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「問題は穴だらけの検察審査会法 控訴で青ざめてるのは検察庁の「良識派」ぢゃないのかな:市川寛弁護士」 (晴耕雨読) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/860.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 5 月 10 日 00:11:51: igsppGRN/E9PQ
 

「問題は穴だらけの検察審査会法 控訴で青ざめてるのは検察庁の「良識派」ぢゃないのかな:市川寛弁護士」
http://sun.ap.teacup.com/souun/7458.html
2012/5/10 晴耕雨読


https://twitter.com/#!/TriggerJones42

控訴したということは上告審もあるということだ。

起訴議決とは「最後の最後まで争ってくれ」という「民意」の表れなのだろうか。

そもそも司法とは、民意の多数決原理によって「取りこぼされた」少数者を個別に救済するのが使命であり、多数者の意見に押し切られてはならないのが本質だと思うが。

指定弁護士の方々はそれなりの職責を感じて控訴されたのだろう。

だから非難はしない。

問題は穴だらけの検察審査会法だ。

指定弁護士だってどうしたらいいのかわからない。

「そもそも論」は実は説得力に乏しいのだが、かくなる上は刑訴法も含めて検察官(と指定弁護士)控訴を廃止するとともに、一審の充実を図るべきだろう。

今の刑事裁判には無駄が多すぎる。

再審が決まるにも三審制なんだからわけがわからない。

再審で無罪になっている事件を見て、検事や裁判官は何を思っているのだろう。

> いや、検察審査会の要求は裁判でシロかクロカをハッキリさせて欲しいというもの。裁判でシロが出た段階で、指定弁護士は十分に職責を果たしたことになると思う。素人からみると何かゲーム感覚で法律と人の人生を弄んでいるように見える。

そうですね。

ただ、制度として可能である以上は、たった3人で激務をこなしている指定弁護士を責めることによって真の問題解決にもならないとは思うのです。

それは無罪判決後に小沢さんを「灰色だ」と叩くのと同レベルなので指定弁護士はともかく、検察官はなにしろ国家権力を行使して捜査できるし、それこそ刑事事件専門の法律家なんだから、一審でベストを尽くして負けたなら「失礼しました」と引き下がるべきだろう。

ただし、被害者の意向が重視される現在、一審でベストを尽くすことは大変な労力がいるんだが。

検察官控訴は、内部的には訳の分からないエライさんの独断で決まってたりすることがあっても「検察庁という組織の控訴」だから、それによって個々の検事が攻撃されることはない(それも問題かもしれないが)。

が、指定弁護士は丸裸だ。

まずは指定弁護士バッシングをしないことが肝要だろう。

繰り言だが、これをきっかけに、検察官控訴とは何なのかを見つめ直し、「それでいいのか?」と考えることが有益だと思う。

「裁判官がばかだからこんな判決が出た。ムカつくから控訴する」というケースもあったが、そんな裁判官を説得しきれなかった検事も同程度にばかだと自省しなければなるまい。

少なくとも検察官控訴をするためには、一審判決から控訴期限までの間に猛然と再捜査して「新証拠」がある(少なくとも「ありそうだ」)ことを高検に納得してもらう必要があった。

ちんたら一審をやってた間に見つからなかった証拠が、なぜ14日間で見つかるのかが不思議だった。

要するに、一審で尋問した証人をもう一度事情聴取して、証言に出てこなかったことを引き出して検事調書をとったり、ぼ〜っとして提出した実況見分調書が間違ってなかったかを現場に行って確かめたりといった、あまり見栄えのいい捜査しかなかった印象。

ただ、見方によっては、検察官控訴のためには「新証拠がなければダメ」という内部での縛りがあったとも言える。

「とにかく一審判決は理屈が気に入らない」という控訴は高検が許さなかった(例外もあったとは思うが)。

これと対比すると、指定弁護士は控訴審で大変な苦労をされることだろう。

やれやれ。

「指定弁護士バッシングは、無罪判決後の小沢さんバッシングと全く同じレベルだと思う」ともう一度述べておく。

> 「上級審の判断を仰ぎたい」という上訴は、民事事件の敗訴側には許されても検察官控訴の場合は、人権感覚としてひっかかる。新証拠が合ってこそ上訴、が健全なバランス感覚かと。

