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東京地検特捜部主任検事が作成した、水谷建設絡みの捜査資料が弁護側に開示される (かっちの言い分) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/505.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 2 月 19 日 22:26:07: igsppGRN/E9PQ
 

東京地検特捜部主任検事が作成した、水谷建設絡みの捜査資料が弁護側に開示される
http://31634308.at.webry.info/201202/article_19.html
2012/02/19 22:09 かっちの言い分


小沢氏の弁護側が求めていた取り調べメモなどの捜査資料の開示について、 検察官役の指定弁護士は拒否していた。指定弁護士は弁護側の開示請求に理由がないと述べたという。その捜査資料には、事件を担当した木村主任検事が作成した捜査報告書や、東京地検が捜査段階でゼネコン担当者などを取り調べた「取り調べメモ」約70通などが入っているという。

何故このゼネコン絡みの資料を弁護側が要求したのか、その理由を推測するに、これこそが特捜検察が小沢氏を逮捕しようとした本丸だからである。特捜検察が目指した筋書きは、小沢氏が水谷建設から裏金をもらったということであり、マスコミがあれだけ騒いで小沢氏を批判した理由も、全てが水谷建設からの裏金である。未だにネット社会に接していない多くの国民は、小沢氏は裏金をもらったと信じているだろう。なぜなら、石川議員がホテルの喫茶店で5000万円を受け取ったというビデオまで作成して放映した件について、未だにTV局は、あれが間違いだったとは一切報道していないからである。

このような雰囲気の中、小沢氏の第二回目の検察審査会が開かれ、そこで田代検事が審査員に上記捜査資料を用いて説明した。特捜検察にとって審査員、補助弁護士に、強く予見を与えられる起死回生の機会であった。ここで、ゼネコンから聴取した捜査資料と、小沢氏が裏金をもらったような捜査資料を提示しておけば、強制起訴して裁判で決着を付けろという結論になるのは当然だろう。

弁護側がその資料を調べたいと思うのは当然であろう。私がその立場でもそうする。当然、小沢氏公判で、指定弁護士はその捜査資料に基づき、元秘書らと小沢氏に質問している。前田元検事が、ゼネコンからのお金はいくら探しても無かったと証言しているが、検察審査会に提出された捜査資料ではそうはなっていなかったかもしれない。いままでの小沢氏公判、元秘書らの公判の証言などと総合的に比較していけば、自ずと違いが明らかになる。つまり、悪事があれば白日の下に明らかになるということである。

私は、裁判所は不明な事実を公平に明らかにしてジャッジするところなのに、何故大善裁判長は、指定弁護士に開示を職権で要求しないのかと述べてきた。これに対して、大善裁判長が以下の報道のように開示を指定弁護士側に勧告して開示させることになったという。取りあえず大善裁判長を評価すべきである。

捜査報告書、開示の意向=小沢元代表裁判で指定弁護士
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012021701019
 民主党元代表小沢一郎被告(69)の裁判で、小沢被告の起訴議決をした検察審査会に東京地検が提出した捜査資料のうち、証拠開示されていない捜査報告書などについて、検察官役の指定弁護士側が開示する意向を示したことが17日、関係者の話で分かった。
 関係者によると、東京地裁が同日、指定弁護士側、弁護側と協議して開示を勧告。これを受け、指定弁護士側が開示の意向を示したという。
 開示されるのは、陸山会事件の主任検事が2010年4月から5月にかけて作成した捜査報告書など。


本ブログで、大善裁判長が石川議員らの検事調書の多くを不採用にしたが、まだまだ安心は出来ない、攻撃は最大の武器だと述べた。東京地検特捜部の幹部中枢である木村主任検事が作成した、水谷建設等の捜査資料を詳細に調べることは、弁護側にとって決定的な証拠に繋がる可能性を秘めている。

それを期待したい。


 

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コメント
 
01. 2012年2月19日 22:57:46 : s7MMiNomdE
さて、これらの捜査資料には大量の自民党議員への裏献金などの証言も含まれているのではないだろうか?パンドラの箱を開けることになるかも知れず、(麻生に関連する)指定弁護士はなんとしても阻止したいのではないか?
 遡って、河村官房長官の「自民党へは及ばない」という発言を思い出そう。

