。
私は子供の頃から蔑視というのは不快にしか感じられません。

そうであっても・・

あくまでの映画の中のゲバラは貴殿の言う
（製作者の意図や監督の意図は知りませんが・・）

＞チェ・ゲバラが素晴らしいのは、人々の目線で人々を見て、人々を
深く愛したということだ。
吟遊詩人の目線で人々を見て戦い、吟遊詩人の目線で政治を行った。

では、ありませんでしたね・・

＞貴殿の嫌悪する場面のオンパレードなので、
たぶんみてはいないと思うけど・・

見れないことは無いんですけど、不快に成ってしまうので
見ないようにしています。
しかし事実を無視するということでは有りません。

＞では、ありませんでしたね・・

そうですか。私は詳しくは知りません。

国連演説の言葉、

誠実な人間で有れば誰でも
他の誰かが頬を殴られた痛みを
自分の頬に感じ取るに違いない。

これは嘘だったのでしょうか？？
感受性こそ吟遊詩人の条件だと思うのですが。

ゲバラが医者だったと言う。
私は医者をあまり信頼しない。何故かって、
自分が医者にはなれなかっただろうと思うからだ。
人の苦痛や痛みを毎日見ているのは耐え切れない。
そんなことをしていたら欝になってしまいそう。

それを回避する方法も知っている。心を思考停止にすることだ。
何も考えずに居れば大丈夫だ。たぶん虐殺などを行う人間は、
憎しみなどで心を思考停止させているのだろう。

医者も毎日のように苦痛と痛み、血を見なければ成らない。
心を思考停止させている医者が多いのだろう。
それを端的に現しているのが健康保険制度だ。薬価が高ければ
薬の使用量が増え、検査が高ければ検査漬けにされる。
まるで医者のために検査し薬を飲んでいるようだ。

患者の苦痛や痛みを知り、患者のことを思いながら治療できる
医者は素晴らしく心の強い人だと思う。

カストロが言っていた「ゲバラは治療した兵士が死ぬと接吻して別れを
告げたと」「政府軍の兵士も治療したと」
たぶん素晴らしい医者だったんじゃないかなと思う。

ゲバラは吟遊詩人ではないけど、彼の人生で抒情詩を書いたんじゃ
ないかと

ゲバラは共産主義者でしたね。当時の南米の状況では無理は無いでしょう。
アメリカ資本に虐げられ、世界には共産主義しか革命思想が無かった。

しかし自発的労働というのは上手く行きません。
社会は利己主義が利他主義を駆逐すると言います。
革命の情熱が有るうちは良いが、段々停滞していきます。
現在のキューバは段々市場経済に変わってきているみたいです。
公正なルールに基づく市場経済しかないでしょう。

ソ連とも上手く行ってなかったみたいですね。一説によると
ソ連がゲバラの辞任を求めたとか。

でもゲバラの素晴らしいのは人々に対する大きな愛情と、
不正を許さぬ強い心です。
当時の南米はアメリカ資本の植民地みたいでしたし、弾圧が
続いていました。武装革命は仕方が無いのでしょう。
何でキューバ軍がアフリカまで行って戦ったのか、
国連演説でよく分かりました。