寺島実郎の"脳力"を疑う ── 核兵器も原発もない世界をどうして目指さないのか？（高野孟のTHE JOURNAL）夢野亜三児

寺島実郎の"脳力"を疑う ── 核兵器も原発もない世界をどうして目指さないのか？（高野孟のTHE JOURNAL）
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/118.html
投稿者夢野亜三児日時 2012 年 6 月 06 日 15:41:57: LnCTbWscpr/a.

URL:http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2012/06/post_839.html

本誌書評欄のNo.003（11年11月21日）で寺島実郎『世界を知る力／日本創生編』を採り上げた時にも述べたのだが、私は長年にわたり寺島の戦略論的脳力を尊敬し多くを学んできたが、こと原発についてはどうしても相容れない。彼は『世界』６月号の「脳力のレッスン」第122回「戦後日本と原子力／今、重い選択の時」の末尾で「日本の３つの選択肢──非核のための戦略的視座」を挙げ、その中で「電源供給の２割程度を原子力で支えるというのが妥当な水準」という選択肢を勧奨しているが、私は断固反対である。

●３つの選択肢

寺島が挙げる３つの選択肢とはこうである。

(1)米国の核の傘の外に出て、「脱・原発」を目指す論理的には整合性があるが、日本政府・国民に「米国の抑止力で北朝鮮・中国の脅威に向き合う」という思考から脱却する意思はないと言えるから、この路線が選択される可能性は低い。

(2)米国の核の傘に留まって、「脱・原発」を進める日本人の多くが漠然とこの路線が可能と考えているが、日本側の「御都合主義的願望」にすぎず、日米同盟の変更を望まない米国にとって「好ましくない選択」になろう。本来、「核抑止力」という考え方は冷戦期の産物で、核による反撃と大量殺戮を想定しており、倫理性を「脱・原発」に求める思考とは相容れないはずで、「非核と脱・原発は一体」でなければならないが、この論理的矛盾に日本人は鈍感である。「脱・原発」を目指しながら、日米共同で原発の機械機器を海外に売り込む路線にも正当性はない。核の傘を漫然と肯定し、「非核」に向けての意思も行動もなく、ただ自国民の安全のための「脱・原発」だけでは、国際的信頼は得られない。

(3)核の傘の段階的相対化とそのための原子力の基礎技術の維持・蓄積オバマ大統領の「核なき世界」に呼応して、IAEAなどを舞台に、世界の非核化と原子力平和利用の的確な制御のために、日本として参画・行動することを重視し、そのための基盤として、核保有の誘惑を断ち、平和利用に徹した専門性の高い原子力技術の維持・蓄積を図る路線である。私自身は、賢明な路線はこれではないかと考える......。

　この(3)を選択したことの帰結が「電源供給の２割程度を原発で」ということになるのである。

●戦略的理性の混濁

　論理的に何が正しいかという戦略論的な思考と、それが果たして世論の現状で受け入れられるかという現実政治的な考慮とは、もちろん別の次元の話であるけれども、寺島においてはその両者が混濁している。順番にほぐしていこう･･･（高野孟のTHE JOURNAL：高野論説より転載）

