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独裁かどうかなんて「小さいこと」っていうのが、社会の大勢の感覚なのかもしれない
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/560.html
投稿者 そのまんま西 日時 2012 年 4 月 06 日 01:00:22: sypgvaaYz82Hc
 

独裁かどうかなんて「小さいこと」っていうのが、社会の大勢の感覚なのかもしれない
(Afternoon Cafe)


観測霊さんにいただいたこのコメントは、
「ファシズムは笑顔で訪れる」という格言を思い出させてくれます。

(引用開始)
今朝はちょっと時間があったので、テレビ朝日の「モーニング・バード!」という番組を見ていたんですが、そこで橋下市長の特集をやっていました。

まぁ、内容は「既得権益と戦う橋下市長」的な内容でしたとだけ。

気になったのは特集後の出演者のコメント。

舘野晴彦氏
(幻冬舎取締役専務、月刊『ゲーテ』編集長)は


「独裁かどうかなんて小さいことを言ってないで…」


…すみません、聞いた瞬間耳を疑ったので、その後なんて言ったのかさっぱり覚えていないんですが、これで月刊誌の編集長って…何の冗談かと思いました。

あぁ、そうなんだ、独裁かどうかなんて「小さいこと」っていうのが、社会の大勢の感覚なのかもしれない、と思い知らされたといいますか…なかなかショッキングな出来事でした。

(引用ここまで・太字は私)

「独裁でも何かを変えてくれるならそれは‘良い独裁’なんだから別にいいじゃん、」と感じている人にとっては「独裁かどうかなんて小さいこと」です。

結構こう感じてる人は多いのではないでしょうか。

一度独裁的な体制が力を持ってしまえば容易に元の民主主義体制に戻すことはできない、失ってから初めて民主主義の価値に気づいても遅い。

こちらでも書きましたが、このスタンダードな定理を歴史から学んでいない理由のひとつとして一般的によく言われるのは、

「日本の民主主義は上から与えられたもの、そして現在に至るまで日本では民主主義教育、人権教育は不十分であり民主主義が自分たちの血肉になってない」
ということです。

もうひとつの理由は「今は民主主義の世の中って言うけれど、民主主義でよかったことって、なんかあった?」ってのがあるんじゃないでしょうか。

民主主義というシステムでよかった、という実感がなければ、何があろうと独裁を許さず民主主義を堅持せねば、という気持ちにはならないでしょう。

私たちが民主主義を感じれる場面は、せいぜい投票所くらいのもんではないでしょうか。
ですが、選挙なら戦前もあったわけだし北朝鮮にもあります(選挙制度があるからと言って戦前の日本や北朝鮮は民主主義社会とは言えないのはご存じの通りです)

民主主義の恩恵が選挙ができることだけなら、別に民主主義にこだわる必要もありません。

選挙だけして後は参加する機会がないような「おまかせ民主主義」は、戦前と同じで民主主義の良さを実感できません。

民主主義とは平たく言えば、

1.治者と被治者の同一性=自治=
自分たちのことは話し合いにより自分たちで決めること

2.しかしながら「多数派がいつでも正しいとは限らない(かつては天動説が多数だったが、それが正しくなかったように)」という懐疑と謙虚さも備えること
だと思います。

1のためには投票できるということだけでなく、あらゆる場面で意見を発信し参加できる機会があり、それが真摯に受けとめられることも重要な要素です。

いくつか思いつくものを書き留めてみましょう。

日本では高い供託金を払わねばならないので、現実的には気軽に誰でも議員に立候補できるわけではありません

しかし例えばスウェーデンでは地方議会では高校生議員がいたりします。

誰でも議員になれる可能性が高いのと低いのとでは、社会の意思決定に自分が参加しているという実感をえられるかどうか、随分違いがあると思います。

また、日本では市民が地方議会を傍聴することなどほとんどありません。傍聴できないわけではないのですが、奇異な顔をされるらしいですね、もちろん発言などできません。

スウェーデンでは中学校の授業で議会の傍聴があります。議会の傍聴席は学校の入れ替わり立ち替わり学校の生徒達が座りにきます。そして発言することもできます(もちろん議決権はありませんが)。

こうして社会の意思決定に参加する実感と議会運営をチェックする習慣が子供の頃から身についてきます。日本では味わえないですね。

デモは民主主義社会では市民の意思表示の一般的かつ大切なツールです。民主主義国ではデモなんて実に気軽で当たり前なので、どうして日本ではデモが行われないのかとよく不思議がられます。

