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橋下徹インタビュー 覚悟を求める政治 「僕は市長ですもん 国政にはいかない 賞味期限切れるし」
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/199.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 2 月 12 日 19:19:39: mY9T/8MdR98ug
 


--- まず、政治家として実現したい「日本社会」の姿を聞きたい。あくまでも経済成長を追いかけるのか、身の丈に合った暮らしがいいのか。どちらですか。

 「今の日本人の生活レベルは世界でみたら、五つ星ホテル級のラグジュアリー(贅沢)なものです。蛇口をひねればきれいな水が出る。教育も医療もレベルは高い。失業保険、年金もあり、最後は生活保護がある。これを享受するには、すごくコストがかかる。維持するかどうか最初に決めないといけない。今以上の日本を無理に目指す必要はありませんが、僕は少なくとも今のレベルを維持したいんです」

--- どうやって?

 「東アジア、東南アジアの若者は日本の若者と同じような教育レベル、労働力になってきました。そのような状況で、日本人がラグジュアリーな生活を享受しようとするなら『国民総努力』が必要です。競争で勝たないと無理です」

--- 競争、ですか。

 「今の日本のレベルを維持したいなら競争です。僕は次世代の子どもたちに少なくとも今のレベルの日本を引き継ぎたい。今のレベルに不満のある人は多いでしょうが、世界から見るとものすごく贅沢な国です」
 「労働集約型の製造業が海外に出ていくのは止められない。海外で稼いだお金を日本に戻す仕組みを考え、国内ではサービス業などの付加価値を高める環境をつくり、民間でお金が回る税制にする。円高で生まれた輸入業のもうけを、輸出業に回す『デリバティブ』のような仕組みを考えるのも国の知恵だと思う」
 「僕が一番重視しているのは、行政サービスをユーザーの選択にさらすことです。医療も教育も介護もニーズに合っているものは付加価値が高い。行政が一方的に供給するものはあまり価値がない」

--- そのニーズを判断するのは誰ですか。

 「ユーザーです。僕は選択をすごく重視しています1。ユーザーが選択しないものは(行政が)基本的にやっちゃいけないんです。今の行政はユーザーの選択に関係なく、とにかくお金を突っ込んで供給する」

--- 国民みんながありとあらゆることで「選択」や「競争」を迫られるのは、けっこう大変ですね。

 「国民の覚悟が必要です。その号令をかけるのが政治だと思います
 「付加価値の創出は、努力がすべてだと僕は思っています。とことん能力を発揮してもらう。そこには規制はかぶせない。いったんは格差が生じるかもしれません。でも、所得の再分配もしっかりやります。また、格差を世代間で固定させないため、最高の教育をタダで子どもたちに受けさせる。最低限の保障をすることは国の役目です。僕のやり方は事後調整型の格差是正です」
 「社会保障では『人生一生使い切り型モデル』を考えています。ある程度資産ができた人は、老後の生活をまずそれでやってもらう。資産のある人には掛け捨て型の年金もありかなと。究極の所得の再分配です2

--- 70歳や80歳になっても、努力しなければならないのですか。

 「何歳で努力から解放されるかは制度設計次第で、役人にはじいてもらわないと具体的には言えません。常識的には60歳あたりでしょう」

--- ちょっと逃げてません?

 「それは役人が担当する領域です」

--- 橋下さんは強い人ですが、世の中は強い人ばかりではない。そういう人にはどう言葉をかけますか。

 「では、日本の生活のレベルを落としますか? 東南アジアレベルにしますか? 今の日本を維持しようと思えば、そりゃ努力をしないといけないですよ」

   ■ ■

--- 橋下さんは、「決定できる政治」を唱えています。リーダーの独善になりませんか。

 「議論はし尽くすけれども、最後は決定しなければならない。多様な価値観を認めれば認めるほど決定する仕組みが必要になる。それが『決定できる民主主義』です。有権者が選んだ人間に決定権を与える。それが選挙だと思います。
 「弁護士は委任契約書に書いてあることだけしかやってはいけないけれど、政治家はそうじゃない。すべてをマニフェストに掲げて有権者に提起するのは無理です。あんなに政策を具体的に並べて政治家の裁量の範囲を狭くしたら、政治なんかできないですよ。選挙では国民に大きな方向性を示して訴える。ある種の白紙委任なんですよ」