＊ここから先は、有料メルマガらしいが、前文で充分に寺島実郎氏の硬直した脳内の状態が推察できる。
　

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コメント
01. 2012年6月06日 15:44:52 : LvxGYORwow 寺島くんの脳力の問題ではない、どんな詭弁を弄してでも原発を続けたいという彼を含む勢力の意思があるだけである。
02. 木曽の山猿 2012年6月06日 17:44:30 : YnLQsTybFStJg : LNSzeiCFbM 寺島実郎氏は私も一目置く論客ですが、核とエネルギーに関しては基本的には科学音痴の素人の域です。まず、核の平和利用は、基本的にはあり得ないことです。生物が安心して近づくためには10万年冷やし続けなくてはならないような高レベル核廃棄物を、我が国で毎年数十トンの勢いで製造し続けることが、どのように将来のエネルギー問題を解決することになるのでしょうか。おなじく、世界のエネルギー問題の解決をすると言うのでしょうか。すでに我が国ではその恒久的な隔離保存の場所も方法もなくパンク状態で難儀しているのです。核大国が核エネルギーに固執するのは、核エネルギーの平和利用とは全く何の関係もない、核兵器開発技術の維持発展以外にないのです。さらに、核燃料の埋蔵量はしれています。今我が国に極めて必要で重要な核技術は、いかに安全に、数百年かけて脱原発を可能にするかという全く新たで未開の核技術だけです。また、二酸化炭素による地球温暖化説は早晩破綻する、全世界の科学に対して無知な政治家と世論を巻き込んだデマ、大嘘です。二酸化炭素で地球は温暖化しません。地球環境の保全維持は大切ですが、また資源の浪費を避けることは必要ですが、石油・石炭・メタンハイドレートなど埋蔵エネルギー資源の利用をためらう必要は全くありません。北朝鮮や中国の核の脅威を言い立てる人は、我が国には、我が国を十回滅亡させても余るほどの核地雷がすでに国土に54基も埋め込まれて存在していることを知らないのです。そうです、我が国を核攻撃するには核兵器は全く必要ないのです。通常ミサイルで核施設である原発を、いわば核地雷として攻撃すれば十分です。五月雨的周囲の陸上、海上、海中のあちらこちらから発射されるミサイルは、いくら高度な対ミサイル防衛兵器があっても100％防御することは不可能です。兵器とは、完全な防御、完全な攻撃を可能にするものではなく、防御と攻撃の確率を上げるだけのものであることは「極めて」常識的な知識です。原発は逃げられません。原発は退避できません。従って我が国は、近隣からの核攻撃に対しては極めて脆弱なのです。こうしたことを知って、戦略を立てるのでなければ、結局は核大国の手のひらで舞う踊りです。
03. 木曽の山猿 2012年6月06日 17:56:24 : YnLQsTybFStJg : LNSzeiCFbM 02の訂正 1) 五月雨的周囲の・・・　→　五月雨的に周囲の・・・ 2) 結局は核大国の手のひらで舞う踊りです。 →結局は核大国の手のひらで舞うはだか踊りです。
04. 2012年6月06日 18:26:39 : wMnUXJd7bs ０２さんに基本的に賛成です。　私たちが高校で学習したように、大気中の二酸化炭素の比率は０．０３８％で、ほとんど変化していません。（一般には、ｐｐｍという単位で表示され、さも大きな変動があるかのように思わされます。）私たちは確かに経済活動で化石燃料を燃やすことによって二酸化炭素を放出します。しかし、火山活動や海から放出される二酸化炭素は、私たちの経済活動によって放出される二酸化炭素の数十倍にのぼります。さらに決定的なことは、中世は現代より平均気温が高かったことです。産業活動が現代に比べて格段に低かった中世の方が、気温が高かったのです。これは、二酸化炭素が地球温暖化の主因ではないということの、決定的な証拠です。（二酸化炭素主因説を採る論者たちは、意識的にこの事実を避けようとします。）わが国では、毎年１兆円もの金をかけて二酸化炭素を削減する取り組みをしているようですが、全く無駄なことです。　近年では、地球温暖化の原因を太陽活動の変化に求める研究が主流になりつつあります。資源を無駄に使わないことは当然の前提ですが、必要な限りで、化石燃料を利用し、だんだんと再生可能エネルギーにシフトしていくことが必要だと思います。もちろん、使用済み核燃料を安全に処理できない原発に依存するべきではありません。
