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橋下市長は過激な発言でマスコミを賑わしているが、現実にはきわめて冷静、発言に振幅があっても着地点を誤らない。 山本清治
http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/426.html
投稿者 TORA 日時 2012 年 6 月 14 日 12:06:53: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu265.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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橋下市長は過激な発言でマスコミを賑わしているが、現実にはきわめて冷静、
緻密な政治家で、発言に振幅があっても着地点を誤らない。 山本清治

2012年6月14日 木曜日

◆続々・橋下維新へ、支持と提言。大阪都を日本の首都に。維新の風は西から吹く。 6月11日 山本清治
http://www.kyas.com/club9/QA/qa120611.html

(1)新聞報道によれば、橋下大阪市長は「大阪都」が実現すれば、中央政界に進出する必要がなくなる、と語っている。

(2)橋下市長は過激な発言でマスコミを賑わしているが、現実にはきわめて冷静、緻密な政治家で、発言に振幅があっても着地点を誤らない。

(3)橋下市長は大阪府知事を経験済みだから、大阪都が実現すれば松井大阪府知事と共に行財政改革を一気に断行するだろう。

(4)私は、その時大阪都の政治改革が日本の国政改革の起爆剤になると思う。

(5)明治維新もまた「西から」始まった。1868年、大阪城に退去していた徳川慶喜は大軍を催して京都西郊の鳥羽・伏見で薩長軍と対戦したが、大敗を喫した。京都で新政権を樹立した薩長軍は有栖川宮を奉じて東征を開始した。

(6)その後は江戸城の無血開城まで一気呵成で、上野の森に立てこもって徳川家に殉じた幕府軍は旗本8万旗のうちわずか2,000人に過ぎなかった。300年にわたり徳川幕府の禄を受けた直参、旗本はどこへ消えてしまったのだろうか。時代の変化というほかない。

(7)歴史は繰り返す。橋下市長にとって大阪都の実現は鳥羽伏見の戦いである。「維新の風は西から吹く」という時代の変化を追い風とすれば、政治改革は一気呵成で本丸の霞ヶ関に及ぶだろう。

(二)異常な悲観人気に捕らわれた東京市場。

(1)世界の株式市場に比べて、日本の株式市場の悲観人気は異常、過剰である。株価にとって最も重要な指標である日本の企業業績はきわめて順調である。下げすぎた相場の自律反発が近いだろう。

(2)米欧の株価はすでに上昇過程に入っている。米国ではバーナンキFRB議長の金融政策に対する信頼感が揺るがない。万一に備えた第3次金融緩和(QE3)を温存している点も心強い。NYダウは先週1週間で435ドルの大幅高を演じた。

(3)欧州の金融に対する悲観人気も行き過ぎている。ギリシャは総選挙を17日に控えているが、ユーロ離脱には至らないだろう。欧州委員会は先週末、スペインの銀行支援に10兆円を投入すると発表した。

(4)私は野田政権の増税論に反対である。日銀、財務省は先ず、大胆な金融緩和を推進してデフレを克服する必要がある。物価が下がるときに企業が設備投資を控えるのは当然で、日本企業は軒並みに空前のキャッシュを積み上げている。デフレ期待がインフレ期待に変われば企業は積み上げた現金を設備投資に回し、国民は預貯金を株式投資に振り向けるだろう。

(5)野田首相は8日、福井県知事の要請に応えて大飯原発再開は「国民の生活を守るために必要である」と条理を尽くして説明し、福井県知事は即時に受け入れを表明した。

(6)野田首相は演説がうまいが、条理に欠けるきらいがあった。今回はその「条理」に説得力があり、私は大いに共感した。

(三)原発と代替エネルギーに関する私見。

(1)原発廃止の先進国ドイツは、1. 新設は止めた。2. 既存の原発は使用する。3. 代替エネルギーの開発では発電コストを重視し、太陽光発電の最大手が倒産する一方で石炭火力発電を積極的に認可している。

(2)原発廃止はすべての日本国民の願いであるが、ドイツに比べると日本の反原発論は感情的、非現実的過ぎる。政府が設定した太陽光発電の買い上げ価格も高すぎて、これでは電気料金の値上げが避けられなくなる。

(3)通産省は「日本企業を守るために」安価で豊富な電力を開発する責任がある。アメリカではオイルシェールの大増産を受けて天然ガス相場が急落しており、当面は天然ガス発電のコストが断然安い。中国を筆頭に新興国が一斉に原発新設を競っている時代に、「原発を止めて太陽光発電」というようなきれい事では日本企業の国際競争力が維持できない。

(4)東京都の猪瀬副知事はすでに都庁が使用する電力を石油の自家発電で賄い、さらに東電の発電量の3分の1を東電に供給する準備があると発表している。

(5)通産省は猪瀬氏を顧問に招き、「国民の生活を守る」という野田首相の志を実現するべきではないか。


(私のコメント)


日本人は大災害に直面すると感情的になり極端に反応してしまう。大東亜戦争に負ければ軍隊をなくしてしまうし、原発が災害を起こせば原発廃止を言い始める。戦争を始めれば負けることも考えておかなければなりませんが、日本は「神国」だから負けないといった非論理的な信仰で戦争を始めてしまう。本音はナチスドイツの勝利に相乗りしようとして裏目に出ただけだろう。

原発にしても、スリーマイルやチェルノブイリで大事故が起きればえらいことになる事は分かっていたが、日本の原発は安全だと言う「原発安全神話」が出来てしまって、万が一の大災害に対する万全の用意がなされていなかった。福島第一だけがどうしてあのような大災害になってしまったのは、津波に対する対策に欠陥があったからですが、女川のように高台に作るとか福島第二のように防水された建屋に発電機や揚水ポンプを収容するといった対策が出来なかったのだろうか?

