★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK128 > 838.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
未来の選択 天国と地獄 天国の門の鍵はベーシックインカム
http://www.asyura2.com/12/senkyo128/msg/838.html
投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2012 年 4 月 14 日 17:03:16: d1qFhv8SE.fbw
 

 省力化技術は年々発達していくし、
 人件費の安い地域への生産拠点の移転も
 どんどん進んでいく流れだ。

 このままでは、日本での賃金労働の獲得は極めて困難。

 「働かざる者食うべからず」を続ける限りは
 地獄のままだ。

 はやく天国へのドアを開けよう!

**********************

未来の選択 天国と地獄 天国の門の鍵はベーシックインカム 
http://nippon.tou3.com/Entry/235/

未来の選択 天国と地獄

100人の作業員が商品を製作していた。社長は生産効率を上げるためにロボットを導入した。
そして100台のロボットが製造を開始した。そして作業員100人は行う仕事を失った。
その中でたったひとりロボットの管理を任された人がいた。だが残りの99人は解雇され失業した。
一人は幸運だった。会社にとって人件費が100分一になった。コストカットだ。
製造する商品の数は変わらなかったのでコストを下げた分、会社の利益は増えた。
このように人間は次々に合理化して行く。さてこのような時に溢れて失業した99人はどうなるのか?
というのが今日の問題である。一人の管理人は能力が高かったのであろうか?学歴が低かったから?
会社にとってこの99人は死んでもかまわない存在となってしまった。
他に就職すればよいという意見もある。
だがこの小島のような社会にたった一つの会社だとしたら他には無いとしたらどうだろうか?
いずれ99人は食料も換えなくなって飢えることになる。これが貧困の発生だ。
社長はワインを飲みながら99人が飢餓状態となる社会。この世の地獄。
これを是正するには、税金還付するとか何の意味も無い。失業手当も時間稼ぎである。
通貨が99人に渡らないから起きる現象である。

ここでこの問題を解決するために提唱されたひとつの案が「ベーシックインカム(basic income)」である。
略してBI。英語をそのまま訳すると基礎所得となる。
だが日本の「所得」に当ててしまうと「なにか仕事をして与えられるもの」という概念があり避けたほうが良い。
どちらかというと日本語の場合には「基礎配当」と呼べるものである。
このBIは別け隔てなく条件無しに国民全員に均等な額を定期的に定額の通貨を渡すものである。
政府は国民全員に対して送金作業をするだけだ。
このBIにより失業した99人は何とか極貧を避け、なんとか生きていけるだけの配当を得られる。
人はなにか仕事と称されるなにかの作業をして時間を費やしてきた。
だが人が生きる目的ではないしある意味で損失である。人は仕事を次々減らしてきた。
主婦の洗濯・風呂焚き・水汲み・火起こし、飛脚や人力車をトラックに代えてきたのと同じである。
99人の失業は実は良いことである。

その島国の生産能力は全く減っていないにもかかわらず99人は別のことを考えたり、
物を作ったり発明したり創造的な「なにか」に時間を割り当てることができる。
ここで働いていないニートのような存在はいけない事であろうか? 
金を稼いでいないから「働かざるもの食うべからず」であろうか?
怠けている者に対してはそういってもよいかもしれない。
だが殆どのものは社会に寄与したい欲求がある。運悪いだけだ。
集金仕事が無いため貧困に陥る人たち対してあなたは「食うべからず」を押し付けられるか?
幸いあなたはおそらくラッキーな工場管理者と同じだろう。
そのラッキーを自己の実力と勘違いしていないだろうか? 
失業を免れているあなたが工場失業者99人に言うことだろうか? 正しいことであろうか?
BIが提唱されるような時代になったことは人類にとって非常に良いことだろう。
作業が軽くなり作業の時間が減ったからだ。そして自分の時間が増えるようになるから。
この余裕の時間が与えられたことによって人類の考える時間が増えて新たな何かを生む余裕になる。
そして余った時間は文化や技術の進化は加速させるだろう。
そしてし更なる人類に暇な時間を提供していくだろう。

技術の進化により失業者を増える現状の問題を超えるためにBIを採用すると良いだろう。
BIの採用により失業問題に悩む段階から、技術・文化の発展し花咲くゆとりある喜びの時代へ
と変えるとができる。こうして文明は次の段階に入ることができるだろう。この世の天国。

人類はこの天国と地獄のどちらを選択するだろうか? EUではその兆しがある。
日本ではどうだろうか? 実は未来は決まっている、BIの採用は行われる。
この日本社会がどこまで地獄の期間に安住しているかは国民の選択だ。

BIは天国のドアを開ける鍵である。

この世の悪魔に身を委ね多くが失業地獄に陥ったままの地獄をいつまで続けるのだろうか?
BIの鍵を使って天国に移行しようとするのはいつだろうか?

未来の選択 天国と地獄 貴方はいつこの天国に移行するのだろうか?
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2012年4月14日 18:10:16 : ZHXjBqSsAA
>天国の門の鍵はベーシックインカム

何もしなくても巨額な収入が入る中東の産油国じゃあるまいし
働かないのに全国民にお金を配るシステムなんか
成立すると考えるほうがどうかしている
強引にこのシステムを導入すれば
国歌収入の殆どをそれにつぎ込む事になり
それ以外の公共サービスも事業も社会保障もいっさい消滅する事になる

ベーシックインカムは妄想


02. 最大多数の最大幸福 2012年4月14日 18:16:25 : d1qFhv8SE.fbw : rsPBMiuIkU
>>01

 具体的に、仕事も無いのに、働け、働け、
 「働かざる者食うべからず」と言うのはやめましょう。

 こう言うと介護の現場とかは人手不足だとか言われるけど
 それなら、どの道、

>何もしなくても巨額な収入が入る中東の産油国じゃあるまいし

 この問題は解決されないじゃん。

 いくら介護労働する人が増えたところで、外貨は稼げないんだぜ。


03. 2012年4月14日 18:24:58 : q68eO53Cxc
01

統治機構を変えれば金は有る。

小泉自民党の手先か、無思考者。

少しベーシッ・インカムに就いて勉強しろ。


04. 2012年4月14日 18:51:24 : 8HoIg3y5ps
■ベーシックインカムの趣旨は賛成。
しかし、実現可能性という観点から給付付き税額控除控除→負の所得税を支持。

ベーシックインカムの趣旨は賛成。
ベーシックインカムという発想の根本にあるのは、主に、
 ・セーフティネットがあることを信じてチャレンジする社会にしたい
 ・政府の裁量をできる限り小さくしたい
 ・複雑怪奇な社会保障制度を簡素化したい
という3点。
■ベーシックインカム7つの長所(山崎元)
( http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/7f640fc7b0ab91928d1e5f19de43871e )
(1)BIは、コスト(特に官僚や業者による中抜き)の小さい富の再配分だ。
(2)BIは、手続きが単純だ。
(3)BIは、使途が自由で、国の介入が少ない。
(4)BIは、先の見通しが立ちやすい。
(5)BIは、働くインセンティブを阻害しない。
(6)BIは、恥ずかしくない。
(7)BIは、徐々に、部分的に、実現できる。
行政のムダなコストを削減して、その分の予算を平等な給付にすると、「BI的な政策」が部分的に実現する。
BIは、一気にではなく、少しずつ実現することが出来る。

現実的な問題として、官僚や業者(要はレントシーカー達)にとって行政のムダのムダの部分こそが生活の糧であり人生のビジネスモデルでもあるので、
BIの一気の実現は、殆ど可能性がない。
しかし、制度や政策をBIを基準に評価して、少しずつBI的にすることで、政府、ひいては社会が効率化されるのではないか。
BIは、即効性のある成長戦略や景気対策になるようなものではないが、効率の改善を通じて社会に貢献する有効な仕組みの一つであり、
その「考え方」を理解することは、政府・社会のあるべき姿に対する理解も改善するように思う。
「これは、BI的か?」という価値軸で、多くの政策を評価することができる。(山崎元氏)

ベーシックインカムは一気に実現できないので、
ベーシックインカムより効率性は劣るが、
実現性の観点から、負の所得税を推す。
負の所得税(+負の消費税)なら、制度設計・給付水準如何だが、2兆円〜5兆円程度あれば実現できる。

負の所得税は、給付付き税額控除という部分的な形で、他の先進国において導入例がある。
■ミルトン・フリードマンが提唱した負の所得税が有名である。
実際にはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで一部導入され、拡大されつつある。
アメリカ合衆国における勤労税額控除もこの負の所得税のバリエーションだと評価される。
日本においては小沢一郎が党首を務めた自由党が負の所得税に近い政策を掲げていた。
また、小沢が民主党の代表選挙に出馬する際に、再びこの公約が掲げられた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0

段階的に導入するのが現実的。
まずは、給付付き税額控除、そして徐々に負の所得税に進化させていく。。。
■私が考えてたのはまさにこの流れ。
@forumdrei: 小沢修司さん的BI俯瞰図:
所得控除→税額控除→給付付税額控除→負の所得税→ベーシックインカム
http://twitter.com/birdtaka/statuses/9651666109
■負の所得税とベーシックインカムの対比図
http://newworldorder.tumblr.com/post/702950538
■【研究メモ】ベーシックインカムと負の所得税の関係
http://d.hatena.ne.jp/dojin/20100514#p1

【負の所得税】
所得が一定額に達しない者に対し、政府が給付金を支払う制度。
課税最低限との差額の一定割合の金を給付する。
http://kotobank.jp/word/%E8%B2%A0%E3%81%AE%E6%89%80%E5%BE%97%E7%A8%8E
■そろそろ「負の所得税」をまじめに考えてもいいのではないか(山口浩/駒澤大学教授)
http://www.h-yamaguchi.net/2005/07/post_01a6.html


05. 2012年4月14日 18:57:37 : 8HoIg3y5ps
■生活保護制度とベーシックインカムと負の所得税の違い
『ベーシックインカムは「愚者の楽園」』『ベーカムは「愚者の楽園」追記』で橘玲氏が、
産業革命勃興期に英国で実施されたスピーナムランド法の経験を元に、ベーシックインカムを否定している。
しかし、批判は妥当とは言えない。
現在の生活保護制度の方がスピーナムランド法に近くなっており、
ベーシックインカムは生活困窮者のインセンティブ・メカニズムにも考慮しているからだ。
分かりづらい所もあるので、生活保護制度とベーシックインカム、そして負の所得税について違いをまとめてみた。
1. 生活保護制度とその問題点
スピーナムランド法は端的に言えば、所得が生活扶助額以下の困窮者に生活扶助額を与える、
現在の日本で行われている生活保護に近い制度だ。大雑把な例を図示する。

実線が手取り、破線が所得税や生活扶助費が無い状態を表す。
実際の制度は、家族構成や居住地域資産の有無等で生活扶助を受けられる所得が変化し複雑だが、基本的な特性は同じだ。
(1.1) 困窮者が働かなくなる
全力で働いても生活扶助額以下にしかならない人には働く意味が無い(スピーナムランド法では一定額以上は働く必要がある)。
図で言うと、所得が14万円以下の領域では、手取りが平行線になる。
困窮者が働かなくなるために、生活扶助額と社会的損失が大きくなる(*1)。
(1.2) 困窮者の扶養者の調査が必要
内縁の夫などの経済的な保護者がいても、それを隠す人が出てくる。
児童手当や生活扶助狙いの偽装離婚などがありえる。
(1.3) 財政負担が大きくなる
(1.1)から財政負担が大きくなる。なお現在は年に3兆円以上の支出がある。

