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自民・谷垣総裁ヘンだぞ〜剛腕・小沢をやたらとイジル理由
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120221/plt1202211530005-n1.htm
2012.02.21 夕刊フジ
自民党の谷垣禎一総裁（６６）が、不似合いな“バルカン政治家”的発言を続けている。野田佳彦首相（５４）に対して、消費税増税に反対する小沢一郎元代表（６９）の離党を迫ったかと思えば、小沢氏との連携の可能性まで示唆しているのだ。背景には、野党第１党のリーダーとして存在感を示せない焦りがありそうだ。
谷垣氏の注目発言が飛び出したのは１９日。福岡市で開かれた福岡県連大会で、野田首相に対して、「足元を固めないと駄目だ。小沢氏と首相が一対一で話し、『賛成するなら一緒にやりましょう。反対なら出て行ってください』と整理しないと、政治の力は生まれない」といい、与野党協議の条件として「小沢氏離党」を迫った。
翌２０日には、都内での講演で、「小沢氏が言っていることと、われわれが言っていることは同じ方向を向いているわけではないが、全部選択肢を排除しては進まない」と述べ、内閣不信任案提出時の小沢氏との連携の可能性も示唆したのだ。
普段は真面目な谷垣氏のバルカン発言。高度な「民主党分断工作」にも思えるが、直前の出来事を見ると、その心境がよく分かる。
野田内閣は１７日、自民党に呼びかけていた与野党協議を諦め、消費税増税を含む「社会保障と税の一体改革大綱」を閣議決定した。新聞各紙は、「実現へ民主と自民は歩み寄れ」（読売１８日）、「不毛な与野党対立をいつまで続けるのか」（日経１９日）などと、自民党に厳しい論調を並べた。
そもそも、自民党は前回参院選で「消費税１０％」を公約している。谷垣自民党の政局絡みの姿勢は評判が悪く、世論調査でも自民党の支持率は上がらず、「次期首相」「次のリーダー」を聞いても、大阪市の橋下徹市長（４２）の足元にも及ばないほど谷垣氏は下位に甘んじている。野田首相も厳しい立場だが、実は、谷垣氏も窮地に立たされている。
政治評論家の浅川博忠氏は「谷垣氏は先が見えなくなって、場当たり的発言をしているのではないか。自民党内では、谷垣氏の『解散優先』の手法は評判が悪い。『次の一手がある』として、不信任案提出時の小沢氏らとの連携話も流れているが、こうした話は水面下で進めなければうまくいかない。政治センスがない。所属議員も支持者も疑心暗鬼になる。２９日の党首討論で存在感を示せなければ、総裁再選は極めてむずかしい」と語っている。
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小沢元代表：「３都構想」を応援 愛知県知事と会談
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120222k0000m010098000c.html
毎日新聞 2012年2月21日 21時58分
民主党の小沢一郎元代表は２１日、衆院議員会館の自室で大村秀章愛知県知事と会談した。元代表は、大村氏が掲げる東京、大阪、名古屋の３大都市圏が地方分権で連携する「３都構想」について「今の国の形は何としても変えていかなければいけないので応援する」と述べたという。
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橋下氏上京、民主・前原氏と「八策」練る？
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120221-OYT1T00995.htm
2012年2月21日21時14分 読売新聞
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と大村秀章愛知県知事が頻繁に上京し、民主党幹部らと会合を重ねている。
橋下氏は２０日夜に民主党の前原政調会長と都内で会談したとされる。大阪維新の会の次期衆院選の公約となる「船中八策(せんちゅうはっさく)」の骨子などについて意見交換したようだ。両氏は１月２３日にも都内でひそかに会談した。
大村氏は２１日、国会内で民主党の小沢一郎元代表と会談。「民主党議員ＯＢには『政権交代して自民党政権より悪くなった』と言う人がいる」と述べると、元代表は「本当だよな。困ったもんだ」と応じたという。東京、愛知、大阪の３大都市連合を目指す大村氏に、小沢氏は「地方分権は私の年来の主張だ。応援するから頑張れ」と激励した。大村氏はその後、国民新党の亀井代表とも会談した。
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