--- 大阪維新の会が国政で既存政党と連携することはありますか。

 「国政の動きに僕がとやかくぃうことではないと思います。大阪市長の範躊外ですから」

--- 維新の会を応援しているのは橋下さんに期待する人たちです。

 「わかってほしいのは、永田町や霞が関だけで複雑多様化した日本全体を動かすなんて無理だということです。だからまずはその仕組みを変える。どんなに首相を代えようが、新しい政策を出そうが、明治以来続いてきた社会システムや統治機構、すなわち体制を変えない限り、政策は絶対に実現できません」
 「本当に世を変えるには、政治家が課題にどんどん突っ込んでぃかないとだめ。僕も大阪府でとことん、やりました。でも、今の国の統治機構は大きすぎる。野田首相が八ツ場ダム、普天間移設、原発、震災復興、消費税、社会保障にTPPもやるなんて絶対無理です3。仕事があまりに多い。だから、国がやることと地方がやることをきっちり分け、それぞれを機能させる。国の仕事を絞り込み地方に自立してもらう。従来の体制を変えることが政治家の仕事です」

--- 何年くらいかかりますか。

 「最終的には道州という形で、日本が八つから九つの地域で自立していくというモデルがゴールだと思いますが、5年、10年かかるんじゃないですか」

   ■ ■

--- 僑下さん自身は国政には

 「僕は国会議員になりません。公募で決めた維新塾のメンバーに期待しています」

--- なぜ?

 「だって僕は市長ですもん」

--- でもそれは4年間ですよね、

 「もうそれで賞味期限切れですよ。自分で分かってます。自分の賞味期限すら分からない人物は、政治家をやったらだめですよ4

--- かつて「大阪府知事になるのは2万%ない」と言いながら、出馬しましたね。

 「いやあ、結局この話(国政)になっちゃう。僕は近くの人にはまったく支持されない。分かっているんです。維新の会に100人の議員がいますが、議員からの人望と信頼は松井一郎大阪府知事の役割です」

--- 既存政党が「橋下さんや維新の会の主張を丸のみする。一緒にやろう」と言ったらどうしますか。

 「道州制も大阪都構想も、僕が主張しているのは、日本の統治機構、政治や行政のシステム全体を変えようという話5です。これまで出来なかった既存政党の人たち、既得権益の代表者たちにできますかね。本当にやろうとしたら、今の体制でよい人だちと大パドルになりますよ」

   ■ ■

--- 橋下さんが、みなが嫌がることをあえていう理由は何ですか。

 「政治家をずっとやろうと思っていないからです。維新の会のメンバーにも、1期4年を合言葉にしよう、と。次の選挙を考えたら、有権者に嫌なことは言えないですよ。今の日本の状況で、国民に好かれることなんか何も言えません」

--- 既存政党と丸ごと組むのは。

 「まだわからないですよ。でも、制度を変えようとなると、今までの仕組みでやってきた国会議員のみなさんは耐えられるかなあ…」

--- そのエネルギーはどこから?

 「朝日新聞があるからですよ。負けないようにって。はっはっはっ。いろんな人が意見言って、そのたびに『くそっ』つて。それがまた、エネルギーになるじゃないですか6

--- メディアから厳しく批判されますね7。なぜだと思いますか。

 「メディアは批判することが仕事だからじゃないですか。メディアが権力に同調しちゃったら存在意義がないでしょう。こっちも燃えない。『くそっ』と思うから、僕も一生懸命勉強するんです」

--- 明治以来の制度を壊すという人が、なぜ「維新」とか「船中八笛」など明治を作りだものの名前をつけているんですか。

 「まったく思慮はありません。そこは批判してください」


はしもと・とおる
69年生まれ。早大卒。茶髪にジーンズの異色弁護士としてテレビ出演し人気を集める。08年、当時全国最年少の38歳で大阪府知事に就任。「大阪都構想」を掲げ、10年に「大阪維新の会」を立ち上げる。11年、任期途中で知事を辞職し、大阪市長選に初当選。次の衆院選をにらみ、3月に「維新政治塾」を開設する。


