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小沢氏意見陳述の詳細 〜 晴 天 と ら 日 和
http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/802.html
投稿者 街カフェTV 日時 2012 年 3 月 20 日 09:45:37: FhSY.VZyAvKpM
 

次のサイトからの転載です。。。小沢さん渾身の意見陳述!!素晴らしいですね。

http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/52005345.html

「検察の妄想から始まった」by・小沢弁護団 「検察は不当・違法な捜査を行い、検察審査会の審査・議決も誘導し、強力に政治への介入を続けた。私は無罪です」by・小沢一郎。

 
〜 小沢元代表意見陳述の詳細 〜
 

裁判長のお許しをいただき、本裁判の結審に当たり、私の見解を申し上げます。
5ヵ月半前、私は指定弁護士による起訴状に対し、次のように申し上げました。

(1)東京地検特捜部による本件強制捜査は、政権交代を目前に、野党第一党の代表である私を政治的・社会的に抹殺することが目的であり、それによって政権交代を阻止するためのものだったと考えられる。
それは、主権者である国民から何の負託も受けていない検察・法務官僚による議会制民主主義の破壊行為であり、国民主権への冒とくである。

(2)指定弁護士の主張は、そのような検察の不当・違法な捜査で得られた供述調書を唯一の証拠にした東京第5検察審査会の誤った判断(起訴議決)に基づいたものにすぎない。

(3)したがって、本裁判は直ちに打ち切るべきであり、百歩譲って裁判を続けるとしても、私が罪に問われる理由はない。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実はなく、ましてや私が虚偽記載について共謀したことは断じてない。

(4)今、日本が直面する危機を乗り切るためには、このような国家権力の濫用を止め、政党政治への国民の信頼を取り戻し、真の民主主義を確立する以外に方法がない。
以上の見解は、これまで15回の公判を経て、ますます鮮明になったと思います。

以下、その事実を具体的に申し上げます。
基より、「法の下の平等」「推定無罪」「証拠裁判主義」は、法治国家の大原則であります。
ところが、東京地検特捜部の強制捜査は、それらをことごとく無視して、証拠に基づかない不当な推認を積み重ねただけのものでありました。まず、政治資金規正法の制定以来、本日ただ今に至るまで、政治資金収支報告書に間違いや不適切な記載があっても、実質的犯罪を伴わない限り、検察の言う「虚偽記載」も含めて、例外なくすべて、報告書を修正することで処理されてきました。

それにもかかわらず、私のケースだけを単純な虚偽記載の疑いで強制捜査、立件したことは、「法の下の平等」に反する恣意的な法の執行にほかなりません。また、前田元検事がこの法廷で、「取り調べの初日に、木村主任検事から『これは特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢を挙げられなかったら特捜部の負けだ』と言われた」と証言したように、「推定無罪」どころか、最初から「有罪ありき」の捜査、立件でした。

さらに、形式的には「証拠裁判主義」にのっとって、私を2度不起訴にしておきながら、その実、違法・不当な捜査で得た供述調書と「小沢有罪ありき」の捜査報告書を東京第5検察審査会に提供することで、同審査会の議決を「起訴議決」へと強力に誘導しました。その動かない証拠が、石川元秘書が虚偽記載を私に報告、了承を得たとの供述を維持したという平成22年5月17日の田代検事作成の調書と捜査報告書であります。

去る2月17日の公判で、裁判長が、「検察審査会の再度の議決の判断材料として提供することを予定しながら、違法不当な取り調べを行い、石川に供述を維持させた」、「捜査報告書の記載は事実に反する」と指摘されたとおりだと思います。とりわけ重大な問題だと思うのは、田代検事自身が法廷証言で、「捜査報告書は上司に言われて作った。検察審査会に提供される可能性はあると思っていた」と認めたように、石川元秘書が供述していない虚偽の事実を意図的に報告書に記載し、東京地検が、それを検察審査会に提供したことであります。

その悪質さにおいては、厚生労働省元局長村木厚子氏の虚偽公文書作成事件で、前田元検事が証拠を改ざんした事件を上回るのではないかと思います。そして、その虚偽の供述調書と捜査報告書は、平成22年9月、検察審査会が起訴議決をして、私の強制起訴を決めた最大の証拠とされました。

それは、検察審査会の議決文が石川元秘書の調書を信用できるとした理由について、虚偽の捜査報告書の内容を踏まえて、「再捜査で、石川自身が供述を維持した理由を合理的に説明している」と明記していることで明らかであります。

ところが、東京地検特捜部による強力な検察審査会誘導はそれだけにとどまりません。
先に、裁判長が田代検事による石川元秘書の違法不当な取り調べについて、「個人的なものではなく、組織的なものであったとも疑われる」と指摘され、花崎検事による池田元秘書の取り調べについても、「利益誘導があった」、「取り調べメモを廃棄した」と認定されたとおり、当時の佐久間部長、齋藤副部長、吉田副部長、木村主任検事ら特捜部あげての審査への誘導工作だったと考えられます。

