でもさ、こんな人をどうして「知の巨人」ていうのは、だれなんでしょう。

しかし、吉本なんざ、所詮、科学についてはど素人なんでしょう？
「原子力」が「文明」だって？？馬鹿なことをいう「知識人」だね。
こんな人のたわごとを、そのまま受け取るなら、
受け取るほうにも問題があるかもしれないよ。

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阿修羅参加者には場違いなサイトかも知れませんが、こんなのもありましたよ。

　「痴呆症の老人」とのことですが、２時間インタビューの中味、３０年前からの彼の考え方を再整理・強化したものですよ。

これらが日本のマスメディアの戦前から変わらぬ報道姿勢です。

詩人の吉本隆明さんが「本当に」新潮が描くようなインテンションをお持ちの方なのかどうかは、たとえば岩上安身さんの IWJ のような「一切編集を入れない報道」番組を通さないと私たちには正確な判断は下せないのではないでしょうか。

なので、私は以前から散見される吉本隆明さんをめぐる報道はまだ現象学的〈　〉入れ、つまり「判断停止」の態度で眺めています。文は難解ですがアノ詩人が単純に原発容認発言をする人などとは捉えていません。

文系の才能も併せ持った人だから、そちらだけの人と誤解されるかも知れないが、そうじゃないんだ。

文学なんかやらなくたって十分にやっていけた人なんだ。

文学も好きだったからやったら当っちゃったわけ。

戦後左翼のインチキを見抜いていたからそれが当ったのは当たり前のこと。

ただ彼は、元々が理系だったが故に技術論擁護の立場に陥ってしまっているのだろう。

そしていまだに単純な戦後思想的な単純無邪気な技術進歩論に陥ってしまっているのだろう。

失礼ながら残念ながらそう判断する。

まあ無理も無いだろう。技術者の現役をとっくの昔に捨ててきているのだから。

技術者の現役だったら変わったかもね。

これはある意味止むを得ない「戦後知識人の限界」でもあるわけだ。

メデァも詰まらん事をやってくれるな。

まあ、金儲けになるからな。ああ詰まらん。下らない。

吉本隆明の状況への発言の有効性は、女性雑誌アンアンに高級衣料コムデギャルソンのモデルとして登場した時点で既に終わっていました。

＜良心派＞

「しかし、それでも科学技術や知識というものは、いったん手に入れたら、元に押し戻すことはできない。どんなに危なく退廃的であっても、否定することはできないのです。それ以上のものを作ったり、考え出すしか道はない」　原理的には、まさにその通りである。しかし、ある分野における科学者は、十年やそこらで、それ以上のものを作ったり、考えたりする「神的な能力」はない。要するに、原発問題はそう簡単には解決できないみたいだ。従って、取り敢えず、原発からは撤退して、原発科学者が「神的な能力」を発揮して、対応が可能になるのを待つしかない。そのような態度が筋だろう。何十年、何百年かかるか、知らないが。吉本隆明氏の言説は本質的には間違ってはいない。彼の言説を踏まえて、現実的に対処するのが、利口な人間の取る態度である。彼が「知の巨人」である事実は、学問に携わった人間なら、認められるだろう。そこらのぼんくら共には、理解できるはずがないのである。

群れずに単独で思考して生きる人間の思考を理解するのは非常に困難です。
常識のベースが違うので発言を現実に当てはめての反発は常に起こることです。
かつての小林秀雄や藤田嗣次に代表される表現としての芸術と
戦争責任に対する人間性の問題をどう捉えるかは非常に難しいように。

しかも共同幻想という巨大な時代の流れの怖さを深く理解する吉本氏にとって
「原発」という言葉は「科学」と同じ意味であると思われ、
科学という大きな幻想の流れは決して止められないという強い認識が、
「原発（科学）は人類にとって進むしかない一本道」と言わせているのでしょう。
これは目先の事でなく人類の未来に対する理論上の発言と捉えるべきでしょう。

この文を読むと吉本隆明さんは確かに原発容認派のようですね。
私は「原発即廃止」の立場ですので吉本さんの意見には反対せざるを得ません。
「人間に制御できない科学技術」というものが本当に無いのかどうかは未来に問いかけないと分かりません。しかし、何十万年と環境に影響を及ぼす技術は事実上「人間に制御できない技術がある」と断じてよいと思います。

>>14さん
あなたのおっしゃる「誤認」を、相手に論理的に説明して、納得させ、論破する以外に手はありませんね。それが議論、ないしは討論・論争です。その点では、この阿修羅（あるいはブログ）は極めて不適当ですね。>>07さんのコメントは慎重ですが、>>9さんの引用文は、意図的かつ作為的で、吉本隆明氏の思想の総体に通じている読者なら、片言隻句を故意に誇張している「為にする」引用文紹介だ、としか思えません。つまりこの引用文は論説ではなくて、鼎談ですから、吉本氏の「思想の総体」と関わり合いを持たせながら、理解しないと、誤った些末的な判断に陥る危険性がある、と思います。「技術は必ず現在を超えるから、原発よりも雄幸でありかつ安全であるという技術が出てきた時には、必ず自然廃滅される」そのためには「反原発の思想に反対である」つまり「反原発の思想」に単にエコロジカルに反対するのではなくて、「原発の思想」を科学的に乗り越えないと、人間は猿に退化してしまう。そういう意味だと思います。科学者にも性悪説ばかりの人間ではなくて、性善説の人間がいる、と吉本隆明氏は「楽観的」に考えているのでしょう。私が「ぼんくら共」と軽蔑したのは、吉本隆明氏の主な著作を読んでから、批判にしろ、と言いたかったまでの事です。吉本論者達でも、吉本氏の原発発言には、戸惑っているみたいですが、私は常識的な発言だ、と思いますよ。現時点では、私も反原発である事は、論を待ちません。当たり前の事です。科学者達が問題を解決していないのですからね。

>>17さん
若い世代には、ろくな思想家もいませんが、文字どおり死に体の花田清輝を引っ張り出すとは、スターリン主義者は未だに死に絶えてはいないようですね。

吉本隆明は自立して思想する道を指し示そうとして来ました。批判は批判、是は是、非は非であり、頭を教祖にすっぽりと預けてしまう、いわゆる信者になってしまっては、同氏の営々たる努力が水泡に帰してしまいうことになりますよ。

あの論争において吉本隆明批判をし、花田は意図的に引き下がったという解釈をしている、広島大学教授好村富士彦著「真昼の決闘」もひとつの視点であると思われます。
鶴は千年、亀は万年ですが、評論と小説と云う分野の性格を考えれば、吉本百年、埴谷千年といったところでしょうか。

>>19さん

私のコメントのどこが「頭を教祖にすっぽりと預けてしまう、いわゆる信者になってしまって」いるのですか。この阿修羅でいつも思う事は、コメントする人達の日本語の読解力のなさです。こんなコメントのような単純な文章すらまともに理解できないようでは、吉本隆明氏の著作どころの話じゃないですね。

>>20さん

故好村富士彦さんの「真昼の決闘」なんて、当時私は馬鹿にしながら、読んだものです。遙か昔の懐かしい思い出です。でも、一説によると、故好村富士彦さんは、のちに反省して、「試行」派になったとか。まともな大学教授なら、そうなるでしょうね。

そうだねぇ、単純な文章すら理解出来ないアホを相手には出来ないね。特にアカデミズムに対して病的な劣等感をもっているような輩とは。その通り、Keep it up!