2012年2月12日 朝日新聞より


1. 住民が行政サービスを選択できるようにすると言っているが、これは橋下が目指している「小さな政府」とは相容れない。選択できるためには多様な行政サービスを提供できていなければならない。そして住民は1種類のサービスだけを選択するわけではない。住民のニーズは多種多様であり、橋下の言うようにこうした多様な住民ニーズに対応しようとするならば「小さな政府」の考え方では対応不可能である。要するにここで橋下は「嘘」をついているのである。住民のニーズに応えたと言ってできるだけ最小限の住民サービスに限定しようとすることが狙いである。

2. これは明らかに橋本の真っ赤な嘘である。「掛け捨ての年金」など誰が払うものか。まったく実現の見込みがない仕組みを「究極の所得の再分配です」などと言ってのけるあたり、所得再配分など少しも真面目に考えていないことが見え見えである。新自由主義者・橋本の本性が表れている。

3. TPPは国が担当する訳だ。よく分かったよ。

4. 4年で政治活動を引退するという意味に受け取れるが、今ではもう誰も彼の言っていることを信用しはしない。昔の「2万パーセント出ない」と嘘をついたときの二番煎じである。この嘘つき男を大阪市民は何とかして欲しいものだ。

5. それで国民の暮らしはどう良くなるのか。橋本はこの点について具体的に明らかにしたことは一度もない。考え付く限り最大限の大風呂敷を広げた話しで耳目を引きつけようとしているだけである。その目的はもちろん最高権力の掌握である。

6. ちょっとこの言葉は危ない。橋本という人間は「ルサンチマン」に突き動かされて動いているということを図らずも明らかにしている。このかなり屈折した心情の持ち主が政治権力を掌握したときに何がおきるか、空恐ろしい感じがするのは私だけではないだろう。

7. 朝日は何をとんちんかんなことを言っているのだ。そりゃ大阪市長選の頃に一部週刊誌が橋下の中傷記事を掲載したことがあったが、今では多くのマスコミが橋下を持ち上げている。  

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コメント
 
01. 2012年2月12日 19:35:53 : PHukGgaCiY
この十数年間、自民党政治は行き詰っている。
「失われた20年」とも呼称されるよう経済政策失敗
自殺率高止まり。
民間給与所得10年以上、下落。
貧困率上昇。
少子高齢化止まらず。
財政赤字も止まらない。
天下り団体の税金・保険料浪費も止まらない。
2004年の年金制度改革も、事実上破綻で、「改悪」にすぎなかった。
自民党政治の目的は、自民党・官僚・業界・学会(政官業学)のネットワークから生じた既得権益を死守するためであり、
その「既得権益を死守する」ことが目的。
民主党は、少なくとも政権獲得までは、自民党政権下の社会制度で既得権を持つ人と持たない人がいること自体を問題視し、
それを変えて、より公平で透明性のある社会を構築することが「改革」だと考えていたが、
その改革を進めることができていない。