2. ベーシックインカムとその利点と問題点
ベーシックインカム(以下、BI)は、全員に一定の金額を給付しようと言う制度だ。
金持ちであろうが、困窮者であろうが一定の金額がもらえる。大雑把な例を図示する。
実線が手取り、上の破線がBI込みの所得、下の破線が所得税や生活扶助費が無い状態を表す。
BIにも所得税がかかるとしているが、かからなくても他の所得に対する課税で調整されるので、本質的には同じだ。
一定の金額(ここでは10万円)を所得に関わりなく給付し、その後に所得税をかけるので、実際に生活扶助費をもらう人は少数になる。
(2.1) 困窮者も働く
困窮者も働くインセンティブを持つ。図で説明すると、手取りが所得に対して平行な領域が無い。
理論上は労働意欲が減退すると思われるが、貧乏人の方がお金が必要なものだ。
(2.2) 困窮者の扶養者の調査が不要
家計単位ではなく、国民全員に給付するので、実際の家族関係などの把握は不要になる。
BIを課税対象にした場合、BIへの課税を減らす為に離婚する人が増えるかも知れないが、生活扶助ほどの利益は無い。
(2.3) 大きな所得税増税が必要
BIの欠点は予算規模が莫大になることだ。
支給額×1億2000万人が総支給額になるので、月に10万円配ると年に144兆円必要になる。
生活保護制度と比較すると、インセンティブ・メカニズムが良くなり、スクリーニング・コストが低減され、
政府の予算規模が膨大になる。

3. 負の所得税とその利点と問題点
生活保護制度の生活扶助費の計算を改善して、働く意欲を持たせたのが負の所得税。
ミルトン・フリードマンが提唱し、最近では英国で導入が検討されている(Telegraph)。大雑把な例を図示する。
実線が手取り、破線が所得税や負の所得税(=生活扶助費)が無い状態を表す。
(3.1) 困窮者も働く
困窮者も働くインセンティブを持つ。図で説明すると、手取りが所得に対して平行な領域が無い。
理論上は労働意欲が減退すると思われるが、貧乏人の方がお金が必要なものだ。
(3.2) 困窮者の扶養者の調査が必要
内縁の夫などの経済的な保護者がいても、それを隠す人が出てくる。
(3.3) 政府予算が削減できる
(3.1)から働く人が増えるので、政府予算をある程度は削減できる。
生活保護制度と比較すると、インセンティブ・メカニズムが良くなり、スクリーニング・コストは同様で、政府予算を削減できる。

4. 生活保護制度の改良は必要
日本は母親が勤労しているのに貧困に陥っている母子家庭がOECD諸国の中で飛びぬけて多く
(平成22年版 男女共同参画白書 - 第1部 第5章)、
もっと生活保護制度は批判されても良いと思うのだが、なぜか対策は後回しにされている。
現状では生活保護制度の不正は0.4%程度なので、スクリーニングに大きな問題は無い。
しかし、インセンティブ・メカニズムには大きな問題があり、
困窮者が自助努力を放棄したり、本来ならば生活保護が必要な家計が利用できていなかったりする。
頑張る人が得にならない社会と言うのは、道徳的とは言えない。
BIも負の所得税もインセンティブ・メカニズムは大きく改善するが、
BIは政府予算の劇的な拡大を招く為、受け入れられる可能性は低い。
最終的にはそうはならないが、ばら撒きと見なされる可能性も大きく、
負の所得税を導入する方が現実的であろう。
http://www.anlyznews.com/2012/03/blog-post_17.html
完璧な制度はない。
ただ、総合的に見ると、負の所得税>ベーシックインカム>生活保護制度。
まずは給付付き税額控除、
この給付付き税額控除に段階的に生活保護や役に立たないアドホックな福祉制度を統合し、
負の所得税に近づけてゆく。

【赤木智弘の眼光紙背】社会保障が社会保障として成立するために
前略。現在、マスコミによる生活保護受給者に対するバッシングキャンペーンが激しく行われている。
一部の事例を大げさに取り上げ、生活保護受給者がいかに不正な受給者ばかりで、
仕事に向き合うことのできない無気力でわがままな存在であるかというような、一方的な見方ばかり論じている。
そうした中で世論も、生活保護受給者が恵まれた立場の人たちであるかのように感じてしまっている。
しかし、それはあながち間違いではない。
各種税金や年金保険料。他に様々な料金が免除されながら、ワーキングプアと同等の収入を働くことなく得られる生活保護は、
ワーキングプアから見れば羨望の的である。
この案がもし実施されたとしたら、それにプラスして、生活保護受給者は大阪市の後ろ盾による特別枠で真っ当な職まで手に入れることができる。
ハローワークで求人票を眺め、後ろ盾もなく採用担当者に気に入られるように必死に振る舞うしかないワーキングプアから見れば、夢のような世界である。
そして何より、最低賃金より低い特別枠の存在が、ワーキングプアの賃金を守る唯一の後ろ盾である最低賃金までもを下落させる可能性がある。
あるというか、鈴木亘案の骨子の1つに最低賃金の切り下げがあるということは、本人のブログにも書かれているとおりだ。
そうした政策を行えばどうなるか。
それは当然、世間の生活保護受給者に対する反感は、これまでになく苛烈なものになるだろう。
それは生活保護という仕組みが、国民全体に付与されるものではなく、一部の認められた権益者にだけ与えられるものである以上、当然の反動といえよう。
現状の生活保護が抱える一番の問題は、申請し、それが通らなければ生活保護が受けられないという仕組みそのものだ。
その結果、福祉団体などの後ろ盾を得て生活保護を受けられる人たちと、
後ろ盾を得られないために生活保護という社会保障を受けることができない人に分かれてしまう。
社会保障は本来、好むと好まざるに関わらず、全ての国民が恩恵を得る傘であるべきなのだ。
そうした考え方が、所得が少なければ自動的に給付を受けられる「負の所得税」や、
全ての国民に給付を行う「ベーシックインカム」といった、画期的な社会保障の考え方を産みだしている。
しかし、給付を行う権限を持つ側は、そうした「自動的にまんべんなく給付」という考え方に反発している。
また、子ども手当に対する反発を見るに、日本人全体としてそうした方法を嫌うのだろう。
かくして「選ばれた一部の貧困者だけが、生活保護受給者としての特権を享受し、
その一方でワーキングプアの憎悪を一身に受けることになる。
それは社会保障と称していても、実質的には分断統治のための餌に過ぎない。
どんな素晴らしい社会保障制度を作ろうとも、それを受けられる人間が誰かによって選別される以上、
結果として利権争いや憎悪しか生み出さない。
その点に触れず、対策も取ろうとしない、あらゆる社会保障制度の試案は、すべて失格と言っていいだろう。
社会保障の傘の中に、老若男女はもちろん、貧困層も富裕層もすべて巻き込む。
そのような考え方が社会保障には必須であると、僕は思う。
http://blogos.com/article/36556/
>現状の生活保護が抱える一番の問題は、申請し、それが通らなければ生活保護が受けられないという仕組みそのものだ。
その結果、福祉団体などの後ろ盾を得て生活保護を受けられる人たちと、
後ろ盾を得られないために生活保護という社会保障を受けることができない人に分かれてしまう。
社会保障は本来、好むと好まざるに関わらず、全ての国民が恩恵を得る傘であるべきなのだ。
そうした考え方が、所得が少なければ自動的に給付を受けられる「負の所得税」や、
全ての国民に給付を行う「ベーシックインカム」といった、画期的な社会保障の考え方を産みだしている。
しかし、給付を行う権限を持つ側は、そうした「自動的にまんべんなく給付」という考え方に反発している。
また、子ども手当に対する反発を見るに、日本人全体としてそうした方法を嫌うのだろう。
かくして「選ばれた一部の貧困者だけが、生活保護受給者としての特権を享受し、
その一方でワーキングプアの憎悪を一身に受けることになる。
それは社会保障と称していても、実質的には分断統治のための餌に過ぎない。
どんな素晴らしい社会保障制度を作ろうとも、それを受けられる人間が誰かによって選別される以上、
結果として利権争いや憎悪しか生み出さない。

赤木氏が生活保護制度の問題点を指摘しているとおり、
自民党・ネトウヨ的なシバキアゲとは180度違う方向での大幅な見直しが必要であろう。


★自民公約、消費税10%明記
 自民党は9日、次期衆院選マニフェストの原案を発表した。
消費税率は2010年参院選を踏襲して、現行の5%を「当面10%」に引き上げると明記した。
 原案は消費税増税により、持続可能な財政と社会保障制度の確立を目指すとした。
年金制度では「現行制度の基本を堅持」する姿勢を示し、最低保障年金制度の創設を掲げる民主党との違いを明確にした。
 受給者が増大している生活保護には就労支援を拡充した上で、給付水準を10%引き下げる目標を提示。
食費や被服費を現金支給から現物支給に変更することなどで予算を削減するとした。
 原発の存廃を含めたエネルギー政策は「今後10年の国民的議論で結論」と判断を先送りした。
 自衛隊を「自衛軍」と位置付け、国旗、国歌の尊重規定を新設する憲法改正を打ち出した。
デフレ対策では、政府と日銀の政策協定で消費者物価の前年比2%上昇を目指すインフレ目標を導入。
法人税の大幅な引き下げも盛り込んだ。
 民主党政権が進めた政策では、農家への戸別所得補償制度や子ども手当の見直しを念頭に「無責任なばらまき」と批判した。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012040990131300.html
>食費や被服費を現金支給から現物支給に変更する

こんなことやっている他の先進国なんて聞いたことない。
クーポン券なら、アメリカのフードスタンプがあるが、
フードスタンプも、生活に困窮している健常者が対象で、
障害者、高齢者、母子家庭には別の制度を設けている。

食品はアレルギーがあって食べれる食べれないもあるし、それをすべて管理するのは不可能。
現物支給にするとなれば、それを配る為に新たな労働力もいるだろうしコスト面で無駄。

また、食品を毎日取りに行く交通費は現金じゃないのか…
取りに行かずひとりひとりに配給なら、その配達する人の経費は誰が負担するのか?
ワタミのような“ブラック”に外部委託するのだろうか。
いずれも国の財政と都市町村の財政で負担するのだろう…無駄な経費だ。

現物給付の問題点:
(1)人間の選択の自由を奪い市場をゆがめる。
(2)現物給付や使途を指定したからといって必ずしもその分が的確に使われるわけではない。
(3)政府の決定の不合理性。
たとえば、フロリダではキャンディーやソーダにフードスタンプの使用制限が提案された。
まあ、肥満を防ぐと言う意味があるのかもしれないが、あれはだめこれはだめと制限することは本当に正しいのだろうか?
また、キャンディーや炭酸飲料の範囲をどのように定めるかは非常に難しいだろう。
政府は正しいことを行うインセンティブに欠け、一般の消費者以上に間違いを犯す。
市場の自由な選択に政府が勝ることは通常は難しい。
どういった物を支給するかが貧困者を助け彼らの勤労意欲を削がないかを適切に政府が判定することは不可能に近いと考えるのは僕だけだろうか?
また、都市から地方への所得移転の名目で行われる公共事業などは、
必要のないハコモノを地方につくり特定の人々のみを豊かにしたと言う点で最悪の現物支給と言えるかもしれない。
現物支給には利権が絡みやすいのは言うまでもない。
また、現物支給は勤労意欲と貯蓄意欲をより削ぐ。
今回、子供手当てに所得制限を日本でもかけるようだが、
そうするとより働いてより稼ぐと言うインセンティブがそがれるのは言うまでもない。
現物で所得制限つきで提供される社会福祉はすべて勤労意欲を削ぐし貯蓄意欲を削ぐ(あるいは貯蓄不可能)ことになる。
経済が発展するのに一番大切なのは勤労意欲と貯蓄である。
これらを失った人々を多く作り出すことの影響は測りしれない。
納税者としては、各種手当や控除が目的に沿って使われてほしいと思う。
しかし、現実には制度を上手く設計するのは非常に難しい。
それ以上に何にお金を使えば社会にとってよりよいことなのかを判別するのは不可能に近いし、
全ての納税者の合意を得ることも不可能だろう。であるならば、
特定の目的を持った現物支給よりも何にでも使ってよい現金支給の形の社会保障を増やすべきなのは明白だ。
http://ameblo.jp/englandyy/entry-11181668652.html