しかし日本ではデモに参加すればこんな風に不当に逮捕されるし、デモする人は政治団体に属してるような特殊な人という謂われ無き偏見の目で見られたりすることもあります。

あるいはデモが憲法で保障された大事な表現の自由だと言うことすらしらず、デモって許されないものだと思っていたり・・・

そしてせっかく大規模なデモをしてもマスコミが報道しないので、市民の意思表示がよそに伝わらず、効果も半減だったりします。

2も民主主義の実現には不可欠です。

不当な人権侵害や弾圧は、民主主義を踏みにじる行為です。それは多数派によって少数派に対し行われる場合が多いです。そういう場合まずはデモ等で抗議の意思を発信することが多いですが、それが無視された場合、多数派にNOをつきつけて最終的に「民主主義」を担保するのが司法です。

ところが日本では司法は権力側の味方をし、不当な人権侵害や弾圧を訴えた市民の側が負けることが多いのです。

こういう経験が積み重なれば、民主主義が踏みにじられるような事があっても、だんだん暴挙と闘おうとしなくなります。学習政無力感に陥ってしまうのです。

このように、私たちの多くは「民主主義って良いものだ、面倒でまどろっこしくても、産みの苦しみがあっても、やはりこのシステムに乗っ取った行くのが一番良い方法なのだ」という実感が得られていないのだと思います。


民主主義でよかった、という実感が得られるような社会でないと、民主主義にしがみつく理由など無くなってきますから、「多少の独裁だって良い独裁なら良い」「独裁かどうかなんて小さいことを言ってないで…」 と言い出す人が出てきてもおかしくありません。

逆に、自分たちの声がきちんと届いて政策に希望が反映される、そして多数派や権力の誤りも最終的には是正されるという信頼もある社会(つまり民主主義が実質的に実現されてる社会)であればあるほど、民主主義の大切さを実感でき、民主主義を尊重し、たとえまどろっこしく面倒であっても、産みの苦しみがあっても、安易に「良い独裁」などに希望を見いだしたりしないようになります。

そういう意味でも、民主党が速攻で第二自民党化して国民の期待を裏切りまくった罪は計り知れぬほど大きいです。


選挙という民主主義システムで初めて政権交代させたのにだめだったという無力感、絶望感は、ただでさえ長期間政治的ニヒリズムに陥っている日本人の民主主義そのものへの不信を強め、民主主義を尊重する精神を更に後退させたのではないでしょうか。

独裁を望む土壌を国民の中に今までになく育んだこと

これは 
民主党の行った大罪の一つだと私は思います。


http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-803.html  

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コメント
 
01. 2012年4月06日 01:12:21 : PcEabX1Pkk
 
国の選挙制度自体が民意が議席に反映しない小選挙区制になっていても
17年間、極僅かなものが分かっている人しか文句を言っていなかった。

最近になってようやく小選挙区制がとんでもない代物だと多くの国民に認識されるようになり、
野党も口に出して言える様になった。

だが、社民党、国民新党、公明党は、比例代表制が正しいと言っていたくせに
昨年末辺りから急に腰砕けとなり、小選挙区比例代表連用制なる下らない制度がいいと言い出した。
官房機密費で買収されたのかな。
 


02. 2012年4月06日 01:25:56 : EszHBBNJY2

独裁=悪という部分は否定する。世界の中で独裁に近い国家でも幸せな国民はいる。独裁という定義の違いもあるが。(辣腕・豪腕・権力集中という解釈もある)
でもたしかに独裁というイメージは、生活上一部不便な規制があるという捕らえ方もあるが、よくテレビで橋下独裁というのはなにを言っているのかわからん。日本で独裁は起こりえないけど、それぐらい変革を望んでいるということだろう。
ついでにいうと、権力が集中しすぎている今の官僚制度は、官僚独裁と言えるのではないか?


