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定数削減 メディアに変化/多様な民意削る 切るなら政党助成金(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/478.html
投稿者 gataro 日時 2012 年 2 月 19 日 11:07:57: KbIx4LOvH6Ccw
 

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-02-19/2012021902_02_1.html

「しんぶん赤旗」 2012年2月19日(日)
定数削減 メディアに変化/多様な民意削る 切るなら政党助成金


 民主党が消費税増税を口実に「身を切る」としてたくらむ衆院比例定数80削減。これまで、定数削減は当然としてきた大手メディアの中でも、比例定数を削減することには異議が出始めています。

 「毎日」は通常国会開会に合わせて、「『身を切る』のは定数か」と題した古賀攻政治部長の論評(1月24日付)を掲載しました。消費税増税を前提として「身を切る改革」が必要としているものの、衆院比例定数80削減については「首相や民主党は手っ取り早く身を切る姿勢を見せるのに比例代表を選んでいる」と批判しています。そして、日本共産党以外の各党が受け取っている年間約320億円の交付金(政党助成金)と議員歳費をカットする方が「『身を切る』姿勢としてよほど理にかなっている」と論じています。

 「朝日」は社説(同20日付)で「比例80減には異議あり」としました。小選挙区比例代表並立制は「政権交代が起きやすくなるが死票も多い小選挙区制と、多様な民意を反映しやすいが多党化しがちな比例区を掛け合わせ、互いの短所を補いあうものだ」と説明。民主党案は完全小選挙区制に近づくとして「小選挙区は『選挙結果の振幅が大きすぎる』『2大政党の政争を激化させた』などと多くの弊害が指摘されている。なのに小選挙区偏重をすすめる合意など、あり得ない」としています。

 国会議員の定数を取り上げたのは「日経」2月13日付夕刊。読者が編集委員に聞く形で定数削減問題を特集しています。「日本の国会議員って多いの?」との大見出しに「欧州よりは少なく」と報じ、日本が米国に次いで国会議員数が少ないことが分かる「人口100万人当たりの国会議員の数」のグラフもつけています。定数削減を「党利党略で先送りを続けることは許されません」と当然視していますが、「議員の定数を極端に削減すると『少数政党が淘汰(とうた)され、国民の多様な意見を国政に反映しにくくなる』と懸念する声があることには注意を払う必要があります」としています。

 投書欄では、野田佳彦首相が消費税増税という国民負担を求める前に、まず定数削減をして国会議員が身を切り、範を示すとしていることへ警鐘を鳴らすものもあります。

 「東京」では「比例削減は少数の排除」(同3日付)、「議員削減は民意も削る」(同8日付)などと立て続けに、民主党の定数削減を批判する投書が掲載されました。消費税増税に反対や賛同できないことを表明し、「ましてや比例定数削減は少数意見の排除であり、民主主義の後退を加速させる」などとしています。

=================================================

<参照>

通常国会:「身を切る」のは定数か=政治部長・古賀攻(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120124ddm002010107000c.html

定数減民主案―比例80減には異議あり(朝日新聞)
http://www.asahi.com/paper/editorial20120120.html#Edit1

日本の国会議員って多いの?/17万人に1人、欧州よりは少なく(日経新聞)
http://www.nikkei.com/access/article/g=96959996889DE1EAE5E0E1E4E0E2E3E2E2E0E0E2E3E0979EE382E2E2

議員は国民とのパイプ/世界に比べ多くない

(* 新聞記事がHPに全文が掲載されていない場合や削除されている場合には、記事が転載されているサイトへのリンクをつけている)
 

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コメント
 
01. 2012年2月19日 11:58:47 : lPNcE0CiNo
今のままの不公正な選挙制度では、選挙を何度やっても政治はよくなりはしない。

議会制民主主義の基本は、民意が議会に反映することだ。
今の小選挙区制では到底無理。

民意が議席に公正に反映するのは比例代表制しかないが、
自民党とその舎弟の民主党は、自分たちに有利な小選挙区制にしがみ付き、
あわよくば議員定数の削減で比例区の割合を減らして、小選挙区を拡充しようとしている。

それに対して野党、社民党、公明党、国民新党は比例代表制にするのが正しいと言っていたのに、
現職議員さえ安全に当選できればいいと言う自己中な打算で小選挙区比例代表連用制なる
くだらない制度に傾きつつある模様。