そして、いちばん重要な問題は、
生活保護世帯を締め上げれば、頑張って働いても貧しい「ワーキングプア」が救われるわけではない。
むしろ、自分が困窮者になったときのことを考えると、自分で自分のクビを締めるようなものだ。
巨視的に見れば、天下り官僚など一握りの勝ち組以外は、皆同じようなリスクにさらされているのだから。

生活保護問題の根源は「どうやったら困窮者を増やさないようにするか」である。
解決策は、不安を解消し「安心」して働けるようにする事。
リスクに見舞われた人を含めて人間の生活を支えるための普遍的な制度基盤を構築する事である。
つまり、具体的には、財政政策と金融政策を総動員して景気を良くすることと、
負の所得税のようなシンプルで公正なセーフティネットを整備することである。

【改革案】
(1)現行の生活保護制度を原則として廃止し(経過措置は当然設ける)、「負の所得税」に移行する。
あるいは
(2)現行の生活保護制度を大幅に見直し、「負の所得税」型の生活保護制度に移行する。

>給付水準を10%引き下げる目標を提示

これはよい。
ただ、その代わり、日本の捕捉率はきわめて低いので、
制度を大幅に見直して、給付を受けられる人の比率を増やすべきである。
「給付水準を引き下げる。しかし、給付対象者を増やす(ワープア層にも支給=貧困対策だけでなく少子化対策にもなる)」

■生活保護制度の改正を!/“負の所得税”(≒擬似ベーシックインカム)化が必要
生活保護制度を誰もが利用できるよう改正する必要がある。
現行の「最後の砦」であるはずの生活保護制度は、給付を受ける際に極めて厳しい条件が課せられており、
また、“水際作戦”のような悪質な違法行為が横行していることもあり、日本の捕捉率は9〜20%に過ぎない。
( http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/data/seikatuhogohou_kaisei_youkou_leaflet.pdf )
ちなみに、イギリスは87%、ドイツは85〜90%。
これは、先進国であるはずの日本が、他の先進国に比べて、いかに貧困層を見殺しにしているかの証左。

この欠陥だらけの現行制度を、何らかの理由でフルタイムで働けなくなり、一時的に稼得所得のみで生活ができなくなった人が、
フルタイムで働けるようになるまで利用できる「入りやすく出やすい」制度へと変える必要がある。

そのためには、全額国庫負担とした上で、以下のように改正すべし。

(1)水際作戦を不可能にする制度的保障
(2)保護基準の決定に対する民主的コントロール
(3)権利性の明確化
(4)ワーキングプアに対する積極的な支援の実現

■生活保護の捕捉率
ドイツで稼動年齢層に対応する「失業手当U」の捕捉率は85〜90%、
イギリスの「所得補助」の捕捉率は87%と言われています。
日本については、上記各研究のうち最も低い数値は9%、最も高い数値でも、19.7%にすぎません。
困窮者のうち、8割以上の者が放置されているのが現状です。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/data/seikatuhogohou_kaisei_youkou_leaflet.pdf
■生活保護法改正要綱案 生活保護法改正要綱案
http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/data/seikatuhogohou_kaisei_youkou_leaflet.pdf
■日弁連・生活保護法改正要綱案
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/081118-4.html
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/data/081118_3.pdf

■「年越し派遣村」後の生活保護、入りやすく出やすい合理的な制度設計を
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/e7af0fe01d0f796f45f3ee108b447500/page/1/

■第65回「日本の奇妙な生活保護制度」原田泰氏 大和総研 常務理事チーフエコノミスト
日本の生活保護制度には、国際的に見て奇妙な特徴がある。制度を国際的に比較するのは難しいが、
埋橋(うずはし)孝文・同志社大学教授の素晴らしい研究に基づいて比較をしてみたい
(「公的扶助制度の国際比較」『海外社会保障研究』127号、Summer 1999年)。
■給付総額は少なく、保護されている人はさらに少ない
日本の公的扶助支出額の国内総生産(GDP)に占める比率を見ると、わずか0.3%であり、
経済協力開発機構(OECD)諸国の平均(2.4%)の約8分の1と極めて小さい。
当然のことながら、公的扶助を受けている人々(子供を含む)の総人口に占める比率も0.7%と低く、
OECD諸国の平均(7.4%)の約10分の1にすぎない。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/harada.cfm?i=20071101c3000c3&p=1
イギリス、フランス、ドイツ、アメリカの公的扶助総額の対GDP比は、
それぞれ4.1%、2.0%、2.0%、3.7%であり、日本は前述のように0.3%である。
また、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカの公的扶助を与えられている人の総人口に占める比率は、
それぞれ15.9%、2.3%、5.2%、10.0%であり、日本は前述のように0.7%である(以上の数値は前掲埋橋論文による)。
要するに、日本の1人当たり公的扶助給付額は主要先進国の中で際立って高いが、
公的扶助を実際に与えられている人は少ないということになる。
これは極めて奇妙な制度である。日本に貧しい人が少ないわけではない。
同志社大学の橘木俊詔教授は、生活保護水準以下の所得で暮らしている人は人口の13%と推計している(「格差社会」岩波新書、18頁)。
ところが、実際に生活保護を受けている人はわずか0.7%である。
私は、日本も、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカのように給付水準を引き下げて、
生活保護を受ける人の比率を高くすべきだと思う。
これまで日本で奇妙な制度が続いてきたのは、おそらく、高い給付水準のままで実際の支給要件を厳しくし、
保護を受ける人の比率を下げていた方が、給付総額が減るという財政的要請があるからだと思う。
しかし、今後、65歳以上の無年金者が続出する中では、現在の制度は維持できないだろう。
65歳以上の人は、支給要件の1つである「働けないこと」を容易に証明できるからだ。日本独自の制度をやめて、
グローバルスタンダードに合わせるしかないのではないか。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/harada.cfm?i=20071101c3000c3&p=2
総人口に占める生活保護率(=公的扶助受給者率)は、

 イギリス   15.9%
 フランス    2.3%
 ドイツ      5.2%
 アメリカ    10.0%
 日本      0.7%
と、日本が際だって低い。そして、その数少ない受給者の給付水準は高い。
「私は、日本も、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカのように給付水準を引き下げて、
生活保護を受ける人の比率を高くすべきだと思う。」


06. 2012年4月14日 19:09:59 : HDHVvaS6E6
01に賛成。
こんな金配りの、ばら撒きの、ドロボーシステムがうまくいくと信じているなんて、どうかしてるぞ!
早く目を覚ましてください。ローマ帝国だってパンとサーカスで滅んじゃったでしょう!

07. 2012年4月14日 19:11:24 : CaX39qEdxQ

ヤクザの頭にマイクロチップを埋め込む法案とセットなら、検討するぐらいはいいと思う。
そんでガンツみたいに、いつでも爆発させられるようになってたら完璧。



08. 2012年4月14日 19:30:18 : GgZbHGY9Wp
仕事がなくて生活保護を受ける人を非難して、生産的な仕事をなにもしないのに、配当や利子収入で贅沢をする人はOKですか。
資本主義は、単なる競争原理ではなく、運不運でも経済格差が必ずおきるので、それを補正する社会システムは必須です。それが生活保護なのか、BIなのか、雇用保障なのか、といった違いがあるだけ。

いずれにしろ、もっとも有効な何らかのシステムを導入しないといけません。

怠け者に金などやるな、というのはたまたま運のいい強者の論理に過ぎません。
ひとりの成功した松下幸之助さんや本田宗一郎さんの影に、同じようなことをやって失敗し、家族を路頭に迷わせたり、首をくくったりした不運な敗者がたくさんいるということを忘れてはなりません。そうした敗者を「自業自得」と切り捨てることは、松下さんや本田さんの生き方を否定するのも同じです。

国民全員が公務員になって、安定した生活を営むことはできないのですから、チャレンジングな若者や企業家の根をたたないためにも、セーフティネットワークは必要なのです。

わたしはBIも、十分に検討に値するひとつのアイディアであると思います。


09. 2012年4月14日 19:32:28 : N8ZVIpjPJ6
>たったひとりロボットの管理を任された人がいた。だが残りの99人は解雇され失業した

どんどん人が要らなくなって来ている。だから、子供手当で人口増やそうなんてのがそもそも間違い。

もっとも裕福な子あり世帯に金配るより、全世帯に一律毎月3万円支給した方が遥かにマシ。
そしてその財源は、年収1000万円以上の高額所得者の所得税を累進強化して作れば、所得の再分配になるからよい。


10. 2012年4月14日 19:33:11 : CaX39qEdxQ

検討したら、できないって事がわかるだけだろうけどねw
でも、ヤクザはもう野放しにはできんYO!www



11. 2012年4月14日 19:40:19 : N8ZVIpjPJ6
4000万世帯X月3万円=1.2兆円

年収1000万円以上の高額所得者の所得税の累進強化をすると20兆円になるから可能。


12. 最大多数の最大幸福 2012年4月14日 19:48:52 : d1qFhv8SE.fbw : rsPBMiuIkU
>>06

 不運にも長期間仕事が見付からなかった人間は
 国家財政に負担をかけないように、さっさと死ねってことか?