■民主党政権が官僚を使いこなせない“歴史的理由” (上久保誠人・立命館大学政策科学部准教授)
「マニフェスト」で公約した政策の多くが実現しないことや、東日本大震災・原発事故対応の混乱によって、
民主党政権の「政治主導」に対する批判が厳しさを増している。
だが、これらの批判は、50年以上も自民党長期政権が続いたという、他の議会制民主主義国にない日本独特の状況を考慮していない。
▼自民党長期政権下における「政官関係」の特殊性
多くの人が考える政治家と官僚の関係(政官関係)の理想的なあり方は以下の通りだろう。
政治家が国民の生活や国の重要な課題に対して、政策の大きな方向性を示す。
一方、官僚は専門知識を駆使して緻密な情報収集・分析を行い、具体的な政策を立案して政治家に提示する。
そして、政治家は総合的に判断して政策を決定する、というものだ。
このような政官関係のあり方は、英国やドイツなど欧州の議会制民主主義国で一般的に見られるものだ。
これらの国々では、一定の期間に政権交代が繰り返されるが、
保守政党(英保守党や独CDUなど)と社会民主政党(英労働党や独SPDなど)という政策志向の異なる政党間で政権交代が起こっても、
官僚はその時の与党の政策志向に合わせて柔軟に対応している。
例えば、英国のキャメロン政権は、発足直後から大胆な財政再建策を打ち出したが、官僚組織をしっかり掌握できていた。
それが可能なのは、官僚が与党政治家と接触する際、一定の距離感を保とうとしているからだ。
なぜなら、官僚が与党と緊密な関係を持ちすぎると、政権交代が起こった時、新しい与党によって役職から追われる可能性がある。
新しい与党の下でも、役職を維持していくには、常に与野党から中立なスタンスを保つ必要があるからだ。
一方、日本の自民党長期政権下では、官僚は与党・自民党と一体化して政策立案を行ってきた。
そこでは、次第に利益誘導を求める業界や学会が絡むようになった。
自民党・官僚・業界・学会(政官業学)のネットワークは強固になり、既得権益が生じた。
政策立案の目的は、社会の課題解決のためではなく、既得権を死守するためのものになった。
経済・社会のグローバル化に対応する改革の試みは、
政官業学のネットワークによってことごとく骨抜きにされ、日本は「失われた20年」に陥った。
また、原発事故でその存在を知られるようになった政治家・経産省・電力会社・御用学者の「原子力村」も、このネットワークの1つである。
これは、欧州の議会制民主主義国にはない、特殊なものである。
▼民主党政権が官僚を使いこなせないのは、民主党議員の資質の問題以上に、民主党政権と政官業学ネットワークの既得権の関係性の問題が大きい。
民主党は、少なくとも政権獲得までは、自民党政権下の社会制度で既得権を持つ人と持たない人がいること自体を問題視し、
それを変えて、より公平で透明性のある社会を構築することが「改革」だと考えていた。
だから「子ども手当」「高速道路無料化」など民主党の政策は、自民党の既得権とは全く相入れないものだった。
また、民主党の長年の主張であった「年金制度の一元化」も、現行制度に存在している不公平をなくすことが目的だ。
これは、現行制度の維持が前提で、給付と負担の関係を変えようとする自民党・厚労省の方針と全く異なる考え方によるものだった。
自民党政権では、「道路公団民営化」「三位一体改革」「郵政民営化」などの小泉構造改革でさえ、
「現行制度が財政的に維持できるかどうか」が改革のポイントだった。
「道路公団民営化」は、道路建設が財政的に可能であるかが重要であり、採算さえ取れれば高速道路は作ってもよく、
天下りやゼネコンの既得権益が残っても問題なかった。
「郵政民営化」も、財政赤字垂れ流しの根源が郵貯・簡保資金を原資とした財政投融資にあったという問題意識から始まったものだ。
つまり、その制度が「財政的に持たないから」改革をするという自民党の考え方の延長線上にあるものだった。
要するに、民主党は「現行制度が財政的自維持できるか」という、自民党の考え方を超えた改革志向を持っていた。
官僚にとってみれば自民党政権下の政官業学ネットワークの枠外から、彼らの既得権を打破しようとした危険な存在だったといえる。
官僚は民主党政権を警戒し、彼らの言うことを聞くわけがなかったのだ。(後略)
http://diamond.jp/articles/-/13434

「税金や保険料の無駄遣いを発生させるシステム」の解体が必要。
★官僚の天下りの“受け皿”である独立行政法人などの民営化・廃止統合→12兆円以上の財源を確保できる!?
★官僚の“財布”である特別会計システムの解体・透明化→埋蔵金をすべて吐き出させて財源にする。
★官製談合システム・随意契約システムの廃止 

カレル・ウォルフレンが指摘するように日本の場合は、「官僚支配」が諸悪の根源。
官僚とその家族のハッピーリアイアライフのために、
国民が納めた莫大な金額の税金・保険料が私物化されている。
年金問題もまさに官僚による国家的詐欺。