02. 2012年2月20日 06:18:54 : 3iHEthjlyE

これは大ニュースでは…

今のところ、裁判長はマトモなようですね。

内容が楽しみです。


03. 2012年2月20日 06:57:19 : swsf4Tw1P2
ブーメランになることを一応期待する。

この小沢関連事案、西松事案、陸山会事案の当時は民主党は野党であり政治献金は自民党が民主党の10倍程度あった。自民党議員の中には職務権限のあった者もいるだろう。

どうする自民党、マスコミ。沈黙の一字かね。このゴミ。


04. 2012年2月20日 08:28:16 : DvWUAiWj36
こうなれば、トコトン調べ上げて自民党はもとより。
この強制裁判にかかわった輩を徹底的にあぶりだしてケジメをつける。

05. 2012年2月20日 10:39:17 : 8dKCLC0Lxo
この時事のクソ記事では「捜査報告書など」となっていて、ゼネコン取調べメモも含めたすべてが開示されるのかどうか全く分りません。まあ、時事の記者は分らないように工夫して書いているのだから当然ですが、どなたか、他の情報でご存知の方ご教示頂けませんか。

06. 2012年2月20日 12:56:33 : D4keqszzXc
まあ自業自得とはこのことよ。

07. 2012年2月20日 13:36:55 : e9e5r2MucQ
05>さんに賛成
調書メモ70通も開示されることを望む

08. 2012年2月20日 19:49:53 : K7Z0LZyAEE
悪事は必ず隠れて行われる。
何故、水谷建設絡みだけなのか?
税金を使って集めた情報であろう。「政治と金」と大騒ぎをしていた連中は何故、全ての調査報告書を開示しろと叫ばないのだ。
自分達の悪事が白日のもとに曝されることが困るとしか考えられない。
薮蛇とはこのことだ。

09. 2012年2月20日 20:53:13 : o1q3onRMx6
水谷建設は小沢側に裏金渡したと裁判で証言してるのだから
そのとおりだろう。証言にまさる証拠はない。

10. 2012年2月20日 21:00:53 : THf4ctGR22
人間は都合や追い詰められると嘘を言う動物

11. 2012年2月20日 21:14:16 : iQ3SnIOB6Q
特捜部は小沢氏の政治生命を断つための冤罪の筋書きを作り、東北地方ゼネコンのどこかに冤罪ネタがないかと、約50社、100人を徹底的に絞り上げたという。ところが全く裏金は無かった。(自民党関係者への裏金授受はゾロゾロ出てきたそうだが。・・・自民党には及ばないと言った漆原(?)発言の意味がここで氷解する。)

さて問題の水谷建設の川村社長については、政治家の名を使って会社の金を「女」に使っていたことは業界ではよく知られていたという。業務上横領罪をちらつかせられたり、うさんくさい司法取引(?)が検察から提示されるなかで、小沢氏冤罪への偽証言(司法取引)が引きだされていった。でっち上げてはみたものの、特捜部は、小沢氏への水谷建設裏金を真に受ける人間は皆無に近かったという。村木氏冤罪事件でフロッピー改竄服役中の前田元検事も小沢は断じてシロだったと証言。

しかし特捜部もマスゴミも自民党も現政権の岡田、仙石・・・酷すぎる!!


12. 2012年2月20日 22:22:00 : g5YNM3KfF2
■大善裁判長の名は「大善人」あるいは「大悪党」として日本史に永遠に刻まれる!

我々は語り継ぐ。

二度と同じ過ちを繰り返さないために。

「大善人」としてか「大悪党」としてか、後少しで判明する。

我々は片時も大善裁判長から目を離してはならない。

いずれにしても永遠に語り継ぐ決意をしよう。


13. 2012年2月20日 23:10:32 : emSoXdYHlM
『おっとどっこい、流石は<弘中弁護士>!冤罪の♪くさい臭いは元から絶たなきゃダメ♪って、暗黙の取引無しの真っ向勝負、お見事でござんす!』