 セーフティネットをドロボーシステムとかバラ撒きとか言うのは
 血も涙もない人間としか思えない。


13. 2012年4月14日 19:50:06 : GR5R0qKOMk
>>01 >>06
現状が、「働かない」どころか国民に対する強盗&核テロリスト、およびそれに群がるシロアリ・ハイエナにカネをバラまいているシステム。
だがBIは、近いうちにも必ず足りなくなる福一作業員確保のために、米国のように「徴兵制」に代わる貧困層を温存したい勢力にとって都合が悪いだろう。

14. 2012年4月14日 19:53:28 : CaX39qEdxQ
>>11

オウムや創価の信者にまで、くまなく配る馬鹿がどこにいるよw
そういうのをきちんと弾くシステムにしなきゃダメだ。



15. 2012年4月14日 19:55:31 : GR5R0qKOMk
>>14
茶番国家ジャパンがすでにオウム化している。

16. 2012年4月14日 19:58:35 : jNhLiHGQnc
ベーシックインカムねえ。最低生活保障だけは政府にさせておいて、あとは低賃金で使い放題みたいなのはやめてほしい。その金だって消費税15%とかで取るとかな。「公」にめんどくさいとこだけ押し付けて、あとは強者勝ち放題の天国にすると。

小島にあるたった一つの100人しかいない会社で99人解雇?変な例えだな。(笑

そんなら、解雇された99人は会社なんか無視して、助け合いながら自給自足のスローな生活を始めればいい。きっと、楽しいぞ!社長や残った社員が「おれも工場なんかやめる、まぜてくれ!」と言ったらその時は考えてやればいい。


17. 2012年4月14日 19:59:51 : N8ZVIpjPJ6
お前工作員だから配らない、お前気に入らないから配らないとかいう独善的な考えは駄目。

どんな世帯にも分け隔てなく配るからベーシックインカムなんだよ。


18. 2012年4月14日 20:15:27 : MdpIk6UmdQ
どの意見を見ても、オカネの配分とか保護とか、生じた現象のテクニック的解決にしか目が向いていない。

一国の経済が、私的資本生産様式によって左右されると言う、資本主義が本来的に有している矛盾に目を向けない限り、何も解決できない、そこから考えるべきではないのか・・・すべては生産と付加価値配分の矛盾が、歪みをもたらしている。


19. 蒲田の富士山 2012年4月14日 20:28:01 : OoIP2Z8mrhxx6 : 6EIrnDWbJw
ロボットは、ただではない。
ひとひとりぶんの労働をこなすロボットは、かなりの高額になる。
さらに、メンテナンスはメーカーがするので、それもバカ高くなる。
「外注」は人件費ではない。
「派遣」も人件費ではない。
「請負」も人件費ではない。
なんか、簿記の考え方がおかしくないか?
人件費を嫌う政治家がもてはやされる。

20. 2012年4月14日 20:29:59 : dnLjxjtLck
悪事しかしない厄人どもを首にして
厄人の総数を4分の1にして
ベーシックインカムで年120万円保障しても
同程度の税負担ですむ
ベーシックインカムをすることで
生活保護費やそれを審査する公務員も不要
さらにベーシックインカムをすることで
食えない芸術家への補助金も不要だし
それを管理する公務員も不要になる

21. 2012年4月14日 20:34:20 : CaX39qEdxQ
>>17

つまり、できないってことだよw
もう通貨統合でもして、世界最低賃金でも定めるしか無いと思うね。
後は適当に談合するのさ。昔日本がやってたみたいにね。

マネタリズムは金融資本家を太らせるだけ。
それはアメリカで証明された。決して有効な処方箋ではない。
ま、お前ら糞ヤクザがどんだけわめきちらしても、日銀は動きそうもないねw

資本家がアジア諸国で何をしたか知ってるか?
労働者が賃上げ要求したら、軍で弾圧させたんだぜ?
もちろん日本企業もグルだ。
それで国内の産業空洞化がどうだとか、おかしいだろ?そういうの。



22. 2012年4月14日 21:10:16 : N8ZVIpjPJ6
不当な高収入を得ている者は、高額所得者の所得税の累進税率が強化されることを恐れている。
だから訳の分からないことを言ってベーシックインカムに反対する。

しかし、年収1000万円以上の者は、総所得に占める割合は30%を超えているが、人口は僅か4%にすぎない。
人口の96%の人はそれで利益を得る。

だから、やろうと思えばベーシックインカムは可能である。


23. 2012年4月14日 21:17:20 : N8ZVIpjPJ6
高額所得者が溜め込む前に一部を徴収して、
それを庶民に配れば、消費が拡大して景気が良くなり、
所得も増えだす。

結局、高額所得者の所得も増えるから、みんなバン万歳。


24. 2012年4月14日 21:20:48 : jNhLiHGQnc
>>19

たしかに。人間の労働者がほとんどいらないほどの有能なロボットを開発して使おうと思うと人間以上に高くつく。だからこそ電力会社は原発で使うロボットを開発するより、下請け労働者を被曝させながら使う方を選んだと聞いたよ。

実のところ、資本にとって必要なのは高性能の機械なんかじゃなくて、相も変わらず奴隷のような低賃金労働者なんじゃないの?あのバン・キムンさんさえ言ってるぜ。(ベーシックインカムもこんな連中にかかれば、国の負担で、低賃金労働者を雇えるウハウハな方法にかわってしまうかもね)

私の闇の奥 ハイチは我々にとって何か?(6)
http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2010/03/post_02b8.html

>国連事務総長バン・キムン(BAN KI-MOON)は、2009年3月31日のニューヨーク・タイムズに“Haiti’s Big Chance(ハイチの大きなチャンス)” と題する注目すべき論説を寄稿しています。プリントして2頁ほどですから、出来れば読んで頂きたいのですが、乱暴に要約すれば、「ハイチの低賃金労働をフルに生かして、輸出用の衣料製品を生産するチャンスだ」というものです。バン・キムンはその成功を確信しているようで、「我々はそれがうまく行くのをバングラデッシュで見た。それは、衣料産業が250万の職を支えていることを誇っている。ユガンダでもルワンダでもうまく行った。」


25. 2012年4月14日 21:27:45 : N8ZVIpjPJ6
高額所得者がウハウハな生活をする為に、高額所得者の所得税率を低くして、
消費税率を高くして庶民から取り立てようって言うのが今の政策。
それで景気が悪くなっている。

だからその逆をすれば良い訳。


26. 2012年4月14日 21:35:45 : aDiDCZHnys
ベーシックインカムは賃金として考えた方がいいかもしれない。

専業主婦という分業を考えれば一番納得しやすい。
問題はニートなんだろうけど、これも賃金でいいのでは?
普通に考えれば、労働もしてないのに賃金とはおかしい。
だけど、「労働」というなら、木の実や野生動物を食っていた原始人だって労働していたわけで、ニートが何らかの手段で飯を食っていたら、それはそれで労働と言えなくもない。
ただ賃労働ではないだけだ。
賃労働でないというのであれば専業主婦も賃労働ではない。
専業主婦のBIは許されるがニートは許されないという道理はないように思える。
ニートだって服を着て表を歩き、お金を払って買い物をするという社会的な営みをしているのだから。
しかも、BIがあればニートは親離れという立派な仕事ができる可能性が飛躍的に高まる。
そうなれば結婚とか子育てという偉業すら成し遂げることも十分期待できる。
BIが許されないものなら、最低でも、裸で歩き商品を狩る原始人の労働の権利が与えられてしかるべきではないだろうか?
それくらいBIという賃金は当然の権利のように思われる。


27. 2012年4月14日 21:40:33 : uBlnEjGxtc
私は農家ですから、太陽が照り、雨が降れば、作物は収穫できる。
しかし、収穫物を売って金に換えなければ、ハウスも灯油も、苗床もトラクターも買う事は出来ない。高値で売れれば良いが、売価は決まっており、毎年においてだいたい赤字である。他の農家も似たり寄ったり。
地域の寄合では、いっそのこと貨幣経済を放棄して、自給自足で行こうじゃないか、という冗談とも言えない意見が出たりする。昔のように耕作馬・耕作牛を飼い、今は繊維メーカーへ卸している麻を自分で糸にして服を織れば、全てを賄う事が出来る。
勿論、収穫量は半減する。しかし味噌・醤油・酒(濁酒)はほとんどの農家が今でも自分で作っているから、来年からでも自給自足は可能だ。今でも家は、地域の者が総出で造っているし、問題点はない。
しかし、それでは人類が作り上げた、本来は極めて効率的な貨幣経済を運用しきれなかった、という感慨がある。
貨幣は経済に問題はない。問題なのは、貨幣を扱う人間が、社会の体制が狂っている事実だ。富が回らない、回らせない、独占しようとする心の歪んだ人間が、人として通用し、通用させる。そのように歪んだ人々の群れが今の日本人の現実の姿であるのは哀れである。

28. 2012年4月14日 22:17:58 : ApyjVlHnvo

 この前 テンカンの患者が車で人をはねて 7人の死傷者を出した

 ===

 働かざる者 食うべからず って いろんな人を追い立てる

 仕事をさせた結果が この結果だ

 


 人が働くことって何だろうね〜〜〜

 ===

 江戸時代は 5公5民だから 50%が農民で その農民から 50%の税金を取った

 武士は何もしないで 「遊んで暮らした」 

 それでも 江戸時代は 300年も平和が続いたわけだ

 ===

 日本には 天皇家が 5000年続いてるが あんまり 働いた って聞かない??

 ===

 さてさて 冗談はさておいて〜〜   江戸時代は

 人口構成では 農民が84%で 武士と商人が 16%だといわれてる

 つまり 84%の働きによって 残りの16%の人を 食わせているわけだ

 ===

 現代では なんとなんと 2%の農業虚業で 98%の人が食べているわけです

 自給率50%なら 多く見ても 4%の人で 96%の人が 食べていける

 感情になるわけてす
 
 ===

 それじゃ〜〜 96%の人は何をしてるかというと〜〜〜

 テレビの芸能人や スポーツの選手や パチンコ・トルコ・飲み屋 などなど

 別に パチンコがなくても 人が飢えるわけでもない 

 でも パチンコ屋で 一生懸命働いている人は 労働者だから 飯を食う権利があって???

 トヨタの工場に派遣で言って 解雇されたら 金がないので 飯が食えない??


 愛が考えるには パチンコ屋は 一生懸命仕事しない方が 良いだろうと思うよ〜〜

 ヤクザが 仕事しない方が 良い世の中になるだろう


 ===

 これが 当たり前の時代なの???
 
 ===

 ベーシック・インカムでは 4%の人が働けば 96%の人は 働かなくても

 飯が食える って〜〜ことなのだね〜〜

 BIは 原理的に 可能なわけだ

 ===

 仕事をしない人間が 仕事をした人と同様に 幸せな国があれば 

 人の嫌がる ヤクザなんて なり手がないだろう??

 ===

 北朝鮮の 金正日が まじめに働いて テポドンやら ミサイルやら

 人工衛星のハリボテなど 造らない方が 

 自衛隊が 必死に演習などしない方が マジに 良い世界じゃ〜〜ないの??

 ===

 日本の戦後30年で 軍隊がなくて 戦争がなくて 兵器がなくて

 日本は 世界一裕福な国になった

 何もないことが 何も働かないことが これだけ素晴らしいなんて

 過去の日本で 証明されている

 ===

 過去の 多くの 王様が 仕事をするって〜〜ことは 戦争をするってことですよね

 能力がなくて 戦争をしない王様は そりゃ〜〜 いい王様なのだ

 悪いのは 仕事のできる 有能な王様や 兵隊が 弱い何もしない王国を攻め落とすことだ

 ===

 2000年前に ハンニバルという 超優秀な大将が スペインから スイスの

 山を越えて ローマ帝国に攻め入って 何十万の兵隊を殺した

 ものすごく 良い仕事をしたのだが 結局は 負けちゃって 

 ローマの 優秀な大将が ハンニバルの生まれた カルタゴを
 
 木端微塵に 破壊して そこに住んでいた 住民は 一人残らず

 殺してしまった   仕事とは そんなものだ

 ===

 アメリカのブッシュが 貿易センターを 破壊して その罪を 濡れ衣の

 タリバンにして  アフガニスタンに入って 非道の限りを尽くしたが

 ===

 いまや 米軍10万人は 退路を断たれて 全員 タリバンに 囲まれて

 気が狂う兵隊の 続出だ

 仕事とは そんなものだ

 ===

 いまや 4%に人が 真に働いて 96%の人が 偽りの仕事をしている

 偽りの仕事 = 戦争だ 

 もしも 4%の人が真の仕事をして 90%の人が働かないで 遊んでいてくれれば

 
 悪い仕事をする人は 6%にへるだろうし 世界中から 戦争がなくなる
 
 ベーシック・インカムとは 平和な社会の 実現 ユートピアなのだ
 
    