■低所得者ほど負担が重い社会保障制度 根本的な問題に目を向けない「一体改革」
――政策研究大学院大学客員教授 田中秀明氏
低所得者ほど負担が重い日本の社会保障制度
――政府は消費税増税を含む「社会保障・税一体改革」素案を決定しました。この素案をどう評価していますか。
今の仕組みを抜本的に見直すのが一体改革の趣旨だと思いますが、まだ半歩くらいで、残念ながら中身は不十分と言わざるを得ません。
改革は一度に全てできませんが、全体像を描いた上で順序を考えるべきです。
素案の作成者は厚生労働省の官僚であり、今の社会保障制度の何が問題か、特に社会保険料の問題点にほとんど触れられていないからです。
厚生、共済年金に属していない人が入っている国民年金の保険料は1ヵ月1万5000円程度(第1号被保険者)。
果たして年収150万円ほどの非正規雇用者が支払い続けられる額でしょうか。
医療保険料などもあり、おそらく払えるわけがない。
若干の減免措置があるとはいえ、国民年金の保険料は定額制なので、非常に逆進的(低所得者ほど負担重い)。
一体改革案には、保険料の減免など低所得者対策が謳われていますが、
保険料の基本的な問題にはメスを入れず、税金が天から降ってくるような感覚で、水漏れを税金で塞ごうという対応に見えます。
そもそも年金制度の基本的な問題は、財源として国民の支払う社会保険料にプラスして税が投入されており、
保険と税が渾然一体とした仕組みになっていて、ガバナンスが効かないことにあります。
役所は、保険は負担と給付が一致するので規律が働くと言っていますが、現実は全くそうなっていません。
基礎年金の第1号被保険者(自由業)の保険料は1人1月で約1万5000円、
第2号(サラリーマン)の保険料は不明(基礎年金部分と報酬比例部分を併せて、労使合計で約15%の保険料)、
第3号(専業主婦)はゼロです。保険料の金額さえ、わからないのが今の年金制度です。
保険料の未納者が増えていますが、社会保険料を払わない低所得者層が年金をもらえないのは自己責任で、
払った人と差がついてしかるべきだともいえるかもしれませんが、これはミスリーディングです。
なぜならば、基礎年金の2分の1は国庫負担、とどのつまり税金です。
比喩的に言えば、丸の内にある大企業を退職したOBの年金額の一部には、
年収150万円の非正規雇用者がコンビニで買ったおにぎりの消費税も含まれています。
それにもかかわらず、25年保険料を納めることができなかったという理由で、
低所得者が年金をもらえないのは、不公平ではないでしょうか。
このように日本の社会保障は、中堅以上のサラリーマンや公務員が保護され、非正規雇用者を救う仕組みになっていない。
私の推計では、日本では年収1500万円までの税金・保険料の総所得に対する負担率(世帯員ベース)は、
約17%から22%程度で、おおざっぱに言えば、所得にかかわらず20%前後の定率と言えます。
なぜ定率的かというと、所得税が累進的である一方で、社会保険料は逆進的だからです。
実際、国民年金保険料は収入と無関係の月額約1万5000円、厚生年金では年収900万円以上になると保険料負担割合が減少していきます。
医療保険料は、サラリーマンも、低い所得水準から逆進的になっています。
雇用者のうち3分の1が非正規雇用である今、この制度は多くの人にとっては厳しい制度といえるでしょう。
http://diamond.jp/articles/-/16081 

■「日本のセーフティーネットはスカスカ」―『困ってるひと』著者・大野更紗氏が語る社会保障の“現実”
わけのわからない日本の社会制度は“モンスター”

これまでの「困ってるひと」たちは、経済成長を主張する経済学者を「ネオリベだ」「効率性の悪魔だ」みたいなイメージで論じがちでした。
わたしはもともと大学でミクロ経済学入門の授業をちょっとだけかじっていたというのもありますが、
いわゆる「経済学的思考」というのが、「ネオリベ」だとか「金の亡者だ」とかいうイメージとはまったく違う思考方法だということはわかる。
飯田先生が以前、言っていたのですが、たとえ低成長だとしても、成長をあきらめてはいけない。
かつてのような特殊な高度経済成長は見込めないとしても、とにかく成長をあきらめることをしない。
成長をあきらめるということは、「困ってるひと」をさらに窮地に立たせる要因にもなります。
再分配の制度設計を考えることと、成長をあきらめない方法を考えることは、矛盾はしない。
むしろ、お金を増やす方法を考えてくれる経済学者とは、協力していかなければならないということを強調しておきたいと思います。