いつも誰かを叩いていないと落ち着かない世の中になって久しい。

ときには政治家、ときには犯罪者(にされた人)、ときには芸能人。

今日び生きていくにはストレスが多すぎるが、だからと言って誰かを不満のはけ口にしていいわけではないだろう。

僕は誹謗中傷はまずいと言っている。

また、どうやら指定弁護士には「(無知な)国民」という味方がいるらしいが寡聞にして知らない。

さらに、虚偽報告書で「問い詰める」べき相手は指定弁護士ではなく検察。

さらに誰にその「責務」があるんだろうか。

責務って重たい言葉ですよ。

指定弁護士が何を思って控訴したかは、少なくとも今詮索しても意味がない。

せめて控訴趣意書が出てからでしょう。

控訴できるんだから控訴したってそれ自体は違法でもなんでもないし、直ちに道義的責任を問うのは、まさに無罪判決後の小沢さんに訳の分からない責任を問うていたのと全く同じ。

僕は控訴してほしくはなかったけどね。

その理由は既に複数回述べたとおり、指定弁護士の方々はそもそも刑事弁護をされる方々だと聞いていたから。

「そこまで無理して検事ごっこをやらなくてもいいですよ。

それに今後本業で困るんぢゃないですか」と言いたかった。

> 強制起訴で一番違和感のある部分なんですよね。付審判だったらまだしも、通常の犯罪について、弁護士が検察官役というのは…… そんなに事件数があるわけでもないでしょうから、別組織を作るとか、最高検に直接担当させるとか。

> 指定弁護士が叩かれているけど、弁護士が職務を全うするときは、得てしてそういうことになる。

「世論」に影響されるべきではないのが「司法」の本質。

控訴で青ざめてるのは検察庁の「良識派」ぢゃないのかな。

へたをすると木村、斎藤検事や佐久間元特捜部長が証人尋問に引きずり出されるかもしれない。

> 郷原信郎 私も同感。少なくとも一審判決が公訴棄却の申立て棄却に関連して検察に求めた、虚偽捜査報告書作成等の問題の経過と原因についての組織的背景も含む「調査等」は徹底して行わざるを得ない。

> あんたらさあ、「控訴できない、できない」とわめいたことは、「ごめんなさい」した方がよい。制度上は、控訴可能だった(刑訴法384)のに、さも「できない」とデマをばらまいた。

こういう方がおられるから困る。

僕は制度上控訴できないとは一度も言ってないよ。

むしろ判決当日に「控訴は控訴で一つ楽しみがある」とツイートしてる。

もういちいちお相手しませんからね。

> 小沢弁護団の一人は「石川調書が証拠排除された時に、指定弁護士は異議を言わなかった。それは、普通控訴せずのシグナル。だから裁判所もサービスしたんだろう。秘書公判で検察は異議出してるでしょ?それが無罪になった時の担保。それもやらずに控訴とは、まったく常識を欠いている」と憤慨していた。

そう言えばそうだ。

控訴審議では、例えば自白調書却下決定にきちんと異議を述べていたかどうかを厳しく上司からチェックされた。

異議を述べていないと控訴理由に不備が出るし、趣意書にもきちんと書けない。

> 指定弁護士による控訴が犯罪行為のように叩かれているわけですが、検察官による控訴が行われたこれまでの全ての事件について、同じことがいえるんじゃないでしょうか。

> 小沢一郎ファンの怒りはごもっとも。私も新証拠も無しで、権力と公費を使って一市民を上訴した法律感覚には辟易します。しかし他方、違法操作捏造問題をはっきりさせる結果にむしろつながる事を期待。特捜検事こそ震えているかも。

僕の何よりの目標は「打たれ強い弁護士」否「打たれ強い人間」になることだな・・・(嘆息)