29. 天橋立の愚痴人間 2012年4月14日 22:23:09 : l4kCIkFZHQm9g : saCmvQLjSs
ベーシック・インカムが施行されて10年。

その島の99%に人々は、最初は釣りに、園芸に親しみ貧しいながらもノンビリと生活を謳歌していた。

家庭では、働かなくなった両親のもと、子供は、将来の自分の姿を重ね合わせ、何の為に勉強しなければならないか、目的が判らなくなり真面目に学校へさえ行かなくなった。

親の躾の基準がなくなり、社会人としての共生の規範もないがしろになり、互いに自己主張ばかりに走る。

そういう無目的の生活を5年も続けると、人々は新たな刺激を求めて、いろいろと考える様になる。

何せ、どのように生きても生活は保証されている。
あるものは、性的刺激を満喫するために、性犯罪へ容易に走る。
刑務所に入れられても、出所してきても生活の心配はないのである。

また、あるものは麻薬に手を出す。
考える暇は十分にあるので、段々と贅沢な遊びがしたくなる。
そうかと言って、収入を増やす手段は皆無であり、泥棒、強盗が豊かさを得る早道で唯一の方法であることを認識するに時間はかからない。

刑法をきつくして、重罪で応じても、他に生き様を考え様のない人々は、退屈がしのげるなら一か八かの手段に出る。

もちろん、大人しく我が道を行く人もいるであろうが、元々、我欲の強い人間と言う種族。
人口の1/4でも1/3でも、こうした行動に出ると、もはや社会悲惨なものとなる。

人間社会を比較的平穏に保つためには、人々に努力に比例して得られる目標を作っておかねばならないのである。

たとえ、それが実現不可能でも、一生努力して生きることの内に平穏な精神生活が出来るのである。

一部の人を生活保護で救済するのと、大方の人間をベーシック・インカムえ救済するのとは天地ほどの差が出てくる。

夢々、地上に神の国が出来るように考えてはならない。
人間が、神になれると思うのなら、別であるが。

人間は人間らしく生きるのが一番幸せであるのである。


30. 健奘 2012年4月14日 22:43:29 : xbDm84QDmOFmc : HxDkBKBLY2
29 さん

"人間らしく" これって、かなり変化するんですね。
美意識も変化するように。

ルネサンス期の絵画、女性はふくよか。今の基準じゃ、肥満に近いですね。
食に欠いていた時代、ふくよかは、あこがれ。美しく見えたのでしょ。


31. 最大多数の最大幸福 2012年4月14日 22:50:59 : d1qFhv8SE.fbw : rsPBMiuIkU
>>29
>刑務所に入れられても、出所してきても生活の心配はないのである。

 そんな理屈なら、別に、今の制度だって心配はない。
 もう生活保護受ければいいや〜って割り切ってしまえる性格なら
 今だって生活の心配はない。
 そこまでモラルが壊れている人間なら、現状のシステムでも同じこと。
 ベーシックインカム自体が、そのようなモラルハザードを誘発する訳ではない。

>人々に努力に比例して得られる目標を作っておかねばならないのである。

 ベーシックインカムは、努力に比例して収入が増えるシステムですよ。
 最低生活を保障するだけの制度なのですから、働いて収入を得れば、
 その分は必ずプラスアルファになるのです。

 まぁ、なにか「反対」という結論ありきで、無理やり理由を考えているような
 感じですね。民衆性悪説ですか?

 わたしは、権力の方が、よっぽど性悪説で考えるべきだと思いますけどねぇ。
 何故に、それほど、性悪権力に裁量行政をさせようとするのかな!?

 ほんと迷惑なんですけど。


32. 2012年4月14日 23:05:12 : GgZbHGY9Wp
天橋立先生ともあろう人が、極端な例を提示して、議論を複雑にするのは、あまり好ましくないと思われます。

ベーシックインカムは、いわば生活保護のひとつの方法論なのであって、それで国民みんなが働かずに楽な生活ができるようになるわけでは、もちろんありません。

そもそも「人間らしく生きる」といっても、その方法は、国、文化、時代、人によって様々であると思われます。地域や部族によっては、「男は戦闘以外のあらゆる生産活動をしない」という価値観も尊重されていたりしますからね。

日本だって、かつての武士階級は、生産活動や商いを蔑視していたじゃないですか。

わたくしは、現在の日本社会では、仕事がお金を稼ぐことと同義語になってしまい、利子や配当で贅沢をするなどという、かつての日本では非常に蔑視されていた生き方が「セレブなライフスタイル」と持てはやされ、その一方で、金にならない主婦の家事労働などが否定されて、それが少子化の原因にもなって、かえって社会が苦しくなっているような気もします。

わたしは、健全な社会では、「怠惰」や「卑怯」は蔑視されるべきであるとしても、「金を稼ぐこと」を唯一の価値観にする必要はないと思っています。

ですから、ベーシックインカムという制度も、技術的に困難がなければ、導入したらいいんじゃないですか。

もちろんその財源は、消費税などであってはいけません。
所得税と法人税をそれにあてるべきで、所得税についてはまず、現在年収1800万円以上で一律になっている最大税率を、さらに3000万、1億、5億という風に、段階を振って増やしていったらいいのではないでしょうか。

年収1千万円程度の人の税率を上げても、公平性の解消にはあまりなりません。現在はむしろ、年収1800万円と10億円の人が、同じ税率というところに、大きな問題があると思われます。

法人税については、税率そのものより、課税や減税対象の見直しによって、もう少し幅広く、公平な負担が求められると思われます。

現状、東証に一部上場しているような大企業の多くが、まったく法人税を払っていないわけですから、これでたとえ税率を増やしたところで、かえって彼らの税逃れの活動が、活発になるだけにすぎません。

ですから、大きな売り上げがあって、社員にある一定以上の給与や福利厚生を提供している企業は、たとえその年度の経常利益がマイナスだったとしても、一定の税を払わなければいけない仕組みを作ったらと思います。

法人税を払わなかった年度については、役員報酬を規定額以下にするとか、社員の福利厚生にも制限を加えるとかしたら、払わない企業も減るのではないでしょうか。

そうしたことを実行した上で、収入のない人にはベーシックインカムを支給して、その上で地方自治体などから、ある種の公的作業へのボランティアでの参加を促す(強制ではなくあくまで自由参加です)。

日本はそれぐらいの、やさしい共生社会であっても、わたしはいいような気がしています。


33. 2012年4月14日 23:05:14 : ApyjVlHnvo

 27さん

 「自然の恵み」 と 「貨幣経済」 が混同しているようですね〜〜

 ===

 愛はこう思います

 「人間の命」をつなぐのは「自然の恵み」 なので 「貨幣経済」ではないですね

 「労働」とは「自然の恵み」を「人間の命」として取り込むことでしょう


 「労働」にも かならずしも 「貨幣経済」は 必要ないかもしれませんけど

 「労働」は「専門家」である方が 効率的なのであって

 そこに「貨幣経済」というのが 出てくるのだと 思います

 ===

 なほ 付け加えますと 「貨幣」とは 金貨だったわけですが 現在は「紙幣」となっています

 金貨には 重大な欠点があります 人間が「豊」になると 大量の交換をするわけですが

 金貨は いくらでも量を増やすことができません 

 その点 紙幣は 印刷さへすれば いくらでもふやせますので

 豊かになることは「労働」の交換なので 紙幣を増やさないと 豊かにもなれません
 
 ===

 最近の実績では 人類は 毎年2%ずつ 豊かになっているので お金も毎年

 2%以上印刷して 増やす必要があります

 ===

 2%ですから 5年で10% 10年で 21% 20年で 1.5倍

 30年から 40年で 2倍 豊かになるはずです 

 ===

 江戸時代 80%の労働は 150年後の 現在では 
 
 80 ÷ 2 = 40 ÷ 2 = 20 ÷ 2 = 10 ÷ 2 = 5

 5 ÷ 2 = 2.5% となります

 ===

 つまり 今では 2,3人働けば 残りの人は働かなくてもよい

 ベーシックインカムは 原理的にも正しいわけですね!!
 


34. 2012年4月14日 23:19:12 : ApyjVlHnvo

 >ですから、大きな売り上げがあって、社員にある一定以上の給与や福利厚生を提供している企業は、たとえその年度の経常利益がマイナスだったとしても、一定の税を払わなければいけない仕組みを作ったらと思います。


 まことにその通りですね

 給料を一人でも「2000万」以上出す「団体」は 法人税を徴収すべきですね

 宗教団体 社会福祉法人 医療法人などなど 銀行 大企業 

 ===

 これだけで 日本の税収は 飛躍的に伸びますでしょうね〜〜〜
 


35. 天橋立の愚痴人間 2012年4月15日 00:06:16 : l4kCIkFZHQm9g : saCmvQLjSs
>人間は人間らしく生きるのが一番幸せであるのである。

と言う意味を取り違えておられるようだ。

人間らしくというのは、生きるために働かねば成らないという、人間の歴史始まって以来の姿の事です。

働くことの中で、人間は困難に直面し、それを克服することで助け合いの精神も培われてきた。

また、人間の内面的な悩みも働いているうちに安らぎを得る場合もある。
人間とは、そういう動物で、ユートピアと思われるような環境が、本当に人間を幸せにするものではないことは、皆さんの経験の中で御分かりと思う。


36. 2012年4月15日 00:13:36 : w4GfdvNsvs
他の先進国では、ベーシックインカムはすでに部分的に実現している。

日本は、何十年も遅れている。

■三つのベーシックインカム
ベーシックインカムの手法としては、具体的には以下の三つがある。
(1)完全ベーシックインカム: 属性や所得の壁を完全に取り払い、国民全員に一律に同等の金銭給付を行うもの。
この立場は、ベーシックインカムを純粋に政治哲学として議論している人に多いが、
大和総研チーフエコノミストの原田泰氏のように政策論的に推進しようしている人も登場。
小さな行政組織で効果を最大限発揮する組織を目指すという目的にもっともかなうのがベーシックインカム。

(2)負の所得税: 所得税の課税最低限を下回る所得の人には、所得水準に応じて金銭を直接給付するというもの。
この立場は、ベーシックインカムを政策論的に推進しようとする人(特に経済学者)に多い。
ベーシックインカムより現実的。

(3)給付つき税額控除: 減税政策や消費税の増税などを行った際に、一定の所得以下の人に減税分や増税分を直接給付するというもの。
これは一部の国では既に導入されている。

まず(3)の「給付付き税額控除」からだろう。
そして、徐々に生活保護制度やその他アドホックな福祉支出制度を統合して、
(2)の「負の所得税」に近づけていけばよい
ベーシックインカムは一気に実現しなければならないものでもない。

給付つき税額控除→負の所得税(負の消費税)→ベーシックインカム
ベーシックインカム実現は、ヨーロッパでは50年後、日本は100年後だろう。
人間の意識が進化するには時間がかかる。