実際、東京地検が検察審査会の再審査に提供した、ほかの捜査報告書を見ると、「小沢は3回にわたる取り調べでも合理的な説明ができず、不自然な弁解に終始した」、「政治資金収支報告書に関する小沢の供述は虚偽である」、「小沢の共謀を推認する積極的証拠となり得る」、「小沢には本件不記載・虚偽記載の動機があった」等々、「小沢有罪ありき」の推認の記述ばかりで、明らかに、起訴議決をしない方がおかしい、強制起訴すれば裁判でも勝てる、と誘導しています。

仮に、それら捜査報告書と供述調書が、ほかの政治家に関するものであり、かつ私がそれを審査する検察審査会の一員だったとしたら、私も「起訴議決」と誤った判断をしていただろうと思うほど、強烈で執拗な工作であります。

加えて、前田元検事が、「東京地検では証拠隠しが行われた。検察審査会では全ての証拠を見ていない」と証言したように、検察の「小沢有罪ありき」の見立てに合わない取り調べ結果は供述調書にせず、そのメモさえ審査会に提供しませんでした。

そのような検察の手法には、司法の支配者然とした傲慢ささえうかがわれます。
事実、東京地検は、本公判開始の9か月も前の昨年1月に、田代検事並びに特捜部副部長による捜査報告書の虚偽記載の事実を把握しておきながら、放置、黙認し、指定弁護士にも、裁判所にも、私の弁護団にも一切伝えなかったと報道されています。

特に、指定弁護士が強制起訴手続きを行う前にその事実を把握していたのに、指定弁護士に知らせなかったのは、言語道断であると思います。

本件は、ただ単に検察が私個人に対して捜査権・公訴権という国家権力を濫用したということではありません。
野党第一党の代表である私を強制捜査することで政権交代を阻止しようとし、政権交代後は与党幹部である私を強制捜査ー強制起訴することで新政権を挫折させようとした、その政治性に本質があります。

検察は、2年間もの長きにわたって、不当・違法な捜査を行い、あまつさえ検察審査会の審査・議決を誘導して、強力に政治への介入を続けました。それは正に、議会制民主主義を破壊し、国民の主権を冒とく、侵害した暴挙と言うしかありません。その実態が15回の公判を通じて、具体的事実によって、いよいよ鮮明になったことが、本裁判の一番の意義である、と私は思います。

以上のように、検察審査会の起訴議決は、私を強制起訴させるために東京地検がねつ造した違法不当な供述調書と捜査報告書に基づく誤った判断であり、その正当性が失われたことが明白である以上、私にはいかなる点でも罪に問われる理由はありません。
私は無罪であります。

もちろん本来は、本件控訴は棄却されるべきものであります。
もし、何らかの理由で公訴が棄却されない場合でも、私にはいかなる点でも罪に問われる理由はありません。政治資金規正法の言う「虚偽記載」に当たる事実はなく、ましてや私が虚偽記載について元秘書と共謀したことは絶対にありません。

東日本大震災からの復興は、丸1年経っても本格化するに至らず、福島第一原子力発電所の事故は依然として収束の目途すら立たず、一方では歴史的円高によって国内産業の基盤が崩れ始め、欧州の金融危機に端を発する世界恐慌の恐れが迫って来ている今、日本の経済・社会の立て直しは一刻の猶予も許されない事態になっています。

そのためには、検察・法務官僚による政治のろう断に即刻、終止符を打ち、速やかに政党政治に対する国民の信頼を取り戻して、議会制民主主義を機能させなければなりません。裁判長はじめ裁判官の皆様におかれましては、見識ある公正なご判断を下されるようお願い申し上げ、私の意見陳述を終えます。
ありがとうございました。

*****************

最近連載を始めた記事です。

検察・最高裁事務総局解体論 3話/ 未熟な自分との別れ 〜 新党市民(政治団体)藤島利久
http://www.asyura2.com/12/senkyo127/msg/764.html


 

その他詳しい情報はブログトップにあります。 ⇒ http://kochi53.blog.ocn.ne.jp/blog/

 

 

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コメント
 
01. 2012年3月20日 10:19:24 : dnLjxjtLck
会社では会社に損害を与えたら弁済を要求される
佐久間と大鶴による30億ともいわれる
税金の無駄使いはどのように
処置されるのだろうか
また国会議員たちはこの人権侵害について
黙していることは言論の府の
自殺行為であることを
特に戦前に言論弾圧されたと主張する
協賛党と混迷党は深くその二枚舌を自戒するべし
なにを言っても手前勝手の偽善集団と
総括されるだろう
既得権益派だからナチスに粛清された
牧師のような目にはあわない確信はあるのだろう

02. 2012年3月20日 10:31:17 : eJcwQUA9aU
120%無罪確定となる。
検察の組織犯罪が公の場で糾弾されることがないようにするには、
疑惑を残さない形での完全無罪を確定しなければならない。
万が一にも、有罪にしようものなら、控訴裁判において、
検察は同僚の現役検事や上司の検事、元検事の証人喚問により、
同士討ちしなければならなくなる。
国民にとっては、こんな面白いドラマはない。

03. 2012年3月20日 10:47:52 : PgGEzDs2v2
■ やっぱ 小沢さんは

 すごい の一語に 尽きます!


