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まんまと大飯原発再稼動にこぎつけた「原子力ムラ」。原子力行政健全化のため批判派は霞ヶ関、業界との「戦い方」を覚えろ! /
http://www.asyura2.com/12/senkyo130/msg/731.html
投稿者 gikou89 日時 2012 年 6 月 01 日 07:23:39: xbuVR8gI6Txyk
 

まんまと大飯原発再稼動にこぎつけた「原子力ムラ」。原子力行政健全化のため批判派は霞ヶ関、業界との「戦い方」を覚えろ! /長谷川 幸洋


現代ビジネス

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120601-00000001-gendaibiz-pol

野田佳彦政権が関西電力大飯原発3、4号機を再稼働させる方針を決めた。正式決定は来週に持ち越されたが、事実上の決定とみていい。

 それにしても、政府の姿勢はデタラメである。「安全を確認しなければ再稼働しない」と言っていたかと思えば「電力需給が逼迫する」と稼働の理由を変え、最後は「経済産業省の副大臣や政務官を現地に常駐させる」などと言い出した。

 原発に素人の政治家が現地に常駐したところで、安全確保にはなんの関係もないのは明白だ。「万が一、事故が起きた時に万全の対応をする」などと言うなら、本末転倒もいいところではないか。二度と事故が起きてはならないのだ。


*** 議論のプロセスの法的根拠に疑問 ***
 ふりかえれば、議論の出発点は「安全性の確認」だった。

 菅直人前政権は福島事故の後、2011年7月6日に突如、原発についてストレステスト(耐性試験)の実施を発表した。そもそも電力会社が実施するコンピュータ上のテストにどれほどの信頼性があるか疑問だが、それでも本格的なテストをしたら時間がかかるとみたのか、途中からテストの中身を簡易版の1次評価と本格的な2次評価に分けてしまった。

 1次評価は地震と津波に対する耐性をチェックするだけで、それ以外の事故シナリオは想定していない。たとえば、福島で実際に起きた水素爆発プロセスや電源喪失時のベント操作、火災の同時発生、テロへの対処などは考えていないのだ。

 福島事故への対応で無能力さをさらけ出した班目春樹原子力安全委員会委員長でさえ、大飯3、4号機が2012年3月23日に1次評価をパスした際に「1次だけでは不十分、2次までやるべき」と記者会見で釘を刺していた。

 これではとても国民の理解を得られないと考えたのか、野田政権は2012年4月3日に「新たな安全基準策」の策定を発表した。ところが、2日後に出てきた基準は電源車や電源ケーブルの配備とか消火ホースの分散配置、緊急時のマニュアル作成、ベント用の窒素ボンベ配備など、どこかの映画プロデューサーが思いつくような当たり前の話ばかりで、とても本格的な基準とは呼べないシロモノだった。

 それでも形を整え、なんとか再稼働にもっていきたい野田政権は今回の決定に際して、またまた「いまの国の基準は新しい原子力規制庁ができるまでの暫定基準」(細野豪志原発事故担当相)と言い出した。

 初めのストレステストから何度も安全の判断基準を変え、最後は政治家の現地常駐などという幼稚なスタンドプレーまで演出して、ようやく再稼働にこぎつけたという話である。こんなありさまで国民が信頼するわけがない。

 そもそも、政権が勝手に安全基準を決めたり変えたりして再稼働を議論する、というプロセス自体の法的根拠が極めてあやしい。原子力委員会および原子力安全委員会設置法で「安全の確保のための規制に関すること」は原子力安全委が「企画、審議し決定する」と決められているからだ。安全委をすっ飛ばして議論はできず、委員長の斑目が容認していないのは指摘したとおりである。

 さらに言えば、野田首相と3閣僚(+仙谷由人民主党政策調査会長代行)の会合が再稼働を議論し、野田が「私の責任で最終判断したい」と言うのも、法的根拠に疑問がある。原子炉規制法および電気事業法によれば、定期検査や原子炉の運転を認める権限は内閣総理大臣ではなく経済産業相にある。民主党政権は、この問題に限らず、政治判断と法的権限についての意識が低い。


*** 反省のかけらもない「原子力ムラ」 ***
 原発再稼働問題だけでなく、政府の原子力委員会のデタラメぶりもあきらかになった。

 核燃料サイクルのあり方を審議している原子力委員会が本来の小委員会とは別に、電力会社や原子炉メーカー、青森県六ヶ所村の使用済み核燃料再処理施設を運営する日本原燃など原発推進派だけを集めて、秘密の「裏会合」を開いていた。毎日新聞のスクープだ。

 裏会合には近藤駿介原子力委員長や鈴木達治郎委員長代理のほか経済産業省・資源エネルギー庁や文部科学省、内閣府の官僚も出席し、小委員会がまとめる報告書の未公表原案まで関係者に配られていた。特定の原子力委員に開催通知を出す一方、肝心の小委員会メンバーには会合の存在自体を秘匿するという徹底ぶりだ。

