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記事作成ロボットになるなかれ (永田町異聞) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/188.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 12 日 12:47:09: igsppGRN/E9PQ
 

記事作成ロボットになるなかれ
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-11161994224.html
2012年02月11日  永田町異聞


誰がつくり、使い始めたのか、「社畜」という言葉がある。企業に飼いならされ、自分の意思と良心を捨て、奴隷と化したサラリーマンのことを揶揄しているという。

マスメディアの記者たちは、自らに問いかけてほしい。

「社畜」になっていないだろうか。締め切りに追われ、原稿を催促され、時間のゆとりと思考の自由を奪われて、型にはまった記事を書き続けるマシーンに成り果てていないだろうか。

小沢一郎氏が出演したBS11の番組(10日)に関する記事が日経新聞に掲載されていた。筆者は番組を見ていないので、小沢氏の発言内容を知るにはこの記事が頼りだ。

記事は小沢氏の発言として、次の2つを紹介している。

(野田首相の増税路線について)「国民に対する背信行為であり、有権者への冒涜だ」。

「野田さんにもう一度政権交代の時の原点を思い起こしてほしい。最後まで期待する」。

番組に関する内容はこれだけしかない。選挙のさいに約束したことを守らない現政権を批判するのはまっとうなことだ。

しかし記者は、まっとうな小沢を書きたがらない。デスクや部長や編集局長らが納得しないからだ。

独り歩きする小沢の悪党イメージをからめて書けば、まずボツにはならないだろう。そこで、権力闘争と裁判闘争にくっつけるのが手っ取り早いと考えたに違いない。以下のような記事になった。

◇…消費増税で、小沢元代表の敵対姿勢が目立つ。グループ内の求心力維持に躍起だが、政治とカネをめぐる裁判闘争を抱えて焦りもにじむ。

「国民に対する背信行為であり、有権者への冒涜だ」。10日、BS11番組。元代表は首相の姿勢を厳しく批判した。

年明け以降は公の場で発言する機会を増やしている。最近は支持議員との会合に積極的に顔を出し、昨年末に発足した週一回の勉強会には欠かさず出席。9日には101人を集め、首相の消費増税路線をけん制した。

展望を描けない現状への危機感も見てとれる。17日の公判では、判決のカギを握る元秘書の供述調書の証拠採否が決まる。不採用なら裁判の展開が元代表に有利に働く可能性がある。逆に「万が一、有罪になればグループは瓦解する」(若手)との声が出ている。(以下省略)◇


「グループの求心力維持」。「焦りもにじむ」。「展望を描けない現状への危機感」。こうした言葉を随所にちりばめることによって、いかにも追い詰められ焦っている小沢氏がグループの勢力を維持することばかりに躍起になっている印象を抱かせる。

「小沢一郎記事作成」ソフトというものでもあれば、前掲の発言内容と、いくつかのキーワードをパソコンにインプットするだけで、簡単に出来上がりそうな記事である。

そこで思い出すのが「ニュース制作ロボット」の話だ。

7、8年前だっただろうか、米国のメディア研究者二人が制作したショートムービー「EPIC2014」が、話題になった。

ニュース制作ロボットがメディアを席巻し、NYタイムズを事業縮小へ追いやるという架空の近未来劇だ。ストーリーを簡単に紹介しておこう。

◇グーグルとアマゾンが合併し、グーグルゾンが誕生。そのコンピュータは、あらゆる情報ソースから事実や文章を抜き出して、それらをふたたび組み合わせることで、新しい記事を自動的に作り出す。これがニュース制作ロボットだ。

ニューヨーク・タイムズは、グーグルゾンのロボットが著作権法に違反するとして、訴訟を起こすが、敗訴する。

グーグルゾンはニュース制作ロボットを進化させた「EPIC」を公開した。混沌としたメディア空間を秩序立て、情報配信するシステムだ。個人ブログの文章や画像、映像レポート、フリジャーナリストの取材が記事作成に貢献する。

この万能ニュース制作マシーンに対し、NYタイムズはインターネット上で歯が立たず、最終的にはエリート層と高齢者向けの紙媒体のみを発行する。◇


記者があらかじめプログラミングされたかのごときステロタイプな記事を書いているようでは、ニュース制作ロボットが誕生したら歯が立たない。このショートムービーにはそんな皮肉と警告がこめられているのではないか。

マスメディア共通の問題だが、たまたま日経の記事を取り上げたついでに、元日経新聞記者、大塚将司氏が「世界」3月号の誌上対談で次のように語っているのを紹介しておこう。

「日経などは、思想・理念的な問題というより、もっとつまらない次元で、例えばあそこの社長とうちの部長がすごく親しいから、あそこの(会社の)問題はあまりやらないほうがいいんじゃないかとなったりします。どこでもそうです。社畜の世界になっている」

これでお分かりのように、「社畜」は大塚の発した言葉である。部長の顔色をうかがう記者たちの姿が目に浮かぶ。

記者が「社畜」であれ、「ニュース制作ロボット」であれ、読まされる側は人間の心から紡ぎだされたものと信じて誘導され、情報の罠にかかってしまいやすい。この怖さを記者の多数がほとんど意識せずにいることが、なおのこと怖い。

 
 新 恭  (ツイッターアカウント:aratakyo)


 

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コメント
 
01. 2012年2月12日 19:54:28 : SzSQU0fir2
あれれ? 
「社畜」って我が国のすばらしい伝統だよね。新聞記者も社畜だよね。
それを分かった上で、読者は新聞を読んでいるんだよね。

ニュース制作ロボットがでても、それは単に情報をつぎはぎするだけだよね。
情報ソースがなくなれば、ロボットも仕事が出来なくなる。

それに対して、新聞記者さんがしている仕事は、権力者のご機嫌を伺い、都合の良い記事を創造している。そう、他のニュース報道に矛盾しないように。

これって、結構大変な仕事だ。芸術的でもあると言えるよね。そんな伝統芸を毎日安価で読めるなんて、日本人って幸せだよね。


02. 2012年2月12日 21:04:39 : YtC9SeI4zY
新恭氏は新聞記者に真のジャーナリストになれと説教している様だ。
しかし、それは無理だろう。
原発事故報道で、日本の新聞記者は、基本的知識もなく、
またそれを調べようともせず、政府、東電の発表を垂れ流しただけ。
検証した跡など皆無である。

こんな無能、無気力な人間共に、真のジャーナリストになれなんて・・・
原発事故が起こって、大手の新聞記者は一斉に福島から撤退したのだろう。
これがぬるま湯・大手新聞記者の実態。
もう新聞よ、滅びろの世界。
もうお役御免ですよ。


03. 2012年2月13日 00:53:49 : tkYbsxVU5E
>「日経などは、思想・理念的な問題というより、もっとつまらない次元で、例えばあそこの社長とうちの部長がすごく親しいから、あそこの(会社の)問題はあまりやらないほうがいいんじゃないかとなったりします。どこでもそうです。社畜の世界になっている」

あそこの社長とうちの部長が〜、
関係図か。どこの業界もやってるね。ゼネコンと行政土木課などは昔、星取り表などと呼んで人的関係を学ぶのが業務の全てと言い切ってた。製薬企業は厚労省名簿が座右の書。
趣味とか家族構成とか奥さんや子供の誕生日まで。仕事と関係ない情報収集が全て。仕事しなくて処世術三昧でいいもんね。談合・口利きがお盛んな良き時代の遺物と思ってたが。


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