05. 2012年6月06日 18:43:56 : Wjgt5cD3c2 　鳩山のブレーンだったが　実力は　評論家でしかなかった　わけだ！！　世の中の　「ややこしい出来事には　弱い」　と思われる
06. 2012年6月06日 18:49:15 : Eua4ncqJ5U 寺島といい高野といい、大企業富裕層の代弁者がなんでここへのこのこ出てくるんだ？ゴミはゴミ箱に放り込んでおけ。いちいちゴミを出してくるな。
07. 2012年6月06日 18:58:47 : a7CDidpYxs 「米国の核の傘」という観念は、実際は心理的なものにとどまる。仮に敵国が、日本の何処かを核ミサイルで攻撃したとして米国が北京や平壌を核ミサイルで報復することがあり得るだろうか？　答えは、ほとんど否だ。米国にその可能性があるとしたら在日米軍基地、米軍、およびその家族が被害を受けた場合だけであり、しかも報復には議会の承認が必要となるが、米国議会が核ミサイルによる全面報復を承認するとは思えない。日本の為に北京を核攻撃すれば北京からロスに核弾道ミサイルが飛んでくるだろうし、そんな馬鹿馬鹿しい選択はしないだろう。またそもそも敵国が、わざわざ沖縄のような在日米軍基地の密集地を攻撃対象に選ぶとは思えない。基地が被害を受けなければ米軍に出撃の義務はなく、米軍に日本を守る義務はない。したがってこの場合も議会の承認は得られない。「米国の核の傘」の外に出る、内に留まる、という二つの選択肢そのものが虚構に過ぎないし、そもそも論が成立しない。現実的には米軍基地に抑止力はない。もし日本政府・国民が本気で北朝鮮・中国の核ミサイルの脅威に向き合うとしたら、米国と同盟関係を維持した上で、以下の三つの選択肢の中からどれかを選ぶことになるだろう。 a.独自に開発するパターン b.核シェアリング（ダブルキー）のパターン c.核シェアリング（シェアというより譲渡。条件付き）のパターン b.c.に現実性はなく、a.のみやや可能性があるがそうなると「有核」＋「脱・原発」の組み合わせは変だし「有核」＋「原発」か「非核」＋「脱・原発」の二者選択になるだろう。後者が最も理想的だが、その場合は北朝鮮・中国の核ミサイルの脅威は一切、存在しないものとして考えるしかない。無論、こういう話題を阿修羅でふれば抗議が殺到することは百も承知だが、情緒を排して論理的な免疫力を付けておくべきである。
08. 2012年6月06日 18:59:44 : Ro16vHws3o これ板違いじゃね？政治よりも原発だと思う。
09. 2012年6月06日 19:19:17 : WRcvzABPLo >>02・０４さんに同意です。ＣＯ２・原発についてはその通りとおもいます。石油等化石燃料については、十分な余裕があります。腐るほど有ると言っても、言い過ぎでは無いですが、全てアメリカや日本の一部の簒奪者にコントロールされているという事です。さて、寺島君の件ですが、宮沢元首相の「英語屋」の評価と同じで、三井物産のアメリカ時代ロビー活動に現を抜かし、その人脈などで現在の地位が有るだけで、中身は無いと思います。アメリカ至上主義だから、未だに中国脅威論など出てくるのです。戦略的視座の意味と内容は、一致していません。アメリカの戦略に加担し、日本を陥れるような行為は是非、慎んで頂きたい。
10. 2012年6月06日 19:37:19 : sUpHQ8Q75g >>02氏の意見に賛成だが１００％輸入で油堕菌の財布である石油への依存度は下げるべき代替エネルギーの開発とりわけ地熱発電は重要なノダ >>07氏の指摘は大変重要である日本を外国の攻撃から守るために在日米軍が駐屯してると思ったら大間違いだそれは日米安保条約の英文を読めば分かる日本が外国軍の攻撃に晒されても米国は自動的にそれに反撃する義務は負ってないそんな記述は同条約のどこにも書いてないノダ >>07氏の指摘にあるように米国関連施設が攻撃された場合に米国は参戦のオプションを持つことになるそのことは同条約に明記されてる害務省はそれを勝手に拡大解釈して日本国民を騙し続けてるノダまた周辺国のどの政府・軍も当然のごとく同条約の内容を全て理解しており米国関連施設を攻撃さえしなけりゃ米国の出番が無いことを知ってるだから米国関連施設の近くには中朝からのミサイルは決して着弾しないノダくれぐれも害務省の意図的誤訳満載の日本語訳は決して読んではいけない何の役にも立たないばかりか誤解させられるだけだ


