乗り遅れて結構、喰いそびれて結構です！

俺は愛する岩手に根を張って生きる者。
ここに生え、ここに育つもので自らの命を支える“恵み”に感謝できる者。

素晴らしい土と水こそが、子や孫へ残せる最大の財産。
だからこそ“放射能”を心から憎む。

『愛』さまですか？

俺も、俺の子供３人も“帝王切開”です。
西洋医学や科学技術の進歩に感謝し、より推進するのは“知恵ある生物”としては当然の事です。
俺も“化学系のエンジニア”のハシクレですから、西洋文明のロジックから学ぶべき事を否定はしません。

けれど、『都会（第２の自然）を賞賛すること』と『大地と土（第１の自然）を賛美すること』は相反する事ですか？

『愛』さまは以前、食料は工場で作ればいい、的な事を仰っておられましたね。
賛否両論はあろうかとは思いますが、近未来“そうぜざるを得ない”状況にはなりそうだと思っています。

けれど、それも全ては『健康な土と水』が有ればこそ。
『第１の自然』の上に『第２の自然』が立つのであって、決してその逆ではありません。

俺は、『土中の有用微生物群の相互触媒的作用による“元素変換”』の可能性提示する者です。

『元素・分子』の表面を撫でる程度の“応用科学”の分野ですら、その生成・反応の全てを解明できている人類では有りません。
例えば、直接化学反応には寄与しない『触媒』がなぜ化学反応におけるエンタルピーを下げ得るのか？

ましてや『物理学・量子学』すら、一見、挙動と現象を数学的に証明できているように思われるだけで、
例えば最近も日本の研究チームによって『不確定性原理』すらも否定される事態です。

偉大なる多様性の担保は『第１の自然』への畏怖と感謝を最大限に尊重する所からしか生まれ得ません。
その上で、人類が生み出す“科学技術文明”の向かう先をしっかりと“監視”して行きませんか？

生意気言ってスミマセン。

あなたは、ＴＰＰに関する情報の公開、政府からの説明が充分に成されていると思いますか？
その上で、議論が尽くされ国民的コンセサンスが得られているとお考えですか？

『バスに乗り遅れるな』という言葉のアンチテーゼは、簡単に言えば“易き言葉に扇動されて雰囲気に流されるな”だぜ？

天才ひとりに導かれるのが“民主主義”かい？
天才が“民衆の側に立っている事”と“民衆の側に立ち続ける事”を誰がどのように担保してくれるんだい？

あなたの言葉からは“危うさ”しか感じれない。