なお、小沢一郎は自由党時代、負の所得税を唱えていた。
さすが先見性がある。

■負の所得税は、給付付き税額控除という部分的な形で、他の先進国において導入例がある。
■ミルトン・フリードマンが提唱した負の所得税が有名である。
実際にはイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで一部導入され、拡大されつつある。
アメリカ合衆国における勤労税額控除もこの負の所得税のバリエーションだと評価される。
日本においては小沢一郎が党首を務めた自由党が負の所得税に近い政策を掲げていた。
また、小沢が民主党の代表選挙に出馬する際に、再びこの公約が掲げられた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0
■給付付き税額控除 具体案の提言
〜バラマキではない「強い社会保障」実現に向けて〜
【導入国】イギリス、フランス、オランダ、ベルギー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、カナダ、ニュージーランド、アメリカ等
日本は、バブルの崩壊からようやく立ち直ったかと思うと、今また、グローバルな経済危機に直面しています。
この20年の間に、雇用については非正規雇用労働者の比率が増え、これまで
「会社」が正社員・終身雇用・年功制というかたちで果たしてきたセーフティネットから漏れる人々が増えてきました。
また、子育ての問題など、人間が生きる上で基本的な、生活や人生設計に直結した部分での将来不安が国民を覆っています。
このような重大な時期に政治は機能不全をきたしています。現在の日本が抱える課題の解決のためには、
物事の本質をしっかりと見極め、的確な政策を打ち出していく必要があります。
しかし、残念ながらこれらの問題に関する政策論議の多くは、対症療法的な既存政策の微修正が中心です。
わが国は厳しい財政制約の中で、格差問題や生活に対する不安といった問題に対処していかなければなりません。
そうなると必然的に、税と社会保障を別々に議論するのではなく、両者を一体にした仕組みを考えていかざるを得ません。
そうした要請を具体化するのが本提言で掲げる「給付付き税額控除」です。
東京財団では2007年よりその必要性を提唱し、近年はメディア等でも頻繁に取り上げられるまでになりました。
本提言では、より詳細な制度設計の論点、海外の導入事例に加え、日本における具体的な導入モデルを提示しています。
http://www.tkfd.or.jp/admin/files/2010-07.pdf
http://www.tkfd.or.jp/research/project/project.php?id=12


37. 天橋立の愚痴人間 2012年4月15日 00:14:42 : l4kCIkFZHQm9g : saCmvQLjSs
最大多数の最大幸福 さん、

>まぁ、なにか「反対」という結論ありきで、無理やり理由を考えているような
 感じですね。民衆性悪説ですか?

トンデモない勘違い。
私の意見の根源の考え方が、

「殆どの人間が、必要に応じて働ける社会」を作ること。

これが理想であり、現在は経済のグローバル化の影響で、それが難しくなってきている。

政治、経済を語る上で、一番の原理原則なのです。
そりゃ、
今となっては、
ベーシック・インカムをするよりも大変ですよ。


38. 2012年4月15日 01:07:43 : ApyjVlHnvo

 >「殆どの人間が、必要に応じて働ける社会」を作ること。
 >これが理想であり、現在は経済のグローバル化の影響で、それが難しくなってきている。

  
 どうもこの辺に問題がありそうです

 働いては いけないのですよ!!
 
 ===

 今の日本は 75%がサービス産業ではありませんか??

 古くは 繊維を作って アメリカに輸出していたら 繊維を作ることは

 けしからん って〜〜 アメリカと日本が協力して 繊維産業を潰した

 車も造りすぎたので アメリカから怒られた

 コンピュータも性能の良いのを作りすぎて 怒られた

 ===

 だから 日本は 何も作らない産業のサービス産業になっちゃったわけです

 ヨーロッパみたいに バカンスを2カ月取って 遊ぶ必要があるのですよ〜〜〜

 ===

 官僚の天下りは 仕事という「破壊」ですよね!!

 人間は 最小限の仕事に 向かうべきなのです

 


39. 2012年4月15日 02:03:17 : GIS7mH7XWU
ベーシックインカムを 施策するときは 必ず減価貨幣制度と一体で進めるべき
電子マネーで配信し必ず貨幣価値に時間を経るごとに価値が減少するように施策すれば発行されたベーシックインカムはほぼ市中で消化され経済効果か増大も期待できる
いかがでしょうか?

40. 2012年4月15日 02:51:46 : GgZbHGY9Wp
天橋立先生、

ですから、働くこととお金を稼ぐことは、違うと思うのです。

いまの経済制度、状況の下では、その違いはさらに大きなものになっています。

例えば勤勉な主婦が、子育てから家事まで、一年中どれだけ働いても、収入にはなりませんから、今日の価値観では「働きはゼロ」と見なされてしまいます。

主婦じゃなくても、コンビニで年間残業を含めて2500時間働いても、年収は250万円程度ですよね。

一方で、そこまで長時間働かなくても、また労働により実質的な価値をほとんど生みださなくても、大企業に属していたり、また、金融資産をもっていたりして、その数倍の年収を得ている人が、世の中にはたくさんいます。

ですから、天橋立さんがいう「殆どの人間が、必要に応じて働ける社会」とは、ほど遠い状況が現在できあがっているわけです。それを補正して、望ましい状況に一歩でも近づけるのが、社会政策ではないでしょうか。

もちろん、国民みんなの雇用を確保して、誰もが人間らしい生活を送れるようにするのが、なによりも理想ではあると思います。しかしながら、国際資本主義のメカニズムとテクノロジーの進歩は、すべての人に平等に働く機会を提供して、能力や働きに応じて経済的に報いるという望ましい方向とは、逆の力学として働いているというのが現実です。

資本主義は、資本を持つものにとって有利なシステムであるほか、個人の運不運、既得権といった矛盾を、内包した経済システムです。そこでは、いわゆるセーフティネットワークは、不運な個人を救うためのシステムというだけではありません。反社会的勢力の台頭を抑制し、資本主義のシステムそのものを防衛するためのひとつの安全装置でもあるのです。

もちろん、ベーシックインカムを導入することで、労働意欲がさらに低下する人もなかにはいるでしょう。しかしそれをいえば、お金持ちのなかにも、労働意欲がない人はいるわけで、労働意欲がないことを罪とするなら、そういうお金持ちから、サボりの原因たる財産をすべて奪わなければなりません。

労働意欲のなさを問題にするのであれば、個人の経済状態は関係がないと思うからです。

わたしは、阿修羅での天橋立先生の投稿は、これまでも丹念に拝見させていただいております。健全な日本の再生を願う点で、天橋立先生と基本的な意見の相違はあまりないと感じています。ベーシックインカムは、社会保障の方策として、けっして突飛な発想のものではありません。ですから、天橋立先生にも、できればもっと柔軟な発想で、こうした議論にご参加いただけたらと思っています。


41. 2012年4月15日 10:49:21 : mfKbBOhImI
「働くこと=金を稼ぐこと」という概念がおかしいよな。
専業主婦も立派な労働だろう。賃金はゼロだけど。
大体、労働による困難を克服することで人は成長するとは言うが、果たしてそれは事実なんだろうか。
過労死や自殺者30000人という実態を見ると、それすら乖離しているような印象を受ける。

>>生きるために働かねば成らないという、人間の歴史始まって以来の姿の事です。

それを否定はしないが、極端な話、ボランティアや子育て、そのほか、趣味なども労働としてとらえてもいいのではないか。イチローが野球で成功したのは努力の賜物だとよく言われるが、イチロー自身は野球が好きでその道に進んだのだろう。これは努力というよりも趣味の延長に成功があったと考えたほうが正しい。もちろん、野球の道を究めるにあたって苦難や困難も伴うことも多かっただろうが、彼がそれを克服できたのは、やはり野球が好きだったからではなかろうか。つまり、趣味の延長としてとらえることもできる。

子育てやボランティア、趣味は確かに直接は賃金を生まないが、いずれも何らかの困難や苦痛を伴うこともあるし、またそれを達成した時の充実感も同じだろう。それがなくては人は成長しないというのも同じだ。

つまり、「労働しない人間」というのは本来は存在しないのではないか。

たとえば、よくベーシックインカム批判で用いられるナウル共和国の失敗例だが、この話にはちょっとした続きがある。確かに経済破綻で失業率50%を超える悲惨なありさまだが、ナウル国民にはそれほど悲壮感もなく、みんな能天気に暮らしている。失業状態でも子供が10人いる家庭とかザラに存在する。そういう家族はどうやって生計を立てているのかというと、家族一人一人が自分にできることをして協力しながら暮らしているらしい。あるものは魚釣りをしたり、屋根の修理をやったり、子供の世話をしたり、町のゴミ掃除をしたり、自警団みたいなことをやったりと、確かに貨幣的な利益は生まないが、それでも自分にできることを自立的に行っている。中にはいやな作業もあるだろうが、積極的に行う。ある意味自主性や主体性は日本人以上だ。みんな自分にできることを考えて実行に移す。だれに言われなくとも。お金を支払われなくとも。

これが失業率50%のナウルの実態である。果たして「労働していない」ナウル人はみな未成長の未熟者だらけなのだろうか。そう思うならば、それはナウル人に対する差別的見方ではなかろうか。むしろ、自分たちに何が必要かを考え、積極的に行動に移す彼らの姿は、ある意味日本人以上に成長している側面もあるのではないか。

もちろんナウルは比較的温暖な気候と小人口ということもあり、一概に日本と比較できないが、ただ、その自主性や主体性には見習うべき部分もあるだろう。

「労働=お金を生む」という概念で労働をとらえると、かえって社会に負荷をかけることにもなるのではないか。今や技術が進歩し、皮肉にも人間から労働の場が奪われているのが現状だ。今の若い世代は、競争相手が人間や他の会社だけでなく、機械も加わっているような状態である。勝てる道理はない。これを「勤労意欲」だとか「人間の成長」などといった精神論で克服しようとすることはまじないで天気を操ることができたと信じていた古代人とさほど変わるまい。

大体、働けるであろうすべての人が何らかの「賃金を伴う労働」を行わなければならないとしたら、それにかかる社会のコスト、負担はどれくらいのものになるのだろうか。むしろ、過剰な労働力を抱えることこそが、かえって社会の負担を増やしているのではないだろうか。その負担、コストを克服しうるだけの利益を今後も生み続けていけるのか。

もちろんどうしても人間にしかできない仕事というのはこれからも残るし、労働が全くなくなることはない。ただし、もはやだれでもできるような仕事はどんどん機会に浸食されていく時代に入ったという点はだれにも否定できない。要は、よほど専門的な職業か、あるいは特殊な技能を持つもの、あるいはよほどのエリートでなければますます仕事を得にくくなっていくという流れは今後加速することはあってもなくなることはないだろう。技術革新の結果、今後新しい産業や職業が創出されたとしても、それまでの既存の職業が成り立たなくなり、消えていくスピードのほうが速いのではないだろうか。そうなれば、必然的に失業率は増していくだろう。ましてや今後も技術が進歩して、人件費よりも産業ロボットの方が安上がりになってくれば、企業の方だって金がかかるし文句も言うし間違いも起こす人間よりもロボットのほうをとるだろう。

そうなった場合、我々は今後どのように糧を得るのか、それを試されているのが今の時期ではないか、その解決策が果たしてベーシックインカムなのかはまだわからない。ただ、そうなった時代が到来する前に備えておくための思考実験みたいなもの、予行演習のようなことは行わなければならない時期に来ているのではないだろうか。

今がちょうどその時期なのだろう。


42. 天橋立の愚痴人間 2012年4月15日 13:06:37 : l4kCIkFZHQm9g : saCmvQLjSs
40 さん、41 さん、

懇切丁寧なレスをありがとうございます。

私が言うようなことの難しさも、よく理解していただいているようです。

それでもベーシック・インカムに走る前に、今一度、試みたいことを思っているのです。

「殆どの人間が、必要に応じて働ける社会」とは、このままの市場主義経済のシステムだけに拘っていては実現できないでしょう。

要するに、第一次産業といわれるものの保護育成を意図的にやるのです。
農業、漁業、林業など人手がかかる仕事を国家の保護(具体的にはヘリマネ資金)でやるのです。

仕事がない層を救済するために、現金でなく公共事業という形で、仕事をばら撒くことも可能でしょう。
いづれもヘリマネなどと言う、ベーシック・インカムで使う同じ性格の資金を使います。