21. 2012年6月07日 09:15:25 : VgxHNywTe6 寺島実郎元商社マン、論客だとすることが間違い。金が欲しい、親や、女房でも、国でも売り飛ばす元商社マン。論客だとする諸君は実務に欠けている。
22. 2012年6月07日 14:23:06 : BHg6OjQiyJ 寺島実郎は太ってるのに素敵な背広を着ているので前から注目していたが、今回の発言には失望した。オーダーメイドの背広も電力会社からの袖の下で仕立てたのか？
23. 2012年6月07日 20:29:47 : yGBq5Y3j22 寺島は三井系の日本総合研究所の人間で、三井というのは、ロスチャイルド（世界各地のウラン鉱山を管理、原発利権の総本山）の息がかかっている。だから、寺島が原発利権の走狗になるのは至極当然な話だ。デイヴィッド・ロックフェラーは批判するくせに、ロスチャイルドや（その息がかかった）ジェイ・ロックフェラーは全く批判せず賛美さえする副島隆彦もまた、寺島と同じく原発推進で放射能安全論者だ。寺島や副島が原発推進で放射能安全教で、山下俊一を支持する裏側にあるのはロスチャイルドの支援だ。

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01. 2012年6月06日 15:44:52 : LvxGYORwow 寺島くんの脳力の問題ではない、どんな詭弁を弄してでも原発を続けたいという彼を含む勢力の意思があるだけである。
02. 木曽の山猿 2012年6月06日 17:44:30 : YnLQsTybFStJg : LNSzeiCFbM 寺島実郎氏は私も一目置く論客ですが、核とエネルギーに関しては基本的には科学音痴の素人の域です。まず、核の平和利用は、基本的にはあり得ないことです。生物が安心して近づくためには10万年冷やし続けなくてはならないような高レベル核廃棄物を、我が国で毎年数十トンの勢いで製造し続けることが、どのように将来のエネルギー問題を解決することになるのでしょうか。おなじく、世界のエネルギー問題の解決をすると言うのでしょうか。すでに我が国ではその恒久的な隔離保存の場所も方法もなくパンク状態で難儀しているのです。核大国が核エネルギーに固執するのは、核エネルギーの平和利用とは全く何の関係もない、核兵器開発技術の維持発展以外にないのです。さらに、核燃料の埋蔵量はしれています。今我が国に極めて必要で重要な核技術は、いかに安全に、数百年かけて脱原発を可能にするかという全く新たで未開の核技術だけです。また、二酸化炭素による地球温暖化説は早晩破綻する、全世界の科学に対して無知な政治家と世論を巻き込んだデマ、大嘘です。二酸化炭素で地球は温暖化しません。地球環境の保全維持は大切ですが、また資源の浪費を避けることは必要ですが、石油・石炭・メタンハイドレートなど埋蔵エネルギー資源の利用をためらう必要は全くありません。北朝鮮や中国の核の脅威を言い立てる人は、我が国には、我が国を十回滅亡させても余るほどの核地雷がすでに国土に54基も埋め込まれて存在していることを知らないのです。そうです、我が国を核攻撃するには核兵器は全く必要ないのです。通常ミサイルで核施設である原発を、いわば核地雷として攻撃すれば十分です。五月雨的周囲の陸上、海上、海中のあちらこちらから発射されるミサイルは、いくら高度な対ミサイル防衛兵器があっても100％防御することは不可能です。兵器とは、完全な防御、完全な攻撃を可能にするものではなく、防御と攻撃の確率を上げるだけのものであることは「極めて」常識的な知識です。原発は逃げられません。原発は退避できません。従って我が国は、近隣からの核攻撃に対しては極めて脆弱なのです。こうしたことを知って、戦略を立てるのでなければ、結局は核大国の手のひらで舞う踊りです。