後半以降は一部分同意。
特に独裁を望む土壌を国民の中に育んだこと・・・民主党の行った大罪の一つだと。。。いう部分。民主党の責任で民主主義が崩壊した、そして民主主義の幻想が壊れた。ある意味限界を露呈してそれを見せ付けてもらえた。
そして日本が本当の意味で民主主義国家でも法治国家でもない現実を見た。
だから、後半の投稿者の意見に同意するも、実は日本は民主主義国家でなかった、という幻滅とそして、日本の裏の顔は官僚主導の恐ろしい程の社会主義国家ということに気づいた人が大勢いる。



03. 2012年4月06日 01:37:21 : E6rhaLxhi6
■民主党政権の最大の功績は、日本の権力は我々が選ぶ政治家にはないとの事実を明らかにしたこと。
最大の罪悪は、選挙による政権交代という平和的かつ民主的手段で政治を変えるのは不可能ではないか
との疑念を国民に抱かせたこと。
選挙は傀儡選びにすぎない。
傀儡を責めても何も変わらない。
http://twitter.com/#!/namiheiAMURO/status/149859118813937664

■私がフォローしている自民党関係者のツイートを見ていると、
自民党は国民の生活に何にも興味がないみたいで残念だ。
北朝鮮ガー、中国ガー、日の丸ガーばかりだ。
毎日、人身事故で電車が止まっているというのに。
http://twitter.com/#!/namiheiAMURO/status/151639322406293505

■話し合い解散=官僚の陰謀
「話し合い解散」というのは、事実上の大連立で、
官僚がやりたがっている「消費税率引き上げ」「年金支給年齢引き上げ」「社会保険料引き上げ」などを
一挙にやってしまおうということ。
官僚が野田・谷垣会談を仲介したようにすべて官僚がシナリオを書いている。
「話し合い解散」=「官僚支配の永続化・年金支給年齢70歳引き上げ・消費税大増税翼賛内閣」への道。
大多数の国民にとっては、災厄でしかないのだ。
断固阻止しよう!

カレル・ウォルフレンが指摘するように日本の場合は、「官僚支配」が諸悪の根源。
官僚とその家族のハッピーリアイアライフのために、
国民が納めた莫大な金額の税金・保険料が私物化されている。
年金問題もまさに官僚による国家的詐欺。


官僚は、国民の不幸を望んでいる。「国民の不幸=官僚の利益」
■国の不幸を長期化させる霞ヶ関株式会社の「ビジネス・モデル」
山崎 元 [経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員]
▼「霞ヶ関」には国民の不幸が好都合なのか?
さて、日本にとっての諸々の課題を眺めてみて、一つの仮説に思い至った。
それは、「霞ヶ関」は、震災や円高、あるいはデフレのような困難をむしろ歓迎しているのではないか、
もう一歩進めて考えると、長引く困難を利用することが
彼らの「ビジネス・モデル」として定着しつつあるのではないかということだ。
▼たとえば、震災復興
ここでは、現役官僚の権限が強まることと、これを背景にして将来の天下りの機会が拡大することを、
霞ヶ関の「利権」と考え、利権を拡大することが彼らの利害に叶う「ビジネス」なのだと考えてみることにする。…
現金の交付(個人への直接給付)、特に複雑な手続きや審査が伴わない単純な見舞金支給は、
官僚(この場合、「霞ヶ関」と自治体両方だが)の「利権」につながらない。
現金配布は、子ども手当が「霞ヶ関」に憎まれたのと同様、利権にならないばかりか、
他の利権に活用すべき予算を圧迫する。
従って、「霞ヶ関」としては、菅前首相をたきつけて(或いは、有効な手立てを教えずに)、
具体策がまとまりそうにないメンバーで東日本大震災復興構想会議のような会議を作って
時間を稼いだのではなかろうか(こちらは、私の仮説だ)。
また、「霞ヶ関」としては、震災からの復興は増税のための仕掛けを仕組みたい重要なイベントだった。
このためにも、直ぐに国債で資金調達できてしまう即効性のある復興作業ではなく、
「財源」の議論と並行して、復興のあり方がぐずぐず論じられる展開が好都合だった。(後略)
http://diamond.jp/articles/-/14090?page=6

■官僚支配を打破しようとした小沢一郎が検察官僚(+官僚の御用メディア)につぶされた理由。
ウォルフレンを引用するまでもなく、
日本は、自民党政権時代から“顔がない”官僚が専横する準独裁国家なのである。
右肩上がりの高度成長時代は、税収があまりあるほどあったため、その弊害が露呈することはなかった。
ところが、高度成長時代が終わるとともに、“独裁”の弊害は露呈し、
「失われた20年」と呼称される長きにわたる停滞を招いた。
そして、いまだこの閉塞状況を打ち破れないまま、時間と税金だけを浪費し続けている。