貧富の格差はある程度仕方ありません。
それよりも、仕事を通して我々が日常抱いている緊張感は社会を平穏に維持するためには、どのような倫理、道徳教育よりも、必要な要素なのです。

人間、余裕ができて、暇を弄べば、碌なことに向わないことは、すでに高齢者社会である我が国の隅々で体験しているはずです。

これに、若者までも加われば、そりゃ、トンデモない社会と成るでしょう。
殆どの国民が国家の保護の下に生活するような時代がいずれは来るとしても、それは、国家が国民を完全に管理下においた、実に息苦しく、自由のようで自由でない、張合いも何もないよどんだ社会なのです。

そのような、ものを待ち望んではいけないと思います。

このスレッドでは偶然に、この様な議論に発展しましたが、本当は政治を語る前に描いておかねば成らない国の形の問題と思います。

故に、現実問題としてTPP参加などには手ひどく反対します。


43. 2012年4月15日 14:17:22 : 8trw3lJSoE
全世帯に毎月一律3万円支給するとGDPが2.5%〜5%上がるだろう。

子供がいる裕福な家庭に児童手当配っても蓄えるだけだが、
全世帯に配る効果は比較にならないほど大きい。


44. 天橋立の愚痴人間 2012年4月15日 14:58:44 : l4kCIkFZHQm9g : saCmvQLjSs
ワッハッハ 43 さん

3万や5万なら、

理屈抜きで賛成です。

来月からでもOKですよ。

選挙でも1票あげるし!


45. 最大多数の最大幸福 2012年4月15日 15:46:38 : d1qFhv8SE.fbw : rsPBMiuIkU
>3万や5万なら、理屈抜きで賛成です。
>来月からでもOKですよ。

 なんだ。それなら合意ですね。

 BI論者もいろいろですが、
 5万ぐらいで考えている人が多いんじゃないでしょうか?

 有名な田中康夫さんが、そうだから。


46. 2012年4月15日 18:58:51 : veVNZMroaB
とりあえず、小沢さんが約束していた子供手当から始めて見ればいいでしょう。
年齢制限だけの無条件支給ですから、小役人の付け入る余地のないまさしく子供BI。

うまくいけば、その次はシルバーBIとか・・・


47. 2012年4月15日 19:04:16 : mfKbBOhImI
>>貧富の格差はある程度仕方ありません。
それよりも、仕事を通して我々が日常抱いている緊張感は社会を平穏に維持するためには、どのような倫理、道徳教育よりも、必要な要素なのです。

ベーシックワークという形をとるなら私も賛成。だが、これもまた一時的な急場しのぎに過ぎないとだけ言っておく。

先ほども書いたが、たぶんこれから先さまざまな職業で機械が人から労働を奪う事態に陥ると思う。これは、農業、漁業、林業とて例外ではない。今はまだ人の手による部分が大きいとしても、やはりこの分野でも完全ではないにしろ、仕事にあぶれる人も大勢出てくるはず。なぜなら技術はこれからも発達する可能性があるからだ。

確かに、経済状態によっては技術の発達が阻害されることもある。大恐慌とか深刻な不況もそうだが、そういう事態に陥ることで、一時的に技術が停滞することもあることはある。だが、大まかな流れで見れば、たぶん技術の発達は続いていく。これは人間の知的好奇心や探究心、利便性の追求、経済の推移などから容易に想像がつく。

今はまだ機械もそこまでのレベルには到達していないが、仮にメンテナンス、燃料、材料などのコストを考慮しても、ロボットのほうが人件費よりも安いという時代が訪れた場合はどうだろうか。今は夢物語かもしれないが、私はそれほど遠からぬ未来にそういう事態に陥るのではないかと感じている。

たとえばコンピュータなんかでも、1950年代の人々は、まさかそれから30年程度で家庭でパソコンが普及し、MSXなどの家庭用ゲームが出てくるなんて夢にも思っていなかった。それまでの意識としては、コンピュータは一部の大掛かりな研究機関などで、専門家でなければとても扱えない代物だった。何せ広大な部屋にでかいコンピュータが存在している状態で、これが家庭で普及するくらいコンパクト化するなんて考えもしなかった。だが、実際には30年程度で家庭にもパソコンが存在し、普及していたわけで、わずか数十年の間にこれほどの変化が起きようとは当の開発者たちも考えもしなかっただろう。

さらに技術は進化を続け、それから20年足らずでインターネットが普及。その後、15年程度でネットの力で独裁体制が次々と打倒されるなんて誰も考えもしなかったはず。

小さな電卓くらいなら太陽光でも十分動く時代に既になっている。今後、この分野で発達があれば、もしかしたら発電所などなくても今くらいの家庭電力をまかなえるほどの自家発電も十分視野に入るかもしれない。

この流れを考えていけば、もう労働に関する我々の考え方も変えていかなければならないのではないだろうか。つまり、従来の「仕事を通しての人格形成、適度な緊張感の保持」という考え方自体が成り立たなくなりつつあるのではないか。逆に、今では企業自体のモラルハザードや不正が起きている場合もある。それがその会社だけの問題ではなく、社会にまで著しい悪影響を及ぼす場合も多い。そして、昨今ではそれも無視できないレベルまで来ているような気がする。もちろん、ネットの普及でそういう不正やモラルハザードが注目されやすくなったという点は確かにあるだろうが……。感覚的な意見になるが、社会に対する責任よりも、自社の利益を追求することを仕事とするような企業も多くなってきているのではないか。そしてそれをおかしいとも思わない人間も当然増えているだろう。確かにそういう連中でも「緊張感」はあるだろうが、社会に対して「悪い」とはおそらく考えていまい。むしろ「内部告発したやつが悪い」「不祥事がばれるのが悪い」としか考えていないのではないか。だから食肉の産地偽装や東電のような連中がはびこる。東電などは責任感のかけらもないだろう。また、ブラック企業の数も増加傾向にある。昔も労働法にいい加減な会社はいくらでもあったとはいえ、最近では若年者の就職難から注目度も高まっている。ましてやこの不況である。単にネットができたからそういう事例が注目されるようになったということではないだろう。数値がないので感覚でしか言えないが、おそらくブラック企業は以前よりも「増えている」のではないか。

先ほどナウルの実例を挙げたわけだが、果して失業率50%でありながら、それほど深刻な暴動やデモが起きないナウルは、本当に最貧国へと転落したのだろうか。失業率50%で、下手すれば一度もろくな仕事に就いたことがない輩も大勢いるであろうあの国で、深刻なモラルハザードが起きているのだろうか。

私から見れば、ナウルの人々はさほど深刻なモラルハザードに陥っていないと見える。半分が失業しても、だからと言って著しく治安が悪化して手が付けられないという話は(少なくとも最近では)聞かない。もちろん、国民性や先ほども書いたように、気候、小人口という違いもあるが、それを考慮しても「未熟な連中による治安悪化」という話は、少なくともナウルではあまり聞かない。

この事例から考えるに、もちろん個人の性格や資質などにもよるが、「労働が人格形成や倫理形成を促す」とは必ずしも言えないのではないか。ここでいう労働とは、「賃金を伴う労働」である。逆に、ナウルの人々は自分の家族や町に必要なもの、必要なことは何かを常に考えて生きている。だから非常に行動的だ。自主的に何でもやる。彼らにとってはそれが当たり前だと思っている。ある一面でいえば、日本人よりも責任感もあるし、倫理的ともいえる。

たぶん、多くの労働を失った時代が到来した場合、人々はどう生きるべきかというのを今の我々は問われているのだと思う。そういう時代が来る前の心構えというか、準備というか。

果たして、多くの人々が労働を失った時代では、暇を持て余し、緊張感や倫理感が崩壊し、社会が成り立たなくなるのか。それとも人は労働以外の手段で別の倫理観を醸成し、社会にうまく適応していくのか。私は、かなり楽観的な見方だが、後者ではないかと考えている。人間の適応力は決して低くはない。おそらく、労働に関する考え方もだいぶ違うものになるはずだ。その過程において、今の労働に関する倫理の多くは変わっていかざるを得なくなるのではないか。そんな気がする。

天橋立様のおっしゃる通り、まずは段階的な形(月3万円から5万円)でベーシックインカムを初めて見るのもいいかもしれない。私個人としてはもう生活と労働を切り離したいとは考えているので、その方策が今のところこれしかないというのであれば積極的に支持したいが……。本当は生活に金なんてかからないようにしてほしいんだけど、無理だからね(笑)。


48. 天橋立の愚痴人間 2012年4月15日 20:17:32 : l4kCIkFZHQm9g : saCmvQLjSs
47 さん

>果たして、多くの人々が労働を失った時代では、暇を持て余し、緊張感や倫理感が崩壊し、社会が成り立たなくなるのか。それとも人は労働以外の手段で別の倫理観を醸成し、社会にうまく適応していくのか。私は、かなり楽観的な見方だが、後者ではないかと考えている。人間の適応力は決して低くはない。おそらく、労働に関する考え方もだいぶ違うものになるはずだ。その過程において、今の労働に関する倫理の多くは変わっていかざるを得なくなるのではないか。そんな気がする。

急ぐ必要もないかと思いますが、この問題に対する解答が、これからの哲学を左右する一番の要因です。

貴方も、私も貴方のような予測で大丈夫と思いますが、人間社会全体に当てはめる勇気はありません。

今は亡き、歴史家、アーノルド・トインビーは、「貧困の問題」の次に来る人類の課題は「余暇」であると、40年前に予測しています。

まあ、じっくりと考えましょう。


49. 2012年4月15日 21:00:41 : ApyjVlHnvo

 >要するに、第一次産業といわれるものの保護育成を意図的にやるのです。
 >農業、漁業、林業など人手がかかる仕事を国家の保護(具体的にはヘリマネ資金)でやるのです。


 あの〜〜〜 これも BIの一種ですよ〜〜〜

 ===

 今は 部分的にBIをやってるわけですね〜〜〜
 
 福祉 生活保護 も 部分BIですよね〜〜〜
 


50. 2012年4月15日 21:43:49 : ApyjVlHnvo

 BIってなんだろう??