03. 木曽の山猿 2012年6月06日 17:56:24 : YnLQsTybFStJg : LNSzeiCFbM 02の訂正 1) 五月雨的周囲の・・・　→　五月雨的に周囲の・・・ 2) 結局は核大国の手のひらで舞う踊りです。 →結局は核大国の手のひらで舞うはだか踊りです。
04. 2012年6月06日 18:26:39 : wMnUXJd7bs ０２さんに基本的に賛成です。　私たちが高校で学習したように、大気中の二酸化炭素の比率は０．０３８％で、ほとんど変化していません。（一般には、ｐｐｍという単位で表示され、さも大きな変動があるかのように思わされます。）私たちは確かに経済活動で化石燃料を燃やすことによって二酸化炭素を放出します。しかし、火山活動や海から放出される二酸化炭素は、私たちの経済活動によって放出される二酸化炭素の数十倍にのぼります。さらに決定的なことは、中世は現代より平均気温が高かったことです。産業活動が現代に比べて格段に低かった中世の方が、気温が高かったのです。これは、二酸化炭素が地球温暖化の主因ではないということの、決定的な証拠です。（二酸化炭素主因説を採る論者たちは、意識的にこの事実を避けようとします。）わが国では、毎年１兆円もの金をかけて二酸化炭素を削減する取り組みをしているようですが、全く無駄なことです。　近年では、地球温暖化の原因を太陽活動の変化に求める研究が主流になりつつあります。資源を無駄に使わないことは当然の前提ですが、必要な限りで、化石燃料を利用し、だんだんと再生可能エネルギーにシフトしていくことが必要だと思います。もちろん、使用済み核燃料を安全に処理できない原発に依存するべきではありません。
05. 2012年6月06日 18:43:56 : Wjgt5cD3c2 　鳩山のブレーンだったが　実力は　評論家でしかなかった　わけだ！！　世の中の　「ややこしい出来事には　弱い」　と思われる
06. 2012年6月06日 18:49:15 : Eua4ncqJ5U 寺島といい高野といい、大企業富裕層の代弁者がなんでここへのこのこ出てくるんだ？ゴミはゴミ箱に放り込んでおけ。いちいちゴミを出してくるな。
07. 2012年6月06日 18:58:47 : a7CDidpYxs 「米国の核の傘」という観念は、実際は心理的なものにとどまる。仮に敵国が、日本の何処かを核ミサイルで攻撃したとして米国が北京や平壌を核ミサイルで報復することがあり得るだろうか？　答えは、ほとんど否だ。米国にその可能性があるとしたら在日米軍基地、米軍、およびその家族が被害を受けた場合だけであり、しかも報復には議会の承認が必要となるが、米国議会が核ミサイルによる全面報復を承認するとは思えない。日本の為に北京を核攻撃すれば北京からロスに核弾道ミサイルが飛んでくるだろうし、そんな馬鹿馬鹿しい選択はしないだろう。