田代検事、月内処分へ 法務・検察当局 http://t.co/MkxhY6Cu

前も同じ事を言ったが、なぜ嫌疑不十分と起訴猶予で迷ってるんだかわからん。

前者は無罪、後者は有罪なんだよね。

若い頃上司から「これは嫌疑不十分ぢゃない、捜査不十分だ!」ってよく怒られたよ。

しっかりしてよ

> 本人にも言い分はあるのだろうが,例え過失にしろ,虚偽の捜査報告書を作った以上,自らの持っていた権限の重さを考えると処分される前に検察官は辞職するのが倫理観ではないだろうか。

これは彼を多少知っているがゆえのバイアスありのものと受け取っていただいて結構ですが、彼はとっくに辞表を出していると思います。

が、検察庁がそうさせないでいると思ってます。

> 市川さんの著書も拝読致しましたが、検察庁では組織至上主義じゃないと残れないのでしょうか。検事になった同期もどんどん変わっていく気が

いつも同じ答えで申し訳ありませんが、本当に芯が強くて上司に毅然と意見を言える検事は間違いなくいます。

私が同僚だった頃の田代検事もそうだったのです。

下っ端から中堅どころになると背負うものが質的、量的にも変わってくることで、その検事も変わるのかも知れません。

ここまでくると「元検事」だったことが何の役にも立たない戯れ言になってしまうんだが、特捜部はそうでない部署(要するに大多数の検事がいるところ)とは違う、なんとも言いようのない「別の検察庁」、まさしく「特別」捜査部なのかもしれない。

同じ検事でも思考が違う気がする。

無論全員とは言わない

僕が大阪地検にいたとき、特捜部が何をやってるのかは刑事部のヒラ検事なんぞにはさっぱりわからなかった。

公判部は特捜部が起訴した事件を担当すればわかったが、それは後の話。

特捜部のフロアに入るにはドアが複数あって、先輩から誘われてもおいそれと遊びに行けなかった(旧庁舎の話です)。

>Shoko Egawa 検察元幹部。「判決が無罪にしたのは、(石川氏の小沢氏への)報告の中身が(違法行為を共謀したと)証明されていないから。我々が不起訴を決めたのも同じ理由だ。報告の中身が薄すぎた。仮に石川調書が採用されていたとしても無罪になっただろう。裁判ってものは白か黒かで、グレーなんてものはない」

> 『政治的影響考えて結論出す思い無かった』というと如何にも無色透明中立的に聞こえますが、そもそもの検審議決を誘導した検察の政治的テロそのままで結論出したということですよね?

端から見える形はそうだと言うしかないでしょう。

ただ、指定弁護士が「検察審査会という『民意(嫌いな言葉ですけどね)』から託されたことを安易に放棄してはならない」という重圧に自縄自縛になったための控訴とも考えられます。

なんにせよ諸悪の根源は「テロリスト検事たち」ですが。

> 東京高裁の控訴棄却はありえないでしょうか?最高裁の名誉回復のチャンスだと思うのですが。

それはもちろんあり得ます。

むしろその可能性が大きいのではないでしょうか。

だって、証拠が全然足りませんから。

ただ、私は占い師ではないので、保証はできかねます(汗)


 

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コメント
 
01. 2012年5月10日 00:43:43 : PDq9vyRoRG
近じか、ロシアルートなる形で残りの捏造書類と自民党がらみの闇献金書類が市民団体に届く事を楽しみにしています。

02. 2012年5月10日 00:50:41 : R4GMPKSQSE
市川弁護士の意見にはほとんど同意する。

マスコミは司法の役割を取り違え、判決要旨を曲解し、これまで伝えてきた嘘の事実を訂正しない。 だから、なぜ無罪なのか分からず、控訴せよなどとぶっ飛んだ意見が出てくるのだ。

ただ、指定弁護士はその職責を果たすこと自体はバッシングされるべきではないが、控訴の決定はいただけない。 理論上控訴権限があったとしても、無罪の結論が覆ることは考え難く、政治的影響の大きさに鑑みれば、その行使は差し控えるべきだろう。