 ===

 昼間は 明るい 夜は暗い だから 電灯をつける

 だから 電灯をつけるために スイッチを入れると 夜でも 明るくなる
 
 ===

 生活保護も 同じようなものだ スイッチを入れないと 保護されない

 ===

 しかし 今では 暗くなれば 自動的にスイッチを入れて 電気をつけることが可能だ

 常に 明るくすることはできるわけだ

 ===

 BIも 同じようなものだろう スイッチを入れなくても 救うべき弱者を救うわけだ

 ===

 生活保護の 有る 無し という 明らかに 境が見える 仕組みではなく

 生活保護と 健全なる国民との間の境が わからなくできるわけですよね〜〜
 


51. 2012年4月15日 23:25:31 : JaIlkHWmT6
>1
>何もしなくても巨額な収入が入る中東の産油国じゃあるまいし
>働かないのに全国民にお金を配るシステムなんか
>成立すると考えるほうがどうかしている

感情交えての主張はちょっと。
感触でなく数字で表してもらうといいですね。
現在でも不完全な一部の年金制度と生活保障という「公務員を雇う為の制度」
と「サボり得を誘発する制度」ですら医療を除いて確か60兆円払っている。
これを人口で割ればおよそ月50万円になる。
だから極端に全く移行したとしても政府財政には全く影響しない数だ。
だから、
>強引にこのシステムを導入すれば
>国歌収入の殆どをそれにつぎ込む事になり

という前提が崩れ、以下の

>それ以外の公共サービスも事業も社会保障もいっさい消滅する事になる

は杞憂だとなる。

お金とは何なのかを知らないと政府の借金が国家の借金だと思い込み
その借金は子孫になんて虚論による暴論を撒き散らすことになってしまう。
だからBIには反対だという書き込み論者を多発してしまう。
まずはお金とは何なのかアンチロスチャイルドあたりを先に勉強して
ビデオとかもあるし見てから出なおした方が恥じ書かなくて済みますよ。

ベーシックインカムは妄想


52. 2012年4月15日 23:26:56 : JaIlkHWmT6
>1
>何もしなくても巨額な収入が入る中東の産油国じゃあるまいし
>働かないのに全国民にお金を配るシステムなんか
>成立すると考えるほうがどうかしている

感情交えての主張はちょっと。
感触でなく数字で表してもらうといいですね。
現在でも不完全な一部の年金制度と生活保障という「公務員を雇う為の制度」
と「サボり得を誘発する制度」ですら医療を除いて確か60兆円払っている。
これを人口で割ればおよそ月50万円になる。
だから極端に全く移行したとしても政府財政には全く影響しない数だ。
だから、
>強引にこのシステムを導入すれば
>国歌収入の殆どをそれにつぎ込む事になり

という前提が崩れ、以下の

>それ以外の公共サービスも事業も社会保障もいっさい消滅する事になる

は杞憂だとなる。

お金とは何なのかを知らないと政府の借金が国家の借金だと思い込み
その借金は子孫になんて虚論による暴論を撒き散らすことになってしまう。
だからBIには反対だという書き込み論者を多発してしまう。
まずはお金とは何なのかアンチロスチャイルドあたりを先に勉強して
ビデオとかもあるし見てから出なおした方が恥かかなくて済みますよ。


53. 2012年4月15日 23:41:12 : JaIlkHWmT6
>>2
>具体的に、仕事も無いのに、働け、働け、
>。ヨ働かざる者食うべからず」と言うのはやめましょう。

そうですねね。生産性が上がって人あまりしている幸せな時代になったのに、
働いていないと社会を維持できないような「過去の知恵」を押し付けている
のは保守的な考えです。悪いとまでは言わないが古いだけでしょう。
現代はこのお話の工場で機械が使えるようになって人に時間がタップリ与え
られたことを失業した落胆より大きく喜ぶべき。
実に余暇を取れて満喫できる幸せな時代ということ。
これを享受しないのは愚か者だろうし、暇にしているものを指差してキリギ
リスだと決め付け、堕落してはならないと叱咤をする者は呪われるよ。


>何もしなくても巨額な収入が入る中東の産油国じゃあるまいし
 この問題は解決されないじゃん。

ですね。

>いくら介護労働する人が増えたところで、外貨は稼げないんだぜ。

日本では輸出には全く寄与しない介護人が沢山いてもそれらを支える社会基
盤がある。一部の大企業がそれを支えていられるからだね。


54. 2012年4月16日 00:21:33 : JaIlkHWmT6
>>04

>■ベーシックインカムの趣旨は賛成。
>現実的な問題として、官僚や業者(要はレントシーカー達)にとって行政の
>ムダのムダの部分こそが生活の糧であり人生のビジネスモデルでもあるので、
>」ツ」ノの一気の実現は、殆ど可能性がない。
>しかし、制度や政策をBIを基準に評価して、少しずつBI的にすることで、
>政府、ひいては社会が効率化されるのではないか。

なるほど公務員を主として既得権益者には面白くないだろう。
面白くないばかりか失業の恐れもある。BIは担当の誰かが1人で送金ボタンを
押せば配布できてしまう。生活保護係りが無用となる。しかし彼らは転属させ
れば良いだけだからあまり反対もしないだろう。
公務員給与ほどではないにしろ民生員もお役ごめんだ。彼らの楽しみかどうか
分からないが「突如の家庭訪問」して「受給者が働いていない事」を確認する
ことも必要としなくなるのだから。受給者の知り合いは結構ごまかすのに苦労
するとも聞いたことがある。

公務員も民生員も生産の現場で働いていない監視が業務。
比較すれば介護人の方がまだ仕事をしていると言える。
だから何らかの生産をする仕事が全てと刷れば効率的でない事は間違いがない。
無駄な監視の仕事が無用となり実コストがゼロになる。


>ベーシックインカムは一気に実現できないので、

それは短絡思考による断定であろう。そこで思考を停止して持論に持ち込むの
見ている方を間違った方法へ誘導しがちだ。よい提案ではない。
単純BIなら現行年金制度変えること無く直ちに立法できるだろう。
額は1万円でもいいしあるいはゼロ円給付でもいい。
まずは立法してしまうのが手だ。

結構問題となるのはおそらく生保が快適であると言う事実だ。
生保受給者は現状の額に達しなければ彼らはBIには反対するだろう。
生保のほうが比較して額が大きいからだ。
その対策としては生保支給社だけはBIにするか生保のままでいるかを選択させ
れば良い。配布の停止を含めデータベース処理は簡単だ。額が少ないならば
その代わり生活保護担当の役人はある程度維持しなければならない。


>ベーシックインカムより効率性は劣るが、
>実現性の観点から、負の所得税を推す。
>負の所得税(+負の消費税)なら、制度設計・給付水準如何だが、2兆円

負の所得税は、金額的に面倒が生じる。給与所得者には直感的ではない。
しかし多くはもらえる金が増えるだろうからそれはそれでで良いようだが。
2つの弱点がある。
ひとつは、所得の無いもんは税金還付は関係ない話で助けてもらえるもので
もなんでもないこと。賛成も反対もしないであろう。
生保の受給者はどう言う扱いか? 現状のままなのだろうか?
これが需給に預かるものが給与所得のように変動の少ない業種ならよいが、
自営業者のように波がある場合大きくは言った場合は隠したがる傾向となる
だろう。つまりごまかしだ。

2つ目:議員が選挙で敗れた時は収入は無くなる。
前年の所得で計算された税金も襲い掛かる。
そして基礎配布が無いなら、目の前の金が無く日々の金も無い状況が出現する
かもしれない。実は私はそういった多く見ている。
これは「負の所得税」と直接関係無いが、前年所得で計算するとかだったら
だ委問題が生じる。リアルタイムで毎月計算するのでは今の税務署の大きさを
倍くらいにしないと把握できなくなるだろう。
とにかく年末調整的なら困窮が、即時計算なら煩雑が待っている。
このようなことを考えても一律配布のBIが優れているだろう。


55. 天のあゆみ 2012年4月16日 09:59:00 : ule849OXhf152 : UgU16lJO6U
ベーシックインカム
******BI政策 その1

「BI政策は人間社会運営の為の土台となる。
生命完成と生産社会発展のための、政治的基盤との位置付けになるでしょう」

◎すべての生命を 社会に受け入れ’参加’させる為の、「基本給付」としてギム化される。
◎その社会的基盤(基本給付)の上に、生命の人間的創造力の仕事が、楽しく豊な社会を創る。

重要!
くずれ行く、この異常な政権からの実施はムリであろうが
(ムリしてもかえって時間の浪費となり、国民の苦難が長引く)
文明が変わり(誤りが正常化されて)
国民代表として、ふさわしい指導者が その位置に立つようになれば
そのため(BI・基本給付)の財源は 自然に用意されるのである。
生命の創造者自然界がバックアップして、その生命の価値の裏付けをしてくれるから。

・・・・・・・・
国民を眼中に置かない(生命の価値を認識できない)政権は
その生命の社会保障(BI・基本給付)の実践能力は備わっていないのである。

BI・基本給付は、消費税ではない。
両政治体制の効果的側面が活かされるよう、協力して創出される。

支出をどちらか一方の体制に(知らぬ顔で消費税などで)押し付けていたり
自虐的に一方的に引き受ける形で保障を自ら貧弱にしてしまったり
そんな事がないよう政治の過去帰りではなく、前進への展開が必要です。

国民の為の財源が伴なわない(植民地,属国で収奪の中継点の)政権は、
一国の政権としては自然界の意の外にあり、逆回転している。

消費増税で政権の位置を保とうとしても、資格がないのでは
日本国民の誰一人として幸せにすることは出来ないでしょう。



56. 2012年4月16日 10:03:43 : UgU16lJO6U
******BI政策 その2>>44. 天橋立の愚痴人間 さん
>ワッハッハ 43 さん
>3万や5万なら、
>理屈抜きで賛成です。
>来月からでもOKですよ。

>選挙でも1票あげるし!

--------------------- >>45. 最大多数の最大幸福 さん
>>3万や5万なら、理屈抜きで賛成です。
>>来月からでもOKですよ。
> なんだ。それなら合意ですね。

>BI論者もいろいろですが、
>5万ぐらいで考えている人が多いんじゃないでしょうか?

>有名な田中康夫さんが、そうだから。

・・・・・・・・・・
(^_^(^_^)^_^)

・・・それなら、政府小宮山さんが打ち出している試算「6万6千円」
数十年後から、それなら可能とか主張していられるようですけど
両体制のメリットを活かしながら、これを直ちに実践に移す’といのは、どうか!!

大震災に遭遇し不安と闘っている国民、怒涛の荒波の中 自殺を考えている国民
直ぐにも給付して、最も困難な立場の国民から手を延べ救い上げてほしいのだ。

BI・基本給付は全員対象が基本となりますが
一つの制度が確立する直前というのは、そこへ向けて意識を整え
準備態勢を整えることが まず重要であり、
そこへ向かって一歩踏み出すという姿勢が要求されるでしょう。

9万8千円の全員給付が適切価格で、それは十分可能であり又必要経費なのですが
制度が完成した時は、それが当たり前に行われ、人々は価値的創造的生産活動を自然に
展開できるような社会に向かっているでしょう。
(現状はまだ暗闇の中で 個人が必要に応じて電気を点けたり消したりの
手動状態にある訳ですが、スイッチを押せる可能性の範囲をかなり広げ得る
現状と考え、自動的に明るくなる体制が整う時間の一歩手前の状況なので、)
ここは 過去帰りではなく未来に向う姿勢を確認して
その為の対応を進めた方が、国民の政権を維持するには 良いかもしれませんね。
(マニフェストを簡単に破って過去帰りする政権なんてロクなものではない)

現状で政府試算の6万6千円は貧弱だが推し進める姿勢でよいでしょう。
国民に必要なので、直ちに取り組みたいと宣言すればいいのではないか。
新しい政治体制に向けての「準備声明」となる事も間違いないでしょう。

直ぐに取り組むとしたら、まだ完成した制度ではないけれど
生命保障制度として政府試算が実施に移されるとしたら
(現状と新たな政治体制の差を一挙にゼロにすることは不可能なので)
その受給により、現状より良くなるという立場に対しては、採用する。
{暗闇の中で、必要とする個人がスイッチを押し明るくする(受け取る)}
という形なら、貧弱でも
不満な立場に陥る人はいない訳だから、直ぐにも取り組めるのではないでしょうか。


57. 2012年6月29日 09:35:15 : oT92rLApuQ
ということで皆さんベーシックインカムには賛成多数なようで

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK128掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK128掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