■カレル・ウォルフレン氏は1994年に上梓した本の中で、
当時の大蔵省は無能であり、日本を破滅に導きかねないと述べている。
確かに90年以来20年間、日本経済は超低迷状態にある。
自民党+財務省の経済政策に大きな問題がある。
http://twitter.com/#!/h_hirano/status/109414981426085888
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、当時の大蔵省について、
次のような重要な指摘をしています。◇
日本の「事実上」の国策の指導者である大蔵省(財務省)の高官は無能である。
彼らには国の舵を取る能力はもはやない。彼らは日本を破滅に導きかねない。
(カレル・ヴァン・ウォルフレン著/篠原勝訳
『人間を幸福にしない日本というシステム』毎日新聞社刊)
さらにウォルフレン氏は、多くの日本人が「日本は根本的変革が必要である」と考えていることを認めながらも、
その変革が一向に果たされていないと述べています。
ウォルフレン氏がこの主張をしたのは前掲の本が出版された1994年ですが、
2011年の現在まで日本はずっとその状態のままなのです。…
ウォルフレン氏は、日本は堕落し続ける「有害な惰性」に陥っていて、
そうなった原因は、事実上の国策の指導者たちの「無能力」とそれに干渉すべき国民の「無関心」によるものである──
こういっているのです。…
もし、このようなことが外国で起これば、現在英国で起こっているように国民による暴動が起こってしまうでしょう。
ところが日本人はどんな不当なことが起こっても、「仕方がない」とあきらめ、暴動など起こそうとしない国民性があります。
これはけっして誇るべきことではなく、干渉すべき国民の「無関心」に過ぎないとウォルフレン氏はいうのです。
 さらにウォルフレン氏は、無能な経営者に率いられた組織で、その組織の構成員たちに無関心の幅が広がれば、
それは組織の衰退と破滅の決定的な要因になるといっています。
そして、日本はまさにそういう状態にあるのです。
 既に指摘しているように、日本は1990年以降経済の成長が止まっています。
このような先進国は日本だけです。
表面的には自民党の経済政策の誤りが指摘されますが、そのバックにいて自民党を操ってきたのは大蔵省(財務省)なのです。
 自民党政権は長期にわたったので、党と官僚の一体化が進み、
官僚抜きでは物事は決まらないのです。
つまり、この国を実際に動かしているのは官僚組織なのです。
 民主主義を標榜している先進国で、政府が使う金の額と入手方法が、選挙で選ばれていない官僚によってすべて決定される国は
日本以外どこにもない──ウォルフレンはこういっています。
こういう厳しい官僚の壁を唯一突破できると期待される政治家は、小沢一郎氏以外見当たらないのです。
メディアの扇動に騙されてはならないと思います。
http://electronic-journal.seesaa.net/article/223749837.html

■カレル・ウォルフレン氏は1994年に上梓した本の中で、
当時の大蔵省は無能であり、日本を破滅に導きかねないと述べている。
確かに90年以来20年間、日本経済は超低迷状態にある。
自民党+財務省の経済政策に大きな問題がある。
http://twitter.com/#!/h_hirano/status/109414981426085888
ウォルフレン氏がこの主張をしたのは前掲の本が出版された1994年ですが、
2011年の現在まで日本はずっとその状態のままなのです。
既に指摘しているように、日本は1990年以降経済の成長が止まっています。
このような先進国は日本だけです。
カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、当時の大蔵省について、
次のような重要な指摘をしています。◇
日本の「事実上」の国策の指導者である大蔵省(財務省)の高官は無能である。
彼らには国の舵を取る能力はもはやない。彼らは日本を破滅に導きかねない。
(カレル・ヴァン・ウォルフレン著/篠原勝訳
『人間を幸福にしない日本というシステム』毎日新聞社刊)