 福島事故で徹底的に批判されたはずの「原子力ムラ」には、反省のかけらもない証拠である。それというのも肝心の野田政権が先にみたような調子で、原子力ムラの言いなりになって「再稼働ありき」で突っ込んでいるからだ。

 ストレステストの実施を決めた菅前首相は国会の事故調査委員会で証言した後、発言を締めくくって次のように述べた。

 戦前、「軍部」が政治の実権を掌握した過程と類似(している)。

 東電と電事連を中心に原子力行政の実権を次第に掌握(し、)批判的な専門家や政治家、官僚は「ムラ」の掟によって村八分にされ、主流から外されてきた。それを見ていた多くの関係者は「自己保身」と「事なかれ主義」に陥っていた。私自身の反省を込めて言う。

 現在、原子力ムラは今回の事故に対する深刻な反省もないまま、原子力行政の実権を握り続けようとしている。こうした戦前の軍部にも似た「原子力ムラ」の組織的構造、社会心理的構造を徹底的に解明し、解体することが原子力行政の抜本改革の第一歩(である)。
(菅直人オフィシャルブログから)

 これを読むと、首相当時はバッシングされたが、菅の認識のほうがはるかにマシ、とさえ思えてくる。それくらい野田がひどい。


*** 批判派は「戦い方を知らない」 ***
 原子力ムラで最後に残った聖域である原子力委員会は、裏会合が暴露された事態に慌てて「第三者委員会」を設けて、真相をあきらかにする方針を決めた。これは原発に批判的な有識者委員の提案を受けた形だが、はっきり言って、批判する側の詰め方がまったく甘い。

 そもそも「第三者委」などというのは、不祥事が表面化した当事者が時間稼ぎに持ち出す常套手段である。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、事態を調査するふりをしながら、世間の注目が薄くなるのを待っているのだ。そもそも第三者委のメンバー選定を政府に委ねてしまう段階で、結論が目に見えている。

 批判派のほうから「第三者委を設けて調査を」などと言い出したら、相手は「待ってました」とばかり、自分たちに都合よく人選して、お茶を濁した結論を出すに決まっているのだ。

 本来なら「一部推進派だけで裏会合を開き、そこに近藤委員長自ら出席し、外に漏れてはならないはずの報告原案を配っていた」という事実だけで、委員長辞任とゼロから議論のやり直しを求めるのに十分だった。

 それ以外の「報告原案が修正されたかどうか」とか「会合はデータ収集のためだった」とか、新聞が大好きな細部はどうでもいい話なのだ。そんな細部に立ち入ってしまったら、相手の言い訳を延々と聞かされるはめになるだけだ。

 おそらく第三者委はそういう細かい報告を出す。そうなったら最後、泥沼に足をとられてしまうだろう。批判派は、まったく「戦い方を知らない」としか言いようがない。

 いまや原発の安全性も原子力政策のあり方も、再び官僚と原子力ムラが牛耳っている。批判派はここが正念場である。

(文中敬称略)
 

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コメント
 
01. 2012年6月01日 07:35:41 : ejAALptNgw
今頃菅ほめてどうする

後の祭りでした。

土台 無理な話でした。

『希望がすべて叶うとするなら明日から乞食も金持ちになる』


02. 2012年6月01日 07:49:23 : J5KZ3GvEfQ
>>01
言ってることが全く分かりませんw
====================
「戦い方を知らない」
これは事実
ただし、それなりの力もないことには話にならない
こう言って切って捨てるだけなら誰でもできる
====================
少し菅の話に戻る

メディアは、東電や政府、経済界側であることは誰しも認めるところと思う
そして都合の悪いところは報道しないことも
それが、菅のこの言葉だけは割りと端折らず報道してるよね

>戦前、「軍部」が政治の実権を掌握した過程と類似(している)。

こういうところなんか古いタイプの左派が食いつく台詞
朝日も使う手だ
でも、やってることは?


03. 2012年6月01日 07:59:11 : CNqFVPCdxs
『暫定基準』は『無法に作られた基準で法的根拠なし』
こんな無法国家は『北朝鮮以下』日本は『法事国家』ではなくなった。
野田政権は「民主党の皮を被った独裁政権」だ!
国民は『非民主の野田政権打倒』に立ち上がろう。
『本流民主党議員、党員』は結集して『野田消費税法案』を否決して総辞職に追い込め!「野田の政治生命」は野田自身が断つ事になる。『政治的自殺』だから躊躇する必要はない。