またそもそも敵国が、わざわざ沖縄のような在日米軍基地の密集地を攻撃対象に選ぶとは思えない。基地が被害を受けなければ米軍に出撃の義務はなく、米軍に日本を守る義務はない。したがってこの場合も議会の承認は得られない。「米国の核の傘」の外に出る、内に留まる、という二つの選択肢そのものが虚構に過ぎないし、そもそも論が成立しない。現実的には米軍基地に抑止力はない。もし日本政府・国民が本気で北朝鮮・中国の核ミサイルの脅威に向き合うとしたら、米国と同盟関係を維持した上で、以下の三つの選択肢の中からどれかを選ぶことになるだろう。 a.独自に開発するパターン b.核シェアリング（ダブルキー）のパターン c.核シェアリング（シェアというより譲渡。条件付き）のパターン b.c.に現実性はなく、a.のみやや可能性があるがそうなると「有核」＋「脱・原発」の組み合わせは変だし「有核」＋「原発」か「非核」＋「脱・原発」の二者選択になるだろう。後者が最も理想的だが、その場合は北朝鮮・中国の核ミサイルの脅威は一切、存在しないものとして考えるしかない。無論、こういう話題を阿修羅でふれば抗議が殺到することは百も承知だが、情緒を排して論理的な免疫力を付けておくべきである。
08. 2012年6月06日 18:59:44 : Ro16vHws3o これ板違いじゃね？政治よりも原発だと思う。
09. 2012年6月06日 19:19:17 : WRcvzABPLo >>02・０４さんに同意です。ＣＯ２・原発についてはその通りとおもいます。石油等化石燃料については、十分な余裕があります。腐るほど有ると言っても、言い過ぎでは無いですが、全てアメリカや日本の一部の簒奪者にコントロールされているという事です。さて、寺島君の件ですが、宮沢元首相の「英語屋」の評価と同じで、三井物産のアメリカ時代ロビー活動に現を抜かし、その人脈などで現在の地位が有るだけで、中身は無いと思います。アメリカ至上主義だから、未だに中国脅威論など出てくるのです。戦略的視座の意味と内容は、一致していません。アメリカの戦略に加担し、日本を陥れるような行為は是非、慎んで頂きたい。
10. 2012年6月06日 19:37:19 : sUpHQ8Q75g >>02氏の意見に賛成だが１００％輸入で油堕菌の財布である石油への依存度は下げるべき代替エネルギーの開発とりわけ地熱発電は重要なノダ >>07氏の指摘は大変重要である日本を外国の攻撃から守るために在日米軍が駐屯してると思ったら大間違いだそれは日米安保条約の英文を読めば分かる日本が外国軍の攻撃に晒されても米国は自動的にそれに反撃する義務は負ってないそんな記述は同条約のどこにも書いてないノダ >>07氏の指摘にあるように米国関連施設が攻撃された場合に米国は参戦のオプションを持つことになるそのことは同条約に明記されてる害務省はそれを勝手に拡大解釈して日本国民を騙し続けてるノダまた周辺国のどの政府・軍も当然のごとく同条約の内容を全て理解しており米国関連施設を攻撃さえしなけりゃ米国の出番が無いことを知ってるだから米国関連施設の近くには中朝からのミサイルは決して着弾しないノダくれぐれも害務省の意図的誤訳満載の日本語訳は決して読んではいけない何の役にも立たないばかりか誤解させられるだけだ