全てのサイド(<オザワン氏>追い落とし派も擁護派も)双方の論拠は、<胆沢ダム>に関するゼネコン絡みの「裏献金問題=贈収賄疑惑」であったはずである。
が、雲散霧消(公訴理由変更)した「西松建設事案」も、その失地挽回の為にデッチアゲタ「水谷建設事案」も、何一つ「証拠も証言」も得られていない。
唯一の例外が、水谷建設の<吉田前社長>の、「<石川知弘氏>に5000万円を渡した」っていう証言だけなのである。その事実関係を裏付ける傍証(領収書や運転日誌)すらもない。この証言の“信憑性”をこそ、検察も裁判所も徹底的に検証すべきであるのだが、全ては曖昧模糊…何の確証すらないって、イイカゲンな「検察&司法の裁量」に過ぎないのである。
で、本来は、ここで終わっているべき「イイガカリ事案」なのだが、ミョウチキリンナ<登坂ハンジ>が登場し、訳のわかんない「オール推認(妄想)判決」をこいて、速攻で“逃亡”しちまった。

我が敬愛する<弘中弁護士>の目論見は、単に<オザワン氏>の無罪を勝ち取るために弁護活動を行っているのではない…って私は思う。<弘中氏>が地道に粘り強く繰り返しているのは、「法権力の無法・脱法・裁量行為」に対する“ノン!”なのである。


14. 2012年2月20日 23:41:46 : L5VU46Wy8E
証拠は開示しなければ裁判にならないでしょう。
オープンな形でやる、大善裁判官の開示の勧告は当然である。

特に水谷建設の捜査資料にはウソがいっぱい入っているのではないか。
水谷のウソが証明されればもう終わり。カネの流れも調べていけば何か出てくるだろう。

検察と水谷と共同作業で作ったお話が崩れると思うと楽しみが出てきた。
マスコミも水谷、水谷と夜が明けると騒いでいたからなあ。ホント楽しみだ。

アリの一穴から崩れたらいいかも。


15. 2012年2月21日 02:09:12 : 0UBVF7kau6
みんな勘違いしているのではないですか。時事通信の記事では捜査資料のうちまだ開示されていない捜査報告書の開示に同意した、となっていて、水谷建設がらみのことなど触れていないものである可能性があります。捜査報告書は調書メモ(70通)とは全く別物ではないですか。水谷がらみとか、他の政治家への献金がこれで解明される、とするのは見当違いのように思いますが・・・・・・

16. 2012年2月21日 04:51:41 : RgfFOYK8Ss
 平成17年水谷建設が新潟の或る企業に機械代5000万円を手形で支払った

この手形が不渡りとなり、この会社は民事再生状態である。


17. 2012年2月21日 05:18:00 : g69ug49asA
自民有力議員側に6千万円 裏献金、西松関係者が供述
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030601001177.html

18. 2012年2月21日 07:03:23 : TRR3gqnHQM

15番さんに、同意、、

≪小沢被告の起訴議決をした検察審査会に東京地検が提出した捜査資料のうち、証拠開示されていない捜査報告書などについて、検察官役の指定弁護士側が開示する意向を示したことが17日、関係者の話で分かった。≫

だから、「検察審査会に提出されてない」捜査資料のほうがもっと大事でしょうが、

その後に、弁護団としては堀下げたいんでしょうが、、

私としては、後から出す捜査資料も検察がいいように改竄するのでは、、とも勘繰ってしまう、、

とにかく、大疑獄事件を装ってマスコミに太鼓たたかせ、捜査で見つけたのはたかが「記ズレ」、、これでは、国民の検察批判がブーメランで返ってくると感じた、
特捜部は、一般市民を装っての検審起訴に持ち込んだ、後は最高裁事務総局にバトンを渡し、裁判の長期化で小沢氏の政治的抹殺さえ出来れば目的達成である、、と考えた、、

攻められる側は、世間のさらし者になり、、
攻める方は、誰が総責任者で、誰が司令塔なのかもはっきりしない、
そのポジションにいた者が少しずつ関与する、、

普通の人間だったら(又はネットが無かったら)完全に終わってる。


19. 2012年2月21日 09:57:54 : eXPlyf2D06
この裁判は、良い悪いの問題ではない。

検察.裁判所は何も失敗していない。

日本政府が「日本は独裁国家だ」と宣言することはできない。

しかし、そうだと国民に理解させることは、今回のようにすればできるわけだ。

日本は独裁国家だった。

じゃあ、どうする?

一部の国民に「戦って死ぬ」を選択させようとする、凶悪なカルトが見えてこないか。


20. 2012年2月21日 10:07:47 : lRYfivAqeo
みなさんのコメントに同感です!!

本当にネットの拡散が無ければ、とっくのとうに終わっていた事でしょう。

妖怪組織共を早くギャフンと云わせたい!!!!