連用制は、今の並立制に比べて一見ましなように見えるが、小選挙区300、比例区100にすることにより、
小選挙区制中心の制度になります。
しかも、小選挙区では、ある政党の支持者は、党執行部が決めたたった一人の、
時には落下傘候補に投票するしかなく、候補者を選ぶことができません。
比例区では、政党名で投票する為、党執行部が決めた名簿順で当選し、
ここでも有権者は候補者を選べません。
ここで指摘されているから、定員の比率は多少いじるかも知れませんが、
基本、何も変わりません。

今、政治が腐っているのは、民意が議席に反映しない為ですが、候補者を国民が選べない為でもあります。
一旦当選しさえすれば、どんな無能でも、怠慢でも、馬鹿やろうとも
党の公認さえ受けられれば、あるいは名簿の上位に位置しさえすれば安泰なので、腐敗するのです。
連用制はこの悪い所もそのままです。
政治家は、在任中、国民の厳しい監視の目に晒され、候補者個人個人についても
選挙で国民が判定を下せる制度にしないといけません。

今、選挙制度を変えなきゃいかんとする国民の機運が高まっていますが、
この様ななおざりの改革をすることにより、真の改革が行われるのが今後、数十年阻害されてしまいます。
その結果、今よりも更に政治は腐敗するでしょう。

国民の利益よりも、己の保身しか考えない政治家、政党には金輪際投票してはいけません。
 


02. 2012年2月19日 12:18:03 : swsf4Tw1P2
01さん

もう聞き飽きた。小党乱立で何も決められなくなれば現状が固定化されるということ。

それこそ役人の思うまま。


03. 2012年2月19日 12:40:30 : lPNcE0CiNo
>もう聞き飽きた

あなたは阿修羅に漬かり過ぎなのでは?

>小党乱立で何も決められなくなれば

それ自体が間違いです。
今の小選挙区制の制度でも幾つ小党がありますか?
その前の中選挙区制下では、多くの無所属議員がいました。
言わば、一人政党です。
小党乱立状態でしたよ。
でも、議員も一人では何も出来ないのです。
委員会での質問時間も制限され、議員立法も出来ません。
だから、集まってグループを作るか大きな政党に吸収されて行きました。
だから、小党乱立など何の問題もないのです。
小党乱立するから駄目だとか言う者は、国民の意思を政治に反映させまいとしているのです。


04. 2012年2月19日 15:19:24 : 3v1QFsSQWw
>>01
あなたが反対しているその連用制でさえ実現が難しいのが今の現状です。
それだけ、二大政党の壁は厚い。

■「わが党は反対だ」 自民、連用制導入に批判や懸念の声
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120131/stt12013122470009-n1.htm
■比例代表連用制:自民の石原幹事長が反対表明
「わが党は連用制には反対だ」と表明した。
党内には「少数乱立になる」(谷垣禎一総裁)などの反対論が強く、
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120201k0000m010017000c.html

政治はほとんどの人にとって100%自分の思い通りになることはないのです。
しょせん「悪さ加減の選択」なのです。

連用制あるいは併用制なら、並立制よりは、比例代表制を主張する政党が議席を伸ばすことができる。
それだけ政治的影響力は増す。
比例代表制を主張する政党がすこしでも議席を伸ばすことができる選挙制度に
変えたほうが理想の選挙制度の実現に近づく。

政治的な選択というものは必ずしもいちばんよいもの、
いわゆるベストの選択ではありません。
それはせいぜいベターなものの選択であり、
あるいは福沢諭吉のいっている言葉ですが、
「悪さ加減の選択」なのです。(政治的判断)丸山真男
https://twitter.com/#!/masamaru_bot/status/111941996893048832
まずは、並立制を廃止し、すこしでもマシな選挙制度が実現できれば、
現状では御の字です。


05. 2012年2月19日 15:29:34 : FmfCZPziSU
>>04
駄目だな。
そのいい加減なエセ改革をすることにより、本当の改革が起こるのが
数十年間阻害されてしまう。

少しはマシというのが落とし穴。
それが騙しです。

ここは思い切った革命的改革が必要だろう。
 

高さ数百メートルの切り立った断崖に囲まれた台地を思い浮かべてもらいたい。
そこに行くのに二つ道がある。

一つ目は断崖を回りながら、険しい道を上がって行き、最後は頂上の台地に辿り着く道。

もう一つは、平坦で楽チンだが、地図上で見ると確かに大地に近いが、実際は台地のふもとで
見上げると台地の切り立った崖がそそり立っていて、絶対に上れない行き止まり。

台地が完全比例代表制。
 
04の言うのは後者の道。
 


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