「ゼロサム」的な状況と言われましたが、医療や社会福祉・保険について細かい制度設計の勉強をすればするほど、
やはりパイの切り分けに終始するとお互い苦しくなってしまうとわかります。
それは当たり前で、自分の取り分を増やそうという心理に社会全体がなってしまうからです。
そうなると弱者同士が対立させられる構造にもちこまれやすい。そういう社会は非常に閉塞感に満ちていると思うし、
それこそ心理的にも物理的にも経済的にも選択肢はどんどん狭まってしまう。悪循環ですね。

最近、いわゆる「生きづらさ」ということが叫ばれています。
こうした「生きづらさ」というぼんやりとした"あいまいなポエム"なものを
細かく合理的に解体していくことが現在の自分のミッションだと思っています。
自殺者が3万人を超えるという状況が何年もつづいていますが、
こうした閉塞感を打開するためにも「生きづらさ」の中身を具体的に解体したいという思いがあります。

―「生きづらさ」を実存の問題ではなく、社会制度の問題として捉えていくべきということですか?
今の日本社会は、セーフティーネットがスカスカなんです。
いわゆる「普通」の状態から一歩踏み外すと、一気にスコーンと貧困に落ちてしまう。
このネットの網の目を細かくより直すためには理屈と理論と細かい分析が必要です。
グルグルポンの一発解決策は、はっきり言ってありません。
ですので、時間もかかるし、地道ですし、大変なことです。
しかし、やらなくてはならない。
経済成長で全体のパイの大きさを何とかして大きくしようと努力する人たちがいて、
かつわたしたち側というか、制度や社会保障とか「困ってるひと」の問題について考える側は緻密なパズルを組み合わせていく。

それぞれ使う知識や"頭の筋肉"は全然違いますが、
最終的にアウトカムとして目指しているのは「より生活しやすい」「より生きやすい」社会だと思います。
方法は違うけど目指しているものは同じなんです。
誰も生きにくい社会なんて望んでいない。
目標を共有することが大事です。
http://blogos.com/article/31387/?axis=&p=2

橋下市長は、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」(憲法25条)=生存権を具体的な権利として、
国民に実質的に保障すべくベーシックインカムや負の所得税(負の消費税)などといった基本所得保障制度を公約として打ち出して欲しい。

もちろん、負の所得税は弱者救済のためだけに存在しているのではない。
重要なことは負の所得税は、(すでに勘のよい読者ならばお気づきだろうが)
現行のほぼ全ての社会福祉制度に置き換えられるべきものである。

すなわち、あらゆる税額控除や子供手当などの給付金はもちろん、
生活保護などの制度もこれに置き換えられるべきものなのである。
(場合によっては失業手当や保育所などへの給付金などもだ)

そして、そうすることによって非常に複雑で巨大になりすぎた行政機構・官僚組織を一気にスリム化する目的もあるのである。
また、複雑すぎる税制を簡素化し、節税その他の非生産的な活動を減らすことでより生産性の高い社会を目指すためのものでもある。


02. 2012年2月12日 19:37:17 : SzSQU0fir2
明治時代からの制度をすべて壊す。それが、橋下徹氏の仕事である。
もちろん、今の日本のウヨクもサヨクも明治以降の思想。いや、大正から昭和にかけて固まったもの。橋下氏から見れば、どちらも破壊すべき思想である。

いま、彼が行うべきことは、日本という枠組みをすべて壊し去ること。
狭い殻のなかに閉じこもっていては、日本が劣化してしまう。
そのためのTPPであり、橋下氏である。

しかし、今は国政云々は口に出してはいけない。大阪についてだけ話せば良い。
日教組と自治労にまつわるスキャンダルを大騒ぎして、ボロクソに批判し叩けば良い。支持者達は、日頃のストレスのはけ口として、橋下ブームに乗るだろう。

だが、本当の闘いは来年から始まる。それまで、日教組をおもしろおかしく叩いておこう。


03. 2012年2月12日 19:43:31 : l2wLeeJmIs
このインタビューは
なかなか面白いね。

このビートについて行ける国民が
どれだけいるかだが。

このビートに乗れる人には
エキサイティングな言葉だね。


04. 2012年2月12日 19:58:58 : rWmc8odQao
産経
「最終集計は3326人 維新政治塾の応募者」
「維新の会は「大阪都」構想の実現に必要とされる法改正が進まない場合、次期衆院選に300人を擁立する方針で、200議席の獲得を目指す。」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120212/stt12021217460002-n1.htm

