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JR西山崎前社長の事件と小沢事件の共通性(郷原信郎 (@nobuogohara) )
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/499.html
投稿者 堀川 日時 2012 年 2 月 19 日 19:14:21: YXgkZLRTFAguM
 

郷原信郎 (@nobuogohara)
Posted Thursday 26th January 2012 from Twitlonger

http://tl.gd/figorf
    
     JR西山崎前社長の事件と小沢事件の共通性

 JR西山崎前社長の事件は、当初、神戸地検・大阪高検が起訴意見で最高検に持ち込んだ際に、当時の笠間次長が厳しく問題を指摘して却下。ところが、その後、笠間次長が広島高検検事長に異動して、決裁ラインから外れたことから、神戸地検・大阪高検は再び最高検に起訴意見を持ち込み、後任の伊藤次長の了承を得て起訴した。その当然の結果が今回の無罪判決だ。
 そういう意味では、笠間次長の時代に最高検が適切な判断を下したのに、それを覆して起訴をしたことが、そもそもの間違いだったのであり、無罪判決への控訴断念は当然と言える。しかし、経過はどうあれ、形式上は検察が組織として起訴を決定した事件で、事実上その誤りを認めるに等しい控訴断念は、極めて異例であり、まさに笠間総長の主導性がなければ行い得なかったであろう。まさに、笠間検察が打ち出した「引き返す勇気」が初めて発揮された事例とと言える。
 重要なことは、西松建設事件を発端とする小沢事件も同様の経過をたどったことだ。笠間次長時代に、特捜部が西松建設事件での小沢氏秘書逮捕を画策し、次長が却下、それを、笠間次長の広島高検への異動後に伊藤次長に持ち込んで了承を得て、2010年3月に大久保氏逮捕・起訴。山崎前社長の事件と全く同じ構図。その後、村木氏逮捕・起訴、陸山会事件など、現在の信頼失墜を招いた「検察の暴走」は、すべて、「笠間不在」の間に引き起こされたことであり、それらの尻拭いを行いつつ、検察改革を実行する立場にある笠間総長は、誠に気の毒というほかない。
 今回の控訴断念は、(朝日新聞の「証拠改竄スクープ」で「引き返させられた」と思われる村木氏事件を別にすると)、そういう「笠間不在」の最高検の失態から初めて「引き返した」事例である。今後も、同じ経過による誤りに対して、同様の「引き返す」姿勢で臨んでもらいたい。それが、検察の信頼回復の唯一の道だ。  

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2012年2月19日 20:05:25 : ZtjAE5Qu8buIw : nn9BcWcoc2
反省して出直せるんだったら、今日こんな“体たらく”にゃなってねえべさ〜!

もう、“革命的に”ぶっ壊さなきゃ、何も変わらんて。


02. 2012年2月19日 21:45:40 : IiKTelVENM
小沢事件を比較するなら、山崎前社長と比較するより(この起訴はいちおう検察に
よるものだが、有罪はきわめて微妙なラインだったのを、この記事にあるように検察一部が愚かな世論に押されて起訴した感がある)

いっぽうJR西歴代社長とか明石歩道橋副署長はどう考えても有罪が不当なので検察も起訴しなかった。
つまり有罪が困難な小沢の検察審査会による素人起訴は、歴代社長を起訴させた検察審査会による素人起訴と比較すべき。


03. 2012年2月19日 21:53:54 : eJcwQUA9aU
検察の横暴・不正を暴くためには「引き返す」ことはして欲しくない。
有罪判決なら、田代検事の虚偽報告書の裁判やそれに基づく検察審査会の強制起訴の不当性の裁判が続くことになり、検察の組織的犯罪がより明らかになる。
もし、強制起訴が不当となれば、小沢裁判は路頭に迷うことになる。

04. 2012年2月19日 22:47:46 : gVN8SGDtWo
JRに関しては、JR西日本が震災後に私鉄より早く復旧してからのイケイケドンドン
振りは確かに異常でしたよ。JR東日本も、少数ながら死傷者が出た「東中野事故」
の後に「新型ATS」導入を前倒しした前科はあるものの、JR西日本のように、
ラッシュ時に余裕時分が全くないダイヤを組むような暴挙には出ていませんでした。

ちなみに、鉄道の保安装置については明らかな官尊民卑の考え方があり、私鉄に
対しては今の「新型ATS」と同レベルの性能が既に昭和40年代から義務づけられて
いたのに対し、国鉄はローカル線も東京・大阪周辺の過密路線も基本的には同レベル
の「穴だらけ」なシステムで良しとされていました。

ということで、JR西日本の問題と小沢氏の裁判を同列に語ることには違和感を
覚えます。


05. 2012年2月19日 23:59:04 : UPdFbAR04Q
風間総長はマシかも知れないが小沢秘書の冤罪はどうなる?今総長だから止める気になら引き返せるのでは。いずれにしても小沢一郎は気の毒だが検察やマスコミ。裁判所の不正があぶりだされたのは大きいね。小沢叩きは成功せず、野田内閣は風前のともしび。小沢だけでなくまともな政治家は小沢のグループに雪崩を打って吸収されるだろう。3月に入ると打倒野田政権が勢い付く。国民新党は早くも反政権に転じた。増税案が提出されたら反対とNHKで名言した。

06. 2012年2月20日 00:13:26 : IiKTelVENM
>>04
JR西日本の問題には検察による有罪無罪ぎりぎりでの起訴の案件(前社長)と
検察審査会による無理な起訴の案件(歴代社長)とがあるのですが、
両方とも起訴賛成なのですか?

前者が小沢秘書の起訴(検察による有罪無罪ぎりぎりでの起訴)、
後者が小沢本人の起訴(検察審査会による無理起訴)、という対応関係で理解するのが最も適しているのではないですかね。


07. 2012年2月20日 04:35:29 : jL1pF5I7I6

裁判所から証拠決定書において、

 これらの事実は、石川に献金の受領や被告人の関与について供述を迫るため、
 田代検事と共に、特鈍部の複数の検察官が石川に圧力をかけていたことをう
 かがわせるものであり、ひいては、前記の田代検事の取調べは、個人的なも
 のではなく、組織的なものであったとも疑われるものであって、

とまで非難された検察の、今後の動きが注目される。

最低限、自浄能力を発揮し、責任を取るべきところはとって、出直す、
という態度を示さないと、もはや見向きもされなくなるであろう。
深刻な状況である。


08. 2012年2月20日 08:28:08 : mp6fw9MOwA
検察にも状況を法に基づき正確に判断できるグループが有ったが、最高裁事務総局の意向とは違っていた。
事務総局の意向を通す為に人事異動でまともなグループが機能しないようにして、冤罪事件の捏造に走ったとの意味合いだろう。
人事権を悪用すると冤罪事件は容易に作成できるとの証明であり、過去に発生した冤罪事件を調べると人事権を持ったグループの関与が簡単に証明されるだろう。
現政権を見ていると現状起きている司法の権力関係も理解出来、既得権益者の言いなりとなっているグループが権限を持っており、正義の為、国民の為との高尚な理念は何処にもないと推認できる。

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