小沢さんの体が一番心配です。石川さん、大久保さん、池田さん無罪を勝ち取るまでは、弱気にならないでくださいよ!!!



21. 2012年2月21日 11:38:16 : IDV4J6owtE
本来、人権を守るべき弁護士(指定弁護士)は、一体何を考えて裁判を続けているのでしょうか。各テレビ局もヤメ検(特に髭の若狭)を出すのはやめろ。見ていてむかむかする。

22. 2012年2月21日 13:04:52 : FR87ETx8cC
自民有力議員側に6千万円 裏献金、西松関係者が供述
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030601001177.html


当時の与党は、自民公明でしたね


23. 2012年2月21日 13:45:25 : 8dKCLC0Lxo
何かが開示されるのだろうが、何が開示されるのか良くわからない。

日経の今日の記事では、
「 資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る政治資金規正法違反事件で、検察官役の指定弁護士が21日までに、民主党元代表、小沢一郎被告(69)=同法違反(虚偽記入)罪で公判中=の強制起訴を議決した東京第5検察審査会に東京地検が送付した捜査資料のうち、開示されていなかった捜査報告書などの捜査資料を弁護側に開示したことが分かった。元代表の弁護人が明らかにした。

 弁護側はこれまで開示を要請していたが、指定弁護士側が「審査会では非公開で審査されるため、証拠開示は適当でない」などと拒否。今月17日の公判で、東京地裁が開示を勧告したため要請に応じた。開示したのは同事件の主任検事が作成した捜査報告書など。弁護側は内容を検討した上で、東京地裁に証拠請求するかを判断するとみられる。」

記事では「捜査報告書など」となっていて「ゼネコンメモ」が含まれているのがどうかがアイマイになっている。前の時事の記事もこの肝心なところをアイマイにしている。捜査報告書なんかどうでもよい、とは言わないが、およそ、見当はついている。
重要なのは「ゼネコンメモ」だ。平野さんの情報では(伝聞とのことだが)「ゼネコンメモ」はゼネコン50社、100人を締め上げた結果で、他の政治家への裏金が結構書かれているようだ。この「メモ」は単なるメモではなく、署名をもらっていないだけの実質的な調書の寸前のものではないか。(水谷の川村社長が、5000万円を自分の懐に入れたというのも出てくることを期待したいがわからない。)
このメモが出てくればたいへんな事になるのではないか。これが弘中弁護団に渡ったのかどうかが分らない。


24. 2012年2月21日 14:00:24 : 8dKCLC0Lxo
22様
さっそくの情報有難うございます。
この共同の記事は本日付けですが、「西松関係者が東京地検の調べに対し、この内容の供述をしたことが6日に分った。」となっています。6日に分っていたが、国民には知らせる必要がないので常温放置試験をしていた、しかし、21日になって他からバレそうになったので記事にした、ということなのでしょうか。

メモは弘中弁護団に渡っているのでしょうか。こういうのがあと何件も出てくるのでしょうか。知りたい事が沢山あります。


25. 2012年2月21日 15:15:16 : U9ju6hgBpc
23様、その通りだと考えます。

我が国の司法の将来がかかっている。裏では激しいバトルが繰り広げられているかと思われるが、小沢氏弁護団の皆さん、ここは頑強に、不退転の覚悟で要求していただきたい!!
 弘中さん、いかなる取引も無用です。必要なら(くりかえし)世論に訴えてでも、全「ゼネコンメモ」を手中にしていただきたい。これはみな公共財ですから、すべて国民の前に開示することを果たしていただきたい。衷心よりお願い申し上げます!!!


26. 2012年2月21日 15:47:47 : NwlkA4uSKg
陸山会事件、虚構のシナリオ
源流・西松建設事件の“生け贄”
田中 周紀

 民主党元代表の小沢一郎被告の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件の裁判。今月10日と11日に行われた小沢に対する被告人質問で、小沢は改めて無罪を主張した。次の山場は2月17日。陸山会の会計事務を担当していた元秘書で衆院議員の石川知裕が、自らを含む小沢の元秘書3人の政治資金規正法違反事件の捜査段階で取られた供述調書について、東京地裁がこれを証拠として採用するかどうかが、この日に決まる。

 この調書には、小沢と石川の共謀の様子が生々しく記されている。だが、元秘書3人の事件の裁判では「検事の威迫と利益誘導によって作成された」と認定され、大部分が証拠として採用されなかった。司法関係者の間では、この調書は小沢の裁判でも同様の扱いを受ける可能性が高いとされており、4月下旬の判決公判では小沢に無罪が言い渡される可能性があるとみられている。