★「人間を幸福にしない日本というシステム」カレル・ヴァン・ウォルフレン(鈴木主税訳)
・「公式には民主主義国である日本が、なぜこれほど官僚に支配されつづけているのか−−
これは、日本の市民がつねに自問すべき最大の問題である。
なぜなら、官僚は選挙で市民に選ばれたのではなく、市民の選んだ代表によって任命されたのでもないからだ。
官僚は、政府の省庁につとめているというだけで、権力を手にしている。
彼等がこれらの省庁に入れたのは、たいていの場合、東大の入学試験に合格できたからにすぎない。
彼等は、国家の運営に必要な英知を東大で吸収できたとでもいうのだろうか。そんなはずはない。
東大にしても他の有名大学にしても、政治についてはずっと以前からひどく時代遅れの教育機関になっているからだ。
このような遅れた環境のなかでは英知は育まれない。」
・「日本では社会秩序が正義より重要視される。従って現状維持が何よりも重視されている。
社会秩序は、政治に関する日本人の考え方においては、当然のようにいいものとされている。
正義よりはるかにいいものと考えられている。
そのため、日本の司法制度には、社会に正義が行われるようとりはからう人間はあまりいない。
日本はうわべだけの民主主義国になっている。そうした構造のなかで多くの
『民主主義的』儀式が行われ、日本の市民を欺く偽りの現実が維持されている。
うわべだけの民主主義のなかで実際に機能している権力システムは、『官僚独裁主義』と呼ぶべきものだ。」
・「日本の社会現象をじっくりと観察し、欧米の先進工業国とくらべてみると、驚くべき事実に気がつく−−
日本には、政治に影響をもつ中流階級がほぼ完全に欠落しているのである。」
http://ac-net.org/common-sense/00b-wolferen.html
●日本には市民が存在しない。市民とは、社会のありかた自分も責任があること自覚し行動する存在のことである。
●日本では官僚が完全な権力を掌握し、社会の管理を使命と考えている。
●官僚には責任感responsibility はあるが、説明責任accounatbility が完全に欠けている。
それが日本社会の最大の欠陥であり、また、悲劇である。
●大新聞は、官僚を支持し架空の現実を作り出し市民社会を乗っ取ってしまっている。


■シロアリ官僚 30万人以上の避難生活者がメシのタネに見える
震災から1年経っても進展を見せない復興事業。
その裏で各省庁は復興予算獲得に血道をあげるばかりか、
その補助金を、自らの天下り財団に流そうとしている。
それらの財団の中には、枝野幸男氏や蓮舫氏が華々しく活躍した事業仕分けでやり玉に挙げられたものもある。
事業仕分けに民間仕分け人として参加した水上貴央・弁護士は嘆息する。
「どの省庁でも、天下り財団の傘下に業界組合を置いて補助金を餌にまとめるというスキームは常套手段として使われている。
これらの天下り財団法人が近年、新公益法人制度に移行していることも根を深くしている。
以前よりも民間企業に近い法人格となったので、一度補助金が流れてしまえば、
どう使おうと、天下りがあろうと、厳格にチェックすることができなくなっている。
役人は既得権益を守るために必死だから、潰しても潰してもゾンビのように復活する」
本誌はかねてより、事業仕分けが財務省の仕掛けたパフォーマンスに過ぎず、実際には財政削減に結びつかないことを指摘してきた。
財務省に担がれた枝野氏や蓮舫氏、そして彼らをチヤホヤした新聞・テレビは、この実態に知らん顔することはできない。
これも本誌は指摘してきたことだが、消費増税を進めたい財務省は復興予算を青天井にして、
「年度内に使い切ってしまえ」と各省庁に大盤振る舞いした。
予算が余ると増税の根拠を失うからだ。そこにシロアリのごとき官僚たちが群がってきたというおぞましき光景である。
たとえば、経産省管轄の独立行政法人で、同じく天下り批判を浴びている中小企業基盤整備機構にも、
震災復興の「中小企業支援策」として補助金が流されている。
財務省が「二重ローン対策」のため3月に設立した「東日本大震災事業者再生支援機構」(所管は金融庁)は、
すでに被災県ごとに対策機関が設立されていたため、“二重”二重ローン対策機関と揶揄されている。
これが他省庁からは「新しい天下り先ができた」とうらやましがられているのである。
「今回の復興予算は、先に金額が決まってしまったため、どこの団体に配るかについて、
それぞれの官庁が自由にグリップを利かせることができるようになった。
交付先の団体を指定するという構図は、厚労省だけでなく、他の官庁の予算でもかなりあるのではないか」(前出・水上氏)
カネの匂いを嗅ぎ分け集るシロアリの貪欲さと執念には寒気がする。
今も30万人以上が避難生活を続ける大震災さえ、奴等には“メシのタネ”にしか見えていない。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120404/dms1204041600016-n1.htm
>どの省庁でも、天下り財団の傘下に業界組合を置いて補助金を餌にまとめるというスキームは常套手段として使われている。
だからこそ、こういう天下り団体に対する補助金(血税)は、禁止するべきだ。
それが“シロアリ”退治だ。つまり、“シロアリ”を退治するには、“餌”を絶つことが肝要。

以下、改革案。
復興事業や福祉事業などの補助金は、天下り団体を介在した間接給付ではなく、直接給付とする。
そして、補助金などの給付行政は、官僚・公務員の裁量による「裁量行政」ではなく、
官僚・公務員による裁量を排し、客観的なルールに基づいて、自動的に政策が運用される「普遍行政」へ転換する。
原田泰氏(大和総研顧問)や斉藤淳教授(米イェール大教授)のほぼ受け売りだが、以上の改革が必要だ。


