Ahmad Jamalが好きなんだ。

入眠しながら聴こうとしたけど全然眠れねーｗ
すごく創造的なんだよ、この人のピアノ言語が。

朝の明るい光の中で聴いたよ。これ即興なんだね。
あのニャンコじゃん！

ピアノってのは、何か魅了してやまないところがある。
音階の幅ががオケに匹敵するほどあって、図体でかくて独自の存在感がある。
デカイといえばパイプオルガンの方が巨大だ。だけどピアノの方が好きだ。
ポンと鳴らしただけで終わるはずの音を、つないで歌わせていくピアノが。
ここだーっつう音が胸に突き刺さる瞬間、「う・・・やられた」っていうのが。

『四分間のピアニスト』のジェニーはシューマンの主題をジャズで弾いた。
キーシンも一人で楽しむときはジャズを弾いていた。
ピアニストのアーキタイプ（原初形）ってジャズなんだと思う。
あのニャンコ見ててもそう思う。

フジコが「人生が全部出る」って言ってたよね。
私はフジコのピアノもジャズだと思う。
「かくすればこうなることと知りながらやむにやまれぬ・・・」
という生き様がフジコのピアニズムなんだと思う。
彼女の弾き方は繊細とかよく言われるけど＝弱いってことじゃない。、
強靭でなければ繊細に弾くことはできない。
ピアニッシモにはフォルテよりも強靭な筋力が要るように。

疲れたりやり切れない気分の時はきれいな音楽とか、
様式や手垢のついた言葉の音楽は聴きたくない。

これ何回も聴いテ見る。どんな感じに聴こえるか楽しみ。
最低数百回は聴いて「う・・・」となりたいな。
だって、
「このお方、マイルスデイビスのバンドへのお誘いをお断りしちゃったすごい人です〜ｗ」
だもんねｗ

比較的威新譜の演奏のその円熟味。

動画で聴いてもこんなに良いんだから、
ＣＤで聴いたらどんだけ最高って思う。
チャマが何十枚も買ってしまった気持ち分かる。
わしもこのお方のＣＤ手元に欲しいよｗ