「神話」がいったんできてしまうと、思考が停止してしまって「信仰」になってしまう。「信仰」だから熱心な信者ほど論理的は判断が出来なくなり、敗戦や大災害が起きて始めて目が覚める。そうなると「信仰」は180度転換した「信仰」になり、軍隊を無くせとか原発を無くせといった極端な方向に走ってしまう。戦争をすれば負けることもあるとか、原発も海岸沿いの低地に作れば津波でやられるといったことは想定外にされてしまう。

軍隊には参謀本部といったシンクタンクがあり様々な想定を常に策定しているはずだった。原発も経済産業省の保安院や安全委員会が安全について監視しているはずだった。しかし軍部も経済産業省も「神話」が出来てしまって「信仰」になってしまうと、某宗教団体のようにサリンをばら撒くような狂気的な行動を取るようになってしまう。

「信仰」が崩れると教祖から犯罪者となり、日本陸海軍も英雄から売国奴になって裁かれることになる。なぜ日本人はこのように思考が停止して極端から極端な行動に走るのか分かりませんが、神経が繊細すぎて大きな災害に耐えることが出来ない精神構造なのだろうか? 戦争の負けたらどのように国家を再建するかまで考えておくべきであり、原発が爆発してしまったらどうするかまで対策を考えるべきだった。

日本にはこのような事を考えるシンクタンクが無く、軍の参謀本部も原子力安全保安院も機能しなかった。エリート中のエリートが集まっているはずの組織が機能しないのはどうしてなのだろうか? それは日本のエリートには謙虚さが無く「負ける」と言うのはタブーであり、「事故」もタブーだから外部には知れないように隠すことが仕事になってしまう。

現在の霞ヶ関も同じような「神話」や「信仰」が支配するようになってしまって、公務員は「仕事」から「身分」になってしまったようだ。公務員と言う「身分」になれば民間給与の倍の給与がもらえて天下り先まで用意されて、渡り歩けば億単位の退職金がもらえる。こんな事をしていれば国家財政は破綻するのは当たり前ですが、実際に破綻するまで目が覚めないのだろう。ギリシャは公務員か数が多すぎて待遇が良すぎて破綻したのだ。

民主党政権は公務員制度改革を公約して賃金二割りカットや天下り廃止などマニフェストに掲げて政権を取った。しかしやっていることは消費税の増税であり福祉政策は全て切り捨てるようだ。その原因は霞ヶ関が国家の主権者であり「霞ヶ関神話」や「霞ヶ関信仰」が一人歩きをしているからだ。国会は「軍部」や「東京電力」に無力だったように、「霞ヶ関」にも無力なのだ。

憲法上は「国会」が国権の最高機関であり、「霞ヶ関」は単なる行政機関に過ぎない。にも拘らずシロアリ官僚が国家予算にたかって赤字財政にしている。だからシロアリ官僚たちはもっと税収を上げようと野田総理大臣に消費税増税を命じていますが、戦前の軍部と議会の関係に似ている。そんな事をすれば国会議員も選挙で負けると分かっていても「霞ヶ関」には逆らえないようだ。

そのような時に倒幕の狼煙を上げたのが大阪の橋下市長であり、東京では勝海舟のような石原都知事がエールを送っている。大阪で大阪都構想がまとまれば大改革が行なわれて地方分権が行なわれて、「霞ヶ関」は解体される。ハローワークには首になった公務員が行列を作って職探しをするようになるだろう。つまり日本は中央集権国家から地方分権国家となり、中央政府は外交と防衛を管轄するだけになる。

終戦直後は国土も荒廃してインフラも壊滅的だったから、中央集権国家として国土整備が行なわれてきましたが、戦後も70年近くともなるとインフラ整備も終わり中央政府と地方との二重行政の弊害が目立つようになり、国土交通省とか農水省などは地方に分権したほうがいいのだろう。橋下市長の大阪都構想は地方分権の先駆けであり、橋下市長の取り組んでいる事は「霞ヶ関」にとっては破壊的革命的なことだ。

 

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コメント
 
01. 2012年6月14日 12:15:05 : pphEUA8yso
例の通り、ハシシタ徹のヨイショブログか?
二万%嘘つきの彼に信用・信頼無用。

02. 2012年6月14日 14:05:13 : FQuprmjf0A
「原発安全神話が出来た」自然に出来たような書き方。これはとんでもない認識の違い。

原発安全神話は事実を捻じ曲げ反対派を排除・弾圧し賛成派を利権で誘導し巨額の宣伝広告費、政府広報費を使い体制を固めて強引に作ったものだ。山本清治はお花畑の頭の構造か。

橋下市長に対する見方も同様だ。


03. 2012年6月14日 15:28:51 : ANxH2VnfKc
日本切り売りの道州制を万歳する糞ブログ。

「倒幕の狼煙を上げたのが大阪の橋下市長」「勝海舟のような石原都知事」

どこがだよ。ギャグで言っているのか?日本をアメリカに売り飛ばしたいんだろう!
橋下が総理になれば「霞ヶ関」が解体されるが、「経団連」をはじめとする財界の守銭奴どもがさらにのさばる。こいつの視点には国民生活というものがない。


04. 2012年6月14日 16:53:06 : PgGEzDs2v2
■ 橋下は

 も〜ダメよ !

 原発で とちった

 と言うより 

 馬脚を 現した !

 ま〜 せいぜい がんばんな


05. 2012年6月14日 19:15:30 : iu2spUhqSs
ハシシタ君のシンクタンクはマッキンゼーだよね。
確かに着地点は間違えない。
売国予備軍だ。

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