 そもそも小沢の事件の発端となったのは、東京の準大手ゼネコン、西松建設の外国為替及び外国貿易法(外為法)違反事件と政治資金規正法違反事件だった。この事件の裁判では元社長の国澤幹雄が罪を認めて禁固1年4カ月、執行猶予3年(求刑は禁固1年6カ月)の有罪判決を受けている。

 だが、この事件自体、検察側が指摘する通り国澤が主導したものだったのか。事件そのものが、検察側が描いたシナリオに沿って強引に作られたものではなかったのか。関係者の証言に基づいて、その真相に迫る。


“中興の祖”の意向だった政治団体の設立

 戦前からダムやトンネルなど官公庁が発注する大型の土木工事を得意にしてきた西松建設。土木畑出身の柴田平(故人)が1983年に社長に就任して以降、業績は急速に拡大した。

 柴田は、官公庁を中心とする大規模な工事を請け負うゼネコン(ゼネラル・コントラクター:総合建設請負業者)の宿命をよく理解していた。ある元西松幹部はこう証言する。

 「柴田さんの口癖は『ゼネコンは政治家の力が影響する業界。政治家と仲良くしなければ仕事は取れない』だった。自分自身も政治家と積極的に付き合い、“建設族のドン”と言われた金丸信(元自民党副総裁・故人)とは肝胆相照らす仲。政治献金の額も多かった」

 その金丸の脱税事件と一連のゼネコン汚職事件をきっかけとして、95年1月から政治資金規正法が強化された。政治家はそれまで、複数の政治団体で企業献金を受けることが可能で、年間100万円以下なら、献金した企業名を政治資金収支報告書に記載して公表する必要はなかった。

 しかし、改正法は企業の政治献金について、(1)受けられるのは政治家が代表を務める政党支部と政治家ごとに1つしか指定できない資金管理団体、(2)資金管理団体への献金は年間50万円以下、(3)年間5万円を超える献金をした企業や、政治資金パーティー1回当たり20万円超を支出した企業名の公表、(4)資金管理団体への献金は2000年に禁止――などとして、規制と公表の基準を格段に厳しくした。

 柴田は95年6月、12年間続けた社長のポストを同じ土木畑出身で腹心の副社長、金山良治に譲って会長に就任したが、依然として代表権を持つ「実力会長」として西松に君臨した。前出の元西松幹部は「政治家とカネで深くつながることによって業績を拡大してきた柴田さんにとって、規正法の改正は由々しき事態。新たな献金の手段を求めて模索していた柴田さんに知恵を授けたのが、盟友で顧問の渕野正雄さん(故人)だった」と話す。

 渕野は土建業界では「トンネルの神様」として知られた現場一筋の土木畑。同じ体質の柴田とは気が合い、お互いに信頼しあっていた。95年8月、渕野は柴田を訪ねてこんな進言をした。

 「他のゼネコンの中には政治団体を新たに設立して、その名義で献金するやり方を始めているところがある。現にH社とT社はもうやっている。これなら企業献金の上限を超える資金を政治家に提供できるし、企業名が表に出ることもない。H社とT社が検察側に確認したところ『特に問題ない』と言われたそうだ。うちも作ってはどうだろうか」

 地検が了解しているなら問題はない。柴田はさっそく、専務取締役(事務本部長兼社長室長)に引き上げたばかりの国澤に、政治団体の設立を進めるよう指示した。中央大学商学部を卒業し、61年に西松に入社した国澤。「土木でなければ人ではない」という風土の西松で、現場での資金管理の手際良さを柴田に認められ、出世街道を順調に歩んでいた。

 「渕野がこんなことを言っている。事務部門を統括する君が中心になって検討してくれ」

 柴田の指示を受けた国澤は、経営企画部長の宇都宮敬に具体案を練るよう指示。柴田からも直々の指示を受けていた宇都宮は、渕野と図ったうえで国澤に具体案を説明した。

 口の堅い西松の幹部を会員にして、賞与を増額して支払い、上乗せ分を新団体の口座に会費として入金させる。そして、これを献金の原資にする。これを聞いた国澤は柴田に報告し、代表権を持つ副社長以上の役員の会議で設立が承認された。

