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1600Gal =16m/s2　となる
日本で観測した測定値は岩手・宮城内陸地震の4022ガルが最大(2008年6月)となっている
ガルとは、加速度（単位時間あたりの速度の変化率）の単位であり、人間や建物に瞬間 的にかかる力（揺れ）、を意味します。地震の揺れは、地面に水平 に縦、横（南北、東西方向）と上下方向の3方向なので，3点方向の応力ゲージによる測定が必要となります、センサーとして加速度計や振動計，ロータリエンコーダ，変位計でも測定できますが，地震のように加速度が速すぎると周波数応答性特性により測定がいい加減になりますので応力ゲージ(ＸＹＺ)での計測が必要です。東京湾に設置されているセンサーは結露など測定が不能になる恐れが常に付きまとう。測定値はすべて応力ゲージではないのであくまでも参考値でしょう。

ちなみに、人が体感できる最小の加速度（揺れ）は、0.6ガル程度と言われています。地球の重力の加速度（物体が重力に引かれて地面に向かって落ちるときのスピードの変化率）は、980ガル程度です。

新幹線N700系電車　・・・　722ガル
エレベータ（法定上の上限）　・・・　980ガル

過去に起きた地震において、ガルの大きさ
関東大震災　M7.9, 震度7, 300〜400ガル
阪神大震災　・・・　900ガル
東日本大震災　福島第一原子力発電　・・・　507ガルでした
東日本大震災　M9, 震度7, 2933ガル
新潟県中越地震　M6.8, 震度7, 1700ガル

福島第一原子力発電所は、震度7、449ガルを想定して建設されていました。従って4号機プールは大変危ないといえるし今回どこにもマグマが噴出していないので富士山から関東方面や福島は大きな地震が発生する可能性があり，大変危険であると云える。