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国民新党の亀井亜紀子政調会長は消費税率引き上げの関連法案の閣議決定に反対しなかったのは、成立不可能だからだと発言した。なかなか面白い発言だ。連立与党になっているので積極的に賛成したと思ったのだが、成立不可能だから、敢えて反対しなかったというのだ。屁理屈だが連立相手に波風を立たさないように配慮したともいえる。
もともと国民新党自体は賛成で、彼女個人が自分の理念として反対を打ち出したのか？若しくは、党自体も世論を見て反対に転じたのか、イマイチ分からない。下地幹事長は民主党に陳謝したが、多分、党利党略的要素が大きいのではないか。前原政調会長も「だったら閣議決定に反対すべきだ」と不快感を示しているという。
だが、亀井亜紀子は、再度20日夜のBSフジの番組で、一体改革大綱について、米軍普天間飛行場を来年閉鎖すると言っても不可能だ。それと同じで、できないことを閣議決定した、と再び批判したのだ。ツーか、かなり高度なテクニックだわね。多分、亀井亜紀子は国民新党ともコンセンサスを得てたのではないかしら？
国民新党の下地が連立相手の民主党には謝罪して、亀井が国民へのメッセージとして消費税増税に反対する。危うい立ち回りのような気もするが、小沢氏と連携し、法案成立を阻止するシナリオも視野に入れているのだ。いいね！亀井亜紀子。なかなかのテクニシャンじゃん！そろそろ政治家としての手練手管を発揮して欲しいと思ってたからグッドじゃない。ようやく素人政治家から脱皮できそうだわね。
小沢氏が国会の消費税率引き上げ法案の採決で造反すれば同調するというのだ。小沢派が造反すれば民主党はその時点で与党から滑り落ちる。すなわち、小沢新党に雪崩を打って人が集まる。記念すべき野田政権崩壊の日になるのだ！私の希望的観測をいれて強引にシナリオを描いたが、あながち実現不可能ではないような気がする。政局はすぐそこだ！
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