04. 2012年6月01日 08:02:32 : wpiSbFrsec
橋下もかんたんに原発稼動容認の宣言を出した。
大衆扇動家としては高く売りつけるためにはここが正念場だったが、
「結局、転ぶ人間か」というレッテルを露呈したことにより、
ひきつけていた分だけ、失望は大きい。
今までと違い、以後の橋下国政待望論にも
ボディパンチのように効いてくるだろう。

今年の夏はいくら電気危機をあおっても、
国民が昼間使用を自粛することにより乗り越えられるという予想が立つ。
原発容認派の危機論の嘘が広く国民にバレルる事は、
国家のエネルギー政策の大きな転換点の可能性が考えられるだけに、
勝負をかけずに転ぶとは、なんとも底の浅い者だ。

橋下も、政治家と呼ぶには程遠い資質なのであろう。


05. 2012年6月01日 08:45:42 : kirwzhYnhg
日本は世界の笑いもの

もう一発爆発させて終わりだな。
3,11の始末もできないまま稼動とは
みんな覚悟はできているの。

若いものに恥じない日本を残して
あげたい。

年老いた親より



06. 2012年6月01日 09:34:58 : rXVoKPy3d6
04様の言うとおり、橋下は簡単に金に転ぶ男だということが分かった。

がっかりさせる男だということが早くわかってよかったですね。

官房機密費と関西電力からの交際費をたらふく食ったはずです。


07. 日高見連邦共和国 2012年6月01日 10:57:56 : ZtjAE5Qu8buIw : C7Wqvb1wZA
橋下さんにしても、政府にしても、『原子力村』の住民にしても、
『しめしめ』と思っているのだろう。
でも、これでアカラサマになった『姑息な姿』は致命的だと思うよ。

08. 2012年6月01日 14:42:27 : rWmc8odQao
白石草氏
「いよいよ東電の清水元社長が、国会事故調に登場。6月8日。」
https://twitter.com/hamemen/status/208425460630175745

いよいよ出ざるをえなくなりました。


09. 2012年6月01日 16:15:27 : Edke1n3woZ
04様、そのとおりと思います。

中部電力の原発は一つだけ、浜岡原発を持っているが、今「浜岡原発なあしの電力量で十分足りており、関西電力にいつでも送電しますよ」と言っている。なぜ経済産業省は、福井県大井の『原発安全神話を、再び信じろ!』と言うのか?

日本を福島第一原発事故で潰そうと、菅に「スピーディーを使うな」と命じたのか放射能は関東まで流れた。しかし西風が太平洋に放射能を多く運んだため、日本はハイパーインフレには至らなかった。
そこで第二の手段は『大井原発再稼動』。老朽化した原発の事故を装い、関西の水甕・琵琶湖の水を放射能汚染で飲めなくし関西経済の全滅を狙うのかも知れない。

北朝鮮は第三のミサイル発射台を構築しているとか。今度は黄海上空で空中分解でなく、失敗したミサイルの破片が大井原発に当たり『原発大破?』。関西の水がめがなくなると、日本経済はどうなるか?

橋本大阪市長は「あくまで暫定稼動ですが、負けたと言えば負けたのでしょう」と(別にいいんじゃない?)のような記者会見。嘉田知事も、ニコニコ顔で「暫定ですから」と県民の命と資産を守ることなどはそっちのけです。

日本政府、特に枝野産経大臣は、老朽原発の安全性をパソコンで図るだけで再稼動させ、法律的に『暫定期限はいつまで』と、契約書を作るのですか?
今、大急ぎで、日本にハイパーインフレを起こすと、第二次大戦後に借金が激減したのと同じく、借金まみれの危ういドルが安定し、ユーロに基軸通貨の座を奪われないで済むのですか。

日本が滅びるかも知れない老原発を、国民が止めるしかない。国会議員が「薄ら笑いで再稼動させる日本人でない人を選挙で選んだ!」と頭に叩き込む日々です。


10. 2012年6月01日 19:58:39 : FHVyh15Kso
この「時期」がどういう時期なのか、各省庁では、来年度の予算案作成の真っ最中だろう。
その予算案の中で、原発関連事業の扱いはどうなっているのか、
「原発が稼働する事を前提」として、事業案が作成されているはずだ。

原発の安全性への検証や、被災者への思いなどとは「別次元」の「霞が関の理由」で
原発が再稼働しなければ「存在意義のない事業」に、例年通り予算が付いている、のだろう。

「原発が稼働しなければ、霞が関の役人の仕事が無くなってしまう」この危機感こそが、究極の原発再稼働のエネルギーだ。
「八ッ場ダム」と比べれば、良く分かるだろう。
ダム建設よりも何倍もの「利権」を生む原発を、霞が関が簡単に手放す訳がない。


11. 2012年6月01日 23:14:17 : x4HfwtVEgM
廃炉作業や技術開発では官僚は満足しないのですか。原発はもう斜陽で日本は
後れをとってます。

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