国政チャレンジャーは10倍の難関ですか…
それなりの逸材が含まれるのですかねぇ。元気のいい若者が出てくると、老人大国まっしぐらの日本も少しは活性化されるのかもしれませんね。
それにしても「法改正が進まない場合」ということは、もし進んだらこの子たちはどうするのだろう?実際は、そこの進み具合とは関係なく擁立してくると思うなぁ…


05. 2012年2月12日 20:33:50 : l2wLeeJmIs
04さんへ

まあ、
政策もはっきりしない
何かの傘下に入ろうという
根性がすでに見込ありませんね。
この3326人以外に期待すべきです。

それは橋下氏も口には出しませんが
そう思ってるんじゃないですか。
多分、ダメなヤツ捜しみたいなもんでしょ。

結果、国民のために
次の選挙用の選んじゃダメな人材選択やってくれましたね。
しかもタダで。
素晴らしい!


06. 2012年2月12日 20:34:09 : 8CElA3i74Y
TPPは日本の旧弊を打破するのではなく、日本国そのものを破壊して恒久的に
アメリカの植民地とするためのものでしょう。

橋下は権力のために国を売ったのですよ。所詮はテレビ芸人で金貸し御用達の
弁護士。アシュラーのくせにそんなことも見抜けないとは情けない。

というか、ハシズム支持者は工作員と見なした方が正しいかな?


07. 2012年2月12日 21:08:11 : SzSQU0fir2
>>06
橋下支持者でも、彼がどのような人間かはある程度分かっている。
正常な神経の持ち主であれば、友情を感じるような人物ではないだろう。
私利私欲の塊で、権力欲の亡者。国も売れば、身内も売る。そんな人物かも知れない。

しかし、政治家には「いい人」を求めない。人徳を政治家に求めない。
世界的な変動期に突入した今となっては、織田信長のような破滅的な人物が必要となる。橋下氏と比べれば、アドルフ・ヒットラーなど人の良いおじさんかも知れない。(ヒットラー行為は非道で、悪魔も恐れるものだが)


だが、日本国そのものもが破壊されることはない。日本人の知恵を信じて欲しい。


08. 2012年2月12日 21:08:46 : 0fVmmUtUi2
きみらは何もわかっていない。橋下氏は日本をバラバラにするつもり。
つまり日本解体だ。なぜならいまの日本はもう機能していないからだ。
硬化した老木だ。花も咲かすことも出来ない老木日本は切り倒して
薪にするしかない。よく燃えるだろう。だれか勇気のある政治家がやらねば
ならないことだ。
北海道東北はロシア経済圏に編入されるし、関東中部はアメリカの経済圏に、
近畿つまり関西広域連合は中国経済圏に編入される。
九州はアジア南部とオーストラリア経済圏へ。
たしかに日本はなくなるかもしれないが、その焼け野原にすばらしい花が咲く。
これが時代の流れ。屈折点だ。橋下氏の革命的な大転換に文句を言うのは
精神の老人だぞ。


09. 2012年2月12日 21:13:29 : 0fVmmUtUi2
で、橋下氏が国政に出ないのは当然。
これはまことに言いにくいのだが、橋下氏の関西広域連合だけがいまのところ独立して上海やアジアと独自の交流を行い(カジノなど)
とりあえず関西が独立小国家として繁栄し食えていけることを狙っている。
とうぜん「日本」などという小さな枠組み、もう衰えて硬化してしまった古い亡骸にいつまでもすがる気はない。
いわば大革命だ。
関東や東北、北海道、九州はそれぞれかってにがんばってくれということ。w
悪いね。www
しかしこれがこれからの日本(おっともう分断されるんだった)だ。
いつまでも古いしがらみにしがみついてるんじゃないよ。wwww

10. 2012年2月12日 21:42:36 : SzSQU0fir2
>>08,09様
それでも日本は分断されないところが、日本人の叡智なのさ。
それぞれ経済圏が分かれても、日本人であることは変わらない。
それらを、ぎゅっと繋げれば、日本は大きく反映するだろう。

でも、それは、20年以上の先の話。


11. 2012年2月12日 21:55:01 : oGt2NtOuC6

●はア、このインタビュウ、なに? 橋下氏は疲れているのか?

