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大坪・佐賀氏犯人隠避事件判決公判傍聴記(郷原信郎)   
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/328.html
投稿者 すずしろ日記 日時 2012 年 3 月 31 日 00:31:20: 2.hA1NtaeJhbQ
 

大坪・佐賀氏犯人隠避事件判決公判傍聴記(郷原信郎)
郷原信郎Twitterより http://www.twitlonger.com/show/gncboa

まず、呆れたのが、判決文を読む裁判長の声が小声で早口で殆ど聞き取れないこと。私は特に耳が悪いわけではないので、おそらく、最前列の記者席でも殆ど聞き取れなかったはずだ。

傍聴席に聞こえない判決の言い渡しというのは、「公開の法廷での判決」と言えるのか。これが記者会見であれば、「聞こえませーん」という罵声が飛ぶはずだが、法廷での裁判長に対しては、記者から文句を言う声は全くが出ない。要するに、判決は被告人・弁護人に聞かせるもので、記者も含めて傍聴人は、恩恵として傍聴席で見せてやっているだけ、ということか。

さて、聞き取りにくい中で聞いた判決だが、主文は、執行猶予付の有罪。検察・弁護側の主張、争点、公判経過からはこういう結果になるだろうとは思っていた。被告人二人が、前田検事(当時)の故意の証拠改ざんを認識していたかどうか、隠蔽の意図があったかどうかについての判示が延々と続く。

最も重要な問題は、昨年2月に出した「組織の思考が止まるとき」(毎日新聞社)でも書いたように、本件が犯人隠避に当たるかどうか、という法律問題だ。

私は、両氏が故意の改ざんであるかどうかについて、認識していたことと違う報告を上司にしていたとしても、それは、組織内における報告手続の問題で、それが、刑事事件の犯人を逮捕する義務に反したということには当たらないという見方だが、弁護側の主著は、殆どが改竄の認識を否定することにばかり力点が置かれた。

そうなると、検察側は、現職検事を何人も証人に立てて、故意の改ざんの認識があったことを立証することになる。裁判所としては、多数の現職検事が偽証していたことの認定はしにくいはずだ。。

判決では、犯人隠避の成立については、簡単な理由で認めた。しかし、そのことは、別の面で大きな意味を持つことになる。

判決の量刑理由の中で、「特捜幹部であった被告人達は、部下の犯罪を認識したら、ただちに捜査して、刑事事件として立件すべきだった」というような明確に述べていた。

しかも、執行猶予にした理由、すまり、被告人に有利な情状として、本件は、被告人ら個人的な動機で行った行為というより、特捜検察の体質、検察の組織の問題が表れたもので、個人だけを責められないというようなことも言っていた。

検察は、これまで、都合の悪い証拠は、できるだけ非開示にし、都合の悪い身内の不祥事はできるだけ表に出ないようにする、という組織文化を守り続けてきた。今回の判決は、「身内の犯罪」をみつけたら、自ら捜査して刑事事件として立件せよ、という姿勢に転換することを検察に求めたのだ。

この判断を前提にすれば、陸山会事件での田代検事の虚偽公文書作成の事件の捜査に対しても、検察が消極的姿勢で臨むことは「犯罪」だということになる。しかも、その捜査は、特捜部長、副部長という個人レベルの問題だけにとどめるのではなく、組織的背景にも踏み込んで捜査すし事実解明をする必要がある、ということなのだ。

今回の「聞き取りにくい判決」はの中身は検察にとって相当重いものだ。  

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コメント
 
01. 2012年3月31日 01:02:47 : tVjI2Wv9Cs
 郷原は何処かで前田を立件したことは、大坪、佐賀を追加処断せざるを得なくなり検察組織を追い込むこととなって、間違いだったと指摘していたと思われるけれども。
 ということは、陸山会事件において、田代逮捕も邪道だとの郷原の判断か。それが検察組織のの本質的な誤りを解決することに繋がるようなことを指摘していた。
ところが裁判所は明白に、郷原の見解を否定したということ。

陸山会事件においてもサッサと立件しなければ、刑事局が犯罪者になるという明確な判断を示してということだ。この考えを支持する。


02. 2012年3月31日 01:20:04 : Kcj0zZa4O2
小声って(失笑)
判決文なんだから堂々と言えよ!バカ!