 新団体の名称は「新政治問題研究会」(新政研)とした。営業管理部長の風間森夫を退社させて代表に充て、献金の事務にあたらせることにした。当時の事情を知る元西松幹部は「『ライバル会社が既にやっている』『検察が了解している』という前提条件があったため、会議に出席した代表取締役は誰一人としてこの手法が違法だと思っていなかった」と語る。

 95年11月に設立された新政研の政治献金額は、設立の年こそ約1100万円だったが、翌年には約6600万円に急増し、他の政治団体に比べて目立つ存在になった。献金額を分散させる必要に迫られた西松は98年10月、新たに「未来産業研究会」(未来研)を設立する。カネの集め方は新政研と同じ。事情を知る元幹部がこう証言する。

 「検察側は、専務だった国澤さんが新政研や未来研の設立を主導したように仕立てているが、それはあくまでも柴田会長の意思であり、代表権を持たない国澤専務は手続きとして指示・了承していたに過ぎない。柴田会長がすでに亡くなっている以上、検察側は後に社長になる国澤さんに政治団体設立の責任をすべて負わせるストーリーを作らざるを得なかったのだろう」 


「実質ナンバー2」だった社長

 経理畑出身ながら柴田の信頼が厚かった国澤は99年6月に副社長に昇格し、2003年6月には金山の後を継いで社長に就任した。だが、国澤の社長就任は、金山が社内の権力バランスに配慮した結果であり、国澤にとっては“棚ボタ”のようなものだったという。国澤は西松始まって以来の事務系出身の社長だった。国澤に近いある関係者が証言する。

 「金山社長の後任は側近の満下直紀副社長とみられていたが、土木営業本部長の宗澤修郎副社長(故人)や建築営業本部長の石橋直専務(国澤の後任で社長に就任)も有力な対抗馬だった。金山社長は『この中から自分の後任を選べば、後々の社内の権力バランスに禍根を残す』と考えて、次善策として国澤副社長を社長に指名した」

 アルコールを一滴も飲めない国澤は、現場一筋の前任者たちとは違って、工事や営業の現場に詳しくない。柴田が得意としていた政治家との付き合いも、柴田から紹介された大学の同窓生の二階俊博・元自民党幹事長ら2〜3人に過ぎなかった。「二階さんとの関係にしても年に数回食事をする程度。巷間言われていることとは違い、何かを頼めるほど親しくはなかった。小沢元代表とは一度も会ったことがないはず」(関係者)。

 そんな国澤が選択したのは、自らの独断ですべてを決めるのではなく、案件を取締役会に諮って決める合議制だった。前出の関係者は「工事を受注するかどうかについても、国澤さんは取締役会に諮って決めていた。1億円以下の出金については、基本的に現場任せ。政治献金をどの政治家にいくら渡すかを決める権限も、現場の営業本部長や支店長に任せて報告を受けるだけ。自ら進んでナンバー2の立場を選んだ」と話す。

 国澤が合議制を採用した結果、新政研と未来研を使った政治献金の相手先とその額も、各営業本部長や支店長が独自に決めることになった。両団体を合わせた献金やパーティー券の購入の総額は合わせて約4億7800万円。2004〜2006年には「陸山会」に1400万円、自民党・二階派の政治団体「新しい波」に778万円など、与野党首脳や建設族議員たちに配られていた。

 小沢に対する献金の窓口となったのは仙台市にある東北支店である。1995年秋、常務取締役東北支店長に就任したばかりの宗澤が専務取締役事務本部長の国澤に泣きついた。

 「西松は岩手県や秋田県の公共工事で“天の声”を囁く小沢事務所と関係が悪く、宗澤さんは苦労していた。小沢事務所の求めに応じて、95年中に小沢の政治団体『改革国民会議』に1000万円以上の献金を決めた宗澤さんは、出金の最終決済権者の国澤さんに窮状を訴え、『柴田会長も了解している』と説得した」(元西松元幹部)

 柴田が了解していると聞いて、国澤はすぐに許可を出す。献金額などについて小沢の公設第一秘書の大久保隆規と直接交渉に当たったのは当時の東北支店次長の岡崎彰文。岡崎は2001年に本社に戻って取締役に昇格するが、総務部長兼経営企画部長として新政研代表の風間に献金の振り込み先の指示を続けた。ある西松関係者は「岡崎さんの総務部長就任は、小沢事務所とのパイプ役であることを重視されたから。驚くべきことに、岡崎さんは総務部長の職を解かれてからもパイプ役を続けていた」と話す。

