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消費税増税に向けて前のめりになっている野田政権ですが、これを強力にサポートしているのが岡田副総理です。原理主義者として知られ、クリーンさを売り物にしていますが、どうも実態は異なるようです。岡田氏の父親はジャスコの創業者で、実兄の元也氏はイオンの社長を務めています。このイオンが、官庁と癒着しているという疑惑が浮上しています。植草一秀氏がこの件について盛んに採り上げていますが、今月16日のブログでこう報じています。(http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-fe74.html)
＊＊＊＊野田佳彦氏は増税推進のために岡田克也氏を副総理として入閣させた。しかし、岡田克也氏には、天下りとわたりの根絶はできない。この問題を、今後掘り下げてゆくが、岡田氏の実家であるイオン株式会社。いまこの会社は金融業務を拡大させようとしている。その戦略の一環として、政府による破たんした日本振興銀行の払い下げに名乗りを上げた。結局、二者に落札候補者が絞られ、イオン銀行が落札したが、この落札に、かんぽの宿、あるいは、リップルウッドによる旧長銀落札同様の極めて不透明な部分が存在する。
重要なことは、元大蔵省理財局長であり元金融庁総務企画局長原口恒和氏のイオン銀行代表取締役会長への天下りをイオンが受け入れたことである。この天下りと旧日本振興銀行のイオン銀行の払い下げとが密接に関わっていると考えられる。また、イオン株式会社は２００９年５月に元検事総長但木敬一氏のイオン株式会社取締役への天下りを受け入れている。
２００９年と言えば、小沢一郎氏の秘書大久保隆規氏が３月に突然逮捕され、小沢氏が潔白を主張して、民主党が党を挙げて検察権力の不正行使に立ち向かわねばならなかった時期である。このとき、岡田克也氏は小沢一郎氏の潔白主張に耳を傾けようともせずに、検察擁護の発言を繰り返した。
さらに、イオンは大蔵事務次官を経て日本たばこ産業株式会社代表取締役会長に天下った小川是氏を社外取締役に受け入れたことがある。そのうえで、イオンは日本たばこ産業株式会社工場跡地利用に名乗りをあげて、見事に権利を獲得したこともある。これらの実績を持つイオングループを実家に持つ岡田克也氏が、官民癒着を断ち切る天下りの根絶に立ち向かえるはずがないのだ。国会での行政改革論議は、天下り、わたり、官民癒着に絞って実施してもらわねばならない。＊＊＊＊
イオンと財務省と検察は、ズブズブの関係にあるようです。岡田氏は、自分とは関係ないと言うでしょうが、実家のことであり、民主党の代表を務めたこともある人間ですから、そんな言い訳は通用しません。ましてや今は副総理です。特命担当大臣として行政刷新にも取り組むことになっていますが、立場上相応しくないことは言うまでもありません。岡田氏はイオンの件について釈明すべきですし、野田総理の任命責任も問われなければなりません。ところが、マスコミはダンマリを決め込んでいます。検察と財務省が怖いのでしょう。
岡田氏が原理主義者と言われながらも権力の座にいられるのは、こうした強力な官僚組織に守られているからです。これでクリーンさを売り物にしているのだから笑わせます。完全なミスキャストですから、行政改革など出来るはずがありません。検察と財務省に目を付けられた官庁が生贄に差し出されることはあるでしょうが…。
ついでに、これまでの岡田氏のトンデモ語録を紹介しておきます。(国民が知らない反日の実態)
①「小さな政府というなら、まず自衛隊を廃止すべきでしょう」
②「イラクの人々は逞しいから、泥水でも飲めれば、それで事足りるわけです」
③「イラクの子供は１０年も泥水を飲んでるから、自衛隊の給水復興支援は必要無い」
④「民主党の政策は、高学歴や高所得の人々にウケがいい」
⑤「学歴の低い人間は、根本的に信用できない」
⑥「財源はどうするかって？ そんなことは厚生労働省の官僚が考えることでしょう」
⑦「その件について、中国の了解を取ったのですか？ 取ってないでしょ？」
⑧「国益よりも大事なものがあります。それは正義です」
⑨「公務員って副業できないんですか？ それは知らなかった」
⑩「私も日本海という表記には、以前から違和感を持っていました」
⑪「民主党は都市政党ですからね。田舎の人は応援してくれなくて結構」
⑫「参政権がほしいなら国籍を取れということは、人権にかかわる」
⑬「中国の役割は米国と並んで非常に大事だ。総理が自らの考えを押し通して靖国参拝をしたことは、非常に国益を損ねている」
⑭「拉致被害者５人を北朝鮮に返さないと政府が決める必要はない」
⑮「地方の人々は、1000万円も貯金できないから、別にいいんですよ」
⑯「国歌”君が代”は民主主義にふさわしくないので違和感を感じる。民主主義国家にふさわしい国歌があっていいんじゃないか」
⑰「九割方単位を取っているので、経歴を詐称したことにはならないのではないか」
⑱陛下のお言葉に「わざわざ国会に来るんだから、よく考えてもらいたい」と注文
典型的な官僚タイプで、傲慢かつ無国籍的な人物です。昨日の衆議院予算委員会質疑でも、自民党の田村憲久議員から「上から目線は止めてください」と批判されていました。言われた岡田氏は、嘲笑っていましたが…。副総理はもちろん、国会議員として相応しくない人物で、カエルの置物の収集に没頭してもらった方が日本のためです。早く政界から消え去って欲しい人物の一人です。
http://yokodo999.blog104.fc2.com/blog-entry-521.html
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