03. 2012年3月31日 05:46:10 : os6xUtoV7g

>特捜幹部であった被告人達は、部下の犯罪を認識したら、ただちに捜査して、刑事 事件として立件すべきだった」というような明確に述べていた。

これは、真っ当で非常に重い指摘だ。

TVのニュースの執行猶予判決で、やはり検察側に甘いのかと憤慨していたが、判決のプロセスを聞くと、全く逆の理由によるものなのね。

やりたい放題だった検察は終わり。

今までの様には行かない。


04. 2012年3月31日 09:01:58 : Igq9IU5nH6
今回の件は、部下の犯罪を認識したら、直ちに捜査して、立件すべきであった?
ピントがづれていますね。
故意であろうと、ミスであろうと、村木さん無罪の証拠を改ざんしたのでしょう?
直ちにやるべきことは、起訴取り下げでは。
そのまま裁判を続けたことは、無罪と分かってる人を、陥れようとした行為ではないのか。
検察とはそういう組織なのか。

05. 2012年3月31日 09:31:46 : VQGbxLwH3g
「現在進行中の裁判に影響を与えるから、真犯人が見つかっても逮捕もしないし起訴もしない。」

と言う理由は詭弁中の詭弁。


06. 2012年3月31日 10:47:42 : rWmc8odQao
「今回の判決は、「身内の犯罪」をみつけたら、自ら捜査して刑事事件として立件せよ、という姿勢に転換することを検察に求めたのだ。」

裁判所は更生しだしたのでしょうかね。検察もそれにつづいて更生していただきたいものですが、口だけではダメですので、まずは「全面可視化」、その次に「弁護士の立ち合い」をお願いします。


07. 2012年3月31日 13:27:29 : nVYxbQvl8M
大坪、佐賀元検事はこの際洗いざらい組織ぐるみであったということを、ぶちまけるべきだ。このまま検察に遠慮したからといって検察庁にもどれるはずもなく、この二人なら検察にとっての弱点をいろいろと知っているだろう。

08. 2012年3月31日 13:51:11 : xqpn88tq7M

大坪弘道元特捜部長、佐賀元検事は、
検察組織のエグイ秘密をにぎっている。

吐け! 楽になれ!


09. 2012年3月31日 14:43:44 : FfAIqnoWhU
異様に小声の裁判長に
「聞こえませーん!」と誰も言わない裁判って…
学級会にも劣るな。

ま、今の裁判システムを象徴している現象の1つなんだろう。

> しかも、執行猶予にした理由、すまり、被告人に有利な情状として、本件は、被告人ら個人的な動機で行った行為というより、特捜検察の体質、検察の組織の問題が表れたもので、個人だけを責められないというようなことも言っていた。

執行猶予をつける理由として、これはおかしくないか。
この理屈では、被告人が、役所など、大きな組織に属していればいるほど、
そして(明らかに個人的な犯罪ではなく)組織の体質に根差した犯罪であればあるほど、被告人には甘い判決が出ることになりかねない。
つまり、「組織全体が悪いのであって、被告人1人だけが悪いんじゃない」という理屈によって、責任が言わば分散化・曖昧化されているわけだ。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
「太平洋戦争、みんなで始めたんだから誰も悪くない」と同じ屁理屈だ。

まず、そのような理屈は抜きで、つまり組織は抜きにして被告人に罰を課すべきだ。その上で、(起訴されていない組織を裁くことはできないから)意見という形で組織を糾弾すればよいのだ。

(意識していようといまいと)組織の体質に乗っかって犯罪を犯した場合でも、
厳しく罰せられることを知らしめなくてはならない。見せしめでもいい。

このような理屈での執行猶予は、結局は組織の“犯罪体質”の温存につながるように思う。


10. 2012年3月31日 14:52:35 : 8zLSgWcHzo
何か悲しいな。正義の象徴が司法のはずなのに。小沢さんやムネオさんやホリエモンや司法のデタラメに翻弄された多くの人々が結集して国民が声をあげて司法を改革できないかな…

11. 2012年3月31日 17:09:36 : zV338HpqK2
私(大坪弘道)はその瞬間、激しい怒りが体中にこみ上げ、吉田検事に対し「何だと!やるならやってみろ。もし妻に指一本でも触ってみろ。ただではおかないぞ!私が知っている全ての秘密をバラして検察をガタガタにしてやる。それによって自分も死ぬことになるが、覚悟の上だ。そのことを上に言っておけ!」(『勾留百二十日』文芸春秋社。108ページ)

つまり、大坪検事は、検察がガタガタになるほどの秘密を知っている。そしてその秘密をバラすと殺される。一体誰に?


12. 2012年4月01日 02:00:24 : hhIHSvty0A
>10
>小沢さんやムネオさんやホリエモン

この三人の共通点は、反省の念がないことだ。


13. 2012年4月01日 07:00:08 : 42WLGuDM8Y
11サン  大坪検事がこれ以上オレに障ればバラスぞ。脅迫そのもの。検事がヤクザ顔負けで日本の特捜は動いていた。
 そして検察がガタガタするようなことを平気でしていた。すべてを解析して検察を解体してやり直さなければ正しい検察は望めない。永遠と黒く冤罪温床を司法として受け継ぐことを認めたような話。暗黒でこんな司法に私達は身をゆだねていると思うとゾッとする。



14. 2012年4月01日 07:00:24 : QzGULZz9aA
今こそ 検察を改造せよ

日本の司法が腐って出来た玉子焼きと呼ばれる現実


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