 検察側の冒頭陳述によると2005年秋、国澤は岡崎から「新政研と未来研の会員になっている社員から、徴収される会費の金額面で不満が出ている。危険な状態なので、この献金スキームを終わらせたい」と相談を受けた。だが、国澤はこの時点で決断できず、翌年に常務取締役(管理本部担当)の長岡恵紀から再度相談を受けて、新政研と未来研を使った献金スキームを終わらせたことになっている。だが、事実は違う。

 「建設業界内では脱談合宣言に向けた動きが始まっており、国澤社長は2005年秋の時点で新政研と未来研を解散するよう指示していた。ところが、建築営業本部長の石橋副社長が『まだ民間工事の斡旋が期待できる』と強く反対したため、両団体は資金集めこそ止めたものの、解散にまでは至らなかった。この事実は国澤社長には伝えられなかった」(元幹部)

 そのため、2006年10月に両団体が解散していないと長岡から聞かされた国澤は、「まだやっていたのか」と驚くことになる。この時点で両団体の資金残高は合計で約500万円あったが、長岡は具体的な残高を国澤に伝えずに「小沢側に残りを支払って解散させたい」と説明した。

 「この時、国澤社長は『(小沢側には)払っても払わなくても苛められるのだから、払う必要はない』と通告した。しかし、担当の判断で最終的に500万円は小沢側に支払われ、国澤社長はこれを了承したとして逮捕された」(同)

 当然のことながら、国澤は東京地検特捜部の調べに対して容疑を否認した。だが、結局は「認めなければ会社を潰す」「部下を逮捕する」という担当検事の“脅し”に屈して渋々認めた。容疑事実の金額について、検事は当初「100万円」と説明し、国澤も「その程度なら」と了解した。だが、最終的には国澤に伝えられないまま「500万円」に増額され、後でこれを知った国澤は強いショックを受けたと言われる。


外為法違反の罪でも虚偽のシナリオ

 西松事件には政治資金規正法違反事件のほかに、海外で作った裏金を現金で違法に国内に持ち込んだ「外為法違反事件」がある。ある捜査関係者は「事件としてはむしろ外為法違反の方が先。この事件の家宅捜索で出てきたのが、ダミーの政治団体を使った政治献金に関する資料で、その意味ではこの事件こそ小沢の政治資金規正法違反事件の発端」と解説する。

 この事件では国澤と元副社長(海外担当)の藤巻惠次、それに元海外事業部副事業部長の高原和彦ら合わせて5人が2009年1月に逮捕され、国澤と藤巻が起訴された。検察側の冒頭陳述によると、西松ではかねてより海外で捻出した裏金を、無許可で国内に持ち込み、公表できない営業活動資金に充てていた。国澤は95年6月に事務本部長に就任すると、この裏金の管理を所管するようになり、藤巻も94年4月に海外事業部長に就任して以降、持ち込んだ社員から裏金を受け取り、経理部に引き継ぐなどして関与するようになったとされている。

 西松の内部調査によると、98年から東南アジアなど海外で捻出された裏金の総額は約9億円。うち約3億3000万円が、2002年から2007年にかけて国内に不正に持ち込まれた。東京地検特捜部は、西松が香港で取得したペーパーカンパニー「コープリー・オーバーシーズ・リミテッド」の口座から高原が引き出して8回に分けて国内に持ち込んだ計1億円のうち、時効にかからない5回分の計7000万円について立件した。

 さらに検察側の冒頭陳述は、国澤について「(海外から持ち込んだ裏金を)自らが社長として行う公表できない営業活動資金に充てようと考え、日本への輸入を指示した」と指摘する。だが、営業活動を土木と建築の各営業本部長に任せている国澤が、受注に向けた営業活動を自ら展開していた事実はなかった。

 1億円のうちの2000万円が2005年に死亡した自民党の大物幹部に、さらに2000万円が大分のキヤノン関連工場の建設をめぐる脱税事件で実刑判決を受けたコンサルティング会社元社長の大賀規久に渡されていたが、この相手先は国澤が直々に決めたわけではなく、建築営業本部長らが決めたことを承認したまでのことだった。

