日銀も大きな権限を持つのに、三権と比べて権力の立脚の根拠が薄い。
三権分立と同様な、権力の相互牽制の仕組みを考える必要がある。

イヤがらせは国税庁をはじめ多数あっただろうし今もあるだろう。それでも今のゴミ記者クラブ横並び報道では明日はない。何とか妨害、イヤがらせに屈しないように。

「日本国の正体」（長谷川幸洋著）以来のファンです

　本では、各省の設ける”有識者”による審議会が如何に官僚の実行したい政策のハク付けに利用されているかを、ご自身の出席した財政審議会での経験を披露している

　審議会の前に、あらかじめ各審議委員の所へ官僚が出向き、質問、回答の内容はもとより、許される発言時間まで打ち合わせをして、予定時間内で審議会は終了するそうです。もし、それから外れた発言をすれば、直ちに委員から外されるそうです

　ただ、（２）さんの指摘されるように、先ず、設立すべきは「司法機能の適正化に関する委員会」です。この重要性を知らないはずはなく、にも拘わらず触れないのは、小沢先生の冤罪を仕掛けた闇の権力の巨大さ、著書名とおり”日本国の正体”、すなわち、権力の中枢がどこにあるかを暗示している

　日本は属国（植民地）であり、重要案件は「日米合同委員会」で審議・検討される。このメンバーをみると、日本側は外務省北米局長を代表に、法務、防衛、財務、農水、外務の各省の局長・参事官クラスが出席し、米国側メンバーとしては、　在日米軍副司令官を代表に、陸軍、海軍、空軍の副司令官、在日大使館公使であり、３５の分科会のもと２週間に一度のペースで開かれる（＊）。この会議の存在が、政治家に対して官僚の力の源泉となり、まさに、「属国（植民地）」の定義；
「外交は、おろか、内政も宗主国（アメリカ）の指示に従い、その範囲で自由裁量が許される」　通りです。

（＊）「本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っている」（ｐ２６２）：　　　須田慎太郎、矢部宏治著、書籍情報社、１３００円
　
　この本は、３５０ページの大部分が沖縄・米軍基地のきれいな写真が占める風変わりな本だが、限られた紙面で実に要領よく"日本国の正体”、すなわち、戦後、一貫して占領状態であったかがまとめられたスバラシイ本で、是非、書店で立ち読みでもよいからご一瞥（ベツ）をお薦めします。また、より詳しく知りたい方の為、厳選された参考文献も紹介されている。項目の一例を示すと、

　＊鳩山首相はなぜやめたか
　＊CIAと戦後日本
　＊アメリカの対日政策
　　・・・・・・・

なお、この本は、阿修羅で、以下の題名で投稿文あり

「田中宇の国際ニュース解説」で知った凄い本→本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること
http://www.asyura2.com/12/senkyo126/msg/163.html
投稿者 独立祈念人 日時 2012 年 2 月 11 日 23:41:02: gn7zqclKEaULM