11. 2012年6月06日 19:42:40 : RsreIIQ23Y 原発をやめられない理由はアメリカのＧＥもうぇすちんハウスも原発メーカーは日立と東芝の子会社でやめてリストラするとアメリカに辺野古移転中止より手ひどいお目玉くらうんだよね
12. 2012年6月06日 20:24:27 : KRNarZJw3E まあ寺島も高野孟には言われたくはないだろうよ
13. 2012年6月06日 20:31:50 : ylTlPdYTRI 01氏どんな詭弁を弄してでも原発を続けたいという彼を含む勢力の意思があるだけである、に同意。当方の寺島評価は、常々あちらの勢力の「代理人」と思ってましたが。
14. 2012年6月06日 20:52:30 : KZWsL1KpwQ 『＜阿修羅＞の賢明な論客は既にご存知でしょうが、＜THE JOURNAL・高野孟氏＞は極め付きの似非サヨクであります。』＜高野孟氏＞は＜カンカラカン氏＞や＜アワ狸氏＞や＜エダマメペンギン氏＞や＜エリマキ蜥蜴老嬢＞と同根の、似非サヨク…実は“地下茎”で“既得権益族”と繋がってる“種族”なのです。＜旧社会党＞が有権者の支持を急速に失ってしまった最大の要因は「北朝鮮による拉致問題」に対する党の対処の仕方にあったのです。＜土井たか子オバハン＞はここで致命的な判断ミスを犯してしまった。つまり、「北朝鮮側」の言い分に付いてしまった。＜旧社会党＞という存在は＜オザワン氏＞が数々のインタヴューで述べているように、＜自民党＞と地下茎で（金銭的にも）結びつきながら所謂“ガス抜き”を専門とした政党だったってこと。その証左は多くの出版物でも証明されているし、＜旧社会党＞が衰退するとともに（時間差はあるが…）＜自民党＞も同様に衰退の坂を転げ落ちている。で、＜高野孟氏＞の出自と人脈は、この旧態依然たる、80年代の政治構造の文脈下にあり、＜氏＞の論説は、その後、時代的な鬩ぎ合いを同時代人として切磋琢磨していない。まぁ、一種の暢気なオッサンってレベル。故に、賞味期限切れの＜高野のオッサン＞が何を発言しようが構わないが、一々口出しするな！引退しろ！って権利も俺達にはあるわけだから、ガンガン言わせてもらう。それが気に入らないのであれば、何時でも何処でも「反論」してみなさい。高々＜高野孟氏＞ごときは、いつでも徹底的に「論破」してさしあげますから。
15. 2012年6月06日 21:02:35 : sUpHQ8Q75g >>14氏に同意寺島もかなりバイアスが掛かってるが高野孟の方が数段上を行ってるだろ
16. 2012年6月06日 22:17:45 : gf4gGIfLFY どっちもどっち。目糞が鼻糞を
17. 2012年6月06日 22:21:17 : oNqclzIefs 高野もネタを切り売りしている人間で､所詮ｽﾎﾟｻｰのｺﾞﾏの蠅｡いや政治屋のちょうちん持ちだな｡
18. 2012年6月06日 23:10:05 : cVSHjePC8U ＞核兵器も原発もない世界をどうして目指さないのか？で、どうやって？圧倒的な質量兵器でも落としまくって世界を武力制圧したあとで原子力以外の発電方式だけの世界を作るのかい？それもいいだろう。お花畑の住人ならな。
19. 2012年6月07日 00:05:10 : smmElJ1zCI >>07さん　よくわかりました。それにしても、新防衛大臣が、集団的自衛権を使用できるようにして、米軍が行くところには何処にも（例えば国連で決められなくてもイランにも）ついて行き、日本軍が攻撃を受けなくても米軍が攻撃されたら助けられるようにしたい、と思っているのに、＞基地が被害を受けなかったら、米軍に出撃の義務はなく、米軍に日本を守る義務は無い、というのは皮肉ですね。わたしは、集団的自衛権があるのに行使できない、と言うのはおかしい、米軍が日本を守ってくれているのに、米軍の船が目の前で攻撃されても助けられないのはおかしい、と思っていましたので、あるとき小沢氏が、集団的自衛権を無理に行使できるようにしなくても、日本の周辺有事なら、友軍が攻撃されたら個別的自衛権でもたすけることができる、と言われた時はがっかりしました。イラクに行く時も自民党の立場でした。しかし、イラクには核兵器もなくテロの首謀者もいなかった、もし集団的自衛権が行使できていたら、米軍と一緒に戦っていたかも知れないと思い(国連できちんと決まった場合はよいけれども）、米軍に守ってもらっている以上、一緒に戦ってくれといわれたら、国会でも否とは言えないだろう、と思った時、やはり小沢さんの言われたことが正しかった、と思えるようになりました。本題からはずれてごめんなさい。間違っていましたらおしえてください。
20. 2012年6月07日 00:30:01 : f6FvgRcq3M 核兵器も原発もない世界というと、生物兵器と毒ガス兵器が最先端になるのか。戦争を20世紀前半に戻してどうしようというのですかね。テロには有利だろうけど。