 こう見てくると、国澤には刑事事件の被告人として立件されるような責任はなかったと言わざるを得ない。「政治家との密接な関係なくして仕事は取れない」という企業風土の中で、現場に権限を委譲した事務系出身の国澤は、土木と建築の両営業本部長の身代わりとなり、検察のシナリオに沿って有罪判決を受けた。これを“土建王国の生け贄”と言ったら言い過ぎだろうか。


田中 周紀(たなか・ちかき)
1961年生まれ。共同通信社とテレビ朝日で国税当局を担当。2010年にテレビ朝日を退社。著書に「国税記者」(講談社)など


27. 2012年2月21日 17:57:21 : JwDwgGy09c
>>15.
そう思います。
70通とも言われるいわゆるゼネコン捜査資料は、小沢氏の名前が全く出ず、他の政治家名が出てくるが故に、検察は東京第5検察審査会へは送付していないことが、前田元検事の公判での証言からも明らかになっています。

時事通信の記事によれば、今回指定弁護士が開示を表明した資料というのは「検察審査会に東京地検が提出した捜査資料のうち、証拠開示されていない捜査報告書など」ということですので、70通のゼネコン捜査資料は含まれていないと思われますね。

やはり、この指定弁護士というのはかなり怪しいです。


28. 2012年2月21日 19:31:33 : F4GlOcqCZU

指定弁護士も元検察官。

判決は下駄を履くまで分らない。

指定弁護士も弁護士も裁判所判事も裁判所職員も全ては国家のスタッフ。

税金で飯を食っている者や法に守られた報酬で飯を食っている輩。

その飯の種を捨てる訳がない。


29. 2012年2月21日 22:39:43 : h4Wu1OdV42
>東京地検特捜部の幹部中枢である木村主任検事が作成した、水谷建設等の捜査資
>料を詳細に調べることは、弁護側にとって決定的な証拠に繋がる可能性を秘めて
>いる。

弁護側も、小沢「黒」という決定的な証拠に、敗北宣言する日も近い。


30. 2012年2月21日 22:40:23 : 7dqw1lPQg6
はっきりいって、もう日本に小沢一郎議員に対抗できる
国会議員はいない。
小沢大臣、小沢総理誕生は近い。
民主党マニフェスト2009に対抗できる政策がないんだから。
大善裁判長も小沢氏に有罪判決が書けないのだ。


31. 2012年2月22日 01:52:23 : 7pKTe350ps
小沢一郎支持者がこれから数千万人に拡大する勢いを、裁判官も感じ取って保身に動くのだろう。何をやっても国民の反感を買い小沢支持者の拡大を促すばかりの日本音痴のユダ金参謀の手先ばかりではいられまい。所詮は公務員。主権者国民の怒りの大群衆に取り囲まれる悪夢を売国奴達は、毎晩見てうなされている。

32. 2012年2月22日 02:33:27 : ykocHLq1Bk
>>29
検察「そんな証拠があるならこんなに苦労しねぇよバカ」

33. 2012年2月22日 08:31:44 : PIV0Or1XMc
>30
>はっきりいって、もう日本に小沢一郎議員に対抗できる
>国会議員はいない。

史上最大の巨悪。これに勝る国会議員はいない。

>小沢大臣、小沢総理誕生は近い。

国民は不支持は多いが、支持はいない。

>大善裁判長も小沢氏に有罪判決が書けないのだ。

判決の時期がきていないだけ。


34. 2012年2月22日 10:33:09 : Qz87sJNvtQ
>>33
もうじきお役御免だね、可哀そうに・・・。
さぞかしブルーシートの生活はお前みたいな引き籠りには堪えるだろうなあ(笑)

35. 2012年2月22日 11:34:48 : XhpX8jbLoU
マスメディアに90%洗脳されている納税者(国民)の皆さん、気がつこうよ

心からの国民の見方は、小沢一郎だよ(今は日本は民主主義国家の崩壊だよ)

税金で食べいる国家権力は(裁判所・検察・自民党・司法クラブ・電波で恩恵を

受けているテレビ局・税金で恩恵受けている新聞協会・竹下元総理からの指示の

雑誌社)、国民の為に実行できる改革者小沢は邪魔なんだ、この裁判すべてが

物語てっいる、霞が関官僚(検察・裁判所)タックを組んだ罠だと言う事だけは


36. 2012年2月22日 14:09:15 : oU58rWQM7E
>33

かわいそうな人・


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