04. 2012年4月06日 03:34:17 : 0EZ4BnKpdE

んなもん、結果次第に決まってんじゃねえか。
いちいち言うことか。



05. 2012年4月06日 05:34:58 : dnLjxjtLck
投稿者は小田原評定という言葉をしらないようだ
知っていて知らんぷりする無責任なやつだ
危機的状況でも何もきめられず
決めないこと決める。
責任をとらない指導者をよしとする
橋下は決められる指導者だから
妥協も譲歩してくれる つまり政治的決断だ
奸やらノブタやをみたいに
自分で決められない指導者だから
妥協も譲歩もできない
つまり政治的決断ができない
投稿者にとっては奸が理想の民主主義だと
堂々というべきだろう
それとも、自滅党支持かい
ちなみに一般的に独裁とは
指導者を批判する自由と
定期的に選挙で
民意を問われる国では独裁とはいえない
投稿者をはじめとする言葉の軽い連中が
言葉の軽い政治屋の跋扈と
官凌のシロアリ化を許すのだ

06. 2012年4月06日 10:45:01 : 2ptQXHF61c
独裁政治はギャンブルである。
独裁者が賢人であれば善政をしき、愚者か悪人であれば悪政をしく。
これは官僚独裁も、賢人であれば善政、愚者か悪人であれば悪政、というのと同じ。
民主主義において多数決原理で決めるのは、ギャンブルのリスクを避けるためである。

07. 2012年4月06日 12:56:33 : 4IoFwq6fRU
善政をしく独裁は成立しないのでは?

経済的な成功などからみんなが愚民化して善政と呼ばれる独裁が続くのなら、国際問題など何か問題が出た時に愚民化されている限界が赤裸々になり、(少なくとも外から見れば)善政でないことがはっきりする

本当の善政により国民の意識を覚醒させ批判精神も育て、その上でなおその「独裁者」が支持されるのなら、それは独裁ではない


08. 2012年4月06日 15:14:59 : H7en25CdYo
俺は独裁は否定しない。ゴルバチョフの民主主義はソ連を崩壊し国民を飢えさせた。プーチンの独裁はロシア国民の生活を向上させた。

が、橋下の独裁は否定する。

どう考えても橋下の独裁は国民を幸せにしない。

結局は国民に利益をもたらすかどうかだ。奴は利益をもたらさない。

下っ端公務員を苛めてる姿を見て、俺に何の利益があるんだ?

吐き気がするだけだ。

橋下を応援する奴は、橋下がくれるメリットを良く考えろ!!何もないと思うぞ。


09. 2012年4月06日 16:51:16 : kqlHt9WhHQ
>>01
「小選挙区比例代表連用制」はお前が狂信的に推進している比例代表制と大差ない制度なのに、そんな事実にさえ気づかないとはどうしょうもない馬鹿だなお前。
かつて2ちゃんねるでも同様のマルチポストを繰り返しアク禁された馬鹿者は、今度は性懲りもなく阿修羅を荒らしているのかよ。さっさとここから出て行け。

10. 2012年4月06日 17:05:19 : nbECR0ifRU
コメンテーターの独裁なんて小さい事云々はともかくとして、橋下の独裁というフレーズをよく耳にしますが、実際こんな事をしているから独裁なのだ!と、いう意見を聞いて自分なりに納得してみたいです。
中国が共産党独裁国家なように、日本は官僚独裁国家だと上の投稿を見てますます思うのですが、橋下が独裁というのは、小沢=政治と金のように、言葉だけが一人歩きさせられているような気がする今日この頃です。

11. 2012年4月06日 17:27:58 : 2ptQXHF61c
>>10

確かに橋下さんには政治ブレーンがついているから独裁ではないかもしれない。


12. 2012年4月06日 18:07:03 : u15J2DeDUA
>>11

ブレーンがついてるから独裁じゃないカモ? 
なにそれ? どんな理屈だよ?
ヒトラーにブレーンはいなかったのか?
腰巾着どもを従えた専制君主を、知らないのか?想像できないのか?

バカも休み休み言え。


13. 2012年4月06日 19:01:29 : nbECR0ifRU
ブレーンがいなければ独裁?
いても独裁?大阪市は専制君主制ではないし。ん〜。。
ヒトラーを批判すれば命に係わっただろうけど橋下は批判されるの大好きそうだし、ん〜。。。


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