私は小沢一郎ファンではないが、一日本国民として、これ以上、日本の司法への信頼を貶めることはやめてほしい。


03. 2012年5月10日 11:38:12 : imISxyPBvg
二木啓考が小沢氏控訴を語る

永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニューヘス塾、今朝はジャーナリストの二木啓考さんのお話でした。
 民主党の小沢氏の裁判、指定弁護士は控訴にしましたが、これは永田町で意外と見られている。これ、二木さんの取材だと、指定弁護士3人、5月2日に会って、その際に2:1で控訴断念であったそうです。ところが、その後指定弁護士に控訴するなとメール、電話、脅迫状などが殺到し(弁護士がこんな検察官をするなと言う脅迫もあったそうです)、これにより指定弁護士は昨日控訴することを決めて、小沢氏のサポーターの行為が裏目に出たというお話がありました。
 そして、8月に控訴趣意書を出して、年内に公判、判決は早くて来年2月ですが、これにより小沢氏は9月の民主党代表選に出られなくなった(民主党の代表=総理であり、刑事被告人は総理になれない)、9月の代表選に小沢氏が出るラストチャンスはなくなったと言うことです。
 では、代理を立てるのかと言うことですが、小沢氏の代理で立った海江田氏、樽床氏も負けており、小沢氏の影があるとみんな引いてしまうそうです。それで、小沢グループは体育会系で、これで結束するのか、それとも分散するのかは不明とのことでした。

 この他、別のコーナーで二木さんの指摘がありましたが、東電国有化、再建は、民主党と財界の対立だそうです。と言うのは民主党はいずれ政権からいなくなり、親しい自民党が政権に返り咲くと財界は見ており、そういう点での財界と民主党の対立がこの問題の軸にあると二木さん言われました。

http://civilesociety.jugem.jp/?eid=14911


04. 2012年5月10日 12:53:31 : kO2ZWd64H2
まったく同意しない。
良識派なら表に出てこい。

05. 2012年5月10日 13:43:12 : MOmQ35pfqw
控訴で予定外の田代、佐久間取り調べは検察のほうでしょう!
無罪でほっかむりするつもりだったのが
控訴でほっかむりできずにいつまでも公に晒される(笑)

これで検察と最高裁事務総局の闇は暴かれざる負えなくなる!
検査審査会の審査員11人にも又日の目が当たる(笑)
とっとと白状したほうがいいようですよ!
甘く見ては行けませんよ
思っている以上に「小沢裁判」って世の中の真の悪党どもを暴きだす!


06. 2012年5月10日 14:48:19 : VXyecWHd2Q
小沢さんももうトシなのにお気の毒ではあるが、ここはもう一踏ん張りしてサンドバッグになっていてもらうしかない。

上告審では最高裁事務総局の闇が明らかになるだろう。今は検察、特捜だけだが、司法の腐敗もついでに明るみに出しておいた方が、後片付けが楽になるんじゃないか。

この控訴で小沢さんを悪く言う人間は控訴がなくても小沢さんを理解できない人間たちだし、もともと小沢さんを支持している人間には司法官僚の悪意は返って闘争心と怒りを呼び起こすだけだ。

9月には民主党代表選に小沢さんが出たらよい。その頃には情勢がまた動いているであろう。


07. 2012年5月10日 15:18:32 : vtaXSg5Mqs
 刑事訴訟法の大部分は手続き規定だ。控訴に関しても手続きが定められていて、原告の意思により控訴が決められることになっている。本筋論からいえば第五検審会で「起訴」議決した委員11人が再び集まって(いたとして。いなければ集まるのは不可能だが)小沢氏の「無罪判決」に対して控訴すべきか議論して結論を出して指定弁護士に「決定した意向」に従ってもらわなければならない。しかし検審会委員の任期は半年だから、既に任期切れでそうした手続きは資格喪失で行えない。
 つまり検審会法では指定弁護士による控訴は手続き規定に入っていない。既定のないことを行うのは違法行為だ。そのことを指摘しないで指定弁護士を擁護する弁護士とは何者なのだろうか。