 このインタビューって情熱が伝わってこないね。4年後は市長を辞める、正味期限なので国政にも出ない、・・・・・。疲れているとしか言いようがない。
 疲れているのは、TPP賛成と言ったとたん、既得権益集団から一斉に叩かれたせいか。もし、そうだとしたら先を見る力が足りないというか政治家失格だね。こんな姿勢じゃ道州制の実現は困難だし、道州制になると困る中央官僚も喜んでいることだろう。さらにはTPP推進のアメリカも喜んでいることだろう。期待していたのに残念だ。地域連合も大きくしぼんだね。
ジャーン


12. 2012年2月12日 21:56:53 : 95ohW7jjsk
政治家はある種の白紙委任を受けた存在といっても首長が地方自治法の枠組みを超えられるはずもない。所詮は、お釈迦様の掌の上の孫悟空だが、問題は、踊っている掌の正体。

13. 2012年2月12日 22:42:51 : PHukGgaCiY
ダイナモさん、この記事のアドレスは?

全部、打ち込んだのですか?


14. 2012年2月12日 23:56:28 : CFbZa8s8BY
もっと簡単に攻められる
>従来の体制を変えることが政治家の仕事です

で、

>「何歳で努力から解放されるかは制度設計次第で、役人にはじいてもらわないと具体的には言えません。常識的には60歳あたりでしょう」

--- ちょっと逃げてません?

 「それは役人が担当する領域です」


な め と ん の か ! w

TPPなど明らかに日本人の生活レベルを落としてやろうという発想から出てきているのに
(正確には、豊か故にそこから奪うという発想)

問題意識もなく
あくまで自己責任論

国民の努力が足りなかったで逃げる気満々w


15. 2012年2月13日 00:08:03 : lfk702LQks
言ってることは、そのとおりなんだが・・・
小泉も問題点として挙げた点だけは的確だったわけで

 >>。ヨ最終的には道州という形で、日本が八つから九つの地域で自立していくというモデルがゴールだと思いますが、5年、10年かかるんじゃないですか

問題は、この部分だよ
大阪都構想、連携する河村の名古屋都構想
5年〜10年という以外に近い年

国政に興味が無い
じゃなく
国という単位で測れなくなるから意味無い
そして、それはもう決まっている
ということか?


16. 2012年2月13日 00:41:15 : YO3QKlb46A
橋下ってのはな
毎日毎日毎時間毎時間毎分毎分
言う事が違うの
昨日言った事は昨日の事
今日言った事は今日だけの事
明日はまた明日の話

はい、思いつき気まぐれ行き当たりばったりその場しのぎ

真面目に話聴くだけ無駄

飽きると何でもその後はほっぽり出し


17. 2012年2月13日 10:45:32 : pphEUA8yso
「今の日本人の生活レベルは世界でみたら、五つ星ホテル級の贅沢なものです。」って?ハシシタは現実を知らない手八丁、口八丁食わせ者よ。

18. 2012年2月13日 10:51:07 : pVPSKRPjWE
いいトシして「ぼく、ぼく」と言うのをやめていただきたい。公人なら「私」と言いなさい。大阪の恥です。

19. おっさんZ 2012年2月13日 10:57:00 : vf1pLsPn/FgHY : TwezM2hnjk
橋下、覚悟無えなあw。
覚悟を求められると、すぐ逃げやがる。

20. 2012年2月13日 12:12:10 : 6nqfBU7O8M
トンズラの内田樹よりましだろ。w

21. 2012年2月13日 12:20:50 : FUviF2HWlS
>>20さま

橋下氏の筆頭のブレーンの上山信一氏(大阪市特別顧問)は、内田樹氏の左翼的言説が好きだという。
これを理解しやすいように説明していただけませんか。

「ちなみに僕は元左翼なんで山口さんの左翼的な言説はなかなかに好きです。内田さんの中国論は秀逸だと思う。」
http://www.actiblog.com/ueyama/243180
上山信一@"見えないもの"を見よう
「橋下ツイッターのインテリ批評家批判」


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