04. 日高見連邦共和国 2012年3月20日 10:49:50 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
一切の多言は必要無し。
これ有るかな、我らが御(おん)大将よ!!

05. 2012年3月20日 11:25:30 : wEcxf1cND2
小沢氏の意見陳述全文を載せた新聞があるだろうか?あればどなたか教えてください。

今日もみのもんたは、無罪の場合、「ではおかねの説明はどうなるのでしょうね」と言っていたが恥ずかしくないのだろうか。


06. 2012年3月20日 11:25:31 : T306ySFwbI
>>02

もちろん、無罪であるべきだが、

無罪であっても、佐久間ら検察官への起訴や証人喚問はゆるがしちゃいけないよ。

当然、小沢もそのつもりだろうが。


07. 2012年3月20日 11:38:35 : TAMAzQ8DkE

 小沢氏はマスゴミなどあらゆるとこで 損害賠償訴訟 に踏み切るべきである。
     其れによって 相手に反省させ また 民主主義の回復に繋がる。

     アメリカ だったら 30億円は いくでしょう。


08. 2012年3月20日 12:08:13 : JwmE0mOSZ7
 本件直ちに控訴棄却したのち、この事件の本当の闇を明らかにすることが絶対にやらなければならない大事な仕事だと考えます。国民はそのことを注視していくことで忘却の彼方へ追いやってはなりません。
 民主主義を前進させる為にそして本当の意味での独立した国になる為の絶好な機会ととらえて、日本国民として頑張らなければならない時ではないでしょうか。
 よい意味で「人間万事塞翁が馬」としたいものです。

09. 2012年3月20日 17:55:07 : cpdSgh6nGU
この裁判についての意見は小澤氏の陳述通りであり、当然無罪・公訴棄却となるべきものと思っている。 しかし裁判長が如何なる判決を出すかは解らない。 日本を支配している闇の勢力が、小澤氏を有罪にせよと最高裁事務局を通じて裁判官に強要している可能性は否定できない。 しかし敢えて言うのであれば、闇の勢力と呼ばれるものの実体は、フロイトの言った虚焦点に過ぎないものだと思う。 昭和20年8月の降伏以後、まるで悪夢から醒めたようになったことを思い出す。 特に首相であった東条英機氏は、ある意味では万能の独裁者だったのに、戦争裁判に引き出された彼は並み以下の人間であった。 人間が集団的にある方向に向かって歩みだす時、集団を支配する無意識が存在し、そのためには命をも惜しまないことがあると知った。 日本を支配する闇の勢力は虚焦点に過ぎないとしても、その手先となって働くアメリカ人や日本人達の悪辣な敵意は虚ではなく、極めて実存的なものである。 簡単に言ってしまえば、アメリカの大統領すら操り人形に過ぎないとしても、それを金の力で支配している一握りの富裕階級だって本当は虚焦点に過ぎないものと言えるだろう。 イリュージョンに支配されるのは馬鹿げているが、それの手先である日本のメデイアの影響力や、司法官僚の権力はイリュージョンではない。 幻想を打ち破るには、悪辣な手先と闘っていくしかないと思う。 N.T

10. 2012年3月20日 18:37:50 : TAMAzQ8DkE

 もし 有罪 ならば 裁判に全国民の不信の目が一斉に集中し
 司法の信頼が消えてしまう。
 いくらなんでも 物事には限度がある。
 やつらは 自分の首を絞めるようなバカではないと思われる。

 百歩譲って裁判を続けるとしても高裁 最高裁と行くうちに
 いろいろあぶりだされて ぼろがボロボロでてくる。
 もう 蓋をするでしょうね。2年間排除して 目的は達成したのだから・・



11. 2012年3月20日 18:52:52 : Q1AShcAlNU
石井一議員にとって小沢インチキ裁判は決して他人事ではないはずだ。
なのに知らん顔。司法の捏造を追及しようとしない。例え小沢氏に対して私怨があったとしても、捏造は悪なのだ。国会議員として声を出して欲しい。

12. 2012年3月20日 21:39:18 : 6aeXm80Klc
マスコミの偏向報道に毒されず、小沢氏を客観的に見ている国民なら、この小沢氏の意見陳述には、強く心を打たれる。
最初から分かっていた悪質な政治陰謀、妄想検察の暴走、捏造偏向マスコミが組んだ小沢抹殺事件であることが、ようやく公になる。
だが、小沢氏は凄い人物だ。愛国政治家として、袋叩きにされながら、頑張っている。
あまりにも酷すぎる小沢氏へ政治的迫害、検察暴挙、マスコミ捏造報道、報道洗脳被害の国民らによる際限なき執拗な攻撃、振り込め詐欺師も及ばない検察審査会制度の悪用、捜査報告書の偽造等、日本政治史上、例のない抹殺政治謀略が行われたのだ。
悪事が全て暴露され、間もなく、抹殺メンバーらに、国民の厳しい鉄槌が下るだろう。

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