08. 2012年5月10日 15:34:01 : 8xRegRv4xk
同意出来ない。

指定弁護士のひとことがどれだけ国民の生活を犠牲しなければいけないかわかっていない。

消費税増税?小沢さんを動けなくしたことで増税派がもろ手を挙げて喜んでいる。

国民は消費税増税をそんなにしてほしいのか、そうではないはずだ。

所詮、市川も元検事ということだ、それに尽きる。


09. 2012年5月10日 23:06:31 : o0JJb2fwnA
同意せず。

>問題は穴だらけの検察審査会法だ。
>指定弁護士だってどうしたらいいのかわからない。

どうしていいかわからないだってえ?何年、人間やってますか?
自分の良心(つまり、弁護士法の精神)に従えば簡単に答えが出ることだ。

そんな、意思決定は子供だってやっている。
まったく、やめ検、弁護士らは原子力村の人種と、うり二つだ。


10. 2012年5月11日 00:28:09 : BTGWGumxvk
指定弁護士が、控訴趣意書を用意するの3ヶ月もかかるんですか?3人も弁護士がいるのに3ヶ月もかかるとは、情けない限りです。仕事を持つ一般市民が、数日で15センチもある資料を読み、起訴相当と議決したのに比べて、なんと頭の悪い方々なんでしょうか。控訴するというからには、何らかの勝算があるから、控訴するんでしょ。そしたら、プロの弁護士こそ、数日で控訴趣意書くらいできそうなものですけどね。もしできないなら、一般市民に、もう一度書いてもらえばいいですね。

指定弁護士先生、だらだらしないで、早く出してもらわないと本当に控訴できたのって、疑われますよ。


11. 2012年5月11日 12:41:30 : Aply9KcASU
>
民主党の小沢氏の裁判、指定弁護士は控訴にしましたが、これは永田町で意外と見られている。これ、二木さんの取材だと、指定弁護士3人、5月2日に会って、その際に2:1で控訴断念であったそうです。ところが、その後指定弁護士に控訴するなとメール、電話、脅迫状などが殺到し(弁護士がこんな検察官をするなと言う脅迫もあったそうです)、これにより指定弁護士は昨日控訴することを決めて、小沢氏のサポーターの行為が裏目に出たというお話がありました。

市川氏の指定弁護士パッシングはよくない、これはわかる。
が、そんな感情的なことで、控訴が決まるというのはさらにおかしい。
二木氏の取材だと
小沢ファンの控訴やめろメールや電話が頭にきたような記事である。
しかしこれもおかしいのだ。
よく考えてみてほしい。ひいきのひきたおし的電話やメールもあっただろうが、
これだけ政治的に仕組まれた小沢氏裁判だ。
巧妙に小沢ファンを名乗って、指定弁護士を激高させ、
控訴にふみきらせた、そういう可能性もじつはある、
むしろ、そのほうが大きいのではないか。

いずれにしても、指定弁護士は法律家としての常識
控訴には、新たな証拠がなくてはならない
これを忘れて、むこうみずにも、
その証拠の見通しもないまま控訴に踏み切った。

検察審査会法には、そもそも、指定弁護士による控訴についての
法的とりきめもなかった。
もっといえば、検察の虚偽報告書は想定外だったから
そのことによる公訴棄却の取り決めがなかった。
だから,今回の裁判での判決文では、
公訴棄却の法的措置がないから、
弘中弁護士の公訴棄却の主張はしりぞけられ、強制起訴議決が有効となり、
裁判が有効とされた。

また、指定弁護士による公訴棄却の法的取り決めもなかった。
指定弁護士は、法的にはおりるにおりられない袋小路に入れられてしまった。
だから、もう世論というようなあやういものをたよりに有罪求刑を出し、
今回は、控訴という行動にでたのだろう。

控訴というのは、市川氏が再三述べているように、
相当の証拠が必要になる。
それは、公的組織として国民の税金を使うからだ。
指定弁護士は控訴した。
彼らは二弁の全友会という「人権派」弁護士のグループだ。
しかし、今回の控訴という行為には
被告人とされつづけた小沢氏の人権についての配慮がまったくない。
わかりやすくいうと、
無罪となったときの、損害賠償は誰が払うのだ。
普通の控訴による無罪なら検察、国家だ。
検察は2度も不起訴処分をしているのだから、
損害賠償を支払う法的義務はない。

一方、独立している建前の検察審査会にはそんな取り決めもない。
建前的には、強制起訴議決をした検察審査会員か、
指定弁護士に払ってもらうしかないのだろう。

小沢氏裁判は、
特捜検察が収賄の見込み捜査で始めて、
収賄がでてこないので、捜査を拡大し、
陸山会事務所などを家宅捜査し、
帳簿を洗いざらい押収して、小沢氏の預金通帳の流れも全部把握し、
業者を家宅捜査し、関係業者を取り調べ、70通もの取り調べメモも作成し、
それでも結果は、不起訴、それも嫌疑不十分(有罪とする証拠なし)すなわち無罪というものだった。
普通の状態なら、不起訴処分で無罪なのだから、
小沢氏は政治活動を制限されることはなかった。

それを、暴走検察の小沢氏抹殺のための検察審査会利用、
すなわち、虚偽捜査報告書での検察審査会への誤誘導によって
小沢氏裁判が起こされた。
小沢氏が問われているのは、収賄でもなく、期ズレに同意したかどうか
それを虚偽記載に共謀したかどうかという内容である。
そして無罪という判決がでた。

小沢氏は検察が不起訴処分で無罪
強制起訴議決をうけての検察は不起訴処分で無罪。
二度目の強制起訴議決をうけての裁判で無罪。
3度も無罪となっている。

捜査組織をもっていない
3人の弁護士に、新しい証拠をみつけて、有罪にできるはずがない。
今回の控訴は、弁護士としての基本と法律家としての基本を
忘れた、常軌を逸した行為としかいえないだろう。

しかし、こうなったからには、
佐久間特捜部長、大鶴元検事などを呼び、虚偽報告書の作成から
今回の小沢氏事件の「小沢対検察」のねつ造と妄想をあばきだし、
第五検察審査会の手嶋、傳田各氏も証人として呼んで
検察審査会の闇と、このねつ造裁判の構造・組織を徹底的に
暴き出すことが肝要である。


12. 2012年5月11日 13:34:07 : 9KZWJs29XI
指定弁護士3名の中には同職以前、「小沢さんは無罪だ」と言い合っていたそうだ。

更に、同指定弁護士らは、田代による捏造捜査報告書も上司らの添削も、全て見ていたはずである。前田証言のゼネコン証言資料も見ていたはずである。
驚愕の事実に目を見張ったことだろう。

指定弁護士らはコメント欄に記載されているように、やる気などなく審理を進めていたことは明らか。より以上に捏造資料に弁護士魂を揺さぶられながらも継続してきたことは、彼ら3人も既に陰謀を知っていたかもしれない。

指定弁護士にならざるをえなかった何か圧力があったのか、彼ら3人に関わる問題を脅迫され、もしくは彼ら3人に何らかの利益供与が与えられたのか。
或いは、彼ら3人も同職に就く時期から陰謀の役割を担っていたのか。

5月2日、2名が控訴断念の方向の発言をしたことからして、当初から陰謀の役割を担って職に就いたとは信じがたいが、ロシアルート捏造報告書の発覚により控訴断念方向を単に述べただけだったのか。

因果応報
3人の指定弁護士らは、歴史的腐臭政治の陰謀に翻弄された自身の弁護士免許を思い知る時期がくるだろう。


13. 2012年5月17日 16:41:44 : cCrcZ0sDf2
>まずは指定弁護士バッシングをしないことが肝要だろう。
>「指定弁護士バッシングは、無罪判決後の小沢さんバッシングと全く
>同じレベルだと思う」ともう一度述べておく。

何だ〜、まじめに読んでしまったよ。
指定弁護士と同じ穴の狢かー!
時間の無駄だった!


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